(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022077176
(43)【公開日】2022-05-23
(54)【発明の名称】給油所システム
(51)【国際特許分類】
B67D 7/24 20100101AFI20220516BHJP
B67D 7/22 20100101ALI20220516BHJP
【FI】
B67D7/24 C
B67D7/22 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020187886
(22)【出願日】2020-11-11
(71)【出願人】
【識別番号】000151346
【氏名又は名称】株式会社タツノ
(74)【代理人】
【識別番号】100106563
【弁理士】
【氏名又は名称】中井 潤
(72)【発明者】
【氏名】田中 和則
【テーマコード(参考)】
3E083
【Fターム(参考)】
3E083AA02
3E083AB15
3E083AB20
3E083AC23
3E083AC28
3E083AC29
(57)【要約】
【課題】顧客の安全確認を遵守した上で給油を許可することができ、情報漏洩対策が施されると共に、給油所の設備投資に係る費用を低く抑えた給油所システムを提供する。
【解決手段】給油設定を行うデータ入出力機2a及び給油制御装置2bを有する給油装置2と、給油装置2から給油要求信号を受けて給油装置を給油可能状態にする機器制御装置7と、機器制御装置に給油許可信号を出力する可搬式給油許可端末6と、機器制御装置と通信可能な給油所制御装置5とを備える給油所と、各給油所9A~9Cの給油所制御装置から給油データを受けて販売データの管理を行うPOSサーバ4とを備える給油所システム。給油所の給油所制御装置と通信可能で、給油所制御装置を介してPOSサーバから該給油所の販売データを閲覧可能なタブレットPOS端末8を備えることができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
給油設定を行うデータ入出力機及び給油制御装置を有する給油装置と、該給油装置から給油要求信号を受けて前記給油装置を給油可能状態にする機器制御装置と、該機器制御装置に給油許可信号を出力する可搬式給油許可端末と、前記機器制御装置と通信可能な給油所制御装置とを備える給油所と、
各給油所の前記給油所制御装置から給油データを受けて販売データの管理を行うPOSサーバとを備えることを特徴とする給油所システム。
【請求項2】
前記給油所の前記給油所制御装置と通信可能で、前記給油所制御装置を介して前記POSサーバから該給油所の販売データを閲覧可能なタブレットPOS端末を備えることを特徴とする請求項1に記載の給油所システム。
【請求項3】
前記給油設定が行われた給油装置を含む所定範囲内に電波を発信する電波発信手段を備え、
前記可搬式給油許可端末は、該電波発信手段から電波を受信すると給油許可信号を出力可能となることを特徴とする請求項1又は2に記載の給油所システム。
【請求項4】
前記給油装置は、車両の進入を検知した際に車両検知信号を前記可搬式給油許可端末に出力する車両検知器を備えることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の給油所システム。
【請求項5】
前記給油装置は、釦が押下された際に呼出し信号を前記可搬式給油許可端末に出力するインターホンを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の給油所システム。
【請求項6】
前記可搬式給油許可端末において、前記給油要求信号、前記車両進入信号及び前記呼出し信号の入力は異なる音声又は振動で報知されることを特徴とする請求項5に記載の給油所システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給油所システムに関し、特に、セルフサービス方式の給油所において顧客の安全を確保し、情報の漏洩を防止すると共に、給油所の設備投資に係る費用を低く抑える技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、人件費削減等の目的で給油作業、窓拭き等のサービス作業、及び給油料金の精算作業を顧客自身が行うセルフサービス方式の給油所が急増している。このようなセルフサービス方式の給油所では、事務所内に集中制御装置(セルフサービスコンソール:SSC)が設置されて給油所作業員が待機し、顧客の操作により給油装置から給油要求があると、当該給油エリアの安全を目視確認した後にSSCを操作して給油を許可する。
【0003】
一方、セルフサービス方式の給油所において、セルフサービスによる給油に不慣れな顧客に対して説明を行う必要が生じても、給油所作業員が少ない場合には、上記給油許可作業のためにSSCの前から離れることができないことも多く、円滑にサービスを提供できないおそれがある。
【0004】
そこで、本出願人は、特許文献1において、給油装置と、該給油装置を制御するセルフコンソール及びPOS端末を有するセルフ給油管理システムにおいて、携帯端末による無線で給油許可信号を出力することで給油許可を行う給油管理システムを提案した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記発明も有効であるが、給油所では販売時点情報管理をするPOS端末が使用され、給油装置から送られてくる給油データに基づく給油料金及び油外商品の決済処理、商品の在庫管理、販売管理を行っているので、これらの情報が無線を介して漏洩しないようにする必要がある。
【0007】
また、近年支払方法が多様化し、現金決済に加えクレジットカードによる決済が増え、クレジットカード情報の漏洩に対する十分なセキュリティ対策(カード情報に対するセキュリティ規格としてPCIDSS(Payment Card Industry Data Security Standard)という規格)を施すことが求められている。
【0008】
さらに、給油所毎にPOS端末が設置されているため、給油所の設備投資に係る費用が高くなるという問題もあった。
【0009】
本発明は、上記従来の技術に鑑みてなされたものであって、顧客の安全確認を遵守した上で給油を許可することができ、情報漏洩対策が施されると共に、給油所の設備投資に係る費用を低く抑えた給油所システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明は、給油所システムであって、給油設定を行うデータ入出力機及び給油制御装置を有する給油装置と、該給油装置から給油要求信号を受けて前記給油装置を給油可能状態にする機器制御装置と、該機器制御装置に給油許可信号を出力する可搬式給油許可端末と、前記機器制御装置と通信可能な給油所制御装置とを備える給油所と、各給油所の前記給油所制御装置から給油データを受けて販売データの管理を行うPOSサーバとを備えることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、各給油所に設置されていたPOS端末を不要とし、給油所を統括して一元管理するPOSサーバを設けたため、給油所の設備投資に係る費用を低く抑えることができる。
【0012】
上記給油所システムは、前記給油所の前記給油所制御装置と通信可能で、前記給油所制御装置を介して前記POSサーバから該給油所の販売データを閲覧可能なタブレットPOS端末を備えることができる。これによって、給油装置の給油許可制御に関わることなく、給油所制御装置を介してPOSサーバにアクセスして該当給油所内の販売データを閲覧することができる。
【0013】
上記給油所システムにおいて、前記給油設定が行われた給油装置を含む所定範囲内に電波を発信する電波発信手段を設け、前記可搬式給油許可端末を、該電波発信手段から電波を受信すると給油許可信号を出力可能となるように構成することができる。これにより、可搬式給油許可端末における給油許可信号の出力条件が、給油設定が行われた給油装置を含む所定範囲内において電波を受信した場合に限られ、可搬式給油許可端末を携帯する給油所作業員が給油装置の近傍まで移動することになり、必然的に顧客の安全が確認される。
【0014】
上記給油所システムにおいて、前記給油装置は、車両の進入を検知した際に車両検知信号を前記可搬式給油許可端末に出力する車両検知器を備えることができる。これにより、給油所作業員に顧客の来店を迅速に報知することができ、業務効率向上に繋がる。
【0015】
上記給油所システムにおいて、前記給油装置は、釦が押下された際に呼出し信号を前記可搬式給油許可端末に出力するインターホンを備えることができる。これにより、給油装置を利用する顧客が給油所作用員を呼び出し、給油エリアにいる給油所作業員が直接対応することができるため、機器操作に不慣れな顧客には心強い。
【0016】
上記給油所システムにおいて、前記可搬式給油許可端末は、前記給油要求信号、前記車両進入信号及び前記呼出し信号の入力を異なる音声又は振動で報知するように構成することができる。これにより、給油所作業員は、作業中でも報知内容を容易に判別することができ、仕事の優先順位を迅速に把握することができる。
【発明の効果】
【0017】
以上のように、本発明によれば、顧客の安全確認を遵守した上で給油を許可することができ、情報漏洩対策が施されると共に、給油所の設備投資に係る費用を低く抑えた給油所システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明に係る給油所システムの一実施の形態について説明するための概略図である。
【
図2】
図1に示す給油装置のビーコンの通信範囲を示す概略図である。
【
図3】
図1に示す給油所システムの構成を示すブロック図である。
【
図4】
図1~
図3に示す給油所システムの顧客来店時の動作を示すフローチャートである。
【
図5】
図1~
図3に示す給油所システムの給油時の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1及び
図2は、本発明に係る給油所システムの一実施の形態を示し、この給油所システム1は、複数の給油所9A~9Cを統括して管理するPOSサーバ4を備える。各給油所9A~9C(
図1には給油所9Aのみの構成を記載)は、複数の給油装置2(2A、2B)と、灯油給油装置3と、事務所11内に配置される給油所制御装置5及び機器制御装置7と、給油装置2及び灯油給油装置3の各々の所定の通信範囲B1~B3内に電波を発信するビーコン(不図示)と、給油所作業員が携帯する可搬式給油許可端末6及びタブレットPOS端末8とで構成される。
【0021】
POSサーバ4は、インターネット等を介して各給油所9A~9Cの給油所制御装置5及び元売り本部12と通信可能で、各々の給油所9A~9Cの給油装置2の給油毎の売上げ管理や、日報及び月報等の一元データ管理を行う。POSサーバ4を介して本部12より各給油所9A~9Cの販売データ等を閲覧することができる。
【0022】
図2に示すように、給油所9Aの各給油装置2の表裏と、灯油給油装置3の表側には、給油エリアA1~A6が設けられる。また、同図においてビーコンの通信範囲を示すB1~B3は、各ビーコンのIDでもある。尚、ビーコン以外の電波発信手段を用いることもできる。
【0023】
給油装置2は、機器制御装置7に給油設定データを出力するデータ入出力機2aと、給油許可信号が入力されることで給油装置2を給油可能な状態に制御する給油制御装置2bと、来店する顧客の車両を検知する車両検知器2cと、顧客が給油所作業員を呼び出すためのインターホン2dと、その他、表示器や、通常の給油装置に設けられる給油系統等を備える。
【0024】
機器制御装置7は、可搬式給油許可端末6から給油許可信号を受けた際に、給油装置2の給油制御装置2bに給油許可信号を出力するために設けられる。具体的には、機器制御装置7は、
図3に示すように、記憶手段7aと、第1データ制御手段7bと、第1~第4データ通信手段7c~7fと、給油許可手段7g等を備える。
【0025】
上記構成を有する機器制御装置7は、給油装置2から入力される給油設定データと油種・給油要求信号を記憶手段7aに記憶すると共に、油種・給油要求信号とインターホン2dや車両検知器2cからの検知信号を第4データ通信手段7fを介して可搬式給油許可端末6に出力する。
【0026】
ここで、第4データ通信手段7fは、例えば、Wi-Fi(登録商標)のアクセスポイントであって、可搬式給油許可端末6専用の通信手段である。給油所制御装置5専用の通信手段である第2データ通信手段7dは、SS業界標準のプロトコルであり、両通信手段7d、7fはイーサネットで接続されていて通信方式が異なるため、機器制御装置7のクレジットカード情報が可搬式給油許可端末6を介して外部に漏洩することがない。
【0027】
可搬式給油許可端末6は、スマートホンや、スマートウォッチ等のウェアラブル端末であって、給油設定がされた給油装置2から油種・給油要求信号が入力された際に、例えば、給油設定がされた給油装置2の近傍のビーコンの通信範囲B1~B2内に限り給油許可信号を出力可能に構成される。これにより、給油所作業員が給油を行う顧客の安全確認を遵守することができる。
【0028】
また、可搬式給油許可端末6において、機器制御装置7から入力される油種・給油要求信号、車両進入信号及び呼出し信号の入力を異なる音声又は振動で報知すれば、給油所作業員が可搬式給油許可端末6の画面を見ずに報知内容を容易に判別することができ、仕事の優先順位を迅速に把握することができて便利である。
【0029】
図3に示すように、給油所制御装置5は、POSサーバ4と通信するための第5データ通信手段5aと、機器制御装置7と通信するための第6データ通信手段5bと、タブレットPOS端末8と通信するための第7データ通信手段5cを備える。
【0030】
タブレットPOS端末8は、給油装置2の給油許可制御に関わることなく、給油所制御装置5を介してPOSサーバ4にアクセスして該当給油所9A内の販売データ等を閲覧するために設けられる。
【0031】
次に、上記構成を有する給油所システム1の動作について、
図1~
図5を参照しながら説明する。尚、
図4及び
図5のルートが分岐するステップにおいては、下方向がYes、横方向がNoに対応する。
【0032】
図4に示すように、給油装置2のステップS1において、車両検知器2cが顧客の車両を検知すると(ステップS1;Yes)、給油装置2は機器制御装置7に対して来店信号を出力する(ステップS2)。機器制御装置7のステップS11において、給油装置2から来店信号が入力されると(ステップS11;Yes)、機器制御装置7は可搬式給油許可端末6に対して来店信号を出力する(ステップS12)。可搬式給油許可端末6のステップS21において、機器制御装置7から来店信号が入力されると(ステップS21;Yes)、可搬式給油許可端末6はその旨を給油所作業員に報知する(ステップ22)。
【0033】
図5に示すように、データ入出力機2aのステップS31において、顧客による給油設定が終了すると(ステップS31;Yes)、給油所制御装置5に給油設定データを出力する(ステップS32)。
【0034】
給油装置2のステップS41において、顧客がノズル掛けから給油ノズルを外してノズルSW(スイッチ)がONになると(ステップS41;Yes)、油種・給油要求信号を機器制御装置7に出力する(ステップS42)。
【0035】
ステップS73において、給油装置2から油種・給油要求信号が入力されると(ステップS73;Yes)、機器制御装置7は油種・給油要求表示信号を給油所制御装置5に出力する(ステップS74)。
【0036】
ステップS51において、データ入出力機2aから給油設定データが入力され(ステップS51;Yes)、ステップS52において、機器制御装置7から油種・給油要求表示信号が入力されると(ステップS52;Yes)、給油所制御装置5は機器制御装置7に給油要求表示信号を出力する(ステップS53)。
【0037】
ステップS75において、給油所制御装置5から給油要求表示信号が入力された機器制御装置7は(ステップS75;Yes)、可搬式給油許可端末6に給油要求表示信号を出力する(ステップS76)。機器制御装置7から給油要求表示信号が入力された可搬式給油許可端末6は(ステップS61;Yes)、画面に給油要求があった旨を表示する(ステップS62)。可搬式給油許可端末6のステップS63において、給油所作業員が対応するビーコンの通信範囲内において、対応する給油エリアの顧客の安全を確認して可搬式給油許可端末6の給油許可釦を押下すると(ステップS63;Yes)、可搬式給油許可端末6は給油許可信号を機器制御装置7に出力する(ステップS64)。
【0038】
ステップ77において、可搬式給油許可端末6から給油許可信号が入力された機器制御装置7は(ステップS77;Yes)、給油許可信号を給油所制御装置5に出力する(ステップS78)。機器制御装置7から給油許可信号が入力された給油所制御装置5は(ステップS54;Yes)、ステップS55において、給油設定データに含まれる油種と、オンになったノズルSWに対応する給油ノズルの油種が一致するか否かを判定し、一致する場合には(ステップS55;Yes)、機器制御装置7に給油許可信号を出力する(ステップS56)。一方、一致しない場合には(ステップS55;No)、油種違いを報知し(ステップS59)、動作を終了する。給油所制御装置5から給油許可信号が入力された機器制御装置7は(ステップS79;Yes)、給油装置2に給油許可信号を出力する(ステップS80)。
【0039】
機器制御装置7から給油許可信号が入力された給油装置2は(ステップS43;Yes)、給油制御装置2bにより、データ入出力機2aに設定された給油設定データの下で給油可能な状態となり、表示器(不図示)にリセット信号を送信することで前回なされた給油に関する情報の帰零(リセット)を行い、給油ポンプを駆動する(ステップS44)。
【0040】
給油ポンプがONになることで給油ノズルより燃料油が吐出され、これにより流量パルス信号が表示器に出力され(ステップS45;Yes)、表示器において給油量の表示(計数表示)がなされる(ステップS46)。尚、流量パルス信号が出力されない場合には(ステップS45;No)、ノズルSWがOFFでない限り(ステップS47;No)、すなわち給油が中止又は終了するまで流量パルス信号の出力を待つ。
【0041】
ステップS47において、顧客が給油ノズルをノズル掛けに戻すことでノズルSWがOFFになると(ステップS47;Yes)、給油ポンプを停止し(ステップS48)、機器制御装置7に給油データを出力し(ステップS49)、給油装置2の動作を終了する。
【0042】
ステップS81で給油装置2から給油データが入力された機器制御装置7は(ステップS81;Yes)、給油データを給油所制御装置5に出力し(ステップS82)、動作を終了する。ステップS57で機器制御装置7から給油データが入力された給油所制御装置5は(ステップS57;Yes)、給油データをPOSサーバ4に出力し(ステップS58)、動作を終了する。
【0043】
ステップS91で給油所制御装置5から給油データが入力されたPOSサーバ4は(ステップS91;Yes)、売上げ管理のために入力された給油データを保存し(ステップS92)、動作を終了する。一方、データ入出力機2aは、機器制御装置7から給油データが入力されると(ステップS33;Yes)、顧客用の領収書(伝票)を発行し(ステップS34)、動作を終了する。
【0044】
以上のように、本発明によれば、各給油所9A~9Cに設置されていたPOS端末を不要とし、給油所9A~9Cを統括して一元管理するPOSサーバ4を設けたため、給油所の設備投資に係る費用を低く抑えることができる。
【0045】
また、給油所9A~9CとPOSサーバ4の間の通信障害による問題を解消するために、給油所9A~9C内でのローカル通信にて給油許可制御を行えるようにしているため、給油所9A~9Cの安定運転を確保することができる。
【0046】
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術範囲を限定する趣旨の記述ではない。
【符号の説明】
【0047】
1 給油所システム
2(2A、2B) 給油装置
2a データ入出力機
2b 給油制御装置
2c 車両検知器
2d インターホン
3 灯油給油装置
4 POSサーバ
5 給油所制御装置
6 可搬式給油許可端末
7 機器制御装置
8 タブレットPOS端末
9A~9C 給油所
11 事務所
12 本部