(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008739
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】電動歯ブラシ
(51)【国際特許分類】
A61C 17/26 20060101AFI20220106BHJP
【FI】
A61C17/26 A
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2019083455
(22)【出願日】2019-04-24
(31)【優先権主張番号】201910300962.1
(32)【優先日】2019-04-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】楼天涯
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA07
3B202AB15
3B202BD03
3B202BE09
(57)【要約】
【課題】本発明は電動歯ブラシを開示した。
【解決手段】歯ブラシハウジングを含み、前記歯ブラシハウジングがハンドルと、連結ヘッドと、連結ロッドと歯ブラシヘッドを含み、前記歯ブラシヘッドと、前記連結ロッドと前記連結ヘッドとが一体であり、前記ハンドルと差込連結されることができ、前記ハンドルの中には駆動加速部品と伝動加速部品と伸縮部品とが設置され、前記駆動加速部品が動力を提供するモータと、第一小歯車と、第一大歯車と、第二大歯車と第二小歯車とを含み、前記伝動加速部品が動力を伝達するゴムベルトと、第三小歯車と第三大歯車とを含み、前記伸縮部品が、前記伝動加速部品によって左右移動を制御する伸縮角棒を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯ブラシハウジングを含み、前記歯ブラシハウジングがハンドルと、連結ヘッドと、連結ロッドと歯ブラシヘッドを含み、前記歯ブラシヘッドと、前記連結ロッドと前記連結ヘッドとが一体であり、前記ハンドルと差込連結されることができ、前記ハンドルの中には駆動加速部品と伝動加速部品と伸縮部品とが設置され、前記駆動加速部品が動力を提供するモータと、第一小歯車と、第一大歯車と、第二大歯車と第二小歯車とを含み、前記伝動加速部品が動力を伝達するゴムベルトと、第三小歯車と第三大歯車とを含み、前記伸縮部品が、前記伝動加速部品によって左右移動を制御する伸縮角棒を含み、前記ハンドルと、前記連結ヘッドと、前記連結ロッドとの中には往復部品と歯ブラシヘッド区域が設置され、前記往復部品が、前記伸縮角棒によって左への移動を制御するプッシュ板と、プッシュロッドと、前記プッシュ板の右への移動を制御する復帰バネとを含み、前記歯ブラシヘッド区域が、前記歯ブラシヘッドの中に位置する回転ブロックと、前記回転ブロックの回転を制御するラック板とを含み、前記プッシュロッドの左右移動の作用によって前記ラック板が前記回転ブロックを制御して絶えずに回転させることを特徴とする電動歯ブラシ。
【請求項2】
前記歯ブラシハウジングが前記ハンドルの中に位置する駆動チャンバを含み、前記ハンドルの左側端面には差込連結ヘッドが固定的に取付けられ、前記連結ヘッドが前記差込連結ヘッドと差込連結されて結合されることができ、前記連結ヘッドの右側端面の中には前記差込連結ヘッドと差込連結されて結合できる差込連結溝が設けられ、前記連結ロッドが前記連結ヘッドの左側端面に固定的に取付けられ、前記歯ブラシヘッドが前記連結ロッドの左側端面に固定的に取付けられ、前記ハンドルの中には上方に開口した保管チャンバが設けられ、前記保存チャンバの開口のところには蓋が閉じるように取付けられ、前記ハンドルの頂部端面にはボタンが設置され、前記駆動チャンバの右側にはバッテリーが設置され、前記ハンドルの右側端面の中には充電ジャックが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
【請求項3】
前記駆動加速部品は前記駆動チャンバの底壁の中に回転できるように取付けられる第一加速軸を含み、前記モータが前記駆動チャンバの右側端面に固定的に取付けられ、前記モータの左側の出力軸には第一傘歯車が固定的に取付けられ、前記第一加速軸には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に取付けられ、前記第一大歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの底壁において前記第一加速軸の左側には第一加速軸が回転できるように取付けられ、前記第一小歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記第一小歯車が前記第一大歯車と噛み合い、前記第二大歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの上下壁の間において前記第一加速軸の前後両側には第二加速軸が対称のように回転できるように取付けられ、前記第二小歯車が前記第二加速軸に固定的に取付けられ、前記第二小歯車が前記第二大歯車と噛み合い、前記伝動加速部品が前記第二加速軸に固定的に取付けられる第一プーリを含み、前記駆動チャンバの上下壁の間には二本の前後対称の加速伝動軸が回転できるように取付けられ、前記加速伝動軸には第二プーリが固定的に取付けられ、前記ゴムベルトが前記第二プーリと前記第一プーリとの間に伝動できるように取付けられ、前記第三大歯車が前記加速伝動軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの上下壁の間において前記加速伝動軸の左側には前後対称の伝動軸が二本回転できるように取付けられ、前記第三小歯車が前記伝動軸に固定的に取付けられ、前記第三小歯車が前記第三大歯車と噛み合い、前記伝動軸には伝動半歯車が固定的に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
【請求項4】
前記伸縮部品は前記駆動チャンバの底壁に固定的に取付けられる固定台を含み、前記固定台の頂部端面には案内台が固定的に取付けられ、前記伸縮角棒が前記案内台の中にスライドできるように取付けられ、前記伸縮角棒の右側端面にはリミットブロックが固定的に取付けられ、前記伸縮角棒の前後端面には側部ラックが設置され、前後両側の前記伝動半歯車の外側端面には前記側部ラックと噛み合える第一半リングギヤが半周設置され、前記往復部品が前記連結ロッドの中に位置する伸縮チャンバを含み、前記伸縮チャンバと前記差込溝との間には差込連結角穴が連通して設けられ、前記伸縮角棒が前記差込角穴とスライドできるように結合されて前記伸縮チャンバの中に進入することができ、前記プッシュ板が前記伸縮チャンバの内壁の間にスライドできるように取付けられ、前記プッシュロッドが前記プッシュ板の左側端面に固定的に取付けられ、前記復帰バネが前記伸縮チャンバの左側壁と前記プッシュ板の左側端面との間に固定的に取付けられ、前記伸縮角棒が前記プッシュ板の右側端面と接触できることを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
【請求項5】
前記歯ブラシヘッド区域は前記歯ブラシヘッドの中に位置する歯ブラシヘッドチャンバを含み、前記プッシュロッドが左へ前記歯ブラシヘッドチャンバの中に入り、前記プッシュ板の左側端面には回転プッシュ板が固定的に取付けられ、前記ラック板が前記回転プッシュ板の左側端面に前後対称のように固定的に取付けられ、前後両側の前記加速伝動軸の相対側の端面には双面ラックが設置され、前記回転ブロックが前記歯ブラシヘッドチャンバの中に設置され、前記回転ブロックと前記歯ブラシヘッドチャンバの底壁との間にはボールが回転できるように取付けられ、前記回転ブロックの外側端面には前記双面ラックと噛み合える第二半リングギヤが設置され、前記回転ブロックの頂部端面には前記歯ブラシヘッドの頂部端面と同じ水平面にある回転台が固定的に取付けられ、前記回転台の外側にはリミットリングが設置され、前記回転台の頂部端面と前記歯ブラシヘッドの頂部端面には刷毛が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は歯ブラシ分野に関し、具体的には電動歯ブラシである。
【背景技術】
【0002】
人々が口腔健康を重視してきた現在、歯ブラシに対する需要も絶えずに高まってきた。電動歯ブラシの優れる清潔効果を認識して使用する人も少なくない。ほとんどの電動歯ブラシの作動原理は偏心軸の回転によって激しい振動を生み出して歯ブラシヘッドを震動させ、この震動を利用して歯に残った食物を取り除くことである。しかし、こういうパターンの電動歯ブラシは、コストパフォーマンスも低いし、歯に非常に頑固な歯垢があれば、きれいに除去できないし、それで、コストパフォーマンスの高く、歯ブラシヘッドが高速に回転できる電動歯ブラシは必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106236305号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は電動歯ブラシを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:本発明の電動歯ブラシは、歯ブラシハウジングを含み、前記歯ブラシハウジングがハンドルと、連結ヘッドと、連結ロッドと歯ブラシヘッドを含み、前記歯ブラシヘッドと、前記連結ロッドと前記連結ヘッドとが一体であり、前記ハンドルと差込連結されることができ、前記ハンドルの中には駆動加速部品と伝動加速部品と伸縮部品とが設置され、前記駆動加速部品が動力を提供するモータと、第一小歯車と、第一大歯車と、第二大歯車と第二小歯車とを含み、前記伝動加速部品が動力を伝達するゴムベルトと、第三小歯車と第三大歯車とを含み、前記伸縮部品が、前記伝動加速部品によって左右移動を制御する伸縮角棒を含み、前記ハンドルと、前記連結ヘッドと、前記連結ロッドとの中には往復部品と歯ブラシヘッド区域が設置され、前記往復部品が、前記伸縮角棒によって左への移動を制御するプッシュ板と、プッシュロッドと、前記プッシュ板の右への移動を制御する復帰バネとを含み、前記歯ブラシヘッド区域が、前記歯ブラシヘッドの中に位置する回転ブロックと、前記回転ブロックの回転を制御するラック板とを含み、前記プッシュロッドの左右移動の作用によって前記ラック板が前記回転ブロックを制御して絶えずに回転させる。
【0006】
優選的には、前記歯ブラシハウジングが前記ハンドルの中に位置する駆動チャンバを含み、前記ハンドルの左側端面には差込連結ヘッドが固定的に取付けられ、前記連結ヘッドが前記差込連結ヘッドと差込連結されて結合されることができ、前記連結ヘッドの右側端面の中には前記差込連結ヘッドと差込連結されて結合できる差込連結溝が設けられ、前記連結ロッドが前記連結ヘッドの左側端面に固定的に取付けられ、前記歯ブラシヘッドが前記連結ロッドの左側端面に固定的に取付けられ、前記ハンドルの中には上方に開口した保管チャンバが設けられ、前記保存チャンバの開口のところには蓋が閉じるように取付けられ、前記ハンドルの頂部端面にはボタンが設置され、前記駆動チャンバの右側にはバッテリーが設置され、前記ハンドルの右側端面の中には充電ジャックが設置されている。
【0007】
優選的には、前記駆動加速部品は前記駆動チャンバの底壁の中に回転できるように取付けられる第一加速軸を含み、前記モータが前記駆動チャンバの右側端面に固定的に取付けられ、前記モータの左側の出力軸には第一傘歯車が固定的に取付けられ、前記第一加速軸には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に取付けられ、前記第一大歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの底壁において前記第一加速軸の左側には第一加速軸が回転できるように取付けられ、前記第一小歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記第一小歯車が前記第一大歯車と噛み合い、前記第二大歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの上下壁の間において前記第一加速軸の前後両側には第二加速軸が対称のように回転できるように取付けられ、前記第二小歯車が前記第二加速軸に固定的に取付けられ、前記第二小歯車が前記第二大歯車と噛み合い、前記伝動加速部品が前記第二加速軸に固定的に取付けられる第一プーリを含み、前記駆動チャンバの上下壁の間には二本の前後対称の加速伝動軸が回転できるように取付けられ、前記加速伝動軸には第二プーリが固定的に取付けられ、前記ゴムベルトが前記第二プーリと前記第一プーリとの間に伝動できるように取付けられ、前記第三大歯車が前記加速伝動軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの上下壁の間において前記加速伝動軸の左側には前後対称の伝動軸が二本回転できるように取付けられ、前記第三小歯車が前記伝動軸に固定的に取付けられ、前記第三小歯車が前記第三大歯車と噛み合い、前記伝動軸には伝動半歯車が固定的に取付けられている。
【0008】
優選的には、前記伸縮部品は前記駆動チャンバの底壁に固定的に取付けられる固定台を含み、前記固定台の頂部端面には案内台が固定的に取付けられ、前記伸縮角棒が前記案内台の中にスライドできるように取付けられ、前記伸縮角棒の右側端面にはリミットブロックが固定的に取付けられ、前記伸縮角棒の前後端面には側部ラックが設置され、前後両側の前記伝動半歯車の外側端面には前記側部ラックと噛み合える第一半リングギヤが半周設置され、前記往復部品が前記連結ロッドの中に位置する伸縮チャンバを含み、前記伸縮チャンバと前記差込溝との間には差込連結角穴が連通して設けられ、前記伸縮角棒が前記差込角穴とスライドできるように結合されて前記伸縮チャンバの中に進入することができ、前記プッシュ板が前記伸縮チャンバの内壁の間にスライドできるように取付けられ、前記プッシュロッドが前記プッシュ板の左側端面に固定的に取付けられ、前記復帰バネが前記伸縮チャンバの左側壁と前記プッシュ板の左側端面との間に固定的に取付けられ、前記伸縮角棒が前記プッシュ板の右側端面と接触できる。
【0009】
優選的には、前記歯ブラシヘッド区域は前記歯ブラシヘッドの中に位置する歯ブラシヘッドチャンバを含み、前記プッシュロッドが左へ前記歯ブラシヘッドチャンバの中に入り、前記プッシュ板の左側端面には回転プッシュ板が固定的に取付けられ、前記ラック板が前記回転プッシュ板の左側端面に前後対称のように固定的に取付けられ、前後両側の前記加速伝動軸の相対側の端面には双面ラックが設置され、前記回転ブロックが前記歯ブラシヘッドチャンバの中に設置され、前記回転ブロックと前記歯ブラシヘッドチャンバの底壁との間にはボールが回転できるように取付けられ、前記回転ブロックの外側端面には前記双面ラックと噛み合える第二半リングギヤが設置され、前記回転ブロックの頂部端面には前記歯ブラシヘッドの頂部端面と同じ水平面にある回転台が固定的に取付けられ、前記回転台の外側にはリミットリングが設置され、前記回転台の頂部端面と前記歯ブラシヘッドの頂部端面には刷毛が設置されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利で、装置内に三ランクの加速を設置し、伝達のスピードを大いに向上させ、二つの第一半リングギヤと双面ラック38との間隔結合によって伸縮角棒の伸縮を連動させてプッシュロッドの左右移動を連動させ、また二つの双面ラック38と第二半リングギヤとの間接的結合によって回転ブロックの絶えぬ回転を実現し、しかも回転スピードも高く、歯間の隙間に残った食物のクズを快速に取り除き、洗浄効果が強く、伝統的な偏心軸電動歯ブラシとは本質的に区別しており、コストパフォーマンスも高く、且つ保管空間を備えており、使用に便利であり、宣伝価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
説明しやすいため、本発明は以下の具体的な実施例と付図を交え詳しく説明する。
【0012】
【発明を実施するための形態】
【0013】
下記に
図1~5を合わせて本発明について詳しく説明する。説明の便利と意思疎通を図って、下記に記載の上下左右前後方向は
図1自身の投影関係の上下左右前後方向と一致している。
【0014】
図1~5を参照し、本発明の電動歯ブラシは、歯ブラシハウジング901を含み、前記歯ブラシハウジング901がハンドル10と、連結ヘッド11と、連結ロッド12と歯ブラシヘッド14を含み、前記歯ブラシヘッド14と、前記連結ロッド12と前記連結ヘッド11とが一体であり、前記ハンドル10と差込連結されることができ、前記ハンドル10の中には駆動加速部品902と伝動加速部品903と伸縮部品904とが設置され、前記駆動加速部品902が動力を提供するモータ54と、第一小歯車35と、第一大歯車58と、第二大歯車36と第二小歯車65とを含み、前記伝動加速部品903が動力を伝達するゴムベルト31と、第三小歯車64と第三大歯車66とを含み、前記伸縮部品904が、前記伝動加速部品903によって左右移動を制御する伸縮角棒21を含み、前記ハンドル10と、前記連結ヘッド11と、前記連結ロッド12との中には往復部品905と歯ブラシヘッド区域906が設置され、前記往復部品905が、前記伸縮角棒21によって左への移動を制御するプッシュ板43と、プッシュロッド42と、前記プッシュ板43の右への移動を制御する復帰バネ44とを含み、前記歯ブラシヘッド区域906が、前記歯ブラシヘッド14の中に位置する回転ブロック17と、前記回転ブロック17の回転を制御するラック板37とを含み、前記プッシュロッド42の左右移動の作用によって前記ラック板37が前記回転ブロック17を制御して絶えずに回転させる。
【0015】
有益なまた例を示すように、前記歯ブラシハウジング901が前記ハンドル10の中に位置する駆動チャンバ22を含み、前記ハンドル10の左側端面には差込連結ヘッド48が固定的に取付けられ、前記連結ヘッド11が前記差込連結ヘッド48と差込連結されて結合されることができ、前記連結ヘッド11の右側端面の中には前記差込連結ヘッド48と差込連結されて結合できる差込連結溝46が設けられ、前記連結ロッド12が前記連結ヘッド11の左側端面に固定的に取付けられ、前記歯ブラシヘッド14が前記連結ロッド12の左側端面に固定的に取付けられ、前記ハンドル10の中には上方に開口した保管チャンバ51が設けられ、前記保存チャンバ51の開口のところには蓋50が閉じるように取付けられ、前記ハンドル10の頂部端面にはボタン52が設置され、前記駆動チャンバ22の右側にはバッテリー55が設置され、前記ハンドル10の右側端面の中には充電ジャック56が設置され、これにより連結ヘッド11を差込連結ヘッド48から抜き出して取り替えることができ、充電ジャック56を通じてバッテリー55を充電し、保管チャンバ51の中に小歯磨きを入れることができ、携帯に便利であり、ボタン52によってモータ54のオン・オフを制御する。
【0016】
有益なまた例を示すように、前記駆動加速部品902は前記駆動チャンバ22の底壁の中に回転できるように取付けられる第一加速軸60を含み、前記モータ54が前記駆動チャンバ22の右側端面に固定的に取付けられ、前記モータ54の左側の出力軸には第一傘歯車53が固定的に取付けられ、前記第一加速軸60には前記第一傘歯車53と噛み合う第二傘歯車57が固定的に取付けられ、前記第一大歯車58が前記第一加速軸60に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバ22の底壁において前記第一加速軸60の左側には第一加速軸34が回転できるように取付けられ、前記第一小歯車35が前記第一加速軸34に固定的に取付けられ、前記第一小歯車35が前記第一大歯車58と噛み合い、前記第二大歯車36が前記第一加速軸34に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバ22の上下壁の間において前記第一加速軸34の前後両側には第二加速軸32が対称のように回転できるように取付けられ、前記第二小歯車65が前記第二加速軸32に固定的に取付けられ、前記第二小歯車65が前記第二大歯車36と噛み合い、前記伝動加速部品903が前記第二加速軸32に固定的に取付けられる第一プーリ33を含み、前記駆動チャンバ22の上下壁の間には二本の前後対称の加速伝動軸27が回転できるように取付けられ、前記加速伝動軸27には第二プーリ26が固定的に取付けられ、前記ゴムベルト31が前記第二プーリ26と前記第一プーリ33との間に伝動できるように取付けられ、前記第三大歯車66が前記加速伝動軸27に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバ22の上下壁の間において前記加速伝動軸27の左側には前後対称の伝動軸23が二本回転できるように取付けられ、前記第三小歯車64が前記伝動軸23に固定的に取付けられ、前記第三小歯車64が前記第三大歯車66と噛み合い、前記伝動軸23には伝動半歯車90が固定的に取付けられ、これによりモータ54が起動する時に第一傘歯車53を回転連動させ、第一傘歯車53が噛合によって第二傘歯車57と第一加速軸60とを回転連動させ、第一加速軸60が第一大歯車58を回転連動させ、第一大歯車58が噛合によって第一小歯車35と第一加速軸34とを回転連動させ、第一加速軸34が第二大歯車36を回転連動させ、第二大歯車36が噛合によって第二小歯車65と第二加速軸32とを回転連動させ、第二加速軸32が第一プーリ33を回転連動させ、第一プーリ33がゴムベルト31を伝動連動させ、ゴムベルト31が第二プーリ26と加速伝動軸27を回転連動させ、加速伝動軸27が第三大歯車66を回転連動させ、第三大歯車66が噛合によって第三小歯車64を回転連動させ、第三小歯車64が伝動軸23と伝動半歯車90を回転連動させる。
【0017】
有益なまた例を示すように、前記伸縮部品904は前記駆動チャンバ22の底壁に固定的に取付けられる固定台63を含み、前記固定台63の頂部端面には案内台28が固定的に取付けられ、前記伸縮角棒21が前記案内台28の中にスライドできるように取付けられ、前記伸縮角棒21の右側端面にはリミットブロック62が固定的に取付けられ、前記伸縮角棒21の前後端面には側部ラック24が設置され、前後両側の前記伝動半歯車90の外側端面には前記側部ラック24と噛み合える第一半リングギヤ25が半周設置され、前記往復部品905が前記連結ロッド12の中に位置する伸縮チャンバ45を含み、前記伸縮チャンバ45と前記差込溝46との間には差込連結角穴47が連通して設けられ、前記伸縮角棒21が前記差込角穴47とスライドできるように結合されて前記伸縮チャンバ45の中に進入することができ、前記プッシュ板43が前記伸縮チャンバ45の内壁の間にスライドできるように取付けられ、前記プッシュロッド42が前記プッシュ板43の左側端面に固定的に取付けられ、前記復帰バネ44が前記伸縮チャンバ45の左側壁と前記プッシュ板43の左側端面との間に固定的に取付けられ、前記伸縮角棒21が前記プッシュ板43の右側端面と接触でき、これにより伝動半歯車90が回転する時に噛合を通じて伸縮角棒21を移動連動させ、後側の第一半リングギヤ25と後側の側部ラック24とが噛み合う時に伸縮角棒21を右へ移動連動させ、噛合が解除された後に前側の第一半リングギヤ25が前側の側部ラック24と噛み合って伸縮角棒21を左へ移動連動させ、これにより伸縮角棒21を左右に往復に移動させ、伸縮角棒21が左右に往復に移動する時、プッシュ板43がプッシュされて左へ移動し、伸縮角棒21が右へ移動する時にプッシュ板43が復帰バネ44の作用によって右へ移動する。
【0018】
有益なまた例を示すように、前記歯ブラシヘッド区域906は前記歯ブラシヘッド14の中に位置する歯ブラシヘッドチャンバ18を含み、前記プッシュロッド42が左へ前記歯ブラシヘッドチャンバ18の中に入り、前記プッシュ板43の左側端面には回転プッシュ板41が固定的に取付けられ、前記ラック板37が前記回転プッシュ板41の左側端面に前後対称のように固定的に取付けられ、前後両側の前記加速伝動軸27の相対側の端面には双面ラック38が設置され、前記回転ブロック17が前記歯ブラシヘッドチャンバ18の中に設置され、前記回転ブロック17と前記歯ブラシヘッドチャンバ18の底壁との間にはボール16が回転できるように取付けられ、前記回転ブロック17の外側端面には前記双面ラック38と噛み合える第二半リングギヤ40が設置され、前記回転ブロック17の頂部端面には前記歯ブラシヘッド14の頂部端面と同じ水平面にある回転台15が固定的に取付けられ、前記回転台15の外側にはリミットリング20が設置され、前記回転台15の頂部端面と前記歯ブラシヘッド14の頂部端面には刷毛13が設置され、前記プッシュロッド42が左右に移動する時に回転プッシュ板41を左右に移動連動させ、ラック板37を左右に移動連動させ、後側の双面ラック38が第二半リングギヤ40と噛み合った後に回転ブロック17を回転連動させ、回転プッシュ板41が右に移動する時に前側の双面ラック38が噛合によって第二半リングギヤ40を回転連動させ、回転ブロック17を絶えずに回転連動させ、リミットリング20の制限を受けて回転ブロック17が元の位置から離れずにいる。
【0019】
使用する時、ボタン52を押してモータ54を始動し、第一傘歯車53を回転連動させ、第一傘歯車53が噛合によって第二傘歯車57と第一加速軸60を回転連動させ、第一加速軸60が第一大歯車58を回転連動させ、第一大歯車58が噛合によって第一小歯車35と第一加速軸34とを回転連動させ、第一加速軸34が第二大歯車36を回転連動させ、第二大歯車36が噛合によって第二小歯車65と第二加速軸32とを回転連動させ、第二加速軸32が第一プーリ33を回転連動させ、第一プーリ33がゴムベルト31を伝動連動させ、ゴムベルト31が第二プーリ26と加速伝動軸27を回転連動させ、加速伝動軸27が第三大歯車66を回転連動させ、第三大歯車66が噛合によって第三小歯車64を回転連動させ、第三小歯車64が伝動軸23と伝動半歯車90とを回転連動させ、伝動半歯車90が噛合によって伸縮角棒21を移動連動させ、後側の第一半リングギヤ25と後側の側部ラック24とが噛み合う時に伸縮角棒21を右に移動連動させ、噛合が解除された後に前側の第一半リングギヤ25が前側の側部ラック24と噛み合って伸縮角棒21を左に移動連動させ、これにより伸縮角棒21が左右に往復に移動し、プッシュ板43をプッシュして左に移動させ、伸縮角棒21が右に移動する時にプッシュ板43が復帰バネ44の作用によって右に移動し、プッシュロッド42が左右に移動する時に回転プッシュ板41を左右に移動連動させ、ラック板37を左右に移動連動させ、後側の双面ラック38が第二半リングギヤ40と噛み合った後に回転ブロック17を回転連動させ、回転プッシュ板41が右に移動する時に前側の双面ラック38が噛合によって第二半リングギヤ40を回転連動させ、回転ブロック17を絶えずに回転連動させ、歯磨きを始める。
【0020】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利で、装置内に三ランクの加速を設置し、伝達のスピードを大いに向上させ、二つの第一半リングギヤと双面ラック38との間隔結合によって伸縮角棒の伸縮を連動させてプッシュロッドの左右移動を連動させ、また二つの双面ラック38と第二半リングギヤとの間接的結合によって回転ブロックの絶えぬ回転を実現し、しかも回転スピードも高く、歯間の隙間に残った食物のクズを快速に取り除き、洗浄効果が強く、伝統的な偏心軸電動歯ブラシとは本質的に区別しており、コストパフォーマンスも高く、且つ保管空間を備えており、使用に便利であり、宣伝価値がある。。
【0021】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【手続補正書】
【提出日】2020-03-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯ブラシハウジングを含み、前記歯ブラシハウジングがハンドルと、連結ヘッドと、連結ロッドと歯ブラシヘッドを含み、前記歯ブラシヘッドと、前記連結ロッドと前記連結ヘッドとが一体であり、前記ハンドルと差込連結されることができ、前記ハンドルの中には駆動加速部品と伝動加速部品と伸縮部品とが設置され、前記駆動加速部品が動力を提供するモータと、第一小歯車と、第一大歯車と、第二大歯車と第二小歯車とを含み、前記伝動加速部品が動力を伝達するゴムベルトと、第三小歯車と第三大歯車とを含み、前記伸縮部品が、前記伝動加速部品によって左右移動を制御する伸縮角棒を含み、前記ハンドルと、前記連結ヘッドと、前記連結ロッドとの中には往復部品と歯ブラシヘッド区域が設置され、前記往復部品が、前記伸縮角棒によって左への移動を制御するプッシュ板と、プッシュロッドと、前記プッシュ板の右への移動を制御する復帰バネとを含み、前記歯ブラシヘッド区域が、前記歯ブラシヘッドの中に位置する回転ブロックと、前記回転ブロックの回転を制御するラック板とを含み、前記プッシュロッドの左右移動の作用によって前記ラック板が前記回転ブロックを制御して絶えずに回転させ、
前記歯ブラシハウジングが前記ハンドルの中に位置する駆動チャンバを含み、前記ハンドルの左側端面には差込連結ヘッドが固定的に取付けられ、前記連結ヘッドが前記差込連結ヘッドと差込連結されて結合されることができ、前記連結ヘッドの右側端面の中には前記差込連結ヘッドと差込連結されて結合できる差込連結溝が設けられ、前記連結ロッドが前記連結ヘッドの左側端面に固定的に取付けられ、前記歯ブラシヘッドが前記連結ロッドの左側端面に固定的に取付けられ、前記ハンドルの中には上方に開口した保管チャンバが設けられ、前記保存チャンバの開口のところには蓋が閉じるように取付けられ、前記ハンドルの頂部端面にはボタンが設置され、前記駆動チャンバの右側にはバッテリーが設置され、前記ハンドルの右側端面の中には充電ジャックが設置され、
前記駆動加速部品は前記駆動チャンバの底壁の中に回転できるように取付けられる第一加速軸を含み、前記モータが前記駆動チャンバの右側端面に固定的に取付けられ、前記モータの左側の出力軸には第一傘歯車が固定的に取付けられ、前記第一加速軸には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に取付けられ、前記第一大歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの底壁において前記第一加速軸の左側には第一加速軸が回転できるように取付けられ、前記第一小歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記第一小歯車が前記第一大歯車と噛み合い、前記第二大歯車が前記第一加速軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの上下壁の間において前記第一加速軸の前後両側には第二加速軸が対称のように回転できるように取付けられ、前記第二小歯車が前記第二加速軸に固定的に取付けられ、前記第二小歯車が前記第二大歯車と噛み合い、前記伝動加速部品が前記第二加速軸に固定的に取付けられる第一プーリを含み、前記駆動チャンバの上下壁の間には二本の前後対称の加速伝動軸が回転できるように取付けられ、前記加速伝動軸には第二プーリが固定的に取付けられ、前記ゴムベルトが前記第二プーリと前記第一プーリとの間に伝動できるように取付けられ、前記第三大歯車が前記加速伝動軸に固定的に取付けられ、前記駆動チャンバの上下壁の間において前記加速伝動軸の左側には前後対称の伝動軸が二本回転できるように取付けられ、前記第三小歯車が前記伝動軸に固定的に取付けられ、前記第三小歯車が前記第三大歯車と噛み合い、前記伝動軸には伝動半歯車が固定的に取付けられ、
前記伸縮部品は前記駆動チャンバの底壁に固定的に取付けられる固定台を含み、前記固定台の頂部端面には案内台が固定的に取付けられ、前記伸縮角棒が前記案内台の中にスライドできるように取付けられ、前記伸縮角棒の右側端面にはリミットブロックが固定的に取付けられ、前記伸縮角棒の前後端面には側部ラックが設置され、前後両側の前記伝動半歯車の外側端面には前記側部ラックと噛み合える第一半リングギヤが半周設置され、前記往復部品が前記連結ロッドの中に位置する伸縮チャンバを含み、前記伸縮チャンバと前記差込溝との間には差込連結角穴が連通して設けられ、前記伸縮角棒が前記差込角穴とスライドできるように結合されて前記伸縮チャンバの中に進入することができ、前記プッシュ板が前記伸縮チャンバの内壁の間にスライドできるように取付けられ、前記プッシュロッドが前記プッシュ板の左側端面に固定的に取付けられ、前記復帰バネが前記伸縮チャンバの左側壁と前記プッシュ板の左側端面との間に固定的に取付けられ、前記伸縮角棒が前記プッシュ板の右側端面と接触でき、
前記歯ブラシヘッド区域は前記歯ブラシヘッドの中に位置する歯ブラシヘッドチャンバを含み、前記プッシュロッドが左へ前記歯ブラシヘッドチャンバの中に入り、前記プッシュ板の左側端面には回転プッシュ板が固定的に取付けられ、前記ラック板が前記回転プッシュ板の左側端面に前後対称のように固定的に取付けられ、前後両側の前記加速伝動軸の相対側の端面には双面ラックが設置され、前記回転ブロックが前記歯ブラシヘッドチャンバの中に設置され、前記回転ブロックと前記歯ブラシヘッドチャンバの底壁との間にはボールが回転できるように取付けられ、前記回転ブロックの外側端面には前記双面ラックと噛み合える第二半リングギヤが設置され、前記回転ブロックの頂部端面には前記歯ブラシヘッドの頂部端面と同じ水平面にある回転台が固定的に取付けられ、前記回転台の外側にはリミットリングが設置され、前記回転台の頂部端面と前記歯ブラシヘッドの頂部端面には刷毛が設置されていることを特徴とする電動歯ブラシ。