(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022078914
(43)【公開日】2022-05-25
(54)【発明の名称】メールアドレスホーン
(51)【国際特許分類】
H04M 1/00 20060101AFI20220518BHJP
H04M 3/42 20060101ALI20220518BHJP
H04M 3/56 20060101ALI20220518BHJP
G06F 13/00 20060101ALI20220518BHJP
【FI】
H04M1/00 S
H04M3/42
H04M3/56
G06F13/00 510A
G06F13/00 610A
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020199881
(22)【出願日】2020-11-13
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-12-17
(71)【出願人】
【識別番号】310011963
【氏名又は名称】安 泰昌
(72)【発明者】
【氏名】安 泰昌
【テーマコード(参考)】
5B084
5K127
5K201
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA15
5B084AB07
5B084AB14
5B084AB27
5B084AB29
5B084BB03
5B084DC02
5B084DC03
5B084DC04
5B084DC05
5B084FA32
5K127AA36
5K127BA16
5K127EA03
5K127EA26
5K127FA02
5K127GA12
5K127GB02
5K127GB12
5K127HA02
5K127HA03
5K201AA05
5K201BB07
5K201BC01
5K201BD06
5K201CA01
5K201CA08
5K201CB02
5K201CB06
5K201CB07
5K201CB09
5K201EA05
5K201EC06
5K201ED07
(57)【要約】
【課題】 インターネット網を利用した無料通話システムは事前に運営会社に事前登録して相手先との通話する際には相手先アドレスを紹介してもらい接続する必要性があり、セキュリティ対策に於いても盗聴の危険性があり、情報漏えいする可能性がある。
【解決手段】 過去に受信した電子メールのアドレス帳のメールヘッダー内の選択した最初の送信者の電子メールのアドレスとIPアドレスを本願専用のメールアドレスホーンアドレス帳に事前に転記して置き、通話等をする際に相手先を選択して呼出し信号を発信すると相手先に着信して呼出し音が鳴り、相手が通話状態にすると本願アプリケーションソフトウエアが動作してP2Pテクノロジーにより相手先と接続して相手先も本願と同じソフトウエアを端末にインストールしているので発信者と接続されると通話が可能となる。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネットに接続された自己の情報処理装置の端末と指定する異なる場所に設置されている前記インターネット上に接続された他の情報処理装置の端末とを接続して情報交換する当該メールアドレスホーンアプリケーションプログラムの方法に於いて、
前記自己の情報処理装置の発呼側端末から他の情報処理装置の着呼側端末に電子メールによる自己の接続情報を送信する方法で電子メールのメッセージ欄の定型フォーマットに自己端末のメールアドレスにIPアドレスを自動的に記載して、専用のタグを張り付けて、着呼側のメールサーバーに送信処理するステップと、
前記着呼側サーバーに着信したメールは接続されている端末が着信信号を検知すると当該プログラムが開封処理され記載されている発呼側の端末のIPアドレスとが接続モジュールが前記両端末はP2P技術で接続処理を確立して両端末がインターネット回線で接続され情報交換が可能となり、音声通話やビデオ通話にWeb会議等が開始するステップを有し、
前記発呼側端末の当該プログラムはメールアドレスホーンアドレス帳の通信先相手を選択する際にメールアドレスを指定するか、IPアドレスを指定するかにより着呼側のメールサーバーに接続される全部の端末に着信信号が着信されるステップと、
IPアドレスを選択した場合はそのIPアドレス端末に着信信号が到達する処理を行い接続するステップを有し、
前記アドレス帳のメールアドレスかIPアドレスのどちらでも選択指定する事が可能とする特徴を有するメールアドレスホーンソフトウェアプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
近年インターネット回線網に接続した携帯電話であるスマートホーンが急速に普及し、旧来のガラパゴス系携帯電話機はその市場を狭められている。インターネットに接続して無料電話接続ソフトによる通話から電子メール、そのほか各種アプリケーションを利用して、さまざまなSNSサービス等の提供が利用可能となり広範囲に活用され極めて便利なツールとなっている。今後も新たなソフトウエアの開発がなされてそれらの新規サービスがインターネット通信の市場に追加提供され、さらなる利便性の向上が期待され、現状よりも更に進化発展継続が図られていくことは確実でしょう。また電話機能においても無料の通話機能であるラインやスカイポその他の多くのフリーの通話ソフトやIP電話も世界中において多数提供され利用されている。そのため携帯電話通信キャリヤーでは対抗策として通話利用料金の低減を図り、利用者も通信料金の低額化によりその恩恵を享受しながら業界全体の発展にも貢献され、今後も更なる技術革新が進み利用者へのサービス向上が期待される。本願発明もこれらの大局的見地から現状の技術的な展望から次に進展すべき課題を模索しながらどのような可能性があるかの観点から、本案は新技術を利用した新たに開発した移動体通信モバイルやPCでの利用の現状分析をして次世代型のIPの技術的なテクノロジー手段で構成されるものである。
【背景技術】
【0002】
近年急速に市場が急拡大してきたモバイル端末である携帯電話にせよ、インターネット通信が可能なスマートホーンにせよ今や1人1台から1人2台目へと拡大しょうとしている状況下において、普及初期段階当初は端末を所有することが目的としていたが、その後普及していくと端末の通信維持費をいかに低減してなお節減を図り費用を抑制すかと言う問題が起こりうるものであり、そのために無料通信アプリで携帯端末やパソコンにヘッドセット等を接続して無料通話する利用策が有効ではあるが友人や知人に同僚が同じソフトをインストールして認証登録等をしている場合には問題はないが相手が同じ通信アプリをインストールしていない場合は有効とは言えない。またソフトの種類によっては特定機関による盗聴が可能なソフトもあり、機密が必要な通話内容の場合は要注意であり、軽々に料金無料に飛び付くのは早計十分に検討して有効なソフトを選択することも重要な要点となる。また無料通話ソフトによってはパソコンや携帯情報端末から一般電話との通話可能なソフトもあり料金は掛かるが便利な機能を備えているソフトもすでに存在している。また通話内容を暗号化されるので前記したソフトよりも盗聴に対しては安全でありと言える。そしてファイアウォールやNAT内のパソコンにも接続して通話機能があるものもあり効果的であるがこれらの無料通話ソフトは維持管理会社のサーバーに認証登録する手間が必要があり手間がかかる問題もある。またこれらの無料通話ソフトは盗聴されやすいという情報もあり、安易に無料だからと言う理由で安易に導入するには要注意で慎重に検討する事も必要と言える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】日本国特許第4764747号
【特許文献2】日本国特許第5031113号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在世界中で携帯電話の小型化が進み誰でも持てる時代になってきた。携帯無線中継施設が各地に敷設されているところであればどこでも誰とでも携帯電話での通話が可能である。しかし携帯電話の通信キャリアは通信施設から設備費の維持に職員の人件費や施設管理費を賄うために通話料金を徴収して経営している。いわゆる有料である。これに対して現在世界中で普及利用されている携帯端末或いはPCによるインターネット電話によるP2P技術を利用した無料携帯通信アプリは通話料が掛からないと言う利点がある。現状における無料通話ソフトでインターネット回線を利用して通話する場合、送信側と受信側の双方が同じアプリケーションプログラムで無料での会話が可能となる。この場合双方が端末に同じソフトウェアを端末にインストールして煩雑なユーザー認証登録をしなければならないと言う条件が最低限必要となり、手間がかかるという問題があるが本願発明による方法では通信相手のメールアドレスを知っていれば送信側、受信側双方の端末に本願アブケーションソフトウエアをインストールすればインターネット回線を利用して送信側と受信側双方の端末を接続してのソフトフォンでの通話が可能となり、無料携帯ソフト運営サイトに認証登録が不必要となる。また通話相手の通常の電話番号が無くともインターネット電話でメールアドレス宛に無料通話が掛けられるシステムとなるものである。端末が移動体キャリアの回線に接続されていればもちろん通常の電話番号での利用も可能である。
【0005】
このように本願方式はインターネット回線を利用して通信相手のメールアドレスでの通話等が可能なコミニュケーションシステムである。本願方式に於いてもNAT越え機能も添付されているので交信範囲は広くなるとともに暗号化機能も付随している。インターネットで接続すると誰でも端末に登録しているメールアドレスやIPアドレスを利用して特定の相手先と音声通話やビデオ通話にWeb会議等が利用することが可能となり、必要以上の特定の相手先の番号を端末に記憶して置く事無く、メールアドレスで特定して使用できるので便利なものとなる。本願方式はスマートホンは勿論のことメールが使用できるPCであればタブレットやノートパソコンにディスクトップパソコンなどどれでも使用できるのでスピカーとマイクがあれば音声通話やビデオ通話が可能である。また一つのメールアドレスに複数のPC等が接続されている場合に各端末はIPアドレスが違うのでそれぞれのIPアドレスをメールアドレスホーンのアドレス帳に登録しておけば、選択指定した端末に限定して発呼メールを送信して指定した端末と接続して通話等を行えるので便利である。
【0006】
しかし無料アプリのソフトウェアを利用して送信側、受信側が相手のメールアドレス宛に発呼メールを送信して、着呼側がスマートホーンやパソコンで受信してメールを開封し、発呼側の情報処理装置の端末情報であるIPアドレスを取得してP2Pの技術で受信側と接続して音声通話やビデオ通話にWeb会議等が出来るようになってもここで一つ問題が発生する。それは現在市場ではパソコンやスマートホーンは比較的低価格になり、容易に購入しやすくなり用途や場所によりユーザーは情報処理端末を増設して数が増えてきて1人で2台、3台と所有している。外出時の携帯電話機であるスマートホーンに、移動時のノートパソコン自宅にはノートパソコンやディスクトップパソコンと多くのPCを所有して一つのメールアドレスに前記したように多数のPC等が接続されそれぞれの端末にIPアドレスが存在し管理されている。この場合それぞれの端末はIPアドレスが異なるので連絡先を限定して自己端末情報を記載した発呼メールを送信する場合にどのPCに発信すれば適正なのが判断に迷う場合が発生する。そもそも本願発明はこれらの問題を解決する対応策を講じて問題解決を図る事に主眼を置き解決を図っている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願の名称であるメールアドレスホーンとは通信相手のメールアドレスやIPアドレスを利用して発信者の端末と通信相手側とを端末同士が接続して無料のインターネット電話による音声通話やビデオ通話にWeb会議等で相互のコミニュケーションを図るものであるが通常インターネットでの電子メールは文字等により文書やデータを通信相手に送信してコミニュケーションを図るもので、本願では音声通話やビデオ通話Web会議等を可能にする通信手段となるものである。メールで音声やデータを送信することも可能であるが本願ソフトは送受する双方が継続して同時に通話等が通信可能でメールアドレスやIPアドレスを利用して送信して接続すると直ぐに通話等が可能で通常の電話と同様であり、メールアドレスとIPアドレスによる相手先を選択して指定する方法をとる事による特定の端末を選択することが可能な相手側端末を特定して選択する事が出来る通信方法である。
【0008】
本願アプリケーションプログラムのメールフォルダのメールアドレスのヘッダーに記載されている発信者のIPアドレスを利用してP2Pやクラウドベースでの技術を利用して通信相手の端末と相互に接続してインターネット電話等を行う事が主な概要であるが、その技術的構成は本願のメールアドレスホーンの利用者はアプリケーションソフトを通信相手と共に端末にインストールして電子メールのアドレス帳のメールホルダーに着信している友人、知人や関係者ら発信者が前もって必要とする通話相手を選択すると本願アプリケーションソフトは自動的にメールヘッダーにある最初の発信者のIPアドレスをメールアドレスホーンのアドレス帳に転記登録される事になる。通話する相手を事前に多数登録して置き、通話時にメールアドレスホーンのアドレス帳の相手を選択指定して発信すると通話発信処理がされて相手と直接通話が可能となるが送信信号が発信され相手側のIPアドレスに着信すると相手側端末に呼び出し音や着信の表示等が端末になされ発信者の氏名等が表示されるようになっている。着信者がメールアドレスホーンをONの状態にすると相手先の端末と発信者の端末が接続されエンドツ-エンドでの暗号化通信ができる事になる。
【0009】
またファイアウォールやNAT越えの機能も装備されていて、こうした機能で通信ができる。またメールアドレス以外にメールアドレスホーンのアドレス帳のIPアドレスをクリックないし画面をタッチするとアプリケーションソフトはP2Pシステムでの相手先端末と発信者の端末が直接接続され従来の電子メールで送信されてきたメールのメールヘッダーの発信者のIPアドレスと着信側端末が確実に相手を特定して端末同士を接続して通話を可能にすることが可能となる。
【0010】
従来の無料の通話ソフトのように登録してある専用の相手先専用の番号等や無料電話組織の登録やログインの手続きは必要なく今まで使用していた自分独自ののメールアドレスで本願方式の独自のメールアドレスホーンのアプリケーションソフトでメールアドレスやIPアドレスを利用してP2Pの技術やビジュアルモードを併用して相手先を特定して音声等での会話或いはデータ情報やビデオ情報を交換するシステムとなるものである。電話に出られない場合は着信アイコンをタッチせずにそのまま放置して既定の回数か発信回数及び時間を過ぎると履歴画面に発信者のメールアドレスと名前時間等が記録され、着信状態が解除されて元の初期画面である待ち受け画面に戻りことになる。PCでの通話の場合はモニター画面が起動表示されている場合はモニター画面の隅に着信表示ウィザードが開き、相手の名前やメールアドレス等が表示され保留が通話開始のアイコンをクリックしてヘッドセットを装着してPCのマイク、スピーカーを使用しての通話開始するものである。受信者の端末の電源が入っていない場合や送信者は既定の回数呼び出し音が鳴っても出ない場合には留守番電話機能が起動し、送信者は留守電に録音する内容を話しかけると留守電のメッセージの録音機能は音声でメールサーバーの添付ファイルに音声記録が残り、受信者はその存在を確認した場合再生して内容を確認することができて、その時点で返信の電話をすることができるものである。音声記録がない場合には着信履歴に記録が残り事後のPC起動時に送信者に返信することになる。
【発明の効果】
【0011】
本願発明によるメールアドレスホーンのアプリケーションソフトの最大の効用は携帯電話機であるスマートホーンやPCがインターネットで通信が可能な状態で電子メールホルダー内の送信してきた個々の発信者のメールアドレスやメールヘッダー内の最初に発信した発信者のデバイスのIPアドレスをメールアドレスホーンのアドレス帳に転記登録してメールアドレスホーンを使用して選択して特定の相手と通話等を行う際に本ソフトで簡単確実に接続を可能とすることを目的としたものである。そのためにまず最初に友人や知人に顧客等と情報交換したことがあり、電子メールのアドレス帳に記載されている名前をメールアドレスホーンのアドレス帳に転記登録処理を前もって操作して置き、メールアドレスホーンを使用するときメールアドレスホーンのアドレス帳を開き通話相手の名前を選択して発呼メールを送信すると着呼した端末がメールを開封して接続処理をして通話等が可能になる。メールアドレスやIPアドレスを電子メールのアドレス帳のフォルダーにある名前を事前にメールアドレスホーンのアドレス帳に転記登録してメールアドレスホーンを使用する際に即座に発信信号を送信できるようにして相手の端末と接続して本アプリケーションソフトで音声信号をデジタル信号に変換して相手の端末とを接続して会話等を行うものであるが電子メールのアドレス帳に記載されている送信相手を選択してメールアドレスホーンの送信アイコンをクリックないしタブレットの方式の場合タッチすれば相手を呼び出し無料通話が可能となるアプリケーションソフトで相手側も本方式のソフトをインストールしていれば良い。
【0012】
周知のようにメールアドレスは相手を特定する識別子して二人として重複することはないが相手を特定するのにおいて多くの電話番号や識別子があると暗記やメモを記録するには管理面で面倒な面があり、メールアドレスやIPアドレスのみで電子メールや通話で共有すれば管理面で簡単に済むので便利であり、電話番号を新たに設定することも無くなる利点が発生する。通話等の情報交換時にアドレス帳の名前を選択するだけで送信相手が非常に迅速に決められることになり、インターネット電話で即座に相手と会話等が可能であり、フリーで交信することができるので費用が掛からないという効果は大きなものがある。もちろん通常の携帯電話会社との通信契約をしていれば一般の携帯電話の番号先への通話も可能となる。現在市場において使用可能なフリーの通話ソフトは特定のサイトに事前登録してからでないと使用できないし、盗聴や個人情報等が外部に出る可能性も多分に含有こともある危険性もある。
【0013】
前記したように本願メールアドレスホーンの特徴として通話先の端末が複数台ある場合特定の端末を指定する場合アドレス帳のある指定する端末のIPアドレスを選択すればその端末にP2Pで接続され、音声通話等が可能となる。ビデオ通話の場合はビデオ通話のアイコンをクリックして指定すれば良く、Web会議の場合も同様に画面上のアイコンで選択してWeb会議専用の設定をすれば開始できる。勿論各端末のPアドレスは事前にメールアドレスホーンアドレス帳に登録しておかなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】メールフォルダーからアドレスホーンアドレス帳への転記処理手順のフローチャート図
【
図2】メールアドレスホーンアドレス帳での通話処理手順のフローチャート図
【
図4】メールアドレスホーンアドレスアドレス帳表示図例
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本願発明の実際の使用例を図を参照しながら説明するとまず送信受信双方のPCやスマートフォンの端末に当メールアドレスホーンのアプリケ―ションソフトウエアプグラムをインストールすることが必要である。但し受信側の端末には受信専用のアプリをインストールしても受信のみの動作は可能でその場合は発信操作はできないことになる。
図1のフローチャートに示すように本願アプリケーションソフトをインストールした端末を起動後にメールホルダー(
図3)を開いて指定のホルダーの中にあるメールアドレスホーンのアドレス帳に転記する名前をマウスを右クリックやタッチして選択指定して転記をクリックないし、指定すると本アプリケーションソフトがメールヘッダー内の選択した最初の発信者の着信メールのメールアドレスとIPアドレスとがメールアドレスホーンのアドレス帳(
図4)に自動的に転記処理が実施され登録される。
【0016】
図3の受信した発信者が一つのメールアドレスに複数の端末を接続してそれれぞれ用途により使い分けしているような場合それぞれの端末はIPアドレスが異なっており、
図4に示されるように会社の端末やスマートホンに移動しながらも持ち運べる移動端末等は一つのメールアドレスに複数の端末が配置接続されている場合は送信者にそれぞれの端末からメールを発信してもらい各端末のIPアドレスを調べて各端末ごとにIPアドレスをメールアドレスホーンアドレス帳に登録して置くか或いは送信者に各端末のIPアドレスの情報を一括して送信してもらい登録して置けば発呼メールを送信するときそれぞれの端末のIPアドレスをそれぞれ選択すればスムーズな発信操作できる事になる。
【0017】
そして通話する際は送信相手のメールアドレスやIPアドレスを事前にメールアドレスホーンアドレス帳(
図4)に転記記入されているのでメールアドレスホーンアドレス帳にある相手の名前のメールアドレスを選択指定すれば自動的に送信メールのメッセージ欄に宛先に選択した名前が記入され、発信する端末のメルアドレスかIPアドレスが自動的にメッセージ欄に記入される。メールアドレスを指定すればそのメールアドレスが記入されIPアドレスを指定すればそのメールアドレスのIPアドレスに発呼メールが送信される。
図2のフローチャート図の流れのように発呼メール送信すると宛先のメールサーバーに到達し、端末に着信して付随しているタグを認識して本願アプリが開封処理をして着信した発呼側IPアドレスと着呼側端末のIPアドレスを本願接続モジュールが接続処理を実行して送受双方の端末がP2P技術により接続されると両端末が音声や通話ビデオ通話にWeb会議等をすることが可能となるものである。着信者が端末から離れていて受信者が着信信号を確認出来ないときや出られないときは受信記録が残り、後から再送信が可能で記録が残る。
【0018】
図2のようにメールアドレスホーンアドレス帳から相手の名前を選択指定して発信処理をする場合相手の名前を選択して発呼メールを送信する場合、自動的に電子メールのメッセージ欄に相手のメールアドレスやIPアドレスを記載して送信され、相手のメールサーバーに着信してサーバーに接続されている複数の端末に着信信号が送られ、PC等が起動されていれば着信の表示がされるが起動せずに切られていれば起動されているPC等のみが着信の表示や着信音が鳴るが複数のPC等が起動していれば先に着信信号をONにした端末に接続され、通話が出来ることになる。またメールアドレスホーンのアドレス帳の名前を選択する際に名前のIPアドレスを選択した場合は発呼メールのメッセージ欄にメールアドレスとIPアドレスとが記入され、着信時に接続されるIPアドレスの端末が指定されることになる。この場合は指定された端末のみに情報が届くことになるのでその端末とが直接に接続されることになり、接続されればその端末とのみの通話が出来ることになり、端末を指定することが出来るものとなる。
【0019】
本アプリケーションソフトはメールフォルダ内の選択したメールの発信者のメールヘッダー内の最初の発信者のメールアドレスとIPアドレスをメールアドレスホーンの
図4のアドレス帳に個別選択して自動転記ないし手動転記することにより通話時にアドレス帳の通話相手のメールアドレスをタッチないしクリック選択して発信するすると本メールアドレスホーンアプリケーションソフトは電子メールソフトのように自分のメールの送信サーバーから相手の受信用サーバーに送信され受信側端末に信号が到達すると端末の本アプリーションソフトが返信信号が送信側サーバー経由で端末に送信されて双方の端末が直接接続状態に入り、受信者が端末をON状態にすると送受双方の端末が接続されP2Pでの通話が可能となる。また次にアドレス帳のかける相手のIPアドレスを選択して送信をすると自分のIPアドレスと相手のIPアドレスが本アプリケーションソフトがP2Pのテクノロジーを駆使して接続され両端末間での通話等が可能となり、メールアドレスにIPアドレスのどちらでも好きなほうを自由に選べる事が出きる。こうして端末同士が接続されると送信者は音声通話やビデオ通話で話しかけるのであるがこの時、本アプリケーションソフトには音声変換ソフトが自動的に音声がデジタル化してパケット信号に変換され、インターネット網で相手に送信されて会話することになる。受信側の相手も同じように本アプリケーションソフトの音声変換ソフトでデジタル化してパケット信号に変換後にインターネット網で返信されて通話が可能となる。また送信した相手が留守の場合や取る事が出来ない場合は未着として記録か残り後から掛け直すことも可能である。また本願のメールアドレスホーンにはスパム防止対策としてこちらのメールアドレスに送信してきてもアドレス帳に登録してあるメールアドレスのみが相手が着信可能で、それ以外は着信しないようにする事が可能になっており、スパムホーンを防止するシステムにすることができる。解除すれば誰からのメールも受信すことも可能にすることが選択できる。
【0020】
このように本願アプリケーションプログラムの特徴は発呼メールの配信で送信側の端末のIPアドレスの情報データを送信して着呼側に着信した後にそれぞれのIPアドレス同士が接続処理して通話が出来るようにすることが可能な特徴を有する事と受信のメールアドレスには複数の端末が接続されている場合に起動している複数の端末に着信信号を送信する場合と特定の端末のみに呼び出し信号を送信して呼び出す事を選択する事が出来る特徴を有していることである。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本願発明は従来の携帯電話や無料通話ソフトと同じようにスマートフォンやPCでインターネット接続環境下で容易に通話等が可能であり、何ら従来と変わらないが従来の携帯電話と比較すると通話料金が本願の方式では相手も本願ソフトウエアをインストールしていれば利用者には電話料の負担が掛からないのが最大のメリットであり、経済的と言える。送信側受信側の両端末接続され通話等がされている場合にはそれぞれインターネット網を介してのデータ通信が行われるので当然データ量の通信回線使用料必然的に掛かるのでその分は負担しなければならない。通常の携帯電話キャリアでは専用の番号が付加されその番号で相手を特定して、その番号を入力して通話を行うが本願方式では電子メールアドレスやIPアドレスを受信番号にしてその番号で相手を特定する方法がとられており、メールアドレスは周知のように世界に一つしかなく相手を特定するにはもっとも簡便である。現在では携帯電話は一人1台から2台へと増大傾向にあり、番号の局番増設が表面化しているがスマートフォンやPCでの本願方式での通話機能が増大すればこれらの問題も解決する。インターネットでの通話であるため番号不足の問題は発生しない。また現在普及している無料通話ソフトとの比較では本願方式ではアプリケーションソフトをインストールさえしていれば容易に通話等が可能であるので無料携帯ソフトのLineやスカイプのように自分や相手の認証登録が不要でそれらの管理保守での維持費が発生しないし、通話システムのバックボーンとなる設備が不要であるので本願方式では通話システム開始に際してのアプリケーションソフト以外のハード面での設備投資が不要で簡単に稼働開始ができる。本願方式での通話機能は企業に於いては社内電話や外務要員との連絡や留守番電話機能の利用では多くの情報交換が図られ更にコミニケーションの充実が期待される。また知人や友人との連絡でも同様に情報交換には最適となる。
【手続補正書】
【提出日】2021-05-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
「インターネットに接続された自己の情報処理の端末と指定する異なる場所に設置されている前記インターネット上に接続された他の情報処理装置の端末とを接続して情報交換するメールアドレスホーンアプリケーションプログラムであって、
発呼側端末において、メッセージ欄に自己端末のIPアドレスを自動的に記載するとともにタグに付した電子メールを着呼のメールサーバーに送信処理するステップと
着呼側の受信サーバーに接続されている複数の着呼側端末において、着信信号を検知すると、前記タグを認識して前記メールを開封処理し、前記メールに記載されている発呼側の端末のIPアドレスに基づいてP2P技術で接続処理を確立して前記発呼側端末と音声通話、ビデオ通話,Web会議等を開始するステップとを有し、
前記発呼側端末において、メールアドレスホーンアドレス帳の通信先相手を選択する際には、前記アドレス帳かIPアドレスのいずれかを選択する事が可能であり、
メールアドレスが選択指定された場合には、着呼側のメールサーバーに接続される全部の着呼側端末に着信号が着信され、IPアドレスが選択指定された場合にはそのIPアドレスに対応する着呼側端末に着信信号が着信されることを特徴とするメールアドレスホーンソフトウエアプログラム」
【手続補正書】
【提出日】2021-08-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
インターネットに接続された自己の情報処理の端末と指定する異なる場所に設置されている前記インターネット上に接続された他の情報処理装置の端末とを接続して情報交換するメールアドレスホーンアプリケーションプログラムであって、
発呼側端末において、メッセージ欄に自己端末のIPアドレスを自動的に記載すると共にタグを付した電子メールを着呼のメールサーバーに送信処理するステップと
着呼側の受信サーバーに接続されている複数の着呼側端末において、着信信号を検知すると、前記タグを認識して前記メールを開封処理し、前記メールに記載されている発呼側の端末のIPアドレスに基づいてP2P技術で接続処理を確立して前記発呼側端末と音声通話、ビデオ通話,Web会議等を開始するステップとを有し、
前記発呼側端末において、メールアドレスホーンアドレス帳の通信先相手を選択する際には、前記アドレス帳かIPアドレスのいずれかを選択する事が可能であり、
メールアドレスが選択指定された場合には、着呼側のメールサーバーに接続される全部の着呼側端末に着信信号が着信され、IPアドレスが選択指定された場合にはそのIPアドレスに対応する着呼側端末に着信信号が着信されることを特徴とするメールアドレスホーンソフトウエアプログラム。