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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008748
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】助力手袋
(51)【国際特許分類】
   B25J 11/00 20060101AFI20220106BHJP
   A41D 19/015 20060101ALI20220106BHJP
【FI】
B25J11/00 Z
A41D19/015 210
A41D19/015 210Z
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2019099847
(22)【出願日】2019-05-28
(31)【優先権主張番号】201910318586.9
(32)【優先日】2019-04-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】518091462
【氏名又は名称】朱暁鳳
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】帥漂月
【テーマコード(参考)】
3B033
3C707
【Fターム(参考)】
3B033AA00
3B033AA15
3B033AA19
3B033AA20
3B033AB00
3C707AS38
3C707HS27
3C707HT23
3C707XK02
3C707XK19
3C707XK24
3C707XK42
(57)【要約】
【課題】本発明は助力手袋を開示した。
【解決手段】
掌カバーを含み、掌カバーの頂端には下指カバーがヒンジによって連結され、前記下指カバーの頂端には中指カバーがヒンジによって連結され、前記中指カバーの頂端には上指カバーがヒンジによって連結され、前記上指カバーと、前記中指カバーと、前記下指カバーとの中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、本発明は構造が簡単で、操作とメンテンスが便利であり、また設備は使用者の握り持ちの力を増やすことができ、一部の作業において他の材料や道具への依頼を減らし、作業効率を高め、従って、当該設備は比較的に高い使用価値と普及価値とを備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、掌カバーを含み、掌カバーの頂端には下指カバーがヒンジによって連結され、前記下指カバーの頂端には中指カバーがヒンジによって連結され、前記中指カバーの頂端には上指カバーがヒンジによって連結され、前記上指カバーと、前記中指カバーと、前記下指カバーとの中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバーの中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバーの中には助力チャンバが設けられ、前記助力チャンバの中には助力装置が設けられ、前記上指カバーの中には動力チャンバが設けられ、前記動力チャンバの頂壁の中には鎖歯車チャンバが設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には伝動装置が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御装置が設けられ、前記動力チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置は前記動力チャンバの中にスライドできるように設けられた動力板を含み、前記動力板の後壁の中には延伸スリーブロッドが設けられ、前記延伸スリーブロッドの外壁には環状ラックが設けられ、前記動力板の後端と前記動力チャンバの後壁との間には復帰バネが弾性を持つように設けられ、
前記動力装置は前記伝動装置により前記助力装置を回転連動させることができることを特徴とする助力手袋。
【請求項2】
前記助力装置は前記助力チャンバの中に回転できるように設けられた回転ブロックを含み、前記回転ブロックの中にはモーターが設けられ、前記助力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結された助力軸が設けられ、前記助力軸の頂端にはスライドブロックが回転できるように設けられ、前記スライドブロックの後端と前記助力チャンバの後壁との間には押圧バネが弾性を持つように設けられ、前記助力軸の外壁にはウォームが設けられ、前記助力チャンバの中の前記中指カバーの頂端にはウォームホイールが設けられ、前記ウォームホイールと前記ウォームとが連結状態から離脱されており、
前記助力装置は前記上指カバーを機械駆動し、手袋の回転する力を増やすことを特徴とする請求項1に記載の助力手袋。
【請求項3】
前記伝動装置は前記動力チャンバの中に設けられた上軸を含み、前記上軸の右端には前記環状ラックと噛合した上歯車が設けられ、前記上軸の左端には駆動傘歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には駆動軸が設けられ、前記駆動軸の頂端には駆動鎖歯車が設けられ、前記動力チャンバの中の前記駆動軸の底端には前記駆動傘歯車と噛合した従動歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には従動軸が設けられ、前記従動軸の頂端には従動鎖歯車が設けられ、前記従動鎖歯車と前記駆動鎖歯車との間にはチェーンが伝動できるように設けられ、前記助力チャンバの中の頂壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記ベルトチャンバの中の前記従動軸の底端には駆動プーリーが設けられ、前記ベルトチャンバの中にはカム軸が設けられ、前記カム軸の頂端には従動プーリーが設けられ、前記助力チャンバの中の前記カム軸の底端にはカムが設けられ、前記従動プーリーと前記駆動プーリーとの間にはベルトが伝動できるように設けられ、
前記伝動装置は前記ウォームと前記ウォームホイールとの連結状態を制御できることを特徴とする請求項2に記載の助力手袋。
【請求項4】
前記制御装置は前記動力チャンバの中に設けられた下軸を含み、前記下軸の右端には前記環状ラックと噛合した下歯車が設けられ、前記下軸の左端には正傘歯車が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御軸が設けられ、前記制御軸の底端にはローラーが設けられ、前記動力チャンバの中の前記制御軸の頂端には前記正傘歯車と噛合した副傘歯車が設けられ、前記ローラーの外壁にはスライド溝が設けられ、前記制御チャンバの中にはスライドロッドがスライドできるように設けられ、前記スライドロッドと前記スライド溝とが連結され、前記スライドロッドの底端には正極ブロックが連結され、前記制御チャンバの底壁の中には負極ブロックが設けられ、
前記制御装置は前記助力装置の作動状態を制御できることを特徴とする請求項1に記載の助力手袋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は労働保護用品分野を取り上げて、具体的には助力手袋である。
【背景技術】
【0002】
建設工事を行う過程中に、一部の物を開ける時には大きい力を入れなければならない場合がある。そういう時に外部の材料や道具を探して補助作業を行う必要があり、時間と力とを浪費し、効率が低い、工期を延長し、コストを上げ、従って、握り持ちの力を増やすことができる助力手袋を設計する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108927790号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は助力手袋を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の助力手袋は、掌カバーを含み、掌カバーの頂端には下指カバーがヒンジによって連結され、前記下指カバーの頂端には中指カバーがヒンジによって連結され、前記中指カバーの頂端には上指カバーがヒンジによって連結され、前記上指カバーと、前記中指カバーと、前記下指カバーとの中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバーの中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバーの中には助力チャンバが設けられ、前記助力チャンバの中には助力装置が設けられ、前記上指カバーの中には動力チャンバが設けられ、前記動力チャンバの頂壁の中には鎖歯車チャンバが設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には伝動装置が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御装置が設けられ、前記動力チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置は前記動力チャンバの中にスライドできるように設けられた動力板を含み、前記動力板の後壁の中には延伸スリーブロッドが設けられ、前記延伸スリーブロッドの外壁には環状ラックが設けられ、前記動力板の後端と前記動力チャンバの後壁との間には復帰バネが弾性を持つように設けられ、
前記動力装置は前記伝動装置により前記助力装置を回転連動させることができる。
【0006】
優選の技術プランとして、前記助力装置は前記助力チャンバの中に回転できるように設けられた回転ブロックを含み、前記回転ブロックの中にはモーターが設けられ、前記助力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結された助力軸が設けられ、前記助力軸の頂端にはスライドブロックが回転できるように設けられ、前記スライドブロックの後端と前記助力チャンバの後壁との間には押圧バネが弾性を持つように設けられ、前記助力軸の外壁にはウォームが設けられ、前記助力チャンバの中の前記中指カバーの頂端にはウォームホイールが設けられ、前記ウォームホイールと前記ウォームとが連結状態から離脱されており、
前記助力装置は前記上指カバーを機械駆動し、手袋の回転する力を増やす。
【0007】
優選の技術プランとして、前記伝動装置は前記動力チャンバの中に設けられた上軸を含み、前記上軸の右端には前記環状ラックと噛合した上歯車が設けられ、前記上軸の左端には駆動傘歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には駆動軸が設けられ、前記駆動軸の頂端には駆動鎖歯車が設けられ、前記動力チャンバの中の前記駆動軸の底端には前記駆動傘歯車と噛合した従動歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には従動軸が設けられ、前記従動軸の頂端には従動鎖歯車が設けられ、前記従動鎖歯車と前記駆動鎖歯車との間にはチェーンが伝動できるように設けられ、前記助力チャンバの中の頂壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記ベルトチャンバの中の前記従動軸の底端には駆動プーリーが設けられ、前記ベルトチャンバの中にはカム軸が設けられ、前記カム軸の頂端には従動プーリーが設けられ、前記助力チャンバの中の前記カム軸の底端にはカムが設けられ、前記従動プーリーと前記駆動プーリーとの間にはベルトが伝動できるように設けられ、
前記伝動装置は前記ウォームと前記ウォームホイールとの連結状態を制御できる。
【0008】
優選の技術プランとして、前記制御装置は前記動力チャンバの中に設けられた下軸を含み、前記下軸の右端には前記環状ラックと噛合した下歯車が設けられ、前記下軸の左端には正傘歯車が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御軸が設けられ、前記制御軸の底端にはローラーが設けられ、前記動力チャンバの中の前記制御軸の頂端には前記正傘歯車と噛合した副傘歯車が設けられ、前記ローラーの外壁にはスライド溝が設けられ、前記制御チャンバの中にはスライドロッドがスライドできるように設けられ、前記スライドロッドと前記スライド溝とが連結され、前記スライドロッドの底端には正極ブロックが連結され、前記制御チャンバの底壁の中には負極ブロックが設けられ、
前記制御装置は前記助力装置の作動状態を制御できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は構造が簡単で、操作とメンテンスが便利であり、また設備は使用者の握り持ちの力を増やすことができ、一部の作業において他の材料や道具への依頼を減らし、作業効率を高め、従って、当該設備は比較的に高い使用価値と普及価値とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に図1~7をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0011】
図1図1は本発明の助力手袋の全体略図
図2図2図1のA―Aの構成略図
図3図3図2のB―Bの構成略図
図4図4図2のCの構成略図
図5図5図2のDの構成略図
図6図6図2のEの構成略図
図7図7図2のF―Fの構成略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1~7に示すように、本発明の助力手袋は、掌カバー54を含み、掌カバー54の頂端には下指カバー53がヒンジによって連結され、前記下指カバー53の頂端には中指カバー52がヒンジによって連結され、前記中指カバー52の頂端には上指カバー51がヒンジによって連結され、前記上指カバー51と、前記中指カバー52と、前記下指カバー53との中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバー51の中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバー51の中には助力チャンバ16が設けられ、前記助力チャンバ16の中には助力装置100が設けられ、前記上指カバー51の中には動力チャンバ38が設けられ、前記動力チャンバ38の頂壁の中には鎖歯車チャンバ27が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には伝動装置200が設けられ、前記動力チャンバ38の底壁の中には制御チャンバ45が設けられ、前記制御チャンバ45の中には制御装置300が設けられ、前記動力チャンバ38の中には動力装置400が設けられ、前記動力装置400は前記動力チャンバ38の中にスライドできるように設けられた動力板36を含み、前記動力板36の後壁の中には延伸スリーブロッド35が設けられ、前記延伸スリーブロッド35の外壁には環状ラック34が設けられ、前記動力板36の後端と前記動力チャンバ38の後壁との間には復帰バネ37が弾性を持つように設けられ、
前記動力装置400は前記伝動装置200により前記助力装置100を回転連動させることができる。
【0013】
有益的には、前記助力装置100は前記助力チャンバ16の中に回転できるように設けられた回転ブロック13を含み、前記回転ブロック13の中にはモーター14が設けられ、前記助力チャンバ16の中には前記モーター14と伝動できるように連結された助力軸15が設けられ、前記助力軸15の頂端にはスライドブロック18が回転できるように設けられ、前記スライドブロック18の後端と前記助力チャンバ16の後壁との間には押圧バネ25が弾性を持つように設けられ、前記助力軸15の外壁にはウォーム17が設けられ、前記助力チャンバ16の中の前記中指カバー52の頂端にはウォームホイール98が設けられ、前記ウォームホイール98と前記ウォーム17とが連結状態から離脱されており、
前記助力装置100は前記上指カバー51を機械駆動し、手袋の回転する力を増やす。
【0014】
有益的には、前記伝動装置200は前記動力チャンバ38の中に設けられた上軸32を含み、前記上軸32の右端には前記環状ラック34と噛合した上歯車33が設けられ、前記上軸32の左端には駆動傘歯車31が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には駆動軸29が設けられ、前記駆動軸29の頂端には駆動鎖歯車26が設けられ、前記動力チャンバ38の中の前記駆動軸29の底端には前記駆動傘歯車31と噛合した従動歯車30が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には従動軸23が設けられ、前記従動軸23の頂端には従動鎖歯車50が設けられ、前記従動鎖歯車50と前記駆動鎖歯車26との間にはチェーン28が伝動できるように設けられ、前記助力チャンバ16の中の頂壁の中にはベルトチャンバ22が設けられ、前記ベルトチャンバ22の中の前記従動軸23の底端には駆動プーリー24が設けられ、前記ベルトチャンバ22の中にはカム軸20が設けられ、前記カム軸20の頂端には従動プーリー21が設けられ、前記助力チャンバ16の中の前記カム軸20の底端にはカム19が設けられ、前記従動プーリー21と前記駆動プーリー24との間にはベルト99が伝動できるように設けられ、
前記伝動装置200は前記ウォーム17と前記ウォームホイール98との連結状態を制御できる。
【0015】
有益的には、前記制御装置300は前記動力チャンバ38の中に設けられた下軸41を含み、前記下軸41の右端には前記環状ラック34と噛合した下歯車39が設けられ、前記下軸41の左端には正傘歯車40が設けられ、前記動力チャンバ38の底壁の中には制御チャンバ45が設けられ、前記制御チャンバ45の中には制御軸43が設けられ、前記制御軸43の底端にはローラー44が設けられ、前記動力チャンバ38の中の前記制御軸43の頂端には前記正傘歯車40と噛合した副傘歯車42が設けられ、前記ローラー44の外壁にはスライド溝46が設けられ、前記制御チャンバ45の中にはスライドロッド47がスライドできるように設けられ、前記スライドロッド47と前記スライド溝46とが連結され、前記スライドロッド47の底端には正極ブロック49が連結され、前記制御チャンバ45の底壁の中には負極ブロック48が設けられ、
前記制御装置300は前記助力装置100の作動状態を制御できる。
【0016】
初期状態では、正極ブロック49と負極ブロックとが連結状態から離脱されており、カム19とスライドブロック18とが連結状態から離脱されており、ウォーム17とウォームホイール98とが連結状態から離脱されている。
【0017】
装置を使用する時、使用者が設備を手につけ、使用者が物を取る時、指を曲げ、これにより動力板36を後へスライド連動させ、そして延伸スリーブロッド35と、環状ラック34と、下歯車39と、下軸41と、正傘歯車40と、副傘歯車42と、制御軸43と、ローラー44と、スライドロッド47とにより正極ブロック49を下へスライド連動させ、正極ブロック49と負極ブロック48とが連結され、モーター14が始動し、且つ助力軸15によりウォーム17を回転連動させ、同時に、動力板36が延伸スリーブロッド35と、環状ラック34と、上歯車33と、上軸32と、駆動傘歯車31と、従動傘歯車30と、駆動軸29と、駆動鎖歯車26と、チェーン28と、従動鎖歯車50と、従動軸23と、駆動プーリー24と、従動プーリー21と、カム軸20とによりカム19を回転連動させ、カム19とスライドブロック18とが連結され、またスライドブロック18によりウォーム17を後に回転連動させ、ウォーム17とウォームホイール98とが連結され、そしてウォーム17が上指カバー51を回転連動させ、手袋の握り持ちの力を増やす。
【0018】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作とメンテンスが便利であり、また設備は使用者の握り持ちの力を増やすことができ、一部の作業において他の材料や道具への依頼を減らし、作業効率を高め、従って、当該設備は比較的に高い使用価値と普及価値とを備える。
【0019】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2019-12-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は労働保護用品分野を取り上げて、具体的には助力手袋である。
【背景技術】
【0002】
建設工事を行う過程中に、一部の物を開ける時には大きい力を入れなければならない場合がある。そういう時に外部の材料や道具を探して補助作業を行う必要があり、時間と力とを浪費し、効率が低い、工期を延長し、コストを上げ、従って、握り持ちの力を増やすことができる助力手袋を設計する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108927790号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は助力手袋を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の助力手袋は、掌カバーを含み、掌カバーの頂端には下指カバーがヒンジによって連結され、前記下指カバーの頂端には中指カバーがヒンジによって連結され、前記中指カバーの頂端には上指カバーがヒンジによって連結され、前記上指カバーと、前記中指カバーと、前記下指カバーとの中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバーの中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバーの中には助力チャンバが設けられ、前記助力チャンバの中には助力装置が設けられ、前記上指カバーの中には動力チャンバが設けられ、前記動力チャンバの頂壁の中には鎖歯車チャンバが設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には伝動装置が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御装置が設けられ、前記動力チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置は前記動力チャンバの中にスライドできるように設けられた動力板を含み、前記動力板の後壁の中には延伸スリーブロッドが設けられ、前記延伸スリーブロッドの外壁には環状ラックが設けられ、前記動力板の後端と前記動力チャンバの後壁との間には復帰バネが弾性を持つように設けられ、
前記動力装置は前記伝動装置により前記助力装置を回転連動させることができる。
【0006】
優選の技術プランとして、前記助力装置は前記助力チャンバの中に回転できるように設けられた回転ブロックを含み、前記回転ブロックの中にはモーターが設けられ、前記助力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結された助力軸が設けられ、前記助力軸の頂端にはスライドブロックが回転できるように設けられ、前記スライドブロックの後端と前記助力チャンバの後壁との間には押圧バネが弾性を持つように設けられ、前記助力軸の外壁にはウォームが設けられ、前記助力チャンバの中の前記中指カバーの頂端にはウォームホイールが設けられ、前記ウォームホイールと前記ウォームとが連結状態から離脱されており、
前記助力装置は前記上指カバーを機械駆動し、手袋の回転する力を増やす。
【0007】
優選の技術プランとして、前記伝動装置は前記動力チャンバの中に設けられた上軸を含み、前記上軸の右端には前記環状ラックと噛合した上歯車が設けられ、前記上軸の左端には駆動傘歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には駆動軸が設けられ、前記駆動軸の頂端には駆動鎖歯車が設けられ、前記動力チャンバの中の前記駆動軸の底端には前記駆動傘歯車と噛合した従動歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には従動軸が設けられ、前記従動軸の頂端には従動鎖歯車が設けられ、前記従動鎖歯車と前記駆動鎖歯車との間にはチェーンが伝動できるように設けられ、前記助力チャンバの中の頂壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記ベルトチャンバの中の前記従動軸の底端には駆動プーリーが設けられ、前記ベルトチャンバの中にはカム軸が設けられ、前記カム軸の頂端には従動プーリーが設けられ、前記助力チャンバの中の前記カム軸の底端にはカムが設けられ、前記従動プーリーと前記駆動プーリーとの間にはベルトが伝動できるように設けられ、
前記伝動装置は前記ウォームと前記ウォームホイールとの連結状態を制御できる。
【0008】
優選の技術プランとして、前記制御装置は前記動力チャンバの中に設けられた下軸を含み、前記下軸の右端には前記環状ラックと噛合した下歯車が設けられ、前記下軸の左端には正傘歯車が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御軸が設けられ、前記制御軸の底端にはローラーが設けられ、前記動力チャンバの中の前記制御軸の頂端には前記正傘歯車と噛合した副傘歯車が設けられ、前記ローラーの外壁にはスライド溝が設けられ、前記制御チャンバの中にはスライドロッドがスライドできるように設けられ、前記スライドロッドと前記スライド溝とが連結され、前記スライドロッドの底端には正極ブロックが連結され、前記制御チャンバの底壁の中には負極ブロックが設けられ、
前記制御装置は前記助力装置の作動状態を制御できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は構造が簡単で、操作とメンテンスが便利であり、また設備は使用者の握り持ちの力を増やすことができ、一部の作業において他の材料や道具への依頼を減らし、作業効率を高め、従って、当該設備は比較的に高い使用価値と普及価値とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に図1~7をあわせて本発明について詳しく説明し、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である
【0011】
図1図1は本発明の助力手袋の全体略図
図2図2図1のA―Aの構成略図
図3図3図2のB―Bの構成略図
図4図4図2のCの構成略図
図5図5図2のDの構成略図
図6図6図2のEの構成略図
図7図7図2のF―Fの構成略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1~7に示すように、本発明の助力手袋は、掌カバー54を含み、掌カバー54の頂端には下指カバー53がヒンジによって連結され、前記下指カバー53の頂端には中指カバー52がヒンジによって連結され、前記中指カバー52の頂端には上指カバー51がヒンジによって連結され、前記上指カバー51と、前記中指カバー52と、前記下指カバー53との中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバー51の中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバー51の中には助力チャンバ16が設けられ、前記助力チャンバ16の中には助力装置100が設けられ、前記上指カバー51の中には動力チャンバ38が設けられ、前記動力チャンバ38の頂壁の中には鎖歯車チャンバ27が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には伝動装置200が設けられ、前記動力チャンバ38の底壁の中には制御チャンバ45が設けられ、前記制御チャンバ45の中には制御装置300が設けられ、前記動力チャンバ38の中には動力装置400が設けられ、前記動力装置400は前記動力チャンバ38の中にスライドできるように設けられた動力板36を含み、前記動力板36の後壁の中には延伸スリーブロッド35が設けられ、前記延伸スリーブロッド35の外壁には環状ラック34が設けられ、前記動力板36の後端と前記動力チャンバ38の後壁との間には復帰バネ37が弾性を持つように設けられ、前記動力装置400は前記伝動装置200により前記助力装置100を回転連動させることができる。
【0013】
有益的には、前記助力装置100は前記助力チャンバ16の中に回転できるように設けられた回転ブロック13を含み、前記回転ブロック13の中にはモーター14が設けられ、前記助力チャンバ16の中には前記モーター14と伝動できるように連結された助力軸15が設けられ、前記助力軸15の頂端にはスライドブロック18が回転できるように設けられ、前記スライドブロック18の後端と前記助力チャンバ16の後壁との間には押圧バネ25が弾性を持つように設けられ、前記助力軸15の外壁にはウォーム17が設けられ、前記助力チャンバ16の中の前記中指カバー52の頂端にはウォームホイール98が設けられ、前記ウォームホイール98と前記ウォーム17とが連結状態から離脱されており、
前記助力装置100は前記上指カバー51を機械駆動し、手袋の回転する力を増やす。
【0014】
有益的には、前記伝動装置200は前記動力チャンバ38の中に設けられた上軸32を含み、前記上軸32の右端には前記環状ラック34と噛合した上歯車33が設けられ、前記上軸32の左端には駆動傘歯車31が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には駆動軸29が設けられ、前記駆動軸29の頂端には駆動鎖歯車26が設けられ、前記動力チャンバ38の中の前記駆動軸29の底端には前記駆動傘歯車31と噛合した従動歯車30が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には従動軸23が設けられ、前記従動軸23の頂端には従動鎖歯車50が設けられ、前記従動鎖歯車50と前記駆動鎖歯車26との間にはチェーン28が伝動できるように設けられ、前記助力チャンバ16の中の頂壁の中にはベルトチャンバ22が設けられ、前記ベルトチャンバ22の中の前記従動軸23の底端には駆動プーリー24が設けられ、前記ベルトチャンバ22の中にはカム軸20が設けられ、前記カム軸20の頂端には従動プーリー21が設けられ、前記助力チャンバ16の中の前記カム軸20の底端にはカム19が設けられ、前記従動プーリー21と前記駆動プーリー24との間にはベルト99が伝動できるように設けられ、
前記伝動装置200は前記ウォーム17と前記ウォームホイール98との連結状態を制御できる。
【0015】
有益的には、前記制御装置300は前記動力チャンバ38の中に設けられた下軸41を含み、前記下軸41の右端には前記環状ラック34と噛合した下歯車39が設けられ、前記下軸41の左端には正傘歯車40が設けられ、前記動力チャンバ38の底壁の中には制御チャンバ45が設けられ、前記制御チャンバ45の中には制御軸43が設けられ、前記制御軸43の底端にはローラー44が設けられ、前記動力チャンバ38の中の前記制御軸43の頂端には前記正傘歯車40と噛合した副傘歯車42が設けられ、前記ローラー44の外壁にはスライド溝46が設けられ、前記制御チャンバ45の中にはスライドロッド47がスライドできるように設けられ、前記スライドロッド47と前記スライド溝46とが連結され、前記スライドロッド47の底端には正極ブロック49が連結され、前記制御チャンバ45の底壁の中には負極ブロック48が設けられ、
前記制御装置300は前記助力装置100の作動状態を制御できる。
【0016】
初期状態では、正極ブロック49と負極ブロックとが連結状態から離脱されており、カム19とスライドブロック18とが連結状態から離脱されており、ウォーム17とウォームホイール98とが連結状態から離脱されている。
【0017】
装置を使用する時、使用者が設備を手につけ、使用者が物を取る時、指を曲げ、これにより動力板36を後へスライド連動させ、そして延伸スリーブロッド35と、環状ラック34と、下歯車39と、下軸41と、正傘歯車40と、副傘歯車42と、制御軸43と、ローラー44と、スライドロッド47とにより正極ブロック49を下へスライド連動させ、正極ブロック49と負極ブロック48とが連結され、モーター14が始動し、且つ助力軸15によりウォーム17を回転連動させ、同時に、動力板36が延伸スリーブロッド35と、環状ラック34と、上歯車33と、上軸32と、駆動傘歯車31と、従動傘歯車30と、駆動軸29と、駆動鎖歯車26と、チェーン28と、従動鎖歯車50と、従動軸23と、駆動プーリー24と、従動プーリー21と、カム軸20とによりカム19を回転連動させ、カム19とスライドブロック18とが連結され、またスライドブロック18によりウォーム17を後に回転連動させ、ウォーム17とウォームホイール98とが連結され、そしてウォーム17が上指カバー51を回転連動させ、手袋の握り持ちの力を増やす。
【0018】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作とメンテンスが便利であり、また設備は使用者の握り持ちの力を増やすことができ、一部の作業において他の材料や道具への依頼を減らし、作業効率を高め、従って、当該設備は比較的に高い使用価値と普及価値とを備える。
【0019】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【手続補正書】
【提出日】2020-04-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、掌カバーを含み、掌カバーの頂端には下指カバーがヒンジによって連結され、前記下指カバーの頂端には中指カバーがヒンジによって連結され、前記中指カバーの頂端には上指カバーがヒンジによって連結され、前記上指カバーと、前記中指カバーと、前記下指カバーとの中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバーの中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバーの中には助力チャンバが設けられ、前記助力チャンバの中には助力装置が設けられ、前記上指カバーの中には動力チャンバが設けられ、前記動力チャンバの頂壁の中には鎖歯車チャンバが設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には伝動装置が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御装置が設けられ、前記動力チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置は前記動力チャンバの中にスライドできるように設けられた動力板を含み、前記動力板において手の平側に近接した内壁には延伸スリーブロッドが設けられ、前記延伸スリーブロッドの外壁には環状ラックが設けられ、前記動力板において手の平側に近接した端面と前記動力チャンバにおいて手の平側に近接した内壁との間には復帰バネが弾性を持つように設けられ、
前記動力装置は前記伝動装置により前記助力装置を回転連動させることができることを特徴とする助力手袋。
【請求項2】
前記助力装置は前記助力チャンバの中に回転できるように設けられた回転ブロックを含み、前記回転ブロックの中にはモーターが設けられ、前記助力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結された助力軸が設けられ、前記助力軸の頂端にはスライドブロックが回転できるように設けられ、前記スライドブロックにおいて手の平側に近接した端と前記助力チャンバにおいて手の平側に近接した壁との間には押圧バネが弾性を持つように設けられ、前記助力軸の外壁にはウォームが設けられ、前記助力チャンバの中の前記中指カバーの頂端にはウォームホイールが設けられ、前記ウォームホイールと前記ウォームとが連結状態から離脱されており、
前記助力装置は前記上指カバーを機械駆動し、手袋の回転する力を増やすことを特徴とする請求項1に記載の助力手袋。
【請求項3】
前記伝動装置は前記動力チャンバの中に設けられた上軸を含み、前記上軸の右端には前記環状ラックと噛合した上歯車が設けられ、前記上軸の左端には駆動傘歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には駆動軸が設けられ、前記駆動軸の頂端には駆動鎖歯車が設けられ、前記動力チャンバの中の前記駆動軸の底端には前記駆動傘歯車と噛合した従動歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には従動軸が設けられ、前記従動軸の頂端には従動鎖歯車が設けられ、前記従動鎖歯車と前記駆動鎖歯車との間にはチェーンが伝動できるように設けられ、前記助力チャンバの中の頂壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記ベルトチャンバの中の前記従動軸の底端には駆動プーリーが設けられ、前記ベルトチャンバの中にはカム軸が設けられ、前記カム軸の頂端には従動プーリーが設けられ、前記助力チャンバの中の前記カム軸の底端にはカムが設けられ、前記従動プーリーと前記駆動プーリーとの間にはベルトが伝動できるように設けられ、
前記伝動装置は前記ウォームと前記ウォームホイールとの連結状態を制御できることを特徴とする請求項2に記載の助力手袋。
【請求項4】
前記制御装置は前記動力チャンバの中に設けられた下軸を含み、前記下軸の右端には前記環状ラックと噛合した下歯車が設けられ、前記下軸の左端には正傘歯車が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御軸が設けられ、前記制御軸の底端にはローラーが設けられ、前記動力チャンバの中の前記制御軸の頂端には前記正傘歯車と噛合した副傘歯車が設けられ、前記ローラーの外壁にはスライド溝が設けられ、前記制御チャンバの中にはスライドロッドがスライドできるように設けられ、前記スライドロッドと前記スライド溝とが連結され、前記スライドロッドの底端には正極ブロックが連結され、前記制御チャンバの底壁の中には負極ブロックが設けられ、
前記制御装置は前記助力装置の作動状態を制御できることを特徴とする請求項1に記載の助力手袋。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は労働保護用品分野を取り上げて、具体的には助力手袋である。
【背景技術】
【0002】
建設工事を行う過程中に、一部の物を開ける時には大きい力を入れなければならない場合がある。そういう時に外部の材料や道具を探して補助作業を行う必要があり、時間と力とを浪費し、効率が低い、工期を延長し、コストを上げ、従って、握り持ちの力を増やすことができる助力手袋を設計する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108927790号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は助力手袋を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の助力手袋は、掌カバーを含み、掌カバーの頂端には下指カバーがヒンジによって連結され、前記下指カバーの頂端には中指カバーがヒンジによって連結され、前記中指カバーの頂端には上指カバーがヒンジによって連結され、前記上指カバーと、前記中指カバーと、前記下指カバーとの中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバーの中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバーの中には助力チャンバが設けられ、前記助力チャンバの中には助力装置が設けられ、前記上指カバーの中には動力チャンバが設けられ、前記動力チャンバの頂壁の中には鎖歯車チャンバが設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には伝動装置が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御装置が設けられ、前記動力チャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置は前記動力チャンバの中にスライドできるように設けられた動力板を含み、前記動力板において手の平側に近接した内壁には延伸スリーブロッドが設けられ、前記延伸スリーブロッドの外壁には環状ラックが設けられ、前記動力板において手の平側に近接した端面と前記動力チャンバにおいて手の平側に近接した内壁との間には復帰バネが弾性を持つように設けられ、
前記動力装置は前記伝動装置により前記助力装置を回転連動させることができる。
【0006】
優選の技術プランとして、前記助力装置は前記助力チャンバの中に回転できるように設けられた回転ブロックを含み、前記回転ブロックの中にはモーターが設けられ、前記助力チャンバの中には前記モーターと伝動できるように連結された助力軸が設けられ、前記助力軸の頂端にはスライドブロックが回転できるように設けられ、前記スライドブロックにおいて手の平側に近接した端と前記助力チャンバにおいて手の平側に近接した壁との間には押圧バネが弾性を持つように設けられ、前記助力軸の外壁にはウォームが設けられ、前記助力チャンバの中の前記中指カバーの頂端にはウォームホイールが設けられ、前記ウォームホイールと前記ウォームとが連結状態から離脱されており、
前記助力装置は前記上指カバーを機械駆動し、手袋の回転する力を増やす。
【0007】
優選の技術プランとして、前記伝動装置は前記動力チャンバの中に設けられた上軸を含み、前記上軸の右端には前記環状ラックと噛合した上歯車が設けられ、前記上軸の左端には駆動傘歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には駆動軸が設けられ、前記駆動軸の頂端には駆動鎖歯車が設けられ、前記動力チャンバの中の前記駆動軸の底端には前記駆動傘歯車と噛合した従動歯車が設けられ、前記鎖歯車チャンバの中には従動軸が設けられ、前記従動軸の頂端には従動鎖歯車が設けられ、前記従動鎖歯車と前記駆動鎖歯車との間にはチェーンが伝動できるように設けられ、前記助力チャンバの中の頂壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記ベルトチャンバの中の前記従動軸の底端には駆動プーリーが設けられ、前記ベルトチャンバの中にはカム軸が設けられ、前記カム軸の頂端には従動プーリーが設けられ、前記助力チャンバの中の前記カム軸の底端にはカムが設けられ、前記従動プーリーと前記駆動プーリーとの間にはベルトが伝動できるように設けられ、
前記伝動装置は前記ウォームと前記ウォームホイールとの連結状態を制御できる。
【0008】
優選の技術プランとして、前記制御装置は前記動力チャンバの中に設けられた下軸を含み、前記下軸の右端には前記環状ラックと噛合した下歯車が設けられ、前記下軸の左端には正傘歯車が設けられ、前記動力チャンバの底壁の中には制御チャンバが設けられ、前記制御チャンバの中には制御軸が設けられ、前記制御軸の底端にはローラーが設けられ、前記動力チャンバの中の前記制御軸の頂端には前記正傘歯車と噛合した副傘歯車が設けられ、前記ローラーの外壁にはスライド溝が設けられ、前記制御チャンバの中にはスライドロッドがスライドできるように設けられ、前記スライドロッドと前記スライド溝とが連結され、前記スライドロッドの底端には正極ブロックが連結され、前記制御チャンバの底壁の中には負極ブロックが設けられ、
前記制御装置は前記助力装置の作動状態を制御できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は構造が簡単で、操作とメンテンスが便利であり、また設備は使用者の握り持ちの力を増やすことができ、一部の作業において他の材料や道具への依頼を減らし、作業効率を高め、従って、当該設備は比較的に高い使用価値と普及価値とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に図1~7をあわせて本発明について詳しく説明し、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0011】
図1図1は本発明の助力手袋の全体略図
図2図2図1のA―Aの構成略図
図3図3図2のB―Bの構成略図
図4図4図2のCの構成略図
図5図5図2のDの構成略図
図6図6図2のEの構成略図
図7図7図2のF―Fの構成略図
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1~7に示すように、本発明の助力手袋は、掌カバー54を含み、掌カバー54の頂端には下指カバー53がヒンジによって連結され、前記下指カバー53の頂端には中指カバー52がヒンジによって連結され、前記中指カバー52の頂端には上指カバー51がヒンジによって連結され、前記上指カバー51と、前記中指カバー52と、前記下指カバー53との中には機能が同じく、且つ構造が似ている機構が設けられ、前記上指カバー51の中の機構を例として詳しく説明し、前記上指カバー51の中には助力チャンバ16が設けられ、前記助力チャンバ16の中には助力装置100が設けられ、前記上指カバー51の中には動力チャンバ38が設けられ、前記動力チャンバ38の頂壁の中には鎖歯車チャンバ27が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には伝動装置200が設けられ、前記動力チャンバ38の底壁の中には制御チャンバ45が設けられ、前記制御チャンバ45の中には制御装置300が設けられ、前記動力チャンバ38の中には動力装置400が設けられ、前記動力装置400は前記動力チャンバ38の中にスライドできるように設けられた動力板36を含み、前記動力板36において手の平側に近接した内壁には延伸スリーブロッド35が設けられ、前記延伸スリーブロッド35の外壁には環状ラック34が設けられ、前記動力板36において手の平側に近接した端面と前記動力チャンバ38において手の平側に近接した内壁との間には復帰バネ37が弾性を持つように設けられ、前記動力装置400は前記伝動装置200により前記助力装置100を回転連動させることができる。
【0013】
有益的には、前記助力装置100は前記助力チャンバ16の中に回転できるように設けられた回転ブロック13を含み、前記回転ブロック13の中にはモーター14が設けられ、前記助力チャンバ16の中には前記モーター14と伝動できるように連結された助力軸15が設けられ、前記助力軸15の頂端にはスライドブロック18が回転できるように設けられ、前記スライドブロック18において手の平側に近接した端面と前記助力チャンバ16において手の平側に近接した内壁との間には押圧バネ25が弾性を持つように設けられ、前記助力軸15の外壁にはウォーム17が設けられ、前記助力チャンバ16の中の前記中指カバー52の頂端にはウォームホイール98が設けられ、前記ウォームホイール98と前記ウォーム17とが連結状態から離脱されており、
前記助力装置100は前記上指カバー51を機械駆動し、手袋の回転する力を増やす。
【0014】
有益的には、前記伝動装置200は前記動力チャンバ38の中に設けられた上軸32を含み、前記上軸32の右端には前記環状ラック34と噛合した上歯車33が設けられ、前記上軸32の左端には駆動傘歯車31が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には駆動軸29が設けられ、前記駆動軸29の頂端には駆動鎖歯車26が設けられ、前記動力チャンバ38の中の前記駆動軸29の底端には前記駆動傘歯車31と噛合した従動歯車30が設けられ、前記鎖歯車チャンバ27の中には従動軸23が設けられ、前記従動軸23の頂端には従動鎖歯車50が設けられ、前記従動鎖歯車50と前記駆動鎖歯車26との間にはチェーン28が伝動できるように設けられ、前記助力チャンバ16の中の頂壁の中にはベルトチャンバ22が設けられ、前記ベルトチャンバ22の中の前記従動軸23の底端には駆動プーリー24が設けられ、前記ベルトチャンバ22の中にはカム軸20が設けられ、前記カム軸20の頂端には従動プーリー21が設けられ、前記助力チャンバ16の中の前記カム軸20の底端にはカム19が設けられ、前記従動プーリー21と前記駆動プーリー24との間にはベルト99が伝動できるように設けられ、
前記伝動装置200は前記ウォーム17と前記ウォームホイール98との連結状態を制御できる。
【0015】
有益的には、前記制御装置300は前記動力チャンバ38の中に設けられた下軸41を含み、前記下軸41の右端には前記環状ラック34と噛合した下歯車39が設けられ、前記下軸41の左端には正傘歯車40が設けられ、前記動力チャンバ38の底壁の中には制御チャンバ45が設けられ、前記制御チャンバ45の中には制御軸43が設けられ、前記制御軸43の底端にはローラー44が設けられ、前記動力チャンバ38の中の前記制御軸43の頂端には前記正傘歯車40と噛合した副傘歯車42が設けられ、前記ローラー44の外壁にはスライド溝46が設けられ、前記制御チャンバ45の中にはスライドロッド47がスライドできるように設けられ、前記スライドロッド47と前記スライド溝46とが連結され、前記スライドロッド47の底端には正極ブロック49が連結され、前記制御チャンバ45の底壁の中には負極ブロック48が設けられ、
前記制御装置300は前記助力装置100の作動状態を制御できる。
【0016】
初期状態では、正極ブロック49と負極ブロックとが連結状態から離脱されており、カム19とスライドブロック18とが連結状態から離脱されており、ウォーム17とウォームホイール98とが連結状態から離脱されている。
【0017】
装置を使用する時、使用者が設備を手につけ、使用者が物を取る時、指を曲げ、これにより動力板36を手の平側へスライド連動させ、そして延伸スリーブロッド35と、環状ラック34と、下歯車39と、下軸41と、正傘歯車40と、副傘歯車42と、制御軸43と、ローラー44と、スライドロッド47とにより正極ブロック49を下へスライド連動させ、正極ブロック49と負極ブロック48とが連結され、モーター14が始動し、且つ助力軸15によりウォーム17を回転連動させ、同時に、動力板36が延伸スリーブロッド35と、環状ラック34と、上歯車33と、上軸32と、駆動傘歯車31と、従動傘歯車30と、駆動軸29と、駆動鎖歯車26と、チェーン28と、従動鎖歯車50と、従動軸23と、駆動プーリー24と、従動プーリー21と、カム軸20とによりカム19を回転連動させ、カム19とスライドブロック18とが連結され、またスライドブロック18によりウォーム17を手の平側に回転連動させ、ウォーム17とウォームホイール98とが連結され、そしてウォーム17が上指カバー51を回転連動させ、手袋の握り持ちの力を増やす。
【0018】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作とメンテンスが便利であり、また設備は使用者の握り持ちの力を増やすことができ、一部の作業において他の材料や道具への依頼を減らし、作業効率を高め、従って、当該設備は比較的に高い使用価値と普及価値とを備える。
【0019】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。