(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022084002
(43)【公開日】2022-06-06
(54)【発明の名称】見守りシステム、集合住宅用見守りシステム、及び戸建て住宅用見守りシステム
(51)【国際特許分類】
A61B 5/00 20060101AFI20220530BHJP
G08B 25/04 20060101ALI20220530BHJP
G08B 21/02 20060101ALI20220530BHJP
【FI】
A61B5/00 102B
G08B25/04 K
G08B21/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021189130
(22)【出願日】2021-11-22
(31)【優先権主張番号】P 2020194866
(32)【優先日】2020-11-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】520402502
【氏名又は名称】株式会社ライフケア・ビジョン
(74)【代理人】
【識別番号】100177264
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 嘉秀
(74)【代理人】
【識別番号】100074561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 隆生
(74)【代理人】
【識別番号】100124925
【弁理士】
【氏名又は名称】森岡 則夫
(74)【代理人】
【識別番号】100141874
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 久由
(74)【代理人】
【識別番号】100143373
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 裕人
(72)【発明者】
【氏名】祝嶺 良太
(72)【発明者】
【氏名】大前 直樹
(72)【発明者】
【氏名】近藤 量行
(72)【発明者】
【氏名】田中 哲也
【テーマコード(参考)】
4C117
5C086
5C087
【Fターム(参考)】
4C117XA07
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(57)【要約】
【課題】住居の居住者の生体情報を、見守ることができる見守りシステム、集合住宅用見守りシステム、及び戸建て住宅用見守りシステムを提供する。
【解決手段】見守りシステム1は、複数の住居Hに対してそれぞれ設けられ、各住居H内の居住者に関する生体情報を検出する浴槽センサ6、ベッドセンサ8、又はスマートウォッチ5から、ネットワーク4を介して識別情報と対応付けて各居住者の生体情報を取得する生体情報取得部31と、各生体情報に基づく情報と識別情報に基づく情報とを対応付けて表示する情報表示処理部32とを備える監視装置3を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の住居に対してそれぞれ設けられ、前記各住居内の居住者に関する生体情報を検出するセンサ部から、ネットワークを介して識別情報と対応付けて前記各居住者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記各生体情報に基づく情報と前記識別情報に基づく情報とを対応付けて表示する情報表示処理部とを備える監視装置を含む見守りシステム。
【請求項2】
前記各生体情報について、異常の有無を判定する異常判定部をさらに備え、
前記情報表示処理部は、さらに、
前記異常判定部による判定結果を、前記識別情報に基づく情報と対応付けて表示する請求項1に記載の見守りシステム。
【請求項3】
前記センサ部は、前記住居のベッドに取り付けられるベッドセンサを含む請求項1又は2に記載の見守りシステム。
【請求項4】
前記センサ部は、前記居住者の体に取り付けられる体センサを含む請求項1~3のいずれか1項に記載の見守りシステム。
【請求項5】
前記センサ部は、前記住居の浴槽に取り付けられる浴槽センサを含む請求項1~4のいずれか1項に記載の見守りシステム。
【請求項6】
前記住居は、前記住居の浴室の照明を点灯と消灯との間で切り替える照明スイッチを備え、
前記照明スイッチがオンのとき、前記照明が点灯すると共に前記浴槽センサが動作し、
前記照明スイッチがオフのとき、前記照明が消灯すると共に前記浴槽センサが動作を停止する請求項5に記載の見守りシステム。
【請求項7】
前記複数の住居は、前記各住居内において、前記居住者が前記監視装置からの指示により前記監視装置と通話可能になる住居内通話装置を備える請求項1~6のいずれか1項に記載の見守りシステム。
【請求項8】
前記複数の住居は、救助を依頼するための呼出ボタンを備える請求項1~7のいずれか1項に記載の見守りシステム。
【請求項9】
前記複数のセンサ部をさらに備える請求項1~8のいずれか1項に記載の見守りシステム。
【請求項10】
前記複数の住居をさらに備える請求項1~9のいずれか1項に記載の見守りシステム。
【請求項11】
請求項1~10のいずれか1項に記載の見守りシステムにおける、前記複数の住居が、集合住宅の各住居である集合住宅用見守りシステム。
【請求項12】
請求項1~10のいずれか1項に記載の見守りシステムにおける、前記各住居が、戸建て住宅である戸建て住宅用見守りシステム。
【請求項13】
人の体に取り付けられる体センサから、ネットワークを介して識別情報と対応付けて前記人の生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記生体情報に基づく情報と前記識別情報に基づく情報とを対応付けて表示する情報表示処理部とを備える監視装置を含む見守りシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の住居の居住者の健康状態を見守る見守りシステム、集合住宅用見守りシステム、及び戸建て住宅用見守りシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、人体の生体情報を検出できる生体情報検出装置が知られている。例えば、特許文献1には、入浴中の入浴者の呼吸、心拍、及び体動を検出する技術が記載されている。例えば、特許文献2には、ベッドに寝ている人の、呼吸、心拍、及び脈拍を検出する技術が記載されている。例えば、特許文献3には、腕時計型等のリストバンド型を有した生体情報処理装置によって、発汗、脈波、心拍、血圧、体温、及び体動を検出する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-002264号公報
【特許文献2】特開2014-064714号公報
【特許文献3】特開2020-010803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような技術によれば、人の生体情報を検出することができる。検出された生体情報から、人の健康状態を客観的に把握することが可能となる。
【0005】
ところで、近年、単身世帯の増加により、住居内で一人暮らしの居住者が、病気や事故で、救護を要する事態が生じる事例が増加している。特に、高齢化の進展により、高齢者の病気や事故が増加している。しかしながら、一人暮らしの居住者が、病気になったり事故が起こったりした場合、外部に知らせることができないため、救護が遅れてしまうおそれがあった。
【0006】
本発明の目的は、住居の居住者の生体情報を、見守ることができる見守りシステム、集合住宅用見守りシステム、及び戸建て住宅用見守りシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一例に係る見守りシステムは、複数の住居に対してそれぞれ設けられ、前記各住居内の居住者に関する生体情報を検出するセンサ部から、ネットワークを介して識別情報と対応付けて前記各居住者の生体情報を取得する生体情報取得部と、前記各生体情報に基づく情報と前記識別情報に基づく情報とを対応付けて表示する情報表示処理部とを備える監視装置を含む。
【0008】
この構成によれば、複数の住居内の居住者に関する生体情報を、ネットワークを介して取得し、各生体情報に基づく情報と住居又は居住者を識別可能な識別情報とを対応付けて表示することができる。その結果、住居の居住者の生体情報を、離れた場所から見守ることができる。
【0009】
また、前記各生体情報について、異常の有無を判定する異常判定部をさらに備え、前記情報表示処理部は、さらに、前記異常判定部による判定結果を、前記識別情報に基づく情報と対応付けて表示することが好ましい。
【0010】
この構成によれば、各居住者の生体情報の異常の有無を、自動的に判定することができるので、見守り監視の確実性を向上させることができる。
【0011】
また、前記センサ部は、前記住居のベッドに取り付けられるベッドセンサを含むことが好ましい。
【0012】
この構成によれば、ベッドに寝ている居住者の生体情報を見守り監視することができるので、居住者の就寝中における生体情報の見守り監視を行うことができる。
【0013】
また、前記センサ部は、前記居住者の体に取り付けられる体センサを含むことが好ましい。
【0014】
この構成によれば、体センサを体に取り付けた居住者の生体情報を取得することができるので、居住者の居場所に依存することなく見守り監視を行うことができる。
【0015】
また、前記センサ部は、前記住居の浴槽に取り付けられる浴槽センサを含むことが好ましい。
【0016】
この構成によれば、入浴中の居住者の生体情報を取得することができるので、入浴中の居住者の生体情報を見守り監視することができる。
【0017】
また、前記住居は、前記住居の浴室の照明を点灯と消灯との間で切り替える照明スイッチを備え、前記照明スイッチがオンのとき、前記照明が点灯すると共に前記浴槽センサが動作し、前記照明スイッチがオフのとき、前記照明が消灯すると共に前記浴槽センサが動作を停止することが好ましい。
【0018】
この構成によれば、居住者が入浴しようとして照明スイッチをオンすると浴槽センサが動作するので、浴槽センサの不要な動作を低減することができる。
【0019】
また、前記複数の住居は、前記各住居内において、前記居住者が前記監視装置からの指示により前記監視装置と通話可能になる住居内通話装置を備えることが好ましい。
【0020】
この構成によれば、居住者が動けない場合であっても、監視装置を用いるオペレータ側から住居内通話装置を通話可能にすることによって、オペレータが居住者に声掛けしたり安否確認したりすることができる。
【0021】
また、前記複数の住居は、救助を依頼するための呼出ボタンを備えることが好ましい。
【0022】
この構成によれば、居住者が救助を必要とする場合に、呼出ボタンを用いて容易に救助を依頼することができる。
【0023】
また、前記複数のセンサ部をさらに備えることが好ましい。
【0024】
この構成によれば、複数のセンサ部は見守りシステムの構成に含まれる。
【0025】
また、前記複数の住居をさらに備えることが好ましい。
【0026】
この構成によれば、複数の住居は見守りシステムの構成に含まれる。
【0027】
また、本発明に係る集合住宅用見守りシステムは、上述の見守りシステムにおける、前記複数の住居が、集合住宅の各住居である。
【0028】
この構成によれば、集合住宅の各住居における居住者の生体情報を、見守り監視することができる。
【0029】
また、本発明に係る戸建て住宅用見守りシステムは、上述の見守りシステムにおける、前記各住居が、戸建て住宅である。
【0030】
この構成によれば、戸建て住宅における居住者の生体情報を、見守り監視することができる。
【0031】
また、本発明に係る見守りシステムは、人の体に取り付けられる体センサから、ネットワークを介して識別情報と対応付けて前記人の生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報に基づく情報と前記識別情報に基づく情報とを対応付けて表示する情報表示処理部とを備える監視装置を含む。
【0032】
この構成によれば、体センサを体に取り付けた人の生体情報を取得することができるので、人の居場所に依存することなく見守り監視を行うことができる。
【発明の効果】
【0033】
このような構成の見守りシステム、集合住宅用見守りシステム、及び戸建て住宅用見守りシステムは、住居の居住者の生体情報を見守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【
図1】本発明の一実施形態に係る見守りシステムの一例を示すブロック図である。
【
図2】
図1に示す住居及び見守りセンターの詳細の一例を示すブロック図である。
【
図3】
図2に示す監視装置によってディスプレイに表示される入浴監視画面の一例を示す説明図である。
【
図4】
図2に示す監視装置によってディスプレイに表示される就寝監視画面の一例を示す説明図である。
【
図5】
図2に示す監視装置によってディスプレイに表示されるスマートウォッチ画面の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る見守りシステムの一例を示すブロック図である。
【0036】
図1に示す見守りシステム1は、見守りセンター2と、集合住宅Mの各部屋である住居H、及び戸建て住宅である住居H,H,Hとを備える。見守りシステム1は、集合住宅用見守りシステムの一例と、戸建て住宅用見守りシステムの一例とを兼ねている。
【0037】
見守りセンター2は、監視装置3を備える。見守りセンター2には、監視装置3を用いて見守り監視を行うオペレータや、住居Hを訪問して救護や介護を行うスタッフが駐在している。なお、スタッフは、見守りセンター2に駐在する例に限られず、見守りセンター2とは別の場所にいてもよい。
【0038】
見守りセンター2の監視装置3と、集合住宅Mの各部屋である住居H、及び戸建て住宅である住居H,H,Hとは、ネットワーク4を介して通信可能とされている。集合住宅Mは、居住者の見守り機能が充実したマンションであり、例えばシニアアップデートマンション(登録商標)等と称される。
【0039】
ネットワーク4は、例えばインターネット、移動体通信網、電話回線等、種々の通信ネットワークであってよく、複数種類の通信ネットワークが組み合わされていてもよい。
【0040】
図2は、
図1に示す住居H及び見守りセンター2の詳細の一例を示すブロック図である。なお、複数の住居Hは同様に構成されているので、一つの住居Hについて説明し、他の住居Hについての説明は省略する。
【0041】
住居Hの浴室には照明Lが取り付けられ、住居Hの浴室の浴槽には浴槽センサ6(センサ部)が取り付けられている。浴室の入り口には照明スイッチSWが取り付けられ、浴室内の壁等には浴室端末装置7(住居内通話装置)が取り付けられている。
【0042】
住居Hの寝室のベッドには、ベッドセンサ8(センサ部)が取り付けられている。寝室の、例えばベッドのヘッドボードには、寝室端末装置9(住居内通話装置)が取り付けられている。住居H内の、例えばリビング、脱衣所、トイレ、その他の場所等には、呼出ボタン10及び/又は通話装置11が配設されている。
【0043】
住居Hには、通信中継装置12が配設されている。住居Hの居住者は、適宜スマートウォッチ5(体センサ、センサ部)を身に着ける。
【0044】
スマートウォッチ5は体センサの一例に相当し、浴槽センサ6、ベッドセンサ8、及びスマートウォッチ5はセンサ部の一例に相当している。浴室端末装置7、寝室端末装置9、及び通話装置11は、住居内通話装置の一例に相当している。なお、体センサはスマートウォッチに限られず、人体に取り付け可能であって、生体情報を検出するセンサであればよい。
【0045】
スマートウォッチ5は、例えばWiFi(登録商標)等の無線通信方式により、通信中継装置12と通信可能とされている。浴槽センサ6、浴室端末装置7、ベッドセンサ8、寝室端末装置9、呼出ボタン10、通話装置11、及び照明スイッチSWは、有線又は無線通信手段により、通信中継装置12と通信を行う。照明スイッチSWは、浴室端末装置7を介して間接的に通信を行ってもよい。
【0046】
通信中継装置12は、スマートウォッチ5、浴槽センサ6、浴室端末装置7、ベッドセンサ8、寝室端末装置9、呼出ボタン10、通話装置11、及び照明スイッチSWを、ネットワーク4に中継する。これにより、スマートウォッチ5、浴槽センサ6、浴室端末装置7、ベッドセンサ8、寝室端末装置9、呼出ボタン10、通話装置11、及び照明スイッチSWは、通信中継装置12とネットワーク4とを介して見守りセンター2の監視装置3と通信可能とされている。なお、呼出ボタン10は、通信中継装置12とネットワーク4とを介して見守りセンター2に通信接続される例に限られず、所定のスタッフを呼び出す例えばスマートフォン等の図略の呼出端末に通信接続されてもよい。
【0047】
なお、通信中継装置12は、住居Hごとに設けられる例に限られず、集合住宅M内の複数の住居Hに対して一台設けられていてもよい。また、スマートウォッチ5、浴槽センサ6、浴室端末装置7、ベッドセンサ8、寝室端末装置9、呼出ボタン10、通話装置11、及び照明スイッチSWのうち少なくとも一つは、通信中継装置12を介さず、例えば5G等の移動体通信を用いて直接ネットワーク4に通信接続してもよい。また、通信中継装置12を備えず、スマートウォッチ5、浴槽センサ6、浴室端末装置7、ベッドセンサ8、寝室端末装置9、呼出ボタン10、通話装置11、及び照明スイッチSWは、例えば移動体通信を用いて直接ネットワーク4に通信接続してもよい。
【0048】
以下、スマートウォッチ5、浴槽センサ6、浴室端末装置7、ベッドセンサ8、寝室端末装置9、呼出ボタン10、通話装置11、及び照明スイッチSWと、監視装置3との間の通信に関する説明において、通信中継装置12及びネットワーク4の記載を省略する場合がある。
【0049】
スマートウォッチ5は、居住者の腕に取り付けられる体センサであり、生体情報として、例えば居住者の呼吸、脈拍、体動、発汗状態、筋電、血圧、体温、又は血中酸素濃度等を検出する。スマートウォッチ5は、検出された生体情報と、スマートウォッチ5の識別情報とを対応付けて、監視装置3へ送信する。スマートウォッチ5の識別情報は、居住者の住居Hを示す識別情報として用いてもよく、居住者を示す識別情報として用いてもよい。
【0050】
スマートウォッチ5は、例えば特許文献3に記載の技術を用いることができ、例えばアップル社製Apple Watch(登録商標)を用いてもよい。
【0051】
通話装置11は、マイクとスピーカを備えており、監視装置3からの指示に応じて、通話装置11の近傍にいる居住者と、見守りセンター2で監視装置3を操作しているオペレータ又はスタッフとを通話可能にする。
【0052】
呼出ボタン10は、居住者によって押されると、住居Hの識別情報とともに呼び出しを要求する呼出信号が、監視装置3又はスタッフの図略の呼出端末へ送信される。
【0053】
浴槽センサ6は、浴槽で入浴している居住者の、体動、呼吸、又は脈拍を生体情報として検出し、監視装置3へ送信する。浴槽で入浴している居住者の生体情報を取得する方法としては、例えば特許文献1に記載の技術を用いることができる。
【0054】
照明スイッチSWは、住居Hの浴室の照明Lを点灯と消灯との間で切り替える。照明スイッチSWは、オンになると、例えば照明Lと浴槽センサ6に対して電力供給することによって照明Lを点灯させると共に浴槽センサ6を動作させる。照明スイッチは、オフになると、例えば照明Lと浴槽センサ6に対する電力供給を停止することによって、照明Lを消灯させると共に浴槽センサ6の動作を停止させる。また、照明スイッチSWは、そのオン、オフ状態を示す信号を監視装置3へ送信する。
【0055】
浴室端末装置7は、マイクとスピーカを備えており、監視装置3からの指示に応じて、浴室にいる居住者と、見守りセンター2で監視装置3を操作しているオペレータ又はスタッフとを通話可能にする。
【0056】
ベッドセンサ8は、住居Hのベッドに寝ている居住者の、体動、呼吸、又は脈拍を生体情報として検出し、監視装置3へ送信する。ベッドに寝ている居住者の生体情報を取得する方法としては、例えば特許文献2に記載の技術を用いることができる。
【0057】
寝室端末装置9は、マイクとスピーカを備えており、監視装置3からの指示に応じて、ベッドの上、又はベッド近傍にいる居住者と、見守りセンター2で監視装置3を操作しているオペレータ又はスタッフとを通話可能にする。
【0058】
見守りセンター2には、監視装置3、ディスプレイ21、キーボード22、マウス23、スピーカ24、及びマイク25が配置されている。監視装置3は、いわゆるサーバ装置であり、監視装置3にディスプレイ21、キーボード22、マウス23、スピーカ24、及びマイク25が接続されている。なお、ディスプレイ21の代わりにタッチパネルディスプレイを用いて、キーボード22、マウス23を備えない構成としてもよい。
【0059】
監視装置3は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、不揮発性のHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置、ネットワーク4に通信接続可能な図略の通信回路、及びこれらの周辺回路等を備えている。
【0060】
監視装置3は、例えば上述の記憶装置に記憶された所定のプログラムを実行することによって、生体情報取得部31、情報表示処理部32、異常判定部33、及び通話処理部34として機能する。
【0061】
生体情報取得部31は、各住居H内のスマートウォッチ5、浴槽センサ6、及びベッドセンサ8から、ネットワーク4を介して各住居H又は各住居Hの居住者を示す識別情報と対応付けられた各居住者の生体情報を取得する。生体情報としては、例えば居住者の呼吸、脈拍、体動、血圧、体温、又は血中酸素濃度等、人体の健康状態と関連する種々の情報を用いることができる。
【0062】
情報表示処理部32は、生体情報取得部31によって取得された、各生体情報に基づく情報と、識別情報に基づく情報とを対応付けてディスプレイ21に表示する。
【0063】
異常判定部33は、各生体情報について、異常の有無を判定する。例えば、生体情報が呼吸又は脈拍であった場合、所定時間内の呼吸数又は脈拍数が、予め設定された基準範囲内であれば異常なしと判定し、基準範囲外であれば異常と判定することができる。例えば、生体情報が体動であった場合、予め設定された監視時間の間継続して体動がなかった場合、異常と判定することができる。例えば、生体情報が血圧、体温、又は血中酸素濃度であった場合、血圧、体温、又は血中酸素濃度が、予め設定された基準範囲内であれば異常なしと判定し、基準範囲外であれば異常と判定することができる。
【0064】
なお、異常判定部33は、監視装置3が備える例に限らない。異常判定部33を住居Hに設けてもよい。そして、異常判定部33は、スマートウォッチ5、浴槽センサ6、及び浴室端末装置7等のセンサ部によって得られた生体情報について、住居H内の異常判定部33が異常の有無を判定し、その判定結果を生体情報に基づく情報として、識別情報と対応付けて監視装置3へ送信してもよい。
【0065】
情報表示処理部32は、異常判定部33によって判定された判定結果を、生体情報に基づく情報として、識別情報と対応付けてディスプレイ21に表示してもよい。
【0066】
通話処理部34は、例えばキーボード22又はマウス23によって、オペレータの操作指示が受け付けられた場合、マイク25で集音された声を、操作指示で指定された住居Hの浴室端末装置7、寝室端末装置9、又は通話装置11へ送信して出力させ、浴室端末装置7、寝室端末装置9、又は通話装置11から送信された居住者の声を、スピーカ24から出力させる。これにより、見守りセンター2に居るオペレータと、住居Hの居住者とを通話可能にすることができる。
【0067】
次に、上述のように構成された見守りシステム1の動作について説明する。
図3は、
図2に示す監視装置3によってディスプレイ21に表示される入浴監視画面の一例を示す説明図である。以下、
図2、
図3を参照しつつ、浴室関連の動作について説明する。
【0068】
まず、
図3に示す入浴監視画面G1は、集合住宅Mの各住居Hに関する情報を表示する集合住宅情報表示部G11と、戸建て住宅の各住居Hに関する情報を表示する戸建住宅情報表示部G13とを含んでいる。集合住宅情報表示部G11は、集合住宅Mの住居H毎の情報を表示する住居別情報表示部G12を含んでいる。
【0069】
集合住宅情報表示部G11には、監視対象の集合住宅の名称が、集合住宅名称A1として表示される。住居別情報表示部G12には、各住居Hの部屋番号が部屋番号A2として表示される。戸建住宅情報表示部G13には、戸建て住宅の各住居Hの名称が、住宅名称A3として表示される。
【0070】
集合住宅名称A1と部屋番号A2の組み合わせ、及び住宅名称A3は、各住居Hを示しており、それぞれ識別情報と対応付けられている。識別情報から集合住宅名称A1と部屋番号A2の組み合わせ、及び住宅名称A3に変換可能にされている。なお、集合住宅名称A1と部屋番号A2の組み合わせ、及び住宅名称A3をそのまま識別情報として用いてもよい。
【0071】
住居別情報表示部G12及び戸建住宅情報表示部G13には、居住者の所定時間内の呼吸数を示す呼吸数A5と、居住者の所定時間内の脈拍数を示す脈拍数A6と、居住者の所定時間内の体動数を示す体動数A7と、照明スイッチSWのオンオフ状態を示す室内照明A8とが表示される。また、住居H毎に、居住者の生体情報に異常が生じたと判断された場合に異常を報知する異常マークA9が表示される。
【0072】
住居別情報表示部G12及び戸建住宅情報表示部G13に、呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7、室内照明A8、及び異常マークA9を表示することによって、識別情報に基づく情報、すなわち各住居Hを示す情報と、これらA5~A9等の情報とが対応付けて表示されるようになっている。
【0073】
まず、照明スイッチSWがオフのとき、室内照明A8は「オフ」を示している。住居Hの居住者が、入浴するべく照明スイッチSWをオンにすると、照明Lが点灯し、かつ照明スイッチSWのオンを示す情報が、その住居Hの識別情報と共に照明スイッチSWから監視装置3へ送信される。
【0074】
情報表示処理部32は、監視装置3によって受信された、照明スイッチSWのオンを示す情報と識別情報とを取得し、その識別情報に対応する住居Hの室内照明A8を「オン」として表示する。これにより、見守りセンター2のオペレータは、居住者が入浴しようとしている、あるいは入浴中であることを知ることができる。
【0075】
また、照明スイッチSWがオンになると、浴槽センサ6が動作を開始する。そして、浴槽センサ6によって、入浴中の居住者の生体情報として例えば呼吸数、脈拍数、及び体動数が検出され、住居Hの識別情報と共に生体情報が監視装置3へ送信される。
【0076】
生体情報取得部31は、監視装置3で受信された、浴槽センサ6からの生体情報と識別情報とを取得する。情報表示処理部32は、その生体情報に基づいて、その識別情報に対応する住居Hの呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7をディスプレイ21に表示する。
【0077】
なお、生体情報は、呼吸、脈拍、体動の検出信号であってもよく、情報表示処理部32は、呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7の代わりに呼吸、脈拍、体動の検出信号波形を表示してもよい。また、生体情報が、呼吸、脈拍、体動の検出信号であった場合、生体情報取得部31は、その検出信号から、呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7を計数し、情報表示処理部32は、呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7を、生体情報に基づく情報としてディスプレイ21に表示してもよい。
【0078】
これにより、各住居Hにおける、居住者の入浴時の生体情報を、見守りセンター2において見守り監視することができるので、入浴時の発病や事故を早期に発見して救護を行うことが可能となる。
【0079】
さらに、生体情報取得部31によって取得された生体情報は、異常判定部33によって異常の有無が判定される。そして、異常判定部33によって異常有と判定された場合、情報表示処理部32は、異常有と判定された生体情報に対応する識別情報で示される住居Hの住居別情報表示部G12又は戸建住宅情報表示部G13に、異常マークA9を表示することによって、判定結果を表示する。
【0080】
なお、異常の表示方法としては、種々の方法を用いることができ、例えば対応する住居別情報表示部G12又は戸建住宅情報表示部G13の色を変化させたり、点滅させたり、メッセージを表示させたりしてもよい。
【0081】
生体情報について、異常判定部33によって異常の有無を判定し、その判定結果を表示することによって、オペレータによる見守り監視の負担を軽減しつつ、速やかに、居住者の生体情報の異常を見つけることができる。
【0082】
入浴監視画面G1によって、居住者の生体情報に異常が生じたことを知らされたオペレータは、例えばマウス23又はキーボード22を操作することによって、異常が生じた住居H、及び浴室端末装置7を選択し、通話指示の入力操作を実行する。そうすると、通話処理部34は、オペレータが、スピーカ24及びマイク25を用いて浴室端末装置7と通話可能にする。
【0083】
これにより、オペレータは、浴室に居る居住者に対して声掛けを行うことができ、声掛けの結果、返答がなかったり、救護が必要と判断したりした場合には、スタッフをその住居Hに向かわせて救護を行うことが可能となる。
【0084】
なお、オペレータがスタッフを住居Hに向かわせる手段としては、例えばスマートフォンのアプリを用いて指示を行ってもよく、電話で指示を行ってもよく、種々の指示手段を用いることができる。
【0085】
図4は、
図2に示す監視装置3によってディスプレイ21に表示される就寝監視画面の一例を示す説明図である。以下、
図2、
図4を参照しつつ、就寝関連の動作について説明する。
【0086】
図4に示す就寝監視画面G2は、入浴監視画面G1における集合住宅情報表示部G11、住居別情報表示部G12、及び戸建住宅情報表示部G13の代わりに、集合住宅情報表示部G21、住居別情報表示部G22、及び戸建住宅情報表示部G23を含む。集合住宅情報表示部G21は、集合住宅情報表示部G11とは、住居別情報表示部G12の代わりに住居別情報表示部G22を含む点で異なる。
【0087】
住居別情報表示部G22及び戸建住宅情報表示部G23は、住居別情報表示部G12及び戸建住宅情報表示部G13とは、室内照明A8の代わりに睡眠情報A10を含む点で異なる。その他の点では、就寝監視画面G2は、入浴監視画面G1と同様に構成されている。
【0088】
まず、住居Hの居住者が、ベッドセンサ8の取り付けられたベッドに横になると、ベッドセンサ8によって、居住者の生体情報として例えば呼吸数、脈拍数、及び体動数が検出され、住居Hの識別情報と共に生体情報が監視装置3へ送信される。
【0089】
以下、監視装置3における集合住宅名称A1、部屋番号A2、住宅名称A3、呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7、及び異常マークA9に対する処理については、上述の浴室関連の動作と同様であるのでその説明を省略する。
【0090】
生体情報取得部31は、取得された生体情報に基づいて、居住者が覚醒状態か、睡眠状態か、離床しているかを判定する。情報表示処理部32は、生体情報取得部31による判定結果を、その生体情報に対応する識別情報で示される住居Hの睡眠情報A10としてディスプレイ21に表示する。睡眠情報A10は、生体情報に基づく情報の一例に相当する。
【0091】
就寝監視画面G2においても、入浴監視画面G1と同様に、各住居Hにおける、居住者の就寝時の生体情報を、見守りセンター2において見守り監視することができるので、就寝時の発病や事故を早期に発見して救護を行うことが可能となる。
【0092】
また、就寝監視画面G2によって、居住者の生体情報に異常が生じたことを知らされたオペレータは、例えばマウス23又はキーボード22を操作することによって、異常が生じた住居H、及び寝室端末装置9を選択し、通話指示の入力操作を実行する。そうすると、通話処理部34は、オペレータが、スピーカ24及びマイク25を用いて寝室端末装置9と通話可能にする。
【0093】
これにより、オペレータは、ベッドに居る居住者に対して声掛けを行うことができ、声掛けの結果、返答がなかったり、救護が必要と判断したりした場合には、スタッフをその住居Hに向かわせて救護を行うことが可能となる。
【0094】
図5は、
図2に示す監視装置3によってディスプレイ21に表示されるスマートウォッチ画面の一例を示す説明図である。以下、
図2、
図5を参照しつつ、スマートウォッチ5の動作について説明する。
【0095】
図5に示すスマートウォッチ画面G3は、入浴監視画面G1における集合住宅情報表示部G11、住居別情報表示部G12、及び戸建住宅情報表示部G13の代わりに、集合住宅情報表示部G31、住居別情報表示部G32、及び戸建住宅情報表示部G33を含む。集合住宅情報表示部G31は、集合住宅情報表示部G11とは、住居別情報表示部G12の代わりに住居別情報表示部G32を含む点で異なる。
【0096】
住居別情報表示部G32及び戸建住宅情報表示部G33は、住居別情報表示部G12及び戸建住宅情報表示部G13とは、室内照明A8の代わりに血中酸素濃度A11を含む点で異なる。その他の点では、スマートウォッチ画面G3は、入浴監視画面G1と同様に構成されている。
【0097】
まず、住居Hの居住者が、スマートウォッチ5を身に着けると、スマートウォッチ5によって、居住者の生体情報として例えば呼吸数、脈拍数、体動数、及び血中酸素濃度が検出され、スマートウォッチ5の識別情報と共に生体情報が監視装置3へ送信される。
【0098】
以下、監視装置3における集合住宅名称A1、部屋番号A2、住宅名称A3、呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7、及び異常マークA9に対する処理については、上述の浴室関連の動作と同様であるのでその説明を省略する。
【0099】
生体情報取得部31は、上述の呼吸数、脈拍数、及び体動数に加えて、さらに血中酸素濃度を生体情報として識別情報と共に取得する。情報表示処理部32は、その生体情報に基づいて、その識別情報に対応する住居Hの呼吸数A5、脈拍数A6、体動数A7、及び血中酸素濃度A11をディスプレイ21に表示する。
【0100】
スマートウォッチ5は、直接人体に取り付けることができるので、血中酸素濃度A11のように、浴槽センサ6やベッドセンサ8では検出が難しい生体情報を検出することが容易である。なお、スマートウォッチ5は、筋電、血圧、体温、及び発汗状態等の生体情報を検出してもよく、生体情報取得部31及び情報表示処理部32は、血中酸素濃度A11に加えてこれらの生体情報を取得し、ディスプレイ21に表示してもよい。
【0101】
スマートウォッチ5によれば、居住者が入浴中の場合やベッドに寝ている場合以外、例えば居間、トイレ、キッチン、ベランダ等にいる場合であっても、居住者の生体情報を監視装置3へ送信することができるので、見守りの信頼性を向上させることができる。
【0102】
スマートウォッチ画面G3によって、居住者の生体情報に異常が生じたことを知らされたオペレータは、例えばマウス23又はキーボード22を操作することによって、通話装置11を選択し、通話指示の入力操作を実行する。そうすると、通話処理部34は、オペレータが、スピーカ24及びマイク25を用いて通話装置11と通話可能にする。
【0103】
これにより、オペレータは、居間等に居る居住者に対して声掛けを行うことができ、声掛けの結果、返答がなかったり、救護が必要と判断したりした場合には、スタッフをその住居Hに向かわせて救護を行うことが可能となる。
【0104】
また、スマートウォッチ5は、通信中継装置12を介さず、移動体通信を用いてネットワーク4に通信接続し、識別情報は、スマートウォッチ5を身に着ける個人を示す情報であってもよい。このようにすれば、居住者が住居の外に出て、外出中であっても、居住者の生体情報を見守り監視することができる。識別情報を、個人を示す情報とした場合、例えばスマートウォッチ画面G3において、識別情報に対応する個人名等を住宅名称A3の代わりに表示することが好ましい。
【0105】
呼出ボタン10は、居住者によって押されると、住居Hの識別情報とともに呼び出しを要求する呼出信号を監視装置3又はスタッフの呼出端末へ送信する。
【0106】
監視装置3が呼出信号を受信した場合、情報表示処理部32は、その識別情報で示される住居Hの居住者から、呼び出しがある旨、ディスプレイ21に表示する等して報知する。その結果、オペレータがスタッフを、呼び出しのあった住居Hへ向かわせることができる。
【0107】
スタッフのスマートフォン等の呼出端末が呼出信号を受信した場合、呼出端末は、その識別情報で示される住居Hの居住者から、呼び出しがある旨、呼出端末のディスプレイに表示する等して報知する。その結果、所定のスタッフが、呼び出しのあった住居Hへ向かうことができる。
【0108】
呼出ボタン10によれば、あたかも病院におけるナースコールのように、居住者がスタッフの救護を受けることができる。
【0109】
なお、見守りシステム1は、浴槽センサ6、ベッドセンサ8、及びスマートウォッチ5のうち少なくとも一つを備えていなくてもよく、センサ部を備えていなくてもよく、異常判定部33を備えていなくてもよく、呼出ボタン10を備えていなくてもよく、照明スイッチSWを備えていなくてもよく、住居Hを備えていなくてもよい。
【符号の説明】
【0110】
1 見守りシステム(集合住宅用見守りシステム、戸建て住宅用見守りシステム)
2 見守りセンター
3 監視装置
4 ネットワーク
5 スマートウォッチ(センサ部、体センサ)
6 浴槽センサ(センサ部)
7 浴室端末装置(住居内通話装置)
8 ベッドセンサ(センサ部)
9 寝室端末装置(住居内通話装置)
10 呼出ボタン
11 通話装置(住居内通話装置)
12 通信中継装置
21 ディスプレイ
22 キーボード
23 マウス
24 スピーカ
25 マイク
31 生体情報取得部
32 情報表示処理部
33 異常判定部
34 通話処理部
A1 集合住宅名称
A2 部屋番号
A3 住宅名称
A5 呼吸数
A6 脈拍数
A7 体動数
A8 室内照明
A9 異常マーク
A10 睡眠情報
A11 血中酸素濃度
G1 入浴監視画面
G11 集合住宅情報表示部
G12 住居別情報表示部
G13 戸建住宅情報表示部
G2 就寝監視画面
G21 集合住宅情報表示部
G22 住居別情報表示部
G23 戸建住宅情報表示部
G3 スマートウォッチ画面
G31 集合住宅情報表示部
G32 住居別情報表示部
G33 戸建住宅情報表示部
H 住居
L 照明
M 集合住宅
SW 照明スイッチ