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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022084571
(43)【公開日】2022-06-07
(54)【発明の名称】衣服消毒殺菌ボックス
(51)【国際特許分類】
   A61L 2/20 20060101AFI20220531BHJP
   C01B 13/10 20060101ALI20220531BHJP
【FI】
A61L2/20 100
C01B13/10 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021207418
(22)【出願日】2021-12-21
(62)【分割の表示】P 2020196273の分割
【原出願日】2020-11-26
(71)【出願人】
【識別番号】397027031
【氏名又は名称】株式会社ケーアイ
(74)【代理人】
【識別番号】100176072
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 功
(72)【発明者】
【氏名】今井 和洋
【テーマコード(参考)】
4C058
4G042
【Fターム(参考)】
4C058AA05
4C058BB07
4C058DD05
4C058DD07
4C058DD11
4C058DD14
4C058DD16
4C058EE02
4C058EE03
4C058JJ14
4C058KK23
4C058KK33
4G042CA03
4G042CB24
4G042CE04
(57)【要約】
【課題】消毒殺菌を行う衣服の収納や取り出しを容易に行う。
【解決手段】衣服消毒殺菌ボックス1は、筐体2と、筐体2の一端側に回動可能に取り付けられ、当該筐体2の内部空間を密閉状態又は開放状態とするための扉3と、筐体2内に設けられ、衣服を吊り下げるための吊下用部材4と、筐体2内に設けられ、当該筐体2の内部空間が密閉状態である場合に当該内部空間にオゾンを充満させ、吊り下げられた衣服を消毒殺菌するためのオゾン発生装置8と、を備える。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の一端側に回動可能に取り付けられ、当該筐体の内部空間を密閉状態又は開放状態とするための扉と、
前記筐体内に設けられ、衣服を吊り下げるための吊下用部材と、
前記筐体内に設けられ、当該筐体の内部空間が密閉状態である場合に当該内部空間にオゾンを充満させ、前記吊り下げられた衣服を消毒殺菌するためのオゾン発生装置と、
を備える衣服消毒殺菌ボックス。
【請求項2】
前記オゾン発生装置は、前記筐体の内部空間にオゾンを充満させるためのファンを有する、
請求項1に記載の衣服消毒殺菌ボックス。
【請求項3】
前記オゾン発生装置の運転時間と、前記内部空間の容積に応じたオゾン発生装置が発生させるオゾン濃度との積が一定値以上となった場合に、当該オゾン発生装置の運転を自動的に停止するためのタイマー装置、
を備える請求項1又は2に記載の衣服消毒殺菌ボックス。
【請求項4】
前記オゾン発生装置は、前記筐体内の上部に設けられている、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の衣服消毒殺菌ボックス。
【請求項5】
前記衣服は、複数人が着用する衣服であって、
前記扉の上部には、前記筐体の内部空間を視認可能とする窓が設けられている、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の衣服消毒殺菌ボックス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣服消毒殺菌ボックスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、紫外線やオゾンを用いて消毒殺菌を行う消毒殺菌装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、紫外線とオゾンとを発生させる発生器を含む包装幕で殺菌消毒室を仮設し、殺菌消毒しようとする寝具を隔離受容させた後、紫外線及びオゾンに寝具を露出させて殺菌消毒する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表2003-512134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、包装幕をチャックやマジックテープ(登録商標)を用いて開閉するため、消毒殺菌を行う物品の収納や取り出しが困難であった。このため、例えば、レンタル衣装店等において衣服(例えば貸衣装)の消毒殺菌を行おうとすると、当該衣服の収納や取り出しに手間がかかるという問題があった。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、消毒殺菌を行う衣服の収納や取り出しを容易に行うことができる衣服消毒殺菌ボックスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第一態様に係る衣服消毒殺菌ボックスは、筐体と、前記筐体の一端側に回動可能に取り付けられ、当該筐体の内部空間を密閉状態又は開放状態とするための扉と、前記筐体内に設けられ、衣服を吊り下げるための吊下用部材と、前記筐体内に設けられ、当該筐体の内部空間が密閉状態である場合に当該内部空間にオゾンを充満させ、前記吊り下げられた衣服を消毒殺菌するためのオゾン発生装置と、を備える。
【0008】
また、本発明の第二態様では、前記オゾン発生装置は、前記筐体の内部空間にオゾンを充満させるためのファンを有する。
【0009】
また、本発明の第三態様では、前記オゾン発生装置の運転時間と、前記内部空間の容積に応じたオゾン発生装置が発生させるオゾン濃度との積が一定値以上となった場合に、当該オゾン発生装置の運転を自動的に停止するためのタイマー装置を備える。
【0010】
また、本発明の第四態様では、前記オゾン発生装置は、前記筐体内の上部に設けられている。
【0011】
また、本発明の第五態様では、前記衣服は、複数人が着用する衣服であって、前記扉の上部には、前記筐体の内部空間を視認可能とする窓が設けられている。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、消毒殺菌を行う衣服の収納や取り出しを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態に係る衣服消毒殺菌ボックスの正面図の一例を示す図である。図1(A)は、衣服消毒殺菌ボックスの扉が閉じた状態を示す図である。図1(B)は、衣服消毒殺菌ボックスの扉が開いた状態を示す図である。
図2】本実施形態に係る衣服消毒殺菌ボックスの上面図(平面図)の一例を示す図である。図2(A)は、衣服消毒殺菌ボックスの扉が閉じた状態を示す図である。図2(B)は、衣服消毒殺菌ボックスの扉が開いた状態を示す図である。
図3】本実施形態に係る衣服消毒殺菌ボックスの側面図の一例を示す図である。図3(A)は、衣服消毒殺菌ボックスの左側面図である。図3(B)は、衣服消毒殺菌ボックスの右側面図である。
図4】本実施形態に係るオゾン発生装置の概略構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<全体構成>
以下、本発明の実施形態(以下、「本実施形態」という。)に係る衣服消毒殺菌ボックス1について、図1乃至図3を参照して説明する。
【0015】
図1乃至図3に示すように、衣服消毒殺菌ボックス1は、筐体2と、扉3と、吊下用部材4と、窓6と、オゾン発生装置8と、タイマー装置10と、起動スイッチ11と、パイロットランプ12と、キャスター14と、蝶番15と、錠前16と、を備える。
【0016】
筐体2は、内部空間に消毒殺菌を行う衣服を収納することができるケース(箱)である。
【0017】
扉3は、筐体2の一端側(例えば右側面)に蝶番15により回動可能に取り付けられ、筐体2の内部空間を密閉状態又は開放状態とする。例えば、筐体2と扉3は、錠前16の施錠又は解錠により、筐体2の内部空間を密閉状態又は開放状態とすることができる。この錠前16としては、例えばパチン錠やワンタッチ錠等の留め具が挙げられる。また、筐体2と扉3の接触部分には、例えばスポンジパッキンが用いられ、当該内部空間を密閉することができる。また、筐体2と扉3は、例えばアルミニウム合金(ジェラルミン)素材が用いられている。
【0018】
吊下用部材4は、筐体2内の上部に設けられ、衣服を吊り下げるための部材である。この衣服としては、複数人が異なるタイミングで着用する貸衣装(例えば、ドレスや着物、タキシード等)が挙げられる。吊下用部材4は、ハンガーをかけるための棒状部材である。この棒状部材としては、例えばステンレスパイプやハンガースリックパイプが挙げられる。
【0019】
窓6は、扉3の上部に設けられ、筐体2の内部空間を視認可能とする透過部材により構成されている。この透過部材としては、ポリカーボネイトやガラス等が挙げられる。なお、この透過部材には、紫外線をカットする処理が施されていてもよい。
【0020】
オゾン発生装置8は、筐体2内に設けられ、吊下用部材4に吊り下げられた衣服を消毒殺菌するための装置である。このオゾン発生装置8は、筐体2の内部空間が密閉状態である場合、すなわち扉3が閉じられている場合に、当該内部空間にオゾンを充満させる。なお、オゾン発生装置8は、筐体2内の側面(例えば右側面)に設けられることにより、正面の窓6から紫外線が直接視認できないこととなる。これにより、窓6から筐体2の内部空間を視認するユーザ等の目を紫外線から保護することができる。また、オゾン発生装置8は、筐体2内の上部に設けられることにより、例えば、ドレス等の下半身部分が膨らんでいる形状の衣服を消毒殺菌する場合であっても、オゾン発生装置8が邪魔をすることなく、当該ドレスを筐体2に収納したり取り出したりすることができる。このオゾン発生装置8の詳細については、後述する。
【0021】
タイマー装置10は、オゾン発生装置8の運転を自動的に停止させ、かつ当該停止時にアラームを鳴らす装置である。タイマー装置10は、例えば、扉3の外側に設けられている。このタイマー装置10は、例えば、オゾンが衣服等を消毒殺菌する評価指標であるCT値(Concentration-Time Value)が一般的な細菌やウィルスを90%以上除菌できる所定値(例えば60)以上となった場合に、オゾン発生装置8の運転(動作)を自動的に停止する。
ここで、オゾン発生装置8の運転時間をM(分)、オゾン発生装置8のオゾン発生量をA(mg/h)、筐体2の内部空間の容積をC(m)とした場合、CT値は、 M(分)×A(mg/h)/C(m)/2.14(オゾンmol数換算の基準値)となる。すなわち、タイマー装置10は、オゾン発生装置8の運転時間(分)と、筐体2の内部空間の容積(m)に応じたオゾン発生装置8が発生させるオゾン濃度(mg/h)との積が一定値以上となった場合に、オゾン発生装置8の運転を自動的に停止する。
例えば、CT値の所定値が60、オゾン発生量Aが40(mg/h)、筐体2の内部空間の容積Cが2(m)とすると、タイマー装置10は、オゾン発生装置8の運転時間M(分)が、60(CT値)/40(mg/h)×2(m)×2.14=6.42(分)以上となった場合、オゾン発生装置8の運転を自動的に停止する。
【0022】
起動スイッチ11は、オゾン発生装置8を起動(運転)させるためのスイッチである。
【0023】
パイロットランプ12は、オゾン発生装置8が運転中である場合に点灯するランプである。
【0024】
キャスター14は、筐体2及び扉3の底面に設けられ、衣服消毒殺菌ボックス1を移動可能とする車輪である。
【0025】
<オゾン発生装置>
図4は、本実施形態に係るオゾン発生装置8の概略構成の一例を示す図である。
【0026】
図4に示すように、オゾン発生装置8は、オゾンランプ20と、ファン22と、吸気口24と、排気口26と、を有する。
【0027】
オゾンランプ20は、紫外線とオゾンを発生させるランプである。このオゾンランプ20は、例えば、UV/O3 ランプ(184.9nm-253.7nm)が用いられる。
【0028】
ファン22は、筐体2の内部空間にオゾンを充満させるために用いられる。ファン22は、例えば、下部に設けられた吸気口24から空気を吸気し、上部に設けられた排気口26に向けて送風することにより、筐体2の内部空間にオゾンを回流させて、収納された衣服を満遍なくオゾンに露出させる。
【0029】
吸気口24は、ファン22によって、オゾン発生装置8内に空気を吸気するための穴が設けられている。なお、吸気口24には、防塵フィルターが装着されている。
【0030】
排気口26は、ファン22によって、オゾン発生装置8内からオゾンを排出するための穴が設けられている。
【0031】
<消毒殺菌の流れ>
以下、衣服消毒殺菌ボックス1を用いた衣服の消毒殺菌の手順について説明する。
【0032】
まず、ユーザは、衣服消毒殺菌ボックス1の扉3を開けて、吊下用部材4にハンガーにかけられた衣服を吊り下げる。このユーザとしては、例えば、レンタル衣装店の店員等が挙げられる。また、この衣服としては、例えば、複数人が異なるタイミングで着用する貸衣装(例えばドレスや着物、タキシード等)が挙げられる。
【0033】
次に、ユーザは、扉3を閉じて錠前16それぞれを施錠して、筐体2の内部空間を密閉状態とする。すなわち、ユーザは、する。そして、ユーザは、起動スイッチ11を押して、オゾン発生装置8(オゾンランプ20やファン22)を起動させる。
【0034】
次に、オゾン発生装置8の起動に応じて、タイマー装置10は、当該オゾン発生装置8の運転時間を計測する。ここで、レンタル衣装店の店員や、当該レンタル衣装店の貸衣装(例えばドレス)を着用する予定である利用者は、窓6を介して、オゾン発生装置8が運転し、貸衣装が消毒殺菌されている状態を視認することができる。また、衣服消毒殺菌ボックス1に収納された貸衣装には、筐体2の内部空間にオゾンが充満することにより、消毒殺菌処理が行われる。そして、タイマー装置10は、当該運転時間の経過により、CT値が所定値(例えば60)以上となった場合、オゾン発生装置8の運転を自動的に停止させ、アラームを鳴らす。なお、この運転時間は、筐体2の内部空間の容積C(例えば2m)が固定値であるため、予め定められた時間(例えば7分)であってもよい。
【0035】
次に、ユーザは、錠前16それぞれを解錠して扉3を開き、筐体2の内部空間を開放状態とする。これにより、筐体2の内部空間に充満したオゾンが酸化し、衣服消毒殺菌ボックス1に収納された貸衣装には、消臭処理が行われる。そして、ユーザは、当該収納されていた貸衣装を取り出し、次に消毒殺菌する貸衣装を収納する。
【0036】
<効果>
以上、本実施形態では、衣服消毒殺菌ボックス1は、筐体2と、筐体2の一端側に回動可能に取り付けられ、当該筐体2の内部空間を密閉状態又は開放状態とするための扉3と、筐体2内に設けられ、衣服を吊り下げるための吊下用部材4と、筐体2内に設けられ、当該筐体2の内部空間が密閉状態である場合に当該内部空間にオゾンを充満させ、吊り下げられた衣服を消毒殺菌するためのオゾン発生装置8と、を備える。
【0037】
この構成によれば、筐体2の一端側に回動可能に取り付けられ、当該筐体2の内部空間を密閉状態又は開放状態とするための扉3や、衣服を吊り下げるための吊下用部材4を備えることにより、消毒殺菌を行う衣服の収納や取り出しを容易に行うことができる。
【0038】
また、本実施形態では、オゾン発生装置8は、筐体2の内部空間にオゾンを充満させるためのファン22を有する。
【0039】
この構成によれば、ファン22による送風によって、筐体2の内部空間にオゾンを充満させることができ、効率的に衣服の消毒殺菌を行うことができる。
【0040】
また、本実施形態では、衣服消毒殺菌ボックス1は、オゾン発生装置8の運転時間と、内部空間の容積に応じたオゾン発生装置8が発生させるオゾン濃度との積が一定値以上となった場合に、当該オゾン発生装置8の運転を自動的に停止するためのタイマー装置10を備える。
【0041】
この構成によれば、オゾン発生装置8の運転時間と、部空間の容積に応じたオゾン発生装置8が発生させるオゾン濃度との積が一定値以上となり、衣服を消毒殺菌することができた場合に、自動的に当該オゾン発生装置8の運転を停止させることができる。このため、大量の衣服を消毒殺菌する場合でも、効率的に消毒殺菌することができる。
【0042】
また、本実施形態では、オゾン発生装置8は、筐体2内の上部に設けられている。
【0043】
この構成によれば、例えばドレスのように下半身部分が膨らんでいる形状の衣服であっても、オゾン発生装置8が邪魔をすることなく、筐体2に収納したり取り出したりすることができる。
【0044】
また、本実施形態では、衣服は、複数人が着用する衣服であって、扉3の上部には、筐体2の内部空間を視認可能とする窓6が設けられている。
【0045】
この構成によれば、例えば衣服を着用する予定である利用者は、窓6を介して、オゾン発生装置8が衣服を消毒殺菌していることを視認することができ、当該利用者に安心感を与えることができる。
【0046】
<変形例>
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
【0047】
上記実施形態では、衣服消毒殺菌ボックス1をレンタル衣装店において使用する場合を説明したが、クリーニング店や衣料品店において使用されてもよい。例えば、クリーニング店では、顧客がクリーニングを行うために預けた衣服を衣服消毒殺菌ボックス1によって消毒殺菌してもよい。また、例えば、衣料品店では、顧客が試着した衣服を衣服消毒殺菌ボックス1によって消毒殺菌してもよい。これらの場合においても、顧客は、窓6を介して、オゾン発生装置8が衣服を消毒殺菌していることを視認することができる。
【0048】
また、上記実施形態では、タイマー装置10は、オゾン発生装置8の運転時間の経過により、オゾン発生装置8の運転を自動的に停止する場合を説明したが、ユーザが扉3を開けた際に、紫外線やオゾンの人体への影響を考慮して、オゾン発生装置8の運転を停止させてもよい。また、錠前16は、オゾン発生装置8の運転中には、解錠を不可能とするロック機構が設けられていてもよい。
【0049】
また、上記実施形態では、タイマー装置10は、例えば、扉3の外側に設けられている場合を説明したが、オゾン発生装置8内に設けられていてもよい。
【0050】
また、上記実施形態では、CT値の所定値が60である場合を説明したが、消毒殺菌する対象(菌やウィルス)や、衣服の大きさ等に応じて増減させてもよい。
【符号の説明】
【0051】
1…衣服消毒殺菌ボックス、2…筐体、3…扉、4…吊下用部材、6…窓、8…オゾン発生装置、10…タイマー装置、20…オゾンランプ、22…ファン

図1
図2
図3
図4