IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 坂梨 郷子の特許一覧

<>
  • 特開-ホルダー 図1
  • 特開-ホルダー 図2
  • 特開-ホルダー 図3
  • 特開-ホルダー 図4
  • 特開-ホルダー 図5
  • 特開-ホルダー 図6
  • 特開-ホルダー 図7
  • 特開-ホルダー 図8
  • 特開-ホルダー 図9
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022086947
(43)【公開日】2022-06-09
(54)【発明の名称】ホルダー
(51)【国際特許分類】
   A47G 29/00 20060101AFI20220602BHJP
   A47K 10/04 20060101ALI20220602BHJP
【FI】
A47G29/00 B
A47K10/04 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020207950
(22)【出願日】2020-11-28
(71)【出願人】
【識別番号】515124015
【氏名又は名称】坂梨 郷子
(72)【発明者】
【氏名】坂梨 郷子
【テーマコード(参考)】
3K100
【Fターム(参考)】
3K100AD07
3K100AE20
3K100AF07
3K100AG09
3K100AH09
(57)【要約】
【課題】本物品は、ストッパーカバー、ストッパー、紐、通し部、コネクター取手を融合したホルダーであって紐にハンカチ又は、タオルを挟み引き上げる事で摩擦力が、加わりしっかりと安定して装着し使用する物であってハンカチ又は、タオルを外す際は、ストッパーを押圧しハンカチ又は、タオルを引く事で下に落ちる引力も加わり容易に外す使い方を提供している。
【解決手段】紐の一端を結合させる、上部コネクターと、前記紐を通す左孔を設けたストッパーと、前記取手を通す通し部を有する取手と、前記紐を右孔を設けたストッパーと、前記紐を他端を下部コネクターとからなるホルダー、又は、コネクターの上部と下部の間を着脱構造にした請求項1記載のホルダー、前記ストッパーの隙間にストッパーカバーの孔に挿入し固定した請求項1に記載したホルダー。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
紐の一端を結合させる、上部コネクターと、
前記紐を通す左孔を設けたストッパーと、
前記取手の通し部を有する取手と、
前記紐を右孔を設けたストッパーと、
前記紐の他端を下部コネクターとからなるホルダー
【請求項2】
コネクターの上部と下部の間を着脱構造にした請求項1記載のホルダー
【請求項3】
前記ストッパーの隙間にストッパーカバーの孔に挿入し固定した請求項1に記載したホルダー
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ハンカチやタオルに取り付け紐付きハンカチ又は、紐付きタオルとして着脱可能なホルダーである。
【背景技術】
【0002】
従来、上部にフックが付いており、シリコン製の物に切り目を入れた構造であった。
【0003】
従来は、適切なホルダーがなくタオルに紐を縫い付けて対応していた。
【0004】
従来は、クリップに紐を付けた構造であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第3798898号(段落0019 図1-3)
【特許文献2】実登3166966(段落0002~0003)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載の吸盤付きタオル掛けにあっては、部材を切った物にタオルの端を持ち、切り目に指を差し込んだ後、指が部材に当たりタオルを入れにくかった。又、その切れ目が、壊れ易くタオルが外れ易かった。
【0007】
上記特許文献2に記載のタオルホルダーは、クリップでタオルの端を挟む際にタオルの素材を痛め、又タオルを取り外す際にもクリップから一瞬で外せない構造であった。
本発明は、上記課題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
紐の一端を結合させる、上部コネクターと、前記紐を通す左孔を設けたストッパーと、前記取手を通す通し部を有する取手と、前記紐を右孔を設けたストッパーと、前記紐を他端を下部コネクターとからなるホルダー、又は、コネクターの上部と下部の間を着脱構造にした請求項1記載のホルダー、前記ストッパーの隙間にストッパーカバーの孔に挿入し固定した請求項1に記載したホルダー。
【発明の効果】
【0009】
上記特許文献1のタオルかけは、装着時の部材が切れ目に当たり、壊れにくくなって、タオルが使用中に外れにくくなった。
【0010】
上記特許文献2のタオルホルダーは、クリップでタオルの端を挟む物であるが、タオル素材を痛めず、一瞬で外せる様になった。
【0011】
上記課題を解決するものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】 ストッパーカバーとストッパー表面を剥がした一部切欠正面図である。
図2】 上記切断箇所を表した平面図である。
図3】 ストッパーカバーとストッパー表面を剥がした一部切欠側面図である。
図4】 上記切断箇所を表した平面図である。
図5】 紐を引き下げた正面図である。
図6】 紐を引き上げた正面図である。
図7】 背面図である。
本発明の実施図
図8】 バッグに掛けた実施図
図9】 エプロンにつけた実施図
【発明を実施するための形態】
【0013】
ホルダー本体は、ストッパー2とストッパーボタン18の両表面を押圧すると紐部の拘束が、解除され上部の紐の輪が、小さくなり下部に大きめの紐の輪が現れる。
上記輪にハンカチの端を通しストッパー2とストッパーボタン18の両表面を押圧し引き上げる事で収納ドーム17に入り込んだ所で、押圧を止める。紐とストッパーでハンカチを挟んだ状態になり、摩擦力も加わり、より強力に固定できる。ホルダーからハンカチを外す際は、ストッパー2とストッパーボタン18を押圧しハンカチを引っ張ると紐を引き上げていた力は、解除されタオルが、下に落ちる引力も加わり容易に外す事が出来る。よってストッパー2とストッパーボタン18を押圧する事で紐を上下して使用する。ハンカチ、又はタオルの一角部を紐に掛け折り曲げ三角の底辺となる部分を挟持した状態を収納する為、ドーム型となっていて収納ドーム上部から輪となる紐が、垂れ下がっておりストッパーを押圧し取手を引いたり紐16を引き上げする事で紐を締め上げたり緩めたりする事を特徴とするホルダーである。
【実施例0014】
以下本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、以上の構成よりなり、ハンカチ、タオルの着脱を行うホルダーである。
【0015】
図1は、紐3は、ストッパー10を通りストッパー11に出て取手に付いた通し部7に通しストッパー12を通りストッパー13に抜けた後ストッパー2を内部に張り付け紐3の両端を上部コネクター4と下部コネクター5で結合した。
【0016】
図3は、ストッパーカバー1に孔を開け取り付け隙間13を狭くしカバーとの隙間を最小限にする事で押し辛くし外しにくくしたハードタイプと13部分を広く設け軽く押すだけで容易に外せるソフトタイプがある。
【0017】
図1の上部コネクター4と下部コネクター5は、請求項2に記載のコネクターであり、2部位を結束して使用するが請求項1に記載の図8チェーンコネクターは一体型を示している。
【0018】
図5は、ストッパー2、ストッパーボタン18の両表面を押圧すると紐部3の拘束が解除され、取手を引くと上部の輪が、小さくなり下部に大きめの輪ができ、その輪にハンカチ、又はタオルの端を通し、ストッパーカバーを外した内部を示す図である。
【0019】
図6は、ストッパー2の両表面を押圧し紐16を引き上げ、タオルを固定した状態の内部を示す図である。
【0020】
図8は、紐3をボールチェーン8に、コネクターをボールチェーンコネクター9に、取手6をペンダントトップに変えて、紐をアクセサリーチェーンネックレスの後ろの一端に輪が付いており、他端の金具で引っかけ、ネックレスをしている様に見える物もある。
【0021】
図1図8のストッパーカバーを外した物もある。
【0023】
図9にクリップを紐16に付ける事により服やエプロン、フックを付ける事によりリュックサックやバッグやランドセルに携行使用できる。
【産業上の利用可能性】
【0024】
ストッパーカバーは、マスコット、ロゴマーク、伸縮可能な物、取手、通し部、コネクターの形等の多様性を持っている。
【0025】
主に、ハンカチ又はタオルホルダーであるが、サイズを変更すれば、毛布ホルダーとして使用できる。
【0026】
紐付きタオルは、タオルと紐を縫って使用していたが、タオルの素材を痛める事なくホルダーから使用済タオルを外せるので、清潔なタオルをセットし、紐付きタオルや、おしぼりとしても使用する事ができ、気分にあわせてタオルを変えて楽しめる事で、タオルの普及に繋がる。
【0027】
図1図9は、使用していない時、マスコットとして保持出来るのでマスコットの普及に繋がる。
マスコットは、主に実用的な物でなかったが、このホルダーが出来た事でマスコットの普及に繋がる。
【0028】
シンプルなホルダーは、ストッパーカバーを外しストッパーと紐、コネクターと取手のみで構成されており、ストッパーにロゴマークやイラストが付いている物、金属を模した物、コネクターの変わりにコードエンドが取手に付いている物等、多様性を持っている。
【0029】
以下本発明の実施の形態を説明する。
【符号の説明】
【0030】
1 ストッパーカバー
2 ストッパー
3 紐
4 上部コネクター
5 下部コネクター
6 取手
7 通し部
8 ボールチェーン
9 ボールチェーンコネクター
10 ストッパー
11 ストッパー
12 ストッパー
13 ストッパー
14 隙間
15 ストッパー
16 紐
17 収納ドーム
18 ストッパーボタン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2020-12-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正の内容】
図5
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正の内容】
図6
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正の内容】
図3
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正の内容】
図7