(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022080222
(43)【公開日】2022-05-27
(54)【発明の名称】マスク
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20220520BHJP
A44C 1/00 20060101ALI20220520BHJP
A45D 8/36 20060101ALI20220520BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A44C1/00
A45D8/36 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020191276
(22)【出願日】2020-11-17
(71)【出願人】
【識別番号】520179224
【氏名又は名称】大塚 元博
(74)【代理人】
【識別番号】100102738
【弁理士】
【氏名又は名称】岡 潔
(72)【発明者】
【氏名】大塚 元博
【テーマコード(参考)】
3B114
【Fターム(参考)】
3B114CC00
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ワンタッチ式に脱着自在にマスクの外表面を装飾可能なマスクを提供する。
【解決手段】鼻口部を覆うマスク本体部110と、該マスク本体部の各上下縁部に付設されるマスク耳掛け紐114A、114Bとを有するマスク100において、前記マスク本体部の外表面を装飾する、脱着自在な装飾部材300を有し、前記装飾部材は、外表面に面する裏面を備えた装飾部と、該装飾部と協働して、前記マスク本体部の外周縁306を介して、前記マスクを挟み込むことにより、該装飾部を前記外表面に取付可能とする固定部とを有することを特徴とするマスク。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
鼻口部を覆うマスク本体部と、該マスク本体部の各上下縁部に付設されるマスク耳掛け紐とを有するマスクにおいて、
前記マスク本体部の外表面を装飾する、脱着自在な装飾部材を有し、
前記装飾部材は、外表面に面する裏面を備えた装飾部と、
該装飾部と協働して、前記マスク本体部の外周縁を介して、前記マスクを挟み込むことにより、該装飾部を前記外表面に取付可能とする固定部とを、有する、ことを特徴とするマスク。
【請求項2】
前記固定部は、中間部が前記装飾部の前記裏面でピン支持された細長部材を有し、
該細長部材は、ピン支持部から一端部までが該装飾部の前記裏面に当接可能な当接部と、ピン支持部から他端部までが指で操作可能な操作部とを有し、
さらに、該当接部を該装飾部の裏面に向かって付勢する付勢手段を有し、
前記操作部を指で該装飾部の裏面に向かって、前記付勢手段による付勢力に抗して、押付操作することにより、該当接部を該装飾部の裏面から離間させる、請求項1に記載のマスク。
【請求項3】
前記装飾部は、前記マスク本体部の前記外表面の一部を覆う大きさを備え、貴金属が露出するように埋め込まれている、請求項1に記載のマスク。
【請求項4】
前記固定部は、クリップ状である、請求項1に記載のマスク。
【請求項5】
前記装飾部材は、前記マスク本体部の上下方向縁部を介して、前記マスクを挟み込むことにより、該装飾部を外表面に取付可能とする、請求項1に記載のマスク。
【請求項6】
前記固定部は、前記装飾部の前記裏面内に設けられ、前記マスクの前方からは、前記装飾部により隠される、請求項1に記載のマスク。
【請求項7】
前記装飾部材は、衣服に取り付けるブローチ、および/または髪に取り付けるヘアーバンドと兼用可能である、請求項1に記載のマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスクに関し、より詳細には、ワンタッチ式に脱着自在にマスクの外表面を装飾可能なマスクに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、風邪、花粉症対策として、健康マスクが多用されている。
このような健康マスクは、鼻口部を覆うマスク本体部と、マスク本体部の各上下縁部に付設されるマスク耳掛け紐とを有し、マスク耳掛け紐を対応する耳に掛けて、マスクを装着し、マスク本体部により鼻口部を覆うことにより、ウィルス、菌に対する抗菌、または自身の咳により、他者へのウィルス、菌の感染抑制を行っている。
しかしながら、このような健康マスクには、以上のような機能を追求する余り、以下のような問題点が存する。
【0003】
すなわち、マスクの装着自体は、衣服と同様に、人の見た目を形成するものであるとともに、特に顔を覆うことにより識別性を阻害する可能性があるにも係わらず、マスクの機能である遮蔽性を追求する余り、マスクの形状、模様または色彩は、シンプルで単調であり、デザイン性を考慮し、そこに独自性による識別性を加味することすら着目されてこなかった。
昨今、新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、既存の社会秩序、経済システム、生活行動様式を一変させるほどに影響を与えており、このコロナウイルス菌の感染を防ぐ基本的な策は言うまでもなく、消毒、手洗いとマスク着用であり、このような意味において、マスクの装着、脱着が簡便で、装着中には、マスクのずれを防止可能であり、不織布製、布製等多種のマスクに対して、繰り返し使用可能でありながら、誤用を確実に防止可能なマスクが要望されているが、マスク装着の義務化が長期間に及ぶことが予想され、マスクの装着自体をファッションととらえる視点も重要である。
いうなれば、マスクの外表面は、白いキャンバスでありながら、そこに、様々なデザイン性を施し、装着者のアイデンティティを主張する発想は、従来存在しない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、ワンタッチ式に脱着自在にマスクの外表面を装飾可能なマスクを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を達成するために、本発明のマスクは、
鼻口部を覆うマスク本体部と、該マスク本体部の各上下縁部に付設されるマスク耳掛け紐とを有するマスクにおいて、
前記マスク本体部の外表面を装飾する、脱着自在な装飾部材を有し、
前記装飾部材は、外表面に面する裏面を備えた装飾部と、
該装飾部と協働して、前記マスク本体部の外周縁を介して、前記マスクを挟み込むことにより、該装飾部を前記外表面に取付可能とする固定部とを、有する、構成としている。
【0006】
以上の構成を有するマスクによれば、市販の既存のマスクを装着する際、装飾部と固定部とを有する、脱着自在な装飾部材を用いて、固定部を装飾部と協働させることで、マスク本体部の外周縁を介して、マスクを挟み込むことにより、装飾部の裏面をマスク本体部の外表面に面するように取付け、それにより、ワンタッチ式にマスク本体部の外表面を装飾することが可能であり、一方、装飾部材を脱着することにより、別のマスクに用いることも可能であり、マスクの外表面にデザイン性を施し、衣服と同様に、ファッションの一部として活用することが可能となるとともに、脱着自在な装飾部材であることから、マスク自体が使い捨てであるとしても、装飾部材を新たなマスクに対して繰り返し使用可能である。
【0007】
また、前記固定部は、中間部が前記装飾部の前記裏面でピン支持された細長部材を有し、
該細長部材は、ピン支持部から一端部までが該装飾部の前記裏面に当接可能な当接部と、ピン支持部から他端部までが指で操作可能な操作部とを有し、
さらに、該当接部を該装飾部の裏面に向かって付勢する付勢手段を有し、
前記操作部を指で該装飾部の裏面に向かって、前記付勢手段による付勢力に抗して、押付操作することにより、該当接部を該装飾部の裏面から離間させるのがよい。
さらに、前記装飾部は、前記マスク本体部の前記外表面の一部を覆う大きさを備え、貴金属が露出するように埋め込まれているのがよい。
さらにまた、前記固定部は、クリップ状であるのでもよい。
【0008】
加えて、前記装飾部材は、前記マスク本体部の上下方向縁部を介して、前記マスクを挟み込むことにより、該装飾部を外表面に取付可能とする、のがよい。
また、前記固定部は、前記装飾部の前記裏面内に設けられ、前記マスクの前方からは、前記装飾部により隠されるのがよい。
さらに、前記装飾部材は、衣服に取り付けるブローチ、および/または髪に取り付けるヘアーバンドと兼用可能であるのがよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明に係るマスクの第1実施形態を図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
図1に示すように、マスク100は、例えば、使い捨てのプリーツ型のマスク100であり、具体的には、着用者の顔面の鼻や口や顎( 対象部位) 等を覆うマスク本体部110 と、このマスク本体部110 を着用者の耳に係止するための左右一対の耳掛け紐114 とを備えている。
マスク本体部110には、一般的な健康マスク100として用いられる公知な材料が使用される。一例として、綿素材のガーゼに任意の方法で抗菌・消臭等の加工が施されたものが使用される。抗菌・消臭加工の一例として、ナノ化された銀イオンをガーゼに吸着させる方法が挙げられる。
【0010】
マスク本体部110は、例えば、正面視にて略矩形状に形成され、上下方向に広がることが可能なプリーツ116が上下方向に複数形成されている。そして、マスク100の着用時にはプリーツ116が上下方向に広がることによりマスク本体部110が外側に膨出するように山型の立体的形状となって、着用者の顔面の鼻や口や顎等が覆われるようになっている。なお、マスク本体部110の上部縁近傍には、マスク本体部110の縦中央線に関して対称に、横方向に、通常の補強ワイヤが設けられている。
【0011】
また、マスク本体部110 はシート材から形成されており、シート材は、例えば、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、スパンレース不織布、ガーゼ、タオル地等による一枚生地又は複数重ね合わせの生地から形成されている。
なお、マスク本体部110 の製造方法は、公知のものであれば如何なるものであっても良く、詳細な説明は省略する。
【0012】
マスク本体部110 の左右方向の両縁部12には、左右一対の耳掛け紐114が設けられている。
左右一対の耳掛け紐114の各々は、例えば、平紐であり、ゴム紐が縫い込まれて全体が伸縮性を有するものであっても良い。
左側の耳掛け紐114の一端部はマスク本体部110 の左縁部の上端に、他端部はマスク本体部110 の左縁部の下端に縫い付け、接着又は溶着より固定されている。
【0013】
また、右側の耳掛け紐114の一端部はマスク本体部110の右縁部の上端に、他端部はマスク本体部110 の右縁部の下端に縫い付け、接着又は溶着より固定されている。たとえば、耳掛け紐114は、マスク本体部110 の対応する縁部に対して、たとえば、熱溶着等により接合されている。
【0014】
変形例として、耳掛け紐114の両端のうち下端は、マスク本体部110の対応する上下方向縁部306の中央部より上に位置決めされていてもよい。
これにより、従来のように、耳掛け紐114の両端の各端が、マスク本体部110の上下方向縁部306の中央部に関して、略対称に配置されている場合に比べて、耳掛け紐114の両端が、マスク本体部110の上下方向縁部306の中央部に関して、上部側、すなわち、鼻部相当部位に配置されているので、マスク100の装着中、耳掛け紐114によるマスク100の顔に対する締付力が、鼻部に集中することから、会話等口を動かすことにより、マスク100の上下方向のずれを低減することが可能である。
特に、耳掛け紐114の材質として、伸縮力に優れる材質を採用することにより、マスク100の脱着の際、耳掛け紐114を伸ばして、耳から外しやすくなるとしても、マスク100の装着中のマスク100の上下方向のずれを低減することも可能である。
【0015】
マスク本体部110の外表面111を装飾する脱着自在な装飾部材300について、説明すれば、装飾部材300は、外表面111に面する裏面302を備えた装飾部304と、装飾部304と協働して、マスク本体部110の外周縁306を介して、マスク100を挟み込むことにより、装飾部304を外表面111に取付可能とする固定部308とを、有する。
【0016】
装飾部材300は、任意のデザインの物でよく、形状、材質、および大きさは、任意であり、形状は、
図1に示すように、花柄でもよく、植物、動物等模倣形状、記号、文字の組合せ等、または創作形状でもよく、材質は、金属製、樹脂製等でよく、材質の色そのものでなく、材質により質感を演出する一方、表面を単色、または複数色で装飾するのでもよい。装飾部材300の基材に対して、貴金属Mを埋め込むのでもよく、これにより高級感を演出することが可能である。大きさは、マスク100の外表面111内に収まる限り、任意であり、材質との関係で、重量がかさむものは、その分、大きさを小型化するのでもよい。大きさの限界は、材質との関係において、装飾部材300が柔軟なマスク100により、固定部(後に説明)を介して固定可能な重さとなる観点から、定めるのもよい。
【0017】
装飾部材300は、マスク100の縁を挟み込む態様でマスク100に固定可能である限り、たとえば、髪、洋服等を飾るヘアーバンド、ブローチをそのまま、流用してもよい。逆に、マスク100用の装飾部材300は、衣服に取り付けるブローチ、および/または髪に取り付けるヘアーバンドと兼用可能である。さらに、装飾部材300を衣服に取り付けるブローチ、および/または髪に取り付けるヘアーバンドとコラボレーションするのもよく、たとえば、ブローチと同種の形状で、色柄を変えることにより、洗練されたデザイン性を演出可能である。
【0018】
図2に示すように、固定部308は、中間部が装飾部304の裏面302でピン支持された細長部材310を有し、細長部材310は、ピン支持部311から一端部312までが装飾部304の裏面302に当接可能な当接部314と、ピン支持部311から他端部316までが指で操作可能な操作部316とを有する。
さらに、当接部314を装飾部304の裏面302に向かって付勢する付勢手段318を有し、付勢手段318は、通常のバネでよい。
以上の構成によれば、操作部316を指で装飾部304の裏面302に向かって、付勢手段318による付勢力に抗して、押付操作することにより、当接部314を装飾部304の裏面302から離間させることが可能であり、その状態でマスク100の縁を挟み込み、操作部316から指を離せば、付勢手段318による付勢力により、装飾部材300をマスク100に固定保持可能である。
【0019】
固定部308は、装飾部304の裏面302内に設けられ、マスク100の前方からは、装飾部304により隠されることから、固定部308がマスク100の外方から露出することにより、装飾部材300によるデザイン性を阻害することを防止可能である。
このように、装飾部材300は、マスク本体部110の上下方向縁部306を介して、マスク100を挟み込むことにより、装飾部304を外表面111に取付可能であり、装飾部材300をワンタッチ式にマスク100に対して着脱自在であり、マスク100装着中に、マスク100を装着したまま、装飾部材300をマスク100に装着したり、マスク100を装着したまま、装飾部材300をマスク100から脱着することが可能である。
【0020】
変形例として、
図5に示すように、固定部308は、クリップ状であってもよく、マスク本体部110の上下方向縁部306を介して、マスク100を挟み込むことが可能である限り、ワンタッチ式にマスク100に対して脱着可能である。クリップ状による固定の場合、付勢手段318が不要であり、シンプルな構造で安価であり、装飾部材300をマスク100の外表面111に沿って移動させることにより、マスク100に固定保持可能である。
【0021】
以上の構成を有するマスク100について、装着の際、脱着の際に関し、その作用を以下に説明する。
(1) マスク100の装着
マスク100の両耳かけ部を使用者の対応する耳に掛けて、通常のやり方で、マスク100を装着する。
装飾部材300は、マスク100からワンタッチ式に脱着すればよく、使い捨てのマスク100の場合、新たなマスク100に交換する場合、繰り返し、装飾部材300を装着すればよい。
図3に示すように、正面から見て、マスク100の右上部には、花柄の装飾部材300が設けられ、単にマスク100をしているだけに比べて、他人に与える印象は格段と向上する。
【0022】
(2)マスク100の脱着
通常のように、マスク100の耳掛け紐114を耳から外して、マスク100を顔から脱着する。
装飾部材300は、マスク100からワンタッチ式に脱着すればよく、使い捨てのマスク100の場合、新たなマスク100に交換する場合、繰り返し、装飾部材300を装着すればよい。
なお、マスク100を顔から脱着する前に、装飾部材300は、マスク100からワンタッチ式に脱着するのが便利である。
ワンタッチ式であるので、マスク100を装着したまま、装飾部材300の位置を、たとえば、マスク100の左上下縁部の下部からマスク100の右上下縁部の上部に変更することも容易である。
【0023】
以上の構成を有するマスク100によれば、市販の既存のマスク100を装着する際、装飾部304と固定部308とを有する、脱着自在な装飾部材300を用いて、固定部308を装飾部304と協働させることで、マスク本体部110の外周縁306を介して、マスク100を挟み込むことにより、装飾部304の裏面302をマスク本体部110の外表面111に面するように取付け、それにより、ワンタッチ式にマスク本体部110の外表面111を装飾することが可能であり、一方、装飾部材300を脱着することにより、別のマスク100に用いることも可能であり、マスク100の外表面111にデザイン性を施し、衣服と同様に、ファッションの一部として活用することが可能となるとともに、脱着自在な装飾部材300であることから、マスク100自体が使い捨てであるとしても、装飾部材300を新たなマスク100に対して繰り返し使用可能である。
【0024】
以上、マスク100の外表面111である通常白いキャンバスに対して、任意のデザインの装飾部材300をマスク100の任意の位置に設けることにより、マスク100のデザイン性を向上するとともに、マスク100装着により顔が一部隠れることにより、装着者の識別性が損なわれる点を、個性的な装飾部材300により補うことが可能であり、さらに、装飾部材300はワンタッチ式でマスク100に対して脱着可能であり、マスク100装着中に不要であれば、その場で脱着してもよく、逆に、マスク100装着中に必要があれば、その場で、マスク100自体を装着した状態のまま、ワンタッチ式に装着してもよく、マスク100自体が使い捨てであるとしても、装飾部材300は、マスク100の交換のたびに、繰り返し使用可能である。
【0025】
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内において、当業者であれば、種々の修正あるいは変更が可能である。
たとえば、本実施形態において、マスク100としては、健康マスク100のものとして説明したが、それに限定されることなく、マスク100装着中のずれ抑制に寄与する限り、風邪予防用ガーゼマスク100、花粉症用の不織布マスク100、捕集効率の高い医療用サージカルマスク100や、感染者の隔離病棟で利用される感染予防用のマスク100、さらには、生物化学兵器を想定した防毒(防護)マスク100にも、適用可能であり、プリーツ型、立体型だけでなく、平型にも適用可能である。
【0026】
たとえば、本実施形態において、単一の装飾部材をマスク100の外表面111に設けるものとして説明したが、それに限定されることなく、マスク100の外周縁を利用して、複数の装飾部材を、たとえば、対向する上下方向縁部、対向する横方向縁部の計4縁部を利用して、設けてもよい。でもよい。
たとえば、本実施形態において、装飾部材をマスク100の上下方向縁部を利用して、外表面111に設けるものとして説明したが、それに限らず、横方向縁部を利用して、装飾部材300を設けてもよい。
たとえば、本実施形態において、装飾部材をマスク100の無地の外表面111に設けるものとして説明したが、それに限らず、マスク100の外表面111自体にデザインが施されたもの、たとえば、生地により模様を施した外表面111に装飾部材を設けてもよく、その場合、模様とコラボレーションしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】本発明の第1実施形態に係るマスク100の全体図である。
【
図2】本発明の第1実施形態に係るマスク100の装飾部材300の概略断面図である。
【
図3】本発明の第1実施形態に係るマスク100を装着した状態の正面図である。
【
図4】本発明の第1実施形態に係るマスク100の装飾部材300の変形例の概略断面図である。
【符号の説明】
【0028】
M 貴金属
100 マスク
110 マスク本体部
111 外面
114 耳掛け紐
116 プリーツ
300 装飾部材
302 裏面
304 装飾部
306 外周縁
308 固定部
310 細長部材
312 一端部
313 他端部
314 当接部
316 操作部
318 付勢手段