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▶ 石原 匠子の特許一覧

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  • 特開-マスク 図1
  • 特開-マスク 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022081362
(43)【公開日】2022-05-31
(54)【発明の名称】マスク
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20220524BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020203754
(22)【出願日】2020-11-19
(71)【出願人】
【識別番号】300056598
【氏名又は名称】石原 匠子
(72)【発明者】
【氏名】石原 匠子
(57)【要約】      (修正有)
【課題】食事中でも細かい状況に合わせて頻繁につけ外し可能なマスクを提供する。
【解決手段】仮面舞踏会のマスクのようにマスク本体1を顔に当てたり外したりできる感染防止マスクである。マスク本体1部分とテーブルに置けるスタンドの部分とからなる。呼吸や会話にあたり必要を感じた際にその都度スタンド部分を持ってマスク本体で鼻や口を覆うように使用する。マスクの置き場所の心配なくつけ外しできる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
台の上に置くことができるスタンドにマスク本体が取り付けられ、スタンドを動かす事で使用者へのマスクの着脱が行えることを特徴とする感染予防用のマスク。
【請求項2】
マスク本体としてフィルムを用い、飛沫の直接的曝露を避けることができる請求項1に記載の感染予防マスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は感染予防目的のマスクに関する。
【背景技術】
【0002】
新型コロナウィルス感染拡大に伴い感染予防に対するマスクの有効性が認識された。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献】
【特許文献】特願2020-106653
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
新型コロナ感染下でマスク着用が習慣化されたが、会食時の感染が防げていない。とはいえ会食を避けてばかりはいられない。会食時の感染を予防できるマスクを提供する。
【0005】
会食中に全く会話をしないことは難しい。家庭内やレストランで、食事をしながら、呼吸や会話の際にこまめにマスクを付け外しすることは現実には難しい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のマスクはテーブルに置けるスタンド付きである。呼吸や会話にあたり必要を感じた際にその都度スタンド部分を持ってマスク本体1で鼻や口を覆うように使用する。一般のマスクは不使用時のマスクの置き場所に困るが、本発明だと置き場所の心配なく付け外しできる。
【0007】
マスク本体1を仮面舞踏会のようなデザインやキャラクターのお面7にするとより楽しめる。一般的なマスクや既存のマスク、お面7などをスタンドに取り付けて使用しても良い。
透明のフェイスシールド6をマスク本体1として同様に使用すると、会食時に顔がよく見える。
【発明の効果】
【0008】
・感染予防しながら会食に参加できる。
・食事による汚れが少ない。
・普通のマスクをそのまま付け替えて使用もできる。
・中世の仮面舞踏会のノリで楽しめる。
・マスク本体1の大きさを選ばない。
・不使用時にテーブルに直接置かなくていいので清潔である。
・鼻だけマスクだと格好悪いと感じる人でも会食時に使用できる。
・フェイスシールド6をマスク本体1とした場合顔が見えて感染予防しながらも懇親を深めやすい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】(a)実施例1の使用状態概略図 (b)実施例1の構成を示す概略図 (c)実施例1の使用状態イメージ図
図2】(a)実施例3のフェイスシールド使用状態を示すイメージ図 (b)実施例3の市販のお面を使用した際の構成を示す概略図
【発明を実施するための形態】
【0010】
付けたり外したりすること、テーブル上に清潔に置けること、生活に楽しく取り入れられること、一般に販売されているマスクをマスク本体1部分に使用できることなどを念頭に置いた実施例を示す。尚、ここではマスクに施されている一般的なタックやギャザーは図を含め、わかりにくくなるため記載しない。
【実施例0011】
実施例1を図1(a)に示す。スタンド部分は持ちやすく向きが柔軟になるように中程の高さの位置にバネ状の調整部4を設ける。そうすることで顔にピッタリフィットさせやすい。錘を兼ねた台座2でテーブル上に設置する。図1(c)は市販のマスクをスタンドに取り付けて使用する際のイメージを示した。
【実施例0012】
マスク本体1と台座2以外のスタンド部分を一体化し、テーブル上に置いたままの台座2への付け外しをしながら使用する。伸縮式の支柱3にし、テーブルの高さに合わせて調整可能とするとテーブルに置いたままでも使用できる。
【実施例0013】
マスク本体1としてフェイスシールド6を用いる。図2(a)に示すように透明のフェイスシールド6を用いる場合は顔が見えることが特徴である。逆にデザインは、中世の仮面舞踏会風にしたり、花や動物、アニメキャラクターなど自由に選べる。図2(b)の様に市販のお面7をそのまま挟めるスタンドにすると取り替えることを楽しみながら子供も嫌がらず使用できる。
【符号の説明】
【0014】
1.マスク本体
2.スタンド台座
3.スタンド支柱
4.調整部
5.マスク支え部
6.フェイスシールド
7.お面
図1
図2