(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022080235
(43)【公開日】2022-05-27
(54)【発明の名称】折りたたみ式飲食用フェイスシールド
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20220520BHJP
A62B 18/02 20060101ALI20220520BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A41D13/11 L
A62B18/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020201352
(22)【出願日】2020-11-17
(71)【出願人】
【識別番号】591124097
【氏名又は名称】センタック株式会社
(72)【発明者】
【氏名】風間 洋伸
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA06
2E185BA08
2E185BA13
2E185CC36
(57)【要約】
【課題】従来のフェイスシールドでは装着状態で飲食することは困難である。飲食可能で飛沫拡散に対しても防護性に優れる折りたたみ式飲食用フェイスシールド提供することを目的としている。
【解決手段】人の頭部に装着して使用するものであって装着者の顔面の前面約20cmの位置にシールド目的のプラスチック製透明シールドと顔面とシールドの距離約20cmを確保するための折りたたみ式ピラーと頭部に装着する円形状のバンドと飲食用フェイスシールドを組立、装着したとき顔面方向にシールドが湾曲すること及び透明シールドの揺れ防止の目的でバンドに溶着した紐により形成され、簡素な構造で折りたたみ可能になった。飛沫拡散の防護及び飲食用に使用できるため利便性に優れる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人の頭部に装着される折りたたみ式飲食用フェイスシールドであって、装着者の顔面の前面約20cmの位置にシールド目的のプラスチック製透明シールドと顔面とシールドの距離約20cmを確保するための折りたたみ式ピラーと頭部に装着する円形状のバンドと飲食用フェイスシールドを組立、装着したとき顔面方向にシールドが湾曲すること及び透明シールドの揺れ防止の目的でバンドに溶着した紐を備える折りたたみ式飲食用フェイスシールド。
【請求項2】
上記ピラーは、梱包のときに平面に折りたためることと、装着したときシールドの重量に耐えることが出来るよう多角形状に織り込める機能を有することを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式飲食用フェイスシールド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、折りたたみ式飲食用フェイスシールドとして開発し、主として飲食店での使用を主目的とした折りたたみ式飲食用フェイスシールドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、フェイスシールドは、提案されていた。
【0003】
特許文献1及び特許文献2は、顔面へのゴミ、埃、飛沫等の異物防護能力は高いと考えるが、当該フェイスシールドを付けた状態での飲食は困難である。
【特許文献1】特開2019-85669号 公開特許公報
【特許文献2】特開2000-212821号 公開特許公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記のような従来の課題を解決するものであり、構造は簡素なものとし、飲食時の飛沫拡散に対して防護性に優れる折りたたみ式飲食用フェイスシールドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の発明は、人の頭部に装着される折りたたみ式飲食用フェイスシールドであって、装着者の顔面の前面約20cmの位置にシールド目的のプラスチック製透明シールドと顔面とシールドの距離約20cmを確保するための折りたたみ式ピラーと頭部に装着する円形状のバンドと飲食用フェイスシールドを組立、装着したとき顔面方向にシールドが湾曲すること及び透明シールドの揺れ防止の目的でバンドに溶着した紐を備えたものである。
【0006】
第2の発明は、第1の発明におけるピラーは、梱包のときに平面に折りたためることと、装着したときシールドの重量に耐えることが出来るよう多角形状に織り込める機能を有することを特徴とする請求項1記載の折りたたみ式飲食用フェイスシールドである。
【発明の効果】
【0007】
第1の発明の効果であるが、人の頭部に装着される折りたたみ式飲食用フェイスシールドであって、装着者の顔面の前面約20cmの位置にシールド目的のプラスチック製透明シールドと顔面とシールドの距離約20cmを確保するための折りたたみ式ピラーと頭部に装着する円形状のバンドと飲食用フェイスシールドを組立、装着したとき顔面方向にシールドが湾曲すること及び透明シールドの揺れ防止の目的でバンドに溶着した紐を備えたことにより、飛沫拡散を防護しつつ飲食が可能になったのである。
【0008】
第2の発明の効果であるが、第1の発明におけるピラーは、梱包のときに平面に折りたためる機能を有することと、装着したときシールドの重量に耐えることが出来るよう多角形状に織り込めるので、使用しないときはコンパクトに、使用するときは容易に展開、形成でき飲食可能なように顔面から約20cmの距離を確保可能とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は第1実施例を示す。
図1に示す様に本折りたたみ式飲食用フェイスシールドは、人の頭部に装着装着して使用するものであって装着者の顔面の前面約20cmの位置にシールド目的のプラスチック製透明シールドと顔面とシールドの距離約20cmを確保するための折りたたみ式ピラーと頭部に装着する円形状のバンドと飲食用フェイスシールドを組立、装着したとき顔面方向にシールドが湾曲すること及び透明シールドの揺れ防止の目的でバンドに溶着した紐により形成されている。
【0010】
図1に示す様に折りたたみ式ピラーは折り目に沿って組み立てることによって顔面とシールドの距離約20cmを確保される構造に形成されている。
【0011】
プラスチック製透明シールドは、本折りたたみ式飲食用フェイスシールドを組立てたとき透明シールドとバンドに溶着した紐によって引張荷重が加わり湾曲になるよう形成されている。
【0012】
本折りたたみ式飲食用フェイスシールドは、折りたたみ可能な構造に形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図2】折りたたみ式飲食用フェイスシールド斜視説明図。
【符号の説明】
【0014】
1 透明シールド
2 バンド
3 ピラー
4 紐