特開 2022-86954 小物包装品の集積方法

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】P2022086954

(43)【公開日】2022-06-09

(54)【発明の名称】小物包装品の集積方法

(51)【国際特許分類】

   B65B 5/10 20060101AFI20220602BHJP

   B65G 47/04 20060101ALI20220602BHJP

【ＦＩ】

B65B5/10

B65G47/04

【審査請求】有

【請求項の数】2

【出願形態】書面

(21)【出願番号】P 2020220021

(22)【出願日】2020-11-30

(71)【出願人】

【識別番号】521200750

【氏名又は名称】合同会社▲高▼橋技術士事務所

(72)【発明者】

【氏名】▲高▼橋 弘司

【テーマコード（参考）】

3E003

3F080

【Ｆターム（参考）】

3E003AA05

3E003AB05

3E003BA04

3E003BB04

3E003BC06

3E003BD01

3E003CA04

3E003CB01

3E003CB06

3E003DA05

3E003DA06

3E003DA07

3F080AA43

3F080BA01

3F080BF07

3F080CE03

3F080CE06

(57)【要約】

【課題】 毎分１２００ヶ １移間に２０ヶ、０、０５移サイクルと高速のため，袋，箱等で受け取り、バルク状でストックし，アウトラインの計数機，計量機で処理を行っている
【解決手段】
前工程の包装機より排出される製品を８ｃｍピッチ，毎秒２０ヶ、１、６ｍ／秒のサクションコンベア等で受け取り，上側のサクションコンベアで吸い取り、吸着搬送を行い，カウンターセンサー１ヶ，サクション遮断ダンパー２ケ設け、例えば２０ヶ包装の場合センサーで２０カウントで第１ダンパーを遮断、次の２０ヶで第２ダンパーを遮断し、それぞれ製品バケットに落下させれば、製品は集積出来る。次工程の包装機が一列又は２列に処理すれば、集積，供給は成立する。
【選択図】図２

【特許請求の範囲】

【請求項1】

図１の製品が包装機のロータリーカッター等の排出部から，一定のピッチで連続的に高速で排出される製品を，ベルトコンベア，又はサクションコンベアで製品寸法の１・５倍以上のピッチで受け取り，上部のサクションコンベアで吸い取り，吸着搬送を行う。次工程の包装機のピッチでサクションコンベアの吸気口を閉じる，２ヶ所のダンバーを設ける。センサで指定数計数を行い，ダンバーを閉じることで，製品を下部の製品バケットに落下させる。製品搬送スピードは高速で，ダンバー切替スピードは低速スピードとなる方式

【請求項2】

次工程の包装機が２口の場合は図４のごとく，先行する製品を１サイクル遅らし，次の製品と２列として，次工程に供給する。次工程の包装機が１口の場合ダンパーの中間部に間欠の製品コンベアを設け，各々の落下した製品バケットの製品を移動し，間欠コンベアにより次工程の包装機に供給する。集積供給方式〔図７〕

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は一列で高速（１２００～１０００）ケ／分の速度で排出される小物包装品（ピロー包装品，ヒネリ包装品，三方シール包装品）を指定個数，集積し，次程の包装機に１列又は２列で供給する方式

【背景技術】

【0002】

高速で排出される製品を排出口に，大箱，大袋で受け，バルクで別の場所で保管し別工程の計数機，計量機で指定された数量重量を計量し袋詰，箱詰等を行っている。アウトライン処理を行っている。

【0003】

計数機，計量機は各々独立した機械のため，前工程の包装機より，高速で１列で排出される製品と連結，は全く取れない．ため，アウトライン処理を行っている。製品の形状から，パウチ，ステックのようにピン送りが出来ない。

【先行技術文献】

【0004】

【発明の概要】

【0005】

製品長さを４０ｍｍとして１分間に１２００ヶ落下する製品をサクションベルトでピッチ８０ｍｍで受けるとすると，１秒間に１、６ｍのサクションベルトで滑べり無く．搬送，吸着搬送を行う必要がある。製品の外形寸法，重量によって，図３（Ａ）（Ｂ）（Ｃ），及び風圧２５０～５００ｍｍＨｇ，ブロア容量１、５～８、０ＫＷより選択，テストを行い決定する。

【0006】

ダンパー板はダンパー巾１ピッチ８０巾のプレートを０．０５移で図３（Ａ）は左右１０ｍｍ，図３（Ｂ）は左右２７ｍｍ，図３（Ｃ）は前後５ｍｍを選択，決定する。ダンパーの駆動はサーボモーター付タイミングベルトで動作スピードは毎秒０、７５ｍ以下に設定する。

【0007】

センサカウンターで一定の数２０ヶとすれば，第１ダンパーを閉じて，製品バケットに落下さし，次の２０ヶは第２ダンパーを閉じて，製品バケットに落下さす。順次第１ダンパー，第２ダンパーをくり返えし，次工程が、１列又は２列かによって２列の場合は、図４のごとく第１ダンパーの製品を１タイミング遅らし，第２ダンパーの製品と同時に２列として次工程に供給する。
次工程の機合が１列の場合は第１ダンパー，第２ダンパーの中間位置に間欠動作の製品バケットコンベアを設け，第１ダンバー，第２ダンパーの製品を順次押込んで，次工程の包装機に供給する。

【課題を解決する手段】

【0008】

テスト段階で仕様を決定する時に，スピードが速く目に見えない，１移間に６０コマ以上撮影可能なカメラで画面を見ながら，テスト，確認行うことが．絶対的条件となる。

【発明の効果】

【0009】

本発明によって，インラインでの計数を行い，次工程の包装機へ供給を１列又は２列で行えば現状使用している，袋，箱等のバルク処理作動不用となる。計数機，計量機不用となる。製品を持ち上げるリフター等のすべての設備不用となり。作業スペース，作業者，すべて不用となる。インラインで作業を行うため，大巾な設備費，労務費等コストダウンとなる。

【図面の簡単な説明】

【0010】

【図1】 製品図，Ａピロー包装品，Ｂヒネリ包装品，Ｃ三方シール包装品

【図2】 サクションコンベア，吸着上部サクションコンベア

【図3】 上部吸着サクションコンベア，任切切替弁，平面，側面

【図4】 ベルト穴１０φ ３列 スリット縦１０ ダンパー切替ストロークタテ１０ミリ

【図5】 ベルト穴１０φ ４列 スリット縦１０ ダンパー切替ストロークタテ２７ミリ

【図6】 ベルト穴１０φ ４列 スリット横５ ダンパー切替ストロークヨコ５ミリ

【図7】 連続高速１列搬送→集積２ヶ所→２列間欠搬送動作図

【発明を実施するための形態】

【0011】

前工程の包装機より製品を受け取る，サクションベルトコンベアの状態を常に一定にする，外部からの風，粉塵，湿度等の変化のない条件し，サクションコンベアで製品を吸着搬送し，ダンバーの開閉することで，製品を集積し，次工程に一列又は２列で供給する

【記号の説明】

【0012】

１， サクションコンベア
２ センサー
３ ダンバー任切板
４ 穴明き底板
５ サクションベルト
６ 製品バケット
７ サクション室
８ 集積
９ 移動
１０ 連続動作
１１ 搬送コンベア（間欠）
１２ ステイドベアリン、タイミングベアリング付サーボモーター付動作装置

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【手続補正書】

【提出日】2022-03-11

【手続補正1】

【補正対象書類名】特許請求の範囲

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【特許請求の範囲】

【請求項1】

ピロー包装品、ヒネリ包装品、三方シール包装品が包装機械から１０００～１２００ケ／分のスピードで排出され製品を
Ａ ベルトコンベア又はサクションコンベアーで受け取り製品寸法の１．５倍以上のピッチで受け取り、上部の同一スピードで進むサクションコンベア吸い取り吸着搬送を行う装置と
Ｂ 次工程の包装機取入口のピッチでサクションコンベアの吸気口を開閉する２ヶ所のダンパーを設け、センサーで指定数計数を行い、ダンバーを閉じることで下部設けた製品バケットに落下させる装置で製品搬送スピードは１００～１２０ｍ／分と高速でダンパー切替スピードは６～３２ｍ／分と低速で開閉する装置とからなる集積方式。

【請求項2】

次工程の包装機の製品取入口が２口の場合は先行する製品を１サイクル遅らし、次の製品と２列製品として次工程に供給する、次工程の包装機が１列の場合はダンパーの中間部に間欠動作の製品コンベアーを設け、各々落下した製品を移動し間欠コンベアより、次工程の包装機に１口として仕供する請求項１記載の方式。

【手続補正2】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正の内容】

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は一列で高速１０００～１２００ケ／分の速度で排出される小物包装品ピロー包装品、ヒネリ包装品、三方シール包装品を指定個数集積し、次工程の包装機に１列又は２列で排出する方式

【0002】

高速で排出される製品を大袋、大箱で受け取りバルクで別の場所で保管し、別工程の計数機、計量機で指定された、数量、重量を計量し袋詰、箱詰を行いアウトライン処理を行う。

【0003】

計数機、計量機は、各々独立した機械のために前工程の包装機より高速で、一列で排出される、製品とのバランス連結は全く取れていないため、アウトライン処理を行っている。製品の形状から、パウチ、ステックのように、ピン送り搬送が出来ない。

【先行技術文献】

【0004】

【発明の概要】

【0005】

製品長さを４０ｍｍとして１２００ケ／分で落下する製品をサクションコンベアピッチ、８０ｍｍで受けると１秒間１．６ｍのスピードのサクションコンベアベルトで滑りなく吸着搬送を行う必要がある。製品の外形寸法、重量によって、図１、Ａ、Ｂ、Ｃ、の製品を風圧、２５０～５００ｍｍＨｇ、ブロアの容量１．５～８．０ＫＷより選択、テストを行い、決定する。

【0006】

タンパー板はダンパー巾１ピッチ、８０巾のプレートを０．０５秒で移動する図４は左右１０ｍｍ、図５は左右２７ｍｍ、図６は前後５ｍを選択決定する、ダンパーの駆動はサーボモーター付タイミングベルトで、動作スピード図４は１２ｍ／分 図５は２７ｍ／分 図６は６ｍ／分以下に設定する。

【0007】

センサーカウンターで一定の数２０ヶとすれば第１ダンパーを閉じて、製品を製品バケットに落下さし、次の２０ヶは第２ダンパーを閉じて製品バケットに落させる。順次、第１ダンパー、第２ダンパーとくり返し、次工程が１列又は２列によって２列の場合は、図４のごとく第１ダンパーの製品を１タイミング遅らし、第２ダンパーの製品と同時に２列として次工程に供給する。
次工程の機械が、１列の場合は、第１ダンパー、第２タンパーの中間位置に間欠動作の製品バケットコンベアを設け、第１タンパー、第２ダンパーの製品を順次押し込んで１列の製品として次工程の包装機に供給する。

【課題を解決するための手段】

【0008】

テスト段階で仕様を決定する時に、スピードが速く目に見えない１秒間に６０コマ以上撮影可能なカメラで画面を見ながらテスト、確認を行うことが、絶対的条件となる。

【発明の効果】

【0009】

本発明によって、インラインの計数を行い、次工程の包装機に１列又は２列で行えば、現状行われている袋．箱のバルク処理作業は不用となる、計数機、計量機は不用となる。製品を持ち上げるリフター等のすべての設備不用となり、作業員作業スペースすべて不用となり、インラインで作業を行うため、大巾な設備費、労務費のコストダウンとなる。

【図面の簡単な説明】

【0010】

【図1】 製品図 Ａピロー包装品、Ｂヒネリ包装品、Ｃ三方シール包装品

【図2】 サクションコンベア、吸着上部サクションコンベア

【図3】 上部サクションコンベア、任切切替弁、平面、側面

【図4】 ベルト穴１０^φ３列 スリット縦 １０ミリダンパー切替ストローク１０ミリ

【図5】 ベルト穴１０^φ４列 スリット縦 １０ミリダンパー切替ストローク２７ミリ

【図6】 ベルト穴１０^φ４列 スリット横 ５ミリダンパー切替ストロク５ミリ

【図7】 連続高速１列搬送→集積２ヶ所→２列間欠搬送動作図

【発明を実施するための形態】

【0011】

前工程の包装機より製品を受け取る、サクションベルトコンベアーの状態を常に一定にする、外部からの風、粉塵、湿度の変化のない条件とし、サクションコンベアで製品を吸着搬送し、ダンパーを開閉することで製品を集積し、次工程に一列又は２列で供給する

【記号の説明】

【0012】

１ サクションコンベア
２ センサー
３ ダンパー任弁板
４ 穴明き底板
５ サクションベルト
６ 製品バケット
７ サクション
８ 集積
９ 移動
１０ 連続動作
１１ 搬送コンベア（間欠）
１２ スライドベアリング、タイミングベルト付サーボモーター付動作装置

【手続補正3】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正の内容】

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】