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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022083520
(43)【公開日】2022-06-06
(54)【発明の名称】保険契約管理方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 40/08 20120101AFI20220530BHJP
G16Y 10/50 20200101ALI20220530BHJP
【ＦＩ】
G06Q40/08
G16Y10/50
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】ＯＬ
(21)【出願番号】P 2020194871
(22)【出願日】2020-11-25
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-10-20
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．ｉＰｈｏｎｅ
２．ＡＮＤＲＯＩＤ
(71)【出願人】
【識別番号】503052081
【氏名又は名称】柳川 省二
(72)【発明者】
【氏名】柳川 省二
【テーマコード（参考）】
5L055
【Ｆターム（参考）】
5L055BB61
(57)【要約】
【課題】保険のオンライン契約においてユーザが保険に加入しやすいように申込情報を分割させて、加入した保険の契約管理が容易となるように構成した保険加入システムと保険契約管理方法を提供する。
【解決手段】保険会社のウェブサイトに掲載する各種保険商品を一覧にしてその種類名を示すＰＤＦを文字情報で表示し更に保険商品毎に申込情報を分離させその情報にアクセスするＰＤＦ又はＵＲＬを文字情報で表示してユーザ端末で保険に加入できるようする。保険会社は保険証券に保険約款を示すＰＤＦと契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬをＱＲコードに変換又は文字情報で表示する。更にその保険証券をユーザ端末に送信するとともにその保険証券をＱＲコードに変換して縮小した貼付可能なラベルとそれを貼付する保険契約管理台帳をユーザに送付する。
【選択図】図１
【解決手段】保険会社のウェブサイトに掲載する各種保険商品を一覧にしてその種類名を示すＰＤＦを文字情報で表示し更に保険商品毎に申込情報を分離させその情報にアクセスするＰＤＦ又はＵＲＬを文字情報で表示してユーザ端末で保険に加入できるようする。保険会社は保険証券に保険約款を示すＰＤＦと契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬをＱＲコードに変換又は文字情報で表示する。更にその保険証券をユーザ端末に送信するとともにその保険証券をＱＲコードに変換して縮小した貼付可能なラベルとそれを貼付する保険契約管理台帳をユーザに送付する。
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保険のオンライン契約において、ユーザのユーザ端末が保険会社サーバとインターネットを介して接続可能であって、
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、
保険商品の種類名と申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報で表示する文字表示手段と、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬを、それぞれＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、
前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、
前記保険商品一覧は、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の種類名が前記ウェブページに表示され、
該ウェブページに表示された複数の前記保険商品の種類名は、それぞれＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを示す文字情報であって、
前記ユーザ端末が前記保険商品の種類名をクリック又はタップすることによりそれぞれ保険種類毎に以下（１）―（６）に分割した前記申込情報を画面上に表示し、
前記（１）―（６）の申込情報は、
（１）商品概要（２）アカウント設定（３）保険料見積（４）申込書類（５）保険料決済
（６）保険約款 であって、
前記（１）商品概要と、前記（６）保険約款はそれぞれを文字情報で表示したＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬあって、
前記（２）アカウント設定と、前記（３）保険料見積と、前記（４）申込書類と、前記（５）保険料決済は、それぞれを文字情報で表示したＵＲＬであって、
前記ユーザ端末は、前記（１）―（６）の文字部をクリック又はタップすることにより前記（１）―（６）の情報が取得可能となることを特徴とする保険加入システム。
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、
保険商品の種類名と申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報で表示する文字表示手段と、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬを、それぞれＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、
前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、
前記保険商品一覧は、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の種類名が前記ウェブページに表示され、
該ウェブページに表示された複数の前記保険商品の種類名は、それぞれＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを示す文字情報であって、
前記ユーザ端末が前記保険商品の種類名をクリック又はタップすることによりそれぞれ保険種類毎に以下（１）―（６）に分割した前記申込情報を画面上に表示し、
前記（１）―（６）の申込情報は、
（１）商品概要（２）アカウント設定（３）保険料見積（４）申込書類（５）保険料決済
（６）保険約款 であって、
前記（１）商品概要と、前記（６）保険約款はそれぞれを文字情報で表示したＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬあって、
前記（２）アカウント設定と、前記（３）保険料見積と、前記（４）申込書類と、前記（５）保険料決済は、それぞれを文字情報で表示したＵＲＬであって、
前記ユーザ端末は、前記（１）―（６）の文字部をクリック又はタップすることにより前記（１）―（６）の情報が取得可能となることを特徴とする保険加入システム。
【請求項2】
前記ユーザ端末は、インターネットを介して前記保険会社サーバのウェブページにアクセスして画面上に前記保険商品一覧を表示し、
前記ユーザが加入を希望する前記保険商品の文字部をクリック又はタップするステップ１と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（１）商品概要の文字部をクリック又はタップして前記商品概要を画面上に表示して前記ユーザがそれを確認するステップ２と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（２）アカウント設定の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された入力欄に前記ユーザのＩＤとパスワードをそれぞれ入力してユーザアカウントを設定登録するステップ３と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（３）保険料見積の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された設問の入力欄に前記ユーザの生年月日や建物構造などを入力することにより前記保険の保険料が算出されるステップ４と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（４）申込書類の文字部をクリック又はタップして前記保険の申込に必要な前記申込書の入力欄に前記ユーザの個人情報や被保険者名などの必要事項を入力して更に前記申込書の内容が前記ユーザの意向に沿った内容であるかを確認する意向確認書の確認欄にチェックを入力し、入力した前記申込書と前記意向確認書を前記保険会社サーバに送信するステップ５と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（５）保険料決済の文字部をクリック又はタップして前記保険料を決済する決済方法を前記ユーザが選択して決定するステップ６と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（６）保険約款の文字部をクリック又はタップして前記保険約款を画面上に表示し前記ユーザがその内容を確認するステップ７と、
により前記ユーザは、前記保険に加入する必要な情報を入手できて契約手続きが可能となることを特徴とする請求項１に記載の保険加入システム。
前記ユーザが加入を希望する前記保険商品の文字部をクリック又はタップするステップ１と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（１）商品概要の文字部をクリック又はタップして前記商品概要を画面上に表示して前記ユーザがそれを確認するステップ２と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（２）アカウント設定の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された入力欄に前記ユーザのＩＤとパスワードをそれぞれ入力してユーザアカウントを設定登録するステップ３と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（３）保険料見積の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された設問の入力欄に前記ユーザの生年月日や建物構造などを入力することにより前記保険の保険料が算出されるステップ４と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（４）申込書類の文字部をクリック又はタップして前記保険の申込に必要な前記申込書の入力欄に前記ユーザの個人情報や被保険者名などの必要事項を入力して更に前記申込書の内容が前記ユーザの意向に沿った内容であるかを確認する意向確認書の確認欄にチェックを入力し、入力した前記申込書と前記意向確認書を前記保険会社サーバに送信するステップ５と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（５）保険料決済の文字部をクリック又はタップして前記保険料を決済する決済方法を前記ユーザが選択して決定するステップ６と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（６）保険約款の文字部をクリック又はタップして前記保険約款を画面上に表示し前記ユーザがその内容を確認するステップ７と、
により前記ユーザは、前記保険に加入する必要な情報を入手できて契約手続きが可能となることを特徴とする請求項１に記載の保険加入システム。
【請求項3】
前記ユーザ端末が、前記保険会社サーバのウェブページにアクセスして前記ステップ１から前記ステップ７を実行することにより前記ユーザは前記保険に加入可能となり、
前記保険会社サーバは、
前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記ＱＲコード変換手段を
用いてそれぞれ契約保険解説情報ＱＲコードと保険約款ＱＲコードに変換し、
前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記文字表示手段を用いて前記契約保険解説情報と前記保険約款をそれぞれ文字情報で表示し、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に前記保険会社が作成する前記保険証券には、以下の
（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを前記保険約款に表示した該保険約款をＱＲコードに変換した前記保険約款ＱＲコード
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと前記保険約款ＱＲコード
（ウ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として前記保険約款に表示した該保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した前記保険約款
（エ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として表示した該契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した該保険約款、の何れかが表示されており、
前記保険会社サーバは、
前記（ア）―（エ）の何れかが表示された前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信するとともに前記ユーザ端末から受信した前記申込書の画像ファイルと紐付けて記憶保存することを特徴とする請求項１又は２に記載の保険加入システム。
前記保険会社サーバは、
前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記ＱＲコード変換手段を
用いてそれぞれ契約保険解説情報ＱＲコードと保険約款ＱＲコードに変換し、
前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記文字表示手段を用いて前記契約保険解説情報と前記保険約款をそれぞれ文字情報で表示し、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に前記保険会社が作成する前記保険証券には、以下の
（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを前記保険約款に表示した該保険約款をＱＲコードに変換した前記保険約款ＱＲコード
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと前記保険約款ＱＲコード
（ウ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として前記保険約款に表示した該保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した前記保険約款
（エ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として表示した該契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した該保険約款、の何れかが表示されており、
前記保険会社サーバは、
前記（ア）―（エ）の何れかが表示された前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信するとともに前記ユーザ端末から受信した前記申込書の画像ファイルと紐付けて記憶保存することを特徴とする請求項１又は２に記載の保険加入システム。
【請求項4】
前記ユーザ端末は、ＱＲコードを読み取る読み取り手段を備え、
前記保険会社サーバから受信した前記保険証券の画像ファイルを記憶保存し、
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末に送信した前記保険証券の画像ファイルを前記ＱＲコード変換手段を用いて保険証券ＱＲコードに変換し、
前記保険会社は、更にＱＲコードに変換した前記保険証券ＱＲコードを前記ユーザ端末が読み取り可能に縮小した貼付可能な保険証券ＱＲコードラベルを作成して該保険証券ＱＲコードラベルと、
該保険証券ＱＲコードラベルを貼付する保険契約管理台帳と、
前記（ア）―（エ）の何れかが表示された書面の前記保険証券と、
を前記ユーザに送付することを特徴とする請求項１又は３に記載の保険加入システム。
前記保険会社サーバから受信した前記保険証券の画像ファイルを記憶保存し、
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末に送信した前記保険証券の画像ファイルを前記ＱＲコード変換手段を用いて保険証券ＱＲコードに変換し、
前記保険会社は、更にＱＲコードに変換した前記保険証券ＱＲコードを前記ユーザ端末が読み取り可能に縮小した貼付可能な保険証券ＱＲコードラベルを作成して該保険証券ＱＲコードラベルと、
該保険証券ＱＲコードラベルを貼付する保険契約管理台帳と、
前記（ア）―（エ）の何れかが表示された書面の前記保険証券と、
を前記ユーザに送付することを特徴とする請求項１又は３に記載の保険加入システム。
【請求項5】
前記ユーザが加入した前記保険証券を示す前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付して前記保険の契約管理が可能となる前記保険契約管理台帳は、複数の保険種類名が表示されその下部方向又は横方向には前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する複数のラベル貼付欄が設けられ、
複数の前記ラベル貼付欄の最初の前記ラベル貼付欄は前記ユーザが最初に加入した保険の前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
次の下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄は、前記ユーザが最初に加入した保険を継続した場合に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
以下同様に前記保険を継続した場合に下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
前記保険証券ＱＲコードラベル貼付欄の上部又は下部には貼付する前記保険証券ＱＲコードラベルを前記ユーザ端末が読み取ることによって画面に表示される保険期間を記入する満期日記入欄が設けられており、
前記ユーザは前記ユーザ端末を用いて前記保険証券に表示された前記保険の満期日を
前記満期日記入欄に記入することを特徴とする請求項４に記載の保険加入システム。
複数の前記ラベル貼付欄の最初の前記ラベル貼付欄は前記ユーザが最初に加入した保険の前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
次の下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄は、前記ユーザが最初に加入した保険を継続した場合に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
以下同様に前記保険を継続した場合に下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
前記保険証券ＱＲコードラベル貼付欄の上部又は下部には貼付する前記保険証券ＱＲコードラベルを前記ユーザ端末が読み取ることによって画面に表示される保険期間を記入する満期日記入欄が設けられており、
前記ユーザは前記ユーザ端末を用いて前記保険証券に表示された前記保険の満期日を
前記満期日記入欄に記入することを特徴とする請求項４に記載の保険加入システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オンライン上で契約する保険において保険会社が保険の申込情報を文字情報で示し保険加入者が契約した保険の保険約款と契約保険解説情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を文字情報又はＱＲコード（登録商標）で表示した保険証券及びその保険証券をＱＲコードに変換した保険に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの利用端末は２０１９年版情報通信白書によると約６割をスマートフォンが占めＰＣを上回っている。そのため、スマートフォンからインターネットを利用しての買い物や保険加入も増加し更にＱＲコード決済も普及している。
【0003】
従来、オンラインで保険に加入できる保険商品の種類は限定的であった。しかし、近時新型コロイルス感染拡大の影響によりオンラインで保険に加入できる保険商品が拡大されている。
【0004】
スマートフォンからオンラインで保険に加入する場合、画面が小さいため知りたい情報を直ぐに見つけ出すことが困難であった。
【0005】
特許文献１には保険契約取扱者がモバイル端末を使用して保険申込時に必要な書類情報等を画面上に表示する。保険加入者が申込した内容の確認や同意を入力欄などに入力することにより処理する。そして保険料決済においては二次元バーコードで表示された保険契約システムが記載されている。
【0006】
特許文献２にはＱＲコード付きＮＦＣタグに保険などの特定な情報を記憶させ商品説明のＵＲＬや保険会社のＵＲＬの情報を提供する情報提供手段が記載されている。
【0007】
非特許文献１には東京海上日動火災保険株式会社の２０２０年９月１８日のプレスリリースによればＱＲコードやＵＲＬにスマホなどからアクセスすることで２０２０年１２月から個人の自動車保険の新規および継続の契約手続きが完結できるように記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特許第６０９６３５２号公報
【特許文献2】特開２０２０－００９２８０号公報
【非特許文献1】オンライン商談手続きの導入（２０２０年９月１８日東京海上日動火災保険プレスリリース）
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
保険のオンライン契約には以下のような問題があった。
（１）契約した保険の情報をパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどに保存することは盗難や火災又は水害などの事故の他、電気的機械的事故によるリスクもある。
（２）保険加入者が死亡した場合など、保険証券の保存場所が不明であったりパーソナルコンピュータやスマートフォンにロックがかかっていたりすることも想定される。
（３）保険の説明はウェブサイト上では情報量が多いがスマートフォンの場合は少ない。
（４）保険加入者が死亡した場合又は認知症を発症した場合には親族などが契約した保険証券を捜すことが困難である上その保険の内容や異動解約などの手続きが判らない場合がある。
（１）契約した保険の情報をパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどに保存することは盗難や火災又は水害などの事故の他、電気的機械的事故によるリスクもある。
（２）保険加入者が死亡した場合など、保険証券の保存場所が不明であったりパーソナルコンピュータやスマートフォンにロックがかかっていたりすることも想定される。
（３）保険の説明はウェブサイト上では情報量が多いがスマートフォンの場合は少ない。
（４）保険加入者が死亡した場合又は認知症を発症した場合には親族などが契約した保険証券を捜すことが困難である上その保険の内容や異動解約などの手続きが判らない場合がある。
【0010】
保険には以下のようなリスクがある。
（１）保険はその保険が補償又は保障する事象が起きた場合に保険金が支払われることを前提として加入者は保険料を支払う射幸性契約であるが、一般に大規模災害などを除き保険事故が起きた場合には保険会社や保険代理店に保険金請求をしなければ保険金は給付されない。
（２）保険は、保険事故以外にも異動や解約の場合は請求手続きをしなければ保険契約は正常に機能しないか或いはその保険契約は無駄になる。
（３）保険事故が起きた時には、保険証券番号や保険金請求書等が必要となるが一般に保険契約情報が一元化されていない上、それらが書面の保険証券の場合は焼失や紛失のリスクがある。
（４）保険は、無体物であるため契約した本人しか知らないこともある。
（５）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合は契約した保険の詳細が不明瞭又は不明となることがあるため未請求となる可能性もある。
（１）保険はその保険が補償又は保障する事象が起きた場合に保険金が支払われることを前提として加入者は保険料を支払う射幸性契約であるが、一般に大規模災害などを除き保険事故が起きた場合には保険会社や保険代理店に保険金請求をしなければ保険金は給付されない。
（２）保険は、保険事故以外にも異動や解約の場合は請求手続きをしなければ保険契約は正常に機能しないか或いはその保険契約は無駄になる。
（３）保険事故が起きた時には、保険証券番号や保険金請求書等が必要となるが一般に保険契約情報が一元化されていない上、それらが書面の保険証券の場合は焼失や紛失のリスクがある。
（４）保険は、無体物であるため契約した本人しか知らないこともある。
（５）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合は契約した保険の詳細が不明瞭又は不明となることがあるため未請求となる可能性もある。
【0011】
従って、本願発明は前述の課題を解決するために保険契約者の契約情報を保険証券に集約して更にその保険証券を分散保存して保険加入者が死亡した場合や認知症を発症した場合であっても契約した保険の情報が相続人等にも分かるように契約保険解説情報を示すＵＲＬと保険約款を示すＰＤＦ又はＵＲＬをＱＲコード又は文字情報で保険証券に表示して未請求保険、未加入保険、未継続や重複加入などを防止できるようにした保険契約管理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前述の課題を解決するために本発明は、保険のオンライン契約において、ユーザのユーザ端末が保険会社サーバとインターネットを介して接続可能であって、
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、保険商品の種類名と申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報で表示する文字表示手段と、前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬを、それぞれＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、前記保険商品一覧は、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の種類名が前記ウェブページに表示され、該ウェブページに表示された複数の前記保険商品の種類名は、それぞれＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを示す文字情報であって、
前記ユーザ端末が前記保険商品の種類名をクリック又はタップすることによりそれぞれ保険種類毎に以下（１）―（６）に分割した前記申込情報を画面上に表示し、
前記（１）―（６）の申込情報は、
（１）商品概要（２）アカウント設定（３）保険料見積（４）申込書類（５）保険料決済
（６）保険約款 であって、
前記（１）商品概要と、前記（６）保険約款はそれぞれを文字情報で表示したＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬあって、
前記（２）アカウント設定と、前記（３）保険料見積と、前記（４）申込書類と、前記（５）保険料決済は、それぞれを文字情報で表示したＵＲＬであって、
前記ユーザ端末は、前記（１）―（６）の文字部をクリック又はタップすることにより前記（１）―（６）の情報が取得可能となることを特徴とする保険加入システムで前記申込情報が分割されていることにより前記ユーザが分かりやすいように構成されている。
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、保険商品の種類名と申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報で表示する文字表示手段と、前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬを、それぞれＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、前記保険商品一覧は、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の種類名が前記ウェブページに表示され、該ウェブページに表示された複数の前記保険商品の種類名は、それぞれＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを示す文字情報であって、
前記ユーザ端末が前記保険商品の種類名をクリック又はタップすることによりそれぞれ保険種類毎に以下（１）―（６）に分割した前記申込情報を画面上に表示し、
前記（１）―（６）の申込情報は、
（１）商品概要（２）アカウント設定（３）保険料見積（４）申込書類（５）保険料決済
（６）保険約款 であって、
前記（１）商品概要と、前記（６）保険約款はそれぞれを文字情報で表示したＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬあって、
前記（２）アカウント設定と、前記（３）保険料見積と、前記（４）申込書類と、前記（５）保険料決済は、それぞれを文字情報で表示したＵＲＬであって、
前記ユーザ端末は、前記（１）―（６）の文字部をクリック又はタップすることにより前記（１）―（６）の情報が取得可能となることを特徴とする保険加入システムで前記申込情報が分割されていることにより前記ユーザが分かりやすいように構成されている。
【0013】
前記ユーザ端末は、インターネットを介して前記保険会社サーバのウェブページにアクセスして画面上に前記保険商品一覧を表示し、
前記ユーザが加入を希望する前記保険商品の文字部をクリック又はタップするステップ１と、前記ステップ１により画面上に表示した前記（１）商品概要の文字部をクリック又はタップして前記商品概要を画面上に表示し前記ユーザがそれを確認するステップ２と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（２）アカウント設定の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された入力欄に前記ユーザのＩＤとパスワードをそれぞれ入力してユーザアカウントを設定登録するステップ３と、前記ステップ１により画面上に表示した前記（３）保険料見積の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された設問の入力欄に前記ユーザの生年月日や建物構造などを入力することにより前記保険の保険料が算出されるステップ４と、前記ステップ１により画面上に表示した前記（４）申込書類の文字部をクリック又はタップして前記保険の申込に必要な前記申込書の入力欄に前記ユーザの個人情報や被保険者名などの必要事項を入力して更に前記申込書の内容が前記ユーザの意向に沿った内容であるかを確認する意向確認書の確認欄にチェックを入力し、入力した前記申込書と前記意向確認書を前記保険会社サーバに送信するステップ５と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（５）保険料決済の文字部をクリック又はタップして前記保険料を決済する決済方法を前記ユーザが選択して決定するステップ６と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（６）保険約款の文字部をクリック又はタップして前記保険約款を画面上に表示して前記ユーザがその内容を確認するステップ７と、
により前記ユーザは、前記保険に加入する必要な情報を入手できて契約手続きが可能となることを特徴とする保険加入システム。
前記ユーザが加入を希望する前記保険商品の文字部をクリック又はタップするステップ１と、前記ステップ１により画面上に表示した前記（１）商品概要の文字部をクリック又はタップして前記商品概要を画面上に表示し前記ユーザがそれを確認するステップ２と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（２）アカウント設定の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された入力欄に前記ユーザのＩＤとパスワードをそれぞれ入力してユーザアカウントを設定登録するステップ３と、前記ステップ１により画面上に表示した前記（３）保険料見積の文字部をクリック又はタップして画面上に表示された設問の入力欄に前記ユーザの生年月日や建物構造などを入力することにより前記保険の保険料が算出されるステップ４と、前記ステップ１により画面上に表示した前記（４）申込書類の文字部をクリック又はタップして前記保険の申込に必要な前記申込書の入力欄に前記ユーザの個人情報や被保険者名などの必要事項を入力して更に前記申込書の内容が前記ユーザの意向に沿った内容であるかを確認する意向確認書の確認欄にチェックを入力し、入力した前記申込書と前記意向確認書を前記保険会社サーバに送信するステップ５と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（５）保険料決済の文字部をクリック又はタップして前記保険料を決済する決済方法を前記ユーザが選択して決定するステップ６と、
前記ステップ１により画面上に表示した前記（６）保険約款の文字部をクリック又はタップして前記保険約款を画面上に表示して前記ユーザがその内容を確認するステップ７と、
により前記ユーザは、前記保険に加入する必要な情報を入手できて契約手続きが可能となることを特徴とする保険加入システム。
【0014】
前記ユーザ端末が、前記保険会社サーバのウェブページにアクセスして前記ステップ１から前記ステップ７を実行することにより前記ユーザは前記保険に加入可能となり、
前記保険会社サーバは、前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記ＱＲコード変換手段を用いてそれぞれ契約保険解説情報ＱＲコードと保険約款ＱＲコードに変換し、
前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記文字表示手段を用いて前記契約保険解説情報と前記保険約款をそれぞれ文字情報で表示し、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に前記保険会社が作成する前記保険証券には、以下の、（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを前記保険約款に表示した該保険約款をＱＲコードに変換した前記保険約款ＱＲコード、
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと前記保険約款ＱＲコード、
（ウ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として前記保険約款に表示した該保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した前記保険約款、
（エ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として表示した該契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した該保険約款、の何れかが表示されており、
前記保険会社サーバは、前記（ア）―（エ）の何れかが表示された前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信するとともに前記ユーザ端末から受信した前記申込書の画像ファイルと紐付けて記憶保存することを特徴とする保険加入システムで保険証券に契約した保険の情報が集約され親族等が見てもその保険の情報が得られるようになっている。なお、保険約款は保険会社のウェブページにも掲載されるようになっている。
前記保険会社サーバは、前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記ＱＲコード変換手段を用いてそれぞれ契約保険解説情報ＱＲコードと保険約款ＱＲコードに変換し、
前記契約保険解説情報のアクセス先を示すＵＲＬと、
前記保険の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを前記文字表示手段を用いて前記契約保険解説情報と前記保険約款をそれぞれ文字情報で表示し、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に前記保険会社が作成する前記保険証券には、以下の、（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを前記保険約款に表示した該保険約款をＱＲコードに変換した前記保険約款ＱＲコード、
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと前記保険約款ＱＲコード、
（ウ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として前記保険約款に表示した該保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した前記保険約款、
（エ）前記契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報として表示した該契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬを文字情報として表示した該保険約款、の何れかが表示されており、
前記保険会社サーバは、前記（ア）―（エ）の何れかが表示された前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信するとともに前記ユーザ端末から受信した前記申込書の画像ファイルと紐付けて記憶保存することを特徴とする保険加入システムで保険証券に契約した保険の情報が集約され親族等が見てもその保険の情報が得られるようになっている。なお、保険約款は保険会社のウェブページにも掲載されるようになっている。
【0015】
前記ユーザ端末は、ＱＲコードを読み取る読み取り手段を備え、前記保険会社サーバから受信した前記保険証券の画像ファイルを記憶保存し、前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末に送信した前記保険証券の画像ファイルを前記ＱＲコード変換手段を用いて保険証券ＱＲコードに変換し、前記保険会社は、更にＱＲコードに変換した前記保険証券ＱＲコードを前記ユーザ端末が読み取り可能に縮小した貼付可能な保険証券ＱＲコードラベルを作成して該保険証券ＱＲコードラベルと、該保険証券ＱＲコードラベルを貼付する保険契約管理台帳と、前記（ア）―（エ）の何れかが表示された書面の前記保険証券と、
を前記ユーザに送付することを特徴とする保険加入システムで保険証券に契約した前記保険に関する情報を集約して一元管理できるようにして更に保険証券を分散保存できるように構成されている。
を前記ユーザに送付することを特徴とする保険加入システムで保険証券に契約した前記保険に関する情報を集約して一元管理できるようにして更に保険証券を分散保存できるように構成されている。
【0016】
前記ユーザが加入した前記保険証券を示す前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付して前記保険の契約管理（異動、解約の確認、付保漏れ、未継続、保険金未請求の防止）が可能となる前記保険契約管理台帳は、複数の保険種類名が表示されその下部方向又は横方向には前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する複数のラベル貼付欄が設けられ、
複数の前記ラベル貼付欄の最初の前記ラベル貼付欄は前記ユーザが最初に加入した保険の前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
次の下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄は、前記ユーザが最初に加入した保険を継続した場合に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
以下同様に前記保険を継続した場合に下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
前記保険証券ＱＲコードラベル貼付欄の上部又は下部には貼付する前記保険証券ＱＲコードラベルを前記ユーザ端末が読み取ることによって画面に表示される保険期間を記入する満期日記入欄が設けられており、前記ユーザは前記ユーザ端末を用いて前記保険証券に表示された前記保険の満期日を前記満期日記入欄に記入することを特徴とする保険加入システムで保険証券をコンパクトに収納できるように構成されている。
複数の前記ラベル貼付欄の最初の前記ラベル貼付欄は前記ユーザが最初に加入した保険の前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
次の下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄は、前記ユーザが最初に加入した保険を継続した場合に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
以下同様に前記保険を継続した場合に下部方向又は横方向又の前記ラベル貼付欄に前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄であって、
前記保険証券ＱＲコードラベル貼付欄の上部又は下部には貼付する前記保険証券ＱＲコードラベルを前記ユーザ端末が読み取ることによって画面に表示される保険期間を記入する満期日記入欄が設けられており、前記ユーザは前記ユーザ端末を用いて前記保険証券に表示された前記保険の満期日を前記満期日記入欄に記入することを特徴とする保険加入システムで保険証券をコンパクトに収納できるように構成されている。
【発明の効果】
【0017】
本発明は以下の効果がある。
（１）保険の申込情報が細分化されているため端末画面が小さくても見やすい。
（２）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合に親族などがその保険の内容を把握しやすい。
（３）保険証券を分散保存することにより未請求保険の予防効果がある。
（４）契約した保険に関する情報が保険証券に一元化され音声付動画で解説するため保険加入者に安心感を与える効果がある。
（１）保険の申込情報が細分化されているため端末画面が小さくても見やすい。
（２）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合に親族などがその保険の内容を把握しやすい。
（３）保険証券を分散保存することにより未請求保険の予防効果がある。
（４）契約した保険に関する情報が保険証券に一元化され音声付動画で解説するため保険加入者に安心感を与える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】実施形態に係る全体の構成を示す構成図である。
【図2】（ａ）は実施形態に係る保険会社のウェブページに掲載せる保険商品一覧を示す参考図である。
【図3】実施形態に係るユーザが保険加入までのステップを示すフローチャートである。
【図4】実施形態に係る保険加入後の保険会社サーバと保険会社の手順を示すフローチャートである。
【図5】（ａ）は実施形態に係る火災保険約款に契約保険解説情報ＱＲコードが表示された参考図とその火災保険約款をＱＲコードに変換した参考図である。（ｂ）は実施形態に係る火災保険約款に契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で表示した参考図とその火災保険約款を示すＰＤＦまたはＵＲＬを文字情報で表示した参考図である。
【図6】（ａ）は実施形態に係る契約保険解説情報ＱＲコードを火災保険約款に表示した火災保険約款を示すＰＤＦまたはＵＲＬをＱＲコードに変換して火災保険証券に表示した参考図である。（ｂ）は実施形態に係る図６の（ａ）をＱＲコードに変換した保険証券を縮小した保険証券ＱＲコードラベルを示す参考図である。
【図7】（ａ）は実施形態に係る契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で火災保険約款に表示したその火災保険約款を示すＰＤＦまたはＵＲＬを文字情報で火災保険証券に表示した参考図である。 （ｂ）は実施形態に係る図７の（ａ）をＱＲコードに変換して縮小した保険証券ＱＲコードラベルを示す参考図である。
【図8】実施形態に係る保険管理台帳を示す参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の実施形態に係る保険加入システムについて、図面を用いて詳細に説明する。
保険に加入するユーザは、図１に示すようにユーザ端末１０からインターネットＮＷを介して保険会社サーバ２０のウェブページにアクセスして画面に表示された図２（ａ）に示す保険商品一覧３０から加入を希望する保険の種類名をクリック又はタップして図２（ｂ）に示す申込情報３１を画面に表示する。
保険に加入するユーザは、図１に示すようにユーザ端末１０からインターネットＮＷを介して保険会社サーバ２０のウェブページにアクセスして画面に表示された図２（ａ）に示す保険商品一覧３０から加入を希望する保険の種類名をクリック又はタップして図２（ｂ）に示す申込情報３１を画面に表示する。
【0020】
図３のＳ８２に示すようにユーザはユーザ端末１０で「商品概要」をクリック又はタップして保険の概要を確認する。そして「アカウント設定」をユーザ端末１０でクリック又はタップして画面に表示された入力欄にＩＤとパスワードを入力してユーザアカウントを設定登録する。
【0021】
図３のＳ８３に示すようにユーザはユーザ端末１０で「保険料見積」をクリック又はタップして画面に表示された入力欄に保険料見積に必要な情報を入力すると保険料が算出されるようになっている。例えば生命保険の場合は定期保険、終身保険などを選択して性別、生年月日、保険金額等、（定期保険の場合は保険期間）を入力するようになっている。
なお、保険の種類によっては画面上に予め保険料が決められた複数のコースが表示され希望するコースを選択する場合もある。
なお、保険の種類によっては画面上に予め保険料が決められた複数のコースが表示され希望するコースを選択する場合もある。
【0022】
図３のＳ８４に示すようにユーザはユーザ端末１０で「申込書類」をクリック又はタップして画面に表示された申込書の入力欄に個人情報である住所、氏名、電話番号、メールアドレス等を入力して更に加入する保険がユーザの意向に沿うものかを確認するための意向確認書のチェック欄に確認のチェックを入力して、入力した申込書と意向確認書を保険会社サーバ２０に送信する。
【0023】
図３Ｓ８５に示すようにユーザはユーザ端末１０で「保険料決済」をクリック又はタップして画面に表示された決済方法から選択する。なお、決済方法は口座振替、コンビニエンスストアーでの払い込み、クレジットカード決済等から決済方法を決めるようになっている。
【0024】
図３Ｓ８５に示すようにユーザはユーザ端末１０で「保険約款」をクリック又はタップして画面に表示された保険約款の内容を確認するようになっている。
【0025】
保険会社サーバ２０は図４のＳ７０に示すように契約保険解説情報（ＵＲＬ）をＱＲコードに変換した契約保険解説情報ＱＲコード５０と文字情報で表示した契約保険解説情報５１を生成する。
【0026】
保険会社サーバ２０は図４のＳ７１に示すように保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又は、ＵＲＬをＱＲコードに変換した保険約款ＱＲコード５２と文字情報で表示した保険約款５３を生成する。
【0027】
図４のＳ７２に示すように保険会社はユーザ端末１０から送信された申込書を基に作成する保険証券に表示する保険約款を示すＰＤＦ又はＵＲＬと契約保険解説情報を示すＵＲＬを以下の（ア）―（エ）の何れかで表示するようになっている
（ア）図５（ａ）に示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０を保険約款に表示したその保険約款をＱＲコードに変換した保険約款５４
（イ）それぞれＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０と保険約款５２
（ウ）図５（ｂ）に示す契約保険解説情報５１を文字情報で保険約款に表示したその保険約款を文字情報で表示した保険約款５３
（エ）それぞれ文字情報で表示した契約保険解説情報５１と保険約款５３
（ア）図５（ａ）に示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０を保険約款に表示したその保険約款をＱＲコードに変換した保険約款５４
（イ）それぞれＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０と保険約款５２
（ウ）図５（ｂ）に示す契約保険解説情報５１を文字情報で保険約款に表示したその保険約款を文字情報で表示した保険約款５３
（エ）それぞれ文字情報で表示した契約保険解説情報５１と保険約款５３
【0028】
契約保険解説情報をＱＲコードに変換した５０又は文字情報で表示した契約保険解説情報５１は、契約した保険の内容を解説する保険金請求方法や異動、解約手続き、注意事項、ウェブや電話での相談方法などを音声付動画と画像で説明するそのアクセス先を示すＵＲＬで保険証券に契約した保険の情報を集約して一元管理できるように構成されている。
【0029】
図４のＳ７３に示すように保険会社サーバ２０は前記保険証券の画像ファイルをユーザ端末に送信するとともにとユーザ端末１０が送信した申込書の画像ファイルを紐付けて記憶保存するようになっている。契約管理上申込時の情報が分かるようになっている。
【0030】
図４のＳ７４と図６と図７に示すように保険会社は保険約款と契約保険解説情報が段落番号（００２７）に記載の（アーエ）の何れかで表示された保険証券をＱＲコード変換してユーザ端末１０が読取り可能に縮小した保険証券ＱＲコードラベル６１とその保険証券ＱＲコードラベル６１を貼付する図８に示す保険契約管理台帳６５と書面の保険証券をユーザに送付する。保険証券は分散保存できるようになっている。
【0031】
保険に加入したユーザは図８に示す保険契約管理台帳６５のラベル貼付欄６６の最初の貼付欄に図６と図７の（ｂ）に示す保険証券ＱＲコードラベル６１を貼付する。そしてユーザ端末１０で当該保険の満期日を読み取り満期日記入欄６７にその満期日を記載する。
【0032】
ユーザは保険会社サーバ２０から送信された保険証券の画像ファイルをユーザ端末１０に保存する。
【0033】
ユーザは加入した保険の情報を集約した保険証券をデジタル化したデータとＱＲコード化したデータと書面による情報とに分散保存してユーザが死亡又は認知症を発症しても親族などが保険証券を見つけられるように構成されている。なお、ユーザ端末１０からインターネットＮＷを介してクラウドサーバにアクセスして保険証券の画像ファイルをアップロードして同居の親族以外の情報共有者にそのアクセス情報を知らせておくことも好ましい。
【0034】
（ＱＲコード変換について）
ＱＲコードに変換したＵＲＬアドレスはｈｔｔｐｓで始まるようになっている。
また、ＱＲコードのサイズや色の調整などは読み取り可能な範囲内で適宜に加工を行っても構わない。ＱＲコードに変換した理由はＵＲＬアドレスで表示すると文字数が多くなる場合があるためＱＲコードにすることにより僅かなスペースで定まった形状で表示できる。
ＱＲコードに変換したＵＲＬアドレスはｈｔｔｐｓで始まるようになっている。
また、ＱＲコードのサイズや色の調整などは読み取り可能な範囲内で適宜に加工を行っても構わない。ＱＲコードに変換した理由はＵＲＬアドレスで表示すると文字数が多くなる場合があるためＱＲコードにすることにより僅かなスペースで定まった形状で表示できる。
【0035】
（ＱＲコードの読み取りについて）
アプリケーションソフトの性能によって読み取りにばらつきがあるので様々なデバイスでテストしておくことが望ましい。
ＱＲコードはユーザ端末によってＵＲＬをｉｐｈｏｎｅ用とＡｎｄｒｏｉｄ用に自動で切り替えられるようになっている。またユーザ端末がスマートフォンの場合一画面に複数のＱＲコードを表示すると操作が面倒であるため保険約款ＱＲコードを読み取ることにより更に契約保険解説情報のＱＲコードが表示されるように本願発明は構成されている。
アプリケーションソフトの性能によって読み取りにばらつきがあるので様々なデバイスでテストしておくことが望ましい。
ＱＲコードはユーザ端末によってＵＲＬをｉｐｈｏｎｅ用とＡｎｄｒｏｉｄ用に自動で切り替えられるようになっている。またユーザ端末がスマートフォンの場合一画面に複数のＱＲコードを表示すると操作が面倒であるため保険約款ＱＲコードを読み取ることにより更に契約保険解説情報のＱＲコードが表示されるように本願発明は構成されている。
【0036】
（ＵＲＬについて）
ＵＲＬはセキュリティ確保のためｈｔｔｐｓ（Hyper Text Transfer Protocol Secure）となっている。入力画面が表示される場合や音声付動画の説明が表示される場合はＵＲＬをＱＲコードに変換し、入力を必要としない画像情報だけの場合はＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬどちらをＱＲコードに変換しても構わない。変換されたＱＲコードは記憶媒体にも保存しておくことが望ましい。
ＵＲＬはセキュリティ確保のためｈｔｔｐｓ（Hyper Text Transfer Protocol Secure）となっている。入力画面が表示される場合や音声付動画の説明が表示される場合はＵＲＬをＱＲコードに変換し、入力を必要としない画像情報だけの場合はＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬどちらをＱＲコードに変換しても構わない。変換されたＱＲコードは記憶媒体にも保存しておくことが望ましい。
【0037】
（保険種類について）
オンラインで契約できる保険は火災保険、自動車保険、医療保険、傷害保険、生命保険など一般的な保険商品を対象としている。そのため海上保険や特殊な保険は除かれている。
オンラインで契約できる保険は火災保険、自動車保険、医療保険、傷害保険、生命保険など一般的な保険商品を対象としている。そのため海上保険や特殊な保険は除かれている。
【0038】
（商品概要について）
保険商品、契約概要、注意喚起情報、重要事項の説明などの他、付加可能な特約等パンフレットに記載された内容が表示されている。
保険商品、契約概要、注意喚起情報、重要事項の説明などの他、付加可能な特約等パンフレットに記載された内容が表示されている。
【0039】
（アカウント設定について）
ユーザアカウントを設定することによりユーザ端末でインターネットを介して保険会社のウェブページにアクセスしてＩＤとパスワードを入力することによりユーザが保険会社サーバに送信した申込書の閲覧や加入した保険証券などのデータが画面上で確認できるようになっている。
ユーザアカウントを設定することによりユーザ端末でインターネットを介して保険会社のウェブページにアクセスしてＩＤとパスワードを入力することによりユーザが保険会社サーバに送信した申込書の閲覧や加入した保険証券などのデータが画面上で確認できるようになっている。
【0040】
（申込書類について）
一般に加入する保険の申込書の他に当該保険が加入者の意向に沿っているかを確認する意向確認書が必要であるが保険の種類や保険会社によって必要とする書類が異なる。例えば生命保険の場合は健康に対する告知書が必要となるが年齢や保険金額等により告知する内容も異なる。また建物に対する火災保険の場合は登記上の詳細が分かる公的書類等のコピーが必要となる場合がある。
一般に加入する保険の申込書の他に当該保険が加入者の意向に沿っているかを確認する意向確認書が必要であるが保険の種類や保険会社によって必要とする書類が異なる。例えば生命保険の場合は健康に対する告知書が必要となるが年齢や保険金額等により告知する内容も異なる。また建物に対する火災保険の場合は登記上の詳細が分かる公的書類等のコピーが必要となる場合がある。
【0041】
（契約保険解説情報について）
契約保険解説情報は保険約款の解説と保険金請求、異動、解約に必要な手続方法や注意事項など保険契約者に分かりやすいように音声付動画と画像で説明するようになっている。
そしてオンライン相談やフリーダイヤル相談の説明もされるようになっている。端末に送信された保険証券に表示された契約保険解説情報を示すＱＲコード又は文字情報をクリック又はタップして容易に保険の説明を確認できるように構成されている。そのため保険加入者以外の第三者でも当該保険の情報が得られるように保険証券に文字情報で表示又はＱＲコードに変換されて表示されるようになっている。
契約保険解説情報は保険約款の解説と保険金請求、異動、解約に必要な手続方法や注意事項など保険契約者に分かりやすいように音声付動画と画像で説明するようになっている。
そしてオンライン相談やフリーダイヤル相談の説明もされるようになっている。端末に送信された保険証券に表示された契約保険解説情報を示すＱＲコード又は文字情報をクリック又はタップして容易に保険の説明を確認できるように構成されている。そのため保険加入者以外の第三者でも当該保険の情報が得られるように保険証券に文字情報で表示又はＱＲコードに変換されて表示されるようになっている。
【0042】
（保険証券ＱＲコードラベルについて）
書面の保険証券をＰＤＦ形式ファイルの画像にし、それをＱＲコードに変換して更に縮小してそれを貼付可能なラベルにした。ユーザ端末が読み取り可能な大きさに縮小してある。そして保険管理台帳に貼付して保険の契約管理ができるようにした。なお、保険証券ＱＲコードラベルは保険契約が初回のラベルと継続契約用のラベルの２種類があり色分け等識別可能となっている。
書面の保険証券をＰＤＦ形式ファイルの画像にし、それをＱＲコードに変換して更に縮小してそれを貼付可能なラベルにした。ユーザ端末が読み取り可能な大きさに縮小してある。そして保険管理台帳に貼付して保険の契約管理ができるようにした。なお、保険証券ＱＲコードラベルは保険契約が初回のラベルと継続契約用のラベルの２種類があり色分け等識別可能となっている。
【0043】
（保険約款について）
ＱＲコードに変換した保険約款又は保険約款を示すＵＲＬを文字情報にして保険証券上に表示することについては金融庁に承認申請をするようになっている。また少額短期保険会社の場合は財務局に承認申請をするようになっている。なお、保険約款はｅ約款又はＷｅｂ約款等として一部の保険会社のウェブページに掲載されている。なお、生命保険の場合には一般に紙面での保険を申込む場合は保険約款（契約のしおり）契約概要、注意喚起情報、に関して加入者の確認印を必要とするがオンライン契約の場合は同意欄や確認欄が設けられている。
ＱＲコードに変換した保険約款又は保険約款を示すＵＲＬを文字情報にして保険証券上に表示することについては金融庁に承認申請をするようになっている。また少額短期保険会社の場合は財務局に承認申請をするようになっている。なお、保険約款はｅ約款又はＷｅｂ約款等として一部の保険会社のウェブページに掲載されている。なお、生命保険の場合には一般に紙面での保険を申込む場合は保険約款（契約のしおり）契約概要、注意喚起情報、に関して加入者の確認印を必要とするがオンライン契約の場合は同意欄や確認欄が設けられている。
【0044】
（保険管理台帳について）
契約した保険の契約管理が容易となるように保険種類毎にＱＲコードシールを保険管理台帳に貼付してそのシールの上部の空欄に満期日を記入できるようにしてある。そして保険の契約管理一覧が可能となるように構成されている。また保険管理台帳は満期日記入欄の他に備考欄を設け適宜保険会社名や保険証券番号或いは被保険者名、保険の対象、などを記入できるようにしてもよい。保険管理台帳は配偶者などにも分かるように保管場所を決めておくことが好ましい。
契約した保険の契約管理が容易となるように保険種類毎にＱＲコードシールを保険管理台帳に貼付してそのシールの上部の空欄に満期日を記入できるようにしてある。そして保険の契約管理一覧が可能となるように構成されている。また保険管理台帳は満期日記入欄の他に備考欄を設け適宜保険会社名や保険証券番号或いは被保険者名、保険の対象、などを記入できるようにしてもよい。保険管理台帳は配偶者などにも分かるように保管場所を決めておくことが好ましい。
【0045】
（保険証券ＱＲコードラベルについて）
ユーザ端末で読み取可能となる保険証券を縮小した貼付可能なラベルになっている。
そして、保険契約管理台帳に貼付できるようになっている。契約年度によってＱＲコードを識別できるように色分けしてもよい
ユーザ端末で読み取可能となる保険証券を縮小した貼付可能なラベルになっている。
そして、保険契約管理台帳に貼付できるようになっている。契約年度によってＱＲコードを識別できるように色分けしてもよい
【0046】
（保険証券について）
保険証券は紙面に保険約款と契約保険解説情報が表示され何れもＱＲコードに変換された保険約款と契約保険解説情報、或いは保険約款と契約保険解説情報をそれぞれ示すＰＤＦ又はＵＲＬを文字情報で表示されるようになっている。ユーザ端末がスマートフォンの場合は保険約款ＱＲコードに契約保険解説情報ＱＲコードを表示する表示方法が読み取りしやすいようになっている。なお、火災保険において保険の目的又は対象が建物の場合はその建物の画像や登記簿等の画像を示すＰＤＦファイルをＱＲコードに変換して保険証券に表示することが好ましい。
保険証券は紙面に保険約款と契約保険解説情報が表示され何れもＱＲコードに変換された保険約款と契約保険解説情報、或いは保険約款と契約保険解説情報をそれぞれ示すＰＤＦ又はＵＲＬを文字情報で表示されるようになっている。ユーザ端末がスマートフォンの場合は保険約款ＱＲコードに契約保険解説情報ＱＲコードを表示する表示方法が読み取りしやすいようになっている。なお、火災保険において保険の目的又は対象が建物の場合はその建物の画像や登記簿等の画像を示すＰＤＦファイルをＱＲコードに変換して保険証券に表示することが好ましい。
【符号の説明】
【0047】
ＮＷ インターネット
１０ ユーザ端末
２０ 保険会社サーバ
２１ 送受信手段
２２ 記憶保存手段
２３ 文字表示手段
２４ ＱＲコード変換手段
２５ ウェブページ表示手段
３０ 保険商品一覧
３１ 申込情報（１－６）
５０ 契約保険解説情報ＱＲコード
５１ 文字情報表示の契約保険解説情報
５２ 火災保険約款ＱＲコード
５３ 文字情報表示の火災保険約款
５４ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコード
５５ 文字情報で表示した契約保険解説情報を火災保険約款に表示したその火災保険約款を文字情報で表示した火災保険約款
５６ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款
５７ 契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で表示した火災保険約款
６０ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコードが表示された火災保険証券
６１ 保険証券ＱＲコードラベル
６２ 文字情報で表示した契約保険解説情報が表示された保険約款を文字情報で表示した保険約款が表示された火災保険証券
６５ 保険契約管理台帳
６６ ラベル貼付欄
６７ 満期日記入欄
１０ ユーザ端末
２０ 保険会社サーバ
２１ 送受信手段
２２ 記憶保存手段
２３ 文字表示手段
２４ ＱＲコード変換手段
２５ ウェブページ表示手段
３０ 保険商品一覧
３１ 申込情報（１－６）
５０ 契約保険解説情報ＱＲコード
５１ 文字情報表示の契約保険解説情報
５２ 火災保険約款ＱＲコード
５３ 文字情報表示の火災保険約款
５４ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコード
５５ 文字情報で表示した契約保険解説情報を火災保険約款に表示したその火災保険約款を文字情報で表示した火災保険約款
５６ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款
５７ 契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で表示した火災保険約款
６０ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコードが表示された火災保険証券
６１ 保険証券ＱＲコードラベル
６２ 文字情報で表示した契約保険解説情報が表示された保険約款を文字情報で表示した保険約款が表示された火災保険証券
６５ 保険契約管理台帳
６６ ラベル貼付欄
６７ 満期日記入欄
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【手続補正書】
【提出日】2021-06-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
保険のオンライン契約において、ユーザのユーザ端末が保険会社サーバとインターネットを介して接続可能であって、
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、
保険商品の種類別の申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、前記保険商品の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬと、
のそれぞれにリンクするための文字情報を表示する文字表示手段と、
前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬのそれぞれのアクセス先をＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、
前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、
前記ユーザ端末は、インターネットを介して前記保険会社サーバにアクセスしてウェブページに掲載された前記保険商品一覧を画面に表示し、
希望する前記保険商品の種類名の文字部をクリック又はタップされた画面に表示した前記申込情報である（１）商品概要、（２）アカウント設定、（３）保険料見積、（４）申込書（５）保険料決済、（６）保険約款、の文字部をクリック又はタップされた画面を確認の上入力された前記（２）アカウント設定と、前記（４）申込書と、前記（５）保険料決済と、を前記保険会社サーバに送信し、
前記保険会社サーバは、前記保険証券に表示するために前記契約保険解説情報を示すＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報ＱＲコードと、
前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した保険約款ＱＲコードを作成し、
更に前記保険約款に前記契約保険解説情報ＱＲコードを表示した該保険約款のアクセス先を示すＱＲコードに変換した前記契約保険解説情報ＱＲコードを含む保険約款を作成し、
前記契約保険解説情報を示すＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報契約保険解説情報と、
前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報保険約款を作成し、
更に前記保険約款に前記文字情報契約保険解説情報を表示した該保険約款にリンクするための前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款を作成し、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に以下の、
（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを含むＱＲコードに変換した保険約款、
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと、前記保険約款ＱＲコード、
（ウ）前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款、
（エ）前記文字情報契約保険解説情報と、前記文字情報保険約款、
の何れかを前記保険証券に表示して作成し、
作成した前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信することを特徴とする保険契約管理方法。
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、
保険商品の種類別の申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、前記保険商品の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬと、
のそれぞれにリンクするための文字情報を表示する文字表示手段と、
前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬのそれぞれのアクセス先をＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、
前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、
前記ユーザ端末は、インターネットを介して前記保険会社サーバにアクセスしてウェブページに掲載された前記保険商品一覧を画面に表示し、
希望する前記保険商品の種類名の文字部をクリック又はタップされた画面に表示した前記申込情報である（１）商品概要、（２）アカウント設定、（３）保険料見積、（４）申込書（５）保険料決済、（６）保険約款、の文字部をクリック又はタップされた画面を確認の上入力された前記（２）アカウント設定と、前記（４）申込書と、前記（５）保険料決済と、を前記保険会社サーバに送信し、
前記保険会社サーバは、前記保険証券に表示するために前記契約保険解説情報を示すＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報ＱＲコードと、
前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した保険約款ＱＲコードを作成し、
更に前記保険約款に前記契約保険解説情報ＱＲコードを表示した該保険約款のアクセス先を示すＱＲコードに変換した前記契約保険解説情報ＱＲコードを含む保険約款を作成し、
前記契約保険解説情報を示すＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報契約保険解説情報と、
前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報保険約款を作成し、
更に前記保険約款に前記文字情報契約保険解説情報を表示した該保険約款にリンクするための前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款を作成し、
前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に以下の、
（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを含むＱＲコードに変換した保険約款、
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと、前記保険約款ＱＲコード、
（ウ）前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款、
（エ）前記文字情報契約保険解説情報と、前記文字情報保険約款、
の何れかを前記保険証券に表示して作成し、
作成した前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信することを特徴とする保険契約管理方法。
【請求項2】
前記ユーザ端末は、ＱＲコードを読み取る読み取り手段を備え、
前記保険会社サーバから受信した前記保険証券の画像ファイルを記憶保存し、
前記保険会社サーバは、前記ＱＲコード変換手段を用いて前記保険証券の画像ファイルのアクセス先を示す保険ＱＲコードに変換することを特徴とする請求項１に記載の保険契約管理方法。
前記保険会社サーバから受信した前記保険証券の画像ファイルを記憶保存し、
前記保険会社サーバは、前記ＱＲコード変換手段を用いて前記保険証券の画像ファイルのアクセス先を示す保険ＱＲコードに変換することを特徴とする請求項１に記載の保険契約管理方法。
【請求項3】
前記ユーザ端末は、記憶保存した前記保険証券の画像ファイルを画面上に表示し、
前記保険証券の画像ファイルに表示された前記（ア）―（エ）の何れかが文字情報又はＱＲコードで表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理を可能とし、
更に前記保険会社から送付された前記保険証券ＱＲコードを前記ユーザ端末が読み取り可能に縮小された保険証券ＱＲコードラベルを読み取り、
前記保険証券ＱＲコードラベルは、前記保険会社から送付された保険契約管理台帳に貼付する前記保険証券に代わるラベルであって、前記保険契約管理台帳には複数の保険種類名とその保険に該当する前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄とその保険の満期日を記入する記入欄が設けられており、
前記保険証券ＱＲコードラベルを読み取った前記ユーザ端末が、画面に表示されたＱＲコード又は文字情報で表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理が可能となることを特徴とする請求項２に記載の保険契約管理方法。
前記保険証券の画像ファイルに表示された前記（ア）―（エ）の何れかが文字情報又はＱＲコードで表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理を可能とし、
更に前記保険会社から送付された前記保険証券ＱＲコードを前記ユーザ端末が読み取り可能に縮小された保険証券ＱＲコードラベルを読み取り、
前記保険証券ＱＲコードラベルは、前記保険会社から送付された保険契約管理台帳に貼付する前記保険証券に代わるラベルであって、前記保険契約管理台帳には複数の保険種類名とその保険に該当する前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄とその保険の満期日を記入する記入欄が設けられており、
前記保険証券ＱＲコードラベルを読み取った前記ユーザ端末が、画面に表示されたＱＲコード又は文字情報で表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理が可能となることを特徴とする請求項２に記載の保険契約管理方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オンライン上で契約する保険において保険会社が保険の申込情報を文字情報で示し保険加入者が契約した保険の保険約款と契約保険解説情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を文字情報又はＱＲコード（登録商標）で表示した保険証券及びその保険証券をＱＲコードに変換した保険に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの利用端末は２０１９年版情報通信白書によると約６割をスマートフォンが占めＰＣを上回っている。そのため、スマートフォンからインターネットを利用しての買い物や保険加入も増加し更にＱＲコード決済も普及している。
【0003】
従来、オンラインで保険に加入できる保険商品の種類は限定的であった。しかし、近時新型コロイルス感染拡大の影響によりオンラインで保険に加入できる保険商品が拡大されている。
【0004】
スマートフォンからオンラインで保険に加入する場合、画面が小さいため知りたい情報を直ぐに見つけ出すことが困難であった。
【0005】
特許文献１には保険契約取扱者がモバイル端末を使用して保険申込時に必要な書類情報等を画面上に表示する。保険加入者が申込した内容の確認や同意を入力欄などに入力することにより処理する。そして保険料決済においては二次元バーコードで表示された保険契約システムが記載されている。
【0006】
特許文献２にはＱＲコード付きＮＦＣタグに保険などの特定な情報を記憶させ商品説明のＵＲＬや保険会社のＵＲＬの情報を提供する情報提供手段が記載されている。
【0007】
非特許文献１には東京海上日動火災保険株式会社の２０２０年９月１８日のプレスリリースによればＱＲコードやＵＲＬにスマホなどからアクセスすることで２０２０年１２月から個人の自動車保険の新規および継続の契約手続きが完結できるように記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特許第６０９６３５２号公報
【特許文献2】特開２０２０－００９２８０号公報
【非特許文献1】オンライン商談手続きの導入（２０２０年９月１８日東京海上日動火災保険プレスリリース）
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
保険のオンライン契約には以下のような問題があった。
（１）契約した保険の情報をパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどに保存することは盗難や火災又は水害などの事故の他、電気的機械的事故によるリスクもある。
（２）保険加入者が死亡した場合など、保険証券の保存場所が不明であったりパーソナルコンピュータやスマートフォンにロックがかかっていたりすることも想定される。
（３）保険の説明はウェブサイト上では情報量が多いがスマートフォンの場合は少ない。
（４）保険加入者が死亡した場合又は認知症を発症した場合には親族などが契約した保険証券を捜すことが困難である上その保険の内容や異動解約などの手続きが判らない場合がある。
（１）契約した保険の情報をパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどに保存することは盗難や火災又は水害などの事故の他、電気的機械的事故によるリスクもある。
（２）保険加入者が死亡した場合など、保険証券の保存場所が不明であったりパーソナルコンピュータやスマートフォンにロックがかかっていたりすることも想定される。
（３）保険の説明はウェブサイト上では情報量が多いがスマートフォンの場合は少ない。
（４）保険加入者が死亡した場合又は認知症を発症した場合には親族などが契約した保険証券を捜すことが困難である上その保険の内容や異動解約などの手続きが判らない場合がある。
【0010】
保険には以下のようなリスクがある。
（１）保険はその保険が補償又は保障する事象が起きた場合に保険金が支払われることを前提として加入者は保険料を支払う射幸性契約であるが、一般に大規模災害などを除き保険事故が起きた場合には保険会社や保険代理店に保険金請求をしなければ保険金は給付されない。
（２）保険は、保険事故以外にも異動や解約の場合は請求手続きをしなければ保険契約は正常に機能しないか或いはその保険契約は無駄になる。
（３）保険事故が起きた時には、保険証券番号や保険金請求書等が必要となるが一般に保険契約情報が一元化されていない上、それらが書面の保険証券の場合は焼失や紛失のリスクがある。
（４）保険は、無体物であるため契約した本人しか知らないこともある。
（５）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合は契約した保険の詳細が不明瞭又は不明となることがあるため未請求となる可能性もある。
（１）保険はその保険が補償又は保障する事象が起きた場合に保険金が支払われることを前提として加入者は保険料を支払う射幸性契約であるが、一般に大規模災害などを除き保険事故が起きた場合には保険会社や保険代理店に保険金請求をしなければ保険金は給付されない。
（２）保険は、保険事故以外にも異動や解約の場合は請求手続きをしなければ保険契約は正常に機能しないか或いはその保険契約は無駄になる。
（３）保険事故が起きた時には、保険証券番号や保険金請求書等が必要となるが一般に保険契約情報が一元化されていない上、それらが書面の保険証券の場合は焼失や紛失のリスクがある。
（４）保険は、無体物であるため契約した本人しか知らないこともある。
（５）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合は契約した保険の詳細が不明瞭又は不明となることがあるため未請求となる可能性もある。
【0011】
従って、本願発明は前述の課題を解決するために保険契約者の契約情報を保険証券に集約して更にその保険証券を分散保存して保険加入者が死亡した場合や認知症を発症した場合であっても契約した保険の情報が相続人等にも分かるように契約保険解説情報を示すＵＲＬと保険約款を示すＰＤＦ又はＵＲＬをＱＲコード又は文字情報で保険証券に表示して未請求保険、未加入保険、未継続や重複加入などを防止できるようにした保険契約管理方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前述の課題を解決するために本発明は、保険のオンライン契約において、ユーザのユーザ端末が保険会社サーバとインターネットを介して接続可能であって、
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、保険商品の種類別の申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、前記保険商品の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬと、のそれぞれにリンクするための文字情報を表示する文字表示手段と、前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬのそれぞれのアクセス先をＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、前記ユーザ端末は、インターネットを介して前記保険会社サーバにアクセスしてウェブページに掲載された前記保険商品一覧を画面に表示し、希望する前記保険商品の種類名の文字部をクリック又はタップされた画面に表示した前記申込情報である（１）商品概要、（２）アカウント設定、（３）保険料見積、（４）申込書（５）保険料決済、（６）保険約款、の文字部をクリック又はタップされた画面を確認の上入力された前記（２）アカウント設定と、前記（４）申込書と、前記（５）保険料決済と、を前記保険会社サーバに送信し、前記保険会社サーバは、前記保険証券に表示するために前記契約保険解説情報を示すＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報ＱＲコードと、前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した保険約款ＱＲコードを作成し、更に前記保険約款に前記契約保険解説情報ＱＲコードを表示した該保険約款のアクセス先を示すＱＲコードに変換した前記契約保険解説情報ＱＲコードを含む保険約款を作成し、前記契約保険解説情報を示すＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報契約保険解説情報と、前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報保険約款を作成し、更に前記保険約款に前記文字情報契約保険解説情報を表示した該保険約款にリンクするための前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款を作成し、前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に以下の、
（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを含むＱＲコードに変換した保険約款、
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと、前記保険約款ＱＲコード、
（ウ）前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款、
（エ）前記文字情報契約保険解説情報と、前記文字情報保険約款、
の何れかを前記保険証券に表示して作成し、作成した前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信することを特徴とする保険契約管理方法。
前記保険会社サーバは、前記ユーザ端末がインターネットを介して送信した前記保険の申込書を受信して受信した前記申込書を基に作成した保険証券をインターネットを介して前記ユーザ端末に送信する送受信手段と、前記ユーザ端末が送信した前記申込書と、該申込書を基に作成した前記保険証券を紐付けて記憶保存する記憶保存手段と、保険商品の種類別の申込情報を示すＰＤＦ（Portable Document Format）形式のファイル又はＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と、前記保険商品の保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬと、のそれぞれにリンクするための文字情報を表示する文字表示手段と、前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬと、前記保険商品の種類別の解説及び保険金請求、異動、解約手続きに関する説明を音声付動画と画像で案内する契約保険解説情報を示すＵＲＬのそれぞれのアクセス先をＱＲコード（登録商標）に変換するＱＲコード変換手段と、前記保険会社が取扱う複数の前記保険商品の前記申込情報を示す保険商品一覧をウェブページに掲載するウェブページ表示手段と、を備え、前記ユーザ端末は、インターネットを介して前記保険会社サーバにアクセスしてウェブページに掲載された前記保険商品一覧を画面に表示し、希望する前記保険商品の種類名の文字部をクリック又はタップされた画面に表示した前記申込情報である（１）商品概要、（２）アカウント設定、（３）保険料見積、（４）申込書（５）保険料決済、（６）保険約款、の文字部をクリック又はタップされた画面を確認の上入力された前記（２）アカウント設定と、前記（４）申込書と、前記（５）保険料決済と、を前記保険会社サーバに送信し、前記保険会社サーバは、前記保険証券に表示するために前記契約保険解説情報を示すＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報ＱＲコードと、前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬのアクセス先を示すＱＲコードに変換した保険約款ＱＲコードを作成し、更に前記保険約款に前記契約保険解説情報ＱＲコードを表示した該保険約款のアクセス先を示すＱＲコードに変換した前記契約保険解説情報ＱＲコードを含む保険約款を作成し、前記契約保険解説情報を示すＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報契約保険解説情報と、前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにリンクするための文字情報で表示した文字情報保険約款を作成し、更に前記保険約款に前記文字情報契約保険解説情報を表示した該保険約款にリンクするための前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款を作成し、前記ユーザ端末が送信した前記申込書を基に以下の、
（ア）前記契約保険解説情報ＱＲコードを含むＱＲコードに変換した保険約款、
（イ）前記契約保険解説情報ＱＲコードと、前記保険約款ＱＲコード、
（ウ）前記文字情報契約保険解説情報を含む文字情報で表示した保険約款、
（エ）前記文字情報契約保険解説情報と、前記文字情報保険約款、
の何れかを前記保険証券に表示して作成し、作成した前記保険証券の画像ファイルを前記ユーザ端末にインターネットを介して送信することを特徴とする保険契約管理方法。
【0013】
前記ユーザ端末は、ＱＲコードを読み取る読み取り手段を備え、前記保険会社サーバから受信した前記保険証券の画像ファイルを記憶保存し、前記保険会社サーバは、前記ＱＲコード変換手段を用いて前記保険証券の画像ファイルのアクセス先を示す保険ＱＲコードに変換することを特徴とする保険契約管理方法。
【0014】
前記ユーザ端末は、記憶保存した前記保険証券の画像ファイルを画面上に表示し、
前記保険証券の画像ファイルに表示された前記（ア）―（エ）の何れかが文字情報又はＱＲコードで表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理を可能とし、更に前記保険会社から送付された前記保険証券ＱＲコードを前記ユーザ端末が読み取り可能に縮小された保険証券ＱＲコードラベルを読み取り、前記保険証券ＱＲコードラベルは、前記保険会社から送付された保険契約管理台帳に貼付する前記保険証券に代わるラベルであって、前記保険契約管理台帳には複数の保険種類名とその保険に該当する前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄とその保険の満期日を記入する記入欄が設けられており、前記保険証券ＱＲコードラベルを読み取った前記ユーザ端末が、画面に表示されたＱＲコード又は文字情報で表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理が可能となることを特徴とする保険契約管理方法。
前記保険証券の画像ファイルに表示された前記（ア）―（エ）の何れかが文字情報又はＱＲコードで表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理を可能とし、更に前記保険会社から送付された前記保険証券ＱＲコードを前記ユーザ端末が読み取り可能に縮小された保険証券ＱＲコードラベルを読み取り、前記保険証券ＱＲコードラベルは、前記保険会社から送付された保険契約管理台帳に貼付する前記保険証券に代わるラベルであって、前記保険契約管理台帳には複数の保険種類名とその保険に該当する前記保険証券ＱＲコードラベルを貼付する貼付欄とその保険の満期日を記入する記入欄が設けられており、前記保険証券ＱＲコードラベルを読み取った前記ユーザ端末が、画面に表示されたＱＲコード又は文字情報で表示された前記契約保険解説情報と前記保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬにアクセスして前記保険の契約情報を取得することにより前記保険の契約管理が可能となることを特徴とする保険契約管理方法。
【発明の効果】
【0015】
本発明は以下の効果がある。
（１）保険の申込情報が細分化されているため端末画面が小さくても見やすい。
（２）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合に親族などがその保険の内容を把握しやすい。
（３）保険証券を分散保存することにより未請求保険の予防効果がある。
（４）契約した保険に関する情報が保険証券に一元化され音声付動画で解説するため保険加入者に安心感を与える効果がある。
（１）保険の申込情報が細分化されているため端末画面が小さくても見やすい。
（２）保険加入者が死亡又は認知症を発症した場合に親族などがその保険の内容を把握しやすい。
（３）保険証券を分散保存することにより未請求保険の予防効果がある。
（４）契約した保険に関する情報が保険証券に一元化され音声付動画で解説するため保険加入者に安心感を与える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】実施形態に係る全体の構成を示す構成図である。
【図2】（ａ）は実施形態に係る保険会社のウェブページに掲載せる保険商品一覧を示す参考図である。
【図3】実施形態に係るユーザが保険加入までのステップを示すフローチャートである。
【図4】実施形態に係る保険加入後の保険会社サーバと保険会社の手順を示すフローチャートである。
【図5】（ａ）は実施形態に係る火災保険約款に契約保険解説情報ＱＲコードが表示された参考図とその火災保険約款をＱＲコードに変換した参考図である。（ｂ）は実施形態に係る火災保険約款に契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で表示した参考図とその火災保険約款を示すＰＤＦまたはＵＲＬを文字情報で表示した参考図である。
【図6】（ａ）は実施形態に係る契約保険解説情報ＱＲコードを火災保険約款に表示した火災保険約款を示すＰＤＦまたはＵＲＬをＱＲコードに変換して火災保険証券に表示した参考図である。（ｂ）は実施形態に係る図６の（ａ）をＱＲコードに変換した保険証券を縮小した保険証券ＱＲコードラベルを示す参考図である。
【図7】（ａ）は実施形態に係る契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で火災保険約款に表示したその火災保険約款を示すＰＤＦまたはＵＲＬを文字情報で火災保険証券に表示した参考図である。 （ｂ）は実施形態に係る図７の（ａ）をＱＲコードに変換して縮小した保険証券ＱＲコードラベルを示す参考図である。
【図8】実施形態に係る保険管理台帳を示す参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施形態に係る保険加入システムについて、図面を用いて詳細に説明する。
保険に加入するユーザは、図１に示すようにユーザ端末１０からインターネットＮＷを介して保険会社サーバ２０のウェブページにアクセスして画面に表示された図２（ａ）に示す保険商品一覧３０から加入を希望する保険の種類名をクリック又はタップして図２（ｂ）に示す申込情報３１を画面に表示する。
保険に加入するユーザは、図１に示すようにユーザ端末１０からインターネットＮＷを介して保険会社サーバ２０のウェブページにアクセスして画面に表示された図２（ａ）に示す保険商品一覧３０から加入を希望する保険の種類名をクリック又はタップして図２（ｂ）に示す申込情報３１を画面に表示する。
【0018】
図３のＳ８２に示すようにユーザはユーザ端末１０で「商品概要」をクリック又はタップして保険の概要を確認する。そして「アカウント設定」をユーザ端末１０でクリック又はタップして画面に表示された入力欄にＩＤとパスワードを入力してユーザアカウントを設定登録する。
【0019】
図３のＳ８３に示すようにユーザはユーザ端末１０で「保険料見積」をクリック又はタップして画面に表示された入力欄に保険料見積に必要な情報を入力すると保険料が算出されるようになっている。例えば生命保険の場合は定期保険、終身保険などを選択して性別、生年月日、保険金額等、（定期保険の場合は保険期間）を入力するようになっている。
なお、保険の種類によっては画面上に予め保険料が決められた複数のコースが表示され希望するコースを選択する場合もある。
なお、保険の種類によっては画面上に予め保険料が決められた複数のコースが表示され希望するコースを選択する場合もある。
【0020】
図３のＳ８４に示すようにユーザはユーザ端末１０で「申込書類」をクリック又はタップして画面に表示された申込書の入力欄に個人情報である住所、氏名、電話番号、メールアドレス等を入力して更に加入する保険がユーザの意向に沿うものかを確認するための意向確認書のチェック欄に確認のチェックを入力して、入力した申込書と意向確認書を保険会社サーバ２０に送信する。
【0021】
図３Ｓ８５に示すようにユーザはユーザ端末１０で「保険料決済」をクリック又はタップして画面に表示された決済方法から選択する。なお、決済方法は口座振替、コンビニエンスストアーでの払い込み、クレジットカード決済等から決済方法を決めるようになっている。
【0022】
図３Ｓ８５に示すようにユーザはユーザ端末１０で「保険約款」をクリック又はタップして画面に表示された保険約款の内容を確認するようになっている。
【0023】
保険会社サーバ２０は図４のＳ７０に示すように契約保険解説情報（ＵＲＬ）をＱＲコードに変換した契約保険解説情報ＱＲコード５０と文字情報で表示した契約保険解説情報５１を生成する。
【0024】
保険会社サーバ２０は図４のＳ７１に示すように保険約款を示すＰＤＦ形式のファイル又は、ＵＲＬをＱＲコードに変換した保険約款ＱＲコード５２と文字情報で表示した保険約款５３を生成する。
【0025】
図４のＳ７２に示すように保険会社はユーザ端末１０から送信された申込書を基に作成する保険証券に表示する保険約款を示すＰＤＦ又はＵＲＬと契約保険解説情報を示すＵＲＬを以下の（ア）―（エ）の何れかで表示するようになっている
（ア）図５（ａ）に示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０を保険約款に表示したその保険約款をＱＲコードに変換した保険約款５４
（イ）それぞれＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０と保険約款５２
（ウ）図５（ｂ）に示す契約保険解説情報５１を文字情報で保険約款に表示したその保険約款を文字情報で表示した保険約款５３
（エ）それぞれ文字情報で表示した契約保険解説情報５１と保険約款５３
（ア）図５（ａ）に示すＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０を保険約款に表示したその保険約款をＱＲコードに変換した保険約款５４
（イ）それぞれＱＲコードに変換した契約保険解説情報５０と保険約款５２
（ウ）図５（ｂ）に示す契約保険解説情報５１を文字情報で保険約款に表示したその保険約款を文字情報で表示した保険約款５３
（エ）それぞれ文字情報で表示した契約保険解説情報５１と保険約款５３
【0026】
契約保険解説情報をＱＲコードに変換した５０又は文字情報で表示した契約保険解説情報５１は、契約した保険の内容を解説する保険金請求方法や異動、解約手続き、注意事項、ウェブや電話での相談方法などを音声付動画と画像で説明するそのアクセス先を示すＵＲＬで保険証券に契約した保険の情報を集約して一元管理できるように構成されている。
【0027】
図４のＳ７３に示すように保険会社サーバ２０は前記保険証券の画像ファイルをユーザ端末に送信するとともにとユーザ端末１０が送信した申込書の画像ファイルを紐付けて記憶保存するようになっている。契約管理上申込時の情報が分かるようになっている。
【0028】
図４のＳ７４と図６と図７に示すように保険会社は保険約款と契約保険解説情報が段落番号（００２７）に記載の（アーエ）の何れかで表示された保険証券をＱＲコード変換してユーザ端末１０が読取り可能に縮小した保険証券ＱＲコードラベル６１とその保険証券ＱＲコードラベル６１を貼付する図８に示す保険契約管理台帳６５と書面の保険証券をユーザに送付する。保険証券は分散保存できるようになっている。
【0029】
保険に加入したユーザは図８に示す保険契約管理台帳６５のラベル貼付欄６６の最初の貼付欄に図６と図７の（ｂ）に示す保険証券ＱＲコードラベル６１を貼付する。そしてユーザ端末１０で当該保険の満期日を読み取り満期日記入欄６７にその満期日を記載する。
【0030】
ユーザは保険会社サーバ２０から送信された保険証券の画像ファイルをユーザ端末１０に保存する。
【0031】
ユーザは加入した保険の情報を集約した保険証券をデジタル化したデータとＱＲコード化したデータと書面による情報とに分散保存してユーザが死亡又は認知症を発症しても親族などが保険証券を見つけられるように構成されている。なお、ユーザ端末１０からインターネットＮＷを介してクラウドサーバにアクセスして保険証券の画像ファイルをアップロードして同居の親族以外の情報共有者にそのアクセス情報を知らせておくことも好ましい。
【0032】
（ＱＲコード変換について）
ＱＲコードに変換したＵＲＬアドレスはｈｔｔｐｓで始まるようになっている。
また、ＱＲコードのサイズや色の調整などは読み取り可能な範囲内で適宜に加工を行っても構わない。ＱＲコードに変換した理由はＵＲＬアドレスで表示すると文字数が多くなる場合があるためＱＲコードにすることにより僅かなスペースで定まった形状で表示できる。
ＱＲコードに変換したＵＲＬアドレスはｈｔｔｐｓで始まるようになっている。
また、ＱＲコードのサイズや色の調整などは読み取り可能な範囲内で適宜に加工を行っても構わない。ＱＲコードに変換した理由はＵＲＬアドレスで表示すると文字数が多くなる場合があるためＱＲコードにすることにより僅かなスペースで定まった形状で表示できる。
【0033】
（ＱＲコードの読み取りについて）
アプリケーションソフトの性能によって読み取りにばらつきがあるので様々なデバイスでテストしておくことが望ましい。
ＱＲコードはユーザ端末によってＵＲＬをｉｐｈｏｎｅ用とＡｎｄｒｏｉｄ用に自動で切り替えられるようになっている。またユーザ端末がスマートフォンの場合一画面に複数のＱＲコードを表示すると操作が面倒であるため保険約款ＱＲコードを読み取ることにより更に契約保険解説情報のＱＲコードが表示されるように本願発明は構成されている。
アプリケーションソフトの性能によって読み取りにばらつきがあるので様々なデバイスでテストしておくことが望ましい。
ＱＲコードはユーザ端末によってＵＲＬをｉｐｈｏｎｅ用とＡｎｄｒｏｉｄ用に自動で切り替えられるようになっている。またユーザ端末がスマートフォンの場合一画面に複数のＱＲコードを表示すると操作が面倒であるため保険約款ＱＲコードを読み取ることにより更に契約保険解説情報のＱＲコードが表示されるように本願発明は構成されている。
【0034】
（ＵＲＬについて）
ＵＲＬはセキュリティ確保のためｈｔｔｐｓ（Hyper Text Transfer Protocol Secure）となっている。入力画面が表示される場合や音声付動画の説明が表示される場合はＵＲＬをＱＲコードに変換し、入力を必要としない画像情報だけの場合はＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬどちらをＱＲコードに変換しても構わない。変換されたＱＲコードは記憶媒体にも保存しておくことが望ましい。
ＵＲＬはセキュリティ確保のためｈｔｔｐｓ（Hyper Text Transfer Protocol Secure）となっている。入力画面が表示される場合や音声付動画の説明が表示される場合はＵＲＬをＱＲコードに変換し、入力を必要としない画像情報だけの場合はＰＤＦ形式のファイル又はＵＲＬどちらをＱＲコードに変換しても構わない。変換されたＱＲコードは記憶媒体にも保存しておくことが望ましい。
【0035】
（保険種類について）
オンラインで契約できる保険は火災保険、自動車保険、医療保険、傷害保険、生命保険など一般的な保険商品を対象としている。そのため海上保険や特殊な保険は除かれている。
オンラインで契約できる保険は火災保険、自動車保険、医療保険、傷害保険、生命保険など一般的な保険商品を対象としている。そのため海上保険や特殊な保険は除かれている。
【0036】
（商品概要について）
保険商品、契約概要、注意喚起情報、重要事項の説明などの他、付加可能な特約等パンフレットに記載された内容が表示されている。
保険商品、契約概要、注意喚起情報、重要事項の説明などの他、付加可能な特約等パンフレットに記載された内容が表示されている。
【0037】
（アカウント設定について）
ユーザアカウントを設定することによりユーザ端末でインターネットを介して保険会社のウェブページにアクセスしてＩＤとパスワードを入力することによりユーザが保険会社サーバに送信した申込書の閲覧や加入した保険証券などのデータが画面上で確認できるようになっている。
ユーザアカウントを設定することによりユーザ端末でインターネットを介して保険会社のウェブページにアクセスしてＩＤとパスワードを入力することによりユーザが保険会社サーバに送信した申込書の閲覧や加入した保険証券などのデータが画面上で確認できるようになっている。
【0038】
（申込書類について）
一般に加入する保険の申込書の他に当該保険が加入者の意向に沿っているかを確認する意向確認書が必要であるが保険の種類や保険会社によって必要とする書類が異なる。例えば生命保険の場合は健康に対する告知書が必要となるが年齢や保険金額等により告知する内容も異なる。また建物に対する火災保険の場合は登記上の詳細が分かる公的書類等のコピーが必要となる場合がある。
一般に加入する保険の申込書の他に当該保険が加入者の意向に沿っているかを確認する意向確認書が必要であるが保険の種類や保険会社によって必要とする書類が異なる。例えば生命保険の場合は健康に対する告知書が必要となるが年齢や保険金額等により告知する内容も異なる。また建物に対する火災保険の場合は登記上の詳細が分かる公的書類等のコピーが必要となる場合がある。
【0039】
（契約保険解説情報について）
契約保険解説情報は保険約款の解説と保険金請求、異動、解約に必要な手続方法や注意事項など保険契約者に分かりやすいように音声付動画と画像で説明するようになっている。
そしてオンライン相談やフリーダイヤル相談の説明もされるようになっている。端末に送信された保険証券に表示された契約保険解説情報を示すＱＲコード又は文字情報をクリック又はタップして容易に保険の説明を確認できるように構成されている。そのため保険加入者以外の第三者でも当該保険の情報が得られるように保険証券に文字情報で表示又はＱＲコードに変換されて表示されるようになっている。
契約保険解説情報は保険約款の解説と保険金請求、異動、解約に必要な手続方法や注意事項など保険契約者に分かりやすいように音声付動画と画像で説明するようになっている。
そしてオンライン相談やフリーダイヤル相談の説明もされるようになっている。端末に送信された保険証券に表示された契約保険解説情報を示すＱＲコード又は文字情報をクリック又はタップして容易に保険の説明を確認できるように構成されている。そのため保険加入者以外の第三者でも当該保険の情報が得られるように保険証券に文字情報で表示又はＱＲコードに変換されて表示されるようになっている。
【0040】
（保険証券ＱＲコードラベルについて）
書面の保険証券をＰＤＦ形式ファイルの画像にし、それをＱＲコードに変換して更に縮小してそれを貼付可能なラベルにした。ユーザ端末が読み取り可能な大きさに縮小してある。そして保険管理台帳に貼付して保険の契約管理ができるようにした。なお、保険証券ＱＲコードラベルは保険契約が初回のラベルと継続契約用のラベルの２種類があり色分け等識別可能となっている。
書面の保険証券をＰＤＦ形式ファイルの画像にし、それをＱＲコードに変換して更に縮小してそれを貼付可能なラベルにした。ユーザ端末が読み取り可能な大きさに縮小してある。そして保険管理台帳に貼付して保険の契約管理ができるようにした。なお、保険証券ＱＲコードラベルは保険契約が初回のラベルと継続契約用のラベルの２種類があり色分け等識別可能となっている。
【0041】
（保険約款について）
ＱＲコードに変換した保険約款又は保険約款を示すＵＲＬを文字情報にして保険証券上に表示することについては金融庁に承認申請をするようになっている。また少額短期保険会社の場合は財務局に承認申請をするようになっている。なお、保険約款はｅ約款又はＷｅｂ約款等として一部の保険会社のウェブページに掲載されている。なお、生命保険の場合には一般に紙面での保険を申込む場合は保険約款（契約のしおり）契約概要、注意喚起情報、に関して加入者の確認印を必要とするがオンライン契約の場合は同意欄や確認欄が設けられている。
ＱＲコードに変換した保険約款又は保険約款を示すＵＲＬを文字情報にして保険証券上に表示することについては金融庁に承認申請をするようになっている。また少額短期保険会社の場合は財務局に承認申請をするようになっている。なお、保険約款はｅ約款又はＷｅｂ約款等として一部の保険会社のウェブページに掲載されている。なお、生命保険の場合には一般に紙面での保険を申込む場合は保険約款（契約のしおり）契約概要、注意喚起情報、に関して加入者の確認印を必要とするがオンライン契約の場合は同意欄や確認欄が設けられている。
【0042】
（保険管理台帳について）
契約した保険の契約管理が容易となるように保険種類毎にＱＲコードシールを保険管理台帳に貼付してそのシールの上部の空欄に満期日を記入できるようにしてある。そして保険の契約管理一覧が可能となるように構成されている。また保険管理台帳は満期日記入欄の他に備考欄を設け適宜保険会社名や保険証券番号或いは被保険者名、保険の対象、などを記入できるようにしてもよい。保険管理台帳は配偶者などにも分かるように保管場所を決めておくことが好ましい。
契約した保険の契約管理が容易となるように保険種類毎にＱＲコードシールを保険管理台帳に貼付してそのシールの上部の空欄に満期日を記入できるようにしてある。そして保険の契約管理一覧が可能となるように構成されている。また保険管理台帳は満期日記入欄の他に備考欄を設け適宜保険会社名や保険証券番号或いは被保険者名、保険の対象、などを記入できるようにしてもよい。保険管理台帳は配偶者などにも分かるように保管場所を決めておくことが好ましい。
【0043】
（保険証券ＱＲコードラベルについて）
ユーザ端末で読み取可能となる保険証券を縮小した貼付可能なラベルになっている。
そして、保険契約管理台帳に貼付できるようになっている。契約年度によってＱＲコードを識別できるように色分けしてもよい
ユーザ端末で読み取可能となる保険証券を縮小した貼付可能なラベルになっている。
そして、保険契約管理台帳に貼付できるようになっている。契約年度によってＱＲコードを識別できるように色分けしてもよい
【0044】
（保険証券について）
保険証券は紙面に保険約款と契約保険解説情報が表示され何れもＱＲコードに変換された保険約款と契約保険解説情報、或いは保険約款と契約保険解説情報をそれぞれ示すＰＤＦ又はＵＲＬを文字情報で表示されるようになっている。ユーザ端末がスマートフォンの場合は保険約款ＱＲコードに契約保険解説情報ＱＲコードを表示する表示方法が読み取りしやすいようになっている。なお、火災保険において保険の目的又は対象が建物の場合はその建物の画像や登記簿等の画像を示すＰＤＦファイルをＱＲコードに変換して保険証券に表示することが好ましい。
保険証券は紙面に保険約款と契約保険解説情報が表示され何れもＱＲコードに変換された保険約款と契約保険解説情報、或いは保険約款と契約保険解説情報をそれぞれ示すＰＤＦ又はＵＲＬを文字情報で表示されるようになっている。ユーザ端末がスマートフォンの場合は保険約款ＱＲコードに契約保険解説情報ＱＲコードを表示する表示方法が読み取りしやすいようになっている。なお、火災保険において保険の目的又は対象が建物の場合はその建物の画像や登記簿等の画像を示すＰＤＦファイルをＱＲコードに変換して保険証券に表示することが好ましい。
【符号の説明】
【0045】
ＮＷ インターネット
１０ ユーザ端末
２０ 保険会社サーバ
２１ 送受信手段
２２ 記憶保存手段
２３ 文字表示手段
２４ ＱＲコード変換手段
２５ ウェブページ表示手段
３０ 保険商品一覧
３１ 申込情報（１－６）
５０ 契約保険解説情報ＱＲコード
５１ 文字情報表示の契約保険解説情報
５２ 火災保険約款ＱＲコード
５３ 文字情報表示の火災保険約款
５４ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコード
５５ 文字情報で表示した契約保険解説情報を火災保険約款に表示したその火災保険約款を文字情報で表示した火災保険約款
５６ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款
５７ 契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で表示した火災保険約款
６０ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコードが表示された火災保険証券
６１ 保険証券ＱＲコードラベル
６２ 文字情報で表示した契約保険解説情報が表示された保険約款を文字情報で表示した保険約款が表示された火災保険証券
６５ 保険契約管理台帳
６６ ラベル貼付欄
６７ 満期日記入欄
１０ ユーザ端末
２０ 保険会社サーバ
２１ 送受信手段
２２ 記憶保存手段
２３ 文字表示手段
２４ ＱＲコード変換手段
２５ ウェブページ表示手段
３０ 保険商品一覧
３１ 申込情報（１－６）
５０ 契約保険解説情報ＱＲコード
５１ 文字情報表示の契約保険解説情報
５２ 火災保険約款ＱＲコード
５３ 文字情報表示の火災保険約款
５４ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコード
５５ 文字情報で表示した契約保険解説情報を火災保険約款に表示したその火災保険約款を文字情報で表示した火災保険約款
５６ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款
５７ 契約保険解説情報を示すＵＲＬを文字情報で表示した火災保険約款
６０ 契約保険解説情報ＱＲコードが表示された火災保険約款をＱＲコードに変換した火災保険約款ＱＲコードが表示された火災保険証券
６１ 保険証券ＱＲコードラベル
６２ 文字情報で表示した契約保険解説情報が表示された保険約款を文字情報で表示した保険約款が表示された火災保険証券
６５ 保険契約管理台帳
６６ ラベル貼付欄
６７ 満期日記入欄