(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022007908
(43)【公開日】2022-01-13
(54)【発明の名称】剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ、及びその製造方法。
(51)【国際特許分類】
A61F 13/02 20060101AFI20220105BHJP
A61F 5/56 20060101ALI20220105BHJP
【FI】
A61F13/02 380
A61F5/56
A61F13/02 355
A61F13/02 345
A61F13/02 390
【審査請求】有
【請求項の数】25
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020201383
(22)【出願日】2020-12-03
(31)【優先権主張番号】P 2020133403
(32)【優先日】2020-08-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(31)【優先権主張番号】P 2020095134
(32)【優先日】2020-05-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】596086000
【氏名又は名称】住江 久寿
(72)【発明者】
【氏名】住江 久寿
【テーマコード(参考)】
4C098
【Fターム(参考)】
4C098AA02
4C098BB15
4C098BC12
4C098BC20
4C098BC48
(57)【要約】 (修正有)
【課題】貼り付けたい部位(場所)に剥離紙を剥がさないまま押し当てて、貼り付け位置を確認した後に、剥離紙を剥がして粘着テープを貼着する事ができる粘着テープを提供する。
【解決手段】2つ折に折り曲げて折り畳んだ下側の剥離紙3cを粘着部2に貼着し、下側の剥離紙3cより長い上側の剥離紙3bの先端をシート1より飛び出させ、摘み部7とし、摘み部7をシート1の表面9側に折り畳み、上側の剥離紙3bが浮遊しない為に粘着部B、2’を設け皮膚面において指で摘まんで移動し易い様に挟み部を立設した。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
折り曲げ部6から折り畳たまれた複数の剥離紙3の、下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを、シートの端部1aの粘着部2から貼着し、シート1の略中央、或いは任意の位置の折り曲げ部6で折り返えされた、上側の剥離紙3bの摘み部7が前記シートの端部1aから飛び出したことを特徴とする、剥離紙3が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例1・
図1>
【請求項2】
前記下側の剥離紙3cの、剥離紙の端部3aをシートの端部1aから0.5mm以上内側に入った所から、粘着部2に貼着し、剥離紙の端部3aとシートの端部1aの間に0.5mm以上の粘着部B 2‘を残したことを特徴とする、請求項1に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例1・
図1>
【請求項3】
折り畳まれた前記上側の剥離紙3bの摘み部7を、シートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳んだことを特徴とする、請求項1~2のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例1・
図1>
【請求項4】
前記折り曲げ部6で折り返された前記上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が前記粘着部B 2‘に粘着した事を特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例1・
図1>
【請求項5】
前記シート1の表面9にマークである、押さえ表示137をしたことを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例1・
図1>
【請求項6】
前記シート1の粘着部2に、経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬効成分を含んだことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例1・
図1>
【請求項7】
前記シート1の粘着部2の中央部にパッド4を貼着し、パッド4が殺菌消毒効果のある薬剤を含んだことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例2・
図3>
【請求項8】
前記剥離紙3の折り曲げ部6に、切り欠き部5を設け、切り欠き部5の下の粘着部2にパッド4を貼着し、パッド4が殺菌消毒効果のある薬剤を含んだことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例3・
図2>
【請求項9】
前記シート1の横幅と略同等の幅のパッド4をシート1の粘着部2に貼着し、前記パッド4が合成スポンジからなる事を特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例4・
図4>
【請求項10】
前記パッド4の両端側面の折り曲げ部6で、上側の剥離紙3bを折り返した事を特徴とする、請求項9に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例4・
図4>
【請求項11】
前記折り曲げ部6から折り畳たまれた、前記下側の剥離紙3cの、剥離紙の端部3aを片方のシートの端部1aの粘着部2から貼着し、他方のシートの端部1aの、折り曲げ部6で折り返えされて、先(前記)のシートの端部1aから飛び出した上側の剥離紙3bを摘み部7とし、剥離紙3が単数である事を特徴とする、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例5・
図5>
【請求項12】
前記剥離紙3が単数である事において、前記下側の剥離紙3cの、剥離紙の端部3aを片方のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った所から、粘着部2に貼着した事を特徴とする、請求項11に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例5・
図5>
【請求項13】
前記剥離紙3が単数である事において、折り畳まれた前記上側の剥離紙3bの摘み部7を、シートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳んだことを特徴とする、請求項11~12のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例5・
図5>
【請求項14】
前記剥離紙3が単数である事において、前記シート1の表面9に押さえ表示137をしたことを特徴とする、請求項11~13のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例5・
図5>
【請求項15】
前記剥離紙3が単数である事において、前記シート1の粘着部2に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬効成分を含んだことを特徴とする、請求項11~14のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例5・
図5>
【請求項16】
前記剥離紙3が単数である事において、前記シー1トの横幅と略同等の幅のパッド4をシート1の粘着部2に貼着し、前記パッド4が合成スポンジからなる事を特徴とする、請求項11~14のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例6・
図6>
【請求項17】
前記剥離紙3が単数である事において、前記シート1の中央部の粘着部2にパッド4を貼着し、パッド4が殺菌消毒効果のある薬剤を含んだことを特徴とする、請求項11~14のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例7・
図7>
【請求項18】
前記シート1の横幅と略同等の幅のパッド4をシート1の粘着部2に貼着し、前記パッド4が合成スポンジからなる事を特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例8・
図17>
【請求項19】
前記シート1の粘着部2を内側にして谷折りにしU字に折り畳み粘着部2同士を粘着し、シート1の表面9に突起した挟み部12を立設した請求項16に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例9~10・
図18~20>
【請求項20】
前記シート1を複数とし複数のシート1の端部を折り曲げて粘着部2同士を粘着しシート1の表面9に突起した挟み部12を立設した請求項16に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例11・
図21>
【請求項21】
前記シート1の表面9に挟み部12を貼着する為に、粘着テープ13の一部の粘着部C14を残せる様に、偏った部で分粘着テープ13の粘着部C14を内側にして谷折りにしU字に折り畳み、粘着部C14同士を粘着し、粘着部C14として残った粘着部C14をシート1の表面9に貼着する事で粘着テープ13からなる突起した挟み部12をシート1の表面9に立設した事を特徴とする、請求項16に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例12・
図22>
【請求項22】
前記シート1の表面9に挟み部12を貼着する為に、粘着テープ13の一部の粘着部C14を残せる様に、偏った部分で粘着テープ13の粘着部C14を内側にして谷折りにしU字に折り畳み、粘着部C14同士を粘着し、粘着部C14として残った粘着部C14をシート1の表面9に貼着する事で粘着テープ13からなる突起した挟み部12をシート1の表面9に立設した事を特徴とする、請求項9に記載の、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ。<実施例13・
図23>
【請求項23】
あらかじめ短冊状にして積み重ねられた、前記剥離紙3を、内部が室に分離された鋭角な楔状の吸引ガイド左10、吸引ガイド右11の鋭角な先端部を剥離紙の折り曲げたい任意の位置に押し当てどちらか側に倒して、倒した側の吸引ガイドの側面に空いた穴から真空吸引し剥離紙を吸着した後、吸引ガイドを略180度反転させ残った側の側面に空いた穴からも真空吸引し剥離紙を吸着した、左右の吸引ガイドを搬送装置(ライン)の流れ方向に対し直角方向から搬送装置の上空に移動し、搬送装置にシートの粘着部を上にして移動してくる横幅複数枚分の粘着テープ上で吸引ガイドを下げて、移動し吸引ガイドに吸い付けている、前記下側の剥離紙、となる狭い方の剥離紙を吸引ガイド右、吸引ガイド左で粘着部に張り付け、上側の剥離紙と下側の隔離しを粘着部に張り付け、摘み部がシートの進行方向に折り曲げたことを特徴とする、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープの製造方法。<実施例9>
【請求項24】
上側の搬送装置上をシート1の粘着部2を上にして帯状で流れてくる、シート1の上空でロール状に巻かれた複数の、前記剥離紙3の繰り出された先の、下に配置したV溝受け30の底の延長線上の回転折り曲げコロ24で押さえ、前記剥離紙3を折り曲げる、幅と先端の断面R(アール)が順に小さくなる複数の傾けローラー25で剥離紙3に折り曲げ部を作り、次に傾けローラー25で剥離紙3を、折り曲げ幅が異なる上側の剥離紙3bと下側の剥離紙3cに折り曲げ、押さえローラー26で折り畳み、突き合わせ、或いはオーバーラップさせてシートの粘着部に押さえて送りローラー29で加圧して粘着させ、上側の搬送装置の終点で、上側の搬送装置より狭い下側の搬送装置に反転ローラー30で粘着テープ3を下側の搬送装置の上に反転させて送り、シートの両側から飛び出した摘み部を狭い搬送装置の側面の立ち起こしローラー27で立ち起こし、次に内側に傾斜した、両側の摘み部傾けローラー25bで折りまげ、押さえローラー26で折り畳み、ガイド32で蛇行しない様に送り、前記下側の剥離紙3cを粘着部に張り付け、摘み部7をシート1の中央側(表面9)に折り畳んだことを特徴とする、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープの製造方法。<実施例11>
【請求項25】
複数のV字に相対して傾斜したローラーの上に粘着テープ13の粘着部C14を上にして
繰り出し粘着部C14の上部に配置した空気吹き出しノズル15から高圧の空気で粘着テープ13をV字に配置した傾けローラー25に押し付けながら次の傾けローラー25のV字の角度を順次に鋭角にし、部分的に粘着部C14を残して最終的には粘着テープ13を2つに折り畳み、粘着部C14同士を粘着し、粘着テープ13の2つに折り畳んだ折り曲げ部分と繰り出されたシート1の片方の端部を基準に粘着テープ13の残った粘着部C14をシート1の表面1と貼着し、パッド4をシート1の中央に貼着し、V溝受け30の上部に繰り出された剥離紙3を回転折り曲げコロ24で押さえ、さらに傾けローラー25で折り畳み最終的に上側の剥離紙3bと下側の剥離紙3cの2つ折りにし、幅が狭い下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aをシート1のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った位置から貼着し、シートの端部1aから飛び出した水平な摘み部7を押さえローラー29で加圧して次に送り、立ち起こしローラー27と摘み部傾けローラー25bで剥離紙3の摘み部7をシート1の表面9側に折り曲げ、押さえローラー29で加圧して、必要な幅でカットするカット装置に搬送する、粘着テープの製造方法。<実施例16>
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
皮膚に貼る粘着テープに関するものである、
主な分野は一般用医薬品(家庭用医薬品)を含む医療用の粘着テープである。
【背景技術】
【0002】
従来、粘着テープは粘着部が使用時以外は粘着しない様に剥離処理(シリコーン系ポリマー(ケイ素樹脂)等の剥離処理を)をした紙、或いは外力が加わると曲がるが外力が消えると元に戻るとする「コシ(可撓性)」がある硬質製のプラスチックフィルムである剥離紙を粘着部に張り付けていた、皮膚等の貼り付け対象物に張り付ける場合は粘着テープに貼着した剥離紙を粘着テープの中央部分から剥離紙を外側に捲って剥がしていた、経皮吸収型鎮痛消炎剤、ケトプロフェンテープ40mg「パテル」として杏林製薬株式会社から、又経皮吸収型鎮痛抗炎症剤、ロキソプロフエンNaテープ100mg「科研」として科研製薬株式会社などから発売されている粘着剤が薬効成分持った粘着テープ、或いは一定以上大きな粘着テープの場合、剥離紙の役目をする剥離能力があり、可撓性がある中央部分のプラスチックフイルムを折り曲げるなどして先に剥がして、その剥がした部分を皮膚の貼り付け対象部位に貼った後に、残っている剥離紙をはがして貼着している、この様な経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤などの薬効成分と粘着剤を混合した粘着テープがある。
【0003】
又、粘着テープを利用して、上下の唇が開かない様に粘着テープを唇の左右の中央部で上下の唇に張り付ける粘着テープが「ナイトミン鼻呼吸テープ」「口閉じテープ」として、喉の乾燥、イビキの音を軽減し安眠へ促すとして販売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3616101号公報
【特許文献2】特開2015-89427
【特許文献3】特許3525358
【特許文献4】特許第3616101号公報
【特許文献5】特開2001-17458
【特許文献6】特願2019-184186
【特許文献7】特願2019-221764
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】流体力学 著者 日野幹雄 朝倉書店
【非特許文献2】インターネット、ユーチューブ 検索単語 カルマン渦タコマ橋
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
粘着部を利用して皮膚に貼着する、粘着部に剥離紙、或いはプラスチックフィルムが付いた粘着テープは、いずれも貼り付けたい場所には予め一部の剥離紙を剥がしてから、目視で貼り付けたい場所の検討をつけて貼り付けていたので、張り付ける部位によっては的確に貼れない場合があったので、本当に必要とする部位(場所)に的確に貼り着ける為に、以下においては貼り付けたい部位(場所)に剥離紙を剥がさないまま押し当てて、貼り付け位置を確認した後に、剥離紙を剥がして粘着テープを貼着する事である、
【0007】
又テープ剤、パップ剤、等の一定以上の大判の経皮吸収型鎮痛抗炎症剤のテープ等の場合、剥離紙に腰(可撓性)があるプラスチックフィルムが使用されている、貼り付ける場合、プラスチックフィルムの中央部の切れ目から、或いは粘着テープの中央部のプラスチックフィルムを剥ぎ取って粘着テープの中央部を張り付け、両側に残ったどちらか片方の内側を指で摘まんで、摘まんだ部分を外側に引っ張るとプラスチックフィルムの外側の端部が折り返されて、すでに張り付けている部分の上部になり、さらにプラスチックフィルムの下側を皮膚の上面で外方向に引っ張り、粘着テープから引き剥がしている、このため粘着テープが剥離紙であるプラスチックフィルムの表面でロールしながら、皮膚から離れた空中で剥がれる為、粘着テープ同士が粘着することが頻繁にあり皺なく貼り付けるのが難しかった、粘着テープが皺なく、粘着テープ同士が粘着しない様に皮膚に貼着する事である。
【0008】
又、一定の大きさの経皮吸収型鎮痛消炎剤のテープにおいて剥離紙に可撓性があるプラスチックフィルムを使用している、地球環境の面からプラスチックフィルムを使用せず、紙の剥離紙に置き換え、或いはプラスチックフィルムに可撓性を要求しない事でプラスチックフィルムを薄くし、プラスチックの使用量を減らす事である。
【0009】
又、気道に何らかの障害が有る人の場合(
図11)は、口蓋帆115、口蓋垂れ116と気道側壁119a間の気道119が狭ばまっている、成人男性の頭の重さは6~8kgと言われているが、枕の頭の重さに応じた枕はなく使用者の頭が重いと後頭部は枕に沈下し軽いと押し上げられる、これにより顎が上がったり下がったりし頸椎にも負荷がかかりさらに気道が狭くなる、気道119が狭くなると酸素は鼻からの吸引だけでは不足となり、口からも強く空気を吸引しだすと、軟口蓋113と硬口蓋109である口蓋(以下、口蓋と表記する)の上側の鼻腔108と下側の口腔110の、両方に早い空気の流れが発生し、鼻腔108面と口腔110面の両側に、空気の流れによる渦巻である旗がはためく現象である
図11の「カルマン渦22」(非特許文献1、同2)による流体(空気)の渦が口蓋の上下に発生し、口蓋に自励による振動が発生し、この振動が声帯105に伝播される事でイビキとなっている、
【0010】
又、口蓋で発生した振動の経路を、
図13を元に説明するとカルマン渦22の現象による、口蓋からの振動の伝播経路を説明すると、まず上顎骨123に伝播しさらに、頬骨124から頬骨弓124a、に伝播する、頭が傾いた反対側になる僧帽筋、胸鎖乳突筋、胸骨舌骨筋、肩甲拳筋等の筋肉が引き伸ばされ緊張した場合、口蓋で発生した振動を頬骨124の頬骨弓124a、から咬筋深部128等が、側頭骨に完全一体ではなく顎関節で関節運動をする為、振動し易い下顎骨122に振動を伝える、さらに引き伸ばされ緊張した側の顎舌骨筋135、オトガイ舌筋131、が舌骨132を経由し甲状舌骨筋133の声帯105に伝わることで声帯105は振動を擬音として発している、
【0011】
又、口蓋で発生した振動の伝播を表にすると表1となる。
【表1】
【0012】
イビキは以上の原因により発生しているがイビキ、グッツ(goods)として特許文献1,特許文献2,特許文献4,特許文献5、その他に小林製薬株式会社の「ナイトミン鼻呼吸テープ」、他に、「口閉じテープ」が販売されているが口角の中央部(鼻の下)に粘着テープを貼り口(唇)を開かない様に強制的に閉じる「口閉じテープ」をしても、上下の唇の中央部以外の全てを閉じる事は口呼吸ができなくなるので出来ないので両口角に近い唇の外側は口呼吸が始まれば、自然と唇は開いてしまう、この為唇が0.5ミリも開けばイビキは発生している、本発明はイビキの発生源である口蓋で発生した振動を粘着テープで制振する事で声帯に伝播させない様にし、イビキの発生を止めることにあり、
【0013】
口蓋で発生した振動を頭が前後左右のどちらに傾いても制振できる唯一の部位である咬筋深部128は顔の側面である耳孔126の前に位置している咬筋深部128部の皮膚に、従来の粘着テープの粘着部に、合成樹脂を発泡させた合成スポンジ(以下合成スポンジと云う)からなるパッドを貼着し、粘着部に剥離紙を貼った
粘着テープを貼り付け様とすると、まず剥離紙を剥がして、或いは剥離紙の一部を捲って張り付ける為、皮膚に押し当てた時点で押し当てた部位に粘着してしまう為、頭をどちらかに傾けてイビキが出るなら、出ない部位に移動させてから貼り付けるという事をができなかったので口蓋からの振動を制振できる、咬筋深部128部の皮膚に粘着テープを確実に貼り付ける事が出来なかった、
【0014】
本発明は、イビキが出る人が鏡で見ても見にくい顔面側部の咬筋深部128部の皮膚に確実に、パットを粘着していない粘着テープ、或いはパッドを貼着した粘着テープを貼着する為に、顔の両側面のどちらか、例えば左側の咬筋深部128部の皮膚に本発明の粘着テープを押し当て、頭を右側に傾けたまま、唇を少し開いて呼吸をしイビキがでないかを確認する、もしイビキが出る様であれば、押し当てたまま効果がある場所(部位)に移動した後、その位置で動かす事無く、粘着部2と皮膚の間にあるシート1の粘着部2から剥離紙3を横方向に引き剥がして粘着テープを皮膚に貼着し、次に先に粘着テープを押し当て側と反対の右側の、咬筋深部128部の皮膚に粘着テープを押し当てた後、頭を粘着テープを押しつけた側と反対側の左側に傾け、唇を少し開いて呼吸をしイビキがでないかを確認する、もしイビキが出る様であれば、押し当てたまま効果がある場所(部位)に移動した後、その位置で動かす事無く、粘着部2と皮膚の間にあるシート1の粘着部2から剥離紙3を剥がし粘着テープを皮膚等に貼着する事である、
【0015】
又本案の「剥離紙が皮膚等に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ」を皮膚に押し当てて口蓋で発生した振動を制振効果がある制振ポイント136に移動し易い様に指、特に中指と人指し指で挟んで皮膚の面で移動出来る様にし、剥離紙3が単数(
図22)の場合は中指を摘み部7側にして挟み部12を挟むと、摘み部7が顔の前面に向き、そのまま人さし指でシート1を押さえ摘み部7を他方の手の指で顔の前方に剥離紙3を引き剥がせる様にする
【0016】
又殺菌消毒効果のある薬効成分を含ませたパットを有する粘着テープについてもパット部を傷口の上に当ててから剥離紙を剥がせる様にする事で有る
【0017】
現在複数の剥離紙を単数枚にする事で剥離紙を両側から引き剥がし難い部位でも手早く粘着同士がくつっいたりしない様にする事である
【課題を解決するための手段】
【0018】
<文言の定義>
2つに折り畳まれた剥離処理をした薄い紙からなる、剥離紙3の内、粘着部2に貼着する側の剥離紙3を、「下側の剥離紙3c」、折り曲げ部6から粘着部2と反対側の上側方に折り畳まれた、剥離紙3を「上側の剥離紙3b」とし、折り返されてシート1のシートの端部1aから飛び出した上側の剥離紙3bの先端部を指等で摘まむ為の「摘み部7」と定義し以下説明する、<
図1参照>
ケイ素樹脂等で剥離処理をした紙、或いは植物由来のバイオレフィン、或いは柔軟で折り曲がるポリオレフィン系のプラスチックシート、からなる剥離ライナーを剥離紙3と定義し(以下記述する)
【0019】
本発明は、上記課題を解決するものであり基本は、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙3の端部である剥離紙の端部3aを、粘着テープの支持体である、伸縮性があるポリウレタン等の不織布或いは織布等からなるシート1のシートの端部1a部分から中央部に向かって貼着し、任意の位置の折り曲げ部6で折り畳んで折り返された、上側の剥離紙3bを貼着を開始した、先のシートの端部1aから指で摘まめる程度飛び出させ、摘み部7とし、上側の剥離紙3bの先端の摘み部7をシートの端部1a部分から表面9側に折り畳み、剥離紙の端部3aを、シートの端部1a部分から、或いは0.5mm以上内側に入った位置から貼着し剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’を生じさせた場合は、摘み部7がシートの端部1aで表側に折り畳まれる事で上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が表面9側に折り畳まれる事で粘着部B、2’に貼着される、
【0020】
本発明は、上記課題を解決するものであり、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙3を、折り曲げ部6で折り畳たまれた上側の剥離紙bより短い下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを粘着テープの支持体である、伸縮性があるポリウレタン等の不織布或いは織布等からなるシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った所から、粘着部2に貼着し、0.5mm以上内側に入った所から貼着した場合は、シートの端部1aと下側の剥離紙3cの一方の剥離紙の端部3aの間に、粘着部B、2’を生じさせ、折り曲げ部6で折り畳んだ折り曲げ部6を相対させて突き合わせ、或は折り曲げ部6が重なる様にオーバーラップさせ、折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼着を開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させ、上側の剥離紙3bの摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にする、
【0021】
又本案の「剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ」を皮膚に押し当てたままイビキ音の原因である口蓋で発生した振動を制振、或いは防振できる部位である「制振ポイント136」(部位)に移動し易い様にする為に、指、特に中指と人指し指で挟める、「挟み部12」をシート1の表面9に立設した<
図18~23>
【0022】
シートの端部1aから剥離紙の端部3aが0.5mm以上内側に入った所から粘着部2に貼着した場合、上側の剥離紙3bは摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着されので表面9側に折り畳む事と相まって確実に上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、剥離紙を押さえる場所を示すマークである押さえ表示137をシート1の表面9に表示した、皮膚に貼着する粘着テープにおいて剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬効成分を含んだ、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、<
図1>
【0023】
又、粘着部2の略中央部に殺菌消毒効果のある薬効成分を含んだ、セルロース系不織布、或はセルロース系の積層物、或は合成繊維不織布等、又はガーゼからなるパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着し、複数の剥離紙3を上側が下側より長く折り曲げ、各折り曲げ部6をパッド4の上面で、相対して突き合わせ、或いはオーバーラップさせて下側の剥離紙3cを、両側のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った位置から、折り曲げ部6が相対して突き合わせ、或いはオーバーラップする位置まで貼り着け、折り曲げ部6で折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した、先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を指で摘まむ為の摘み部7としシートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、剥離紙の端部3aをシートの端部1a部分から0.5mm以上内側に入った位置から貼着し剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’を生じさせた場合はシートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着される事で表面9側に折り畳む事と相まって上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示し、剥離紙3が複数であることを特徴とした、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする、<
図3>
【0024】
又、折り曲げ部6の切り欠き部5に殺菌消毒効果のある薬効成分を含んだ、セルロース系不織布、或はセルロース系の積層物、或は合成繊維不織布等、又はガーゼ、或いは合成スポンジからなるパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着し、複数の下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aをポリウレタン等の不織布、等からなるシート1の、両側のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った所から、シート1の略中央或いは、任意の位置で剥離紙3の各折り曲げ部6をシート1上で相対させて突き合せ、或はオーバーラップさせて、シート1の粘着部2に下側の剥離紙3cを貼り付け、折り曲げ部6で折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した、先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を指で摘まむ為の摘み部7としシートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、剥離紙の端部3aをシートの端部1a部分から0.5mm以上内側に入った位置から貼着し剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’を生じさせた場合は、シートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着される事で表面9側に折り畳む事と相まって上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示し、剥離紙3が複数であることを特徴とした、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする、<
図2>
【0025】
又、粘着部2に合成スポンジからなるシート1の短手方向である横幅(以下横幅と表記する)と略同等の幅のパッド4を貼着し、複数の剥離紙3を上側が下側より長く折り曲げ、下側の剥離紙3cを両側のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った位置から、折り曲げ部6が合成スポンジからなるパッド4の側面に突き合たる位置まで貼り着ける、折り曲げ部6で折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を指で摘まむ為の摘み部7としシートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、剥離紙の端部3aをシートの端部1a部分から0.5mm以上内側に入った位置から貼着し剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’を生じさせた場合は、シートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着される事で表面9側に折り畳む事と相まって上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示し、剥離紙3が複数であることを特徴とした、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする、<
図4>
【0026】
又、折り曲げ部6から折り畳たまれた、下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを片方のシートの端部1aから、或いは0.5ミリ以上内側から他方のシートの端部1aまでの粘着部2に貼着し、折り曲げ部6をシートの端部1aで折り返す、或いはシートの端部1aを越えた所で折り返し、折り曲げ部6から折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を指で摘まむ為の摘み部7としシートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、剥離紙の端部3aをシートの端部1a部分から0.5mm以上内側に入った位置から貼着し、剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’が生じている場合は、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着される事で表面9側に折り畳む事と相まって、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示し、剥離紙3が単数であることを特徴とした、粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬効成分を含ませた、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする、<
図5>
【0027】
又、粘着部2にシート1の横幅と略同等の幅の合成スポンジからなるパッド4を貼着し、折り曲げ部6から折り畳たまれた、下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを片方のシートの端部1aから、或いは0.5ミリ以上内側から他方のシートの端部1aまでの粘着部2に貼着し、折り曲げ部6をシートの端部1aで折り返す、或いはシートの端部1aを越えた所で折り返し、折り曲げ部6から折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した、先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を指で摘まむ為の摘み部7としシートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、剥離紙の端部3aをシートの端部1a部分から0.5mm以上内側に入った位置から貼着し、剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’が生じている場合は、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着される事で表面9側に折り畳む事と相まって、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示し、剥離紙3が単数であることを特徴とした、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする、<
図6>
【0028】
又、粘着部2の略中央部に殺菌消毒効果のある薬剤を含んだガーゼ等のパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着し、折り曲げ部6をシートの端部1aで折り返す、或いはシートの端部1aを越えた所で折り返し、折り曲げ部6から折り畳たまれた下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを片方のシートの端部1aから、或いは0.5ミリ以上内側から他方のシートの端部1aまでの粘着部2に貼着し、折り曲げ部6から折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を指で摘まむ為の摘み部7としシートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、剥離紙の端部3aをシートの端部1a部分から0.5mm以上内側に入った位置から貼着し、剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’が生じている場合は、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着される事で表面9側に折り畳む事と相まって、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示し、剥離紙3が単数であることを特徴とした、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする、<
図7>
【0029】
又、粘着部2にシート1の横幅と略同等の幅の合成スポンジからなるパッド4を貼着し、複数の剥離紙3を上側が下側より長く折り曲げ、下側の剥離紙3cを両側のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った位置から折り曲げ部6がパッド4の上面で突き合わせ、或いは重なる様にオーバーラップさせて貼り着ける、折り曲げ部6で折り返された上側の剥離紙3bを、貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を指で摘まむ為の摘み部7としシートの端部1aより飛び出した、摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む、剥離紙の端部3aをシートの端部1a部分から0.5mm以上内側に入った位置から貼着し剥離紙の端部3aと、シートの端部1aの間に粘着部B、2’を生じさせた場合は、シートの端部1aより飛び出した摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着される事で表面9側に折り畳む事と相まって上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示し、剥離紙3が複数であることを特徴とした、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする、<
図17>
【0030】
又本案の「剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ」を皮膚に押し当てたままイビキ音の原因である口蓋で発生した振動を制振、或いは防振できる部位である「制振ポイント136」(部位)に移動し易い様にする為に、指、特に中指と人指し指で挟める、「挟み部12」を、シート1を表面9側にU字に折り畳み、内側になった粘着部2同士を粘着させ、U字部からシート1を両外側に折り曲げ、シート1の表面9に挟み部12を立設し、
折り曲げ部分にパッド4を貼着する、<
図18~20>
或いは複数のシート1の端部を略直角に折り曲げて、折り曲げた部分の粘着部2同士を粘着
し、挟み部12を立設しシート1の折り曲げ部分の粘着部2にパッド4を貼着しする、
<
図21>
【0031】
或いは、粘着部C14を持った粘着テープ13の一部の片側を折り畳み、粘着部C14同士を粘着させ、挟み部12とし、残った粘着テープ13の粘着C14をシート1の表面9に
シート1の長側面に対し略直角になる様に、折り曲げられた摘み部7と平行に貼着し、使用時には立ち起こして使用し、貼り付けが完了し気になる様なら挟み部12は剥ぎ取る事が出来る、又挟み部12は剥離紙3が複数の場合はパッド4の略中央に剥離紙3が、剥離紙が単数の場合は摘み部7と反対側のパッド4の端部の近傍に貼着する事で、挟み部12からシートの端部1a迄の距離が短い方に人指し指を当て反対側の摘み部7の側から中指で挟む事で摘み部7が顔の前側になる様にし剥離紙3を剥がし易くなる様にする<
図23・
図22>
【0032】
あらかじめ短冊状にして積み重ねられた横幅複数枚分の幅の前記剥離紙3を、内部が2室に分離された鋭角な楔状の吸引ガイドの鋭角な先端部を剥離紙を折り曲げたい任意の位置でどちらか片方に倒して倒した側の吸引ガイドの側面に空いた穴から真空吸引し剥離紙を吸着し、吸引ガイドを略180度反転させ残った側の側面に空いた穴からも真空吸引し剥離紙を吸着し、搬送装置にシート1の粘着部2を上にして移動してくる横幅複数枚分の粘着テープ上に移動し吸引ガイドに吸い付けている下側の剥離紙3c、となる狭い方の剥離紙を吸引ガイド右11、吸引ガイド左10で粘着部2に張り付け、剥離紙3を折り曲げて摘み部7がシート1から飛び出す、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープの製造方法とする。<
図8・9>
【0033】
上側の搬送装置(ライン)上をシート1の粘着部2を上にして帯状で流れてくる、前記シート1の上空でロール状に巻かれた複数の前記剥離紙3が繰り出された先の、下に配置したV溝受け30の底の延長線上の回転折り曲げローラー24で押さえ剥離紙3を折り曲げる、幅と先端の断面R(アール)が順に小さくなる複数の回転折り曲げローラー24で剥離紙に折り曲げ部6を作り、次に傾けローラー25で剥離紙3を、折り曲げ幅が異なる上側の剥離紙3bと下側の剥離紙3cに折り曲げ、押さえローラー26で折り畳み、突き合わせ、或いはオーバーラップさせて貼り付け、のどちらかを選択しシート1の粘着部2に押さえて送りローラ29で加圧をしながら貼り付け、上側の搬送装置の終点で、摘み部7を折り曲げた場合の幅に、規制された下側の狭い搬送装置に反転ローラー30で剥離紙3が下側になる様に反転させて送り、シート1の両側から飛び出した摘み部7を狭い搬送装置の側面の立ち起こしローラー27で立ち起こし、次に内側に傾斜した、両側の摘み部傾けローラー25bで折りまげ、押さえローラー26で完全に折り畳み、ガイド32で蛇行しない様に送り、下側の剥離紙3cを粘着部2に張り付け、摘み部7をシート1の進行方向に対し直角に内側に折り曲げる事を特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープの製造方法とする。<
図10>
【発明の効果】
【0034】
本発明は、剥離紙が貼り付けられたままの粘着テープを皮膚などの目的の場所に近い部位に押し当ててから本当に貼りたい部位に触感で確認しながら目的の部位に移動調整した後、粘着テープの表面9から手、指で粘着テープを押さえ、粘着テープと皮膚の間にある、折り曲げ部6で折り返され、シートの端部1aから飛び出した上側の剥離紙3bの先端部である摘み部7を横方向に剥離紙をロールさせながら引き剥がす事で、粘着部2に触れる事なく、押さえた部位に確実に皺なく簡単に貼り付けができるようになった、
【0035】
又本案の「剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ」を皮膚に押し当てたまま制振効果がある制振ポイント136に移動し易い様にする為に、シート1の表面9側に指、特に人指し指と中指で挟みやすい、「挟み部12」を立設した事で皮膚の面での移動が容易になった、挟み部12を粘着テープ13で作成した挟み部12の場合、貼り付けが完了したならば剥ぎ取る事が出来る、又中指を摘み部7側にして人指し指とで、挟み部12を挟み込む事で顔の側面の制振ポイントに押し当てた場合、摘み部7が顔の前方方向を向く為に、人さし指の下にあるシート1を人さし指で押さえて顔の前側から摘み部7を引き剥がせる様になり、剥離紙が単数な場合、摘み部7を引き剥がす事で全ての剥離紙3が剥がせるので、引き剥がした時点で皮膚に貼着が完了できた。
【0036】
イビキが出ている人においては、頭を前後左右のどちらに傾けてもイビキが出る事をが確認するにあたっては、頭を後方に傾けて0.5mm程度、口を開けた状態で鼻と口の両方、或いは鼻か口のどちらかで息を少し強く長く吸すうとイビキが発生する、これを確認した後、
図15で説明すると人指し指を耳輪脚31に沿えて、中指を少し曲げて揉み上げ125を軽く押さえてからそのまま手を下方にずらして行くと頬骨弓124aを乗り越えて窪みに中指が達した所が、奥歯を強く咬みしめると押し返してくるのが咬筋深部128である、人指し指を支えにして中指の腹で制振ポイント136の咬筋深部128を軽く押さえて0.5mm程度、口を開けた状態で鼻と口の両方、或いは鼻か口のどちらから息を少し強く長く吸ってみても制振効果でイビキはでない、しかしそのままの状態で息を吸い、人指し指を支えにしたまま中指を咬筋深部128から離すとイビキが出る、これを数回繰り返すと咬筋深部128(
図13)を指の腹の様な柔らかい物で優しく押さえると口蓋で発生した振動を咬筋深部128で制振することでイビキが出なくなると云う原理を消費者に理解していただく事ができる、
【0037】
これにより、口蓋で発生した振動を咬筋深部128部で制振すると振動が下顎骨122に伝わらないのでイビキが出ない事が分かったが、従来の粘着テープは剥離紙を剥がしてからを鏡と目で確認しながら咬筋深部128部の皮膚に張り付け様とするが、見え難い顔の側面の咬筋深部128部に一発で確実に貼り付けることは難っかしかった、イビキが出ない場所に何度か移動しているとその度に粘着してしまっているので粘着力が弱くなり制振効果がなくなる場合があったが、本発明は剥離紙3がシート1の粘着部2から剥がされないまま、皮膚に剥離紙3を押し当てからイビキに効果がある部位であるかを、前述した所作で確認し、もしイビキが出る様ならば、本発明品の粘着部2は剥離紙3がまだ剥ぎ取られていないので剥離紙3を皮膚に押し当てたまま、自由に粘着テープを移動できるので、移動してイビキの出ない位置に粘着テープがある事を確認して手、指で押さえたまま剥離紙3を剥がせるので目的の部位である咬筋深部128部に剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープを貼り付ける事ができた、
【0038】
又、従来品の粘着剤に薬効成分を含んだテープ剤、或いはパップ剤である粘着テープは剥離紙である硬度のあるプラスチックフイルムを剥がした時に粘着部同士が粘着してしまう、或いはプラスチックフイルムを剥がして貼り付けたい場所に貼り付けようとした時に粘着部同士が粘着してしまっていた、中央部のプラスチックフイルムを剥がして中央部を皮膚に貼り付けてからプラスチックフイルムを内側部を摘まんで引っ張ると硬度のあるプラスチックフイルムはロールせずに粘着部2を有するシート1が皮膚から離れたプラスチックフイルムの表面でロールしながら剥がれていっていたが、本発明では剥離紙が貼られたままの粘着テープを押さえて、粘着部2と皮膚の間にある、上側の剥離紙3bの摘み部7を横方向にひく事で粘着テープのシート1はロールせず、剥離紙3が皮膚に近い所でロールしてはがれていくので粘着部2同士がくっ付く事無く目的の位置に皺なく短時間に簡単に貼れる様になった、
【0039】
又、本発明は、シート1がロールしてプラスチックフイルムから剥がれるのではなく、剥離紙3がロールしてシート1から剥がれるので、剥離処理をした薄い紙を剥離紙として使用するので、可撓性のプラスチックフイルムを剥離紙として使用しないので、プラスチック使用の削減ができ地球環境の改善を図れる、又紙の様に柔軟性があるポリオレフィンからなるプラスチックシート、からなる剥離紙で有っても厚みを薄くすることができるので使用量を減らす事ができる。
【0040】
下側の剥離紙3cは粘着部2に粘着しているが、上側の剥離紙3bは粘着部2に粘着されていないがシートの端部1aから飛び出した上側の剥離紙3bの摘み部7をシートの端部1aから表面9側に折り畳む事で、粘着部2に粘着部B2’が設けられていれば上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B2’に貼着する事で上側の剥離紙3bがシート1から浮遊していたのを、シート1と一体として保持できたことで取り扱い時に邪魔にならず、包装用の袋を両側の摘み部7、の分大きくする必要がなくなりコストUPを回避できた、
【0041】
本発明は、イビキの起因である口蓋の振動を発生源に最も近く、効果がある部位の骨部である上顎骨123の頬骨124の頬骨弓124aに起始する咬筋深部128に伸縮性のある粘着部2を有する粘着テープ或いは、シート1の粘着部2に制振体である合成スポンジからなるパッド4を貼着した粘着テープを貼り付ける、ポリウレタン不織布、或いは織布からなる伸縮する粘着部2を有するシート1のシートの端部1aから、上側の剥離紙3bの摘み部7が飛び出した粘着テープで有るので剥離紙が貼り付けられたままの粘着テープを皮膚の目的の場所に近い部位に、押し当ててから本当に貼りたい部位に触感で確認しながら目的の部位に移動調整した後、摘み部7を横方向に引き剥がす事で、剥離紙3を剥ぎ取り、咬筋深部128に的確に確実に貼り付けることで、口蓋で発生した振動の伝播を遮断し声帯まで伝わらなくした結果、頭が前後左右のどちらに傾いても、イビキの音の発生がやんだ、
【0042】
粘着部2にシート1の横幅と略同等の横巾の制振効果を持つ合成スポンジからなるパッド4を粘着部2に貼着し、本発明の上側の剥離紙3bの摘み部7がシートの端部1aから飛び出した粘着テープは、剥離紙3を付けたまま粘着テープを揉み上げに押し当て、皮膚の上を滑らせて頬骨弓124aを越えた、歯を強く噛みしめると押し返してくる窪みの、咬筋深部128に当てがい、頭を傾けて唇を少し開けて呼吸してパット4の制振効果で、イビキが発生していないか確認した後に、摘み部7を横方向に引き剥がす事でパッド4を確実に咬筋深部128に貼り着ける事できる様になり、合成スポンジからなるパッド4、或いは伸縮するシート1からなる粘着テープが制振ポイント136で口蓋からの振動を制振した、
【0043】
前記パッド4のシート1が伸縮性が大きく、強く引きのばして4側面を粘着テープで押さえた状態で皮膚に貼り着けるとパッド4の4側面の角はだれる様に、粘着テープのシート1で押しつぶされ4側面の角と上面から圧縮され硬化し、振動を吸収できなくなり、皮膚と一体化して共振してしまい咬筋深部128からの振動を制振できなかったが、パッド4の横幅をシート1の横幅と略同じ幅とする事で、パッド4の両横側に粘着部をなくしパッド4の横側2方を粘着テープで皮膚に圧縮して粘着しなくしたので、皮膚と共振しなくなり振動を制振できた、
【0044】
従来品の「ナイトミン鼻呼吸テープ」「口閉じテープ」の場合、「鼻呼吸ができていることを必ず確認する」と表記されている、つまり風邪、花粉症などで鼻づまりの場合は使用できなかった、が本発明品は使用条件はなく、これにより使用者はイビキの原因と効果を実感し納得して、口を塞がない構造なので風邪、花粉症など鼻づまりの場合も安心して使用に踏み切れる様になった。
【0045】
剥離紙を単数にした事で剥離紙を貼ぐ手間を省け、剥離紙3を剥がす場合、折り曲げ部6が、粘着部2に粘着されており、更に手、指で押さえられているので、剥離紙はロールしてシート1の粘着部から剥がれ難い場合があったが、折り曲げ部6をシートの端部1aより飛び出した外側にする事で粘着部2に粘着されておらず、手指でも押さえられていない為、摘み部7を横に引っ張ると容易にロールが始まり、粘着部2にロールが進んでも、粘着部2が無いシートの端部1aより外側部分でロールに加速が加つている為、容易に剥がせた。
【0046】
剥離紙の横幅の倍数の長さに切断した剥離紙を積層しておき、吸引ガイド左10、吸引ガイド右11で、折り曲げ部からの長さが上側の剥離紙3bより短い、下側の剥離紙3cの長さになる様に振り分けて真空吸着し搬送装置に流れてきた粘着部2が塗布されたシート1に折り曲げ部6を突き合わせ、或いはオーバーラップして下側の剥離紙3cを貼着し、剥離紙の横幅に切り分ける事で複数の、皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープを製造する事ができる。
【0047】
上側の搬送装置(ライン)上をシート1の粘着部2を上にして帯状で流れてくる、前記シート1の上空でロール状に巻かれた複数の前記剥離紙3から繰り出された剥離紙3を折り畳み折り曲げ部6を設け、下側の剥離紙3cを下側にしてパッド4が必要な場合は粘着部2にパッドを貼着して、粘着部2上で突き合わせ、或いはオーバーラップさせて貼着し、目的の用途に応じた横幅に切り分ける事で連続して、皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープを製造する事ができる。<
図10>
【図面の簡単な説明】
【0048】
【
図1】(a)摘み部7をシートの端部1aから飛び出させた、本発明の斜視図(b)摘み部7を表面9側に折り曲げ、剥離紙3を突き合わせたA-A’を逆さまに描いた断面図、(C)摘み部7を表面9側に折り曲げ、剥離紙3がオーバーラップしたA-A’ を逆さまに描いた部分断面図。
【
図2】(a)摘み部7をシート1から飛び出させ、剥離紙3の切り欠き部6のシート1にパッド4を貼着した本発明の斜視図(b)摘み部7を折り曲げ、剥離紙3がオーバーラップしたA-A’ を逆さまに描いた部分断面図。
【
図3】(a)摘み部7を飛び出させ、粘着部2の略中央部にパッド4を貼着した本発明の斜視図(b)摘み部7を折り曲げ、剥離紙3を突き合わせたA-A’を逆さまに描いた断面図、(C)摘み部7を折り曲げ、剥離紙3がオーバーラップしたA-A’ を逆さまに描いた部分断面図。
【
図4】(a)剥離紙がパッド4の長手側の側面で折り返してシートの端部1aから飛び出した斜視図。(b)A-A’断面斜図。
【
図5】(a)単数の剥離紙3の摘み部7をシートの端部1aから飛び出させた、本発明の斜視図、(b)摘み部7を折り曲げ、剥離紙3が単数である、を逆さまにした本発明の斜視図。
【
図6】(a)単数の剥離紙3の摘み部7をシートの端部1aから飛び出させ、シート1と略同等の幅のパッドをシート1に貼着した、本発明の斜視図、(b)単数の剥離紙3の摘み部7をシートの端部1aから表面9側に折り曲げ、シート1と略同等の幅のパッドを貼着した、本発明の斜視図。
【
図7】(a)単数の剥離紙3の粘着部2の略中央部にパッド4を貼着し、シートの端部1aから摘み部7を飛び出させた、本発明の斜視図、(b)シートの端部1aから摘み部7を折り曲げ、剥離紙3が単数で略中央部にパッドを貼着した、本発明の斜視図。
【
図8】複数の剥離紙3を吸引ガイドで任意の位置で折り曲げて吸着し搬送工程にあるシート1の粘着部2に側面から貼着する製造工程の模式斜図。
【
図10】折り曲げた複数の剥離紙3を搬送装置の上で搬送されるシート1の粘着部2に貼着する製造工程の模式斜図。
【
図11】仰臥した場合の人体の首と頭部の側面部分透視図。
【
図14】人体の側頭部の部分透視図に咬筋深部128に粘着テープのパッド4を貼着した模範図。
【
図15】人体の側頭部の部分透かし図でパットを貼る場合のスタートの基準となる揉み上げ125に、剥離紙を貼着したままの粘着テープのパッド4を中指で押し当てた図。
【
図16】揉み上げ125から中指で、パッド4に剥離紙を貼着したままの粘着テープを押さえて下方に下げて制振ポイント136である咬筋深部128を押さえた、模範図。
【
図17】(a)シートの端部1aから摘み部7を飛び出させ、パッド4とシート1の横幅を略同等とした本発明の斜視図。 (b)シートの端部1aから摘み部7を折り曲げ、剥離紙3を突き合わせたA-A’を逆さまに描いた断面図、(C)シートの端部1aから摘み部7を折り曲げ、剥離紙3がオーバーラップしたA-A’ を逆さまに描いた部分断面図。
【
図18】シート1の略中央をU字に折り畳みシートの粘着部同士を粘着させて表面9側にシート1で挟み部12を立設した、剥離紙が単数の本発明の部分断面斜視図。
【
図20】シート1をパッド4の端部の近傍をU字に折り畳みシートの粘着部2同士を粘着させて表面9側にシート1で挟み部12を立設した、剥離紙が単数の本発明の斜視図。
【
図21】複数の折り曲げたシートの端部の粘着部同士を粘着させる事で表面9側に挟み部12を立設した、剥離紙が単数の本発明の斜視図。
【
図22】シート1のパッド4の端部の近傍に、粘着テープ13からなる挟み部12の粘着部c14をシート1の表面9に貼着し挟み部12を立設した、剥離紙が単数の本発明の斜視図。
【
図23】シート1のパッド4の略中央のシート1の表面9に、粘着テープ13からなる挟み部12の粘着部c14を貼着し挟み部12を立設した、剥離紙が複数の本発明の斜視図。
【
図24】(A)粘着テープ13の一部を折り曲げ、折り畳み粘着部c14とし、シート1の表面9に粘着部C14を貼着し、さらにシート1の粘着部2にパッド4を貼着し、シート1のパッド4の両側の粘着部2に、折り曲げ折り畳んだ剥離紙3の下側の剥離紙3cを貼着して搬送される製造工程の模式斜図。
図Bは(A)の搬送装置の最終工程を切り出した部分断面図。
【発明を実施するための形態】
【0049】
本発明の実施形態は、ケイ素樹脂等で剥離処理をした紙、或いは植物由来のバイオレフィン、或いは柔軟で折り曲がるポリオレフィン系の軟質製のプラスチックシート、からなる剥離紙3(以下、紙、或いは植物由来のバイオレフィン、或いは柔軟で折り曲がるポリオレフィン系の軟質製のプラスチックシート、からなる剥離紙を隔離紙3と記述する)の、剥離紙の端部3aを粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の、シートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5mm以上、内側に入った所から貼着し、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間を、粘着部B、2として残し、前記剥離紙3の折り曲げ部6を相対して突き合わせ、或は折り曲げ部6が重なる様にオーバーラップさせる、又は、シート1の略中央部のパッドの側面の折り曲げ部6で折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させ、飛び出した上側の剥離紙3bの先端の、指で摘まんで引き剥がす為の摘み部7を、粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積が発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、押さえる場所を示すマークである、押さえ表示137をシート1の表面9に表示した、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、
【0050】
さらに、「剥離紙が皮膚等に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ」を皮膚に押し当てて制振効果がある制振ポイント136に移動し易い様に指で挟める(摘まめる)、挟み部12をシート1の表面9に立設する、剥離紙3が単数の場合は、指で持って顔に持って行った場合、剥離紙3の摘み部7が顔の前方に向く様に、挟み部12を摘み部7の反対側のパッド4の端部の近傍に立設する
以下、図に基づいて説明する。
【0051】
以下、本発明の実施形態について
図1に基づいて説明すると、複数の前記剥離紙3、或いは単数の前記剥離紙3の、剥離紙の端部3aを粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の、シートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5mm以上、内側に入った所から貼着し、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間を、粘着部B、2として残し、前記剥離紙3の折り曲げ部6を相対して突き合わせ、或は折り曲げ部6が重なる様にオーバーラップさせる、折り曲げ部6で折り返された上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させ、飛び出した上側の剥離紙3bの先端の、指で摘まんで引き剥がす為の摘み部7を、粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積が発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、押さえる場所を示すマークである、押さえ表示137をシート1の表面9に表示した、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、
【0052】
本発明の実施形態について図面3に基づいて具体的に説明すると、粘着部2の略中央部に殺菌消毒効果のある薬剤を含んだ、セルロース系不織布、セルロース系の積層物、合成繊維不織布、特殊織布、又はガーゼ等からなるパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着し、、複数の前記剥離紙3を上側が下側より長く折り曲げ、各折り曲げ部6をパッド4の上面で、相対して突き合わせ、或いはオーバーラップさせて下側の剥離紙3cを、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の、両側のシートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5mm以上内側に入った位置から、折り曲げ部6が相対、或いはオーバーラップする位置まで貼り着ける事で、0.5mm以上の粘着部を粘着部B、2’とし、折り曲げ部6から折り返して、先(前記)のシートの端部1aより飛び出した上側の剥離紙3bの先端の摘み部7をシートの端部1aでシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積が発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、剥離紙3を引き剥がす時にシート1を押さえる場所を知らせる、マークである、押さえ表示137を表面9に表示する事を特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、
【0053】
本発明の実施形態について図面2に基づいて具体的に説明すると、折り曲げ部6の切り欠き部5の下の粘着部2に殺菌消毒効果のある薬剤を含んだ、セルロース系不織布、セルロース系の積層物、合成繊維不織布、特殊織布、又はガーゼ等からなるパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着し、複数の下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aをポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の、両側のシートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5mm以上内側に入った所から、シート1の略中央或いは、任意の位置で前記剥離紙3の各折り曲げ部6をシート1上で相対させて突き合せ、或はオーバーラップさせて、シート1の粘着部2に下側の剥離紙3cを貼り付けし、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間の粘着部を粘着部B、2’とし折り曲げ部6で折り畳んで折り返えされた、上側の剥離紙3bを、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから、飛び出した先端の部分を摘み部7とし、摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積が発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、剥離紙3を引き剥がす時にシート1を押さえる場所を知らせる、マークである、押さえ表示137を表面9に表示する事を特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、
【0054】
本発明の実施形態について図面4に基づいて具体的に説明すると、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の粘着部2にシート1の横幅と略同等の幅のパッドを貼着し複数の前記剥離紙3を、折り曲げ部6で折り畳たまれた、短い下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の合成繊維、プラスチックフィルム等からなるシート1の、両側のシートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5mm以上内側に入った位置から、下側の剥離紙3cの折り曲げ部6が、合成スポンジからなる前記パッド4の側面に突き合たる位置まで貼り着ける事で、0.5mm以上の粘着部を粘着部B、2’とし、剥離紙の端部3aが貼り付けを開始した、先(前記)のシートの端部1aから飛び出した上側の剥離紙3bの先端の、摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り曲畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示したことを特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、
【0055】
本発明の実施形態について図面5に基づいて具体的に説明すると、剥離紙が単数の下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを、粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の、片方のシートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5ミリ以上内側に入った所から粘着部2に貼着し、他方のシートの端部1aから、或いは飛び出した所の折り曲げ部6で折り返えされた上側の剥離紙3bの先端を貼り付けを開始した、先のシートの端部1aから飛び出させ、飛び出した摘み部7をシート1の粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示した、皮膚に貼着する粘着テープにおいて剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ、或いは粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬剤を含ませた、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである。
【0056】
本発明の実施形態について図面6に基づいて具体的に説明すると、剥離紙が単数の下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを、粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の片方のシートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5ミリ以上内側に入った所から、シート1の長手方向の略中央の粘着部2にシート1の、剥離紙を引き剥がす方向と直角方向である横幅より広く、或いは略同等の幅の合成スポンジからなるパッド4を粘着部2に貼着し、他方のシートの端部1aから或いは、飛び出した所の折り曲げ部6で折り返えされた上側の剥離紙3bの先端を、貼り付けを開始した、先のシートの端部1aから飛び出させ、飛び出した摘み部7をシート1の粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示したことを特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである
【0057】
本発明の実施形態について図面7に基づいて具体的に説明すると、剥離紙が単数の下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aを、粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の粘着部2の略中央に、殺菌効果のある薬効成分を含ませた、セルロース系不織布、セルロース系の積層物、合成繊維不織布、特殊織布、又はガーゼ等からなるパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着し、片方のシートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5ミリ以上内側に入った所から、を他方のシートの端部1aから或いは、飛び出した所の折り曲げ部6で折り返えされた上側の剥離紙3bの先端を、貼り付けを開始した、先(前記)のシートの端部1aから飛び出させ、飛び出した摘み部7をシート1の粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積が発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示したことを特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである
【0058】
本発明の実施形態について図面17に基づいて具体的に説明すると、複数の剥離紙3を、折り曲げ部6で折り畳たまれた短い下側の剥離紙3cの一方の剥離紙の端部3aを粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布等からなるシート1の、片方のシートの端部1aから、或いは必要で有れば0.5mm以上内側に入った所から、剥離紙を引き剥がす方向に直角方向である横幅と略同等の幅の合成スポンジのパッド4を粘着部2に貼着し、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間を、粘着部B、2とし、シート1の上の折り曲げ部6で折り畳んだ、折り曲げ部6を相対させて、或は折り曲げ部6が重なる様にオーバーラップさせて折り返えされた、先(前記)のシートの端部1aから飛び出した、上側の剥離紙3bの先端の、摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り畳む事で、粘着部B、2’が粘着に必要な面積発生していれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、表面9にマークである、押さえ表示137を表示したことを特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、
【0059】
さらに本発明の実施形態について図面18~23に基づいて具体的に説明すると、シート1の表面9に、指で摘まむ、或いは人さし指と中指で挟みこんで持つ、挟み部12を立設した、
皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、
【0060】
以上の構成とすることで使用者は粘着テープに剥離紙を貼ったまま、皮膚に押し当てて、貼り付けたい場所でない場合は移動させて、移動後、良ければ、手で押さえたまま、上側の剥離紙3bの摘み部7を横に引き出す様に引き剥がすと、前記剥離紙3は粘着テープの粘着部2と皮膚25に挟まれながら、粘着部2の上でロール(摘み部7を横方向に引っ張ると折り曲げ部で下側の剥離紙3cが粘着部2から捲れて剥がれ、上側の剥離紙3bとなって行く事で折り曲げ部は引っ張られた方向に移動して剥がれて行く様をロールと表記)しながら剥がれ、手で押さえている粘着部2から前記剥離紙3が排除される事で粘着部2が皮膚25に粘着することを特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである、シートの端部1aと隔離の端部3aの間の粘着部B2‘の有効幅が広すぎると、上側の剥離紙3bを横法に引き剥がす時に引き剥がすのが難しくなる、粘着部2の粘着力の強弱及び前記剥離紙3の厚さなどにより変化するのでこれらを考慮して着部B2‘の面積を決める、
【0061】
口蓋で発生した振動を咬筋深部128において、制振する理由を
図12で説明すると、イビキは身体的理由等で鼻呼吸だけでは酸素が不足と空気を口と鼻から強く長く吸う事で口蓋の下側の口腔110と口蓋の上側の鼻腔108の両側に流速が早い空気が通過すると、カルマン渦22(
図11、
図10参照)現象で口蓋が振るえ振動を起こす、この振動がイビキの発端であり、
【0062】
図4、
図6、
図17は口蓋で発生した振動を咬筋深部128で制振し声帯105に伝えなくするもので具体的に
図13で説明すると上顎骨123から派生した口蓋で発生した振動は上顎骨123と、つながる頬骨124の頬骨弓124aである骨から起始した筋肉である咬筋深部128を経由して、側頭骨と完全一体ではなく関節運動する為振動し易い下顎骨122に伝わり、さらに下顎骨12からオトガイ舌筋131、顎舌骨筋135、舌骨132、甲状舌骨筋133等、のいずれかを経由して声帯105に伝わり振動が儀音となってイビキとなって発声されている、下顎骨122から下流は行く通りかの経路で振動が伝播されるので、振動し易い下顎骨122に振動を伝えない為に、顔の両側の咬筋深部128で振動を制振する、
【0063】
図4・
図6・
図17では制振ポイント136である咬筋深部128で効率よく振動を制振するには、皮膚に押し当てられる、パッド4は咬筋深部128の振動を制振する様に、パッドが粘着テープで皮膚に押し当てられても、制振性能を維持できるものである為にウレタン等の連続発砲の合成スポンジとし、パッド4がシート1の横幅より小さいとパッド4のすべての側面に粘着部がある事になるので、パッドの全周囲をシート1の粘着部2が皮膚に貼り着けてしまう事でパッドの側面と平面の角部を他の部分より強く押さえてしまい、角部がパッド4の内側中心に向かって圧縮され固化し、合成スポンジのパッド4は振動を吸収できなくなり共振してしまうので粘着テープの長手方向に対し横幅方向のパッドの側面には粘着部2を排除する為に、パッド4の幅を若干広くする、或いはシート1の横幅と略同じ幅にし、パッド4の側面から粘着部を排除しパッドの側面の角のすべてを粘着テープで粘着して押さえ込まない様にしパッドの固化を防いでいる、
【0064】
図1・
図5はシート1の素材を、縦・横・斜めのどちらにも伸縮性が大きいポリウレタン等の不織布、或いは織布を素材にする事で、制振ポイント136に貼着すれば、口蓋からの振動を咬筋深部128で制振する、或いはシート1の粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬効成分を含ませたテープ剤、或いはパップ剤である皮膚に貼着する、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする
【0065】
図2・
図3・
図7はパッド4の周囲には全て粘着部2がある事で殺菌等の薬効成分を含んだパッドを粘着テープで皮膚の傷口に貼着した場合、パッドの周囲は粘着部2でしっかりと皮膚に貼着されるのでパッドまでばい菌等が侵入しない様になっている
【実施例0066】
<実施例1>
図1を元に説明すれば、シート1の両側のシートの端部1aから複数の前記剥離紙3の下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aをポリウレタン等の不織布、或いは織布或いは紙等からなるシート1の、両側のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った所から、シート1の略中央或いは、任意の位置で折り曲げ部6を相対させて突き合せ、或はオーバーラップさせてシート1の粘着部2に下側の剥離紙3cを貼り付けし、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間に残った粘着部を粘着部B、2’とし、折り曲げ部6で折り畳んで、折り返えされた、上側の剥離紙3bの先端を、貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を摘み部7とし、摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り曲げ折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が、粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、前記剥離紙3を引き剥がす時にシート1を押さえる場所を知らせる、マークである、押さえ表示137を表面9に表示する事を特徴とし、皮膚に貼着する粘着テープにおいて剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ、或いは粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬剤を含ませた、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープである。
【0067】
<実施例2>
図3を元に説明すれば、粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布或いは紙等からなるシート1の粘着部2の中央部に、セルロース系不織布、或はセルロース系の積層物、或は合成繊維不織布、又はガーゼからなる殺菌消毒効果のある薬剤を含んだパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着し、シート1の両側のシートの端部1aから複数の下側の剥離紙3cの一方の剥離紙の端部3aをシート1の、シートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った所から、シート1の略中央或いは、任意の位置で前記剥離紙3の折り曲げ部6をパッド4の上で相対させて突き合せ、或はオーバーラップさせて、シート1の粘着部2に下側の剥離紙3cを貼り付けし、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間に残った粘着部を粘着部B、2’とし、折り曲げ部6で折り畳んで、折り返えされた、上側の剥離紙3bの先端を、貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を摘み部7とし、摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り曲げ折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が、粘着部B、2’に粘着され、 上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、前記剥離紙3を引き剥がす時にシート1を押さえる場所を知らせる、マークである、押さえ表示137を表面9に表示する事を特徴とする、、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとした。
【0068】
<実施例3>
図2を元に説明すれば、前記剥離紙3の折り曲げ部6に切り欠き部5を設け、切り欠き部5の下に在る粘着部2に、セルロース系不織布、セルロース系の積層物、合成繊維不織布、特殊織布、又はガーゼからなる殺菌消毒効果のある薬剤を含んだパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着した、以外、実施例2に同じである。
【0069】
<実施例4>
図4を元に説明すれば、粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布或いは紙等からなるシート1の両側のシートの端部1aから、複数の下側の剥離紙3cの一方の剥離紙の端部3aをシート1の、両側のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った所から、シート1の略中央に貼着したシート1の横幅と略同等の横幅の合成スポンジからなるパッド4の端側面まで下側の剥離紙3cをシート1の粘着部2に貼り付けし、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間に残った粘着部を粘着部B、2’とし、折り曲げ部6で折り畳んで、折り返えされた、上側の剥離紙3bの先端を、貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を摘み部7とし、摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り曲げ折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が、粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、前記剥離紙3を引き剥がす時にシート1を押さえる場所を知らせる、マークである、押さえ表示137を表面9に表示する事を特徴とする、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープとする。
【0070】
<実施例5>
図5を元に説明すれば、粘着テープの支持体である、ポリウレタン等の不織布、或いは織布或いは紙等からなるシート1の片方のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った所から、剥離紙3を他方のシートの端部1aの近傍、或いはシートの端部1aを超えてシート1の粘着部2に貼着し、シートの端部1aと剥離紙の端部3aの間に残った粘着部は粘着部B、2’とし他方のシートの端部1aの近傍、或いはシートの端部1aを超えた折り曲げ部6で折り畳み折り返された、上側の剥離紙3bの先端を、貼り付けを開始した先(前記)のシートの端部1aから飛び出させて、飛び出した部分を摘み部7とし、摘み部7を粘着部2とは反対側のシート1の表面9側に折り曲げ折り畳む事で、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が、粘着部B、2’に粘着され、上側の剥離紙3bが意図せずに下側の剥離紙3cから浮遊しない様にし、剥離紙3を引き剥がす時にシート1を押さえる場所を知らせる、マークである、押さえ表示137を表面9に表示する事を特徴とし、皮膚に貼着する粘着テープにおいて剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープ、或いは粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬剤を含ませた、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる剥離紙3が単数の粘着テープである。
【0071】
<実施例6>
図6を元に説明すれば、粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬剤を含まず、シート1の粘着部2の長手方向の略中央に、シート1の横幅と略同等の幅の合成スポンジからなるパッド4を貼着した以外、実施例5に同じである。
【0072】
<実施例7>
図7を元に説明すれば、粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬剤を含まず、シート1の粘着部2の略中央にセルロース系不織布、或はセルロース系の積層物、或は合成繊維不織布、又はガーゼからなる殺菌消毒効果のある薬剤を含んだパッド4、或いは合成スポンジからなるパッド4を貼着した以外、実施例5に同じである。
【0073】
<実施例8>
図17を元に説明すれば、粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬剤を含まず、シート1の粘着部2の長手方向の略中央に、シート1の横幅と略同等の幅の合成スポンジからなるパッド4を貼着した以外、実施例1に同じである。
【0074】
<実施例9>
図18~19を基に説明すれば、シート1の長手方向の略中央部の粘着部2を内側にして谷折りにしU字に折り畳み粘着部2同士を粘着する事で、シート1の表面9に突起した挟み部12を立設した以外、実施例6に同じである。
【0075】
<実施例10>
図20を基に説明すれば、パッド4の摘み部7の反対側の端部の近傍のシート1の粘着部2を内側にして谷折りにしU字に折り畳み粘着部2同士を粘着する事で、シート1の表面9に突起した挟み部12を立設した以外、実施例6に同じである。
【0076】
<実施例11>
図21を基に説明すれば、複数のシート1の端部を折り曲げて、折り曲げた粘着部2を相対させて粘着部2同士を粘着し、シート1の表面9側に突起した挟み部12を立設した以外、実施例6に同じである。
【0077】
<実施例12>
図22を基に説明すれば、粘着テープ13をシート1の表面9に貼着する為に、一部の粘着部C14を残こす様に、偏った部分で粘着テープ13の粘着部C14を内側にして谷折りにしU字に折り畳み、粘着部C14同士を粘着し、粘着部C14として残った粘着部C14をシート1の表面9側に貼着する事で粘着テープ13からなる突起した挟み部12をシート1の表面9に貼着し、立設した以外、実施例6に同じである。
【0078】
<実施例13>
図23を基に説明すれば、粘着部2の粘着剤に経皮吸収型鎮痛抗炎症剤等の薬剤を含まず、粘着テープ13をシート1の表面9に貼着する為に、一部の粘着部C14を残こす様に、偏った部分で粘着テープ13の粘着部C14を内側にして谷折りにしU字に折り畳み、粘着部C14同士を粘着し、粘着部C14として残った粘着部C14をシート1の表面9側に貼着する事で粘着テープ13からなる突起した挟み部12をシート1の表面9に貼着し、立設した以外、実施例4に同じである。
【0079】
<実施例14>
図8を元に説明すれば、あらかじめ短冊状にして積み重ねられた前記剥離紙3を、内部が2室に分離された鋭角な楔状の吸引ガイドの鋭角な先端部を剥離紙の折り曲げたい任意の位置にし当てどちらか側に倒して、倒した側の吸引ガイドの側面に空いた穴から真空吸引し剥離紙を吸着した後、吸引ガイドを略180度反転させ残った側の側面に空いた穴からも真空吸引し剥離紙を吸着した、左右の吸引ガイドを搬送装置(ライン)の流れ方向に対し直角方向から搬送装置の上空に移動し、搬送装置にシート1の粘着部2を上にして移動してくる横幅複数枚分の粘着テープ上で吸引ガイドを下げて、移動し吸引ガイドに吸い付けている下側の剥離紙3c、となる狭い方の剥離紙を吸引ガイド右11、吸引ガイド左10で粘着部2に張り付け、上側の剥離紙3bと下側の隔離し3cを粘着部2に張り付け、摘み部7がシート1の進行方向に折り曲げる、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープの製造方法。
【0080】
図9を元に説明すれば、内部が2室に分離された鋭角な楔状の吸引ガイドで2室の側面には吸引用の複数の小さな孔を空けた吸引ガイド、吸引ガイドは配置する場所によって吸引ガイド右11、吸引ガイド左10となる。
【0081】
<実施例15>
図10を元に説明すれば、搬送装置(ライン)上をシート1の粘着部2を上にして帯状で流れてくる、シート1の上空でロール状に巻かれた複数の前記剥離紙3の繰り出された先の、下に配置したV溝受け30の底の延長線上の回転折り曲げローラー24で押さえ前記剥離紙3を折り曲げる、幅と先端の断面R(アール)が順に小さくなる複数の回転折り曲げローラー24で剥離紙に折り曲げ部6を作り、次に傾けローラー25で前記剥離紙3を、折り曲げ幅が異なる上側の剥離紙3bと下側の剥離紙3cに折り曲げ、押さえローラー26で完全に折り畳み、突き合わせ、或いはオーバーラップさせてシート1の粘着部2に押さえて、送りローラー29で加圧して下側の剥離紙3cを粘着部2に粘着させて、搬送装置の終点で、搬送装置の下に配置された、先の搬送装置(ライン)より、幅が狭い搬送装置に反転ローラー30で前記剥離紙3が先の搬送装置の進行方向に逆進する狭い搬送装置の上面に落とす事で粘着テープ(シート1)は裏返しになって送られ、シート1の両側から飛び出した摘み部7を狭い搬送装置の側面の立ち起こしローラー27で立ち起こし、次に内側に傾斜した、両側の摘み部傾けローラー25bで折りまげ、押さえローラー26で折り畳むことで、粘着部B 2’の有効面積が粘着に必要な分あれば、上側の剥離紙3bの摘み部7の手前が粘着部B 2‘に押さえつけられて粘着し、ガイド32で蛇行しない様に送る、上側の剥離紙3bと下側の隔離し3cを粘着部2に張り付け、摘み部7をシート1の進行方向に対し内側直角に折り畳む、皮膚に貼着する粘着テープにおいて、剥離紙が皮膚に押し当てられたまま剥がせる粘着テープの製造方法。
【0082】
<実施例16>
図24を基に説明すれば、複数のV字に相対して傾斜したローラーの上に粘着テープ13の粘着部C14を上にして繰り出し粘着部C14の上部に配置した空気吹き出しノズル15から高圧の空気で粘着テープ13をV字に配置した傾けローラー25に押し付けながら次の傾けローラー25のV字の角度を順次に鋭角にし、部分的に粘着部C14を残して最終的には粘着テープ13を2つに折り畳み、粘着部C14同士を粘着し、粘着テープ13の2つに折り畳んだ折り曲げ部分と繰り出されたシート1の片方の端部を基準に粘着テープ13の残った粘着部C14をシート1の表面1と貼着し、パッド4をシート1の中央に貼着し、V溝受け30の上部に繰り出された剥離紙3を回転折り曲げコロ24で押さえ、さらに傾けローラー25で折り畳み最終的に上側の剥離紙3bと下側の剥離紙3cの2つ折りにし、幅が狭い下側の剥離紙3cの剥離紙の端部3aをシート1のシートの端部1aから、或いは0.5mm以上内側に入った位置から貼着し、シートの端部1aから飛び出した水平な摘み部7を押さえローラー29で加圧して次に送り、立ち起こしローラー27と摘み部傾けローラー25bで剥離紙3の摘み部7をシート1の内側に倒し、押さえローラー29で加圧して搬送装置から搬出し、必要な幅でカットするカット装置に搬送する、粘着テープの製造方法。