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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022085559
(43)【公開日】2022-06-08
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20220601BHJP
【FI】
A63F7/02 334
A63F7/02 301C
A63F7/02 304B
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020197306
(22)【出願日】2020-11-27
(71)【出願人】
【識別番号】591044614
【氏名又は名称】株式会社足立ライト工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100112531
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩二
(72)【発明者】
【氏名】米本 光孝
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088BA05
2C088BA18
2C088BC31
(57)【要約】
【課題】非磁性球を使用している遊技機において、磁性球が検出されても直ちにこれを取り除かなくてもよいようにすることで、遊技を中断させることなく、冷静な対処が可能となるようにする。
【解決手段】入賞口が配設された遊技盤3の遊技領域5に遊技球pを発射させる発射装置11と、遊技球pを前記発射装置に一球ずつ供給する球送り部材18を備えた遊技機であって、球送り部材18に磁性球pxを吸着する磁石20を設け、該磁石に吸着された磁性球pxを前記発射装置に導くことなく分離させて一時退避させる磁性球仕分け手段を設ける。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入賞口が配設された遊技盤の遊技領域に遊技球を発射させる発射装置と、遊技球を前記発射装置に一球ずつ供給する球送り部材を備えた遊技機であって、前記球送り部材に磁性球を吸着する磁石を設け、該磁石に吸着された磁性球を前記発射装置に導くことなく分離させて一時退避させる磁性球仕分け手段を設けたことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
遊技機内に一定数の遊技球を封入し、入賞口が配設された遊技盤の遊技領域に前記遊技球を発射させる発射装置を設け、該発射装置により前記遊技領域に発射された遊技球は循環経路を通って該発射装置に環流されるようにした球封入式遊技機であって、モータ等の電気的駆動源により球移送部材を作動させる球磨き装置を前記循環経路に設け、該球移送部材に磁性球を吸着する磁石を設け、該磁石に吸着された磁性球を前記発射装置に導くことなく分離させて一時退避させる磁性球仕分け手段を設けたことを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機,アレンジボール遊技機,雀球遊技機等のパチンコ球を遊技媒体とする遊技機に関するもので、さらに詳しくは、非磁性のパチンコ球を遊技媒体とする遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機の遊技媒体として従来から広く使用されているパチンコ球(以下、「遊技球」という)は、クロムメッキがされた鋼球(鉄製)であることから一般に磁石に強く吸着する強磁性である。このことから、不正な遊技者が磁石を使ってガラスごしに遊技球を入賞口に導くといった不正行為が行われるおそれがあった。そこで、磁石に吸着しない性質の例えばステンレス製球体のような非磁性球を使用することで、こうした不正行為を防止することが想定されている。しかしながら、非磁性球を使用していたとしても、磁性球と非磁性球とは外観上区別がつかないので、不正な遊技者が磁性球を密かに混入させたり、或いは、保守作業時に磁性球を誤って混入させてしまう恐れがある。
【0003】
一方、例えば下記特許文献1に示された封入式遊技機と称される遊技機は、一台の遊技機内に一定数の遊技球を封入し、遊技者がハンドル操作をすることで該遊技球が発射装置から発射されて遊技盤の遊技領域を流下し、該遊技領域にて入賞口に流入した遊技球もアウト球排出口に流されてしまった遊技球も再び発射装置に戻るように、遊技機内に循環経路が形成され、入賞の有無や賞球数、持ち球数等は電気的或いは磁気的に記憶されるようにすることで、遊技者は遊技球に全く手を触れることなく遊技し得るものであり、遊技者にとっては景品交換の手間を要さないなどの利点が見込まれている。しかし、このような球封入式遊技機で非磁性球を使用したとしても、特許文献1にも示されたように、非磁性球に磁性球が混る恐れがある。このため、この特許文献1に示された発明では、混入した磁性球を検出し得るようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4943227号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に示された発明では磁性球を検出することで、磁性球を用いた遊技を防止することは可能であるものの、検出した磁性球が取り除かれるものでもない。このため、磁性球が検出されると、その磁性球を取り除くための労力を要するとともに、仮に遊技中に何らかの理由で磁性球を検出した情報が発信されると、その情報が誤っていたとしても遊技を中断させて点検する必要が生じるので、遊技場の店員や遊技者にとって多大な迷惑を与える恐れがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決し得る遊技機を提供しようとするものである。
そのために本発明は、入賞口が配設された遊技盤の遊技領域に遊技球を発射させる発射装置と、遊技球を前記発射装置に一球ずつ供給する球送り部材を備えた遊技機であって、前記球送り部材に磁性球を吸着する磁石を設け、該磁石に吸着された磁性球を前記発射装置に導くことなく分離させて一時退避させる磁性球仕分け手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、遊技機内に一定数の遊技球を封入し、入賞口が配設された遊技盤の遊技領域に前記遊技球を発射させる発射装置を設け、該発射装置により前記遊技領域に発射された遊技球は循環経路を通って該発射装置に環流されるようにした球封入式遊技機であって、モータ等の電気的駆動源により球移送部材を作動させる球磨き装置を前記循環経路に設け、該球移送部材に磁性球を吸着する磁石を設け、該磁石に吸着された磁性球を前記発射装置に導くことなく分離させて一時退避させる磁性球仕分け手段を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、非磁性球を使用している遊技機において、磁性球が検出されても直ちにこれを取り除かなくてもよいので、遊技を中断させることなく、冷静な対処が可能となる。また、磁性球仕分け手段を既存の球送り部材や球磨き装置に設けることにより、磁性球仕分けのためにわざわざ別途に電気的駆動源を設ける必要がないので、磁性球仕分けのための所要部品コストが軽減される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明に係る遊技機の透明板保持枠を外した状態の斜視図。
図2】本発明に係る遊技機の透明板保持枠および遊技盤を外した状態の正面図。
図3図2の遊技機の要部の水平断面図。
図4】本発明に係る遊技機の球送り部材によって構成される磁性球仕分け手段の(a)斜視図と(b)水平断面図。
図5図4の球送り部材の作動を示す(a)斜視図と(b)水平断面図。
図6図5の球送り部材の作動を示す(a)斜視図と(b)水平断面図。
図7図6の球送り部材のさらなる作動を示す(a)斜視図と(b)水平断面図。
図8】本発明に係る遊技機の球送り部材によって構成される磁性球仕分け手段が磁性球を仕分けするときの(a)斜視図と(b)水平断面図。
図9図8の磁性球仕分け手段のさらなる作動を示す(a)斜視図と(b)水平断面図。
図10】本発明に係る遊技機の磁性球仕分け手段を設けた球磨き装置の水平断面平面図。
図11図10の磁性球仕分け手段の作動状態を示す球磨き装置の水平断面平面図。
【0010】
[実施形態1]
次に本発明を球封入式遊技機に適用した例を実施形態1として説明する。
図1は、遊技機本体1の左側縁に設けられた軸受金具2に開閉可能にヒンジされる透明板保持枠(図示せず)を取り外した状態の本発明に係る球封入式遊技機(パチンコ遊技機)を示す。該遊技機本体1内に設けられた遊技盤3は、前面に円弧状の発射レール4と内レール5が固設され、該内レール5の内側に複数の入賞口、および、遊技釘、風車等を適宜形態にて配設してなる遊技領域6が形成され、該遊技領域6の下方端にアウト球排出口7が設けられてなる。また、前記発射レール4の下方端部に位置する球発射部10に打撃用槌が相対するようにモータまたはソレノイド等の電気的駆動源からなる発射装置11が設けられる。該発射装置11は遊技機本体1の前面下部右側縁寄りに突設されたハンドル12を遊技者が操作することにより作動し、遊技球を打撃することにより該遊技球を前記遊技領域6に発射させる。遊技領域6に発射された遊技球は、該遊技領域6を流下し、前記入賞口に流入したり、或いは前記アウト口球排出口7に流下する。なお、8は前記透明板保持枠(図示せず)を施錠状態に保つために遊技機本体1の左側縁に設けられた鍵穴、9は係合片である。
【0011】
また、図3に示すように遊技盤3の背面部に球受樋13が形成され、該球受樋13に前記したように入賞口に流入した遊技球、および、アウト球排出口7より排出された遊技球が流落する。なお、入賞口に遊技球が入賞すると、該遊技球は球検出センサ(図示せず)により検知されるが、この球封入式遊技機ではその入賞に伴い遊技者に実際に賞球が払い出されることはなく、その入賞に伴い遊技者に本来払い出されるべき賞球数がカウントされ、その数値が電気的或いは磁気的メモリに記憶される。このためこの球封入式遊技機には通常のパチンコ遊技機が賞球を払い出すために備えている賞球払出装置やその賞球を受けるための球受皿等は設けられていない。
そして、前記遊技領域6を流下し入賞口に入賞した遊技球もアウト球排出口7より排出された遊技球も球受樋13から循環経路14aを経て球磨き装置15に導かれて清掃され、その後、該遊技球はさらに循環経路14bを自重で転動する。なお、該球磨き装置15の構成は後述する実施形態2にて詳しく説明するが、このように球封入式遊技機では循環する遊技球を常に清浄に保つために該遊技球の循環経路14a,14b間に球磨き装置15が設けられる。
【0012】
そして、該循環経路14bの下方端部には前記発射装置8の発射作動と連動して遊技球を一球ずつ前記球発射部10に供給する球送り装置16が設けられ、該球送り装置16に本発明に係る磁性球仕分け手段が構成される。
次に該球送り装置16によって構成される磁性球仕分け手段を図4図9に従い説明する。球送り装置16は鉛直に支持された回転軸17に略円盤形の球送り部材18が同芯状に固設され、該球送り部材18の外周に球保持用の円弧状切欠19を形成してなる。該回転軸17は前記発射装置8が前記球発射部10にある遊技球を打撃発射させるごとに該球送り部材18を矢印の方向に1回転させるべく該発射装置8の作動と連動している。そして、前記循環経路14bの終端部が該球送り部材18の周囲に臨むように配置することで、前記円弧状切欠19に該循環経路14bを流下してきた遊技球pが流入するようにしている。なお、該円弧状切欠19の内面奥部に位置するように前記回転軸17の一部に磁石20が設けられている。また図3にも示したように該球送り部材18の回転方向下部に前記球発射部10と連通する球供給路21が設けられ、回転軸17を挟んで該球供給路21の反対側に球退避室22が設けられ、該球退避室22上に衝突片23を固着してなる。
【0013】
このため、図5に示したように、循環経路14bを流下し円弧状切欠19に保持された遊技球pは、該遊技球pが磁石20に吸着しない非磁性球であったとすると、該球送り部材18が回転することで図6図7に示したように前記球供給路21に落下し、前記球発射部10に送給され前記発射装置8により発射される。一方、循環経路14bを流下し円弧状切欠19に保持された遊技球pが磁石20に吸着する磁性球であったとすると、該磁性球pxは球送り部材18が回転して前記球供給路21に落下することなく図8に示したように前記球退避室22上まで運ばれて前記衝突片23に衝突し該球退避室22中に落下する。このため磁性球pxが球発射部10に送給されて発射されるおそれはない。このようにこの磁性球仕分け手段は遊技球の循環経路から磁性球pxを分離させて一時退避させ、該磁性球pxを前記球退避室22に貯留する。該球退避室22は複数個の遊技球を貯留し得る容積を有する。そして、該球退避室22に磁性球pxの有無や個数を検出する光センサ或いは磁気センサ等(図示せず)を設け、該センサによって作動する報知手段を設けることが望ましい。このように球退避室22を設けたことで、磁性球pxが検出されても直ちにこれを取り除かなくてもよく、非磁性球については通常どおり発射部10に送給されるので、遊技が中断されることはなく続行される。従って、磁性球pxが検出されても、あらかじめ設定した個数を検知した場合、遊技機の監視を行い、さらに検知した場合はエラー報知を行うなど、店員等は冷静に対処することができ、磁性球pxが混入した原因を検証し常に適切に対処し得るようになる。
なお、この実施形態にて示した前記回転軸17は、モータを電気的駆動源として360度回転するようにしても、或いはソレノイドを駆動源として所定角度往復回転するようにしてもよい。
【0014】
[実施形態2]
一方、図10図11に示した本発明の実施形態2は、実施形態1にも示した球磨き装置15に本発明に係る磁性球仕分け手段を構成したものである。この実施形態2に示した球磨き装置15は、前記循環経路14a寄りの部位と前記循環経路14b寄りの部位にそれぞれ軸受31,32を設けて回転軸30を回転自在に支持し、モータ33の回転出力軸に歯車34を固設し、該歯車34と噛合する歯車35を前記回転軸30に固設し、該モータ33の駆動により該回転軸30が矢印の方向に回転動し得るようにするとともに、外周に遊技球が一球ずつ流入し得る螺旋形の送り溝を形成してなるスクリュー36を該回転軸30に一体的に設け、該スクリュー36の一端を前記循環経路14aに臨ませ、該スクリュー36の他端を前記循環経路14bに臨ませることにより、遊技球を前記循環経路14aから前記循環経路14bに移動させる球移動手段を構成する一方、該スクリュー36の一側に研磨ブラシ37を着脱交換可能に設け、該研磨ブラシ37の毛先38を該スクリュー36の送り溝に対向させてなる。このため、モータ33の駆動によりスクリュー36が回転動すると、前記循環経路14aより流入して来た遊技球は該スクリュー36の送り溝内を通って前記循環経路14bに向けて強制的に移動され、その際に前記研磨ブラシ37の毛先38が該遊技球の外周面に当接することから該遊技球が研磨され該遊技球の外周面に付着していた油汚れ等が清掃される。
【0015】
そして、本発明では前記スクリュー36の下流側であって前記回転軸30の外周の一部に磁石40を固設し、図11の(a)に示したように該スクリュー36によって送られてきた遊技球のうち磁性球pxが該磁石40に吸着されるようにする。また、球退避室41を該スクリュー36の隣に並設し、該球退避室41の上面が開放した一側縁42を該磁石40に隣接させる。このため、磁石40に吸着された磁性球pxは回転軸30が矢印の方向に回転するのに伴い前記球退避室41上に移動し、さらに回転することで該磁性球pxは衝突片としての前記一側縁42に衝突し図11(b)に示したように球退避室41に流入する。一方、非磁性球は磁石40に吸着されることなく循環経路14bに流れ、前記球送り装置16を経て前記球発射部10に送給され前記発射装置8により通常どおりに発射される。なお、球退避室41は前記球退避室22と同様に複数個の遊技球を貯留し得る容積を有し、該球退避室41に貯留された磁性球pxを検出し得るように光センサ或いは磁気センサ等(図示せず)、および該センサによって作動する報知手段が設けられる。この実施形態2においても球退避室41を設けたことで、磁性球pxが検出されても直ちにこれを取り除かなくてもよく、非磁性球については通常どおり循環するので、遊技が中断されることはなく、あらかじめ設定した個数を検知した場合、遊技機の監視を行い、さらに検知した場合はエラー報知を行うなど、店員等は冷静に対処することが可能となる。
【0016】
なお、この実施形態2では球送り装置16に磁性球仕分け手段を設けるか否かについて説明していないが、球磨き装置15に上記のような磁性球仕分け手段を設ければ球送り装置16には設ける必要はない。また、上記実施形態1に示したように球送り装置16に磁性球仕分け手段を設けた場合は、球磨き装置15に磁性球仕分け手段を設ける必要はない。
また、球磨き装置と球送り装置の両方の機能を兼ね備えたような機構を設け、そのような機構に磁性球仕分け手段を設けるようにしてもよい。例えば、実施形態2に示したような送り溝を形成してなるスクリューの移動終端に球発射部を配置すれば、一球ずつ研磨を終えた遊技球のうち、磁性球は球退避室に分離し、非磁性球はそのまま球発射部に供給されるようにできる。
そして、これらの実施形態に示したように磁性球仕分け手段を球送り装置16または球磨き装置15のような既存の装置に付随するように設けたことによっては、磁性球仕分けのためのモータやソレノイド等の電気的駆動手段をあえて別途に設けなくてもよくなるので所要部品コストが軽減される。
なお、遊技球を一球ずつ球発射部に供給するための球送り装置は、上記実施形態1に示したような球封入式遊技機のみが備える特別な装置ではなく、遊技者に賞球として遊技球が払い出されるようにした従来からの一般的なパチンコ遊技機が備えているものであるので、球送り装置に実施形態1に示したように磁性球仕分け手段を設けることは、球封入式遊技機に限らず、一般的な遊技機にもそのまま適用することが可能である。
一方、機内に球磨き装置を備える必要がある遊技機は、遊技機内で遊技球を循環させる球封入式遊技機に限られるので、球磨き装置に磁性球仕分け手段を設けることは球封入式遊技機に特有の構成である。
なお、機内に球磨き装置を備えない球封入式遊技機に本発明を適用する場合は、当然のことながら実施形態1に示したように球送り装置に磁性球仕分け手段を設ければよい。
また、上記実施形態1では球保持用の円弧状切欠を有する略円盤形の球送り部材18によって遊技球が送給されるようにし、実施形態2では螺旋形の送り溝を有するスクリュー3によって遊技球が送給されるようにしているが、遊技球の送給手段はこれらの実施形態に限られることなく構成し得る。
【符号の説明】
【0017】
1…遊技機本体、 2…軸受金具、 3…遊技盤、 4…発射レール、 5…内レール、 6…遊技領域、 7…アウト球排出口、 8…鍵穴、 9…係合片、 10…球発射部、 11…発射装置、 12…ハンドル、 13…球受樋、 14a,14b…循環経路、 15…球磨き装置、 16…球送り装置、 17…回転軸、 18…球送り部材、 19…円弧状切欠、 20…磁石、 21…球供給路、 22…球退避室、 23…衝突片、 30…回転軸、 31,32…軸受、 33…モータ、 34,35…歯車、 36…スクリュー、 37…研磨ブラシ、 38…毛先、 40…磁石、 41…球退避室、 42…一側縁、 p…遊技球、 px…磁性球
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11