IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 合同会社▲高▼橋技術士事務所の特許一覧

<>
  • 特開-連続式60°排出。落下集積方式 図1
  • 特開-連続式60°排出。落下集積方式 図2
  • 特開-連続式60°排出。落下集積方式 図3
  • 特開-連続式60°排出。落下集積方式 図4
  • 特開-連続式60°排出。落下集積方式 図5
  • 特開-連続式60°排出。落下集積方式 図6
  • 特開-連続式60°排出。落下集積方式 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022086955
(43)【公開日】2022-06-09
(54)【発明の名称】連続式60°排出。落下集積方式
(51)【国際特許分類】
   B65G 47/44 20060101AFI20220602BHJP
   B65G 47/53 20060101ALI20220602BHJP
【FI】
B65G47/44
B65G47/53 G
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020220022
(22)【出願日】2020-11-30
(71)【出願人】
【識別番号】521200750
【氏名又は名称】合同会社▲高▼橋技術士事務所
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 弘司
【テーマコード(参考)】
3F015
3F016
【Fターム(参考)】
3F015BA01
3F015CA01
3F015EA00
3F016AA01
3F016CF01
(57)【要約】
【課題】従来の方式は2台の充填機は独立運動で連続間欠動作で稼動中の製品バケットに供給するため、3ダンバーで制御しているが、装置が複雑タイミング合せが難しい。又5ヶ集積部が、90°度の落下のため、テールの制御となり、キャップぶれる欠点が有った。
【解決手段】2台の充填機をサーボコントロールの同期制御とし、供給コンベアを間欠駆動のアタッチ付タイミングベルト送りとし、2列、2充填機間のタイミングズレを無くす方式とする。3ダンパーは不用となる。製品バケットは4インチピッチの連続動作のバケットに開閉ダンパー式で姿勢正しく落下する。製品バケットから、排出ポジションで60度の角度で連続動作で取り出し75度のシュートで落下さし、中間点にストッパーでタイミングを合せ、15度の角度で待機する5連ソケットに落下する。中間ストッパー前はR型樋とし、ストッパー後はV型溝とし、片側のテール部は30度特ち上け、チューブを滑らしながら集積しソケットに入った状態は、60度傾斜状態となる方式。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
図1の如く、2連式充填機2台を配し、排出部よりテールファストで排出し、製品に桟付.コンベアで受け、指定高さの供給機に排出する。供給機の下部に4の整数倍の製品バケットが連続的に稼動している。バケット1ヶとびV-A、B各々専用とし上記供給機より、同期を取り製品を落下供給する。製品排出部でA用2台、B用2台の計4台を図2のごとく設ける。製品バケットのピッチをPとしスピードをVとすれは、排出部のスピードは2V、距離2Pを製品バケットセンターより60°の角度で排出チェーンコンベアの介で押しながら、連続的に排出する。チェーンの長さは4Pの2倍の長さとすれは、順次A→A、A→A、B→B→Bの製品バケットの製品を連続的に排出する。
【請求項2】
上記装置で排出された製品を連続動作の平ベルトで受け4連の間欠動作の板コンベアで受け、所定の高さから、シュートで75°の角度で製品を落下させる。中間点にストッパーを設け、瞬間的に停止し、15°で角度で停止状態の5連式ソケットで受ける。シュートのストッパー前はR形の溝とし、ストッパー以後はV形溝とし、片側の製品のテール部を製品のセンターより30°角度特ち上げガイドとし滑らしながら5連式ソケットに落下さす。ソケットに入った状態では60°の角度で傾けた状態となり順次集積を行い、5個になれば、次工程に排出する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
充填機より排出される製品をいかに高速で効率良くトレーに入れ箱詰等を行う、一連の工程を行う包装作業工程分野。
【背景技術】
【0002】
チューブ製品の包装ラインは箱詰包装ラインとトレイ包装ラインに分類される箱詰ラインはライン統合され合理化に進んでいる。トレイ包装ラインは現在も、まだ、充填機の2台統合、トレイ詰め、箱詰の統合は少い、分散すればスペースは増え、コストは高くなり効率は悪くなる。
【0003】
統合する場合、検査工程、ラベル貼付工程、不良品の排出等による、数不足の発生等を考慮と、連動動作と間欠動作の組合せをいかに処理するかの問題が、発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9-208039 特開平9-169428
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
充填機から排出される製品の2列の製品間の遅れ、2台の充填機から排出される製品の遅れを生じない方式であること。
【0006】
1台2列、2台で4列で排出される製品をいかにスムーズに5列ソケットに入れるか、チューブ製品のキャップ部とテール部は寸法差が有り、テール部で制御しても、キャップ部はバラツキが発生する、又重心の位置が不安定である。
【0007】
連続で高速で稼動する製品バケットの製品をいかに四列のコンベアに排出するか、排出し間欠動作に変えるか。
【課題を解決するための手段】
【0008】
充填機から、2列で排出する製品の列間遅れ、2台の充填機から排出される製品の製品の機械間の遅れは2台の充填機間の遅れは、2台の充填機のモーモーターをサーボモーターとし同期運動を行し、充填機の負荷変更による遅れは、搬送コンベアを桟付コンベアとし、間欠コンベアとする、4列か一定時間停止する条件で駆動方式とする。製品バケットへの供給ダンバー部は開閉式のダンパーとし姿勢正しく落下する方式とする。尚桟付コンベアは必要高さ、高く設定する。
【0009】
連続で高速で搬送される製品バケットを4インチピッチとすれば4の4倍、16山の3倍の48山のスプロゲットを搬送コンベアの駆動シャフトに取付る。排出部は4インチの2倍の8インチ、4ピッチ分32インチ、40番チェーンで64山のチェーンを製品バケットの上部に60°の角度に取付、それぞれサーボモーターで同期運動すれば、タイミング的に合い、排出チップを1個取付ければ良い、同装置をAバケットに2ヶ所Bバケットに2ヶ所取付れば、4列同時に排出可能となる。製品バケットは4インチの場合長さ200ミリ以下とし、サイドの案内ガイドは173mm以下とする。
【0010】
排出された製品に、ラベル、シールが必要な場合は板コンベアで必要なスペースを確保し、75°の角度でR部シュート部でチューブの背面を滑らしながら、15°の角度で待機する、5連ソケットに投入する。中間部に一時停止のストッパーを設け、衝撃を少くし、瞬間止める。ストッパー前はR型樋とし、ストッパー後はV型溝としいずれも製品の背中部を滑べらしながら、製品のセンターを定め、片側のテール部を中心から、30°特ち上げるガイドとすれば、5連式ソケットに投入時上面より見れば60°の傾斜となる。
【0011】
ソケットに指定する数を4、5、6とすれば8、10、12、15等の数は決定する。可能となり4連式のトレー入れ、箱詰等は、既存の技術の組合せであり、すでに実積の有する、可能な、かきり、統合すればコストは安くなりスペースも縮少する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によって、充填機供給機、搬送用製品バケット、検査装置等の既存の設備、技術、箱詰カートニングラインの技術の転用が可能となる。ソケット方式で入れ数を決めればソケットを変えれば入れ数の変更が可能となる。製品の背の部々と滑らしながら、投入するため、投入ミスがより減少する。又ソケットの2列、3列の処理が可能となり、1台で4連式のトレー入れ、箱詰も可能でスペース、コスト、安全性、メンテナンス性等いずれも軽減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】概略レイアウト図、テールファスト排出部、供供部、排出部
図2】60°排出部概略図
図3】製品バケット図。
図4】60°排出部チェーン部及び架台。
図5】充填機排出テールファスト
図6】60°排出部押し出しチップ
図7】75傾斜シュート部
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1図2は本発明の60°排出、5連式ソケット集積部の概略を示す。図1は2台の2連式充填機は、サーボモーターで同期連動された状態で、製品バケットのピッチの寄数倍の位置に設置され、充填機A、充填Bは製品バケットA用、B用に専用的に使用する。製品バケット総数は4の倍数倍とする。
【0015】
充填機の排出部は製品の持ち上げ動作とベルトコンベアの巻込み動作でテールファストの状態で取り出し次の間欠動作の桟付タイミングベルトに供給される。頭基準の状態で供給機に供給され、A、B各に正常な姿勢で落下させる。工程検査を行い排出部に移動する。
【0016】
排出装置は、A用2式、B用2式、それぞれ専用のバケット部に設置する。製品バケットのピッチを4インチとすれば、製品バケットの長さは200以下サイドの案内ガイドは173ミリ以下で、ピッチの2倍のスピードで排出する。製品バケットは4インチピッチで、次の製品を順次排出する。排出のチップコンベアは、製品バケツのセンターより60°の角度で8インチの長さを、製品バケット4インチ進むスピードの2倍のスピードで排出する。チェーンの長さは8インチの4部32インチ、40番のチェーンを使用すれは64山のチェーン長さに1個の排出チップを取付ける。この装置をA用2台、B用2台設置する。尚製品バケットのスプロケットは80番48山とする。
【0017】
出口部に90°方向にベルトコンベアを配置し移動する、次工程にシールラベル等スペースの必要な場合は4列板コンベアを配し、不用の場合は直接に75°角度の落下シュートに供給する。
【0018】
ツパーで瞬間的に停止しV型シュード部で滑らしなから落下する。片側のテール部中心より30°の角度で特ち上げ15°の角度で停止の5連式ソケットに落下する5連式ソケット間欠動作で順次製品を受け5個充填完了すれば、次工程に排出する
次工程のトレー詰め、箱詰機は概存の技術であり、4連式の箱詰機は現存する
【符号の説明】
【0019】
1 充填機A.
2 充填機B.
3 かっき上げ排出部
4、間欠桟付タイミングベルトコンベア
5、供給.A、B、
6、製品バケット ピッチ4インチ A、B、
7、排出装置、A1A2、 Bの4組、
8、出口平コンベアー4列
9、4列用 板コンベア
10、シュート75°角度 4組
11、中間ストッパー 4組
12、5連ソケット 15°角度 4列
13、ソケット搬送コンベアー
14、ソケット供給コンベアー
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7