(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022085801
(43)【公開日】2022-06-08
(54)【発明の名称】十文字サビキ釣り仕掛け
(51)【国際特許分類】
A01K 91/06 20060101AFI20220601BHJP
A01K 97/02 20060101ALI20220601BHJP
【FI】
A01K91/06 B
A01K97/02 Z
A01K97/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020207951
(22)【出願日】2020-11-27
(71)【出願人】
【識別番号】515205635
【氏名又は名称】稲田 弘
(72)【発明者】
【氏名】稲田 弘
【テーマコード(参考)】
2B109
2B307
【Fターム(参考)】
2B109AA01
2B307GA01
2B307GA03
2B307GA20
(57)【要約】 (修正有)
【課題】魚が釣れたとき、簡単に取り込みができ、釣れる確率を高くした効率的な釣り仕掛けの提供。
【解決手段】十文字ウッド玉1(環境にやさしいウッド玉の中央水平方向対角に90度間隔2箇所の通孔を作ったもの)の通孔部分4箇所にビニールパイプ2をウッド玉の中央部まで差し込み、ウッド玉の外側に突出させて固定する。十文字ウッド玉の上部に道糸7取り付け用リンクを、ウッド玉の下部にサビキかご8取り付け用リンクをそれぞれ取り付ける。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
環境にやさしいウッド玉の中央水平方向に対角に90度間隔2箇所の通孔を作る。(以下、十文字ウッド玉と言う)
【請求項2】
十文字ウッド玉の各通孔部分に水平方向に4箇所ビニールパイプをウッド玉の中央部まで差し込みウッド玉の外側に突出させて固定する。(サビキ針を水平浮遊状態に維持させるため)。
【請求項3】
十文字ウッド玉に固定したビニールパイプの中にサビキ針ハリスを各対角に交互に通し、サビキ針とウッド玉の外側とのバランスと間隔を左右絡まないように、サビキ針4本を上向きに揃えて固定する。水平浮遊状態を維持することで魚が釣れる確率を高くすることが出来る。
【請求項4】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は母体となる環境にやさしいウッド玉の中央に水平方向へ対角90度間隔2箇所の通孔を作る(以下、十文字ウッド玉と言う)。各通孔部分の4箇所にビニールパイプをウッド玉の中央部まで差し込みウッド玉の外側に突出させて固定させる。(サビキ針4本を水平浮遊状態に維持させるため)サビキ針ハリスをウッド玉に固定させたビニールパイプの中に各対角に交互に通し、サビキ針とウッド玉の外側とのバランスと間隔を左右絡まないように保持させ、サビキ針を上向きに揃えて固定する。ウッド玉の上部に道糸取り付け用リンクをウッド玉の下部にサビキかご取り付け用リンクをそれぞれ取り付ける。サビキかごを取り付け、サビキかごから出てくるサビキ餌の回りに集まってくる魚の釣れる確率を高くした効率的、機能性に富んだ釣り仕掛けに関するものである。
【背景、技術】
【0002】
従来の釣り仕掛けは小さな子供が扱いにくく、また、魚が釣れたときの取り込みが簡単ではない。魚が釣れたとき、簡単に取り込みができ、釣れる確率を高くした効率的な釣り仕掛けがない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
環境にやさしい十文字ウッド玉を使用し、各通孔部分の4箇所にビニールパイプをウッド玉の中央部まで差し込みウッド玉の外側に突出させて固定させる。サビキ針ハリスをウッド玉に固定させたビニールパイプの中に各対角に交互に通し、サビキ針とウッド玉の外側とのバランスと間隔を左右絡まないようにサビキ針4本を上向き揃えて十字状に水平浮遊状態を維持させることで自然な状態で魚が餌に喰い付きやすく魚が釣れる確率を高くしした。また、魚が釣れたとき、簡単に取り込みができ小さな子供にも取り扱いやすく。効率的、機能性に富んだ釣り仕掛け。
【課題を解決するための手段】
【0004】
十文字ウッド玉(1)の各通孔(9)4箇所にビニールパイプ(2)をウッド玉(1)の中央部まで差し込みウッド玉(1)の外側に突出させて固定する。サビキ針のハリス(4)をビニールパイプ(2)の中に各対角に交互に通し(10)、サビキ針とウッド玉の外側とのバランスと間隔を左右絡まないように保持し(12)、4本のサビキ針(3)を上向きに揃えて固定する(11)。サビキ針(3)を水平浮遊状態に維持させることにより、サビキ餌の回りに集まってくる魚の釣れる確率を高くした釣り仕掛け。
【発明の効果】
【0005】
環境にやさしい十文字ウッド玉を活かしたサビキ釣り仕掛けで魚の釣れる確率を高くし、魚の取り込みが簡単で、小さな子供にも取り扱いやすくした。効率的で機能性に富んだ釣掛け。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)母体となる環境にやさしいウッド玉(1)の中央水平方向に対角90度間隔になるように2箇所の通孔(9)を作る(以下、十文字ウッド玉と言う)。。
(ロ)前記の十文字ウッド玉(1)の各通孔(9)にビニールパイプ(2)をウッド玉(1)の中央部まで差し込み、ウッド玉の外側に突出させて固定させる。
(ハ)前記の十文字ウッド玉(1)に固定させたビニールパイプ(2)にサビキ針ハリス(4)をビニールパイプ(2)の中に各対角に交互に通し(10)、サビキ針(3)とウッド玉(1)の外側とのバランンスと間隔を左右絡まないように(12)、サビキ針を上向きに揃えて固定する(11)。
(ニ)前記の十文字ウッド玉(1)の上部に道糸(7)取り付け用リンク(7)をウッド玉(1)の下部にサビキかご(8)取り付け用リンク(6)をそれぞれ取り付ける。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【符号の説明】
【0008】
(1)十文字ウッド玉 (5)上部リンク (9)通孔
(2)ビニールパイプ (6)下部リンク (10)ハリス中通し部
(3)サビキ針 (7)道糸 (11)ハリス固定部
(4)ハリス (8)サビキかご (12)バランス、間隔を左右絡 まないように保持