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特開2022-8738異なった服スタイルにより変形可能なハンガー
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008738
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】異なった服スタイルにより変形可能なハンガー
(51)【国際特許分類】
   A47G 25/40 20060101AFI20220106BHJP
【FI】
A47G25/40 B
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2019083436
(22)【出願日】2019-04-24
(31)【優先権主張番号】201910277954.X
(32)【優先日】2019-04-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519098855
【氏名又は名称】方小剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【氏名又は名称】岩永 和久
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】程壑
【テーマコード(参考)】
3K099
【Fターム(参考)】
3K099AA03
3K099AA06
3K099AA07
3K099BA04
3K099BA12
3K099CB24
(57)【要約】
【課題】本発明は異なった服スタイルにより変形可能なハンガーを開示した。
【解決手段】スタンド板を含み、前記スタンド板の上側には上下に伸びている掛け軸が回転できるように連結され、前記掛け軸の上端にはフックが回転できるように連結され、前記掛け軸には前記フックの下端に位置する折畳ブロックが設けられ、前記折畳ブロックには上に且つ対称中心から離れている側に開口した開口溝が左右に対称的に設けられ、本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、ばねの弾性の伸縮変化により異なったスタイルや肩幅を有する服に対応し、収納中にハンガーのサイズが合わなくて服にシワが出ることにはならない。同時にカバー式の捲り構造の服カバーを備え、収納中に埃を防ぎ、着る前に余分な整理にかかる時間を節約する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタンド板を含み、前記スタンド板の上側には上下に伸びている掛け軸が回転できるように連結され、前記掛け軸の上端にはフックが回転できるように連結され、前記掛け軸には前記フックの下端に位置する折畳ブロックが設けられ、前記折畳ブロックには上に且つ対称中心から離れている側に開口した開口溝が左右に対称的に設けられ、前記開口溝の中には防塵装置が回転できるように連結され、その中、前記防塵装置は前記開口溝の中に固定的に連結され、且つ前後に伸びている第一固定軸を含み、前記第一固定軸にはカバー板が回転できるように連結され、前記カバー板のうち互いに近接する側には左右対称の自在継ぎ手が回転できるように連結され、左端の前記自在継手にはロックリングが回転できるように連結され、右端の前記自在継ぎ手には前記ロックリングと当接できるロックフックが回転できるように連結され、これにより収納状態において前記防塵装置の安定と固定を保証し、前記スタンド板の中には左右対称の補充溝が設けられ、前記補充溝の中には補充支持装置が設けられ、前記スタンド板の中には前記補充溝の上端に位置する定型装置が設けられ、前記補充支持装置によって肩幅と合わせ、前記定型装置によって服の肩の形を保つことを特徴とする異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項2】
前記防塵装置は前記カバー板のうち対称中心から離れている側に設置される布納め溝を含み、前記布納め溝の中には上下に伸びている回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸にはロールが設けられ、前記ロールの上下両端と前記布納溝の上下内壁との間には戻しばねが連結され、前記ロールには防塵布が巻き付き、前記防塵布のもう一端には磁力によって吸引し合える磁石が固定的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項3】
前記補充支持装置は前記補充溝の中に位置し、且つ前記補充溝とスライドできるように連結される横向き補充板を含み、前記横向き補充板のうち対称中心に近接する端と、前記補充溝のうち対称中心に近接する端の内壁との間には引張ばねが連結され、前記横向き補充板の上端端面には四組の縦向き補充板が陳列で排列され、前記縦向き補充板の下側と前記横向き補充板の上側との間には圧縮バネが圧着し連結されることを特徴とする請求項1に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項4】
前記定型装置は前記補充溝の上端に設置される凹み溝を含み、前記スタンド板の中には前記凹み溝の下側に位置する伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの頂端内壁には上下に伸びている押しロッドがスライドできるように連結され、前記押しロッドには前記伝動チャンバの中に位置する押しボールが設けられ、前記押しボールの上側と前記伝動チャンバの頂端内壁との間には止ばねが連結され、前記押しロッドには前記凹み溝の中に位置する当接板が設けられ、前記凹み溝の中には前記当接板の上端に位置する前後対称の位置制限軸が固定的に連結され、前記凹み溝の中には前記当接板と当接できる前後対称の定型ロッドが設けられ、前記定型ロッドには前記位置制限軸とスライドできるように連結される収縮溝が設けられ、前記定型ロッドのうち互いに近接する側には抑制ばねが連結され、前記定型ロッドの上端末端には定型板が固定的に連結され、前記スタンド板の中には前記伝動チャンバの前後端壁の中に位置する対称的な隠し溝が設けられ、前記隠し溝のうち対称中心に近接する側の内壁にはスライドロッドがスライドできるように連結され、前記スライドロッドには前記伝動チャンバの中に位置し、且つ前記押しボールと当接できる輪が設けられ、前記スライドロッドの中には前記隠し溝の中に位置するスライドブロックが設けられ、前記スライドブロックと前記隠し溝の内壁との間には収縮ばねが連結され、前記スライドブロックの中には支持部品が設けられることを特徴とする請求項1に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項5】
前記支持部品は前記スライドブロックのうち対称中心から離れている側に設置される回転溝を含み、前記回転溝の中には左右に伸びている第二固定軸が固定的に連結され、前記第二固定軸には連結ロッドが回転できるように連結され、前記連結ロッドの中にはスライド溝が設けられ、前記スライド溝の中には接触ロッドがスライドできるように連結され、前記接触ロッドと前記スライド溝との近接し合う側には復帰ばねが連結されることを特徴とする請求項4に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活用品分野に関し、具体的には異なった服スタイルにより変形可能なハンガーである。
【背景技術】
【0002】
コートスーツやシャツ類の服装に対し、着ないときはハンガーにかけて形を保つ。服それぞれのサイズが異なり、普通のハンガーも長さが固定であり、長い時間かけると服が変形する。それに箪笥内に収納しても埃が落ちないとは言えないため、異なった服スタイルに対応でき、防塵機能を有するハンガーは現在日用品業界における発展の必然的な傾向となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105595765号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は異なった服スタイルにより変形可能なハンガーを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:本発明の異なった服スタイルにより変形可能なハンガーは、スタンド板を含み、前記スタンド板の上側には上下に伸びている掛け軸が回転できるように連結され、前記掛け軸の上端にはフックが回転できるように連結され、前記掛け軸には前記フックの下端に位置する折畳ブロックが設けられ、前記折畳ブロックには上に且つ対称中心から離れている側に開口した開口溝が左右に対称的に設けられ、前記開口溝の中には防塵装置が回転できるように連結され、その中、前記防塵装置は前記開口溝の中に固定的に連結され、且つ前後に伸びている第一固定軸を含み、前記第一固定軸にはカバー板が回転できるように連結され、前記カバー板のうち互いに近接する側には左右対称の自在継ぎ手が回転できるように連結され、左端の前記自在継手にはロックリングが回転できるように連結され、右端の前記自在継ぎ手には前記ロックリングと当接できるロックフックが回転できるように連結され、これにより収納状態において前記防塵装置の安定と固定を保証し、前記スタンド板の中には左右対称の補充溝が設けられ、前記補充溝の中には補充支持装置が設けられ、前記スタンド板の中には前記補充溝の上端に位置する定型装置が設けられ、前記補充支持装置によって肩幅と合わせ、前記定型装置によって服の肩の形を保つ。。
【0006】
優選的には、前記防塵装置は前記カバー板のうち対称中心から離れている側に設置される布納め溝を含み、前記布納め溝の中には上下に伸びている回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸にはロールが設けられ、前記ロールの上下両端と前記布納溝の上下内壁との間には戻しばねが連結され、前記ロールには防塵布が巻き付き、前記防塵布のもう一端には磁力によって吸引し合える磁石が固定的に接続される。
【0007】
優選的には、前記補充支持装置は前記補充溝の中に位置し、且つ前記補充溝とスライドできるように連結される横向き補充板を含み、前記横向き補充板のうち対称中心に近接する端と、前記補充溝のうち対称中心に近接する端の内壁との間には引張ばねが連結され、前記横向き補充板の上端端面には四組の縦向き補充板が陳列で排列され、前記縦向き補充板の下側と前記横向き補充板の上側との間には圧縮バネが圧着し連結される。
【0008】
優選的には、前記定型装置は前記補充溝の上端に設置される凹み溝を含み、前記スタンド板の中には前記凹み溝の下側に位置する伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの頂端内壁には上下に伸びている押しロッドがスライドできるように連結され、前記押しロッドには前記伝動チャンバの中に位置する押しボールが設けられ、前記押しボールの上側と前記伝動チャンバの頂端内壁との間には止ばねが連結され、前記押しロッドには前記凹み溝の中に位置する当接板が設けられ、前記凹み溝の中には前記当接板の上端に位置する前後対称の位置制限軸が固定的に連結され、前記凹み溝の中には前記当接板と当接できる前後対称の定型ロッドが設けられ、前記定型ロッドには前記位置制限軸とスライドできるように連結される収縮溝が設けられ、前記定型ロッドのうち互いに近接する側には抑制ばねが連結され、前記定型ロッドの上端末端には定型板が固定的に連結され、前記スタンド板の中には前記伝動チャンバの前後端壁の中に位置する対称的な隠し溝が設けられ、前記隠し溝のうち対称中心に近接する側の内壁にはスライドロッドがスライドできるように連結され、前記スライドロッドには前記伝動チャンバの中に位置し、且つ前記押しボールと当接できる輪が設けられ、前記スライドロッドの中には前記隠し溝の中に位置するスライドブロックが設けられ、前記スライドブロックと前記隠し溝の内壁との間には収縮ばねが連結され、前記スライドブロックの中には支持部品が設けられる。
【0009】
優選的には、前記支持部品は前記スライドブロックのうち対称中心から離れている側に設置される回転溝を含み、前記回転溝の中には左右に伸びている第二固定軸が固定的に連結され、前記第二固定軸には連結ロッドが回転できるように連結され、前記連結ロッドの中にはスライド溝が設けられ、前記スライド溝の中には接触ロッドがスライドできるように連結され、前記接触ロッドと前記スライド溝との近接し合う側には復帰ばねが連結される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、ばねの弾性の伸縮変化により異なったスタイルや肩幅を有する服に対応し、収納中にハンガーのサイズが合わなくて服にシワが出ることにはならない。同時にカバー式の捲り構造の服カバーを備え、収納中に埃を防ぎ、着る前に余分な整理にかかる時間を節約する。本願発明のハンガーはすべてのスタイルを持つ服に対応でき、日常生活の需要を満足する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0012】
図1図1は本発明の異なった服スタイルにより変形可能なハンガーの全体構成略図
図2図2図1のA-Aの拡大略図
図3図3図1の吊り下げられた状態の構成略図
図4図4図1のB-Bの拡大略図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図1-4について本発明を詳しく説明し、便利に叙述するように、現在は後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0014】
本発明の異なった服スタイルにより変形可能なハンガーは、スタンド板23を含み、前記スタンド板23の上側には上下に伸びている掛け軸51が回転できるように連結され、前記掛け軸51の上端にはフック50が回転できるように連結され、前記掛け軸51には前記フック50の下端に位置する折畳ブロック10が設けられ、前記折畳ブロック10には上に且つ対称中心から離れている側に開口した開口溝11が左右に対称的に設けられ、前記開口溝11の中には防塵装置が回転できるように連結され、その中、前記防塵装置は前記開口溝11の中に固定的に連結され、且つ前後に伸びている第一固定軸12を含み、前記第一固定軸12にはカバー板19が回転できるように連結され、前記カバー板19のうち互いに近接する側には左右対称の自在継ぎ手20が回転できるように連結され、左端の前記自在継手20にはロックリング22が回転できるように連結され、右端の前記自在継ぎ手20には前記ロックリング22と当接できるロックフック21が回転できるように連結され、これにより収納状態において前記防塵装置の安定と固定を保証し、前記スタンド板23の中には左右対称の補充溝24が設けられ、前記補充溝24の中には補充支持装置が設けられ、前記スタンド板23の中には前記補充溝24の上端に位置する定型装置が設けられ、前記補充支持装置によって肩幅と合わせ、前記定型装置によって服の肩の形を保つ。
【0015】
有益的には、前記防塵装置は前記カバー板19のうち対称中心から離れている側に設置される布納め溝13を含み、前記布納め溝13の中には上下に伸びている回転軸18が回転できるように連結され、前記回転軸18にはロール16が設けられ、前記ロール16の上下両端と前記布納溝13の上下内壁との間には戻しばね17が連結され、前記ロール16には防塵布15が巻き付き、前記防塵布15のもう一端には磁力によって吸引し合える磁石14が固定的に接続される。
【0016】
有益的には、前記補充支持装置は前記補充溝24の中に位置し、且つ前記補充溝24とスライドできるように連結される横向き補充板27を含み、前記横向き補充板27のうち対称中心に近接する端と、前記補充溝24のうち対称中心に近接する端の内壁との間には引張ばね28が連結され、前記横向き補充板27の上端端面には四組の縦向き補充板25が陳列で排列され、前記縦向き補充板25の下側と前記横向き補充板27の上側との間には圧縮バネ26が圧着し連結される。
【0017】
有益的には、前記定型装置は前記補充溝24の上端に設置される凹み溝35を含み、前記スタンド板23の中には前記凹み溝35の下側に位置する伝動チャンバ47を含み、前記伝動チャンバ47の頂端内壁には上下に伸びている押しロッド33がスライドできるように連結され、前記押しロッド33には前記伝動チャンバ47の中に位置する押しボール46が設けられ、前記押しボール46の上側と前記伝動チャンバ47の頂端内壁との間には止ばね45が連結され、前記押しロッド33には前記凹み溝35の中に位置する当接板29が設けられ、前記凹み溝35の中には前記当接板29の上端に位置する前後対称の位置制限軸34が固定的に連結され、前記凹み溝35の中には前記当接板29と当接できる前後対称の定型ロッド52が設けられ、前記定型ロッド52には前記位置制限軸34とスライドできるように連結される収縮溝30が設けられ、前記定型ロッド52のうち互いに近接する側には抑制ばね32が連結され、前記定型ロッド52の上端末端には定型板31が固定的に連結され、前記スタンド板23の中には前記伝動チャンバ47の前後端壁の中に位置する対称的な隠し溝42が設けられ、前記隠し溝42のうち対称中心に近接する側の内壁にはスライドロッド43がスライドできるように連結され、前記スライドロッド43には前記伝動チャンバ47の中に位置し、且つ前記押しボール46と当接できる輪44が設けられ、前記スライドロッド43の中には前記隠し溝42の中に位置するスライドブロック41が設けられ、前記スライドブロック41と前記隠し溝42の内壁との間には収縮ばね48が連結され、前記スライドブロック41の中には支持部品が設けられる。
【0018】
有益的には、前記支持部品は前記スライドブロック41のうち対称中心から離れている側に設置される回転溝40を含み、前記回転溝40の中には左右に伸びている第二固定軸49が固定的に連結され、前記第二固定軸49には連結ロッド39が回転できるように連結され、前記連結ロッド39の中にはスライド溝38が設けられ、前記スライド溝38の中には接触ロッド36がスライドできるように連結され、前記接触ロッド36と前記スライド溝38との近接し合う側には復帰ばね37が連結される。
【0019】
本発明の装置は初期状態にある時、ロックリング22とロックフック21とが当接し、自在継ぎ手20によってカバー板19を鉛直にして収納状態にする。
【0020】
本発明装置を使う時、服をスタンド板23に被せ、折畳板10に服の首を通させ、服が定型板31と当接し、服に押されて定型ロッド52が下に移動して回転し、肩部の形を保ち、また定型ロッド52によって当接板29を押し動かし、押しロッド33によって押しボール46を下に移動させ、止ばね45に運動エネルギーを蓄積させ、止ばね45が輪44との当接によってスライドロッド43を押し動かして逆方向に運動させ、スライドブロック41を押し動かして滑り出させて収縮ばね48に運動エネルギーを蓄積させ、この時、接触ロッド36と服の肩部の前後裏地とが当接してスライド溝38の内部にスライドして復帰ばね37によって調整し、服の肩部が縮まっていない又は伸びていないことを確保し、同時に連結ロッド39が第二固定軸49で回転することによって、肩部の形と異なった服の肩幅に適応し、横向き補充板27と服との当接によって横向き補充板27を押し動かして補充溝24の中にスライドさせ、圧縮バネ26を押圧することによって平置き補助の縦向き補充板25を補充溝24の中に納め、引張ばね28が運動エネルギーを蓄積し、これにより様々なスタイルやサイズに応じて変形を行い、服の変形を防止する。
【0021】
折畳ブロック10を回転させスタンド板23と垂直に分布させ、ロックリング22とロックフック21を回転させてロックが解錠され、カバー板19を水平になるまで回転させ、磁石14を手動で引き動かして防塵布15で服を被せ、この時戻しばね17が運動エネルギーを蓄積し、最後に磁石14の間の磁力によって吸引し合って固定する。
【0022】
本発明装置は作動し終えた後、磁石14を外し、戻しばね17の弾性回復によって防塵布15を改めてロール16に巻き付け、服を取り出し、設備内の運動エネルギーを蓄積しているばねはいずれも弾性が回復する。
【0023】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、ばねの弾性の伸縮変化により異なったスタイルや肩幅を有する服に対応し、収納中にハンガーのサイズが合わなくて服にシワが出ることにはならない。同時にカバー式の捲り構造の服カバーを備え、収納中に埃を防ぎ、着る前に余分な整理にかかる時間を節約する。本願発明のハンガーはすべてのスタイルを持つ服に対応でき、日常生活の需要を満足する。
【0024】
上記の方式を通して、本分野の当業者は本願発明の範囲内に作動パターンによりいろいろな変化を実行できる。
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2020-04-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタンド板を含み、前記スタンド板の上側には上下に伸びている掛け軸が回転できるように連結され、前記掛け軸の上端にはフックが回転できるように連結され、前記掛け軸には前記フックの下端に位置する折畳ブロックが設けられ、前記折畳ブロックには上に且つ対称中心から離れている側に開口した開口溝が左右に対称的に設けられ、前記開口溝の中には防塵装置が回転できるように連結され、その中、前記防塵装置は前記開口溝の中に固定的に連結され、且つ前後に伸びている第一固定軸を含み、前記第一固定軸にはカバー板が回転できるように連結され、前記カバー板のうち互いに近接する側には左右対称の自在継ぎ手が回転できるように連結され、左端の前記自在継手にはロックリングが回転できるように連結され、右端の前記自在継ぎ手には前記ロックリングと当接できるロックフックが回転できるように連結され、これにより収納状態において前記防塵装置の安定と固定を保証し、前記スタンド板の中には左右対称の補充溝が設けられ、前記補充溝の中には補充支持装置が設けられ、前記スタンド板の中には前記補充溝の上端に位置する定型装置が設けられ、前記補充支持装置によって肩幅と合わせ、前記定型装置によって服の肩の形を保つことを特徴とする異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項2】
前記防塵装置は前記カバー板のうち対称中心から離れている側に設置される布納め溝を含み、前記布納め溝の中には上下に伸びている回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸にはロールが設けられ、前記ロールの上下両端と前記布納溝の上下内壁との間には戻しばねが連結され、前記ロールには防塵布が巻き付き、前記防塵布のもう一端には磁力によって吸引し合える磁石が固定的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項3】
前記補充支持装置は前記補充溝の中に位置し、且つ前記補充溝とスライドできるように連結される横向き補充板を含み、前記横向き補充板のうち対称中心に近接する端と、前記補充溝のうち対称中心に近接する端の内壁との間には引張ばねが連結され、前記横向き補充板の上端端面には四組の縦向き補充板が陳列で排列され、前記縦向き補充板の下側と前記横向き補充板の上側との間には圧縮バネが圧着し連結されることを特徴とする請求項1に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項4】
前記定型装置は前記補充溝の上端に設置される凹み溝を含み、前記スタンド板の中には前記凹み溝の下側に位置する伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの頂端内壁には上下に伸びている押しロッドがスライドできるように連結され、前記押しロッドには前記伝動チャンバの中に位置する押しボールが設けられ、前記押しボールの上側と前記伝動チャンバの頂端内壁との間には止ばねが連結され、前記押しロッドには前記凹み溝の中に位置する当接板が設けられ、前記凹み溝の中には前記当接板の上端に位置する前後対称の位置制限軸が固定的に連結され、前記凹み溝の中には前記当接板と当接できる前後対称の定型ロッドが設けられ、前記定型ロッドには前記位置制限軸とスライドできるように連結される収縮溝が設けられ、前記定型ロッドのうち互いに近接する側には抑制ばねが連結され、前記定型ロッドの上端末端には定型板が固定的に連結され、前記スタンド板の中には前記伝動チャンバの前後端壁の中に位置する対称的な隠し溝が設けられ、前記隠し溝のうち対称中心に近接する側の内壁にはスライドロッドがスライドできるように連結され、前記スライドロッドの一端には前記伝動チャンバの中に位置し、且つ前記押しボールと当接できる輪が設けられ、前記スライドロッドの他端には前記隠し溝の中に位置するスライドブロックが設けられ、前記スライドブロックと前記隠し溝の内壁との間には収縮ばねが連結され、前記スライドブロックの中には支持部品が設けられることを特徴とする請求項1に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【請求項5】
前記支持部品は前記スライドブロックのうち対称中心から離れている側に設置される回転溝を含み、前記回転溝の中には左右に伸びている第二固定軸が固定的に連結され、前記第二固定軸には連結ロッドが回転できるように連結され、前記連結ロッドの中にはスライド溝が設けられ、前記スライド溝の中には接触ロッドがスライドできるように連結され、前記接触ロッドと前記スライド溝との近接し合う側には復帰ばねが連結されることを特徴とする請求項4に記載の異なった服スタイルにより変形可能なハンガー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は生活用品分野に関し、具体的には異なった服スタイルにより変形可能なハンガーである。
【背景技術】
【0002】
コートスーツやシャツ類の服装に対し、着ないときはハンガーにかけて形を保つ。服それぞれのサイズが異なり、普通のハンガーも長さが固定であり、長い時間かけると服が変形する。それに箪笥内に収納しても埃が落ちないとは言えないため、異なった服スタイルに対応でき、防塵機能を有するハンガーは現在日用品業界における発展の必然的な傾向となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第105595765号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は異なった服スタイルにより変形可能なハンガーを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:本発明の異なった服スタイルにより変形可能なハンガーは、スタンド板を含み、前記スタンド板の上側には上下に伸びている掛け軸が回転できるように連結され、前記掛け軸の上端にはフックが回転できるように連結され、前記掛け軸には前記フックの下端に位置する折畳ブロックが設けられ、前記折畳ブロックには上に且つ対称中心から離れている側に開口した開口溝が左右に対称的に設けられ、前記開口溝の中には防塵装置が回転できるように連結され、その中、前記防塵装置は前記開口溝の中に固定的に連結され、且つ前後に伸びている第一固定軸を含み、前記第一固定軸にはカバー板が回転できるように連結され、前記カバー板のうち互いに近接する側には左右対称の自在継ぎ手が回転できるように連結され、左端の前記自在継手にはロックリングが回転できるように連結され、右端の前記自在継ぎ手には前記ロックリングと当接できるロックフックが回転できるように連結され、これにより収納状態において前記防塵装置の安定と固定を保証し、前記スタンド板の中には左右対称の補充溝が設けられ、前記補充溝の中には補充支持装置が設けられ、前記スタンド板の中には前記補充溝の上端に位置する定型装置が設けられ、前記補充支持装置によって肩幅と合わせ、前記定型装置によって服の肩の形を保つ。。
【0006】
優選的には、前記防塵装置は前記カバー板のうち対称中心から離れている側に設置される布納め溝を含み、前記布納め溝の中には上下に伸びている回転軸が回転できるように連結され、前記回転軸にはロールが設けられ、前記ロールの上下両端と前記布納溝の上下内壁との間には戻しばねが連結され、前記ロールには防塵布が巻き付き、前記防塵布のもう一端には磁力によって吸引し合える磁石が固定的に接続される。
【0007】
優選的には、前記補充支持装置は前記補充溝の中に位置し、且つ前記補充溝とスライドできるように連結される横向き補充板を含み、前記横向き補充板のうち対称中心に近接する端と、前記補充溝のうち対称中心に近接する端の内壁との間には引張ばねが連結され、前記横向き補充板の上端端面には四組の縦向き補充板が陳列で排列され、前記縦向き補充板の下側と前記横向き補充板の上側との間には圧縮バネが圧着し連結される。
【0008】
優選的には、前記定型装置は前記補充溝の上端に設置される凹み溝を含み、前記スタンド板の中には前記凹み溝の下側に位置する伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの頂端内壁には上下に伸びている押しロッドがスライドできるように連結され、前記押しロッドには前記伝動チャンバの中に位置する押しボールが設けられ、前記押しボールの上側と前記伝動チャンバの頂端内壁との間には止ばねが連結され、前記押しロッドには前記凹み溝の中に位置する当接板が設けられ、前記凹み溝の中には前記当接板の上端に位置する前後対称の位置制限軸が固定的に連結され、前記凹み溝の中には前記当接板と当接できる前後対称の定型ロッドが設けられ、前記定型ロッドには前記位置制限軸とスライドできるように連結される収縮溝が設けられ、前記定型ロッドのうち互いに近接する側には抑制ばねが連結され、前記定型ロッドの上端末端には定型板が固定的に連結され、前記スタンド板の中には前記伝動チャンバの前後端壁の中に位置する対称的な隠し溝が設けられ、前記隠し溝のうち対称中心に近接する側の内壁にはスライドロッドがスライドできるように連結され、前記スライドロッドの一端には前記伝動チャンバの中に位置し、且つ前記押しボールと当接できる輪が設けられ、前記スライドロッドの他端には前記隠し溝の中に位置するスライドブロックが設けられ、前記スライドブロックと前記隠し溝の内壁との間には収縮ばねが連結され、前記スライドブロックの中には支持部品が設けられる。
【0009】
優選的には、前記支持部品は前記スライドブロックのうち対称中心から離れている側に設置される回転溝を含み、前記回転溝の中には左右に伸びている第二固定軸が固定的に連結され、前記第二固定軸には連結ロッドが回転できるように連結され、前記連結ロッドの中にはスライド溝が設けられ、前記スライド溝の中には接触ロッドがスライドできるように連結され、前記接触ロッドと前記スライド溝との近接し合う側には復帰ばねが連結される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、ばねの弾性の伸縮変化により異なったスタイルや肩幅を有する服に対応し、収納中にハンガーのサイズが合わなくて服にシワが出ることにはならない。同時にカバー式の??り構造の服カバーを備え、収納中に埃を防ぎ、着る前に余分な整理にかかる時間を節約する。本願発明のハンガーはすべてのスタイルを持つ服に対応でき、日常生活の需要を満足する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の実施例また既存の技術の中の技術方案をもっとはっきり説明するため、下記に実施例また既存の技術の説明の中に使用する必要がある附図に簡単な紹介を行って、一目でわかることは下記の説明の中の附図はただ本発明のいくつかの実施例で、本領域の普通技術者にとって、創造的な労働を払わないことを前提に、これらの附図に基づいてそのほかの附図を得ることができる。
【0012】
図1図1は本発明の異なった服スタイルにより変形可能なハンガーの全体構成略図
図2図2図1のA-Aの拡大略図
図3図3図1の吊り下げられた状態の構成略図
図4図4図1において縦向き補充板25と横向き補充板27とが連結した部分の左面断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図1-4について本発明を詳しく説明し、便利に叙述するように、現在は後文に出る方位を下記の通りに規定する:後文に出る上下左右前後方向は図1本体の投影関係の上下左右前後方向と一致する。
【0014】
本発明の異なった服スタイルにより変形可能なハンガーは、スタンド板23を含み、前記スタンド板23の上側には上下に伸びている掛け軸51が回転できるように連結され、前記掛け軸51の上端にはフック50が回転できるように連結され、前記掛け軸51には前記フック50の下端に位置する折畳ブロック10が設けられ、前記折畳ブロック10には上に且つ対称中心から離れている側に開口した開口溝11が左右に対称的に設けられ、前記開口溝11の中には防塵装置が回転できるように連結され、その中、前記防塵装置は前記開口溝11の中に固定的に連結され、且つ前後に伸びている第一固定軸12を含み、前記第一固定軸12にはカバー板19が回転できるように連結され、前記カバー板19のうち互いに近接する側には左右対称の自在継ぎ手20が回転できるように連結され、左端の前記自在継手20にはロックリング22が回転できるように連結され、右端の前記自在継ぎ手20には前記ロックリング22と当接できるロックフック21が回転できるように連結され、これにより収納状態において前記防塵装置の安定と固定を保証し、前記スタンド板23の中には左右対称の補充溝24が設けられ、前記補充溝24の中には補充支持装置が設けられ、前記スタンド板23の中には前記補充溝24の上端に位置する定型装置が設けられ、前記補充支持装置によって肩幅と合わせ、前記定型装置によって服の肩の形を保つ。
【0015】
有益的には、前記防塵装置は前記カバー板19のうち対称中心から離れている側に設置される布納め溝13を含み、前記布納め溝13の中には上下に伸びている回転軸18が回転できるように連結され、前記回転軸18にはロール16が設けられ、前記ロール16の上下両端と前記布納溝13の上下内壁との間には戻しばね17が連結され、前記ロール16には防塵布15が巻き付き、前記防塵布15のもう一端には磁力によって吸引し合える磁石14が固定的に接続される。
【0016】
有益的には、前記補充支持装置は前記補充溝24の中に位置し、且つ前記補充溝24とスライドできるように連結される横向き補充板27を含み、前記横向き補充板27のうち対称中心に近接する端と、前記補充溝24のうち対称中心に近接する端の内壁との間には引張ばね28が連結され、前記横向き補充板27の上端端面には四組の縦向き補充板25が陳列で排列され、前記縦向き補充板25の下側と前記横向き補充板27の上側との間には圧縮バネ26が圧着し連結される。
【0017】
有益的には、前記定型装置は前記補充溝24の上端に設置される凹み溝35を含み、前記スタンド板23の中には前記凹み溝35の下側に位置する伝動チャンバ47を含み、前記伝動チャンバ47の頂端内壁には上下に伸びている押しロッド33がスライドできるように連結され、前記押しロッド33には前記伝動チャンバ47の中に位置する押しボール46が設けられ、前記押しボール46の上側と前記伝動チャンバ47の頂端内壁との間には止ばね45が連結され、前記押しロッド33には前記凹み溝35の中に位置する当接板29が設けられ、前記凹み溝35の中には前記当接板29の上端に位置する前後対称の位置制限軸34が固定的に連結され、前記凹み溝35の中には前記当接板29と当接できる前後対称の定型ロッド52が設けられ、前記定型ロッド52には前記位置制限軸34とスライドできるように連結される収縮溝30が設けられ、前記定型ロッド52のうち互いに近接する側には抑制ばね32が連結され、前記定型ロッド52の上端末端には定型板31が固定的に連結され、前記スタンド板23の中には前記伝動チャンバ47の前後端壁の中に位置する対称的な隠し溝42が設けられ、前記隠し溝42のうち対称中心に近接する側の内壁にはスライドロッド43がスライドできるように連結され、前記スライドロッド43の一端には前記伝動チャンバ47の中に位置し、且つ前記押しボール46と当接できる輪44が設けられ、前記スライドロッド43の他端には前記隠し溝42の中に位置するスライドブロック41が設けられ、前記スライドブロック41と前記隠し溝42の内壁との間には収縮ばね48が連結され、前記スライドブロック41の中には支持部品が設けられる。
【0018】
有益的には、前記支持部品は前記スライドブロック41のうち対称中心から離れている側に設置される回転溝40を含み、前記回転溝40の中には左右に伸びている第二固定軸49が固定的に連結され、前記第二固定軸49には連結ロッド39が回転できるように連結され、前記連結ロッド39の中にはスライド溝38が設けられ、前記スライド溝38の中には接触ロッド36がスライドできるように連結され、前記接触ロッド36と前記スライド溝38との近接し合う側には復帰ばね37が連結される。
【0019】
本発明の装置は初期状態にある時、ロックリング22とロックフック21とが当接し、自在継ぎ手20によってカバー板19を鉛直にして収納状態にする。
【0020】
本発明装置を使う時、服をスタンド板23に被せ、折畳板10に服の首を通させ、服が定型板31と当接し、服に押されて定型ロッド52が下に移動して回転し、肩部の形を保ち、また定型ロッド52によって当接板29を押し動かし、押しロッド33によって押しボール46を下に移動させ、止ばね45に運動エネルギーを蓄積させ、止ばね45が輪44との当接によってスライドロッド43を押し動かして逆方向に運動させ、スライドブロック41を押し動かして滑り出させて収縮ばね48に運動エネルギーを蓄積させ、この時、接触ロッド36と服の肩部の前後裏地とが当接してスライド溝38の内部にスライドして復帰ばね37によって調整し、服の肩部が縮まっていない又は伸びていないことを確保し、同時に連結ロッド39が第二固定軸49で回転することによって、肩部の形と異なった服の肩幅に適応し、横向き補充板27と服との当接によって横向き補充板27を押し動かして補充溝24の中にスライドさせ、圧縮バネ26を押圧することによって平置き補助の縦向き補充板25を補充溝24の中に納め、引張ばね28が運動エネルギーを蓄積し、これにより様々なスタイルやサイズに応じて変形を行い、服の変形を防止する。
【0021】
ロックリング22とロックフック21を回転させてロックが解錠され、カバー板19を水平になるまで回転させ、磁石14を手動で引き動かして防塵布15で服を被せ、この時戻しばね17が運動エネルギーを蓄積し、最後に磁石14の間の磁力によって吸引し合って固定する。
【0022】
本発明装置は作動し終えた後、磁石14を外し、戻しばね17の弾性回復によって防塵布15を改めてロール16に巻き付け、服を取り出し、設備内の運動エネルギーを蓄積しているばねはいずれも弾性が回復する。
【0023】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、ばねの弾性の伸縮変化により異なったスタイルや肩幅を有する服に対応し、収納中にハンガーのサイズが合わなくて服にシワが出ることにはならない。同時にカバー式の??り構造の服カバーを備え、収納中に埃を防ぎ、着る前に余分な整理にかかる時間を節約する。本願発明のハンガーはすべてのスタイルを持つ服に対応でき、日常生活の需要を満足する。
【0024】
上記の方式を通して、本分野の当業者は本願発明の範囲内に作動パターンによりいろいろな変化を実行できる。