(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022007827
(43)【公開日】2022-01-13
(54)【発明の名称】釣りウキ
(51)【国際特許分類】
A01K 93/00 20060101AFI20220105BHJP
【FI】
A01K93/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020124748
(22)【出願日】2020-06-26
(71)【出願人】
【識別番号】520270439
【氏名又は名称】岩下 圭介
(72)【発明者】
【氏名】岩下 圭介
【テーマコード(参考)】
2B307
【Fターム(参考)】
2B307HA09
2B307HA27
(57)【要約】 (修正有)
【課題】風に抵抗し、ウキを安定させて釣りを楽しめる釣り用ウキの提供。
【解決手段】浮力槽1の下方4に孔3を設け、重り5で自立させる。筒状孔2から道糸(釣り糸)を通して使用する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウキ本体の浮力槽(1)の下方に孔(3)のあいた入水槽(4)を設けたことを特徴とするウキ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自立するウキの下方に入水槽を設けたウキに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のウキでは、風によってウキ本体が煽られていた。
【先行技術文献】
【技術文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
(イ) ウキが風に弱く流されていた。
(ロ) 道糸(釣り糸)が風で引っ張られて釣りづらかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすために考えたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
浮力槽(1)の下方に孔(3)を設け、入水槽(4)に水を溜める。筒状孔(2)は釣り糸を通すものである。
【発明の効果】
【0006】
(イ) 水面上には常に風は付きもので、その風に抵抗できるようになった。
(ロ) 主に海面では潮目をつかむことができるようになった。
(ハ) 道糸(釣り糸)の糸ふけ(たるみ)が少なくなったので釣りやすくなった。
(ニ) ウキの下方の入水槽は船舶の船底に水を溜めるバラスト水(船舶の安定)と同じ役目をするもであり、ウキの上下左右の動きを安定させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
ウキ本体の浮力槽(1)の中央に筒状孔(2)を設け、穴のあいた入水槽(4)を持ち、ウキが自立できるように重り(5)を設けた。
本発明は以上のような構造である。
本発明は使用するときは、孔(2)より道糸(釣り糸)を上方から下方へ引き出して使用する。
【符号の説明】
【0009】
1 浮力槽
2 筒状孔
3 孔
4 入水槽
5 重り