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  • 特開-ストレーナとオイルパンとの接続構造 図1
  • 特開-ストレーナとオイルパンとの接続構造 図2
  • 特開-ストレーナとオイルパンとの接続構造 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022075633
(43)【公開日】2022-05-18
(54)【発明の名称】ストレーナとオイルパンとの接続構造
(51)【国際特許分類】
   F01M 11/00 20060101AFI20220511BHJP
   F01M 11/03 20060101ALI20220511BHJP
【FI】
F01M11/00 R
F01M11/00 D
F01M11/00 L
F01M11/00 T
F01M11/03 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021180779
(22)【出願日】2021-11-05
(31)【優先権主張番号】202022549098.X
(32)【優先日】2020-11-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】506292974
【氏名又は名称】マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】MAHLE International GmbH
【住所又は居所原語表記】Pragstrasse 26-46, D-70376 Stuttgart, Germany
(71)【出願人】
【識別番号】521485715
【氏名又は名称】マーレ オートモーティブ テクノロジーズ (チャイナ) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ツァイ ジーチョン
【テーマコード(参考)】
3G015
【Fターム(参考)】
3G015BB09
3G015BB11
3G015BB12
3G015BH02
3G015CA07
3G015DA06
3G015DA07
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ストレーナとオイルパンとの間における信頼性のある接続を達成する。
【解決手段】オイルチャンネルが設けられたオイルパンと、ストレーナと、を備え、ストレーナがオイルチャンネルに連通するように、ストレーナの少なくとも両端部が、ねじによってオイルパンに固定接続されている、ストレーナとオイルパンとの接続構造を、提供する。上記技術的解決手段によれば、ストレーナの両端部は、ボルトによってオイルパンに接続されており、したがって、それらの間における信頼性のある接続を達成する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オイルパンと、ストレーナと、を備え、
前記オイルパンには、オイルチャンネルが設けられており、
前記ストレーナは、その出口端部及び入口端部に第1フランジ及び第2フランジがそれぞれ設けられており、
前記ストレーナは、前記第1フランジ及び前記第2フランジによって前記オイルパンに接続されており、
前記ストレーナが前記オイルチャンネルに連通するように、前記第1フランジ及び前記第2フランジの両方は、ボルトを介して前記オイルパンに固定接続されている、ことを特徴とするストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項2】
前記第1フランジは、前記オイルチャンネルの開口部に取り付けられており、
前記第1フランジと前記オイルチャンネルの前記開口部との間には、シールリングが配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項3】
前記オイルパンの底部には、前記ボルトに対応するねじ付き座部が設けられており、
前記第1フランジ及び前記第2フランジは、前記ボルトと前記ねじ付き座部との間における係合接続によって、前記オイルパンの前記底部に接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項4】
前記オイルパンは、異なる深さを有する深部及び浅部を含み、
前記オイルパンがエンジンに取り付けられた場合に、前記深部の底部は、前記浅部の底部よりも低く、
前記ストレーナの両端部は、前記深部の前記底部及び前記浅部の前記底部にそれぞれ接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項5】
前記ストレーナは、ダクト体と、徐々にフレアするトランペットの形状に形成され且つ前記ダクト体の入口端部に接続されたフレア部と、有し、
前記フレア部は、前記深部に配置されている、ことを特徴とする請求項4に記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項6】
前記ストレーナは、ダクト体と、前記ダクト体を囲み且つ前記オイルパンに固定接続されたダクトクランプと、を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項7】
前記ダクト体には、エンジンにおける様々なパーツと前記ストレーナとの間における干渉を回避するための引込凹部が、設けられている、ことを特徴とする請求項6に記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項8】
前記オイルパンの前記ねじ付き座部には、予め埋められたナットが設けられており、
前記オイルパン及び前記ストレーナは、前記ナットと前記ボルトとの係合を介して互いに固定接続されている、ことを特徴とする請求項3に記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【請求項9】
前記オイルパンは、プラスチック製であり、
前記ストレーナは、金属製である、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載のストレーナとオイルパンとの接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、自動車部品の分野、特にストレーナとオイルパンとの接続構造に、関する。
【背景技術】
【0002】
近年、自動車の省エネルギー及びエミッション低減に対する要求がますます厳しくなる中、エンジンは、軽量化に向かって発展傾向にある。軽量エンジンは、高いパワー及びトルクの出力、並びに、低い二酸化炭素排出の両方を、必要とする。
【0003】
既存のエンジンに対して、金属製のオイルパンに代えてエンジニアリングプラスチック製のオイルパンを用いることで、かなりの重量低減をもたらすことができる。2つの材料間の密度差は、約5倍である。エンジニアリングプラスチック製のオイルパンは、エンジンの軽量化に、特に中及び大型のエンジンに対して、重要な貢献をしている。
【0004】
図1は、オイルパン10及びストレーナ20を備えた従来技術に係るオイルパンアセンブリを示しており、これらの両方は、プラスチック製である。オイルパン10及びストレーナ20は、閉じたパイプラインを形成するために、高周波振動摩擦溶接によって、固定接続されている。オイルポンプが作動すると、オイルパン10に貯蔵されたオイルは、ストレーナ20を介してエンジン本体に吸引される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
既存のオイルパンアセンブリの欠点は、以下を含む。
【0006】
(1)大型化によりストレーナ20が変形しやすくなり、ストレーナ20とオイルパン10との間における溶接不良を招くおそれがあり、また、エンジンが作動しているときに、ストレーナ20及びオイルパン10にはクラックが生じやすくなり、エンジンのオイル供給が不足し、エンジンの寿命が低下する。
【0007】
(2)ストレーナ20が故障して漏れた場合、ストレーナとオイルパンとの溶接接続のため、ストレーナ20を別個に交換することができない。すなわち、唯一の解決手段は、オイルパンアセンブリ全体を交換することであり、その結果、メンテナンスコストが高くなる。
【0008】
本開示の目的は、ストレーナとオイルパンとの接続構造を提供して、それらの間における信頼性のある接続を達成することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、オイルパンと、ストレーナと、を備え、前記オイルパンには、オイルチャンネルが設けられており、前記ストレーナは、その出口端部及び入口端部に第1フランジ及び第2フランジがそれぞれ設けられており、前記ストレーナは、前記第1フランジ及び前記第2フランジによって前記オイルパンに接続されており、前記ストレーナが前記オイルチャンネルに連通するように、前記第1フランジ及び前記第2フランジの両方は、ボルトを介して前記オイルパンに固定接続されている、ことを特徴とするストレーナとオイルパンとの接続構造を、提供する。
【0010】
好ましくは、前記第1フランジは、前記オイルチャンネルの開口部に取り付けられており、前記第1フランジと前記オイルチャンネルの前記開口部との間には、シールリングが配置されている。
【0011】
好ましくは、前記オイルパンの底部には、前記ボルトに対応するねじ付き座部(threaded seat)が設けられており、前記第1フランジ及び前記第2フランジは、前記ボルトと前記ねじ付き座部との間における係合接続によって、前記オイルパンの前記底部に接続されている。
【0012】
好ましくは、前記オイルパンは、異なる深さを有する深部及び浅部を含み、前記オイルパンがエンジンに取り付けられた場合に、前記深部の底部は、前記浅部の底部よりも低く、前記ストレーナの両端部は、前記深部の前記底部及び前記浅部の前記底部にそれぞれ接続されている。
【0013】
好ましくは、前記ストレーナは、ダクト体と、徐々にフレアするトランペットの形状(shape of a gradually flaring trumpet)に形成され且つ前記ダクト体の入口端部に接続されたフレア部と、有し、前記フレア部は、前記深部に配置されている。
【0014】
好ましくは、前記ストレーナは、ダクト体と、前記ダクト体を囲み(surrounds)且つ前記オイルパンに固定接続されたダクトクランプと、を有する。
【0015】
好ましくは、前記ダクト体には、エンジンにおける様々なパーツと前記ストレーナとの間における干渉を回避するための引込凹部(retracting recess)が、設けられている。
【0016】
好ましくは、前記オイルパンの前記ねじ付き座部には、予め埋められた(pre-embedded)ナットが設けられており、前記オイルパン及び前記ストレーナは、前記ナットと前記ボルトとの係合を介して互いに固定接続されている。
【0017】
好ましくは、前記オイルパンは、プラスチック製であり、前記ストレーナは、金属製である。
【0018】
上記技術的解決手段によれば、ストレーナの両端部は、ボルトによってオイルパンに接続されており、したがって、それらの間における信頼性のある接続を達成する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、従来技術に係るストレーナとオイルパンとの接続構造の分解図を示す。
図2図2は、本開示の一実施形態に係るストレーナとオイルパンとの接続構造の分解図を示す。
図3図3は、本開示の一実施形態に係るストレーナとオイルパンとの接続構造におけるストレーナの概略構造図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本開示の上記の目的、特徴及び利点をより明確に示すために、本開示の実施形態を、図面を参照しながらこのセクションで説明する。本開示は、このセクションで説明される様々な実施形態を除いて、他の異なる方法で実施されてもよい。当業者は、本開示の精神から逸脱することなく、対応する改良、修正及び置換を行ってもよく、したがって、本開示は、このセクションで開示される特定の実施形態によって限定されない。本開示の保護の範囲は、請求項に従うものとする。
【0021】
本開示は、図2及び図3に示すように、ボルト3によって固定接続された、オイルパン1及びストレーナ2を備える、ストレーナとオイルパンとの接続構造を、提供する。
【0022】
(オイルパン)
図2に示すように、オイルパン1は、プラスチック製である。金属製のオイルパンに比較して、プラスチック製のオイルパン1は、軽量であるという利点を有し、エンジンの重量低減に有益であり、エンジンの軽量化の要求に適合する。プラスチック製のオイルパン1は、エンジンの軽量化に、特に中及び大型のエンジンに対して、重要な貢献をしている。
【0023】
本開示に係るオイルパンはプラスチック製であるけれども、オイルパンに金属補強材などの補強材が局所的に埋め込まれていること、若しくは、例えば後述するようにオイルパンの底部にナットが予め埋め込まれていること、又は、補強繊維などがプラスチックに含まれていることは、除外されないことが、理解される。本開示では、金属製のオイルパンとは対照的に、プラスチック製のオイルパンが提案されており、その主材料がプラスチックである限り、オイルパンは、プラスチック製であるとして認識されることができる。
【0024】
オイルパン1は、異なる深さを有する深部11及び浅部12を、含む。エンジンに取り付けられたオイルパン1の場合、深部11の底部は、浅部12の底部よりも低く、その結果、オイルパン1におけるオイルは、重力によって、オイルパン1の深部11に、収集され得る。
【0025】
オイルパン1にはオイルチャンネル13が、設けられている。オイルチャンネル13の一端部は、浅部12の底部に配置されて、ストレーナ2に接続されている。オイルチャンネル13は、ストレーナ2に連通する。オイルチャンネル13の他端部は、オイルパン1の開口部に配置されてもよく、オイルポンプに接続されている。オイルチャンネル13は、オイルパン1と一体形成されてもよい。
【0026】
エンジンに取り付けられたオイルパン1の場合、オイルポンプは、深部11のオイルを、潤滑のために、ストレーナ2及びオイルチャンネル13を介して、エンジン本体の位置に、吸引し得る。
【0027】
オイルパン1の底部には、ねじ付き座部31が設けられている。例えば、ねじ付き座部31には、予め埋め込まれたナットが設けられてもよい。ストレーナ2とオイルパン1とは、ナットとボルト3との係合によって、互いに固定接続されている。
【0028】
(ストレーナ)
図2及び図3に示すように、ストレーナ2は、第1フランジ21と、第2フランジ22と、ダクト体23と、ダクトクランプ24と、フレア部25と、を有する。ストレーナ2は、出口端部と入口端部と、を含む。ストレーナ2の両端部は、深部11の底部及び浅部12の底部に、ボルト3によってそれぞれ接続されている。ストレーナ2の出口端部は、浅部12に配置されており、ストレーナ2の入口端部は、深部11に配置されている。
【0029】
ダクト体23の少なくとも一端部には、オイル中の不純物を濾過するためのフィルタスクリーンが、設けられている。フレア部25は、ダクト体23の入口端部に、接続されている。フレア部25は、徐々にフレアするトランペットの形状に形成されており、オイルを吸引するために用いられる。
【0030】
第1フランジ21及び第2フランジ22は、ダクト体23の両端部に、接続されている。例えば、第2フランジ22は、フレア部25が配置されたダクト体23の一端部(ストレーナ2の入口端部)に接続されており、第1フランジ21は、フレア部25から離れたダクト体23の一端部(ストレーナ2の出口端部)に接続されている。第1フランジ21は、矩形(略矩形を含む)であってもよく、矩形の四隅に配置された4つの取付穴が設けられてもよい。第2フランジ22には、2つの取付穴が設けられてもよい。
【0031】
ボルト3は、第1フランジ21及び第2フランジ22の取付穴を通り、オイルパン1の底部におけるナットにねじ込まれ、その結果、ストレーナ2の両端部は、オイルパン1に固定接続される。接続は、安全且つ信頼性があり、したがって、振動によって生じるストレーナ2の異音が、回避される。
【0032】
ダクトクランプ24は、ダクト体23の中央に配置されてもよく、ダクト体23を取り囲む。ダクトクランプ24は、ストレーナ2がオイルパン1にさらに固定されるように、ボルト3によって、オイルパン1のねじ付き座部31に固定接続されており、したがって、振動により生じるストレーナ2の異音が、回避される。ダクトクランプ24は、ダクト体23を溶接せずにスリーブしており、このことは、ストレーナ2をオイルパン1に固定するときの調整のために、便利である。1つ又はそれ以上のダクトクランプ24が、あってもよい。
【0033】
第1フランジ21は、オイルチャンネル13の開口部に取り付けられており、第1フランジ21とオイルチャンネル13の開口部との間には、シールリング4が、シールのために配置されている。シールリング4の材料は、オイルパンにおける雰囲気に対して適し且つ低コストである、エチレンアクリレートゴム(AEM)などの、ゴムでもよい。
【0034】
さらに、ダクト体23には、引込凹部26が設けられてもよい。引込凹部26は、ダクト体23の上部に配置され得、すなわち、ダクト体23を通過するオイルが影響され得ないとともに、エンジンにおける他のパーツとダクト体23との間の干渉をも回避し得る。
【0035】
ダクト体23は、引込凹部26を形成するために、外面上で部分的にフラットにされてもよい。具体的には、先ず、ダクト体23を曲げることができ、次に、高圧の液体をダクトに充填し、ダクトの外面上においてダイでフラットにすることによって、引込凹部26が、形成される。
【0036】
ストレーナ2は、金属製である。例えば、ストレーナ2は、塩水噴霧試験の検査要件に合格し得るように、ステンレス鋼製又は電気メッキされた炭素鋼製でもよい。
【0037】
本開示に係る金属製のストレーナは、ストレーナのダクト体が主に金属製である限り、非金属材料製のコーティングを有するストレーナ、非金属材料製のフィルタと一体化されたストレーナ、又は非金属材料製のダクトクランプ等の付属品と一体化されたストレーナを、除外しないことが、理解される。
【0038】
ストレーナ2は、金属製であって、ボルト3によって、プラスチック製のオイルパン1に固定接続されており、その結果、オイルパンアセンブリは、軽い重量を有し、ストレーナ2及びオイルパン1の両方のためにプラスチックパーツが使用された場合に生じ得る溶接不良が、回避され得る。ストレーナ2が故障して漏れた場合、オイルパンアセンブリ全体を交換することなく、ストレーナ2のみを交換することが可能となり、したがって、メンテナンスコストを低減することができる。
【0039】
プラスチック製のオイルパンとプラスチック製のストレーナとがボルトによって接続されると、エンジンによって発生する高温のために、プラスチックパーツが約90~100℃の温度に到達すると、プラスチックパーツがクリープしやすくなり、それらの間における接続故障につながりやすくなることが、理解される。
【0040】
本開示は上記実施形態を参照して詳細に説明されたが、本開示が本明細書に記載された実施形態に限定されないことは、当業者にとって明らかであろう。本開示は、特許請求の範囲によって定義される本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、修正された実施形態として、修正されて実装されてもよい。したがって、この明細書における説明は、例示の目的のためにあり、本開示に対して、いかなる限定的な意味を有するものではない。
【符号の説明】
【0041】
10 オイルパン
20 ストレーナ
1 オイルパン
11 深部
12 浅部
13 オイルチャンネル
2 ストレーナ
21 第1フランジ
22 第2フランジ
23 ダクト体
24 ダクトクランプ
25 フレア部
26 引込凹部
3 ボルト
31 ねじ付き座部
4 シールリング
図1
図2
図3
【外国語明細書】