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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022087416
(43)【公開日】2022-06-13
(54)【発明の名称】野球用レガース
(51)【国際特許分類】
   A63B 71/08 20060101AFI20220606BHJP
【FI】
A63B71/08 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020199339
(22)【出願日】2020-12-01
(71)【出願人】
【識別番号】592195218
【氏名又は名称】株式会社久保田運動具店
(74)【代理人】
【識別番号】100123021
【弁理士】
【氏名又は名称】渥美 元幸
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 朗
(57)【要約】
【課題】 サイズ変更に対応することができる野球用レガースを提供する。
【解決手段】 膝を保護する膝プロテクタ10と、脛を保護する脛プロテクタ13と、足首から足甲までを保護する足甲プロテクタ16とを備え、膝プロテクタ10の上端に開口部20が設けられ、開口部20に着脱自在に取り付けられるベルト環6とアタッチメントベルト7と、膝プロテクタ10を補完する第二の膝保護部となる膝アタッチメントカップ部5とを有する膝アタッチメント4をさらに備える。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
膝を保護する膝プロテクタと、脛を保護する脛プロテクタと、足首から足甲までを保護する足甲プロテクタとを備える野球用レガースであって、
前記膝プロテクタを補完する第二の膝保護部と、前記膝プロテクタとの接続部材とを有する追加膝プロテクタを着脱自在に取り付けるための開口部を前記膝プロテクタの上端に備える
ことを特徴とする野球用レガース。
【請求項2】
膝を保護する膝プロテクタと、脛を保護する脛プロテクタと、足首から足甲までを保護する足甲プロテクタとを備える野球用レガースであって、
前記膝プロテクタの上端に開口部が設けられ、
前記野球用レガースは、さらに、
前記開口部に着脱自在に取り付けられる接続部材と、前記膝プロテクタを補完する第二の膝保護部とを有する追加膝プロテクタを備える
ことを特徴とする野球用レガース。
【請求項3】
前記接続部材は、
前記第二の膝保護部の下側に取り付けられたベルト部材と、
前記ベルト部材の先端に取り付けられたベルト環とで構成されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の野球用レガース。
【請求項4】
前記開口部は、
前記野球用レガースの縦方向中心線に対して左右対称となる位置に少なくともそれぞれ1つずつ設けられている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の野球用レガース。
【請求項5】
前記開口部は、孔を開けた板状の合成樹脂材を前記膝プロテクタの上端に内蔵させて構成されている
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の野球用レガース。
【請求項6】
膝を保護する膝プロテクタと、脛を保護する脛プロテクタと、足首から足甲までを保護する足甲プロテクタとを備え、膝プロテクタの上端に開口部が設けられた野球用レガースのための追加膝プロテクタであって
前記開口部に着脱自在に取り付けられる接続部材と、
前記膝プロテクタを補完する第二の膝保護部とを備える
ことを特徴とする野球用レガースの追加膝プロテクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、野球やソフトボール等の球技を行う際に、脚に装着して使用するレガースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
野球やソフトボールにおいて捕手というポジションは、打者の後方に位置しているためにファールチップで投手の投球の軌道が変わったり、投手の投球がワンバウンドになったりすることがあるため、また、ホームベースへスライディングしてくる走者との接触の機会も多いため、ヘルメットやキャッチャーマスク、プロテクタやレガースなどの防具を装着する必要がある。
【0003】
レガースは、脚に装着して使用する防具で、主に膝から下の部位を保護するためのものである。捕手は、膝を曲げて座った状態で投手からの投球を捕球するが、投手の投球の軌道によって膝を地面につけて捕球したり、膝をやや伸ばした中腰の状態で捕球したりすることもある。また、キャッチャーフライやバント処理、ベースカバーなどの際には、防具を付けた状態で走ることもある。そのため、レガースについては、防具としての耐衝撃性を備えつつ、捕手がスムーズに動くことができるようにするという観点で、これまでに種々の提案がなされている。例えば、特許文献1では、高い衝撃緩衝性を広い保護エリアで担保するとともに、十分なフィット性が得られる球技用レガースが開示されている。
【0004】
このレガースには、装着者の膝を保護するカップ部が1つのシングルカップと呼ばれるものや、膝の上部と下部とをそれぞれ保護するため2つのカップ部を備えたダブルカップと呼ばれるもの、3つのカップ部を備えたトリプルカップと呼ばれるもの等がある。一般に、少年野球の小学校低学年のプレイヤーはシングルカップのレガースを使用し、小学校高学年以上になるとダブルカップを使用することが多く、体格の大きいプレイヤーはトリプルカップを使用することが多い傾向にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2014-236893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のレガースは、脛や足の甲を保護する部位から膝のカップ部までが一連の構成となっていてサイズ変更に対応できないという問題がある。例えば、小学校低学年でシングルカップのレガースを使用し始めても、体の成長によってシングルカップのレガースではカップの位置が合わなくなって膝全体を保護することができなくなり、すぐにダブルカップのレガースに買い替えなければならないといったことが起こりうる。また、野球チーム内でレガースを共有する場合に、体格差によってサイズが合わなければレガースを複数用意しておかなければならないことにもなる。
【0007】
そこで、本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、サイズ変更に対応することができる野球用レガースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る野球用レガースは、膝を保護する膝プロテクタと、脛を保護する脛プロテクタと、足首から足甲までを保護する足甲プロテクタとを備える野球用レガースであって、前記膝プロテクタを補完する第二の膝保護部と、前記膝プロテクタとの接続部材とを有する追加膝プロテクタを着脱自在に取り付けるための開口部を前記膝プロテクタの上端に備えることを特徴とする。
【0009】
これによれば、シングルカップのレガースの上端に、追加的な膝保護用プロテクタを着脱自在に取り付けられる開口部を設けているので、サイズ変更に対応することができる野球用レガースが実現される。
【0010】
また、本発明に係る野球用レガースは、膝を保護する膝プロテクタと、脛を保護する脛プロテクタと、足首から足甲までを保護する足甲プロテクタとを備える野球用レガースであって、前記膝プロテクタの上端に開口部が設けられ、前記野球用レガースは、さらに、前記開口部に着脱自在に取り付けられる接続部材と、前記膝プロテクタを補完する第二の膝保護部とを有する追加膝プロテクタを備えることを特徴とする野球用レガース、として構成することもできる。
【0011】
ここで、前記接続部材は、前記第二の膝保護部の下側に取り付けられたベルト部材と、前記ベルト部材の先端に取り付けられたベルト環とで構成されているのが好ましい。
【0012】
また、前記開口部は、前記野球用レガースの縦方向中心線に対して左右対称となる位置に少なくともそれぞれ1つずつ設けられているのが好ましい。
【0013】
さらに、前記開口部は、孔を開けた板状の合成樹脂材を前記膝プロテクタの上端に内蔵させて構成されているのが好ましい。
【0014】
これに加えて、本発明は、膝を保護する膝プロテクタと、脛を保護する脛プロテクタと、足首から足甲までを保護する足甲プロテクタとを備え、膝プロテクタの上端に開口部が設けられた野球用レガースのための追加膝プロテクタであって前記開口部に着脱自在に取り付けられる接続部材と、前記膝プロテクタを補完する第二の膝保護部とを備えることを特徴とする野球用レガースの追加膝プロテクタとして表現することも可能である。
【発明の効果】
【0015】
以上のように、本発明に係る野球用レガースによれば、シングルカップのレガースの上端に開口部を設け、この開口部に追加的な膝保護用プロテクタを着脱自在に取り付けられるので、サイズ変更への対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】野球用レガースの斜視図である。
図2】野球用レガースの後方斜視図である。
図3】野球用レガースの正面図である。
図4】膝アタッチメントの取り付け状態を説明するための図である。
図5】膝アタッチメントを取り付けた後の斜視図である。
図6】開口部付近を拡大して示す図である。
図7】開口部の構成の一例を示す図である。
図8】開口部の構成の別の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1は本実施形態の野球用レガースの斜視図である。図2は後方斜視図であり、図3は正面図である。
【0019】
本実施形態で示す野球用レガースは、シングルカップのレガースである。シングルカップレガース1は、野球やソフトボールを行う際に、脚に装着して使用する捕手用の防具であり、膝を保護する膝プロテクタ10と、脛を保護する脛プロテクタ13と、足首と足甲を保護する足甲プロテクタ16と、レガースを着脱可能に装着するための留め具2を備えている。
【0020】
膝プロテクタ10は、装着者の膝を保護するプロテクタであり、スポンジやシリコン、クッション材などの軟質弾性部材で構成されている膝衝撃緩衝部11と、硬質プラスチックなどの硬質材で構成されている膝カップ部12とを備えている。膝衝撃緩衝部11は、軟質弾性部材を皮革や布生地などで被覆することにより構成されており、この膝衝撃緩衝部11に縫着等により膝カップ部12を取り付けることで、膝プロテクタ10が構成されている。そして、膝プロテクタ10の上端、ここでは、膝衝撃部緩衝部11の上端に、後述する膝アタッチメント4を着脱自在に取り付けるために開口された孔である開口部20が形成されている。
【0021】
脛プロテクタ13は、脛衝撃緩衝部14と脛カップ部15とを備えている。装着者の脛を保護するプロテクタであり、膝プロテクタ10と同様に軟質弾性部材で構成されている脛衝撃緩衝部14と、硬質材で構成されている脛カップ部15とを備えており、脛衝撃緩衝部14に脛カップ部15を取り付けることで、脛プロテクタ13が構成されている。
【0022】
足甲プロテクタ16は、足甲衝撃緩衝部17と足甲カップ部18とを備えている。装着者の脛先の足首から足甲までの部分を保護するプロテクタであり、膝プロテクタ10および脛プロテクタ13と同様に軟質弾性部材で構成されている足甲衝撃緩衝部17と、硬質材で構成されている足甲カップ部18とを備えており、足甲衝撃緩衝部17に足甲カップ部18を取り付けることで、足甲プロテクタ16が構成されている。なお、足甲プロテクタ16が足甲カップ部18を備えておらず、足甲衝撃緩衝部17のみで構成されている場合もある。
【0023】
図4は、膝アタッチメントの取り付け状態を説明するための図である。
【0024】
膝アタッチメント4は、膝プロテクタ10と同様に、膝を保護するためのプロテクタであり、膝プロテクタ10の開口部20に取り付けることで追加的な膝保護部となる部品(追加膝プロテクタ)である。膝プロテクタ10を第一の膝保護部とすれば、膝アタッチメント4は第一の膝保護部を補完する第二の膝保護部ということができる。また、膝プロテクタ10をメイン保護部とすれば、膝アタッチメント4はサブ保護部または補助保護部ともいえる。この膝アタッチメント4は、硬質材で構成されている膝アタッチメントカップ部5を備えているので、膝アタッチメント4を膝プロテクタ10に取り付けることで、膝カップ部12と膝アタッチメントカップ部5とを有するダブルカップのダブルカップレガース3へ変更することができる。
【0025】
膝アタッチメント4は、膝アタッチメントカップ部5の下側で、膝プロテクタ10の開口部20に対応する位置に、アタッチメントベルト7とアタッチメントベルト7の先端にベルト環6とを備えている。このベルト環6とアタッチメントベルト7とが、膝アタッチメント4と膝プロテクタ10とを連結する接続部材として機能する。また、膝アタッチメント4は、レガース本体と同様に、留め具2も備えている。
【0026】
アタッチメントベルト7は、ベルト部材で構成され、その一端が膝アタッチメントカップ部5の下側付近に縫着等により取り付けられている。アタッチメントベルト7を構成するベルト部材は、膝アタッチメント4や膝プロテクタ10を捕手の膝の動きに追従してスムーズに動くようにするため、柔軟性を有しつつ、捩れに対する耐性または捩れからの復元性を有する素材とするのが好ましく、例えば、いわゆるPPベルト(ポリプロピレン素材のベルト)や革製ベルト等を用いるのが好ましい。
【0027】
ベルト環6は、アタッチメントベルト7の先端に取り付けられ、アタッチメントベルト7と略平行にした状態で膝プロテクタ10の開口部20へ挿入可能で、開口部20への挿入後に略平行の状態を解除すると抜け止めとなる留め具である。この2つのベルト環6を対応する2つの開口部20に挿入することで、膝アタッチメント4を膝プロテクタ10に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0028】
図5は、膝アタッチメントを取り付けた後の斜視図である。
【0029】
このように、シングルカップレガース1に着脱自在に取り付けることができる追加的な膝保護用のプロテクタである膝アタッチメント4を、シングルカップレガース1に取り付けることで、2つのカップ部を有するダブルカップのダブルカップレガース3とすることができ、これによりサイズ変更に対応することができるレガースを実現している。
【0030】
ここでは、シングルカップレガース1と膝アタッチメント4とをベルト部材で連結するように構成している。両者をフック掛けによる連結やスナップボタンによる連結としてもよいが、レガースを装着した捕手の膝の動きに追従して連結部分がスムーズに動くようにするため、図示しているようにベルト部材で連結するよう構成するのが好ましい。
【0031】
また、膝プロテクタ10の上端に形成される開口部20は、ここでは軟質弾性部材で構成されている膝衝撃緩衝部11の上端に形成されるようにしている。膝カップ部12の上端に開口部20を形成するとしてもよいが、加工の容易性の観点や、装着者が動く度にベルト環6との接触する音が生じること等を考慮すると、膝衝撃緩衝部11の上端に形成されるようにするのが好ましい。また、アタッチメントベルト7やベルト環6との摩擦が生じる開口部20の縁部にはテープ等による縁始末を施して、摩擦音や部材の擦り減りが生じないようにしておくのが好ましい。以下、開口部20の構成について説明する。
【0032】
図6は、開口部付近を拡大して示す図である。
【0033】
膝衝撃緩衝部11の上端に形成される開口部20は、膝衝撃緩衝部11の上端を開口するだけで形成されるとしてもよいが、図6に示すように、硬質性を有する合成樹脂材等で構成される板状の樹脂板21に孔を開けて開口部20とし、この樹脂板21を膝衝撃緩衝部11の上端に内蔵させるように構成するのが好ましい。
【0034】
図7は、開口部の構成の一例を示す図である。
【0035】
開口部として、開口された金属環22を膝衝撃緩衝部11の上端にはめ込み、この金属環22にベルト環6を挿入させるようにしてもよい。
【0036】
図8は、開口部の構成の別の一例を示す図である。
【0037】
また、開口部として、開口された金属環23をテープ部材24に取り付けて、この金属環23にベルト環6を挿入させるようにしてもよい。テープ部材24は、いわゆるPPテープ(ポリプロピレン素材のテープ)や革製や布製のテープで構成され、膝カップ部12の上側付近に縫着されている。
【0038】
なお、開口部は、図6図8に示したように、レガースの縦方向中心線に対して左右対称となる位置に2つ設けるのが好ましい。この2つの開口部に加えて、図7に示すように中心部にもう1つ開口部を設けるようにしてもよい。中心部に1つだけ設けてもよいが、レガースを装着した捕手の膝の動きへの追従性や装着時の安定性を考慮すると、レガースの縦方向中心線に対して左右対称となる位置に少なくともそれぞれ1つずつ設けられているのが好ましい。
【0039】
このように、本実施形態の野球用レガースは、シングルカップレガース1の膝プロテクタ10の上端に開口部20が形成されており、追加的な膝保護用プロテクタの膝アタッチメント4は、この開口部20に対応する位置にアタッチメントベルト7およびベルト環6を備えている。そして、ベルト環6を開口部20に挿入することでシングルカップレガース1に膝アタッチメント4を着脱自在に取り付けられ、ベルト環6およびアタッチメントベルト7が膝アタッチメント4と膝プロテクタ10とを連結する接続部材として機能する。
【0040】
このように構成された野球用レガースは、シングルカップレガース1に膝アタッチメント4を取り付けることで、シングルカップのレガースをダブルカップのレガースへ変更することができるので、シングルカップのレガースの使用開始後に体の成長でカップの位置が合わなくなっても、ダブルカップのレガースに買い替える必要はなく、サイズ変更に対応することができるようになる。また、野球チーム内でレガースを共有する場合でも、膝アタッチメント4の着脱で体格差に応じたサイズ調整をすることができるので、レガースを複数用意する必要もなくなる。
【0041】
以上説明したように、本実施形態の野球用レガースによれば、シングルカップのレガースの上端に開口部を設けて、この開口部にシングルカップを補完する追加的な膝保護用プロテクタを着脱自在に取り付けられるように構成しているので、サイズ変更に対応することができる。
【0042】
以上、本発明に係る野球用レガースについて、実施の形態に基づいて説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき、かつ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本発明の範囲内に包含されるものである。
【0043】
例えば、上記実施形態では、シングルカップレガースの本体と膝アタッチメントとを着脱自在として、シングルカップとダブルカップとのサイズ変更を可能にする例を説明したが、膝アタッチメントの上端にさらに開口部を設けて、ダブルカップとトリプルカップとのサイズ変更を可能にするよう構成してもよい。
【0044】
また、膝アタッチメントの大きさを調整してハーフサイズのカップとし、ダブルカップとセミダブルカップとのサイズ変更を可能にするようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明は、特に野球やソフトボールの捕手等が防具として着用するレガースとして有用であり、特に少年野球用レガースとして好適である。
【符号の説明】
【0046】
1 シングルカップレガース
2 留め具
3 ダブルカップレガース
4 膝アタッチメント
5 膝アタッチメントカップ部
6 ベルト環
7 アタッチメントベルト
10 膝プロテクタ
11 膝衝撃緩衝部
12 膝カップ部
13 脛プロテクタ
14 脛衝撃緩衝部
15 脛カップ部
16 足甲プロテクタ
17 足甲衝撃緩衝部
18 足甲カップ部
20 開口部
21 樹脂板
22,23 金属環
24 テープ部材

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8