(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022076028
(43)【公開日】2022-05-19
(54)【発明の名称】廃棄物収納容器
(51)【国際特許分類】
B65F 1/16 20060101AFI20220512BHJP
B09B 1/00 20060101ALI20220512BHJP
【FI】
B65F1/16
B09B1/00 G
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020186213
(22)【出願日】2020-11-07
(71)【出願人】
【識別番号】720009583
【氏名又は名称】北口 暢哉
(72)【発明者】
【氏名】北口 暢哉
(72)【発明者】
【氏名】北口 晴美
【テーマコード(参考)】
3E023
4D004
【Fターム(参考)】
3E023MA04
3E023MB01
4D004AA03
4D004AA06
4D004AB01
4D004AC01
(57)【要約】 (修正有)
【課題】悪臭を放つ廃棄物を収納容器に格納する際に、廃棄物収納容器内の悪臭が室内に広がらない廃棄物収納容器を提供する。
【解決手段】廃棄物収納容器を廃棄物蓄積室2と前室1の二室構造とし、廃棄物蓄積室内の空気が部屋の空気と直接触れないように、前室上部の廃棄物投入蓋3が開となっているときは、前室底部の廃棄物落下蓋が閉となり、投入蓋が閉となってから落下蓋が開となって廃棄物が廃棄物蓄積室に落下し、廃棄物が落下後に落下蓋が閉となる構造により、廃棄物蓄積室内の空気が部屋に漏れることがなくなる廃棄物収納容器。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
前室と、それに連接される廃棄物蓄積室の少なくとも2室を有する廃棄物収納容器であって、前室は外部から廃棄物を投入する投入蓋を有し、前室底部には前室にいったん貯留した廃棄物を廃棄物蓄積室に落下させる落下蓋を設け、投入蓋が開となっている間は落下蓋が閉まり、投入蓋が閉となった後に落下蓋が開く構造を有し、落下蓋が開いて廃棄物が落下した後に落下蓋が再び閉となる廃棄物収納容器。
【請求項2】
投入蓋と落下蓋が弾性体で結合されている請求項1に記載の廃棄物収納容器。
【請求項3】
該弾性体がバネまたはゴム性物質である請求項2に記載の廃棄物収納容器。
【請求項4】
落下蓋が、投入された廃棄物の重量で開く請求項1から3に記載の廃棄物収納容器。
【請求項5】
落下蓋の開閉補助機構として、ネジリバネ、トーションバネ、およびキックバネから成る群から選ばれる少なくとも一つのバネが設置されている請求項1から4に記載の廃棄物収納容器
【請求項6】
落下蓋上の廃棄物を廃棄物蓄積室に落下させる補助機構として、落下蓋押出具が前室に設置されている請求項1から5に記載の廃棄物収納容器。
【請求項7】
前室が、可撓性を有しない素材からなる請求項1から6に記載の廃棄物収納容器。
【請求項8】
前室が、可撓性を有する素材からなる請求項1から6に記載の廃棄物収納容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生ゴミや紙おむつなどの悪臭を放つ廃棄物の廃棄物収納容器に関するものである。とくに、廃棄物収納容器の蓋を開ける際に、溜まっている有臭廃棄物からの臭いが、廃棄物収納容器設置室内に拡散することを軽減する機構を備えた廃棄物収納容器に関する。
【背景技術】
【0002】
生ゴミや使用済み紙おむつなどの有臭廃棄物は、ポリエチレン袋などに密閉したつもりでも、廃棄物収納容器の中で悪臭を放ち、新しい有臭廃棄物を廃棄物収納容器に収納する際に、収納容器の蓋を開けると、悪臭が廃棄者を不快にするのみならず、廃棄物収納容器を設置している室内にただよい、その室内の全員が不快になることが多い。特に腐敗が進む梅雨時から夏場にかけては、悪臭が強くなる。
【0003】
有臭廃棄物収納容器の悪臭を解決するために、特許文献1には、収納容器に排気装置を設置することが記載されている。しかしながら、この方法では、収納容器が複雑で大掛かりとなるだけでなく、電源の供給、排気ダクトの設置などが必要となり、通常の家庭用収納容器として使用するには課題が多い。また、有臭廃棄物が生ゴミの場合、生ゴミを加熱炭化させる(特許文献2)などの加工をして悪臭を減らすことも提案されている。あるいは、発酵処理をする(特許文献3)ことも提案されているが、発酵処理では悪臭は一時的に強くなる懸念が大きい。
【0004】
廃棄物収納容器の蓋に工夫を加えたものもある。特許文献4では、流し台に置く生ゴミ容器に蓋機能をもたせて、生ゴミ廃棄の際には蓋を手指で広げて生ゴミを投入し、その後、該蓋が自然に塞がってくる素材で生ゴミ容器を作成することが記載されている。しかし、生ゴミが密閉されているわけではないので、悪臭が部屋内に漂うことは防げない。特許文献5および6には、有臭廃棄物投入部に、センサー、モーター、プラスチックフィルムのローラーとシーラーなどが設置されており、投入された有臭廃棄物がプラスチックフィルムに密封されてから廃棄物収納容器に落下する仕組みを有する収納容器を、安価な成形費用で製造できる構造が提案されている。この構造によると、紙おむつなどの有臭廃棄物は、投入の都度に密封されるので、悪臭対策にはなるが、センサー、モーター、フィルムローラーなどの装置が複雑、かつ、大掛かりで、電源も必要となる。ランニングコスト的にも電気代とともにプラスチックフィルム代がかかることになる。
【0005】
紙おむつ用としては、非特許文献1に開示されているように、蓋が二重になっており、外蓋を上方向に開いたのち、片開きの中蓋を下方向に押し下げて使用後の紙おむつを投入する廃棄物収容器が製品化されている。この仕組みは、蓋が二重になっており、外蓋と中蓋の両方が閉まっている状態では悪臭が室内に漏れる可能性は低いと考えられる。しかし、外蓋と中蓋の間に前室がなく、外蓋を開放した状態で中蓋を開ける構造のため、中蓋の開閉時には廃棄物収納庫の貯留空気が部屋の空気に直接触れることになり、紙おむつ投棄の際に高濃度の悪臭が室内に漏れることは防げない。非特許文献2に開示されている防臭ペールも、二重蓋構造になっており、外蓋を上方向に開けてから、両開きの中蓋を下方向に押し下げて有臭廃棄物を投入する構造となっている。この構造も、外蓋と中蓋の間に前室がなく、中蓋の開閉時には廃棄物収納庫の貯留空気が部屋の空気に直接触れることになり、中蓋を開けた際に、高濃度の悪臭が室内に漏れることは防げない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】登録実用新案第3039089号公報
【特許文献2】特許第5403723号公報
【特許文献3】実開平5-72801号公報
【特許文献4】特開2017-36136号公報
【特許文献5】特開2007-314329号公報
【特許文献6】登録実用新案第3171194号公報
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】防臭おむつペール T-WORLD社 JAN:4973301296105<URL: https://www.dcm-ekurashi.com/goods/579450>
【非特許文献2】開けても防臭ペール リス社 JAN:4971881173427<URL: http://www.risu.co.jp/risu-corp/search/t000100134158.html>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
悪臭を放つ廃棄物が入っている廃棄物蓄積室の蓋を開ける際に、当該蓄積容器内の悪臭が、室内に広がらない仕組みを有する廃棄物収納容器が必要とされている。
【0009】
本発明者らは、廃棄物蓄積室内の悪臭が部屋の空気と直接接することのない構造を、廃棄物収納容器に組み込むことを課題とする。本発明における廃棄物蓄積室とは、生ゴミや使用済み紙おむつをためておく容器のことを指し、廃棄物収納容器とは、廃棄物蓄積室と前室を含む、いわゆるゴミ箱全体を指す。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、廃棄物収納容器を廃棄物蓄積室と前室の二室構造とし、廃棄物蓄積室内の空気が部屋の空気と直接触れないように、前室上部の廃棄物投入蓋が開となっているときは、前室底部の廃棄物落下蓋が閉となり、投入蓋が閉となってから落下蓋が開となって、廃棄物が廃棄物蓄積室に落下し、廃棄物が落下後に落下蓋が閉となる構造により、廃棄物蓄積室内の空気が部屋に漏れることがなくなることを見出し、本発明を完成した。
【0011】
すなわち、本発明は、以下の、生ゴミや使用済み紙おむつ等を廃棄物収納容器へ廃棄する際に、廃棄物蓄積室内に既に蓄積され悪臭を放つゴミの臭いが、廃棄者および部屋内に広がらない廃棄物収納容器を提供する。[1] 前室とそれに連接される廃棄物蓄積室の少なくとも2室を有する廃棄物収納容器であって、前室は外部から廃棄物を投入する投入蓋を有し、前室底部には前室にいったん貯留した廃棄物を廃棄物蓄積室に落下させる落下蓋を設け、投入蓋が開となっている間は落下蓋が閉まり、投入蓋が閉となった後に落下蓋が開く構造を有し、落下蓋が開いて廃棄物が落下した後に落下蓋が再び閉となる廃棄物収納容器。[2]投入蓋と落下蓋が弾性体で結合されている[1]に記載の廃棄物収納容器。[3]該弾性体がバネまたはゴム性物質である[2]に記載の廃棄物収納容器。[4]落下蓋が、投入された廃棄物の重量で開く[1]から[3]のいずれかに記載の廃棄物収納容器。[5]落下蓋の開閉補助機構として、ネジリバネ、トーションバネ、およびキックバネから成る群から選ばれる少なくとも一つのバネが設置されている[1]から[4]のいずれかに記載の廃棄物収納容器。[6]落下蓋上の廃棄物を廃棄物蓄積室に落下させる補助機構として、落下蓋押出具が前室に設置されている[1]から[5]のいずれかに記載の廃棄物収納容器。[7]前室が、可撓性を有しない素材からなる[1]から[6]のいずれかに記載の廃棄物収納容器。[8] 前室が、可撓性を有する素材からなる[1]から[6]のいずれかに記載の廃棄物収納容器。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、生ゴミや使用済み紙おむつなどの廃棄時に、悪臭が廃棄者および部屋内に広がらない廃棄物収納容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明にかかる廃棄物収納容器の基本的な構成の概略図を示す。
【
図2】落下蓋の開閉補助機構として、キックバネなどを使用した場合の本発明の廃棄物収納容器の断面図を示す。
【
図3】落下蓋の開閉補助機構として、引きバネを使用した場合の本発明の廃棄物収納容器の断面図を示す。
【
図4】落下蓋の開閉補助具として、落下蓋押出具を設置した場合の本発明の廃棄物収納容器の断面図を示す。
【
図5】落下蓋の開閉補助機構として、引きバネを使用した場合の本発明の廃棄物収納容器で、廃棄物投入時に投入蓋3が開となり、落下蓋が閉となっている状態の前室透視図を示す。
【
図6】落下蓋の開閉補助機構として、引きバネを使用した場合の本発明の廃棄物収納容器で、前室に廃棄物投入後に投入蓋3が閉となり、落下蓋が開となって、廃棄物蓄積室にゴミが落下可能となっている状態の前室透視図を示す。
【
図7】前室が可撓性材料からなる本発明の廃棄物収納容器を示す。
【符号の説明】
【0014】
1 前室2 廃棄物蓄積室3 投入蓋 4 落下蓋5 投入蓋蝶番6 落下蓋蝶番 7 引きバネ8 引きバネ固定具9 落下蓋押出具10 落下蓋押出具固定具11 落下蓋押出具ホルダ貫通管 12 可撓性前室
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という。)について以下詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
【0016】
本実施形態の廃棄物収納容器は、
図1に示すように前室1と廃棄物蓄積室2からなる。本発明の廃棄物収納容器の断面例を
図2に示す。廃棄物蓄積室2の上部に前室1を有し、前室に廃棄物を投入するために前室上部の投入蓋3を開けた際に、前室1下部と廃棄物集積室2を隔てる落下蓋4は閉鎖される機構を有し、廃棄物が前室に格納されたのちに、投入蓋を閉じると、落下蓋が開いて廃棄物が廃棄物蓄積室2に落下し、落下後は落下蓋が再び閉となる機構を有する。
【0017】
本実施形態の廃棄物収納容器は、投入蓋が開いているときには落下蓋が閉じている機構を備える。かかる機構として、投入蓋と落下蓋が弾性体で接続されている機構が好ましい。弾性体は、必要な強度と弾性率を持つものであれば何でもよいが、好ましくは、ゴムや、弾性を有するポリマーからなる棒状のものや、ネジリバネ、引きバネのようなバネである。本実施形態における弾性体は、投入蓋が開となって落下蓋が閉となる伸び(変位)において、落下蓋に廃棄物が載っても落下蓋が開とならない弾性率やバネ定数を持つことが好ましい。また、前室に投入された廃棄物が、落下蓋上から廃棄物蓄積室内に落下後は、落下蓋が再び閉となる復元力を、当該弾性体が有することが望ましい。投入蓋と落下蓋が引きバネで接続されている本実施形態を
図3に示す。
【0018】
廃棄物の重量が軽すぎる場合には、廃棄物を前室に投入し投入蓋を閉としても、落下蓋が開とならないことも想定される。かかる場合に備えて、
図4に示すような、落下物押出具を前室(投入蓋を含む)に備えることも本実施形態の一つである。
図4では、前室に設置された落下物押出棒を、操作者が押し下げることで落下蓋を開として、前室に投入された廃棄物を廃棄物蓄積室に落下させる。また、投入蓋の下面に、落下物押出棒を設置して、投入蓋を閉とするときに、かかる押出棒が落下蓋を押して開とする機構も好ましい実施態様である。
【0019】
投入蓋が前室上面に接続される部分や、落下蓋が廃棄物蓄積室上面(あるいは、前室底面)に接続される部分には、各々蝶番5や蝶番6を用いてもよいし、テープのようなもので接続してもよい。また、投入蓋が前室上面に接続される部分や、落下蓋が廃棄物蓄積室上面(あるいは、全身底面)に接続される部分には、弾性体などにより、開いた後はかかる弾性体の力で閉まる機構を備えていてもよい。弾性体としてバネを使用する場合は、ネジリバネ、トーションバネ、およびキックバネから成る群から選ばれる少なくとも1種のバネが好ましい。
【0020】
投入蓋と落下蓋を引きバネで接続した本発明の廃棄物収納容器の動作を、
図5および
図6において説明する。
図5に示すように、投入蓋3を開けて、廃棄物を前室1に投入すると、廃棄物は落下
蓋4の上に乗り、投入蓋と落下蓋を接続する引きバネの力で落下蓋は、廃棄物の重量に抗して閉のままとなる。このため、廃棄物蓄積室2内にたまっている廃棄物の悪臭は前室に漏れない。ついで、
図6に示すように、投入蓋を閉じると、廃棄物の重量が引きバネ7の力に勝って、落下蓋4が開となって、廃棄物が廃棄物蓄積室に落下し、廃棄物が落下後は、落下蓋4が引きバネ7の弾性によって閉となる。
【0021】
前室、投入蓋、および、落下蓋の素材は、可撓性を有しない、木、金属、ガラス、プラスチックなどの硬い物質であって良い。プラスチックの素材としては、一般的にゴミ箱に用いられるものであればよい。例えば、PP、PE、ABS、PS、PET,PVCなどである。前室内の廃棄物の状態を確認したい場合は、PMMA、PC、COP、COCなどの透明性の高いプラスチックも用いられる。さらに、不透明性プラスチックでできた前室に、廃棄物落下を確認するために、透明素材でできたのぞき窓が設置されていてもよい。のぞき窓の素材は、PMMA、PC、COP、COCなど透明プラスチックが好ましい。前室の上面、および、前室下部底面および廃棄物蓄積室上面は、硬い素材であることが好ましい。
【0022】
廃棄物蓄積室の素材は、木、金属、プラスチックなどの硬い物質が好ましい。プラスチックの素材としては、一般的にゴミ箱に用いられるものであればよく、例えば、PP、PE、ABS、PS、PET,PVCなどである。廃棄物が見えないようにするため不透明なものが好ましい。また、廃棄物蓄積室には、廃棄物を蓄積する袋を装着することが好ましい。さらに、廃棄物蓄積室の上面以外の部分が、金属などの棒状素材からなる枠に装着された可撓性袋であってもよい。
【0023】
前室の素材は、可撓性を有する材料であってもよい。とくに前室側面壁が可撓性を有する材料であってもよい。可撓性素材としては、PE、PP、PVC等の軟質フィルムなどが用いられるが、強度確保のため、0.01mm以上が望ましく、0.03mm以上がさらに望ましい。0.1mm以上のものが耐久性と強度の点から好ましい。また、可撓性素材を補強するために、網目の糸などで補強されていてもよい。
図7に、側面壁が可撓性を有する素材でできた前室12からなる本実施形態を示す。前室12の上辺は、面ファスナーやチャックで閉とできる機構を有することも好ましい実施態様の一つである。
【0024】
投入蓋を開とすることと連動して、可撓性前室12の上辺が開となるよう、前室12の上辺の一部が投入蓋3に接着されていることが好ましい。投入蓋を開とすると、引きバネのような弾性体7によって落下蓋は閉となる。投入蓋を開として前室12の中に廃棄物を投入したあとに、投入蓋を閉とすると、投入蓋を押す力で、可撓性前室側面が折りたたまれて、投入蓋そのもので廃棄物と落下蓋4を押すことができる。そのため、廃棄物は、廃棄物蓄積室2へ落下する。落下蓋には、キックバネのような閉となる機構を備えることが好ましい。
【0025】
投入蓋、落下蓋には、密閉性を増すためにパッキンを設けてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0026】
本発明の廃棄物収納容器により、生ゴミなどの廃棄物を廃棄する際に、廃棄物収納容器が設置されている部屋内に、廃棄物蓄積室内の悪臭が広がることを防止できるので、快適に廃棄物処理ができる。