(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022076529
(43)【公開日】2022-05-20
(54)【発明の名称】空調衣服
(51)【国際特許分類】
A41D 13/002 20060101AFI20220513BHJP
A41D 13/005 20060101ALI20220513BHJP
【FI】
A41D13/002 105
A41D13/005 106
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020186916
(22)【出願日】2020-11-10
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】504233351
【氏名又は名称】株式会社マルエム商会
(71)【出願人】
【識別番号】391052345
【氏名又は名称】ローヤル電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】高橋 哲也
(72)【発明者】
【氏名】都築 温実
(72)【発明者】
【氏名】沼澤 勉
(72)【発明者】
【氏名】林 貴範
【テーマコード(参考)】
3B011
【Fターム(参考)】
3B011AA01
3B011AC02
3B011AC18
(57)【要約】
【課題】衣服本体内で十分な風速を確保する技術を提供する。
【解決手段】空調衣服1は、着用者の上半身に着用する衣服本体2と、衣服本体2の後ろ身頃3の下部に取り付けられ、外気を衣服本体2の内側に導入するための、2つのファン4と、を備える。2つのファン4は、それぞれ、ファン本体8と、ファン本体8を収容すると共に2つの吹出口20を有するケース9と、を有する。2つの吹出口20は、吹出方向が上方又は斜め上方に限定されるように形成されている。2つの吹出口20は、吹出方向が上方に向かって開くV字となるように形成されている。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
着用者の上半身に着用する衣服本体と、
前記衣服本体の後ろ身頃の下部に取り付けられ、外気を前記衣服本体の内側に導入するための、少なくとも1つのファンと、
を備え、
前記少なくとも1つのファンは、ファン本体と、前記ファン本体を収容すると共に少なくとも1つの吹出口を有するケースと、を有し、
前記少なくとも1つの吹出口は、吹出方向が上方又は斜め上方に限定されるように形成されている、
空調衣服。
【請求項2】
前記少なくとも1つの吹出口は、2つの吹出口を含み、
前記2つの吹出口は、前記吹出方向が上方に向かって開くV字となるように形成されている、
請求項1に記載の空調衣服。
【請求項3】
前記少なくとも1つのファンは、遠心ファンであり、
前記ケースは、前記ファン本体に対して径方向で対向する周壁を有し、
前記周壁のうち前記ファン本体の回転軸よりも下側の部分は、前記回転軸を中心とする円弧状に延びており、
前記周壁のうち前記ファン本体の回転軸よりも上側の部分は、前記ケースの頭頂部に近づくにつれて前記回転軸から離れるように延びており、
前記2つの吹出口は、第1吹出口と第2吹出口から成り、
前記第1吹出口は、前記周壁のうち前記回転軸を含む垂直な面よりも一方側の第1周壁部分のうち、前記回転軸と肩幅方向において対向する位置に形成されており、
前記第2吹出口は、前記周壁のうち前記回転軸を含む垂直な面よりも他方側の第2周壁部分のうち、前記回転軸よりも上方に形成されており、
前記ファン本体は、前記ファン本体の羽根が、前記第1吹出口と、前記第1周壁部分のうち前記回転軸よりも上方の部分と、前記第2吹出口と、に対してこの記載順で対向するように回転する、
請求項2に記載の空調衣服。
【請求項4】
前記少なくとも1つのファンは、2つのファンを含み、
前記2つのファンは、肩幅方向において並んで配置されている、
請求項1から3までの何れか1項に記載の空調衣服。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調衣服に関する。
【背景技術】
【0002】
熱中症対策として、高温環境下で作業を行う作業者の体温上昇を抑制する空調衣服が知られている。例えば、特許文献1は、外気を衣服本体の内側に取り込むことによって身体の冷却を図る空調衣服を開示している。この空調衣服は、ユーザーの上半身を覆う長袖の衣服本体と、衣服本体の腰部又はその近傍位置に取り付けられる2つのファンと、から構成されている。各ファンは軸流ファンであって、回転するブレードを多孔質のケースで覆う構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、汗を蒸発させるには一定以上の風速が必要であるところ、上記特許文献1の構成では、単に外気を衣服本体内に取り込むことにしか着目できておらず、風速の確保に関して改善の余地が残されている。
【0005】
本発明の目的は、衣服本体内で十分な風速を確保する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願発明の観点によれば、着用者の上半身に着用する衣服本体と、前記衣服本体の後ろ身頃の下部に取り付けられ、外気を前記衣服本体の内側に導入するための、少なくとも1つのファンと、を備え、前記少なくとも1つのファンは、ファン本体と、前記ファン本体を収容すると共に少なくとも1つの吹出口を有するケースと、を有し、前記少なくとも1つの吹出口は、吹出方向が上方又は斜め上方に限定されるように形成されている、空調衣服が提供される。以上の構成によれば、前記着用者の肩部に至るまで十分な風速を確保することができる。
好ましくは、前記少なくとも1つの吹出口は、2つの吹出口を含み、前記2つの吹出口は、前記吹出方向が上方に向かって開くV字となるように形成されている。以上の構成によれば、肩幅方向において広い範囲で十分な風速を確保することができる。
好ましくは、前記少なくとも1つのファンは、遠心ファンであり、前記ケースは、前記ファン本体に対して径方向で対向する周壁を有し、前記周壁のうち前記ファン本体の回転軸よりも下側の部分は、前記回転軸を中心とする円弧状に延びており、前記周壁のうち前記ファン本体の回転軸よりも上側の部分は、前記ケースの頭頂部に近づくにつれて前記回転軸から離れるように延びており、前記2つの吹出口は、第1吹出口と第2吹出口から成り、前記第1吹出口は、前記周壁のうち前記回転軸を含む垂直な面よりも一方側の第1周壁部分のうち、前記回転軸と肩幅方向において対向する位置に形成されており、前記第2吹出口は、前記周壁のうち前記回転軸を含む垂直な面よりも他方側の第2周壁部分のうち、前記回転軸よりも上方に形成されており、前記ファン本体は、前記ファン本体の羽根が、前記第1吹出口と、前記第1周壁部分のうち前記回転軸よりも上方の部分と、前記第2吹出口と、に対してこの記載順で対向するように回転する。以上の構成によれば、上方に向かってV字に開く吹出方向が実現される。
好ましくは、前記少なくとも1つのファンは、2つのファンを含み、前記2つのファンは、肩幅方向において並んで配置されている。以上の構成によれば、肩幅方向において更に広い範囲で十分な風速を確保することができる。また、前記吹出方向が上方又は斜め上方に限定されているので、前記2つのファンからの風が互いに打ち消すことがない。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、前記着用者の肩部に至るまで十分な風速を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図6】比較例であって、風速測定結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
【0010】
図1には、空調衣服1の背面図を示している。
図1に示すように、本実施形態において空調衣服1は、着用者の上半身に着用する長袖の衣服本体2と、衣服本体2の後ろ身頃3の下部に取り付けられ、外気を衣服本体2の内部に導入するための2つのファン4と、を備えている。
【0011】
衣服本体2の後ろ身頃3の下部には、2つのファン取付孔5が肩幅方向において離れて形成されている。後ろ身頃3の下部とは、具体的には、後ろ身頃3のうち着用者の腰部又はその近傍位置に対向する部分を示す。2つのファン4は、2つのファン取付孔5に対応するように配置される。各ファン4は、外気を対応するファン取付孔5を介して衣服本体2の内部に導入する。
【0012】
なお、衣服本体2は、長袖ではなく半袖であってもよく、上半身及び下半身を同時に覆うものであってもよい。
【0013】
本実施形態において2つのファン4は、同一形状であって、同じ向きで衣服本体2に取り付けられる。従って、一方のファン4について説明し、他方のファン4の説明は省略する。
【0014】
図2には、各ファン4の底面図を示している。
図3には、各ファン4の斜視図を示している。本実施形態において各ファン4は、遠心ファンの一具体例であるターボファンである。しかし、これに代えて、各ファン4は、遠心ファンの一具体例であるシロッコファンであってもよく、軸流ファンでもよい。
図2及び
図3に示すように、各ファン4は、モータ6と、モータ6の出力軸に固定された複数の羽根7と、から成るファン本体8と、ファン本体8を収容するケース9と、取付ナット10と、から構成されている。以下、本明細書において、「径方向」とは、モータ6の回転軸の長手方向に対して直交する方向と定義する。「軸方向」とは、モータ6の回転軸の長手方向と定義する。
【0015】
図2に示すように、ケース9は、ファン本体8に対して径方向で対向するメインケース11と、メインケース11と嵌合可能なサブケース12と、を含む。サブケース12の外周面には雄ねじ12a及びフランジ12bが形成されている。そして、各ファン取付孔5にサブケース12の雄ねじ12aを挿入し、サブケース12の雄ねじ12aに取付ナット10を締結する。これにより、各ファン取付孔5の周縁がサブケース12のフランジ12bと取付ナット10によって挟まれ、各ファン4が衣服本体2の後ろ身頃3に取り付けられる。
【0016】
図4には、各ファン4の背面図を示している。ただし、取付ナット10及びサブケース12は省略している。また、各ファン4の吹出口の安全柵も省略している。
図4に示すように、メインケース11は、ファン本体8に対して径方向で対向する周壁15と、ファン本体8に対して軸方向で対向する蓋部16と、を有する。周壁15は、モータ6の回転軸Pよりも下方に位置する下方周壁部17と、モータ6の回転軸Pよりも上方に位置する上方周壁部18と、を含む。
【0017】
下方周壁部17は、回転軸Pに沿ってメインケース11を見たときに、回転軸Pを中心とする円弧状に延びている。下方周壁部17は、回転軸Pを中心とし、下方に向かって凸となるように半円を描くように延びている。
【0018】
上方周壁部18は、回転軸Pに沿ってメインケース11を見たときに、メインケース11の頭頂部11aに近づくにつれて回転軸Pから離れるように延びている。即ち、回転軸Pから上方周壁部18までの距離11Dは、頭頂部11aに近づくにつれて長くなる。
【0019】
従って、回転軸Pに沿ってメインケース11を見たときに、メインケース11の周壁15は、概略卵型となるように形成されている。そして、各ファン4は、卵型の鋭く突出した部分が上方を向くように、衣服本体2の後ろ身頃3に取り付けられる。
【0020】
図4に示すように、周壁15には、2つの吹出口20が形成されている。2つの吹出口20は、側方吹出口21と上方吹出口22を含む。
【0021】
側方吹出口21は、第1吹出口の一具体例である。側方吹出口21は、周壁15のうち回転軸Pを含む垂直な面である垂直基準面Qよりも右側の右側周壁部分15Rのうち、回転軸Pと肩幅方向において対向する位置に形成されている。側方吹出口21の上端21aと回転軸Pを結ぶ線分L1と、側方吹出口21の下端21bと回転軸Pを結ぶ線分L2と、の間の角度A1は、70度から90度の範囲内であり、好ましくは、75度から85度であり、本実施形態では81度である。側方吹出口21は、肩幅方向に対して平行に回転軸Pから右方に延ばした水平基準線Phと線分L1の間の角度と、水平基準線Phと線分L2の間の角度が概ね等しくなるように形成されている。
【0022】
上方吹出口22は、第2吹出口の一具体例である。上方吹出口22は、垂直基準面Qよりも左側の左側周壁部分15Lのうち、回転軸Pよりも上方に形成されている。上方吹出口22の上端22aと回転軸Pを結ぶ線分L3と、上方吹出口22の下端22bと回転軸Pを結ぶ線分L4と、の間の角度A2は、70度から90度の範囲内であり、好ましくは、75度から85度であり、本実施形態では81度である。上方吹出口22の上端22aは、メインケース11の頭頂部11aと一致している。
【0023】
右側周壁部分15Rは、側方吹出口21よりも上方の部分としての右側上方部分15Ruを有する。
【0024】
そして、ファン本体8は、ファン本体8を構成する各羽根7が、側方吹出口21と右側上方部分15Ru、上方吹出口22に対してこの記載順で径方向で対向するように回転する。即ち、
図4において、ファン本体8は、反時計回りに回転する。
【0025】
従って、側方吹出口21から吹き出される風の吹出方向は、側方吹出口21の下端21bにおける周壁15の接線方向に概ね等しく、右斜め上方である。一方、上方吹出口22から吹き出される風の吹出方向は、右側上方部分15Ruの延びる方向に概ね等しく、左斜め上方である。従って、2つの吹出口20は、吹出方向が上方に向かって開くV字となるように形成されている。更に言えば、2つの吹出口20は、吹出方向が斜め上方に限定されるように形成されている。
【0026】
このように吹出方向が斜め上方に限定されることで、着用者の肩部に至るまで十分な風速を確保することができる。なお、吹出方向が上方に限定されている場合も同様に、着用者の肩部に至るまで十分な風速を確保することができる。
【0027】
また、2つの吹出口20の吹出方向が上方に向かって開くV字となるように形成されることで、肩幅方向において広い範囲で十分な風速を確保することができる。
【0028】
また、
図1に示すように、2つのファン4が肩幅方向において並んで配置されることで、肩幅方向において更に広い範囲で十分な風速を確保することができる。また、吹出方向が上方又は斜め上方に限定されているので、2つのファン4からの風が互いに打ち消し合うことがない。
【0029】
図5及び
図6は、風速測定実験の実験結果を示している。
図5は、本実施形態に対応している。
図6は、2つのファン100を備えた空調衣服101であって、各ファン100の吹出方向は特定の方向に限定されず360度全周に渡って風を吹き出すように構成されている。各ファン100のモータは、本実施形態のモータ6と同じものであり、出力は何れも5Wである。各図の図中に記載した数値は無指向性風速計で測定した風速であり単位はm/sである。括弧付きの数値は、前身頃と上半身の間に設置した風速計の測定結果であり、括弧無しの数値は、後ろ身頃と上半身の間に設置した風速計の測定結果である。実際に風速計を配置した位置にその測定結果を記載した。
図5及び
図6を比較することにより、本実施形態のように吹出方向を上方又は斜め上方に限定したことで、着用者の肩部に至るまで十分な風速を確保することができた。また、吹出方向を上方又は斜め上方に限定したことで、2つのファン4からの風が互いに打ち消されていないことを立証できた。
【0030】
以上に、本願の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態は以下の特徴を有する。
【0031】
図1から
図4に示すように、空調衣服1は、着用者の上半身に着用する衣服本体2と、衣服本体2の後ろ身頃3の下部に取り付けられ、外気を衣服本体2の内側に導入するための、2つのファン4と、を備える。2つのファン4は、それぞれ、ファン本体8と、ファン本体8を収容すると共に2つの吹出口20を有するケース9と、を有する。2つの吹出口20は、吹出方向が上方又は斜め上方に限定されるように形成されている。以上の構成によれば、着用者の肩部に至るまで十分な風速を確保することができる。
【0032】
なお、上記実施形態では、空調衣服1が2つのファン4を備えているが、これに代えて空調衣服1が1つのみのファン4を備えてもよい。また、各ファン4は2つの吹出口20を有するとしたが、これに代えて各ファン4は1つのみの吹出口20を有してもよい。
【0033】
また、
図4に示すように、2つの吹出口20は、吹出方向が上方に向かって開くV字となるように形成されている。以上の構成によれば、肩幅方向において広い範囲で十分な風速を確保することができる。
【0034】
また、
図4に示すように、各ファン4は、遠心ファンである。ケース9は、ファン本体8に対して径方向で対向する周壁15を有する。周壁15のうちファン本体8の回転軸Pよりも下側の部分である下方周壁部17は、回転軸Pを中心とする円弧状に延びている。周壁15のうちファン本体8の回転軸Pよりも上側の部分である上方周壁部18は、ケース9の頭頂部11aに近づくにつれて回転軸Pから離れるように延びている。2つの吹出口20は、側方吹出口21(第1吹出口)と上方吹出口22(第2吹出口)から成る。側方吹出口21は、周壁15のうち回転軸Pを含む垂直な面である垂直基準面Qよりも右側(一方側)の右側周壁部分15R(第1周壁部分)のうち、回転軸Pと肩幅方向において対向する位置に形成されている。上方吹出口22は、周壁15のうち回転軸Pを含む垂直な面である垂直基準面Qよりも左側(他方側)の左側周壁部分15L(第2周壁部分)のうち、回転軸Pよりも上方に形成されている。ファン本体8は、ファン本体8の羽根7が、側方吹出口21と、右側周壁部分15Rのうち回転軸Pよりも上方の部分である右側上方部分15Ruと、上方吹出口22と、に対してこの記載順で対向するように回転する。以上の構成によれば、上方に向かってV字に開く吹出方向が実現される。
【0035】
また、
図1に示すように、2つのファン4は、肩幅方向において並んで配置されている。以上の構成によれば、肩幅方向において更に広い範囲で十分な風速を確保することができる。また、吹出方向が上方又は斜め上方に限定されているので、2つのファン4からの風が互いに打ち消すことがない。
【0036】
なお、上記実施形態は、以下のように変更できる。
【0037】
即ち、
図1に示すように、2つのファン4は、全く同一の形状及び構造を有し、同じ向きで衣服本体2の後ろ身頃3に取り付けられている。従って、2つのファン4は、衣服本体2の後ろ身頃3の上下に延びる中心線に対して線対称な形状ではない。しかし、これに代えて、2つのファン4は、衣服本体2の後ろ身頃3の上下に延びる中心線に対して線対称な形状であってもよい。
【符号の説明】
【0038】
1 空調衣服
2 衣服本体
3 後ろ身頃
4 ファン
5 ファン取付孔
6 モータ
7 羽根
8 ファン本体
9 ケース
10 取付ナット
11 メインケース
11a 頭頂部
11D 距離
12 サブケース
12a 雄ねじ
12b フランジ
15 周壁
15R 右側周壁部分
15Ru 右側上方部分
15L 左側周壁部分
16 蓋部
17 下方周壁部
18 上方周壁部
20 吹出口
21 側方吹出口
21a 上端
21b 下端
22 上方吹出口
22a 上端
22b 下端
A1 角度
A2 角度
P 回転軸
Ph 水平基準線
Q 垂直基準面
L1 線分
L2 線分
L3 線分
L4 線分
100 ファン
101 空調衣服