(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022077973
(43)【公開日】2022-05-24
(54)【発明の名称】コイン電池試験装置
(51)【国際特許分類】
G01R 1/06 20060101AFI20220517BHJP
G01R 31/36 20200101ALI20220517BHJP
【FI】
G01R1/06 Z
G01R31/36
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021177796
(22)【出願日】2021-10-29
(31)【優先権主張番号】63/113,173
(32)【優先日】2020-11-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】110122956
(32)【優先日】2021-06-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】519101029
【氏名又は名称】邑流微測股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107423
【弁理士】
【氏名又は名称】城村 邦彦
(74)【代理人】
【識別番号】100120949
【弁理士】
【氏名又は名称】熊野 剛
(74)【代理人】
【識別番号】100093997
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 秀佳
(72)【発明者】
【氏名】彭 柏洋
(72)【発明者】
【氏名】梁 竣傑
(72)【発明者】
【氏名】施 敏權
(72)【発明者】
【氏名】李 正宇
(72)【発明者】
【氏名】李 信宏
【テーマコード(参考)】
2G011
2G216
【Fターム(参考)】
2G011AA01
2G011AB01
2G011AF06
2G216BB21
(57)【要約】 (修正有)
【課題】試験プロセスを簡略化するように適合されたコイン電池試験装置を提供する。
【解決手段】底部ベース110と、上部カバー120と、正極導電構造130と、負極導電構造140と、を含むコイン電池試験装置100が提供される。底部ベースは、観察領域を有し、観察領域によってコイン電池50を担持するように適合されている。上部カバーは、底部ベースに取り外し可能に接続され、観察領域上のコイン電池50を覆うように適合されている。上部カバーは、開口部120aを有し、開口部は、観察領域に対応し、コイン電池は、開口部を通して観察されるように適合されている。正極導電構造130は、底部ベース上に配置され、観察領域上のコイン電池の正極に接続されるように適合されている。負極導電構造140は、底部ベース上に配置され、観察領域上のコイン電池の負極50bに接続されるように適合されている。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
観察領域を有し、前記観察領域によってコイン電池を担持するように適合された底部ベースと、
前記底部ベースに取り外し可能に接続され、前記観察領域上の前記コイン電池を覆うように適合された上部カバーであって、前記上部カバーが開口部を有し、前記開口部が前記観察領域に対応し、前記コイン電池が前記開口部を通して観察されるように適合されている、上部カバーと、
前記底部ベース上に配置され、前記観察領域上の前記コイン電池の正極に接続されるように適合された正極導電構造と、
前記底部ベース上に配置され、前記観察領域上の前記コイン電池の負極に接続されるように適合された負極導電構造と
を備える、コイン電池試験装置。
【請求項2】
前記底部ベースがベース本体およびキャリアを含み、前記キャリアが前記ベース本体上に配置されて前記観察領域を形成し、前記キャリアが前記コイン電池を収容するのに適した収容溝を有する、請求項1に記載のコイン電池試験装置。
【請求項3】
前記正極導電構造が前記キャリア上に配置され、互いに対向する導電部および端子部を有し、前記導電部が前記収容溝の頂部に位置し、前記観察領域上の前記コイン電池の前記正極に接続されるように適合され、前記端子部が前記キャリアの下面に位置する、請求項2に記載のコイン電池試験装置。
【請求項4】
前記負極導電構造が前記キャリア上に配置され、互いに対向する導電部および端子部を有し、前記導電部が前記キャリアの上面に位置し、前記観察領域上の前記コイン電池の前記負極に接続されるように適合され、前記端子部が前記キャリアの底面に位置する、請求項2に記載のコイン電池試験装置。
【請求項5】
前記キャリアが少なくとも1つの側壁部を有し、前記少なくとも1つの側壁部が前記収容溝を取り囲む、請求項2に記載のコイン電池試験装置。
【請求項6】
前記底部ベース上に配置され、前記観察領域を取り囲むシールリングをさらに備え、前記上部カバーが前記シールリングにしっかりと密着している、請求項1に記載のコイン電池試験装置。
【請求項7】
前記上部カバーがカバー本体および位置制限アセンブリを含み、前記カバー本体が前記観察領域上の前記コイン電池を覆うように適合され、前記開口部が前記カバー本体に形成され、前記位置制限アセンブリが前記底部ベース上に取り外し可能に組み立てられ、前記底部ベース上の前記カバー本体の位置を制限する、請求項1に記載のコイン電池試験装置。
【請求項8】
前記底部ベースがベース本体および少なくとも1つの係止部を含み、前記少なくとも1つの係止部が前記ベース本体に接続され、前記位置制限アセンブリが少なくとも1つのスロットを有し、前記少なくとも1つの係止部が前記少なくとも1つのスロットを通過して前記位置制限アセンブリをロックするように適合されている、請求項7に記載のコイン電池試験装置。
【請求項9】
前記少なくとも1つのスロットが互いに接続された解除セクションおよび係止セクションを備え、前記少なくとも1つの係止部がヘッド部およびネック部を備え、前記ネック部が、前記ベース本体と前記ヘッド部との間に接続され、前記解除セクションの幅が前記ヘッド部の外径よりも大きく、前記ヘッド部の前記外径が前記係止セクションの幅よりも大きく、前記係止セクションの前記幅が前記ネック部の外径よりも大きく、前記ヘッド部が前記解除セクションを通って前記少なくとも1つのスロットを通過するように適合され、前記位置制限アセンブリが、前記底部ベースに対して回転して、前記少なくとも1つの係止部を駆動して前記解除セクションから前記係止セクションに移動させるように適合されている、請求項8に記載のコイン電池試験装置。
【請求項10】
前記少なくとも1つの係止部の数が複数であり、前記係止部が前記観察領域を取り囲む、請求項8に記載のコイン電池試験装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池試験装置に関し、詳細には、コイン電池試験装置に関する。
【背景技術】
【0002】
コイン電池は、その機能が正常であるか否かを確認するために電源投入試験を行う必要がある。現在市場に出回っている試験方法は、試験装置上に多層の材料を積み重ね、模擬的に電気的試験を行うものである。このタイプの組み立ておよびパッケージングされたコイン電池は、成熟した技術であり、組み立ておよびパッケージングプロセスにおいて、ユーザは、試験のために実物のコイン電池を直接使用する以外に、パッケージング圧力、時間、温度などの、電池を組み立ておよびパッケージングするための条件を制御および定義する。この試験方法は、面倒な材料の積み重ねおよび組み立て作業を必要とし、多くの労力と時間がかかる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、試験プロセスを簡略化するように適合されたコイン電池試験装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、底部ベースと、上部カバーと、正極導電構造と、負極導電構造と、を含むコイン電池試験装置を提供する。底部ベースは、観察領域を有し、観察領域によってコイン電池を担持するように適合されている。上部カバーは、底部ベースに取り外し可能に接続され、観察領域上のコイン電池を覆うように適合されている。上部カバーは、開口部を有し、開口部は、観察領域に対応しており、コイン電池は、開口部を通して観察されるように適合されている。正極導電構造は、底部ベース上に配置され、観察領域上のコイン電池の正極に接続されるように適合されている。負極導電構造は、底部ベース上に配置され、観察領域上のコイン電池の負極に接続されるように適合されている。
【0005】
本発明の一実施形態では、底部ベースは、ベース本体とキャリアとを含み、キャリアは、ベース本体上に配置されて観察領域を形成する。キャリアは、コイン電池を収容するのに適した収容溝を有する。
【0006】
本発明の一実施形態では、正極導電構造は、キャリア上に配置され、互いに対向する導電部および端子部を有し、導電部は、収容溝の頂部に位置し、観察領域上のコイン電池の正極に接続されるように適合され、端子部は、キャリアの下面に位置する。
【0007】
本発明の一実施形態では、負極導電構造は、キャリア上に配置され、互いに対向する導電部および端子部を有し、導電部は、キャリアの上面に位置し、観察領域上のコイン電池の負極に接続されるように適合され、端子部は、キャリアの底面に位置する。
【0008】
本発明の一実施形態では、キャリアは、少なくとも1つの側壁部を有し、少なくとも1つの側壁部は、収容溝を取り囲む。
【0009】
本発明の一実施形態では、コイン電池試験装置は、シールリングを含み、シールリングは、底部ベース上に配置され、観察領域を取り囲み、上部カバーは、シールリングにしっかりと密着している。
【0010】
本発明の一実施形態では、上部カバーは、カバー本体と位置制限アセンブリとを含み、カバー本体は、観察領域上のコイン電池を覆うように適合され、開口部がカバー本体に形成され、位置制限アセンブリは、底部ベース上に取り外し可能に組み立てられ、底部ベース上のカバー本体の位置を制限する。
【0011】
本発明の一実施形態では、底部ベースは、ベース本体と少なくとも1つの係止部とを含み、少なくとも1つの係止部は、ベース本体に接続され、位置制限アセンブリは、少なくとも1つのスロットを有し、少なくとも1つの係止部は、少なくとも1つのスロットを通過して位置制限アセンブリをロックするように適合されている。
【0012】
本発明の一実施形態では、スロットは、互いに接続された解除セクションおよび係止セクションを含み、少なくとも1つの係止部は、ヘッド部およびネック部を含み、ネック部は、ベース本体とヘッド部との間に接続され、解除セクションの幅は、ヘッド部の外径よりも大きく、ヘッド部の外径は、係止セクションの幅よりも大きく、係止セクションの幅は、ネック部の外径よりも大きく、ヘッド部は、解除セクションを通って少なくとも1つのスロットを通過するように適合され、位置制限アセンブリは、底部ベースに対して回転して、少なくとも1つの係止部を駆動して解除セクションから係止セクションに移動させるように適合されている。
【0013】
本発明の一実施形態では、少なくとも1つの係止部の数は、複数であり、係止部は、観察領域を取り囲む。
【発明の効果】
【0014】
上記の説明に基づいて、本発明のコイン電池試験装置では、実物のコイン電池が、底部ベースと上部カバーとの間に直接取り付けられるように適合され、底部ベース上に設けられた正極導電構造および負極導電構造を介してコイン電池に対して電源投入試験が行われ、電源投入されたコイン電池を、上部カバーの開口部を介して光学顕微鏡、電子顕微鏡または他のタイプの観察機器によって観察することができる。このように、外部の専用の組み立ておよびパッケージング設備を使用して、コイン電池の組み立てを完了するため、多層の電池材料を試験装置上に擬似的に積み重ねる必要がなく、これにより、試験中に電池材料を積み重ね、組み立て、パッケージングするために必要な時間およびプロセスが節約され、異なる作業者が試験を実行する際の積み重ね組み立ての差が低減される。加えて、本発明のコイン電池試験装置は、電池の組み立て条件を均一化することができ、異なる組み立て設備およびパッケージング設備の組み立て条件でコイン電池を試験することができるため、試験装置の適用レベルを高めることができる。
【0015】
添付の図面は、本発明についてのさらなる理解を提供するために含まれており、本明細書の一部に組み込まれ、本明細書の一部を構成する。図面は、本発明の実施形態を示し、説明と共に、本発明の原理について説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の一実施形態によるコイン電池試験装置の3次元図である。
【0017】
【0018】
【
図3】
図1のコイン電池試験装置の一部の構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1は、本発明の一実施形態によるコイン電池試験装置の3次元図である。
図2は、
図1のコイン電池試験装置の分解図である。
図1および
図2を参照すると、本実施形態のコイン電池試験装置100は、底部ベース110および上部カバー120を含む。底部ベース110は、観察領域110aを有し、観察領域110aによってコイン電池50を担持するように適合されている。上部カバー120は、底部ベース110に取り外し可能に接続され、観察領域110a上のコイン電池50を覆うように適合されている。上部カバー120は、開口部120aを有し、開口部120aは、観察領域110aに対応しており、開口部120aを通してコイン電池50が観察されるように適合されている。
【0020】
図3は、
図1のコイン電池試験装置の一部の構造を示す図である。
図3を参照すると、コイン電池試験装置100は、正極導電構造130および負極導電構造140をさらに含む。正極導電構造130は、底部ベース110上に配置され、観察領域110a上のコイン電池50の正極50aに接続されるように適合され、負極導電構造140は、底部ベース110上に配置され、観察領域110a上のコイン電池50の負極50bに接続されるように適合されている。
【0021】
上記の構成の下で、実物のコイン電池50は、コイン電池試験装置100の底部ベース110と上部カバー120との間に直接設置されてもよく、底部ベース110上に設けられた正極導電構造130および負極導電構造140を介してコイン電池50に対して電源投入試験が行われてもよく、電源投入されたコイン電池50は、上部カバー120の開口部120aを通して光学顕微鏡、電子顕微鏡または他のタイプの観察機器によって観察されてもよい。このようにして、試験装置上に多層の電池材料を模擬的に積み重ねる必要がなくなり、これにより、試験フローが簡略化される。加えて、本実施形態では、正極導電構造130および負極導電構造140は両方とも、底部ベース110および上部カバー120上に別々に配置されるのではなく、底部ベース110上に配置され、その結果、上部カバー120は、単純な構造部材であり、導電構造を含まないため、上部カバー120の製造プロセスが簡略化される。
【0022】
詳細には、本実施形態の底部ベース110は、ベース本体112とキャリア114とを含み、キャリア114は、ベース本体112上に配置されて観察領域110aを形成する。加えて、キャリア114は、少なくとも1つの側壁部1141を有し、側壁部1141は、収容溝114aを取り囲み、収容溝114aは、コイン電池50を収容するのに適している。
【0023】
上記の説明によると、正極導電構造130は、キャリア114上に配置され、互いに対向する導電部132および端子部134を有し、導電部132は、収容溝114aの頂部に位置し、観察領域110a上のコイン電池50の正極50aに接続されるように適合され、端子部134は、キャリア114の下面に位置し、ワイヤまたは適切な導電アセンブリを介してベース本体112の電気接続部112aに接続されてもよい。同様に、負極導電構造140は、キャリア114上に配置され、互いに対向する導電部142および端子部144を有し、導電部142は、キャリア114の上面に位置し、観察領域110a上のコイン電池50の負極50bに接続されるように適合され、端子部144は、キャリア114の底面に位置し、ワイヤまたは適切な導電アセンブリを介してベース本体112の電気接続部112aに接続されてもよい。電気接続部112aは、コイン電池試験装置100に試験電流を供給するために外部電源に差し込むために使用される。
図3において、正極導電構造130の一部および負極導電構造140の一部は、キャリア114の内部に延在するように概略的に示されており、その延在方法は、実際の構造設計要件に応じて変更されてもよく、本発明によって限定されない。
【0024】
本実施形態において、コイン電池試験装置100は、
図2および
図3に示すように、シールリング150をさらに含む。シールリング150は、例えば、ゴムリングまたは他の弾性シール材料であり、底部ベース110のベース本体112上に配置され、観察領域110aを取り囲む。上部カバー120は、シールリング150にしっかりと密着し、観察領域110a上のコイン電池50を外部から隔離して試験を容易にする。
【0025】
本実施形態の上部カバー120は、カバー本体122と、位置制限アセンブリ124とを含む。カバー本体122は、観察領域110a上のコイン電池50を覆うように適合され、コイン電池50を露出させるために用いられる開口部120aは、カバー本体122に形成されている。位置制限アセンブリ124は、底部ベース110のベース本体112上に取り外し可能に組み立てられ、底部ベース110のベース本体112上のカバー本体122の位置を制限する。
【0026】
詳細には、本実施形態の底部ベース110は、複数の係止部116をさらに含み、係止部116は、ベース本体112に接続され、観察領域110aを取り囲む。これに対応して、位置制限アセンブリ124は、複数のスロット1241を有し、各係止部116は、対応するスロットを通過して位置制限アセンブリ124をロックするように適合されている。
【0027】
具体的には、各スロット1241は、互いに接続された解除セクション1241aおよび係止セクション1241bを含む。係止部116は、ヘッド部116aおよびネック部116bを有しており、ネック部116bは、ベース本体112とヘッド部116aとの間に接続されている。解除セクション1241aの幅は、ヘッド部116aの外径よりも大きく、ヘッド部116aの外径は、係止セクション1241bの幅よりも大きく、係止セクション1241bの幅は、ネック部116bの外径よりも大きい。このようにして、ヘッド部116aは、解除セクション1241aを通って対応するスロット1241を通過するように適合され、位置制限アセンブリ124は、底部ベース110に対して回転して、各係止部116を駆動して解除セクション1241aから係止セクション1241bに移動させることができ、それにより、位置制限アセンブリ124は、係止部116のヘッド部116aによってロックされる。上部カバー120を分解する際に、位置制限アセンブリ124を逆回転させて各係止部116を係止セクション1241bから解除セクション1241aに移動させさえすれば、各係止部116のヘッド部116aは、解除セクション1241aを介して対応するスロット1241から分離することができる。したがって、カバー本体122および位置制限アセンブリ124をベース本体112から離れるように移動させることができ、試験済みのコイン電池50を観察領域110aから取り出すか、または試験対象のコイン電池50を観察領域110aに配置することができる。
【0028】
要約すると、本発明のコイン電池試験装置では、実物のコイン電池を底部ベースと上部カバーとの間に直接取り付けることができ、底部ベース上に設けられた正極導電構造および負極導電構造を介してコイン電池に対して電源投入試験が行われ、電源投入されたコイン電池を上部カバーの開口部を通して光学顕微鏡、電子顕微鏡または他のタイプの観察機器によって観察することができる。このようにして、試験装置上に多層の電池材料を模擬的に積み重ねる必要がなくなり、これにより、試験プロセスが簡略化される。加えて、本発明では、正極導電構造および負極導電構造は両方とも、底部ベースおよび上部カバー上に別々に配置されるのではなく、底部ベース上に配置され、その結果、上部カバーは、単純な構造部材であり、導電構造を含まないため、上部カバーの製造プロセスが簡略化される。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明のコイン電池試験装置は、電気試験に適用することができる。
【符号の説明】
【0030】
50:コイン電池
50a:正極
50b:負極
100:コイン電池試験装置
110:底部ベース
110a:観察領域
112:ベース本体
114:キャリア
1141:側壁部
114a:収容溝
116:係止部
116a:ヘッド部
116b:ネック部
120:上部カバー
120a:開口部
122:カバー本体
124:位置制限アセンブリ
1241:スロット
1241a:解除セクション
1241b:係止セクション
130:正極導電構造
132,142:導電部
134,144:端子部
140:負極導電構造
150:シールリング
【外国語明細書】