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▶ 津崎 信作の特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022077480
(43)【公開日】2022-05-23
(54)【発明の名称】フック具取付器
(51)【国際特許分類】
   B25B 13/48 20060101AFI20220516BHJP
   A47G 29/00 20060101ALI20220516BHJP
   F16B 45/00 20060101ALI20220516BHJP
【FI】
B25B13/48 F
A47G29/00 H
F16B45/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020199899
(22)【出願日】2020-11-11
(71)【出願人】
【識別番号】501084798
【氏名又は名称】津崎 信作
(72)【発明者】
【氏名】津崎 信作
【テーマコード(参考)】
3J038
3K100
【Fターム(参考)】
3J038AA01
3J038BA22
3J038BB03
3J038BB06
3J038DA02
3K100AA02
3K100AE07
3K100AF04
3K100AH30
3K100AJ03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】店舗や会社、施設などの石膏ボードを使用した高所の天井や壁を持つ場所に掲示物を吊下げるには脚立に昇り体が不安定な状態でフック具等を取り付ける必要があった。本発明は、脚立などを使用せず誰でも簡単に市販のフック具を安全に取り付ける手段を安価に提供する。
【解決手段】市販の二重折釘フックを高所天井に取り付けるための装置であり、この二重折釘フック具取付器1は円柱形あるいは直方体形で木や樹脂、金属で形成され、二重折釘フック具取付器の上部には二重折釘フック具折釘部保持腔8があり、同本体下部には専用棒又は市販旗竿棒の先の空洞に挿入するための円柱形の二重折釘フック具取付器棒部挿入部3が構成され、本体上部前面には紐掛部9-a,9-bを一体的に形成した二重折釘フック具取付器。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
1・二重折釘フック具取付器は市販の19・二重折釘フックを高所天井に取り付けるための装置であり、この1・二重折釘フック具取付器は円柱形あるいは直方体形で木や樹脂、金属で形成され、1・二重折釘フック具取付器の上部には8・二重折釘フック具折釘部保持腔があり、同本体下部には専用棒又は市販旗竿棒の先の空洞に挿入するための円柱形の3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部を構成され本体上部前面には紐掛部を一体的に形成したことを特徴とする。
【請求項2】
請求項1に係る1・二重折釘フック具取付器の上部の15・二重折釘フック具取付器天面の中央前面寄りから下方に長方形の開口部を持つ8・二重折釘フック具折釘部保持腔を形成し、19・二重折釘フック具の25・フック具ねじ皿部の下部に構成される21・二重折釘フック具折釘部を容易に挿入内包し抜去をでき、19・二重折釘フック具を8・二重折釘フック具折釘部保持腔に挿入保持時に19・二重折釘フック具が左右前後にほとんど、ぐらつかいない程度のわずかな隙間を形設した。さらに8・二重折釘フック具折釘部保持腔には二重折釘フックの大きさに合わせて取り付けができる、8-1・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプターも考案した。本発明の8・二重折釘フック具折釘部保持腔にこのアダプターを8-1・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプターを挿入することで、大きさの違う二重折釘フックを取り付けることが出来る。この時、8-1・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプターは使用時に8・二重折釘フック具折釘部保持腔から外れないように、8・二重折釘フック具折釘部保持腔の底部と8-1・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプターの底部に磁石を取り付けることで保持し合い、簡単に外れないようにした。
【請求項3】
請求項2にかかる1・二重折釘フック具取付器には1・二重折釘フック具取付器を高所天井面に届かせるために供する17・棒部本体の16・棒部挿入口に挿入するゆるくつづみ型の円柱状構造の3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部が一体的に形成されており、この3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部には2・二重折釘フック具取付器くびれ部下部より形成された3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部の3/1辺りに6-2・二重折釘フック具取付器挿入部挟小部が構成され、さらに下方に向かって6-1・二重折釘フック具取付器挿入先端広がり部と6・二重折釘フック具取付器挿入先端部を構成している。
【請求項4】
請求項3に係る3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部の6・二重折釘フック具取付器挿入先端部から4・二重折釘フック具取付器棒部挿入元部に向かって約3分の2程にある6-2・二重折釘フック具取付器挿入部挟小部の5・二重折釘フック具取付器挿入部切込部に5-2・二重折釘フック具取付器挿入部切込部最深部を設けた。この切込部は6・二重折釘フック具取付器挿入先端部から5-2・二重折釘フック具取付器挿入部切込部最深部までの中心部に数ミリ幅の空間を有し3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部の円柱表面へと開いた凹型溝状に形成されている。
【請求項5】
請求項4に係る3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部の4・二重折釘フック具取付器棒部挿入元部の直径は18-1・棒部本体内径より1mm程度太くし、6-2・二重折釘フック具取付器挿入部挟小部の直径は18-1・棒部本体内径より1から数ミリ程度細くなり6-1・二重折釘フック具取付器挿入先端広がり部のL・広がり部直径aは18-1・棒部本体内径より1mm程度細くし、L・広がり部直径bは18-1・棒部本体内径の直径より1mm程度広がっているので6-1-1二重折釘フック具取付器挿入先端広がり部断面は楕円形となる。この構造により17・棒部本体に3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部を挿入した際に6-1・二重折釘フック具取付器挿入先端広がり部が18・棒部本体内径面に押圧されさらに挿入すると4・二重折釘フック具取付器棒部挿入元部の手前辺りで18-1・棒部本体内径と4・二重折釘フック具取付器棒部挿入元部の直径の差により挿入が止まり、18・棒部本体内径面と4・二重折釘フック具取付器棒部挿入部の表面が18・棒部本体内径面に押圧され6-1・二重折釘フック具取付器挿入先端広がり部が18・棒部本体内径面に付勢し、各表面が密着されることで摩擦力が増し17・棒部本体の回転時トルクを1・二重折釘フック具取付器に伝えやすくすることができる。
【請求項6】
請求項5にかかる1・二重折釘フック具取付器は、a・中心線上に3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部のh・中心点と8・二重折釘フック具折釘部保持腔に挿入保持された19・二重折釘フック具のe・中心点が、同一の中心線上に同軸垂直に位置させる必要があり、そのため8・二重折釘フック具折釘部保持腔は19・二重折釘フック具のb・中心線上のe・中心点が1・二重折釘フック具取付器のa・中心線上に交わるように形設されており、これにより、19・二重折釘フック具を8・二重折釘フック具折釘部保持腔に挿入し17・棒部本体を回転させて取付を行う時には、21・二重折釘フック具折釘部垂直部のe・中心点と、3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部のh・中心点と17・棒部本体のk・中心点は垂直にa・中心線上にあり、19・二重折釘フック具取り付け時に17・棒部本体を回転した場合に中心軸がぶれることなく回転トルクを24・二重折釘フック具ねじ部先端に伝えることが出来る。
【請求項7】
請求項6にかかる1・二重折釘フック具取付器の前面部には高所天井に取り付けた19・二重折釘フック具のフック部分に掲示するために掲示物の紐等をかけたり取り外したりするための先端が細くなった10-a・紐引掛部先端と
10-a・紐引掛部先端11-a・紐引掛受部11-b/紐引掛受部を構成した9-b・紐掛部に9-b・紐掛部を前面両サイドに一対とし構成しており、さらに12・二重折釘フック具紐掛部凹部を構成することでフック具への紐掛や掛降ろしをを容易にした。
【請求項8】
二重折釘フック具取付器を17・棒部本体に装着して使用する際において、高所天井の場合にはフック具のねじ込み時に石膏ボード内部の石膏屑が落ちる場合があり、下で作業する者の顔や目や商品を汚す恐れがあるため42・粉塵受フードを同時に使用することでこの粉塵被害を最小限にすることができる。この粉塵受は透明な樹脂等でメガホン状に形成し、縦に入れた切り込みの端同士が上下において重ね合わせた構造をしており、43・切込み部内重ね部と44・切込み外重ね部の重ね合わせ部分から容易に17・棒部本体に挿入し挟み込むことができ、42・粉塵受フードの下部には棒部に密着するように円柱形に45・棒部接着部を設け17・棒部本体にはめ込み後、さらに45・棒部接着部に外側から46・防塵受けフード固定キャップを挟み込むことで42・防塵受フードを強く固定することができる。
【請求項9】
店舗等の天井構造は多くは石膏ボードが張られているが、中にはスケルトンで鉄骨がむき出しのところもある。この場合本発明に使われる19・二重折釘フック具では使用ができない。このために19・二重折釘フック具の代わりに、33・磁石付又は接着シート付フック具があれば、鉄骨に磁石や粘着テープの作用で係止することが可能である。この場合には19・二重折釘フック具のねじ皿部が、長方形又は円柱形の皿部を構成しその上部に磁石や粘着シートを取り付けた33.・二重折れ釘磁石付又は接着シート付フック具を提供することで、本発明の1・二重折釘フック具取付器で簡単に鉄骨構造物にもフック具を使用することが出来できる。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高所天井に脚立等を使用せずに誰でもが安全に簡単にスピーデイに市販の旗竿棒や専用の棒に1・二重折釘フック具取付器に19・二重折釘フック具を装着して高所天井にフック具を取り付け、軽量な吊下げ用の掲載物や広告物や装飾物等を吊り下げるためのフック具取付器に関する発明である。尚、専用棒とは最近の店舗は5m近い天井を持つものもあるために通常市販の旗竿棒は2段伸縮となっているがこれでは届くことが出来ないところもある。そのためこれを改良し3段4段の伸縮棒としたものであり、従来の技術で改良し応用できるものである。
【背景技術】
【0002】
従来、天井高所にネジ付フック具を取り付けるには作業員は脚立を使い不安定な状態で手指により石膏ボード面にねじ込み取り付ける作業であった。また、フックをねじ込み時にフックを持った手元がふらつき石膏ボード内の石膏を破壊してしまうことも多く、フックのねじ部と石膏ボード内部剤が崩壊し接合強度が不足し、掲示物を吊下げるには不安定で掲示物の落下等の問題を生じる状況が心配された。そのため従来の技術では確実にフック具を保持するには石膏ボード専用のアンカー等を使用してフック具をつける事ができるが、その場合でも脚立などに乗り、作業者が高所で不安定な状況で天井にフック具を取付けなければならず、また、微妙な取付位置の調整などが必要な事態においては面倒な作業となった。このように危険で面倒な作業であるために専門業者への依頼をすることもあるが、費用や時間がかかり効率的ではなかった。
【0003】
先行技術として、特許文献1の押しピン式の高所取り付け具や特許文献2の専用フック具を使用するフック具取付器などが公開されている。特許文献1については、棒部は伸縮式でなく継ぎ足し式になっておりかなり手間もかかり、専用の棒を要し費用もその分高価となる。押しピン取り付けには、取付器具に本発明のように保持腔を持つものではあるが、取り付けるのはネジによるフック具ではなく押しピンであり、ピンの取り付け時にピンに紐を結束して天井に押し付けて取り付ける方法をとっており、紐や掲示物が邪魔になり作業がしづらいことが予見される。また、取り付け後もねじフックより掲示物の重さに対して保持強度が不足する恐れがある。さらに実験ではピンの部分が長めであると石膏ボード部を貫通させる際に石膏ボード部表紙と石膏ボード内部の石膏剤の抵抗力は意外に強く、ピンの金属の強度不足によっては内部に貫通できず、ピンが曲がる事が確認された。短めのピンであれば石膏ボード表面を貫通し石膏ボード内部まで挿入できたが掲示物の荷重に対しての保持力として弱さがある。さらにピンは取り付けてから紐を掛けることは出来ず掲示物を取り換える都度ピンを取付けや取り外さなくてはならないし、取り外しの際にピンが飛散する恐れがあり非常に危険な場合もある。このため掲示物の着け外しの簡便さに欠けることが予想される。また、本発明者による特開2020-171657では本発明の基礎となった発明が申請されているがフック具は専用のフック具の使用となり、市販のフック具を使用することができない。そのために本発明よりも費用がかかる問題もある。
【特許文献1】特開2000-210880
【特許文献2】特開2020-171657
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のように脚立による作業は危険で面倒であり、ピン式の物は棒の継ぎ足しも面倒であり、掲示する場合にもチラシなど掲示物の取付けには最初に掲示物にピンを取り付けたり、紐を取り付けての状態で吊下げなければならずやはり作業が面倒であり、掲示物の落下にも気を付ける必要があるためにもっと簡単に安全に誰でもが取り付けられる方法が求められる。また、本発明の基礎となった発明ではフック具が専用のものでないと使用できない点があり、本発明なら市販のフック具を使用することでさらに安価に提供できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上述の事情に鑑みての発明であり、市販の19・二重折釘フック具を1・二重折釘フック具取付器の8・二重折釘フック具折釘部保持腔に挿入し3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部を市販の旗竿棒である17・棒部本体の16・棒部挿入口より挿入し取付けた48・二重折釘フック具取付器棒部セットにより脚立や梯子を使用せず、特別な専用の伸縮棒を使わず、脱着自在に誰でも簡単に安全に高所天井に19・二重折釘フック具を取り付けることを目的とした発明である。
【発明の効果】
【0006】
本発明により、法令により作業させられなかった店舗や施設でも、簡単に高所天井に19・二重折釘フック具を取り付けや取り外すことが出来、告知や販促機会を逃すことなく告知物や装飾物を取り付けや取り外すことが安価に容易に行えるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】二重折釘フック具取付器正面図
図2】二重折釘フック具取付器側面図
図3】アダプター側面図
図4】二重折釘フック具側面図
図5】二重折釘フック具折釘部垂直部軸断面図
図6】二重折釘フック具正面図
図7】二重折釘フック具取付器棒部挿入部断面図
図7-1】二重折釘フック具取付器挿入先端広がり部断面図
図7-2】二重折釘フック具折釘部保持腔接面図
図8】二重折釘フック具取付器上面図
図9】二重折釘フック具取付器底面図
図10】二重折釘フック具取付器背面図
図11】二重折釘フック具取付器斜視図
図11-a】棒部本体斜視図
図12】二重折釘フック具磁石付又は接着シート付側面図
図13】二重折釘フック具クッション材図面
図14】粉塵受フード&粉塵受フード図
図15】粉塵受フード&粉塵受フード固定キャップ図
図16】二重折釘フック具取付器組立実施図
図17】二重折釘フック具取付器セット図
図18】二重折釘フック具取付器使用説明図(他・18-A・18-B)
図19】掲示物紐掛実施図(他19-a・19b・19・c19・d・19d-2・19・e・19-f)
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1]から[図15]は各部の構成を示し、[図16]から[図19]は本発明の実施例を示すものであり、市販のフック具を簡単に高所天井へ取り付けることを目的としたもので、使用の一例を説明する。使用の一例として、市販の旗竿棒の先についている40・旗竿棒頭部キャップを外し、1・二重折釘フック具取付器の6・二重折釘フック具取付器挿入先端部を16・棒部挿入口に挿入し押し込み18・棒部本体内径面にしっかり密着したことを確認する。次に、7・二重折釘フック具折釘部挿入腔口に19・二重折釘フック具の21・二重折釘フック具折釘部垂直部が紐掛部側になるように挿入し、しっかり各部分が装着されていることを確認後、店舗等の高所のフック具を取り付けたい天井面に24・二重折釘フック具ねじ部先端を静かに当て、17・棒部本体を少し天井面に強めに押しあてながら棒部をねじ込み方向に回転させることで24・二重折釘フック具ねじ部先端が天井ボード内にねじ込まれていき、やがて回している棒部に抵抗感を感じる時が来れば、ほぼしっかりと装着できているのでそれ以上回さずに静かに17・棒部本体を下げればよい。これにより作業者は脚立を使用することなく、取り付けたい場所に安全に確実にフック具を取り付けることが出来る。
【0009】
この時使用した19・二重折釘フック具は用途によりサイズの大きさを変えることが出来るように8-1・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプター内に8-2・二重折釘フック具折釘部挿入腔を構成した8-1・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプターを挿入することで大きさの違う二重折釘フック具も使用できる。
【0010】
フック具取付作業時には、ねじ込まれた際に天井内部の部材が落ちることがあり、作業者の目や口を汚すことがあるので、17・棒部本体の上部には42・粉塵受フードを取り付けるとこぼれ落ちるボード内部剤をここで受け止め、陳列物を汚さず、作業者を守ることが出来る。
【0011】
19・二重折釘フック具の取り付け時に、確実に天井面とフック具の26・二重折釘フック具傘部を密着させるために27・二重折釘フック具クッション材を26・二重折釘フック具傘部にはめ込み取り付ければ、天井と26・二重折釘フック具傘部の間に付勢が働きさらに確実に密着できる。
【0012】
1・二重折釘フック具取付器には紐掛部があり、この紐掛部を使い、掲示物の紐を掛けてフック具に引っかけることで地上から簡単に掲示物や他の装飾物を取り付けることが簡単にでき、取り外しもこの逆の方法となり、簡単に取り去ることが出来、それぞれの取り外しもフック具を取り付けた時と同じように逆の方法で簡単に取り外すことが出来る。まず、天井に取り付けられた19・二重折釘フック具に紐を掛けるときには、紐掛部の11-aと11-bの紐引掛受部に紐をかけ渡し、天井に取り付けた19・二重折釘フック具の23・二重折釘フック具折釘部先端をまたぐように取り込み、下方に17・棒部本体を下げれば簡単に取り付けることが出来る。これは、1・二重折釘フック具取付器の全面両サイドに紐掛部を一対に構成しさらに前面部により23・二重折釘フック具折釘部先端を取り込みやすくするために12・二重折釘フック具紐掛部凹部を形成したことにより1・二重折釘フック具取付器の全面により深く23・二重折釘フック具本体折釘部先端を取り込むことが出来るため、紐掛の取り外しが容易になる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の1・二重折釘フック具取付器に19・二重折釘フック具を装着したものを17・棒部本体の16・棒部挿入口にセットし、48・二重折釘フック具取付器棒部セットとして使用によれば、老若男女の誰もが高所天井などに、脚立や台や梯子などを使用せず安全に簡単にフック具を取り付け、掲示物の吊下げや取外しも容易に迅速に出来、今まで取り付けたくとも諦めていた装飾物を陳列することが容易となり、フック具を付けたい時にすぐに取り付けられ取り外しも容易なる安価なフック具取付器として店舗の活性化やオリジナル化に貢献する優れた効果が期待できる。また、公共施設などでも告知物の案内などに威力を発揮し、近年、流行する感染症対策に透明ビニールシートを取り付ける場合にもいち早く天井から吊るすこともできる優れた効果がある。
【符号の説明】
【0014】
1・二重折釘フック具取付器
2・二重折釘フック具取付器くびれ部
3・二重折釘フック具取付器棒部挿入部
4・二重折釘フック具取付器棒部挿入元部
5・二重折釘フック具取付器挿入部切込部
5-1・フ二重折釘フック具取付器挿入部切込部先端開口部
5-2・フ二重折釘フック具取付器挿入部切込部最深部
6・二重折釘フック具取付器挿入先端部
6-1・二重折釘フック具取付器挿入先端広がり部
6-2・二重折釘フック具取付器挿入部挟小部
7・二重折釘フック具折釘部挿入腔口
7-1・アダプター用二重折釘フック具折釘部挿入腔口
8・二重折釘フック具折釘部保持腔
8-1・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプター
8-2・二重折釘フック具折釘部挿入腔
8-3・二重折釘フック具折釘部挿入腔用アダプター用磁石
8-4・アダプター用磁石
9-a・紐掛部
9-b・紐掛部
10-a・紐引掛部先端
10-b・紐引掛部先端
11-a・紐引掛受部
11-b・紐引掛受部
12・二重折釘フック具紐掛部凹部
13・二重折釘紐掛部元部
14・二重折釘フック具取付器肩前面部
15・二重折釘フック具取付器天面
16・棒部挿入口
17・棒部本体
18・棒部本体内径面
18-1・棒部本体内径
19・二重折釘フック具
20・二重折釘フック具折釘部
21・二重折釘フック具折釘部垂直部
22・二重折釘フック具折釘部底部
23・二重折釘フック具折釘部先端
24・二重折釘フック具ねじ部先端
25・二重折釘フック具ねじ部
26・二重折釘フック具傘部
27・二重折釘フック具クッション材
28・二重折釘フック具クッション材穴
33・磁石付又は接着シート付フック具
34・磁石付フック具フック部
35・強力磁石又は接着シート
39・伸縮棒ストッパー部
40・棒部手持部
42・粉塵受フード
43・切込み部内重ね部
44・切込み外重ね部
45・棒部装着部
46・粉塵受フード固定キャップ
47・粉塵受フード固定キャップ部挿入部
48・二重折釘フック具取付器棒部セット
50・石膏ボード
51・石膏ボード表紙
52・石膏ボード裏紙
53・石膏ボード内部剤
57・掲示物紐
58・掲示物
a・中心線
b・中心線
c・中心線
d・中心線
e・中心点
f・中心線
g・中心線
h・中心点
i・中心線
j・中心点
K・中心点
接面-1
接面-2
接面-3
接面-4
接面-5
接面-6
接面-7
接面-8
接面-9
B・作業者
【図 】
【図 】
【図 】
【図 】
【図 】
【手続補正書】
【提出日】2021-08-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図7-1】
図7-2】
図8
図9
図10
図11
図11-a】
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図18-A】
図18-B】
図19
図19-a】
図19-b】
図19-c】
図19-d】
図19-d-2】
図19-e】
図19-f】