(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022082489
(43)【公開日】2022-06-02
(54)【発明の名称】個人間外貨両替マッチングシステム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/06 20120101AFI20220526BHJP
【FI】
G06Q30/06 312
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020204579
(22)【出願日】2020-11-21
(71)【出願人】
【識別番号】520486834
【氏名又は名称】比留川 雄介
(72)【発明者】
【氏名】比留川 雄介
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB53
(57)【要約】
【課題】個人間のマイナー通貨や硬貨を含む外貨両替において、その需要のマッチングを可能とするシステムを提供する。
【解決手段】両替条件を携帯端末からインターネット経由でサーバーにアップロードする機能、及び他のユーザーがそれを検索可能とする機能を備える。検索結果は地図・一覧・グラフ・サマリー形式での表示機能を持ち、条件提示ユーザーとのメッセージ送受信機能を備える。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターネットを経由し個人間の外貨両替需要のマッチングを図るシステムであって、
携帯端末からの両替条件のサーバーへのアップロード機能と、
アップロードされた両替条件の検索機能と、
検索結果の地図・一覧・グラフ・サマリー形式での表示機能と、
ユーザー間のメッセージ送受信機能と、
を備える事を特徴とする個人間外貨両替マッチングシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外貨両替システムに関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
個人向け外貨両替市場において、既存の金融機関や外貨両替店、外貨両替機及び郵送による買取サービスでは、取り扱い通貨が限定的、かつ硬貨の取り扱いが少ない事が多い。
この為、海外旅行等により他国から持ち帰られた外貨について、その多くが使用される事の無いまま保持されている。
こうした状況は個人が保有する外貨(取り分け硬貨やマイナー通貨)が経済の循環へ戻る事の阻害要因となっており、社会全体で見ても経済損失が発生している。
【0003】
COVID-19の感染拡大に伴い外貨の処分に対するニーズが高まっている。要因として海外旅行の機会が無くなった事により次回の旅行に向け手元に保持していた外貨が不要となった事、外出の機会が減少した事で家財の整理を行う人が増えた事が考えられる。
一方で前段落の通り既存の方法ではこのニーズへ限定的にしか応えられない。特に普段の収入源が途絶えた人にとって外貨は資産として活用されるべきである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
個人間の外貨両替市場を提供する。両替条件を携帯端末からインターネット経由でサーバーにアップロードし、他のユーザーが検索可能とする事で実現する(
図1)。
【0005】
両替条件にマイナー通貨・硬貨を含める事を可能とする。条件を提示するユーザーは支払い・受け取りに関する条件(金額・通貨・硬貨の枚数)を入力しサーバーへアップロードする(
図2)。
この情報は他のユーザーにより検索可能とする。検索条件として金額・通貨・為替レートを設定可能とする(
図3)。
【0006】
検索結果をユーザーへ還元する(
図4)。結果の表示方法は以下を可能とする。
図4左上 条件提示者が設定した位置情報を元に地図上に表示する。
図4右上 為替レートで並べ替えた結果を一覧で表示する。
図4左下 横軸に通貨、縦軸に為替レートを取りグラフで表示する。
支払/受取条件を入れ替えた検索結果も同時に表示可能とする。
図4右下 複数の検索結果の支払/受取条件総額を表示する。
【0007】
検索結果の取引条件提示ユーザーとメッセージの送受信を可能とする(
図5)。
実際の取引はメッセージの送受信の結果、対面・郵送などユーザー間で取り決めた方法で行う。
【手続補正書】
【提出日】2021-06-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外貨両替システムに関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
個人向け外貨両替市場において、既存の金融機関や外貨両替店、外貨両替機及び郵送による買取サービスでは、取り扱い通貨が限定的、かつ硬貨の取り扱いが少ない事が多い。
この為、海外旅行等により他国から持ち帰られた外貨について、その多くが使用される事の無いまま保持されている。
こうした状況は個人が保有する外貨(取り分け硬貨やマイナー通貨)が経済の循環へ戻る事の阻害要因となっており、社会全体で見ても経済損失が発生している。
【0003】
COVID-19の感染拡大に伴い外貨の処分に対するニーズが高まっている。要因として海外旅行の機会が無くなった事により次回の旅行に向け手元に保持していた外貨が不要となった事、外出の機会が減少した事で家財の整理を行う人が増えた事が考えられる。
一方で前段落の通り既存の方法ではこのニーズへ限定的にしか応えられない。特に普段の収入源が途絶えた人にとって外貨は資産として活用されるべきである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
個人間の外貨両替市場を提供する。両替条件を携帯端末からインターネット経由でサーバーにアップロードし、他のユーザーが検索可能とする事で実現する(
図1)。
【0005】
両替条件にマイナー通貨・硬貨を含める事を可能とする。条件を提示するユーザーは支払い・受け取りに関する条件(金額・通貨・硬貨の枚数)を入力しサーバーへアップロードする(
図2)。
この情報は他のユーザーにより検索可能とする。検索条件として金額・通貨・為替レートを設定可能とする(
図3)。
【0006】
検索結果をユーザーへ還元する(
図4)。結果の表示方法は以下を可能とする。
図4左上 条件提示者が設定した位置情報を元に地図上に表示する。
図4右上 為替レートで並べ替えた結果を一覧で表示する。
図4左下 横軸に通貨、縦軸に為替レートを取りグラフで表示する。
支払/受取条件を入れ替えた検索結果も同時に表示可能とする。
図4右下 複数の検索結果の支払/受取条件総額を表示する。
【0007】
検索結果の取引条件提示ユーザーとメッセージの送受信を可能とする(
図5)。
実際の取引はメッセージの送受信の結果、対面・郵送などユーザー間で取り決めた方法で行う。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図2】両替条件の入力・アップロード機能を表す図である。
【
図4】両替条件の検索結果表示機能を表す図である。
【
図5】ユーザー間のメッセージ送信機能を表す図である。