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  • 特開-ノーマルオープン型電磁弁 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022085243
(43)【公開日】2022-06-08
(54)【発明の名称】ノーマルオープン型電磁弁
(51)【国際特許分類】
   F16K 31/06 20060101AFI20220601BHJP
【FI】
F16K31/06 305H
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020196829
(22)【出願日】2020-11-27
(71)【出願人】
【識別番号】000005197
【氏名又は名称】株式会社不二越
(74)【代理人】
【識別番号】100120400
【弁理士】
【氏名又は名称】飛田 高介
(74)【代理人】
【識別番号】100124110
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 大介
(72)【発明者】
【氏名】福居 慶祐
(72)【発明者】
【氏名】江末 健太
(72)【発明者】
【氏名】谷口 和成
(72)【発明者】
【氏名】古野 貴広
【テーマコード(参考)】
3H106
【Fターム(参考)】
3H106DA02
3H106DA12
3H106DA23
3H106DB02
3H106DB12
3H106DB32
3H106DC09
3H106DC18
3H106DD05
3H106EE19
(57)【要約】
【課題】ノーマルオープン型の電磁弁においてもダンパ効果を得て自励振動を抑えることができ、さらに応答性の悪化を抑制することが可能なノーマルオープン型電磁弁を提供する。
【解決手段】ノーマルオープン型電磁弁100において、ストッパ170のスプール130側にオリフィス182を設けたプレートを配置180し、プレートのスプール側にダンパ室190を形成し、プレートの電磁部側に外部へと連通する油排出路166を形成して、ダンパ室と油排出路がオリフィスによって連通していて、さらに、プレートの中央には中央穴184が形成されていて、スプールの電磁部側には中央穴に挿通される小径軸140が設けられていて、小径軸は、プレートに対応する位置において、スプールがストロークの両端域にあるときの外径は中央穴の内径に沿う形状であり、ストロークの調圧域には中央穴との隙間から油を通すためのロッド溝142が形成されている
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも入力ポートと出力ポートとドレンポートを有するスリーブと、
前記スリーブ内に摺動可能に支持されたスプールと、
前記スプールを一方に向かって付勢するスプリングと、
前記スプールを他方に向かって駆動する電磁部と、
前記電磁部の前記スプール側に配置されたストッパとを備えたノーマルオープン型電磁弁において、
前記ストッパの前記スプール側にオリフィスを設けたプレートを配置し、
前記プレートの前記スプール側にダンパ室を形成し、
前記プレートの前記電磁部側に外部へと連通する油排出路を形成して、
前記ダンパ室と前記油排出路が前記オリフィスによって連通していて、
さらに、前記プレートの中央には中央穴が形成されていて、
前記スプールの電磁部側には前記中央穴に挿通される小径軸が設けられていて、
前記小径軸は、前記プレートに対応する位置において、前記スプールがストロークの両端域にあるときの外径は前記中央穴の内径に沿う形状であり、ストロークの調圧域には中央穴との隙間から油を通すための溝が形成されていることを特徴とするノーマルオープン型電磁弁。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自励振動を抑えることが可能なノーマルオープン型電磁弁に関する。
【背景技術】
【0002】
電磁弁において、通常時は開いていて駆動時に閉じるものをノーマルオープン型、通常時は閉じていて駆動時に開くものをノーマルクローズ型という。特許文献1はノーマルオープン型の例であり、特許文献2はノーマルクローズ型の例である。
【0003】
これらの電磁弁では、フィードバックポートが設けられる場合がある。特許文献1に示されるように、ノーマルオープン型では電磁部側にフィードバックポートが配置されて、リターンスプリングに抗する方向にフィードバック力を与えられ、スプリング力がフィードバック力と電磁部のプランジャ推力と釣り合うように構成される。特許文献2に示されるように、ノーマルクローズ型ではリターンスプリング側にフィードバックポートが配置されて、スプリング力とフィードバック力が電磁部のプランジャ推力と釣り合うように構成される。
【0004】
電磁弁において、入力ポートまたは出力ポートに印加される油圧が急激に上昇する場合がある。ノーマルオープン型の電磁弁においては油圧が高くなると、電磁部が動作していなくても、フィードバック力によってスプールが移動して、弁が閉じてしまう場合がある。弁が閉じると出力の圧力が低下するのでフィードバック力も低下し、スプリング力によってスプールが戻り、弁が開く。これを繰り返すことにより弁の自励振動が発生してしまう。
【0005】
特許文献1(ノーマルオープン型)では、スプールのリターンスプリング側への軸方向の移動を、出力ポートと排出とを連通させ、入力ポートを閉塞させる位置で規制するストローク範囲規制手段を備えることが記載されている。ただし油圧振動が発生した際に抑制する機構がなく、振動を抑えられない。
【0006】
特許文献2(ノーマルクローズ型)では、スプリング室のドレンポートに絞り部(オリフィス)を設けて、ダンパ効果でスプール弁を制振することが開示されている。これにより流入流量が不安定になる外的要因に対する耐油振性が確保できると述べている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特許第5747744号公報
【特許文献2】特許第4692413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献2(ノーマルクローズ型)の構成にあっては、スプリング室(ほぼ常圧(大気圧))の隣のフィードバック室は高圧であるから、これらの室の間に圧力差があり、油がスリーブとスプールのクリアランス間を漏れてスプリング室に油がたまっていくため、オリフィスによるダンパ効果を得ることができる。しかしながら特許文献1のようにノーマルオープン型の場合には、スプリング室の隣にはドレン室が配置されるため、これらの室の間にはほとんど圧力差がない。すると油がスプリング室に漏れていかないため、ダンパ効果を得ることができないという問題がある。
【0009】
そこで本発明は、ノーマルオープン型の電磁弁においてもダンパ効果を得て自励振動を抑えることができ、さらに応答性の悪化を抑制することが可能なノーマルオープン型電磁弁を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
発明者らは、まずダンパ効果を得るために、スプールのストッパ側にオリフィスを設けたプレートを配置し、ダンパ室と油排出路を形成することによって、自励振動を抑えられる着想を得た。しかしながらダンパ効果が常に機能していると、スプールが通常の動作として移動するときにもダンパ室の容積変化に対して抵抗が生じてしまうため、電磁弁としての応答性が低下してしまうという問題がある。そこで発明者らはさらに検討を重ね、本発明を完成するに至った。
【0011】
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、少なくとも入力ポートと出力ポートとドレンポートを有するスリーブと、スリーブ内に摺動可能に支持されたスプールと、スプールを一方に向かって付勢するスプリングと、スプールを他方に向かって駆動する電磁部と、電磁部のスプール側に配置されたストッパとを備えたノーマルオープン型電磁弁において、ストッパのスプール側にオリフィスを設けたプレートを配置し、プレートのスプール側にダンパ室を形成し、プレートの電磁部側に外部へと連通する油排出路を形成して、ダンパ室と油排出路がオリフィスによって連通していて、さらに、プレートの中央には中央穴が形成されていて、スプールの電磁部側には中央穴に挿通される小径軸が設けられていて、小径軸は、プレートに対応する位置において、スプールがストロークの両端域にあるときの外径は中央穴の内径に沿う形状であり、ストロークの調圧域には中央穴との隙間から油を通すための溝が形成されていることを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、常圧のダンパ室は高圧のフィードバック室と隣接しているため、フィードバック室から漏れた油がダンパ室にたまる。このためオリフィスによるダンパ効果を得ることができ、スプールの自励振動を抑えることが可能となる。
【0013】
さらにスプールのストロークの調圧域では、オリフィスに加えて小径軸に形成された溝とプレートの中央穴の隙間から油が通るため、流路面積が拡大する。このためストロークの調圧域ではダンパ効果を低減させることができ、スプールの移動を阻害しないため、応答性の悪化を抑制することが可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ノーマルオープン型の電磁弁においてもダンパ効果を得て自励振動を抑えることができ、さらに応答性の悪化を抑制することが可能なノーマルオープン型電磁弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】実施形態にかかるノーマルオープン型電磁弁を説明する図である。
図2】要部を説明する図である。
図3】ロッド溝の構成を説明する図である。
図4】ロッド溝の作用を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示または説明を省略する。
【0017】
図1は本実施形態にかかるノーマルオープン型電磁弁(以下単に「電磁弁100」という。)を説明する図である。図1は弁が開の状態(非励磁の状態)を示している。
【0018】
図1に示す電磁弁100は三方弁であり、弁の開度に応じて油の流量を調整できる比例弁である。電磁弁100は、ほぼ筒状のスリーブ110と、スリーブ110の内側に摺動可能に支持されたスプール130を備える。
【0019】
スリーブ110の一端にはスプリング150が内蔵されていて、スプール130を電磁部160に向かって付勢している。スリーブ110の他端に取り付けられた電磁部160は、コイル162が励磁されることによってプランジャ164を移動させて、プッシャ168を介しスプール130をスプリング150に向かって移動させる。電磁部160のスプール130側にはストッパ170が備えられていて、スリーブ110が突き当てられている。
【0020】
スリーブ110には、作動油が供給される入力ポート112、電磁弁100が開の時に作動油を出力する出力ポート114が備えられている。出力ポート114の周囲は内径が広くなっていて、これを調圧室114aという。出力ポート114は分岐して一部の作動油がフィードバックポート116に戻される。フィードバックポート116の周囲は内径が広くなっていて、これをフィードバック室116aという。ドレンポート118の周囲は内径が広くなっていて、これをドレン室118aという。スプリング150の周囲も内径が広くなっていて、これをスプリング室150aという。スプリング室150aはスプリング150の荷重を調整するアジャスタ120に設けられた排出ポート122によって外部と連通している。
【0021】
スプール130にはスリーブ110の各ポートを開閉するための複数の異径の段差が形成されている。大径部はランドといい、基本的には油が流れない箇所(ポートを閉じる箇所)であるが、室間に圧力差があるとクリアランス(隙間)から作動油が漏れる。第1ランド132はドレンポート118を開閉する。第2ランド134は入力ポート112を開閉する。第3ランド136は、フィードバック室116aと、後述するダンパ室190とを仕切っている。またスプール130の電磁部160側には電磁部160のプッシャ168に押される小径軸140が設けられている。
【0022】
電磁部160が非励磁のとき、スプール130はスプリング150に押されて図1に示すように電磁部160側に寄って位置している。このとき第1ランド132と第2ランド134の間の小径部138によって、入力ポート112と出力ポート114が連通し、作動油が出力される。この状態を、電磁弁100が開であるという(ノーマルオープン)。
【0023】
電磁部160が励磁されると、スプール130は電磁部160のプッシャ168に押されて図示左方向に移動する。このとき第2ランド134によって入力ポート112が閉鎖されると共に、小径部138によって出力ポート114とドレンポート118が連通する。出力ポート114の圧力はドレンポート118と同じになり、常圧になるため、出力側には圧力は伝わらない。この状態を、電磁弁100が閉であるという。
【0024】
ここで、フィードバックポート116に印加される圧力は出力ポート114と同じになる。電磁弁100が閉の時はフィードバックポート116も常圧になるが、電磁弁100が開であるときは入力ポート112の圧力(高圧)がフィードバックポート116にもかかる。第2ランド134の径は第3ランド136よりも大きくなっていて、径の差によって受圧面積が変わることから、フィードバック室116aの内圧によってスプール130はスプリング150に向かって付勢される。この付勢力をフィードバック力という。これによりフィードバック力と電磁部のプランジャ推力がスプリング力と釣り合うように構成される。
【0025】
しかしながら、入力ポート112または出力ポート114に印加される油圧が急激に上昇すると、電磁部160が動作していなくても、フィードバック力によってスプール130が移動して、電磁弁100が閉になってしまう場合がある。電磁弁100が閉になると出力ポート114の圧力が低下するのでフィードバック力も低下し、スプリング力によってスプール130が戻り、弁が開く。これを繰り返すことにより弁の自励振動が発生してしまう。
【0026】
そこで本実施形態においては、フィードバック室116aに隣接する電磁部160側にダンパ機構を構成する。
【0027】
図2は要部を説明する図である。図1および図2(a)に示すように、ストッパ170のスプール130側にオリフィス182(図2参照)を設けたプレート180を配置する。図2(a)および図2(b)に示すように、プレート180の中央にはスプール130の小径軸140を挿通する中央穴184が設けられている。すると、プレート180のスプール130側には、スリーブ110の内面と小径軸140の外面とプレート180によって囲まれたダンパ室190が形成される。
【0028】
一方、図1に示すように、プレート180の電磁部160側に、外部へと連通する油排出路166が形成される。ダンパ室190と油排出路166はオリフィス182によって連通している。
【0029】
詳細には、図2(c)に示すように、ストッパ170は、スプール130の小径軸140を挿通し、かつプレート180を支持する円筒形ボス172を備えている。円筒形ボス172にはオリフィス182と対応する位置に径方向溝174が形成されている。円筒形ボス172の外周が油排出路166となっていて、径方向溝174と連通している。油排出路166は、すなわち、円筒形ボス172の外周面と、ストッパの前面176(ストッパ170のスリーブ110側の面)と、電磁部160のケーシングのカシメ部160aと、スリーブ110に取り付けられたカシメられるためのフランジ124とによって囲まれた空間である。フランジ124には切欠きが設けられていて、この切欠きが排出ポート124aとなっている。
【0030】
上記構成によれば、常圧のダンパ室190は高圧のフィードバック室116aと隣接しているため、フィードバック室116aから漏れた油がダンパ室190にたまる。このためオリフィス182によるダンパ効果を得ることができ、スプール130の高速な移動を緩和することができるため、スプール130の自励振動を抑えることが可能となる。
【0031】
ただし、オリフィス182によるダンパ効果が常に機能していると、スプール130が通常の動作として移動するときにもダンパ室190の容積変化に対して抵抗が生じてしまうため、電磁弁としての応答性が低下してしまう。そこで、小径軸140に溝(以下、「ロッド溝142」という。)を設けている。
【0032】
図3はロッド溝142の構成を説明する図である。図3(a)はスプールのストロークの始点域、図3(b)はストロークの調圧域、図3(c)はストロークの終点域を示している。図3(a)、(c)に示すように、小径軸140は、プレート180に対応する位置において、始点域および終点域、すなわち両端域にあるときの外径は中央穴184の内径に沿う形状である。「内径に沿う形状」とはマイナス公差のことを意味していて、摺動可能であるが、油はほぼ通さない程度のクリアランスを有していることを意味している。このとき、油はオリフィス182からのみ流れることができるため、振動に対してダンパ機能が作用する。
【0033】
そして図3(b)に示すように、スプール130がストロークの調圧域(中央の領域)にあるときは、ロッド溝142がプレート180の位置と重なる。すると、オリフィス182の開口面積に加えて、隙間186からも油が流れることになる。なお、このとき形成されるロッド溝142とプレート180の中央穴184との隙間186(環状の隙間になる)の開口面積が、オリフィス182の開口面積よりも大幅に大きくなるようにロッド溝142の幅と深さを設定することが好ましい。
【0034】
図4はロッド溝142の作用を説明する図である。図4(a)はコイル162の電流に対する出力ポート114の圧力を示す図である。電流が0のときはスプール130が始点域にあり、出力ポート114の圧力が高くなっているから、ダンパ室190にはフィードバック室116aから高圧の油が漏れてきて、ダンパ室190内の圧力も高くなる。そして電流が流れてスプール130が調圧域にあるときは、出力ポート114およびフィードバックポート116の圧力が徐々に下がってくるため、これに伴ってダンパ室190内の圧力も低下していく。そして電流が大きくなってスプールのストロークが終点域に至ると、入力ポート112が閉じられるため、フィードバック室116aの圧力も常圧となる。
【0035】
図4(b)はスプール130の移動量に対する開口面積を示す図である。両端域(始点域および終点域)にあるときは、オリフィス182の開口面積のみが開いている。そしてロッド溝142がプレート180にさしかかると、ロッド溝142とプレート180の中央穴184との隙間186の開口面積が大きくなっていく。
【0036】
このように、スプール130のストロークの調圧域では、オリフィス182に加えてプレート180溝と中央穴184の隙間186から油が通るため、流路面積が拡大する。このためストロークの調圧域ではダンパ効果を低減させることができ、スプール130の移動を阻害しないため、応答性の悪化を抑制することが可能となる。
【0037】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、自励振動を抑えることが可能なノーマルオープン型電磁弁として利用することができる。
【符号の説明】
【0039】
100…電磁弁、110…スリーブ、112…入力ポート、114…出力ポート、114a…調圧室、116…フィードバックポート、116a…フィードバック室、118…ドレンポート、118a…ドレン室、120…アジャスタ、122…排出ポート、124…フランジ、124a…排出ポート、130…スプール、132…第1ランド、134…第2ランド、136…第3ランド、138…小径部、140…小径軸、142…ロッド溝、150…スプリング、150a…スプリング室、160…電磁部、160a…カシメ部、162…コイル、164…プランジャ、166…油排出路、168…プッシャ、170…ストッパ、172…円筒形ボス、174…径方向溝、176…ストッパの前面、180…プレート、182…オリフィス、184…中央穴、186…隙間、190…ダンパ室、200…プレート、202…切欠き、210…プレート、212…切欠き、220…プレート、222…切り起こし、224…隙間
図1
図2
図3
図4