(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022084036
(43)【公開日】2022-06-07
(54)【発明の名称】レール押えボルトの緊解装置
(51)【国際特許分類】
E01B 29/28 20060101AFI20220531BHJP
【FI】
E01B29/28
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020195594
(22)【出願日】2020-11-26
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 展示会名 第6回鉄道技術展2019 開催場所 幕張メッセ 開催日 令和1年11月27日~令和1年11月29日
(71)【出願人】
【識別番号】390007607
【氏名又は名称】大鉄工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】390041379
【氏名又は名称】株式会社山崎歯車製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100081673
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100141483
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 生吾
(74)【代理人】
【識別番号】100166659
【弁理士】
【氏名又は名称】楠 和也
(72)【発明者】
【氏名】坂本 士
(72)【発明者】
【氏名】山崎 清水
【テーマコード(参考)】
2D057
【Fターム(参考)】
2D057BA29
(57)【要約】
【課題】軌道のレール押えボルトの緊解装置を小型化し、取扱いの容易化及び低コスト化を図る。
【解決手段】この発明の緊解装置は、車輪7a,7bを介して一本のレール102に走行移動可能に載置される台車フレーム6上に、上記レール102の左右両側のレール押え用のボルト104をそれぞれ緊解操作するインパクトレンチ36をレール102の左右両側に振分けて昇降スライド可能に取付けたレール押えボルトの緊解装置の改良に係るものである。
上記インパクトレンチ36の起動停止の操作を行う操作部42を備えたインパクトレンチ自体のハンドル36bを機体1の後方に突出させ、機体1の移動操作を含む機体操作用のハンドルと兼用すべく構成している。
インパクトレンチ36と、インパクトレンチ36を連結してボルト104の緊解を行うレンチ軸38を備えたハウジング41とを組合わせてレンチユニット4を形成した。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車輪(7a,7b)を介して一本のレール(102)に走行移動可能に載置される台車フレーム(6)上に、上記レール(102)の左右両側のレール押え用のボルト(104)をそれぞれ緊解操作するインパクトレンチ(36)をレール(102)の左右両側に振分けて昇降スライド可能に取付けたレール押えボルトの緊解装置において、上記インパクトレンチ(36)の起動停止の操作を行う操作部(42)を備えたインパクトレンチ自体のハンドル(36b)を機体(1)の後方に突出させ、機体(1)の移動操作を含む機体操作用のハンドルと兼用すべく構成したレール押えボルトの緊解装置。
【請求項2】
インパクトレンチ(36)と、インパクトレンチ(36)を連結してボルト(104)の緊解を行うレンチ軸(38)を備えたハウジング(41)とを組合わせてレンチユニット(4)を形成した請求項1に記載のレール押えボルトの緊解装置。
【請求項3】
インパクトレンチ(36)が駆動用電源となるバッテリー(43)を装着した請求項1又は2に記載のレール押えボルトの緊解装置。
【請求項4】
左右のインパクトレンチ(36)をそれぞれ昇降スライド可能に支持する昇降ガイド(3)を左右両端に立設するテーブルフレーム(17)を、台車フレーム(6)に対して水平回動可能に軸支して取付け、該テーブルフレーム(17)に対して各昇降ガイド(3)を水平回動可能に軸支して取付けた請求項1~3のいずれかに記載のレール押えボルトの緊解装置。
【請求項5】
各昇降ガイド(3)をテーブルフレーム(17)に対して前後逆向きに姿勢変更可能に取付ける請求項4に記載のレール押えボルトの緊解装置。
【請求項6】
台車フレーム(6)のテーブルフレーム(17)設置端と前後反対側の端部に台車フレーム(6)をレール(102)側に係脱可能にクランプするレールランプ(9)を設けてなる請求項4又は5に記載のレール押えボルトの緊解装置。
【請求項7】
レールクランプ(9)がレール(102)の両側に下向きに突出するアーム(12)と、該アーム(12)の下端側に設けられレール(102)の頭部断面に係脱可能に係合する係合部(13)と、上記アーム(12)を係脱作動させる係脱駆動部(15)とを備えてなる請求項6に記載のレール押えボルトの緊解装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は軌道レールを枕木やPC枕木にボルト締着し又は取外す際に用いるレール押えボルトの緊解装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来複数の作業員で行っていた軌道レールの緊解を1人で行い且つレールの左右に配設されるボルト(ねじ釘も含む)を締着し又は緩める際にインパクトレンチのソケットを左右のボルト位置に正確に適合させる装置として特許文献1が提案されている。
【0003】
上記特許文献1の装置は、単一のレール上で走行が可能な台車を載置し、該台車に設置した左右のインパクトレンチに、台車操作が可能な操作ハンドルを設け、左右のインパクトレンチをそれぞれ2つの回動支点軸を介して台車上で水平回動可能に支持することにより、レール両側のボルトに対するレンチ側のソケットの位置合せと台車走行の操作を1人の作業員で行えるようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし上記装置は、インパクトレンチに専用のハンドルを設置し又はレール締結専用のインパクトレンチが必要であり、コスト的にも、ハンドルの大型化による機体スペースの大型化の面でも不都合があるほか、インパクトレンチの駆動用電源として発電機を台車上に設置するため、台車自体が大型化し、レール上への取付け、メンテナンス等の取扱いやコスト面でも難点があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の装置は、第1に、車輪7a,7bを介して一本のレール102に走行移動可能に載置される台車フレーム6上に、上記レール102の左右両側のレール押え用のボルト104をそれぞれ緊解操作するインパクトレンチ36をレール102の左右両側に振分けて昇降スライド可能に取付けたレール押えボルトの緊解装置において、上記インパクトレンチ36の起動停止の操作を行う操作部42を備えたインパクトレンチ自体のハンドル36bを機体1の後方に突出させ、機体1の移動操作を含む機体操作用のハンドルと兼用すべく構成したことを特徴としている。
【0007】
第2に、インパクトレンチ36と、インパクトレンチ36を連結してボルト104の緊解を行うレンチ軸38を備えたハウジング41とを組合わせてレンチユニット4を形成したことを特徴としている。
【0008】
第3に、インパクトレンチ36が駆動用電源となるバッテリー43を装着したことを特徴としている。
【0009】
第4に、左右のインパクトレンチ36をそれぞれ昇降スライド可能に支持する昇降ガイド3を左右両端に立設するテーブルフレーム17を、台車フレーム6に対して水平回動可能に軸支して取付け、該テーブルフレーム17に対して各昇降ガイド3を水平回動可能に軸支して取付けたことを特徴としている。
【0010】
第5に、各昇降ガイド3をテーブルフレーム17に対して前後逆向きに姿勢変更可能に取付けることを特徴としている。
【0011】
第6に、台車フレーム6のテーブルフレーム17設置端と前後反対側の端部に台車フレーム6をレール102側に係脱可能にクランプするレールランプ9を設けてなることを特徴としている。
【0012】
第7に、レールクランプ9がレール102の両側に下向きに突出するアーム12と、該アーム12の下端側に設けられレール102の頭部断面に係脱可能に係合する係合部13と、上記アーム12を係脱作動させる係脱駆動部15とを備えてなることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
以上のように構成される本発明の装置によれば、インパクトレンチ自体のハンドルがインパクトレンチの操作と機体操作用のハンドルを兼ねているので、台車及び機体の操作用ハンドルを大きく突設する必要もなく、台車及び装置全体を前後左右方向に小型化してコンパクトに構成することが可能で操作その他の取扱いも容易である。
【0014】
インパクトレンチとハウジングを組合わせたレンチユニットを形成することにより、既存の携帯型インパクトレンチを利用することができ、低コストで機体の小型化が実現し易い。
【0015】
またインパクトレンチ自体にバッテリーを装着することにより、電源として大型の発電機やバッテリーを台車フレーム上に設置する必要がなく、台車フレーム及び機体全体が小型化され、コードレス化できる利点がある。
【0016】
昇降ガイド自体が前後逆向きに姿勢変更可能なので、現場条件や作業員の都合に応じて装置の前後いずれの側からもレール押えボルトの緊解作業ができる。さらに台車はレールクランプによりレール側に係脱可能に固定できるので、機体の転倒を防止し自立姿勢を保ったまま安定的にレール側に固定でき、固定状態での後述する機体の組付や他の作業を行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明のレール押えボルト緊解装置の断面図である。
【
図4】テーブルフレーム側の昇降ガイド取付機構を示す拡大正面図である。
【
図5】昇降ガイドにおけるインパクトレンチの昇降ガイド機構を示す正面拡大断面図である。
【
図6】(A),(B)は本発明の装置に使用されるインパクトレンチの側面図及びトルク調整操作部の平面図である。
【
図7】本発明装置に付設されるレールクランプの背面図である。
【
図8】本発明装置のインパクトレンチを
図1に対し前後逆向きに姿勢変更した場合の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図面は本発明装置の1実施形態を示し、
図1~
図3は装置全体の側面図,背面図,平面図をそれぞれ示している。図示するように路床上に配置されたPC枕木101にレール102が敷設されており、レール102は底部両側のレール押え金具(本例では板バネ)103を介してボルト104によりPC枕木101側に締着固定される。
【0019】
締着対象はボルト104の他、枕木や押え金具等の種類,締着構造に応じ、ナット締着やねじ釘の場合もある。
【0020】
本発明のレール押えボルトの緊解装置の機体1は、レール102上に載置されてレール102に沿って走行移動可能な台車2の前端上に立設される左右のC型断面の昇降ガイド3と、該昇降ガイド3の背面側に昇降スライド可能に上下方向に取付けられるレンチユニット4を備えている。
【0021】
台車2はレール方向に沿ったボックス状又は直方体状の台車フレーム6の進行方向に対して左右の前後端(以下
図1~
図3における台車2の進行方向を基準に前後、左右と表現する)には、レール上面に転接する車輪7a,7bが軸支されており、前端側の車輪7aの両外側には、レール102のヘッド断面の両側に側面が近接又は摺接して台車2のレール外れを防止しながら走行移動を案内する大径の側輪8が前輪と同軸上に回転自在に軸支されている。
【0022】
後方の車輪7b上の台車フレーム6上には、台車2をレール102上の定位置にクランプするレールクランプ9が設置され、レールクランプ9は
図7に示すように台車フレーム6の後端上面に突設したブラケット11を介して、左右対称なへ字状に屈曲し、その下端側がレール102の左右両側に下向きに突出するアーム12が上端側において揺動可能に軸支されている。
【0023】
上記アーム12の先端にはローラ(又はベアリング等)からなる係合部13が軸支され、左右両アーム12が内向きに揺動することにより、上記ローラがレール102のヘッド断面の両下端に押接係合され、台車2をレール102側に係脱可能に固定してロックされる。
【0024】
上記アーム12の上端は台車フレーム6上で互に向き合っており、その向き合い面又はセクタ歯車面12aを形成しており、該セクタ歯車面12a,12a間には、両歯車面と噛み合う上下方向のウォーム10の下端がブラケット11側に回転可能に軸支されて係止されている。ウォーム10の上端にはT字形のハンドル14が敷設され、上記ウォーム・セクタ機構は、クランプ操作の駆動部15を構成し、ハンドル14でレールクランプの締緩操作が行われる。これにより台車2はレール上にクランプされ、機体1はスタンド状態でレール上の定位置に停止ロック又はロック解除される。
【0025】
台車フレーム6の前端側中心位置には上向きに突設されたテーブル軸16によって水平回動調節可能に左右方向のテーブルフレーム17が軸支されており、このテーブルフレーム17の上面の左右両端には、
図1,
図4に示すように昇降ガイド3が、テーブルフレーム17より上向きに突設された取付軸18に落し込み嵌合されて水平回動調節可能に垂直方向に立設されている。
【0026】
上記昇降ガイド3の本体フレームは、背面側が開口するC型角筒状断面に形成され、レンチユニット4を取付ける後述のスライダー29を取付ける上部のガイドケース3aと、このガイドケース3aと一体的に接続される下部の支持ケース3bとからなり、支持ケース3b内の軸受部19に上記支持ケース3bが嵌合挿入されて支持される。
【0027】
図5はガイドケース3aの内部構造を示す側断面図で、少なくとも下半部はC型断面に形成され、その上下端は端板21がボルト(ホロビス)22によって取付けられ、ガイドケース3aの中心に挿入されたガイドロッド23の両端にボルト22をねじ込むことにより、端板21がガイドロット23とともにケース側に固定される。
【0028】
このガイドロッド23の上半部には筒状の内部スライダー24が外装されており、内部スライダー24の上端には後述するようにスプリング押えを兼ねたブッシュ部26が一体的に取付けられ、このブッシュ部26は上記ガイドロッド23の上端側に昇降スライド可能に嵌合されている。
【0029】
他方、内部スライダー24の下端には内部スライダー24と略同径のガイドリング27が接合されており、このガイドリング27の外周の一部は、ガイドケース3aの内面に摺接して、昇降スライド時に内部スライダー24の下端がガイドケース3aの内面に沿ってスライドガイドされる機構となっている。
【0030】
さらにブッシュ部26とガイドケース3aの下端の端板21との間のロッド23の外周にはコイルスプリング28が外装されており、ブッシュ部26及び内部スライダー24は、ガイドケース3a内で常に上向きに付勢されていて、下向きの押下げ力が作用した時にのみスライド下降し、押下げ力を解除すると内部スライダー24が上限位置までスライド復帰する機構になっている。
【0031】
上記内部スライダー24の背面側のガイドケース3aの開口部側には、当該開口部を介してプレート状のスライダー29が内部スライダー24とともに昇降スライドできるように一体的に取付けられている。このスライダー29には次に述べるようにレンチユニット4が着脱可能に取付けられるので、このスライダー29の昇降はレンチユニット4とともに同一ストロークで昇降スライドする。スライダー29はゴムローラー等(図示しない)を介してガイドケース3aの左右両側面に沿って円滑に昇降ガイドさせることもできる。
【0032】
また、スライダー29はガイドケース3aの上方の非開口断面(筒状断面)部の下端のストッパー部31に当接して上限位置が決められ、さらにガイドケース3aの上方周壁には、内部スライダー24を外側から係止して上限位置をロックするねじ操作型のロック部32が設けられ、緊解作業時以外に内部スライダー24及びスライダー29が上下動するのを防止する。
【0033】
尚、テーブルフレーム17や昇降ガイド3を水平回動位置の調節をするのは、後述するレンチユニット4のソケット39を押えボルト104の位置に適合させるためであるが、テーブルフレーム17や昇降ガイド3が台車フレーム6やテーブルフレーム17に対して必要量以上のフリー回転するのを防止するために、
図1に示すように台車フレーム6と昇降ガイド3側には、それぞれのフリー回転を防止するためのストッパー33,34が各別に取付けられており、このストッパー33,34のテーブルフレーム17の回動規制のための当接部は、ボルト調節により規制範囲を調節できる機構となっている。
【0034】
次にレンチユニット4につき詳述すると、レンチユニット4は、
図1~
図3に示すように、既製品である携帯型のインパクトレンチ36と、該インパクトレンチ36を上方から下向きに挿入し、インパクトレンチ36のソケット(内部ソケット)37に連結されて回転駆動力を下部に突出したレンチ軸38及びレンチソケット39に出力するハウジング41とを備えている。
【0035】
インパクトレンチ36はそれ自体が単独で使用可能な製品で、本体部36aの先端にソケット37を突出させ、駆動停止用の操作部であるスイッチ42付のハンドル36bを備え、ハンドル36bの端面には駆動電源となるバッテリー43が回路接続を含めて着脱可能に取付けられている。
【0036】
またバッテリー43の背面側には、
図6で示すように平面視ゲート型のブラケット44を介してトルク制御(設定)装置46がハンドル36bに着脱可能に取付けられており、47はトルク設定用のダイヤルである。
【0037】
尚、既述のようにインパクトレンチ36の内部ソケット37は、ハウジング41内での差込状態でレンチ軸38側に挿脱可能に連結されて動力伝達される機構となっており、インパクトレンチ36は、挿入状態でハウジング36内に外周側から図示しないセットボルト等によって係脱可能に固定される。41aは挿入固定されたインパクトレンチ36の本体部36aの上部を覆うカバーで、ハウジング41に着脱可能に取付けられる。
【0038】
上記のように構成されるレンチユニット4は、ハウジング41の正面側において前述したスライダー29に下向きに取付けられることにより、ハンドル36bを把持してスライダー29とともに昇降ガイド3に沿ってその背面側で弾力的に押下げ方向にスライド操作することができ、押下げ方向の力を解除すると、スプリング28の弾力により上限位置まで上昇復帰する。
【0039】
またインパクトレンチ36のハンドル36bは、上記昇降操作以外にテーブルフレーム17及び昇降ガイド3を水平回動させる際の操作手段にもなり、この操作によりレール側方の左右の押えボルト104に対するソケット39の位置合せもできる他、機体1のレール102上での走行時や姿勢調整時の操作ハンドルとしても使用される。
【0040】
図8は、テーブルフレーム17に対し、昇降ガイド3を
図1の状態から前後逆向きに組換えて取付けた場合の側面図で、このように本発明の装置では、作業条件や作業員の得手不得手等に応じて台車2に対してインパクトレンチ36の操作の向きを変更できる。
【0041】
尚、図示する機構では昇降ガイド3の取付けはレンチユニット4を取付ける前に、
図4の状態のテーブルフレーム17の取付軸18に落し込み嵌合することにより行われるので、上記前後の向きの組換えも同様の状態で行われる。
【0042】
上記の他、台車フレーム6上の取付軸18を支点として昇降ガイド3をレンチユニット4と共に180°回転させることによっても姿勢変更可能であるが、この場合はレンチユニット4のソケット39が台車フレーム6と干渉しない高さまで上昇させるべく、レンチユニット4の上限位置(
図5のストッパー部31)を高くする必要がある。
【符号の説明】
【0043】
1 機体
2 台車
3 昇降ガイド
4 レンチユニット
6 台車フレーム
7a,7b 車輪
9 レールクランプ
12 アーム
13 係合部
15 駆動部
17 テーブルフレーム
36 インパクトレンチ
36b ハンドル
42 操作部
43 バッテリー
102 レール
104 ボルト