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  • 特開-足元化粧材の取付構造 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022078577
(43)【公開日】2022-05-25
(54)【発明の名称】足元化粧材の取付構造
(51)【国際特許分類】
   A47B 77/00 20060101AFI20220518BHJP
【FI】
A47B77/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020189335
(22)【出願日】2020-11-13
(71)【出願人】
【識別番号】000104973
【氏名又は名称】クリナップ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100120400
【弁理士】
【氏名又は名称】飛田 高介
(74)【代理人】
【識別番号】100124110
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 大介
(72)【発明者】
【氏名】丹羽 智紀
【テーマコード(参考)】
3B260
【Fターム(参考)】
3B260CA08
(57)【要約】
【課題】作業員が一人で足元化粧材をビルトイン機器に効率的に取り付けることができ、作業コストの低減を図ることが可能な足元化粧材の取付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる足元化粧材の取付構造の構成は、システムキッチンや家具などの什器に予め組み込まれた床置き型のビルトイン機器と床との隙間を覆う足元化粧材の取付構造であって、足元化粧材と、ビルトイン機器と接合する一対の取付具と、一対の取付具に接合された裏板と、を備え、裏板は、取付具と接合する背面部と、背面部の側辺から前方に屈曲した側面部とを有し、足元化粧材は、矩形状の前面プレートと、前面プレートの側辺から後方に屈曲した側面プレートとを有し、足元化粧材の側面プレートと裏板の側面部を接合することを特徴とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
システムキッチンや家具などの什器に予め組み込まれた床置き型のビルトイン機器と床との隙間を覆う足元化粧材の取付構造であって、
足元化粧材と、前記ビルトイン機器と接合する一対の取付具と、該一対の取付具に接合された裏板と、を備え、
前記裏板は、前記取付具と接合する背面部と、該背面部の側辺から前方に屈曲した側面部とを有し、
前記足元化粧材は、矩形状の前面プレートと、該前面プレートの側辺から後方に屈曲した側面プレートとを有し、
前記足元化粧材の側面プレートと前記裏板の側面部を接合することを特徴とする足元化粧材の取付構造。
【請求項2】
前記裏板は、対称形状の分割式であって、前記一対の取付具それぞれに対して接合されることを特徴とする請求項1に記載の足元化粧材の取付構造。
【請求項3】
前記裏板の側面部には、雌ねじが形成されていて、
前記足元化粧材の側面プレートには、縦方向に長い長穴が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の足元化粧材の取付構造。
【請求項4】
前記裏板の側面部には、雌ねじが形成されていて、
前記足元化粧材の側面プレートには、バカ穴が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の足元化粧材の取付構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、システムキッチンや家具などの什器に予め組み込まれた床置き型のビルトイン機器と床との隙間を覆う足元化粧材の取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、システムキッチンや家具などの什器に予め組み込まれた食洗機やオーブン、洗濯機などのビルトイン機器が知られている。ビルトイン機器と床との間には、それらの隙間を覆う足元化粧材が取り付けられる。例えば特許文献1では、システムキッチンや家具などの什器に予め組み込まれた床置き型のビルトイン機器と床との隙間を覆う足元化粧材の取付構造が開示されている。
【0003】
特許文献1の足元化粧材の取付構造は、折曲げ成形された足元化粧材と、ビルトイン機器と接合する一対の取付具と、これらの一対の取付具に接合された裏板とを備えている。裏板は、足元化粧材の背面プレートより幅が短く左右に指を挿入可能な隙間が形成されていて、板ナットを介して背面プレートにボルト接合される。
【0004】
特許文献1の足元化粧材の取付構造によれば、ボルトの頭を足元化粧材の前面プレートで隠した状態でビルトイン機器の取付具と足元化粧材とのボルト接合が可能となる。その結果、簡易で安価な構成により、ビルトイン機器と床との隙間を覆って見栄えを良くすることができ、周囲の什器の足元化粧材とのデザイン的な統一感を出すことが可能であるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2018-171193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の足元化粧材の取付構造では、左右一対の取付具を裏板に取り付けた後にその裏板を化粧材に取り付ける。そして、取付具をビルトイン機器に挿入することにより、ビルトイン機器と床との間が足元化粧材によって覆われる。ここでビルトイン機器には、取付具が挿入される箇所にロック機構が設けられている。このため、取付作業を行う際には、2人の作業員が左右一対の取付具をそれぞれ持った状態で左右一対のロック機構を解除し、同時にビルトイン機器に取付具を挿入しなければならない。
【0007】
上記の取付作業を一人で行おうとすると、結束バンド等を挿入してロック機構を解除しておくこともかろうじて可能ではある。しかしこの作業には熟練度や手先の器用さが必要であり、経験が少ない場合、作業を完了するまでに多大な時間を要してしまう。また従来の足元化粧材の取付方法であると、ビルトイン機器に取付具を挿入する際に位置調整が必要となった場合、取付具と裏板の位置を調整する前に足元化粧材から裏板を取り外さなければならず、作業員の手間が増えることとなってしまっていた。したがって、特許文献1の技術には更なる改善の余地があった。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑み、作業員が一人で足元化粧材をビルトイン機器に効率的に取り付けることができ、作業コストの低減を図ることが可能な足元化粧材の取付構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明にかかる足元化粧材の取付構造の代表的な構成は、システムキッチンや家具などの什器に予め組み込まれた床置き型のビルトイン機器と床との隙間を覆う足元化粧材の取付構造であって、足元化粧材と、ビルトイン機器と接合する一対の取付具と、一対の取付具に接合された裏板と、を備え、裏板は、取付具と接合する背面部と、背面部の側辺から前方に屈曲した側面部とを有し、足元化粧材は、矩形状の前面プレートと、前面プレートの側辺から後方に屈曲した側面プレートとを有し、足元化粧材の側面プレートと裏板の側面部を接合することを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、先に取付具を1本ずつビルトイン機器に挿入し、それから裏板の背面部を取付具に接合する。そして、その後に裏板の側面部と足元化粧材の側面プレートとを接合することにより、足元化粧材がビルトイン機器に取り付けられる。このように、取付具を1本ずつビルトイン機器に挿入可能であることにより、作業員が一人で足元化粧材をビルトイン機器に効率的に取り付けることができる。したがって、作業コストの低減を図ることが可能となる。
【0011】
また上記構成によれば、ビルトイン機器に取付具を挿入する際に位置調整が必要となった場合であっても、足元化粧材から裏板を取り外すことなく、取付具と裏板の位置を調整することができる。したがって、作業員の手間を大幅に低減することが可能となる。
【0012】
上記裏板は、対称形状の分割式であって、一対の取付具それぞれに対して接合されるとよい。一対の取付具を1枚の裏板に取り付ける場合、裏板に反りが生じていると、取付具の位置がビルトイン機器の挿入箇所からずれてしまうことがある。これに対し、かかる構成によれば、一対の取付具を1枚の裏板に接合する場合に生じる裏板の反りの影響を受けることなく、取付具をビルトイン機器に挿入することが可能となる。
【0013】
上記裏板の側面部には、雌ねじが形成されていて、足元化粧材の側面プレートには、縦方向に長い長穴が形成されているとよい。これにより、足元化粧材に対する裏板の上下方向の位置を調整することが可能となる。
【0014】
上記裏板の側面部には、雌ねじが形成されていて、足元化粧材の側面プレートには、バカ穴が形成されているとよい。これにより、足元化粧材に対する裏板の上下方向および前後方向の位置を調整することが可能となる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、作業員が一人で足元化粧材をビルトイン機器に効率的に取り付けることができ、作業コストの低減を図ることが可能な足元化粧材の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本実施形態にかかる足元化粧材の取付構造を適用する什器であるシステムキッチンを説明する図である。
図2】本実施形態にかかる足元化粧材の取付構造の詳細を説明する図である。
図3】取付具および裏板の詳細を説明する図である。
図4】足元化粧材を取り付ける手順を説明する図である。
図5】足元化粧材の側面プレートに形成されるネジ穴の形状を説明する図である。
図6】本実施形態の取付構造の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0018】
図1は、本実施形態にかかる足元化粧材の取付構造を適用する什器であるシステムキッチンを説明する図である。図1(a)はシステムキッチン100を前方から観察した全体斜視図であり、図1(b)は、システムキッチン100を下方から観察した全体斜視図である。
【0019】
図1(a)および(b)に示すように什器としてシステムキッチン100を例示している。また什器に予め組み込まれた床置き型のビルトイン機器としてビルトイン食洗機110を例示している。本実施形態の足元化粧材の取付構造では、システムキッチン100の前板と床の隙間、およびビルトイン食洗機110の前板と床の隙間に、そこを覆う足元化粧材120を取り付ける。このように、システムキッチン100に対して別メーカーのビルトイン食洗機110を組み合わせる場合でも、共通のデザインの足元化粧材102、120を取り付けることにより、デザインの共通性を持たせることが可能になる。
【0020】
なお、本実施形態では什器およびビルトイン機器としてシステムキッチン100およびビルトイン食洗機110を例示したが、これに限定するものではない。什器としては、システムキッチン100以外にも家具を例示することができる。ビルトイン機器としては、システムキッチン100や家具に予め組み込まれた他の機器(オーブンや洗濯機)であってもよい。
【0021】
図2は、本実施形態にかかる足元化粧材の取付構造(以下、単に取付構造と称する)の詳細を説明する図である。図2に示すように、本実施形態にかかる取付構造は、折曲げ成形された足元化粧材120と、ビルトイン食洗機110(ビルトイン機器)と接合する一対の取付具130と、一対の取付具130に接合される裏板140とを含んで構成される。
【0022】
図3は、取付具130および裏板140の詳細を説明する図である。図3(a)は、取付具130の斜視図であり、図3(b)は、裏板140の斜視図である。取付具130は、足元化粧板をビルトイン食洗機110に取り付けるための金属製の金具である。一対の取付具130は左右対称の形状となっているが、機能に差異はないため区別なく説明する。
【0023】
図3(a)に示すように、取付具130の外側には三角形状の複数の歯が形成された歯部132が設けられている。また歯部132の端部には、裏板140が取り付けられる取付面134が設けられている。取付面134には、裏板140を接合するためのネジ穴136が形成されている。
【0024】
図2に示すように、ビルトイン食洗機110のうち、取付具130の歯部132が挿入される挿入孔114には、ロック機構116が設けられている。取付具の歯部132はビルトイン食洗機110の奥に向かって傾斜している。このためロック機構116が機能しているときは取付具130を引き出すことはできるが挿入することはできない。そこで取付具130をビルトイン食洗機110に挿入する際には、ロック機構116を解除した状態とし、取付具130を所定の位置まで挿入した後にロック機構116を作動する。そして最終的に足元化粧材120を組み立てたあとに、所定の位置まで引き出す。
【0025】
図3(b)に示すように、裏板140は背面部142および側面部144を有する。背面部142は、取付具130の取付面134と接合される部位であり、裏板140を接合するためのネジ穴146が形成されている。側面部144は、背面部142の側辺から前方に屈曲した部位であり、足元化粧材120に接合される部位である。側面部144には、切り起こした円筒に雌ネジが切られたネジ穴148が形成されている。
【0026】
また図2に示すように、足元化粧材120は、矩形状の前面プレート122と、前面プレート122の側辺から後方に屈曲した側面プレート124とを有する。足元化粧材120の側面プレート124には、裏板140の側面部144を接合するためのネジ穴126が形成されている。
【0027】
なお、本実施形態では、足元化粧材120として折り曲げ成形された金属製の部材を用いる構成を例示した。ただし、これに限定するものではなく、足元化粧材120としては、押出成形した樹脂部材や、加工した木材を用いてもよい、ただし、足元化粧材120としては、強度が高い金属性の折り曲げ成形された部材を用いることが最も好ましい。
【0028】
図4は、足元化粧材120を取り付ける手順を説明する図である。本実施形態の取付構造では、まず図4(a)に示すように、裏板140の背面部142のネジ穴146と取付具130の取付面134のネジ穴136とにボルト150を挿入し(図2参照)、それらを接合する。そして、一対の取付具130を1本ずつビルトイン食洗機110の挿入孔114に挿入する。
【0029】
その後図4(b)に示すように、足元化粧材120の側面プレート124に形成されたネジ穴126と裏板140の側面部144に形成されたネジ穴148とを位置合わせする(図2参照)。そして、キャップ用座金152を挿通したネジ154をそれらのネジ穴を挿入することにより、足元化粧材120の側面プレート124と裏板140の側面部144とが接合される。これにより、図4(c)に示すように足元化粧材120がシステムキッチン100に取り付けられた状態となる。
【0030】
上記説明したように本実施形態の取付構造によれば、取付具130を1本ずつビルトイン食洗機110に挿入し、裏板140の背面部142を取付具130に接合する。そして、裏板140の側面部144と足元化粧材120の側面プレート124とを接合することにより、足元化粧材120がビルトイン食洗機110に取り付けられる。
【0031】
このように取付具130を1本ずつビルトイン食洗機110に挿入可能であることにより、一方の手でロック機構116を操作してロックを解除しつつ、他方の手で取付具130を挿入することができる。すなわち、取付具130をビルトイン食洗機110に挿入する際に2人がかりでロック機構116を解除する必要がない。このように、作業員が一人で足元化粧材120をビルトイン食洗機110に効率的に取り付けることができ、作業コストの低減を図ることが可能となる。
【0032】
なお、足元化粧材120を裏板140に接合した後には、ネジ154の頭にキャップ160を取り付けるとよい。これにより、ネジ154が使用者から視認されづらくなるため、システムキッチン100の美観の向上を図ることができる。なお、キャップ160が外観に表れてしまうが、隣接するシステムキッチン100の足元化粧材102との間の狭い隙間に位置しているため、使用者からはほぼ認識されることはない。
【0033】
また本実施形態の取付構造では、裏板140は、対称形状の分割式であって、一対の取付具130それぞれに対して接合される。すなわち本実施形態では、裏板140は1つの取付具130に対して1つ用意される。仮に一対の取付具130を1枚の裏板に取り付ける場合、裏板に反りが生じていると、取付具130の位置がビルトイン食洗機の挿入孔114からずれてしまうことがある。
【0034】
これに対し、一対の取付具130それぞれに対して1つの裏板140を取り付ける構成によれば、一対の取付具130を1枚の裏板に接合する場合に生じる裏板の反りの影響を受けることなく、取付具130をビルトイン食洗機110に挿入することが可能となる。また一対の取付具130それぞれに対して1つずつ裏板140を取り付ける構成とすることにより、取付具130を先にビルトイン食洗機110の挿入孔114に挿入した後に取付具130に裏板140を接合する構成とすることも可能である。
【0035】
図5は、足元化粧材120の側面プレート124に形成されるネジ穴126の形状を説明する図である。図5(a)に示す例では、ネジ穴126を縦方向に長い長穴としている。これにより、足元化粧材120に対する裏板140の上下方向の位置を調整することが可能となる。図5(b)に示す例では、ネジ穴126の径をネジ154の径よりも十分に大きいバカ穴としている。これにより、足元化粧材120に対する裏板140の上下方向および前後方向の位置を調整することが可能となる。
【0036】
上記説明において、裏板が分割式でなく1枚であると、反りが問題になると説明した。しかし本発明によれば、裏板が1枚の構成とすることも可能である。
【0037】
図6は、本実施形態の取付構造の他の例を示す図である。図6(a)では、裏板240が1枚の場合を例示している。かかる構成では、まず図6(a)に示すように、ビルトイン食洗機110の挿入孔114に対して一対の取付具130をそれぞれ先に挿入する。そして、図6(b)に示すように一対の取付具130に対して1枚の裏板240を接合する。その後、裏板240に対して足元化粧材120を接合する。
【0038】
このように、先に取付具130を挿入し、あとから裏板240を取り付けることが可能になるのは、足元化粧材120の側面プレート124と裏板240の側面部144を接合するからである。すなわち、最も外側にある足元化粧材120を後付けするから、取付具130を挿入したあとにボルト150を締めることができるからである。
【0039】
さらに裏板240は、丸穴のネジ穴242を先に締結し、長穴のネジ穴244を後から締結する。これにより裏板240に反りや曲がりが生じていても、また取付具130が若干傾いて挿入されていたとしても、支障なくボルト150を締結することができる。
【0040】
上記構成によっても、取付具130を1本ずつビルトイン食洗機110に挿入した後に、裏板240を取付具130に接合する。このため、作業員は一人で作業を行うことができる。したがって、作業コストの低減を図ることが可能となる。
【0041】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は、システムキッチンや家具などの什器に予め組み込まれた床置き型のビルトイン機器と床との隙間を覆う足元化粧材の取付構造に利用することができる。
【符号の説明】
【0043】
100…システムキッチン、102…足元化粧材、110…ビルトイン食洗機、112…前板、114…挿入孔、116…ロック機構、120…足元化粧材、122…前面プレート、124…側面プレート、126…ネジ穴、130…取付具、132…歯部、134…取付面、136…ネジ穴、140…裏板、142…背面部、144…側面部、146…ネジ穴、148…ネジ穴、152…キャップ用座金、154…ネジ、160…キャップ、240…裏板、242,244…ネジ穴
図1
図2
図3
図4
図5
図6