(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008751
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】ホース曲げ部材
(51)【国際特許分類】
H02G 1/06 20060101AFI20220106BHJP
B29C 53/08 20060101ALI20220106BHJP
【FI】
H02G1/06
B29C53/08
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2019141955
(22)【出願日】2019-08-01
(31)【優先権主張番号】201910305609.2
(32)【優先日】2019-04-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519261563
【氏名又は名称】▲寧▼波索思机械▲設▼▲計▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100131406
【弁理士】
【氏名又は名称】福山 正寿
(72)【発明者】
【氏名】盛鼎臣
【テーマコード(参考)】
4F209
5G352
【Fターム(参考)】
4F209AG12
4F209AH35
4F209NA01
4F209NB02
4F209NG03
4F209NJ22
4F209NK07
5G352CG06
5G352CK06
5G352CK08
(57)【要約】 (修正有)
【課題】電線管を曲げる時、屈曲点が円弧状となるホース曲げ技術及びホース曲げ部材を提供する。
【解決手段】ホース曲げ部材は、ホース曲げ本体1の下に平らに置かれた円弧状クランプブロック、外部円弧状支持板の下に接続される固定ブロックおよび固定ブロックの正面上に可動に接続されるスライダによって、円弧状押圧ブロックが下方に変位すると、円弧状押圧ブロックの底部に接続される第2支持ブロックは上球体と協働して揺動し、それがバネ体に触れる時、その内側に押圧することができなく、その結果、外部円弧状押圧ブロックおよび円弧状押圧ブロックは内側曲げ状態を示し、ホースを折り曲げるタイミングになり、装置本体は連続的な下方への曲げを呈する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホース曲げ本体(1)を含むホース曲げ部材であって、前記ホース曲げ本体(1)の内壁の上下両側にそれぞれ上クランプモジュール(2)と下押圧モジュール(3)が固定的に接続され、前記ホース曲げ本体(1)の内壁にホース(6)が配置され、前記ホース(6)の外壁の下方に円弧状支持ブロック(5)が固定的に接続され、前記円弧状支持ブロック(5)の外壁に支持支柱(4)が固定的に接続され、前記ホース曲げ本体(1)の外壁正面と裏面にいずれも長い切り欠き(7)が設置され、前記長い切り欠き(7)の切り欠き内に押圧ブロック(8)が可動に接続され、前記押圧ブロック(8)の正面の中央に押圧支柱(10)が固定的に接続され、前記押圧ブロック(8)の左右両側にいずれも溶接ブロック(9)が固定的に接続され、2セットの前記溶接ブロック(9)はいずれも前記押圧ブロック(8)と前記長い切り欠き(7)の左右両内壁の間に位置し、前記円弧状支持ブロック(5)の下方に外部円弧状支持ブロック(34)が固定的に接続され、前記外部円弧状支持ブロック(34)の右側と前記円弧状支持ブロック(5)の左側との間に傾斜機構が設置され、前記外部円弧状支持ブロック(34)の底部の前側に固定ブロック(38)が固定的に接続され、前記固定ブロック(38)の中央はシュート口状態とし、シュート口の切り欠きの左右両側にいずれも長い溝(36)が設置され、前記長い溝(36)の間にスライダ(37)が配置され、前記スライダ(37)の右壁の右側に第1支持ブロック(39)が固定的に接続され、前記円弧状支持ブロック(5)の左側に第2支持ブロック(35)が固定的に接続され、前記第2支持ブロック(35)の最上部に支持円柱(41)が固定的に接続され、前記支持円柱(41)の最上部に球体(40)が固定的に接続され、前記球体(40)は第1支持ブロック(39)の内腔の上方に位置し、前記第1支持ブロック(39)の左右両側の間に貫通ロッド(33)が固定的に接続され、前記貫通ロッド(33)の最上部は球体(40)の外壁を貫通し、かつ前記第1支持ブロック(39)の右側内壁に固定的に接続され、前記第1支持ブロック(39)の外壁の最上部にばね本体(25)が固定的に接続される、ことを特徴とするホース曲げ部材。
【請求項2】
前記押圧支柱(10)はキャビティで、前記押圧支柱(10)の内腔にスクリュー(11)が設置され、前記スクリュー(11)の外壁に外ねじ(14)が設置され、前記スクリュー(11)の底部にボール本体(13)が固定的に接続され、前記押圧支柱(10)の内壁に内ねじが設置され、前記スクリュー(11)の最上部に回転ハンドル(12)が固定的に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載のホース曲げ部材。
【請求項3】
前記上クランプモジュール(2)はホース曲げ本体(1)を備え、前記ホース曲げ本体(1)の内壁の上方に中空ボックス(20)が固定的に接続され、前記中空ボックス(20)の底部の左右両側にいずれも傾斜シュートブロック(28)が固定的に接続され、前記傾斜シュートブロック(28)の外壁切り欠き内に第1支持棒(30)と第2支持棒(29)が可動に接続され、前記第1支持棒(30)の底部に円弧状クランプブロック(32)が固定的に接続され、前記第2支持棒(29)の底部に中空クランプブロック(31)が固定的に接続され、かつ第2支持棒(29)の数は2セットとする、ことを特徴とする請求項1に記載のホース曲げ部材。
【請求項4】
前記下押圧モジュール(3)は支持支柱(4)を備え、前記支持支柱(4)の最上部にボール(27)が固定的に接続され、前記ボール(27)の上方に支持柱(23)が設置され、前記支持柱(23)の底部に半円弧状支持板(24)が固定的に接続され、前記支持柱(23)の最上部に傾斜柱(21)が固定的に接続され、前記傾斜柱(21)の底部はホース曲げ本体(1)の内壁下方に固定的に接続され、前記支持柱(23)とボール(27)はいずれも中空ケース(22)内に位置し、前記中空ケース(22)の内部の底部の中央に三角形シュートブロック(26)が固定的に接続され、かつ前記シュートは三角形シュートブロック(26)の左右両側に設置される、ことを特徴とする請求項1に記載のホース曲げ部材。
【請求項5】
前記支持柱(23)の数は2セットとし、2セットの前記支持柱(23)の間にそれぞれ第1溶接棒(18)と第2溶接棒(19)が固定的に接続され、前記第1溶接棒(18)の最上部と第2溶接棒(19)の最上部との間にばねスリーブ(15)が固定的に接続され、前記ばねスリーブ(15)の内部にばねが配置され、前記第1溶接棒(18)と第2溶接棒(19)の外壁にいずれも固定支柱(16)が固定的に接続され、2セットの前記固定支柱(16)の最上部に円弧状曲げ板(17)が固定的に接続される、ことを特徴とする請求項4に記載のホース曲げ部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は機械電気部品の技術分野に関し、具体的にホース曲げ部材である。
【背景技術】
【0002】
内装する時に電線管の使用を必要とし、電線管は電線を保護する役割を果たし、しかしながら、内装の時、電線管の配置はいつも直線配置に限らず、壁の配線管は垂直と曲げ状態になることが多いため、内装の作業員は電線管を折り曲げる必要がある。普通の電線管を折り曲げると、屈曲部に折り目が出やすく、折り目が発生すると、電線が通りにくくなり、折り目が深すぎる場合、後の段階においてセメントで電線管の溝を閉鎖する時、セメントがその中に入り、電線と電線管が一緒にくっついて、内装の後、回線が問題出る時、電線を電線管から手で引き出し作業がより難しくなり、電線管を埋め込んだ壁さえも削られて電線管を取り出す必要がある。また、電線管を折り曲げた後、曲がり度合いが電線管溝の曲がり度合いよりも大きければ、電線管を逆方向に真っ直ぐにする必要があり、この時曲げられた箇所にしわになってしまう。しかも、この時点の管曲げは、1回か2回のみの操作ではなく、繰り返し曲げるため、電線管を電線管溝に入れて、しわは絶えずに引っ張られてしまい、割られる原因となり、また電線管を電線管溝内に予め埋め込む場合、セメントが電線管に入り、後に電線を電線溝から引き離しにくくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第101242772号明細書
【0004】
本発明は、従来技術の欠点に対し、折り曲げ時に電線管に折り目が発生し、また折り曲げる時に屈曲部が円弧状の代わりに折り目状になるという問題を解決するホース曲げ部材を提供する。
【発明の概要】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決手段を提供する:ホース曲げ本体を含むホース曲げ部材であって、前記ホース曲げ本体の内壁の上下両側にそれぞれ上クランプモジュールと下押圧モジュールが固定的に接続され、前記ホース曲げ本体の内壁にホースが配置され、前記ホースの外壁の下方に円弧状支持ブロックが固定的に接続され、前記円弧状支持ブロックの外壁に支持支柱が固定的に接続され、前記ホース曲げ本体の外壁正面と裏面にいずれも長い切り欠きが設置され、前記長い切り欠きの切り欠き内に押圧ブロックが可動に接続され、前記押圧ブロックの正面の中央に押圧支柱が固定的に接続され、前記押圧ブロックの左右両側にいずれも溶接ブロックが固定的に接続され、2セットの前記溶接ブロックはいずれも前記押圧ブロックと前記長い切り欠きの左右両内壁の間に位置し、前記円弧状支持ブロックの下方に外部円弧状支持ブロックが固定的に接続され、前記外部円弧状支持ブロックの右側と前記円弧状支持ブロックの左側との間に傾斜機構が設置され、前記外部円弧状支持ブロックの底部の前側に固定ブロックが固定的に接続され、前記固定ブロックの中央はシュート口とし、シュート口の切り欠きの左右両側にいずれも長い溝が設置され、前記長い溝の間にスライダが配置され、前記スライダの右壁の右側に第1支持ブロックが固定的に接続され、前記円弧状支持ブロックの左側に第2支持ブロックが固定的に接続され、前記第2支持ブロックの最上部に支持円柱が固定的に接続され、前記支持円柱の最上部に球体が固定的に接続され、前記球体は第1支持ブロックの内腔の上方に位置し、前記第1支持ブロックの左右両側の間に貫通ロッドが固定的に接続され、前記貫通ロッドの最上部は球体の外壁を貫通し、かつ前記第1支持ブロックの右側内壁に固定的に接続され、前記第1支持ブロックの外壁の最上部にばね本体が固定的に接続される。
【0006】
好ましくは、前記押圧支柱はキャビティであり、前記押圧支柱の内腔にスクリューが設置され、前記スクリューの外壁に外ねじが設置され、前記スクリューの底部にボール本体が固定的に接続され、前記押圧支柱の内壁に内ねじが設置され、前記スクリューの最上部に回転ハンドルが固定的に接続される。
【0007】
好ましくは、前記上クランプモジュールはホース曲げ本体を備え、前記ホース曲げ本体の内壁の上方に中空ボックスが固定的に接続され、前記中空ボックスの底部の左右両側にいずれも傾斜シュートブロックが固定的に接続され、前記傾斜シュートブロックの外壁切り欠き内に第1支持棒と第2支持棒が可動に接続され、前記第1支持棒の底部に円弧状クランプブロックが固定的に接続され、前記第2支持棒の底部に中空クランプブロックが固定的に接続され、かつ第2支持棒の数は2セットとする。
【0008】
好ましくは、前記下押圧モジュールは支持支柱を備え、前記支持支柱の最上部にボールが固定的に接続され、前記ボールの上方に支持柱が設置され、前記支持柱の底部に半円弧状支持板が固定的に接続され、前記支持柱の最上部に傾斜柱が固定的に接続され、前記傾斜柱の底部はホース曲げ本体の内壁下方に固定的に接続され、前記支持柱とボールはいずれも中空ケース内に位置し、前記中空ケースの内部の底部の中央に三角形シュートブロックが固定的に接続され、かつ前記シュートは三角形シュートブロックの左右両側に設置される。
【0009】
好ましくは、前記下押圧モジュールは支持支柱を備え、前記支持支柱の最上部にボールが固定的に接続され、前記ボールの上方に支持柱が設置され、前記支持柱の底部に半円弧状支持板が固定的に接続され、前記支持柱の最上部に傾斜柱が固定的に接続され、前記傾斜柱の底部はホース曲げ本体の内壁下方に固定的に接続され、前記支持柱とボールはいずれも中空ケース内に位置し、前記中空ケースの内部の底部の中央に三角形シュートブロックが固定的に接続され、かつ前記シュートは三角形シュートブロックの左右両側に設置される。
【0010】
動作原理は以下のとおりである:ここでは、家庭内装に用いられる電線管であって、ホース曲げ本体の内部に設置されたホース、ホース曲げ本体の内壁の上下両側に接続された上側クランプモジュールと下側クランプモジュールによって、上側クランプモジュールは、ホースの矯正およびホースの曲げ部位を保護することができ、下側クランプモジュールは、ホースの底部の曲がり部に対して、その弧度をいっぱいに丸めるように押圧することができ、(上側クランプモジュールの中空ボックスの底部に接続された2セットの傾斜シュートブロックは、第1支持ロッドに対してスライドしやすく、ホースの上方の屈曲部で中空クランプブロックを上方に押すと、中空クランプブロックの頂部に接続された第2の支持ロッドが第1の支持ロッドを押し上げ、傾斜シュートブロックは傾斜状態に設置されるため、第1支持ロッドはスライドする時にそれぞれ外側に離れ、円弧状クランプブロックを外側に押えることを達成し、それによりホースを曲げる時、曲がり部の折り目を外側へ引っ張り、曲げ部のしわをなめらかにするという効果を達成する)、ホースが曲げている状態にある時、本体に置かれ、ホースを曲げる方向に折り曲げする時、2セットの円弧状クランプブロックは依然としてホースの曲がり部を滑らかにすることができ、ここで、ホースを下方に折り曲げると円弧状クランプブロックを下方へ押さえることができ、円弧状クランプブロックの底部に接続された支持支柱は内側に押されて変位させ、支持支柱が下方に押圧されると、支持支柱の頂部に接続されたボールが上方に変位し、ボールの外壁と支持支柱の頂部の間にボールが依然として接続され、それによって、支持支柱を上方に変位させることができる。そして、支持支柱を押し上げて傾斜柱を上方に曲げることを動かし、傾斜柱はバネ状であり、傾斜柱の底部がホース曲げ本体の内壁の下側に溶接される。このため、傾斜柱と支持支柱との曲がり部に、ホースの屈曲底部の両側を上方に押圧し、2セットの支持支柱の間に接続された第1溶接棒と第2溶接棒との間にばねスリーブが接続され、第1溶接棒及び第2の溶接棒は、内向きに押圧する結果、2セットの固定支柱が内側に変位し、円弧状湾曲板を内側に押圧し、ホースの下方屈曲部位を内側に押圧することを達成する。また、ホース曲げ本体の正面と裏面に押圧ブロックが接続され、ハンドルを回転させることによって、スクリューを下方に変位させ、押圧ブロックを下方に押すように制御することができ、ホースが曲げられた後に、両側が突出して折り目でやすい箇所への押圧を達成し、曲げ後のホースの両側に折り目の発生を避け、円弧状クランプブロックが本体の下に平らに置かれ、外部円弧状支持板の下方に固定ブロックが接続され、固定ブロックの正面に可動に接続されるスライダによって、円弧状押圧ブロックが下方に変位すると、円弧状押圧ブロックの底部に接続される第2支持ブロックは上球体と協働して揺動し、それがバネ体に触れる時、その内側に押圧することができなくなり、外部円弧状押圧ブロックおよび円弧状押圧ブロックは内側曲げ状態を呈する。
【0011】
本発明はホース曲げ部材を提供し、以下の有益な効果を有する:
【0012】
(1)、本発明によれば、ホース曲げ本体の内部に設置されたホース、ホース曲げ本体の内壁の上下両側に接続された上側クランプモジュールと下側クランプモジュールによって、上側クランプモジュールは、ホースの矯正およびホースの曲げ部を保護することができ、下側クランプモジュールは、ホースの底部の曲がり箇所に対して、その弧度をいっぱいに丸めるように押圧することができる。
【0013】
(2)、本発明によれば、ホースが曲げられた状態にある時、本体に置かれ、ホースを曲げる方向に折り曲げする時、2セットの円弧状クランプブロックは依然としてホースの曲がり部を滑らかにすることができ、ここで、ホースを下方に折り曲げると円弧状クランプブロックを下方へ押さえることができ、円弧状クランプブロックの底部に接続された支持支柱は内側に押されて変位させ、支持支柱が下方に押圧されると、支持支柱の頂部に接続されたボールが上方に変位し、ボールの外壁と支持支柱の頂部の間にボールが依然として接続され、それによって、支持支柱を上方に変位させることができ、そして支持支柱を押し上げて傾斜柱を上方に曲げるように動かし、ベンドホースは、曲がった状態で修復された時、モジュールによって折り目をなめらかにし、ひび割れを避けることができる。
【0014】
(3)、本発明によれば、ハンドルを回転させることによって、スクリューを下方に変位させ、押圧ロックを下方に押すように制御することができ、ホースが曲げられた後に、両側が突出して折り目でやすい箇所への押圧を達成し、曲げた後のホースの両側に折り目の発生を避けることができる。
【0015】
(4)、本発明によれば、電線管を折り曲げる時、折り目目が現れ、また電線管を曲げる時、屈曲点が円円弧状のかわりに折り目状を呈するという問題を解決し、本発明は、本体の下に平らに置かれた円弧状クランプブロック、外部円弧状支持板の下に接続される固定ブロック、および固定ブロックの正面上に可動に接続されるスライダによって、円弧状押圧ブロックが下方に変位すると、円弧状押圧ブロックの底部に接続される第2支持ブロックは球体と協働して揺動し、それがバネに触れる時、その内側に押圧することができなく、その結果、外部円弧状押圧ブロックおよび円弧状押圧ブロックは内側曲げる状態を呈し、ホースを折り曲げるタイミングになり、装置本体は連続的な下方への曲げるようになり、ホースを曲げやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明のホース曲げ本体の構造概略図である。
【0017】
【
図2】本発明の上クランプモジュールの構造概略図である。
【0018】
【
図3】本発明の下押圧モジュールの構造概略図である。
【0019】
【
図4】本発明の
図3におけるC箇所の拡大図である。
【0020】
【0021】
【0022】
【
図7】本発明のホース曲げ本体および接続モジュールの構造概略図である。
【0023】
【
図8】本発明の
図7におけるA箇所の拡大図である。
【0024】
【
図9】本発明の
図8におけるB箇所の拡大図である。
【0025】
図中において:1ホース曲げ本体、2上クランプモジュール、3下押圧モジュール、4支持支柱、5円弧状支持ブロック、6ホース、7長い切り欠き、8押圧ブロック、9溶接ブロック、10押圧支柱、11スクリュー、12回転ハンドル、13ボール本体、14外ねじ、15ばねスリーブ、16固定支柱、17円弧状曲げ板、18第1溶接棒、19第2溶接棒、20中空ボックス、21傾斜柱、22中空ケース、23支持柱、24半円弧状支持板、25ばね本体、26三角形シュートブロック、27ボール、28傾斜シュートブロック、29第2支持棒、30第1支持棒、31中空クランプブロック、32円弧状クランプブロック、33貫通ロッド、34外部円弧状支持ブロック、35第2支持ブロック、36長い溝、37スライダ、38固定ブロック、39第1支持ブロック、40球体、41支持円柱。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の実施例の図面に合わせて、本発明の実施例における技術的解決手段を明確かつ完全に説明し、明らかなことに、記載された実施例は本発明の実施例の一部にすぎず、実施例のすべてではない。当業者であれば、創造的な工夫をせずに、本発明の実施例に基づいて得られる他のすべての実施例は、本発明の保護範囲内にあるものである。
【0027】
図1~9に示すように、本発明は以下の技術的解決手段を提供する:ホース曲げ本体1を含むホース曲げ部材であって、ホース曲げ本体1の内壁の上下両側にそれぞれ上クランプモジュール2と下押圧モジュール3が固定的に接続され、ホース曲げ本体1の内壁にホース6が配置され、ホース6の外壁の下方に円弧状支持ブロック5が固定的に接続され、円弧状支持ブロック5の外壁に支持支柱4が固定的に接続され、ホース曲げ本体1の外壁正面と裏面にいずれも長い切り欠き7が設置され、長い切り欠き7の切り欠き内に押圧ブロック8が可動に接続され、押圧ブロック8の正面の中央に押圧支柱10が固定的に接続され、押圧ブロック8の左右両側にいずれも溶接ブロック9が固定的に接続され、2セットの溶接ブロック9はいずれも押圧ブロック8と長い切り欠き7の左右両内壁の間に位置し、円弧状支持ブロック5の下方に外部円弧状支持ブロック34が固定的に接続され、外部円弧状支持ブロック34の右側と円弧状支持ブロック5の左側との間に傾斜機構が設置され、外部円弧状支持ブロック34の底部の前側に固定ブロック38が固定的に接続され、固定ブロック38の中央はシュート口とし、シュート口の切り欠きの左右両側にいずれも長い溝36が設置され、長い溝36の間にスライダ37が配置され、スライダ37の右壁の右側に第1支持ブロック39が固定的に接続され、円弧状支持ブロック5の左側に第2支持ブロック35が固定的に接続され、第2支持ブロック35の最上部に支持円柱41が固定的に接続され、支持円柱41の最上部に球体40が固定的に接続され、球体40は第1支持ブロック39の内腔の上方に位置し、第1支持ブロック39の左右両側の間に貫通ロッド33が固定的に接続され、貫通ロッド33の最上部は球体40の外壁を貫通し、かつ第1支持ブロック39の右側内壁に固定的に接続され、第1支持ブロック39の外壁の最上部にばね本体25が固定的に接続され、押圧支柱10はキャビティであり、押圧支柱10の内腔にスクリュー11が設置され、スクリュー11の外壁に外ねじ14が設置され、スクリュー11の底部にボール本体13が固定的に接続され、押圧支柱10の内壁は内ねじに設置され、スクリュー11の最上部に回転ハンドル12が固定的に接続され、上クランプモジュール2はホース曲げ本体1を備え、ホース曲げ本体1の内壁の上方に中空ボックス20が固定的に接続され、中空ボックス20の底部の左右両側にいずれも傾斜シュートブロック28が固定的に接続され、傾斜シュートブロック28の外壁切り欠き内に第1支持棒30と第2支持棒29が可動に接続され、第1支持棒30の底部に円弧状クランプブロック32が固定的に接続され、第2支持棒29の底部に中空クランプブロック31が固定的に接続され、かつ第2支持棒29の数は2セットとし、下押圧モジュール3は支持支柱4を備え、支持支柱4の最上部にボール27が固定的に接続され、ボール27の上方に支持柱23が設置され、支持柱23の底部に半円弧状支持板24が固定的に接続され、支持柱23の最上部に傾斜柱21が固定的に接続され、傾斜柱21の底部はホース曲げ本体1の内壁下方に固定的に接続され、支持柱23とボール27はいずれも中空ケース22内に位置し、中空ケース22の内部の底部の中央に三角形シュートブロック26が固定的に接続され、かつシュートは三角形シュートブロック26の左右両側に設置され、支持柱23の数は2セットとし、2セットの支持柱23の間にそれぞれ第1溶接棒18と第2溶接棒19が固定的に接続され、第1溶接棒18の最上部と第2溶接棒19の最上部との間にばねスリーブ15が固定的に接続され、ばねスリーブ15の内部にばねが配置され、第1溶接棒18と第2溶接棒19の外壁にいずれも固定支柱16が固定的に接続され、2セットの固定支柱16の最上部に円弧状曲げ板17が固定的に接続される。
【0028】
動作原理は以下のとおりである:ここでは、家庭内装に用いられる電線管であって、ホース曲げ本体1の内部に設置されたホース6、ホース曲げ本体1の内壁の上下両側に接続された上側クランプモジュール2と下側クランプモジュール3によって、上側クランプモジュール2は、ホースの矯正およびホースの曲げ部を保護することができ、下側クランプモジュール3は、ホースの底部の曲がり部に対してその弧度をいっぱいに丸めるように押圧することができ、(上側クランプモジュール2の中空ボックス20の底部に接続された2セットの傾斜シュートブロック28は、第1支持ロッド30に対してスライドしやすく、ホースの上方の屈曲部で中空クランプブロック31を上方に押すと、中空クランプブロック31の頂部に接続された第2の支持ロッド29が第1の支持ロッド30を押し上げ、傾斜シュートブロック28は傾斜状態に設置されるため、第1支持ロッド30はスライドする時にそれぞれ外側に離れ、円弧状クランプブロック32を外側に押えることになり、それによりホースを曲げる時、曲がり部位の折り目を外側へ引っ張り、曲げ部のしわをなめらかにするという効果になる)、ホースが曲げられた状態にある時、本体に置かれ、ホースを曲げ方向に折り曲げる時、2セットの円弧状クランプブロック32は依然としてホースの曲がり部位を滑らかにすることができ、ここで、ホースを下方に折り曲げると円弧状クランプブロック5を下方へ押さえることができ、円弧状クランプブロック5の底部に接続された支持支柱4は内側に押されて変位させ、支持支柱4が下方に押圧されると、支持支柱4の頂部に接続されたボール27が上方に変位し、ボール27の外壁と支持支柱4の頂部の間にボールが依然として接続され、それによって、支持支柱4を上方に変位させることができる。そして、支持支柱23を押し上げて傾斜柱21を上方に曲げるように動かし、傾斜柱21はバネ状とし、傾斜柱21の底部がホース曲げ本体1の内壁の下側に溶接される。このため、傾斜柱21と支持支柱23との曲がり部に、ホースの屈曲底部の両側を上方に押圧し、2セットの支持支柱23の間に接続された第1溶接棒19と第2溶接棒18との間にばねスリーブ15が接続され、第1溶接棒19及び第2の溶接棒18は、内向きに押圧する結果、2セットの固定支柱16が内側に変位し、円弧状湾曲板17を内側に押圧し、ホースの下方屈曲部位を内側に押圧することを達成する。また、ホース曲げ本体1の正面と裏面に押圧ブロック8が接続され、ハンドル12を回転させることによって、スクリュー11を下方に変位させ、押圧ロック8を下方に押すように制御することができ、ホースが曲げられた後に、両側が突出して折り目でやすい箇所への押圧を達成し、曲げ後のホースの両側に折り目の発生を避け、円弧状クランプブロック5が本体の下に平らに置かれ、外部円弧状支持板34の下方に固定ブロック38が接続され、固定ブロック38の正面に可動に接続されるスライダ37によって、円弧状押圧ブロック5が下方に変位すると、円弧状押圧ブロックの底部に接続される第2支持ブロック35は上球体40と協働して揺動し、それがバネ体25に触れる時、その内側に押圧することができなくなり、外部円弧状押圧ブロック34および円弧状押圧ブロック5は内側に曲げるような状態を呈する。
【0029】
なお、ここでは、第1および第2などの関係用語は、単に1つの実体また操作を別の実体または操作から区別するために使用されており、これらの実体または操作の間にそのような実際の関係や順位を必ずしも要求または示唆することはない。さらに、用語「含む」または「備える」またはそれらの任意の他の変形は、複数の要素を含むプロセス、方法、物品、または装置がそれらの要素だけはでなく、明示的に列挙されていない他の要素や、そのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素も含むように、非排他的な包含を含むことを意図する。より多くの制限がなければ、「参照構造を含む」という句によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品、または装置における同一要素の存在を排除するものではない。
【0030】
本発明の実施例を示して説明したが、当業者であれば、本発明の原理および精神から逸脱することなく、これらの実施例に対して様々な変更、修正、等価置換および変形がなされ得ることが理解されるべきである。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物によって定義される。