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特開2022-86434管理サーバおよび学習用プラットフォーム生成方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022086434
(43)【公開日】2022-06-09
(54)【発明の名称】管理サーバおよび学習用プラットフォーム生成方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/20 20120101AFI20220602BHJP
【FI】
G06Q50/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020198434
(22)【出願日】2020-11-30
(71)【出願人】
【識別番号】520323838
【氏名又は名称】株式会社LOG
(74)【代理人】
【識別番号】100185270
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 貴史
(72)【発明者】
【氏名】金田 健
(72)【発明者】
【氏名】矢嶋 拓弥
(72)【発明者】
【氏名】三船 直人
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC34
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザが希望する講座やイベントをタスクにより管理させ、他のユーザと交流させ、習得したプロジェクトの実績に基づくポートフォリオを生成し提供する。
【解決手段】ユーザ端末100と、講師端末110と、ユーザ端末100及び講師端末110とネットワークを介して接続する管理サーバ120とで構成される学習用プラットフォーム生成システムであって、管理サーバは、プロジェクト画面の生成に要する講師情報を講師情報記憶部131から取得し、取得した講師情報に含まれるプロジェクトデータを抽出し、抽出したプロジェクトデータに基づいてプロジェクト画面を生成するプロジェクト画面生成部140と、検索画面の生成に要するユーザ情報をユーザ情報記憶部130から取得し、取得したユーザ情報に含まれる希望データを抽出し、抽出した希望データに基づいて検索画面を生成する検索画面生成部150と、を有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末と、講師端末と、前記ユーザ端末および前記講師端末とネットワークを介して接続される管理サーバであって、
プロジェクト画面の生成に要する講師情報を講師情報記憶部から取得し、取得した前記講師情報に含まれるプロジェクトデータを抽出し、抽出した前記プロジェクトデータに基づいてプロジェクト画面を生成するプロジェクト画面生成部と、
検索画面の生成に要するユーザ情報をユーザ情報記憶部から取得し、取得した前記ユーザ情報に含まれる希望データを抽出し、抽出した前記希望データに基づいて検索画面を生成する検索画面生成部と、
生成した前記検索画面を前記ユーザ端末に提供する検索画面提供部と、を有する、
管理サーバ。
【請求項2】
請求項1に記載の管理サーバにおいて、
前記ユーザ端末が、プロジェクトを選択したユーザから選択タブおよび決定タブの押下入力を受付けた場合に、生成した前記プロジェクト画面を前記ユーザ端末に提供するプロジェクト画面提供部と、を有する、
管理サーバ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の管理サーバにおいて、
前記ユーザ端末がユーザから前記プロジェクト画面が有する完了タブの押下入力を受付けた場合に、マイページ画面の生成に要するユーザ情報をユーザ情報記憶部から取得し、取得した前記ユーザ情報に含まれる活動データを抽出し、抽出した前記活動データに基づいてマイページ画面を生成するマイページ画面生成部と、
生成した前記マイページ画面を前記ユーザ端末に提供するマイページ画面提供部と、を有する、
管理サーバ。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3に記載の管理サーバにおいて、
前記ユーザ端末がユーザから前記マイページ画面が有するポートフォリオ生成タブの押下入力を受付けた場合に、ポートフォリオの生成に要するユーザ情報をユーザ情報記憶部から取得し、取得した前記ユーザ情報に含まれる活動データを抽出し、抽出した前記活動データに基づいてポートフォリオを生成するポートフォリオ生成部と、
生成した前記ポートフォリオを前記ユーザ端末に提供するポートフォリオ提供部と、を有する、
管理サーバ。
【請求項5】
ユーザ端末と、講師端末と、前記ユーザ端末および前記講師端末とネットワークを介して接続される管理サーバとを有する学習用プラットフォーム生成方法であって、
前記管理サーバが、講師情報記憶部から取得した講師情報に含まれるプロジェクトデータを抽出し、抽出した前記プロジェクトデータに基づいてプロジェクト画面を生成する工程と、
前記管理サーバが、ユーザ情報記憶部から取得したユーザ情報に含まれる希望データを抽出し、抽出した前記希望データに基づいて検索画面を生成する工程と、
前記管理サーバが、生成した前記検索画面を前記ユーザ端末に提供する工程と、を有する、
学習用プラットフォーム生成方法。
【請求項6】
請求項5に記載の学習用プラットフォーム生成方法において、
前記管理サーバが、プロジェクトを選択したユーザから選択タブおよび決定タブの押下入力を受付けた場合に、生成した前記プロジェクト画面を前記ユーザ端末に提供する工程を有する、
学習用プラットフォーム生成方法。
【請求項7】
請求項5または請求項6に記載の学習用プラットフォーム生成方法において、
前記管理サーバが、前記ユーザ端末がユーザから前記プロジェクト画面が有する完了タブの押下入力を受付けた場合に、ユーザ情報記憶部から取得した前記ユーザ情報に含まれる活動データを抽出し、抽出した前記活動データに基づいてマイページ画面を生成する工程を有する、
学習用プラットフォーム生成方法。
【請求項8】
請求項5乃至請求項7に記載の学習用プラットフォーム生成方法において、
前記管理サーバが、前記ユーザ端末がユーザから前記マイページ画面が有するポートフォリオ生成タブの押下入力を受付けた場合に、ユーザ情報記憶部から取得した前記ユーザ情報に含まれる活動データを抽出し、抽出した前記活動データに基づいてポートフォリオを生成する工程を有する、
学習用プラットフォーム生成方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理サーバおよび学習用プラットフォーム生成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、オンラインによる学習コミュニティに参加する場合、新しいメンバーが馴染めなかったり、情報を蓄積したり、タスク管理が効率的に行えないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018-185817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1には、通信網を介して電子機器に配信される教材を用いた遠隔学習と、講師から直接指導される直接学習とを併用する人材育成システムが開示されている。
【0005】
しかし、特許文献1は、ユーザが希望する講座やイベントをタスクにより管理させ、他のユーザと交流させ、習得したプロジェクトの実績に基づくポートフォリオを生成し提供する学習用プラットフォーム生成方法について意図しているものではない。
【0006】
本発明の目的は、ユーザが希望する講座やイベントをタスクにより管理させ、他のユーザと交流させ、習得したプロジェクトの実績に基づくポートフォリオを生成し提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
【0008】
本発明の一実施の形態は、ユーザ端末と、講師端末と、ユーザ端末および講師端末とネットワークを介して接続される管理サーバであって、プロジェクト画面の生成に要する講師情報を講師情報記憶部から取得し、取得した講師情報に含まれるプロジェクトデータを抽出し、抽出したプロジェクトデータに基づいてプロジェクト画面を生成するプロジェクト画面生成部を有する。また、検索画面の生成に要するユーザ情報をユーザ情報記憶部から取得し、取得したユーザ情報に含まれる希望データを抽出し、抽出した希望データに基づいて検索画面を生成する検索画面生成部を有する。また、生成した検索画面をユーザ端末に提供する検索画面提供部を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、管理サーバは、ユーザが希望する講座やイベントをタスクにより管理させ、他のユーザと交流させ、習得したプロジェクトの実績に基づくポートフォリオを生成し提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施の形態における学習用プラットフォーム生成システムの構成例の概要を示す図である。
図2】本発明の一実施の形態における管理サーバのユーザ情報記憶部に記憶されているユーザ情報および希望データおよび活動データの概要を示す図である。
図3】本発明の一実施の形態における管理サーバの講師情報記憶部に記憶されている講師情報およびプロジェクトデータの概要を示す図である。
図4】本発明の一実施の形態における全体処理の概要を示す図である。
図5】本発明の一実施の形態におけるユーザ情報取得処理およびユーザ情報記憶処理の概要を示す図である。
図6】本発明の一実施の形態における講師情報取得処理および講師情報記憶処理の概要を示す図である。
図7】本発明の一実施の形態におけるプロジェクト画面の概要を示す図である。
図8】本発明の一実施の形態におけるプロジェクト画面生成処理の概要を示す図である。
図9】本発明の一実施の形態における検索画面の概要を示す図である。
図10】本発明の一実施の形態における検索画面生成処理の概要を示す図である。
図11】本発明の一実施の形態における検索画面提供処理の概要を示す図である。
図12】本発明の一実施の形態におけるプロジェクト画面提供処理の概要を示す図である。
図13】本発明の一実施の形態におけるマイページ画面の概要を示す図である。
図14】本発明の一実施の形態におけるマイページ画面生成処理の概要を示す図である。
図15】本発明の一実施の形態におけるマイページ画面提供処理の概要を示す図である。
図16】本発明の一実施の形態におけるポートフォリオの概要を示す図である。
図17】本発明の一実施の形態におけるポートフォリオ生成処理の概要を示す図である。
図18】本発明の一実施の形態におけるポートフォリオ提供処理の概要を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。また、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施の形態における学習用プラットフォーム生成システムの構成例の概要を示す図である。
【0012】
図1に示されるように、学習用プラットフォーム生成システムは、ユーザ端末100と、ユーザ端末100とネットワークを介して接続される管理サーバ120とを有する。
【0013】
管理サーバ120は、ユーザ情報記憶部130と、講師情報記憶部131と、プロジェクト画面記憶部132と、検索画面記憶部133と、マイページ画面記憶部134と、プロジェクト画面生成部140と、プロジェクト画面提供部141と、検索画面生成部150と、検索画面提供部151と、マイページ画面生成部160と、マイページ画面提供部161と、ポートフォリオ生成部170と、ポートフォリオ提供部180と、を有する。
【0014】
ユーザ情報記憶部130には、ユーザ情報200(後述、図2)が記憶されている。講師情報記憶部131には、講師情報300(後述、図3)が記憶されている。プロジェクト画面記憶部132には、プロジェクト画面700(後述、図7)が記憶されている。検索画面記憶部133には、検索画面900(後述、図9)が記憶されている。マイページ画面記憶部134には、マイページ画面1300(後述、図13)が記憶されている。
【0015】
プロジェクト画面生成部140は、プロジェクト画面700の生成に要する講師情報300を講師情報記憶部131から取得し、取得した講師情報300に含まれるプロジェクトデータ310を抽出し、抽出したプロジェクトデータ310に基づいてプロジェクト画面700を生成する。
【0016】
プロジェクト画面提供部141は、ユーザ端末100が、プロジェクトを選択したユーザから選択タブ930および決定タブ940の押下入力を受付けた場合に、生成したプロジェクト画面700をユーザ端末100に提供する。
【0017】
検索画面生成部150は、検索画面900の生成に要するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から取得し、取得したユーザ情報200に含まれる希望データ210を抽出し、抽出した希望データ210に基づいて検索画面900を生成する。
【0018】
検索画面提供部151は、生成された検索画面900をユーザ端末100に提供する。
【0019】
マイページ画面生成部160は、ユーザ端末100がユーザからプロジェクト画面700が有する完了タブ740の押下入力を受付けた場合に、マイページ画面1300の生成に要するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から取得し、取得したユーザ情報200に含まれる活動データ210を抽出し、抽出した活動データ210に基づいてマイページ画面1300を生成する。
【0020】
マイページ画面提供部161は、生成したマイページ画面1300をユーザ端末100に提供する。
【0021】
ポートフォリオ生成部170は、ユーザ端末100がユーザからマイページ画面1300が有するポートフォリオ生成タブ1340の押下入力を受付けた場合に、ポートフォリオ1600の生成に要するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から取得し、取得したユーザ情報200に含まれる活動データ210を抽出し、抽出した活動データ210に基づいてポートフォリオ1600を生成する。
<ユーザ情報記憶部>
図2(a)は、本発明の一実施の形態における管理サーバ120のユーザ情報記憶部130に記憶されているユーザ情報200の構成例の概要を示す図である。
【0022】
図2(a)に示されるように、ユーザ情報200は、ユーザID、ユーザ名、性別、年齢、住所、連絡先、プロフィール写真、希望データ210と、活動データ220と、グループデータ等の項目により構成される。
【0023】
ユーザIDは、管理サーバ120が、ユーザを識別するための符号を示す。氏名は、ユーザの氏名を示す。連絡先は、ユーザのメールアドレス等の連絡先を示す。
希望データ210は、ユーザ端末100がユーザから入力を受け付けることで取得するユーザの詳細な情報や、検索のための条件を示す(詳細は後述する)。
【0024】
活動データ220は、ユーザ端末100がユーザから入力を受け付けることで取得するユーザのプロジェクトに対する活動実績や、達成度、リアクションについての情報等を示す(詳細は後述する)。
【0025】
グループデータは、ユーザが、他のユーザの中から希望するユーザを選定することで生成されるグループの情報を示す。例えば、ユーザは、知人、友人、プロジェクトの同期のメンバー等の、特定の仲間でグループを構成できる。すなわち、グループデータは、それら特定の仲間についてのユーザIDや活動データ等の情報である。
【0026】
図2(b)は、本発明の一実施の形態における管理サーバ120のユーザ情報記憶部130に記憶されているユーザ情報200に含まれる希望データ210の構成例の概要を示す図である。希望データ210は、希望ID、希望カテゴリ、希望イベント、希望日時、希望レベル等の情報を示す。
【0027】
希望IDは、管理サーバ120が、希望データ210を識別するための符号を示す。
【0028】
「希望カテゴリ」は、ユーザが希望するプロジェクトのカテゴリを示す。例えば、希望カテゴリは、英会話、料理、等である。
【0029】
「希望イベント」は、ユーザが希望するイベントの種類を示す。例えば、希望イベントは、講座、体験教室、オンラインサロン、等である。
【0030】
「希望日時」は、ユーザが希望するプロジェクトの日時を示す。
【0031】
「希望レベル」は、ユーザが希望するプロジェクトのレベルを示す。
【0032】
図2(c)は、本発明の一実施の形態における管理サーバ120のユーザ情報記憶部130に記憶されているユーザ情報200に含まれる活動データ220の構成例の概要を示す図である。活動データ220は、活動ID、日時、実行プロジェクト、達成度、リアクション情報等の情報を示す。
【0033】
活動IDは、管理サーバ120が、活動データ220を識別するための符号を示す。
【0034】
「日時」は、ユーザがプロジェクトを実行した日時を示す。
【0035】
「実行プロジェクト」は、ユーザが実行したプロジェクトについてのプロジェクトIDを示す。
【0036】
「達成度」は、ユーザがどの程度プロジェクトを実行したかについての指標となる数値を示す。例えば、達成度は、20%等と示される。
【0037】
「リアクション情報」は、ユーザがプロジェクトを実行した後で他のユーザから受けた「いいね」や「お気に入り」、またコメントや評価スコア等の情報を示す。
<講師情報記憶部>
図3は、本発明の一実施の形態における管理サーバ120の講師情報記憶部131に記憶されている講師情報300およびプロジェクトデータ310の概要を示す図である。
【0038】
図3(a)に示されるように、講師情報300は、講師ID、講師名、性別、年齢、住所、連絡先、評価スコア、プロジェクトデータ310等のデータ項目により構成される。
【0039】
講師IDは、管理サーバ120が、講師を識別するための符号を示す。講師名は、講師の氏名を示す。連絡先は、講師のメールアドレス等の連絡先を示す。
評価スコアは、講師がユーザから入力を受け付けることで取得する講師についての評価を示す(詳細は後述する)。
【0040】
プロジェクトデータ310は、講師端末110が講師から入力を受け付けることで取得する講師のプロジェクトについての情報等を示す(詳細は後述する)。
【0041】
図3(b)は、本発明の一実施の形態における管理サーバ120の講師情報記憶部131に記憶されている講師情報300に含まれるプロジェクトデータ310の構成例の概要を示す図である。プロジェクトデータ310は、プロジェクトID、カテゴリ、イベント、対象日時、対象レベル、コンテンツデータ、動画データ等の情報を示す。
【0042】
プロジェクトIDは、管理サーバ120が、プロジェクトデータ310を識別するための符号を示す。
【0043】
「カテゴリ」は、講師が提供するプロジェクトのカテゴリを示す。例えば、カテゴリは、英会話、料理、等である。
【0044】
「イベント」は、講師が提供するイベントの種類を示す。例えば、イベントは、講座、体験教室、オンラインサロン、等である。
【0045】
「対象日時」は、講師が提供するプロジェクトの日時を示す。
【0046】
「対象レベル」は、講師が提供するプロジェクトのレベルを示す。なお、レベルは、例えば1から100までの数値で示され、数値が大きいほどレベルが高いものとできる。
【0047】
「動画データ」は、講師が提供するプロジェクトごとに予め作成された動画についての情報を示す。動画は、例えば、そのプロジェクトを紹介する動画や、プロジェクトを実行するための「チュートリアル」となる動画が含まれる。なお、動画のデータの大きさや種類は特に限定されない。
【0048】
「コンテンツデータ」は、講師が提供するプロジェクトごとに予め作成されたコンテンツについての情報を示す。なお、コンテンツは、そのプロジェクトの具体的な内容を示す。すなわち、そのプロジェクトが例えば、「英会話」のカテゴリで「講座」のイベントである場合、コンテンツは、当該英会話の講座の具体的な内容を意味する。なお、コンテンツのデータの大きさや種類は特に限定されない。
<全体処理>
図4は、本発明の一実施の形態における全体処理の概要を示す図である。
【0049】
まず、S401にて、管理サーバ120はユーザ情報取得処理およびユーザ情報記憶処理(図5で後述する)を行う。
【0050】
まず、S402にて、管理サーバ120は講師情報取得処理および講師情報記憶処理(図6で後述する)を行う。
【0051】
次に、S403にて、管理サーバ120はプロジェクト画面生成処理(図7図8で後述する)を行う。
【0052】
次に、S404にて、管理サーバ120は検索画面生成処理(図9図10で後述する)を行う。
【0053】
次に、S405にて、管理サーバ120は検索画面提供処理(図11で後述する)を行う。
【0054】
次に、S406にて、管理サーバ120はプロジェクト画面提供処理(図12で後述する)を行う。
【0055】
次に、S407にて、管理サーバ120はマイページ画面生成処理(図13図14で後述する)およびマイページ画面提供処理(図15で後述する)を行う。
【0056】
次に、S408にて、管理サーバ120はポートフォリオ生成処理(図16図17で後述する)およびポートフォリオ提供処理(図18で後述する)を行う。
<ユーザ情報記憶処理>
図5(a)は、本発明の一実施の形態におけるユーザ情報記憶処理の概要を示す図である。以下、管理サーバ120が、ユーザ情報200を記憶する方法について説明する。
【0057】
まず、S501にて、管理サーバ120は、ユーザ情報入力画面をユーザ端末100に提供する。次に、S502にて、ユーザ端末100は、ユーザ情報入力画面をディスプレイに表示させる。
【0058】
その後、ユーザが本発明に係るシステムを初めて利用する場合、または、希望データ210を変更(更新)する場合、S503にて、ユーザ端末100は、ユーザ情報200の入力をユーザから受け付ける。なお、この際ユーザから受け付けたユーザ情報200は、希望データ210を含む。また、ユーザが入力する情報には、外部アカウント(SNS等)のログイン情報や、パスワードを含めても良い。
【0059】
次に、S504にて、ユーザ端末100は、S503で入力を受け付けたユーザ情報200を管理サーバ120に送信する。
【0060】
次に、S505にて、管理サーバ120は、S504で送信されたユーザ情報200を受信することにより、ユーザ情報200を取得する。次に、S506にて、管理サーバ120は、受信したユーザ情報200にユーザIDを付して、S503にて入力を受け付けたユーザ情報200をユーザ情報記憶部130に記憶する。
<ユーザ情報取得処理>
図5(b)は、本発明の一実施の形態におけるユーザ情報取得処理の概要を示す図である。以下、管理サーバ120が、ユーザ情報200を取得する方法について説明する。
【0061】
ユーザが本発明に係るシステムを2回目以降利用する場合、S507にて、ユーザ端末100はユーザIDの入力をユーザから受け付ける。なお、ユーザIDは、ユーザ情報200に含まれる。
【0062】
次に、S508にて、ユーザ端末100は、S507で入力を受け付けたユーザIDを管理サーバ120に送信する。
【0063】
その後、S509にて、管理サーバ120は、S508で送信されたユーザIDのキーに対応するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から取得する。
<講師情報記憶処理>
図6(a)は、本発明の一実施の形態における講師情報記憶処理の概要を示す図である。以下、管理サーバ120が、講師情報300を記憶する方法について説明する。
【0064】
まず、S601にて、管理サーバ120は、講師情報入力画面を講師端末110に提供する。次に、S602にて、講師端末110は、講師情報入力画面をディスプレイに表示させる。
【0065】
その後、講師が本発明に係るシステムを初めて利用する場合、または、プロジェクトデータ310を変更(更新)する場合、S603にて、講師端末110は、講師情報300の入力を講師から受け付ける。なお、この際講師から受け付けた講師情報300は、プロジェクトデータ310を含む。また、講師が入力する情報には、外部アカウント(SNS等)のログイン情報や、パスワードを含めても良い。
【0066】
次に、S604にて、講師端末110は、S603で入力を受け付けた講師情報300を管理サーバ120に送信する。
【0067】
次に、S605にて、管理サーバ120は、S604で送信された講師情報300を受信することにより、講師情報300を取得する。次に、S606にて、管理サーバ120は、受信した講師情報300に講師IDを付して、S603にて入力を受け付けた講師情報300を講師情報記憶部131に記憶する。
<講師情報取得処理>
図6(b)は、本発明の一実施の形態における講師情報取得処理の概要を示す図である。以下、管理サーバ120が、講師情報300を取得する方法について説明する。
【0068】
講師が本発明に係るシステムを2回目以降利用する場合、S607にて、講師端末110は講師IDの入力を講師から受け付ける。なお、講師IDは、講師情報300に含まれる。
【0069】
次に、S608にて、講師端末110は、S607で入力を受け付けた講師IDを管理サーバ120に送信する。
【0070】
その後、S609にて、管理サーバ120は、S608で送信された講師IDのキーに対応する講師情報300を講師情報記憶部131から取得する。
<プロジェクト画面>
図7は、本発明の一実施の形態におけるプロジェクト画面700の概要を示す図である。
【0071】
図7に示されるように、プロジェクト画面700は、プロジェクト表示領域710と、コンテンツ表示領域720と、タスク表示領域730と、完了タブ740と、を含む。プロジェクト画面700は、ユーザ端末100に表示される。
【0072】
プロジェクト表示領域710は、講師情報300に含まれるプロジェクトデータ310のうち、動画データの内容等を表示させる。すなわち、動画がそのプロジェクトについての「チュートリアル」の動画である場合、プロジェクト表示領域710は、当該チュートリアルを表示させる。なお、プロジェクト表示領域710の表示のさせ方については特に限定されない。
【0073】
コンテンツ表示領域720は、講師情報300に含まれるプロジェクトデータ310のうち、コンテンツデータの内容等を表示させる。すなわち、そのプロジェクトが例えば、「英会話」のカテゴリで「講座」のイベントである場合、コンテンツ表示領域720は、当該英会話の講座のコンテンツを表示させる。
【0074】
コンテンツ表示領域720は、各プロジェクトのコンテンツを表示させる際に、タスク形式で表示させる。なお、コンテンツ表示領域720における具体的なコンテンツ内容の表示のさせ方については特に限定されない。
【0075】
タスク表示領域730は、講師情報300に含まれるプロジェクトデータ310のうち、コンテンツデータの内容に付随するタスクを表示させる。すなわち、そのプロジェクトが例えば、「英会話」のカテゴリで「講座」のイベントである場合、タスク表示領域730は、当該英会話の講座のコンテンツに付随するタスクとして「ヒアリングテスト第1回」等のタスクを表示させる。なお、タスク表示領域730の表示のさせ方については特に限定されない。
【0076】
完了タブ740は、ユーザがウェブ上でプロジェクトまたは付随するタスクを完了し、マイページ画面1300の生成を要求するためのタブを示す。すなわち、完了タブ740がユーザからタップまたはクリックの入力を受け付けることにより、管理サーバ120は、マイページ画面1300の生成をマイページ画面生成部160に要求する。
【0077】
このようにして、管理サーバ120は、ユーザが実行したいプロジェクトをタスク形式で把握させることができ、ユーザに対しプロジェクトを容易に実行させることができる。
【0078】
また、プロジェクト表示領域710に表示される動画がプロジェクトの「チュートリアル」の動画である場合、管理サーバ120は、ユーザに対し、当該チュートリアルを視聴させることで、ユーザがプロジェクトを開始させる際の不安を解消できる。
【0079】
すなわち、ユーザは、プロジェクトに参加等する際に、最初に行う行動を容易に把握でき、例えば、オンラインサロンからの離脱や、イベントや講座を辞退する可能性を低減できる。
<プロジェクト画面生成処理>
図8は、本発明の一実施の形態におけるプロジェクト画面生成処理の概要を示す図である。
【0080】
まず、S801にて、管理サーバ120のプロジェクト画面生成部140は、プロジェクト画面700の生成を希望する講師についての講師情報300を講師情報記憶部131から取得する。
【0081】
次に、S802にて、プロジェクト画面生成部140は、S801で取得した講師情報300に含まれるプロジェクトデータ310のうち、カテゴリ、イベント、対象日時、対象レベル、コンテンツデータ、動画データ、等を抽出する。
【0082】
次に、S803にて、プロジェクト画面生成部140は、S802で抽出したカテゴリ等の内容に基づいて、プロジェクト画面700を生成する。
【0083】
具体的には、プロジェクト画面生成部140は、講師情報300に含まれるプロジェクトデータ310が、例えば、カテゴリ「英会話」、イベント「講座」、対象日時「2020年9月20日」、対象レベル「60以上」等である場合、各項目の内容に基づいてプロジェクト画面700を生成する。
【0084】
次に、S804にて、プロジェクト画面生成部140は、S803で生成したプロジェクト画面700をプロジェクト画面記憶部132に記憶する。
【0085】
次に、S805にて、プロジェクト画面生成部140は、検索画面900の生成を検索画面生成部150に要求する。
<検索画面>
図9は、本発明の一実施の形態における検索画面900の概要を示す図である。
【0086】
図9に示されるように、検索画面900は、第一検索結果表示領域910と、第二検索結果表示領域920と、選択タブ930と、決定タブ940と、再検索タブ950と、キーワード入力タブ960と、を含む。検索画面900は、ユーザ端末100に表示される。
【0087】
第一検索結果表示領域910は、ユーザ情報200に含まれる希望データ210の全項目について各項目の条件に対応する項目を有するプロジェクトデータ310の内容を表示させる。なお、第一検索結果表示領域910の表示のさせ方については特に限定されない。
【0088】
第二検索結果表示領域920は、第一検索結果表示領域910で表示されているプロジェクトに付随するタスクの内容を表示させる。なお、第二検索結果表示領域920の表示のさせ方については特に限定されない。
【0089】
選択タブ930は、ユーザが、第一検索結果表示領域910または第二検索結果表示領域920からプロジェクトを選択するためのタブを示す。すなわち、選択タブ930がユーザからタップまたはクリックの入力を受け付けることにより、管理サーバ120は、ユーザが実行を希望するプロジェクトを選択させる。
【0090】
決定タブ940は、ユーザが提供された検索画面900に表示された内容でプロジェクトを決定するためのタブを示す。また、決定タブ940は、プロジェクトが決定した後、ユーザにサービスの利用をさせるためのタブを示す。すなわち、決定タブ940がユーザからタップまたはクリックの入力を受け付けることにより、管理サーバ120は、プロジェクト画面700の提供をプロジェクト画面提供部141に要求する。
【0091】
再検索タブ950は、ユーザが再度プロジェクトの検索を行うためのタブを示す。すなわち、再検索タブ950がユーザからタップまたはクリックの入力を受け付けることにより、管理サーバ120は、工程S401へ進行する。
【0092】
キーワード入力タブ960は、ユーザが希望する「タグ」や「カテゴリ」や「プロジェクト」のキーワードを直接入力することによって、タグやカテゴリに紐付いているプロジェクト、またはプロジェクトそのものを直接検索するためのタブを示す。すなわち、キーワード入力タブ960がユーザからキーワードの入力を受け付けることにより、管理サーバ120は、当該キーワードを有するプロジェクトを直接検索できる。
【0093】
このようにして、管理サーバ120は、ユーザが希望するプロジェクトを容易に検索させることができる。また、検索画面900が選択タブ930、決定タブ940、再検索タブ950、キーワード入力タブ960を有することで、管理サーバ120は、ユーザに多面的なプロジェクトの検索機会を与え、ユーザがより満足できるプロジェクトを提供できる。
【0094】
また、管理サーバ120は、ユーザが希望するプロジェクトに紐付いているタグ等をキーワード入力させることにより、ユーザが所望する情報や、他のユーザまたは講師による「過去の投稿」を容易に把握させることができる。
<検索画面生成処理>
図10は、本発明の一実施の形態における検索画面生成処理の概要を示す図である。
【0095】
まず、S1001にて、管理サーバ120の検索画面生成部150は、検索画面900の生成を希望するユーザについてのユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から取得する。
【0096】
次に、S1002にて、検索画面生成部150は、S1001で取得したユーザ情報200に含まれる希望データ210のうち、希望カテゴリ、希望イベント、希望日時、希望レベル等を抽出する。
【0097】
次に、S1003にて、検索画面生成部150は、S1002で抽出した希望データ210の全項目について各項目の条件に対応する項目を有するプロジェクトデータ310を含んでいる講師情報300を取得する。
【0098】
次に、S1004にて、検索画面生成部150は、S1003で取得した講師情報300のプロジェクトデータ310に基づいて、検索画面900を生成する。
【0099】
具体的には、検索画面生成部150は、S1002で抽出した希望データ210の全項目が、例えば、カテゴリ「英会話」、イベント「講座」、対象日時「2020年9月20日」、対象レベル「60以上」等である場合、各項目の条件に対応する項目を有するプロジェクトデータ310に基づいて検索画面900を生成する。
【0100】
次に、S1005にて、検索画面生成部150は、S1004で生成した検索画面900を検索画面記憶部133に記憶する。
【0101】
次に、S1006にて、検索画面生成部150は、検索画面900の提供を検索画面提供部151に要求する。
<検索画面提供処理>
図11は、本発明の一実施の形態における検索画面提供処理の構成例の概要を示す図である。
【0102】
まず、S1101にて、管理サーバ120の検索画面提供部151は、S1006で要求された検索画面900の提供リクエストを受け付ける。
【0103】
次に、S1102にて、検索画面提供部151は、提供したい検索画面900を検索画面記憶部133から抽出する。
【0104】
次に、S1103にて、検索画面提供部151は、検索画面900を提供したいユーザに対応するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から抽出する。
【0105】
次に、S1104にて、検索画面提供部151は、S1102で抽出した検索画面900をユーザ端末100に提供する。
【0106】
次に、S1105にて、ユーザ端末100は、S1104で管理サーバ120から提供された検索画面900を、端末のディスプレイに表示させる。
【0107】
次に、S1106にて、ユーザ端末100は、プロジェクト表示領域710からプロジェクトを選択したユーザから「選択タブ930」の押下入力を受付ける。
【0108】
次に、S1107にて、ユーザ端末100は、ユーザから決定タブ940の押下入力を受付けたか否かを判定する。ユーザから決定タブ940の押下入力を受付けた場合、ユーザ端末100は、工程S1108へ進行する。ユーザから決定タブ940の押下入力を受付けない場合、ユーザ端末100は、工程S1109へ進行する。
【0109】
S1108にて、ユーザ端末100は、提供指示を管理サーバ120に送信する。その後、管理サーバ120は、プロジェクト画面700の提供をプロジェクト画面提供部141に要求する。
【0110】
S1109にて、ユーザ端末100は、ユーザから再検索タブ950の押下入力を受付けたか否かを判定する。ユーザから再検索タブ950の押下入力を受付けた場合、ユーザ端末100は、工程S1110へ進行する。ユーザから再検索タブ950の押下入力を受付けない場合、ユーザ端末100は、本工程を終了する。
【0111】
S1110にて、ユーザ端末100は、再検索指示を管理サーバ120に送信する。その後、管理サーバ120は、再検索を行うため工程S401へ進行し、以降S404までを行う。
<プロジェクト画面提供処理>
図12は、本発明の一実施の形態におけるプロジェクト画面提供処理の概要を示す図である。
【0112】
まず、S1201にて、管理サーバ120のプロジェクト画面提供部141は、S1108で要求されたプロジェクト画面700の提供リクエストを受け付ける。
【0113】
次に、S1202にて、プロジェクト画面提供部141は、提供したいプロジェクト画面700をプロジェクト画面記憶部132から抽出する。
【0114】
次に、S1203にて、プロジェクト画面提供部141は、プロジェクト画面700を提供したいユーザに対応するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から抽出する。
【0115】
次に、S1204にて、プロジェクト画面提供部141は、S1202で抽出したプロジェクト画面700をユーザ端末100に提供する。
【0116】
次に、S1205にて、ユーザ端末100は、S1204で管理サーバ120から提供されたプロジェクト画面700を、端末のディスプレイに表示させる。
【0117】
次に、S1206にて、ユーザ端末100は、ユーザから完了タブ740の押下入力を受付けたか否かを判定する。ユーザから完了タブ740の押下入力を受付けた場合、ユーザ端末100は、工程S1207へ進行する。ユーザから完了タブ740の押下入力を受付けない場合、ユーザ端末100は、本工程を終了する。
【0118】
S1207にて、ユーザ端末100は、生成指示を管理サーバ120に送信する。その後、管理サーバ120は、マイページ画面1300の生成をマイページ画面生成部160に要求する。
【0119】
このように、ユーザ端末100にプロジェクト画面700を提供することにより、管理サーバ120は、ユーザが希望するプロジェクトを容易に提供できる。
<マイページ画面>
図13は、本発明の一実施の形態におけるマイページ画面1300の概要を示す図である。
【0120】
図13に示されるように、マイページ画面1300は、活動内容表示領域1310と、達成度表示領域1320と、タイムライン表示領域1330と、ポートフォリオ生成タブ1340と、再検索タブ1350と、グループ表示領域1360と、を含む。マイページ画面1300は、ユーザ端末100に表示される。
【0121】
活動内容表示領域1310は、マイページ画面生成部160がS1402(後述、図14)で抽出した活動データ220のうち、「実行プロジェクト」、「日時」等を表示させる。なお、活動内容表示領域1310の表示のさせ方については特に限定されない。
【0122】
達成度表示領域1320は、マイページ画面生成部160がS1402(後述、図14)で抽出した活動データ220のうち「達成度」を表示させる。なお、達成度表示領域1320の表示のさせ方については特に限定されない。
【0123】
タイムライン表示領域1330は、マイページ画面生成部160がS1402(後述、図14)で抽出した活動データ220のうち「リアクション情報」を表示させる。すなわち、タイムライン表示領域1330は、ユーザがプロジェクトを実行した後で他のユーザから受けた「いいね」や「お気に入り」、またコメントや評価スコア等の情報を表示させる。なお、タイムライン表示領域1330の表示のさせ方については特に限定されない。
【0124】
また、タイムライン表示領域1330は、他のユーザまたは講師に対する「質問」を表示させることができる。すなわち、ユーザが疑問に思うことを「質問」として他のユーザ等に対し投稿できる。そして、管理サーバ120は、他のユーザ等から得た「回答」をタイムライン表示領域1330に表示させる。
【0125】
なお、上記「質問」や「回答」を含むリアクション情報は、過去分について蓄積でき、管理サーバ120は、ユーザが過去に得たリアクションや質問の回答を、ユーザに所望のタイミングで確認させることができる。
【0126】
ポートフォリオ生成タブ1340は、ユーザが提供されたマイページ画面1300に表示された内容でポートフォリオを生成するためのタブを示す。すなわち、ポートフォリオ生成タブ1340がユーザからタップまたはクリックの入力を受け付けることにより、管理サーバ120は、ポートフォリオ1600の生成をポートフォリオ生成部170に要求する。
【0127】
再検索タブ1350は、ユーザが再度プロジェクトの検索を行うためのタブを示す。すなわち、再検索タブ1350がユーザからタップまたはクリックの入力を受け付けることにより、管理サーバ120は、工程S401へ進行する。
【0128】
グループ表示領域1360は、ユーザが、他のユーザの中から希望するユーザを選定することで生成したグループを表示させる。すなわち、ユーザは、グループ表示領域1360において、例えば、ユーザの知人、友人、プロジェクトの同期のメンバー等の、特定の仲間で構成されたグループを把握できる。
【0129】
また、グループ表示領域1360は、ユーザからタップまたはクリックの入力を受け付けることにより、ユーザが希望するグループ内の他のメンバー(他のユーザ)についてのマイページ画面1300を閲覧させることができる。
【0130】
以上のようにして、管理サーバ120は、マイページ画面1300によりユーザに対し自己のプロジェクトの内容や活動状況、達成度等を容易に把握させることができる。
【0131】
また、マイページ画面1300がタイムライン表示領域1330を有することにより、管理サーバ120は、ユーザの活動に対する他のユーザ等からのリアクションを把握させることができる。
【0132】
ここで、既述の通り、管理サーバ120は、S406でプロジェクト画面700を提供し、ユーザがプロジェクトを実行した後(例えば、英会話講座を完了した後)、S407でマイページ画面1300を提供する。そして、そのたびにマイページ画面1300で他のユーザ等からのリアクションをタイムライン表示領域1330で把握する。すなわち、ユーザは、プロジェクト及びタスクを実行すればする程、他のユーザ等からリアクションを得ることができ、他のユーザ等とのコミュニケーションを活性化させ、交流を深めることができる。
【0133】
さらに、マイページ画面1300がグループ表示領域1360を有することにより、管理サーバ120は、ユーザに対し、特定の仲間で構成されたグループを把握させたうえ、ユーザが希望するグループ内の他のメンバーについてのマイページ画面1300を閲覧させることができる。すなわち、ユーザは、プロジェクト及びタスクを実行するたびに、他のユーザの活動状況を把握することができ、活動のモチベーションを維持できる。
<マイページ画面生成処理>
図14は、本発明の一実施の形態におけるマイページ画面生成処理の概要を示す図である。
【0134】
まず、S1401にて、管理サーバ120のマイページ画面生成部160は、S1207で要求されたマイページ画面1300の生成リクエストを受け付け、生成に要するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から取得する。
【0135】
次に、S1402にて、マイページ画面生成部160は、S1401で取得したユーザ情報200に含まれる活動データ220のうち実行プロジェクト、達成度、リアクション情報等を抽出する。
【0136】
次に、S1403にて、マイページ画面生成部160は、S1402で抽出した実行プロジェクト、達成度、リアクション情報等に基づいてマイページ画面1300を生成する。
【0137】
次に、S1404にて、マイページ画面生成部160は、S1403で生成したマイページ画面1300をマイページ画面記憶部134に記憶する。
【0138】
次に、S1405にて、マイページ画面生成部160は、マイページ画面1300の提供をマイページ画面提供部161に要求する。
<マイページ画面提供処理>
図15は、本発明の一実施の形態におけるマイページ画面提供処理の構成例の概要を示す図である。
【0139】
まず、S1501にて、管理サーバ120のマイページ画面提供部161は、S1405で要求されたマイページ画面1300の提供リクエストを受け付ける。
【0140】
次に、S1502にて、マイページ画面提供部161は、提供したいマイページ画面1300をマイページ画面記憶部134から抽出する。
【0141】
次に、S1503にて、マイページ画面提供部161は、S1502で抽出したマイページ画面1300を提供したいユーザに対応するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から抽出する。
【0142】
次に、S1504にて、マイページ画面提供部161は、S1503で抽出したマイページ画面1300をユーザ端末100に提供する。
【0143】
次に、S1505にて、ユーザ端末100は、S1504で管理サーバ120から提供されたマイページ画面1300を、端末のディスプレイに表示させる。
【0144】
次に、S1506にて、ユーザ端末100は、ユーザからポートフォリオ生成タブ1340の押下入力を受付けたか否かを判定する。ユーザからポートフォリオ生成タブ1340の押下入力を受付けた場合、ユーザ端末100は、工程S1507へ進行する。ユーザからポートフォリオ生成タブ1340の押下入力を受付けない場合、ユーザ端末100は、工程S1508へ進行する。
【0145】
S1507にて、ユーザ端末100は、ポートフォリオ生成指示を管理サーバ120に送信する。その後、管理サーバ120は、ポートフォリオ1600の生成をポートフォリオ生成部170に要求する。
【0146】
S1508にて、ユーザ端末100は、ユーザから再検索タブ1350の押下入力を受付けたか否かを判定する。ユーザから再検索タブ1350の押下入力を受付けた場合、ユーザ端末100は、工程S1509へ進行する。ユーザから再検索タブ1350の押下入力を受付けない場合、ユーザ端末100は、本工程を終了する。
【0147】
S1509にて、ユーザ端末100は、再検索指示を管理サーバ120に送信する。その後、管理サーバ120は、プロジェクトの再検索を行うため工程S401へ進行する。
【0148】
このように、ユーザ端末100にマイページ画面1300を提供することにより、管理サーバ120は、ユーザにプロジェクトの活動内容、達成度を容易に把握させることができる。
<ポートフォリオ>
図16は、本発明の一実施の形態におけるポートフォリオ1600の概念を示す図である。
【0149】
図16に示されるように、ポートフォリオ1600は、ユーザ情報表示領域1610と、活動実績表示領域1620とを含む。ポートフォリオ1600は、ユーザ端末100に表示される。
【0150】
ユーザ情報表示領域1610は、ポートフォリオ生成部170がS1701(後述、図17)で取得したユーザ情報200に含まれるユーザ名や、プロフィール写真等の情報を表示させる。
【0151】
活動実績表示領域1620は、ポートフォリオ生成部170がS1702(後述、図17)で抽出した活動データ220等の情報を表示させる。
【0152】
具体的には、活動実績表示領域1620は、活動データ220のうち、「実行プロジェクト」、「達成度」等を表示させる。なお、活動実績表示領域1620の表示のさせ方については特に限定されない。
【0153】
このようにして、管理サーバ120は、ユーザが実行したプロジェクトの活動実績をプロジェクト毎に把握させることができ、他のユーザや講師等に対し実績を訴求するためのポートフォリオを容易に提供できる。
<ポートフォリオ生成処理>
図17は、本発明の一実施の形態におけるポートフォリオ生成処理の概要を示す図である。
【0154】
まず、S1701にて、管理サーバ120のポートフォリオ生成部170は、S1507で要求されたポートフォリオ1600の生成リクエストを受け付け、生成に要するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から取得する。
【0155】
次に、S1702にて、ポートフォリオ生成部170は、S1701で取得したユーザ情報200に含まれる活動データ220を抽出する。
【0156】
次に、S1703にて、ポートフォリオ生成部170は、S1702で抽出した活動データ220に基づいてポートフォリオ1600を生成する。
【0157】
具体的には、ポートフォリオ生成部170は、抽出した活動データ220のうち「実行プロジェクト」、「達成度」等の各項目の内容を抽出して、活動実績表示領域1620を含むことによりポートフォリオ1600を生成する。
【0158】
次に、S1704にて、ポートフォリオ生成部170は、ポートフォリオ1600の提供をポートフォリオ提供部180に要求する。
<ポートフォリオ提供処理>
図18は、本発明の一実施の形態におけるポートフォリオ提供処理の構成例の概要を示す図である。
【0159】
まず、S1801にて、管理サーバ120のポートフォリオ提供部180は、S1704で要求されたポートフォリオ1600の提供リクエストを受け付ける。
【0160】
次に、S1802にて、ポートフォリオ提供部180は、S1703で生成したポートフォリオ1600を提供したいユーザに対応するユーザ情報200をユーザ情報記憶部130から抽出する。
【0161】
次に、S1803にて、ポートフォリオ提供部180は、S1802で抽出したポートフォリオ1600をユーザ端末100に提供する。
【0162】
次に、S1804にて、ユーザ端末100は、S1803で管理サーバ120から提供されたポートフォリオ1600を、端末のディスプレイに表示させる。
【0163】
このように、ユーザ端末100にポートフォリオ1600を提供することにより、管理サーバ120は、ユーザに対し、ユーザが実行したプロジェクトの活動実績をプロジェクト毎に把握させることができ、他のユーザや講師等に対し実績を訴求するためのポートフォリオを容易に提供できる。
<本実施の形態の効果>
以上説明した本発明の実施の形態によれば、管理サーバ120は、ユーザが希望する講座やイベントをタスクにより管理させ、他のユーザと交流させ、習得したプロジェクトの実績に基づくポートフォリオを生成し提供できる。
【0164】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、ユーザ端末は、スマートフォン以外にも、ノート型PCや、タブレット端末等の様々な形態のユーザ端末を全て含むものである。
【0165】
また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換しても良い。
【0166】
また、上記の各構成、機能、処理部は、それらの一部又は全部を、ハードウェア(例えば、集積回路)で実現してもよい。また、上記の各構成、機能、処理部は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行するネットワーク経由もしくはディスク等記憶媒体によるインストール型のソフトウェア、また、ASPなどのネットワーク型アプリケーションで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(SolidStateDrive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【符号の説明】
【0167】
100…ユーザ端末
110…講師端末
120…管理サーバ
130…ユーザ情報記憶部
131…講師情報記憶部
132…プロジェクト画面記憶部
133…検索画面記憶部
134…マイページ画面記憶部
140…プロジェクト画面生成部
141…プロジェクト画面提供部
150…検索画面生成部
151…検索画面提供部
160…マイページ画面生成部
161…マイページ画面提供部
170…ポートフォリオ生成部
180…ポートフォリオ提供部
200…ユーザ情報
210…希望データ
220…活動データ
700…プロジェクト画面
900…検索画面
1300…マイページ画面
1600…ポートフォリオ

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18