(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022075612
(43)【公開日】2022-05-18
(54)【発明の名称】コンテンツを推薦する方法とシステム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20220511BHJP
【FI】
G06Q30/02 398
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021180090
(22)【出願日】2021-11-04
(31)【優先権主張番号】10-2020-0147290
(32)【優先日】2020-11-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】321003371
【氏名又は名称】LINE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003199
【氏名又は名称】弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】スン ユンル
(72)【発明者】
【氏名】チャン チャンユエン
(72)【発明者】
【氏名】ワン ジュンウェイ
(72)【発明者】
【氏名】リャオ リーウェン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】 (修正有)
【課題】チャットボットを利用してコンテンツを推薦する方法。システム、コンピュータ装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】コンテンツ推薦方法において、チャットルームでのユーザの活動に基づいてチャットルームにチャットボットを呼び出す段階、チャットボットを通じてユーザのインタラクションに対応するコンテンツを提供する段階及びコンテンツと関連する追加コンテンツを推薦する段階を含む。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ装置であって、
メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
チャットルームでのユーザの活動に基づいて前記チャットルームにチャットボットを呼び出すチャットボット呼出部、
前記チャットボットを通じて前記ユーザのインタラクションに対応するコンテンツを提供するコンテンツ提供部、および
前記コンテンツと関連する追加コンテンツを推薦するコンテンツ推薦部
を含む、コンピュータ装置。
【請求項2】
前記チャットボット呼出部は、
前記チャットルームにおいて前記ユーザからチャットボットトリガーのためのキーワードが入力された場合またはメニューが選択された場合に、前記チャットボットを呼び出すこと
を特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ装置。
【請求項3】
前記チャットボット呼出部は、
前記チャットルームで前記ユーザが作成したメッセージの内容またはパターンの少なくともいずれかを分析した結果に基づいて、前記チャットボットを呼び出すこと
を特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ装置。
【請求項4】
前記コンテンツ提供部は、
タロットカードを利用した運勢情報を提供する前記チャットボットを通じて、前記ユーザが直接選択したタロットカードまたは前記ユーザの要求にしたがってランダムに選択されたタロットカードに応じて前記ユーザの運勢情報を提供すること
を特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ装置。
【請求項5】
前記コンテンツ推薦部は、
前記追加コンテンツとして、前記ユーザの運勢情報とマッチングされた音楽を推薦すること
を特徴とする、請求項4に記載のコンピュータ装置。
【請求項6】
前記コンテンツ推薦部は、
前記チャットボットと連係する他のチャットボットを前記チャットルームに呼び出し、
前記他のチャットボットを通じて前記コンテンツとマッチングされた追加コンテンツを推薦すること
を特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ装置。
【請求項7】
前記コンテンツ推薦部は、
前記チャットボットに連係可能な複数の他のチャットボットのうちの少なくとも1つの他のチャットボットを選定すること
を特徴とする、請求項6に記載のコンピュータ装置。
【請求項8】
前記コンテンツ推薦部は、
前記コンテンツの類型、前記コンテンツに含まれた情報、チャットボットの人気度、または前記ユーザと関連する情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記チャットボットに連係可能な複数の他のチャットボットのうちから少なくとも1つの他のチャットボットを選定すること
を特徴とする、請求項6に記載のコンピュータ装置。
【請求項9】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記他のチャットボットを通じて前記追加コンテンツに対するユーザフィードバックとして入力された評価情報を収集するフィードバック収集部
をさらに含み、
前記ユーザフィードバックは、前記追加コンテンツの人気順位、または前記コンテンツと前記追加コンテンツとのマッチング点数を算出するために利用されること
を特徴とする、請求項6に記載のコンピュータ装置。
【請求項10】
コンピュータ装置が実行するコンテンツ推薦方法であって、
前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記コンテンツ推薦方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、チャットルームでのユーザの活動に基づいて前記チャットルームにチャットボットを呼び出す段階、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記チャットボットを通じて前記ユーザのインタラクションに対応するコンテンツを提供する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記コンテンツと関連する追加コンテンツを推薦する段階
を含む、コンテンツ推薦方法。
【請求項11】
請求項10に記載のコンテンツ推薦方法をコンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、コンテンツを推薦する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年は、インターネットなどの通信網の普及とアクセスの増加に伴い、インターネット上でユーザの関心事や位置などに基づいてコンテンツを推薦するサービスが活発に提供されている。
【0003】
さらに、データ通信を基盤とした双方向サービスの増加に伴い、リターンチャネルによるユーザの要求を反映した、ユーザカスタマイズ型コンテンツを提供するサービスが増えている。
【0004】
コンテンツを推薦する技術の一例として、特許文献1(公開日2015年3月9日)には、ユーザの特性情報に基づいて適合するコンテンツを推薦する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国公開特許第10-2015-0024465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
双方向コミュニケーションチャネルであるチャットボットを利用して、ユーザの現状に応じてカスタマイズ型コンテンツを推薦することを目的とする。
【0007】
チャットボットとの双方向インタラクションによってユーザに提供されたコンテンツに基づいて、追加コンテンツを推薦することを他の目的とする。
【0008】
ユーザの対話分析結果に基づいてチャットボットを自動でトリガーし、チャットボットを通じてコンテンツを推薦することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
コンピュータ装置が実行するコンテンツ推薦方法であって、前記コンピュータ装置は、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記コンテンツ推薦方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、チャットルームでのユーザの活動に基づいて前記チャットルームにチャットボットを呼び出す段階、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記チャットボットを通じて前記ユーザのインタラクションに対応するコンテンツを提供する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記コンテンツと関連する追加コンテンツを推薦する段階を含む、コンテンツ推薦方法を提供する。
【0010】
一側面によると、前記呼び出す段階は、前記チャットルームにおいて前記ユーザからチャットボットトリガーのためのキーワードが入力された場合またはメニューが選択された場合に、前記チャットボットを呼び出してよい。
【0011】
他の側面によると、前記呼び出す段階は、前記チャットルームで前記ユーザが作成したメッセージの内容またはパターンの少なくともいずれかを分析した結果に基づいて、前記チャットボットを呼び出してよい。
【0012】
また他の側面によると、前記提供する段階は、タロットカードを利用した運勢情報を提供する前記チャットボットを通じて、前記ユーザが直接選択したタロットカードまたは前記ユーザの要求によってランダムに選択されたタロットカードに応じて前記ユーザの運勢情報を提供してよい。
【0013】
また他の側面によると、前記推薦する段階は、前記追加コンテンツとして、前記ユーザの運勢情報とマッチングされた音楽を推薦してよい。
【0014】
また他の側面によると、前記推薦する段階は、前記チャットボットに連係された他のチャットボットを前記チャットルームに呼び出す段階、および前記他のチャットボットを通じて前記コンテンツとマッチングされた追加コンテンツを推薦する段階を含んでよい。
【0015】
また他の側面によると、前記他のチャットボットを前記チャットルームに呼び出す段階は、前記チャットボットに連係可能な複数の他のチャットボットのうちから少なくとも1つの他のチャットボットを選定する段階を含んでよい。
【0016】
また他の側面によると、前記他のチャットボットを前記チャットルームに呼び出す段階は、前記コンテンツの類型、前記コンテンツに含まれた情報、チャットボットの人気度、または前記ユーザと関連する情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記チャットボットに連係可能な複数の他のチャットボットのうちから少なくとも1つの他のチャットボットを選定する段階を含んでよい。
【0017】
また他の側面によると、前記コンテンツ推薦方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記他のチャットボットを通じて、前記追加コンテンツに対するユーザフィードバックとして入力された評価情報を収集する段階をさらに含んでよい。
【0018】
また他の側面によると、前記ユーザフィードバックは、前記追加コンテンツの人気順位、または前記コンテンツと前記追加コンテンツとのマッチング点数を算出するために利用されてよい。
【0019】
前記コンテンツ推薦方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される、コンピュータプログラムを提供する。
【0020】
コンピュータ装置であって、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、チャットルームでのユーザの活動に基づいて前記チャットルームにチャットボットを呼び出すチャットボット呼出部、前記チャットボットを通じて前記ユーザのインタラクションに対応するコンテンツを提供するコンテンツ提供部、および前記コンテンツと関連する追加コンテンツを推薦するコンテンツ推薦部を含む、コンピュータ装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
【
図2】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。
【
図3】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置のプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図である。
【
図4】本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することのできる方法の例を示したフローチャートである。
【
図5】本発明の一実施形態における、チャットボットを呼び出す過程を説明するための例示図である。
【
図6】本発明の一実施形態における、チャットボットを呼び出す過程を説明するための例示図である。
【
図7】本発明の一実施形態における、チャットボットを通じてコンテンツを提供する過程を説明するための例示図である。
【
図8】本発明の一実施形態における、チャットボットを通じてコンテンツを提供する過程を説明するための例示図である。
【
図9】本発明の一実施形態における、チャットボットを通じてコンテンツを提供する過程を説明するための例示図である。
【
図10】本発明の一実施形態における、チャットボットを通じてコンテンツを提供する過程を説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0023】
本発明の実施形態は、チャットルームにチャットボットを参加させ、チャットボットを利用してコンテンツを推薦する技術に関する。
【0024】
本明細書で具体的に開示される事項を含む実施形態は、チャットルーム内のチャットボットを利用して、ユーザの状況に応じてコンテンツを推薦することができる。
【0025】
本発明の実施形態に係るコンテンツ推薦システムは、少なくとも1つのコンピュータ装置によって実現されてよく、本発明の実施形態に係るコンテンツ推薦方法は、コンテンツ推薦システムに含まれる少なくとも1つのコンピュータ装置によって実行されてよい。このとき、コンピュータ装置においては、本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムがインストールされて実行されてよく、コンピュータ装置は、実行されたコンピュータプログラムの制御にしたがって本発明の実施形態に係るコンテンツ推薦方法を実行してよい。上述したコンピュータプログラムは、コンピュータ装置と結合してコンテンツ推薦方法をコンピュータに実行させるためにコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態における、ネットワーク環境の例を示した図である。
図1のネットワーク環境は、複数の電子機器110、120、130、140、複数のサーバ150、160、およびネットワーク170を含む例を示している。このような
図1は、発明の説明のための一例に過ぎず、電子機器の数やサーバの数が
図1のように限定されることはない。また、
図1のネットワーク環境は、本実施形態に適用可能な環境のうちの1つを説明するための一例に過ぎず、本実施形態に適用可能な環境が
図1のネットワーク環境に限定されることはない。
【0027】
複数の電子機器110、120、130、140は、コンピュータ装置によって実現される固定端末や移動端末であってよい。複数の電子機器110、120、130、140の例としては、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、PC(personal computer)、ノート型PC、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットなどがある。一例として、
図1では、電子機器110の例としてスマートフォンを示しているが、本発明の実施形態において、電子機器110は、実質的に無線または有線通信方式を利用し、ネットワーク170を介して他の電子機器120、130、140および/またはサーバ150、160と通信することのできる多様な物理的なコンピュータ装置のうちの1つを意味してよい。
【0028】
通信方式が限定されることはなく、ネットワーク170が含むことのできる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網)を利用する通信方式だけではなく、機器間の近距離無線通信が含まれてもよい。例えば、ネットワーク170は、PAN(personal area network)、LAN(local area network)、CAN(campus area network)、MAN(metropolitan area network)、WAN(wide area network)、BBN(broadband network)、インターネットなどのネットワークのうちの1つ以上の任意のネットワークを含んでよい。さらに、ネットワーク170は、バスネットワーク、スターネットワーク、リングネットワーク、メッシュネットワーク、スター-バスネットワーク、ツリーまたは階層的ネットワークなどを含むネットワークトポロジのうちの任意の1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されることはない。
【0029】
サーバ150、160それぞれは、複数の電子機器110、120、130、140とネットワーク170を介して通信して命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供する1つ以上のコンピュータ装置によって実現されてよい。例えば、サーバ150は、ネットワーク170を介して接続した複数の電子機器110、120、130、140にサービス(一例として、メッセンジャーサービス、コンテンツ提供サービス、検索サービス、ソーシャルネットワークサービス、地図サービス、翻訳サービス、金融サービスなど)を提供するシステムであってよい。
【0030】
図2は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置の例を示したブロック図である。上述した複数の電子機器110、120、130、140それぞれやサーバ150、160それぞれは、
図2に示すコンピュータ装置200によって実現されてよい。
【0031】
このようなコンピュータ装置200は、
図2に示すように、メモリ210、プロセッサ220、通信インタフェース230、および入力/出力インタフェース240を含んでよい。メモリ210は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ210とは区分される別の永続的記録装置としてコンピュータ装置200に含まれてもよい。また、メモリ210には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ210とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ210にロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース230を通じてメモリ210にロードされてもよい。例えば、ソフトウェア構成要素は、ネットワークを介して受信されるファイルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいてコンピュータ装置200のメモリ210にロードされてよい。
【0032】
プロセッサ220は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ210または通信インタフェース230によって、プロセッサ220に提供されてよい。例えば、プロセッサ220は、メモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0033】
通信インタフェース230は、ネットワーク170を介してコンピュータ装置200が他の装置(一例として、上述した記録装置)と互いに通信するための機能を提供してよい。一例として、コンピュータ装置200のプロセッサ220がメモリ210のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求や命令、データ、ファイルなどが、通信インタフェース230の制御にしたがってネットワーク170を介して他の装置に伝達されてよい。これとは逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイルなどが、ネットワーク170を経てコンピュータ装置200の通信インタフェース230を通じてコンピュータ装置200に受信されてよい。通信インタフェース230を通じて受信された信号や命令、データなどは、プロセッサ220やメモリ210に伝達されてよく、ファイルなどは、コンピュータ装置200がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0034】
入力/出力インタフェース240は、入力/出力装置250とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、マイク、キーボード、またはマウスなどの装置を、出力装置は、ディスプレイ、スピーカなどのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース240は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置250は、コンピュータ装置200と1つの装置として構成されてもよい。
【0035】
また、他の実施形態において、コンピュータ装置200は、
図2の構成要素よりも少ないか多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンピュータ装置200は、上述した入力/出力装置250のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバやデータベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0036】
以下では、チャットボットを利用してコンテンツを推薦する方法およびシステムの具体的な実施形態について説明する。
【0037】
図3は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置のプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示したブロック図であり、
図4は、本発明の一実施形態における、コンピュータ装置が実行することのできる方法の例を示したフローチャートである。
【0038】
本実施形態に係るコンピュータ装置200は、クライアントを対象に、クライアント上にインストールされた専用アプリケーションやコンピュータ装置200と関連するウェブ/モバイルサイトにアクセスすることによってコンテンツ推薦サービスを提供してよい。コンピュータ装置200には、コンピュータで実現されたコンテンツ推薦システムが構成されてよい。
【0039】
コンピュータ装置200のプロセッサ220は、
図4に係るコンテンツ推薦方法を実行するための構成要素として、
図3に示すように、チャットボット呼出部310、コンテンツ提供部320、コンテンツ推薦部330、およびフィードバック収集部340を含んでよい。実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、選択的にプロセッサ220に含まれても除外されてもよい。また、実施形態によって、プロセッサ220の構成要素は、プロセッサ220の機能の表現のために分離されても併合されてもよい。
【0040】
このようなプロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、
図3のコンテンツ推薦方法が含む段階410~440を実行するようにコンピュータ装置200を制御してよい。例えば、プロセッサ220およびプロセッサ220の構成要素は、メモリ210が含むオペレーティングシステムのコードと、少なくとも1つのプログラムのコードとによる命令を実行するように実現されてよい。
【0041】
ここで、プロセッサ220の構成要素は、コンピュータ装置200に記録されたプログラムコードが提供する命令にしたがってプロセッサ220によって実行される、互いに異なる機能の表現であってよい。例えば、コンピュータ装置200がチャットルームにチャットボットを呼び出すように上述した命令にしたがってコンピュータ装置200を制御するプロセッサ220の機能的表現として、チャットボット呼出部310が利用されてよい。
【0042】
プロセッサ220は、コンピュータ装置200の制御と関連する命令がロードされたメモリ210から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取られた命令は、プロセッサ220が以下で説明する段階410~440を実行するように制御するための命令を含んでよい。
【0043】
以下で説明する段階410~440は、
図4に示した順序とは異なるように実行されてもよいし、段階410~440のうちの一部が省略されたり追加の過程がさらに含まれたりしてもよい。
【0044】
図4を参照すると、段階410で、チャットボット呼出部310は、チャットルームでのユーザ活動に基づいて、コンテンツ推薦システムの公式アカウントのチャットボットを呼び出してよい。公式アカウントとは、メッセンジャー上で各種サービスやコンテンツを提供するボット形態のアカウントを意味するものであり、本実施形態における公式アカウントは、ユーザとのコミュニケーションが可能な双方向チャネルで構成されてよい。チャットボットとは、メッセンジャーで文字または音声などによってユーザと対話できるように実現されたチャットロボットプログラムを意味してよい。チャットボットのメッセージは、コンピュータ装置200またはコンピュータ装置200と電気的に連結する他のコンピュータ装置とのインターフェーシングによって決定されてよい。チャットボットのメッセージは、定められた応答ルールに基づくか、機械学習を利用して決定されてよい。チャットボット呼出部310は、チャットボット呼び出しイベントとして定められた条件を満たすユーザ活動がチャットルームで感知された場合、該当のチャットルームにチャットボットを呼び出してよい。一例として、チャットボット呼出部310は、ユーザがチャットボットトリガーのためのキーワードをチャットルームに入力した場合、チャットボットを呼び出して該当のチャットルームに参加させてよい。他の例として、チャットボット呼出部310は、チャットルーム内のメニューであるコンテンツ推薦システムの公式アカウントと関連するリッチメニューをユーザが選択した場合、該当のアカウントのチャットボットを呼び出して該当のチャットルームに参加させてよい。また他の例として、チャットボット呼出部310は、ユーザがチャットルームに入力した対話メッセージを分析した結果に基づいて、チャットボットを呼び出して該当のチャットルームに参加させてよい。例えば、チャットボット呼出部310は、ユーザが作成したメッセージの内容やパターンなどを分析した結果、悲しみや嫌いなどのような否定的な類型の感情が現れた場合、チャットボットを該当のチャットルームに自動でトリガーしてよい。または、朝に新たな対話が始まるときや、夢を主題とした対話が始まるときなどのように特定のパターンが感知された場合、チャットボットを該当のチャットルームに自動でトリガーしてよい。
【0045】
段階420で、コンテンツ提供部320は、チャットボットを通じてユーザのインタラクションに対応するコンテンツを提供してよい。一例として、チャットボット呼出部310は、チャットルームでのユーザ活動に基づいて、タロットを利用した運勢情報を提供する公式アカウントのボットをチャットルームに参加させてよく、これにより、コンテンツ提供部320は、ユーザとの双方向インタラクションが可能なように構成されたチャットボットメッセージを通じてタロットサービスを提供してよい。コンテンツ提供部320は、チャットボットメッセージに含まれたインタフェースを利用してユーザが直接選択したカードあるいはユーザの要求にしたがってランダムに選択されたカードに応じてユーザの運勢情報を提供してよい。したがって、コンテンツ提供部320は、チャットボットメッセージを利用して、ユーザとのコミュニケーションが可能なインタラクティブコンテンツを提供することができる。
【0046】
段階430で、コンテンツ推薦部330は、ユーザのインタラクションに対応するコンテンツに基づいて追加コンテンツを推薦してよい。コンテンツ推薦部330は、段階420で一次的に提供されたコンテンツと関連して、ユーザに追加コンテンツを提供してよい。一次コンテンツを提供するボットと推薦コンテンツを提供するボットは、同じ公式アカウントのボットであってもよいし、互いに連係する他の公式アカウントのボットであってもよい。例えば、コンテンツ推薦部330は、運勢情報を提供するチャットボットと連係可能な他の公式アカウントのボットを通じて、ユーザの運勢情報とマッチングされた音楽を推薦してよい。ユーザに提供された一次コンテンツが不運なメッセージを含んでいる場合、音楽推薦チャットボットは、ユーザを慰めるための音楽を推薦してよい。音楽の他にも、映画や図書はもちろん、ユーザの現状に合った推薦可能なコンテンツ、サービス、プロモーションなどを追加コンテンツとして提供してよい。コンテンツ推薦部330は、一次コンテンツに含まれた情報とマッチングされたコンテンツを推薦してよく、コンテンツ推薦ロジックは、コンテンツのメタデータを活用するなど、コンテンツのマッチングが可能な多様な情報を活用してよい。
【0047】
段階440で、フィードバック収集部340は、追加コンテンツに対するユーザの反応として、ユーザが入力したフィードバックを収集してよい。フィードバック収集部340は、追加コンテンツを提供する時点に、ユーザとのインタラクションが可能な形態のチャットボットメッセージでユーザフィードバックに対する要請を提供してよく、該当のチャットボットメッセージで入力されたユーザフィードバック(例えば、「Like」や「Dislike」など)を収集してよい。
【0048】
ユーザフィードバックは、追加コンテンツに対するユーザ反応として収集されるか、あるいは一次コンテンツと追加コンテンツで構成されたコンテンツセットに対するユーザ反応として収集されてよい。ユーザフィードバックは、コンテンツ推薦ロジックなどに反映されてよく、例えば、追加コンテンツの人気順位、あるいは一次コンテンツと追加コンテンツのマッチング点数を算出するために活用されてよい。
【0049】
本実施形態は、ユーザとのコミュニケーションが可能なチャットボットを利用して、ユーザの現状に合ったコンテンツを提供することができる。
【0050】
以下では、タロットを利用した運勢情報を提供するチャットボット(以下、「タロットチャットボット」とする)を例に挙げながら、具体的な実施形態について説明する。
【0051】
図5および
図6は、本発明の一実施形態における、チャットボットを呼び出す過程を説明するための例示図である。
図5および
図6は、ユーザが参加しているチャットルーム500の画面の例を示している。
【0052】
図5を参照すると、プロセッサ220は、チャットルーム500内でユーザが入力した対話メッセージ501にチャットボットトリガーのためのキーワードが含まれる場合、タロットチャットボット510を自動で呼び出してチャットルーム500に参加させてよい。プロセッサ220は、ユーザがチャットボットトリガーのためのキーワード、例えば、「運勢」あるいは「タロット」をチャットルーム500に直接入力した場合、タロットチャットボット510を招待して参加させてよい。
【0053】
他の例として、
図6を参照すると、プロセッサ220は、チャットルーム500で提供するリッチメニュー610から、ユーザがタロットチャットボットの公式アカウントを招待するためのメニュー611を選択した場合、タロットチャットボット510を呼び出してチャットルーム500に参加させてよい。
【0054】
チャットボットトリガーのためのキーワードやメニューを利用してタロットチャットボット510を呼び出す方式の他にも、チャットルーム500内のユーザの対話メッセージを分析した対話分析結果によってタロットチャットボット510を自動で呼び出す方式も実現可能である。
【0055】
プロセッサ220は、チャットルーム500内でユーザが作成したメッセージの内容やパターンなどを分析した結果、ユーザの対話に特定の類型の感情や夢占い、予言などと関連する関心事が示された場合、タロットチャットボット510を自動で呼び出してチャットルーム500に参加させてよい。
【0056】
タロットチャットボット510を通じて提供するメッセージ、すなわち、チャットボットメッセージは、ユーザとのコミュニケーションのために、CompositeContentタイプのタイトル(title)、説明(description)、要素リスト(element list)、ボタン(button)要素などを活用してユーザとインタラクション可能なメッセージタイプで構成される。
【0057】
図7~10は、本発明の一実施形態における、チャットボットを利用してコンテンツを提供する過程を説明するための例示図である。
【0058】
図7を参照すると、プロセッサ220は、チャットルーム500にタロットチャットボット510を参加させた後、タロットチャットボット510を通じてタロットカードを選択するための「カードを選ぶ」UI711を含むチャットボットメッセージ710を構成して提供してよい。
【0059】
プロセッサ220は、チャットボットメッセージ710を通じてユーザがタロットカードを直接選択するためのインタフェース、またはユーザの要求にしたがってタロットカードがランダムに選択されるようにするためのインタフェースを提供してよい。
【0060】
プロセッサ220は、タロットチャットボット510を通じて、「カード選択」UI711を利用したユーザのインタラクションに対応するコンテンツ720を提供してよい。このとき、コンテンツ720は、ユーザのインタラクションによって選択されたタロットカードの意味を解釈した情報がユーザの運勢情報として構成されてよい。
【0061】
図8を参照すると、プロセッサ220は、タロットチャットボット510を通じてユーザのインタラクションに対応するコンテンツ720を提供した後、タロットチャットボット510に連係された他の公式アカウントのチャットボット、例えば、音楽チャットボット810を自動で呼び出してチャットルーム500に参加させてよい。
【0062】
プロセッサ220は、コンテンツ720と関連する追加コンテンツの一例として音楽を提供するために、音楽チャットボット810をチャットルーム500に参加させてよい。プロセッサ220は、チャットルーム500に音楽チャットボット810を参加させた後、音楽チャットボット810を通じて音楽推薦を要求するための「おすすめの音楽」UI831を含むチャットボットメッセージ830を提供してよい。
【0063】
プロセッサ220は、ユーザが「おすすめの音楽」UI831を利用して音楽推薦を要求した場合、
図9に示すように、コンテンツ720と関連する追加コンテンツとして音楽コンテンツ940を提供してよい。このとき、プロセッサ220は、ユーザの運勢情報として提供されたコンテンツ720と関連して、該当のコンテンツ720とマッチングされた音楽コンテンツ940を推薦してよい。このとき、マッチングされた音楽コンテンツ940は、運勢情報として提供されたコンテンツ720に応じて決定されたものであってよい。また、音楽コンテンツ940は、運勢情報として提供されたコンテンツ720とともに、ユーザのプロフィール情報(年齢、地域など)、ユーザの関心事情報、ユーザの選好度情報、ユーザの利用履歴情報などのようなユーザ情報に基づいて決定されてよい。
【0064】
プロセッサ220は、コンテンツ720と関連して追加コンテンツとして提供された音楽コンテンツ940に対するユーザフィードバックとして、ユーザが入力した評価情報を収集してよい。
【0065】
図10を参照すると、プロセッサ220は、音楽チャットボット810を通じてコンテンツ720とマッチングされた音楽コンテンツ940を提供した後、音楽コンテンツ940に対するユーザ反応がフィードバックされるようにするための評価UIを音楽チャットボット810のチャットボットメッセージ1050で構成して提供してよい。
【0066】
例えば、
図10に示すように、評価UIは、肯定的な評価を入力するためのボタン1051と、否定的な評価を入力するためのボタン1052を含んでよい。図には示していないが、「他のおすすめの音楽」UIを含ませて、推薦された音楽コンテンツのリストが更新されるようにすることにより、ユーザ反応が間接的にフィードバックされるようにしてもよい。このように受信したユーザフィードバックは、以後、ユーザおよび/または他のユーザへの音楽コンテンツの推薦に活用されてよい。
【0067】
以上のように、プロセッサ220は、タロットチャットボット510を通じてユーザの運勢情報を一次コンテンツとして提供した後、音楽チャットボット810を追加で連係することで、ユーザの運勢情報とマッチングされた音楽コンテンツを推薦することができる。
【0068】
上述では、タロットチャットボット510と音楽チャットボット810が連係され、ユーザの運勢情報を基盤として音楽を推薦することについて説明したが、これに限定されてはならない。
【0069】
プロセッサ220は、追加コンテンツとして、映画、図書、宝くじ、ゲームなどの多様なコンテンツを推薦してよく、一次コンテンツの類型、一次コンテンツに含まれた情報、チャットボットの人気度、ユーザ情報(プロフィール、関心事など)などを考慮した上でチャットボットを自動で選定してよい。
【0070】
プロセッサ220は、追加コンテンツを推薦するためのチャットボットとして1つのチャットボットを固定的に利用してよいが、実施形態によっては、複数のチャットボットのうちの1つ以上のチャットボットが利用されてよい。例えば、タロットチャットボット510に連係させて、音楽チャットボット810、映画チャットボット、ゲームチャットボットが提供されてよい。
【0071】
プロセッサ220は、タロットチャットボット510に対し、ユーザに応じて異なるチャットボットを連係させてよい。ユーザによってタロットチャットボット510に連係されるチャットボットが異なる場合、運勢情報とマッチングされて追加で提供される推薦コンテンツも異なってよい。
【0072】
追加コンテンツを推薦するためのチャットボットは、自動選定方式の他にも、ユーザが直接選択したチャットボットが設定されることも可能である。一実施形態によると、タロットチャットボット510によって一次コンテンツが提供されるときに、タロットチャットボット510への連係が可能な複数のチャットボットに対するチャットボットリストが提供されてよい。提供されるチャットボットリストからユーザの選択によって1つ以上のチャットボット(例えば、音楽チャットボットおよび映画チャットボット)が連係されると、一次コンテンツ(例えば、運勢情報)を基盤とした推薦コンテンツ(例えば、推薦音楽と映画)が提供されてよい。
【0073】
このように、本発明の実施形態によると、双方向コミュニケーションチャネルであるチャットボットを利用して、ユーザの現状に応じたカスタマイズ型コンテンツを推薦することができる。また、本発明の実施形態によると、チャットボットとの双方向インタラクションによってユーザに一次コンテンツを提供することができ、一次コンテンツと関連して、該当のコンテンツとマッチングされた追加コンテンツを推薦することができる。
【0074】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0075】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0076】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータ実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0077】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0078】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0079】
110、120、130、140:電子機器
150、160:サーバ
170:ネットワーク
200:コンピュータ装置
210:メモリ
220:プロセッサ
230:通信インタフェース
240:入力/出力インタフェース
250:入力/出力装置
310:チャットボット呼出部
320:コンテンツ提供部
330:コンテンツ推薦部
340:フィードバック収集部