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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022081848
(43)【公開日】2022-06-01
(54)【発明の名称】葬儀用掛け布団
(51)【国際特許分類】
   A61G 17/04 20060101AFI20220525BHJP
【FI】
A61G17/04 N
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020193037
(22)【出願日】2020-11-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-06-30
(71)【出願人】
【識別番号】513242988
【氏名又は名称】株式会社ビューティ花壇
(74)【代理人】
【識別番号】100197642
【弁理士】
【氏名又は名称】南瀬 透
(74)【代理人】
【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
(74)【代理人】
【識別番号】100182567
【弁理士】
【氏名又は名称】遠坂 啓太
(72)【発明者】
【氏名】舛田 正一
(57)【要約】
【課題】生花の崩れを防止することにより、生花による装飾で華やかに故人を送ることができる葬儀用掛け布団および葬儀用掛け布団の製造方法を提供する。
【解決手段】葬儀用掛け布団10は、全体を支持するためのベース板20と、ベース板20上に配置され、保水させるための布団綿30と、布団綿30に軸部が突き立てられ並べられた生花41と、布団綿30に配置された生花41を覆う透過性を有するカバー50とを備えている。布団綿30がベース板20に担持され、布団綿30に配置された生花41はカバー50により覆われているため、葬儀場に搬入したり、故人に掛けたりして揺れても、生花がずれたり抜けたり、花弁が外れたりすることを防止することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
全体を支持するためのベース板と、
前記ベース板上に配置され、保水させるための布団綿と、
前記布団綿に並べられた生花と、
前記布団綿に配置された前記生花を覆う透過性を有するカバーとを備えた葬儀用掛け布団。
【請求項2】
前記生花は、その軸部の切断面が、前記布団綿に接触した状態に配置された請求項1記載の葬儀用掛け布団。
【請求項3】
前記ベース板は、ダンボール紙より形成されており、フルートが横幅方向に沿った第1ベース板と、フルートが長さ方向に沿った方向に沿った第2ベース板とを重ね合わせて形成された請求項1または2記載の葬儀用掛け布団。
【請求項4】
前記第2ベース板は、前記第1ベース板より幅広く形成され、
前記第2ベース板の余剰分が第1ベース板側に折り返されて補強部が形成された請求項3記載の葬儀用掛け布団。
【請求項5】
前記ベース板は、片面にビニールフィルムが貼り付けられたダンボール紙により形成された板材を含む請求項1から4のいずれかの項に記載の葬儀用掛け布団。
【請求項6】
前記カバーは、網目状に形成されたレースにより形成された請求項1から5のいずれかの項に記載の葬儀用掛け布団。
【請求項7】
全体を支持するためのベース板を製作するステップと、
前記ベース板上に布団綿を配置するステップと、
前記布団綿に水を噴霧して保水させるステップと、
前記布団綿に生花を並べるステップと、
前記布団綿に配置された前記生花を、透過性を有するカバーにより覆うステップとを含む葬儀用掛け布団の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、棺の故人に掛けられる葬儀用掛け布団および葬儀用掛け布団の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
葬儀では、故人が収められた棺の中に、祭壇に供えられた供花の花部分を取って別れ花として入れ、参列者が故人と最後のお別れをする儀式が行われる。このような別れ花を故人が寝ている布団の掛け布団に取り付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に記載の別れ花付き布団およびその使用方法は、布団と、布団の表面に別れ花として取り付けられた造花とから構成されたものである。この造花は、菊の花の形状の花部分と、この花部分の底部に取り付けられ、布団に貫通される軸部と、この軸部の先端に着脱自在に取り付けられるキャップとから構成されている。
このように、造花を別れ花として並べた布団を故人に掛けることで、遺族や親族が、別れ花の儀式にて自らの手で生花の花部分をちぎり取り棺の中に入れることによる慌しさから解放され、故人との最後の対面の時間を長くすることできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001-20187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、作り物の花では、故人との最後のお別れにしては華やかさに欠ける。造花であれば、掛け布団を葬儀場に搬入して故人に掛けるまで、雑に扱われても花弁が外れることは少ないかと思われるが、造花の代わりに生花の軸部(花柄)を直接布団に貫通させた場合には、搬入したり故人に掛けたりする際に、花弁が外れたり、軸部(花柄)が折れたり、生花が布団綿から抜けレイアウト(配置)が崩れたりするおそれがある。
【0006】
そこで本発明は、生花の崩れを防止することにより、生花による装飾で華やかに故人を送ることができる葬儀用掛け布団および葬儀用掛け布団の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の葬儀用掛け布団は、全体を支持するためのベース板と、前記ベース板上に配置され、保水させるための布団綿と、前記布団綿に並べられた生花と、前記布団綿に配置された前記生花を覆う透過性を有するカバーとを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の葬儀用掛け布団によれば、生花が布団綿に並べられ、布団綿に保水させることで、布団綿からの水分により生花を日持ちさせることができるので、生花が生き生きとして映えるため、華やかに故人を送ることができる。また、布団綿がベース板に担持され、布団綿に配置された生花はカバーにより覆われているため、葬儀場に搬入したり、故人に掛けたりして揺れても、生花がずれたり、抜けたり、花弁が外れたりすることを防止することができる。
【0009】
前記生花は、その軸部の切断面が、前記布団綿に接触した状態に配置されたものとすることができる。生花の長い軸部を切断したときの切断面が布団綿に接触した状態となることで、切断面から布団綿の水分を吸収させることができるため、生花をより長持ちさせることができる。
【0010】
前記ベース板は、ダンボール紙より形成されており、フルートが横幅方向に沿った第1ベース板と、フルートが長さ方向に沿った方向に沿った第2ベース板とを重ね合わせて形成されたものとすることができる。
ベース板は、フルートの方向が、第1ベース板と第2ベースとが交差することで、軽く安価なダンボール紙に十分な強度を確保させることができる。
【0011】
前記第2ベース板は、前記第1ベース板より幅広く形成され、前記第2ベース板の余剰分が第1ベース板側に折り返されて補強部が形成されたものとすることができる。補強部が形成されていることで、更に強度を向上させることができ、第2ベース部が長さ方向に沿ったフルートのダンボール紙により形成されていることで、第1ベース側に折り曲げる際に、容易に折り曲げることができる。
【0012】
前記ベース板は、片面にビニールフィルムが貼り付けられたダンボール紙により形成された板材を含むものとすることができる。布団綿から滲み出した水が、ベース板の底面から滲み出ることを防止することができる。
【0013】
前記カバーは、網目状に形成されたレースにより形成されたものとすることができる。カバーが、網目状に形成されたレース製とすることにより、生花からの香りがカバーを通過して放散されるため、心地よい匂いに包まれながら故人を送ることができる。
【0014】
本発明の葬儀用掛け布団は、全体を支持するためのベース板を製作するステップと、前記ベース板上に布団綿を配置するステップと、前記布団綿に水を噴霧して保水させるステップと、前記布団綿に生花を並べるステップと、前記布団綿に配置された前記生花を、透過性を有するカバーにより覆うステップとを含むことを特徴とする本発明の葬儀用掛け布団の製造方法により製作することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、葬儀場に搬入したり、故人に掛けたりして揺れても、生花がずれたり抜けたり、花弁が外れたりすることを防止することができるので、生花の崩れを防止することにより、生花による装飾で華やかに故人を送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の実施の形態に係る葬儀用掛け布団を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は水平方向から見た概略図である。
図2図1に示す葬儀用掛け布団の製造方法を説明するための図であり、(A)は第1下地シートと第2下地シートとを重ね合わせた状態を示す図、(B)は補強用シートの上に下地シートを配置した状態の図、(C)は補強用シートの余剰部分を折り曲げた状態の図である。
図3図2から続く葬儀用掛け布団の製造方法を説明するための図であり、(A)は装飾用紙の上に芯材を配置した状態の図、(B)はベース板を示す図である。
図4図3から続く葬儀用掛け布団の製造方法を説明するための図であり、(A)はベース板に布団綿を配置した状態の図、(B)は布団綿に花類を配置した状態の図,(C)は花類をカバーで覆って完成した状態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施の形態に係る葬儀用掛け布団を図面に基づいて説明する。
図1に示す葬儀用掛け布団10は、ベース板20と、布団綿30と、花類40と、カバー50とを備えている。
【0018】
ベース板20は、全体を支持するためのものであり、葬儀用掛け布団10の底部に位置して布団綿30と花類40とカバー50とを担持する。ベース板20は、火葬の際に燃焼できればよく、可燃性を有するものであれば採用することができ、例えば、木材、樹脂などとすることができるが、本実施の形態では、ベース板20を、ダンボール紙とダンボール紙を包む化粧紙により形成している。ベース板20は、葬儀用掛け布団10を下から両手で持ち上げたときに、平板状態が維持できる程度の強度を有している。
【0019】
布団綿30は、ベース板20上に配置され、保水させるためのものである。布団綿30は、綿花による天然の綿としたり、化学繊維との混紡としたりすることができる。布団綿30は、薄いシート状の綿を積層して形成されている。
【0020】
花類40は、少なくとも生花41が含まれたものとすることができる。本実施の形態では、花類40は、別れ花となる生花41だけでなく、葉物42も含まれている。花類40は、生花41と、葉物42とが、布団綿30に並べられている。
【0021】
カバー50は、透過性を有する部材により形成されており、例えば、透けて花類40が視認できれば透明ビニールフィルムでもよいが、柔軟性および通気性があり、気品が得られるレース製の布地により形成されている。本実施の形態では、カバー50は、チュール布(亀甲紗)により形成されている。
【0022】
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る葬儀用掛け布団10の製造方法を図面に基づいて説明する。
まず、図2(A)に示すように、養生用に使用される片面にビニールフィルムが貼り付けられたロール状のダンボール紙から、横幅が約45cm、長さが約130cmの第1下地シート21を切り出す。このときフルートFHは、幅方向F1に沿った向きとする。
次に、巻ダンボールと称されるロール状のダンボールから、横幅が約45cm、長さが約130cmの第2下地シート22を切り出す。このときフルートFHは、第1下地シート21と同様に、幅方向F1に沿った向きとする。
【0023】
次に、図2(B)に示すように、フルートFVが第1下地シート21および第2下地シート22と直交する方向となる、長さ方向F2に沿った方向とし、横幅が、第1下地シート21および第2下地シート22より幅広い約51cm、長さが約100cmに形成された補強用シート23,24(第2ベース板)を2枚切り出す。
【0024】
そして、第1下地シート21を下に、第2下地シート22を上にして、第1下地シート21と第2下地シート22とを幅方向F1および長さ方向F2を合わせて貼り合わせ、下地シート25(第1ベース板)を製作する。この貼り合わせは、接着材でもよいが、例えば、ステープラにより貼り合わせ、固定することができる。
【0025】
次に、図2(C)に示すように、補強用シート23,24を長さ方向F2にずらして、全体の長さが下地シート25と同じ長さになるように、かつ下地シート25からはみ出した余剰分23s,24sが幅方向F1に均等になるようにして配置する。そして、補強用シート23,24と下地シート25との長さ方向F2の両端部を、ステープラなどにより固定する。
【0026】
次に、補強用シート23,24の余剰分23s,24sを下地シート25側に折り返して下地シート25に固定することで補強部が形成された芯材26を製作する。
そして、図3(A)に示すように、ラッピング用紙などの装飾用紙27の上に芯材26を置き、図3(B)に示すように、芯材26の周囲の装飾用紙27の余剰分を芯材26に折り曲げると、ベース板20の完成である。
本実施の形態では、装飾用紙27によりベース板20を装飾しているが、高級感を演出するために、装飾用紙27の代わりに、模様や柄が付いた装飾用の生地によりベース板20を装飾してもよい。
【0027】
次に、図4(A)に示すように、ベース板20上に布団綿30を配置する。布団綿30は矩形状の綿シートを長さ方向F2に並べると共に、積層して形成される。
そして、十分な厚みに布団綿30が積層して形成されれば、霧吹きなどにより水を噴霧して、布団綿30に十分に保水させる。
【0028】
次に、図4(B)に示すように、花類40を布団綿30に配置する。この場合、布団綿30が見えなくなる程度に敷き詰めるのが華やかさを演出する観点から望ましい。このとき、生花41における軸部の切断面と、葉物42における軸部の切断面とが布団綿30の中に位置するように置いたり、生花41の軸部と葉物42の軸部とを布団綿30に突き刺したりして保持させる。そうすることで、軸部の切断面が保水した布団綿30に接触するので、切断面から布団綿の水分を吸収させることができるため、生花41や葉物42をより長持ちさせることができる。
【0029】
次に、図4(C)に示すように、カバー50を上から掛け、長手方向に沿ったベース板20の一方の側部20aにステープラなどによりカバー50を固定し、カバー50を引っ張りながらベース板の他方の側部20bに固定する。そして、同様にして、カバー50をベース板20の長手方向の両方の端部20c,20dに固定する。
このとき、カバー50にテンションを掛けながらベース板20に固定することで、花類40の移動を効果的に抑止することができる。このようにして、葬儀用掛け布団10を完成させることができる。
【0030】
このような葬儀用掛け布団10は、布団綿30に並べられた、生花41と葉物42とによる花類40が、布団綿30に保水させることで、花類40を日持ちさせることができる。従って、生花41や葉物42であっても生き生きとして映えるため、華やかに故人を送ることができる。また、布団綿30がベース板20に担持され、布団綿30に配置された花類40がカバー50により覆われているため、葬儀場に搬入したり、故人に掛けたりして、葬儀用掛け布団10が揺れても、花類40がずれたり、抜けたり、花弁が外れたりすることを防止することができる。
従って、葬儀用掛け布団10は、生花を含む花類40の崩れを防止することにより、花類40による装飾で華やかに故人を送ることができる。
【0031】
また、ベース板20は、フルートが幅方向F1に沿った第1下地シート21および第2下地シート22(下地シート25)と、長さ方向F2に沿った補強用シート23,24とが重ね合わされている。そのため、ベース板20は、軽く安価なダンボール紙であるが十分に強度を確保することができる。
また、下地シート25に対する補強用シート23,24の余剰分23s,24sを下地シート25側に折り曲げ固定しているため、更に強度を向上させることができる。
【0032】
また、補強用シート23,24は、フルートが長さ方向F2に沿って形成されているため、下地シート25側に折り曲げる際に、容易に折り曲げることができる。
更に、ベース板20は、片面にビニールフィルムが貼り付けられたダンボール紙により形成された板材である第1下地シート21が含まれているため、布団綿30からの水が、ベース板20の底面から滲み出ることが防止できる。
【0033】
布団綿30から水がベース板20に滲み出ると、ダンボール紙により形成されたベース板20が保水する。従って、布団綿30が乾燥してもベース板20からの水蒸気が放散されて布団綿30を適度な湿気に維持することができるため、花類40を更に長持ちさせることができる。
【0034】
また、透過性を有するカバー50が、網目状に形成されたレース製であることから、生花41からの香りがカバー50を通過して放散されるため、心地よい匂いに包まれながら故人を送ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、通夜や告別式などの故人に掛ける葬儀用掛け布団に好適である。
【符号の説明】
【0036】
10 葬儀用掛け布団
20 ベース板
20a,20b 側部
20c,20d 端部
21 第1下地シート
22 第2下地シート
23,24 補強用シート
23s,24s 余剰分
25 下地シート
26 芯材
27 装飾用紙
30 布団綿
40 花類
41 生花
42 葉物
50 カバー
FH,FV フルート
F1 幅方向
F2 長さ方向
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2021-04-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
全体を支持するためのベース板と、
前記ベース板上に配置され、保水させるための布団綿と、
前記布団綿に並べられた生花と、
前記布団綿に配置された前記生花を覆う透過性を有するカバーとを備え
前記ベース板は、ダンボール紙より形成されており、フルートが横幅方向に沿った第1ベース板と、フルートが長さ方向に沿った方向に沿った第2ベース板とを重ね合わせて形成され、
前記第2ベース板は、前記第1ベース板より幅広く形成され、
前記第2ベース板の余剰分が第1ベース板側に折り返されて補強部が形成された葬儀用掛け布団。
【請求項2】
前記生花は、その軸部の切断面が、前記布団綿に接触した状態に配置された請求項1記載の葬儀用掛け布団。
【請求項3】
前記ベース板は、片面にビニールフィルムが貼り付けられたダンボール紙により形成された板材を含む請求項1または2記載の葬儀用掛け布団。
【請求項4】
前記カバーは、網目状に形成されたレースにより形成された請求項1からのいずれかの項に記載の葬儀用掛け布団。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
本発明は、棺の故人に掛けられる葬儀用掛け布団に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
そこで本発明は、生花の崩れを防止することにより、生花による装飾で華やかに故人を送ることができる葬儀用掛け布団を提供することを目的とする。