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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008754
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備
(51)【国際特許分類】
   B08B 1/04 20060101AFI20220106BHJP
【FI】
B08B1/04
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2019151623
(22)【出願日】2019-08-21
(31)【優先権主張番号】201910636475.2
(32)【優先日】2019-07-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】屠暁斌
【テーマコード(参考)】
3B116
【Fターム(参考)】
3B116AA47
3B116AB54
3B116BA08
3B116BA15
3B116BB22
3B116BB62
3B116CC03
(57)【要約】
【課題】本願は屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備を開示した。
【解決手段】
本願は屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備を開示し、主体を含み、前記主体の中には洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の前側には連動空間が設置され、前記洗浄空間の左側には復位空間が設置され、前記洗浄空間の右側には動力空間が設置され、前記動力空間と、前記洗浄空間と、前記連動空間との間には洗浄できる洗浄装置が設置され、本装置は大型モニターに自動的に吸着でき、そしてモニターに洗浄を行うことができ、人工で高空から降下してモニターを洗浄することを要らなく、人工洗浄によるモニターの損傷を避け、従業員の安全も確保でき、また、本装置は小型で機敏性を有し、複数で利用でき、モニターのサイズを合わせて数の組み合わせが可能である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
主体を含み、前記主体の中には洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の前側には連動空間が設置され、前記洗浄空間の左側には復位空間が設置され、前記洗浄空間の右側には動力空間が設置され、前記動力空間と、前記洗浄空間と、前記連動空間との間には洗浄できる洗浄装置が設置され、
前記洗浄装置は中空軸を含み、前記中空軸は前記洗浄空間の前側壁に左右対称に設置され、且つ前記連動空間の前後側壁と回転可能に連結され、前記中空軸の中にはそれぞれ軸空間が設置され、前記連動空間の中においていずれの前記中空軸には大型歯車が固定的に設置され、二つの前記大型歯車は互いに噛み合っており、前記洗浄空間の中において前記中空軸にはそれぞれ洗浄できる円形洗浄ブロックが固定的に設置され、前記復位空間の中には復位機構がスライド可能に連結され、前記復位機構の右側面には横軸が回転可能に連結され、前記横軸は前記復位空間の右側壁と、前記洗浄空間の左右側壁と、前記動力空間の左側壁とスライド可能に連結され、前記洗浄空間の中において前記横軸にはモニターを洗浄できる円柱拭きブロックが固定的に設置され、前記動力空間の中において前記横軸には長歯車が固定的に設置され、前記横軸の右側には従動ブロックが回転可能に連結され、
前記動力空間の中には装置全体を駆動できる動力装置が設置され、前記洗浄空間の左側にはベルト空間が設置され、前記ベルト空間と前記動力空間との間には本願装置を駆動して上下に移動させることができる移動装置が設置され、前記洗浄空間の上側には貯蔵空間が設置され、前記貯蔵空間の中には洗浄剤を添加できる貯蔵装置が設置され、前記貯蔵空間の上側には水拭き空間が設置され、前記水拭き空間の中には前記貯蔵装置によって制御される水拭き装置が設置されていることを特徴とする屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備。
【請求項2】
前記動力装置は動力軸と、動力モータと、第一傘歯車と、短歯車と、同期プーリと、伝動ベルトと、クランク軸と、第二傘歯車と、ヒンジ連結板と、第三傘歯車と、延伸軸と、第四傘歯車と、輸送プーリと、輸送ベルトとによって構成され、前記主体の中には前記動力軸が上下対称に、且つ回転可能に装着され、前記動力空間の右側壁において下側の前記動力軸には前記動力モータが連結され、前記ベルト空間の中において下側の前記動力軸には前記第一傘歯車が固定的に設置され、前記動力空間の中において下側の前記動力軸には前記短歯車が固定的に設置され、前記短歯車は前記長歯車と始終噛み合っており、前記ベルト空間の中において前記動力軸にはそれぞれ前記同期プーリが固定的に設置され、二つの前記同期プーリの間には伝動ベルトが連結され、前記動力空間の頂壁には前記クランク軸が回転可能に連結され、前記クランク軸の底側には前記第一傘歯車と噛み合った前記第二傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸の中部には前記ヒンジ連結板が回転可能に連結され、前記ヒンジ連結板は前記従動ブロックとヒンジで連結され、前記クランク軸の上側には前記第三傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸が上方へ前記動力空間の頂壁を貫通して前記貯蔵空間の中に延在し、且つ前記貯蔵空間の底壁と回転可能に連結され、前記動力空間の前側壁には前記延伸軸が回転可能に連結され、前記延伸軸には前記第三傘歯車と噛み合った前記第四傘歯車が固定的に設置され、前記延伸軸が前方へ前記動力空間の前側壁を貫通して前記連動空間の中に延在し、且つ前記連動空間の前側壁と回転可能に連結され、前記連動空間の中における前記延伸軸と前記連動空間の中における右側の前記中空軸とにはそれぞれ前記輸送プーリが固定的に設置され、二つの前記輸送プーリの間には輸送ベルトが連結されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備。
【請求項3】
前記移動装置はローラと、移動ベルトと、吸盤とによって構成され、いずれの前記動力軸の左右両側にはそれぞれ前記ローラが固定的に設置され、左側の前記ローラと右側の前記ローラとの間にはそれぞれ前記移動ベルトが連結され、前記移動ベルトにはLEDモニターに吸着できる前記吸盤が固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備。
【請求項4】
前記貯蔵装置は揚水ポンプと、ラチェット機構と、加水口と、輸送水管と、横向き水管と、細水管とによって構成され、前記貯蔵空間の底壁には前記揚水ポンプが固定的に装着され、前記貯蔵空間の中において前記クランク軸には前記ラチェット機構が設置され、前記ラチェット機構が正回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができ、前記ラチェットが逆回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができなく、前記貯蔵空間の後側壁には前記加水口が設置され、前記加水口は電磁弁によって制御され、前記貯蔵空間の前側壁には前記揚水ポンプと連通された前記輸送水管が設置され、前記輸送水管の前端には前記横向き水管が連結され、前記横向き水管の底壁には前記軸空間と連通された前記細水管が左右対称に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備。
【請求項5】
前記水拭き装置は推動スライド空間と、推動板と、拭き板と、強力ばねと、第一楔ブロックと、圧力空間と、液圧スライドブロックと、液圧棒と、第二楔ブロックとによって構成され、前記主体の中に当接空間が設置され、前記水拭き空間の前側には前記推動スライド空間が設置され、前記推動スライド空間の左右両側は前記水拭き空間と連通され、前記推動スライド空間の中には前記推動板がスライド可能に連結され、前記推動板の後側の間には前記拭き板が固定的に設置され、前記推動板と前記推動スライド空間との間には前記強力ばねが左右対称に連結され、前記推動板の右側には前記当接空間とスライド可能に連結された第一楔ブロックが固定的に設置され、前記横向き水管の左側には前記圧力空間が連通するように設置され、前記圧力空間の中には前記液圧スライドブロックがスライド可能に連結され、前記液圧スライドブロックの左側面には前記液圧棒が固定的に設置され、前記液圧棒は前記圧力空間の左側壁と前記当接空間の右側壁とスライド可能に連結され、前記液圧棒の左側には前記第一楔ブロックと当接した前記第二楔ブロックが固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備。
【請求項6】
前記拭き板はゴム素材で作られることを特徴とする請求項5に記載の屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備。
【請求項7】
前記円柱拭きブロックと前記円形洗浄ブロックとはいずれも海綿で作られることを特徴とする請求項1に記載の屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は設備メンテナンス分野を取り上げ、具体的には屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備である。
【背景技術】
【0002】
多くのマーケットやビルの壁体には情報を公知するため、大型LEDビジョンが取り付けられている。このような大型LEDビジョンはほとんど屋外に置かれ、長く風や雨に打たれると、モニターの表面が汚れる。従来の洗浄方法といえば、基本的には従業員がロープをつけ、そして高階層から降下し、モニターを洗浄する。しかし、このような高空作業において、事故は頻発し、従業員の命を脅かし、また、高空での人工洗浄は難易度高く、モニターを傷つく恐れもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106903110号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備を提供し、上記の問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するため、本願発明は以下の技術的解決策を提供する:屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備は、主体を含み、前記主体の中には洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の前側には連動空間が設置され、前記洗浄空間の左側には復位空間が設置され、前記洗浄空間の右側には動力空間が設置され、前記動力空間と、前記洗浄空間と、前記連動空間との間には洗浄できる洗浄装置が設置され、
前記洗浄装置は中空軸を含み、前記中空軸は前記洗浄空間の前側壁に左右対称に設置され、且つ前記連動空間の前後側壁と回転可能に連結され、前記中空軸の中にはそれぞれ軸空間が設置され、前記連動空間の中においていずれの前記中空軸には大型歯車が固定的に設置され、二つの前記大型歯車は互いに噛み合っており、前記洗浄空間の中において前記中空軸にはそれぞれ洗浄できる円形洗浄ブロックが固定的に設置され、前記復位空間の中には復位機構がスライド可能に連結され、前記復位機構の右側面には横軸が回転可能に連結され、前記横軸は前記復位空間の右側壁と、前記洗浄空間の左右側壁と、前記動力空間の左側壁とスライド可能に連結され、前記洗浄空間の中において前記横軸にはモニターを洗浄できる円柱拭きブロックが固定的に設置され、前記動力空間の中において前記横軸には長歯車が固定的に設置され、前記横軸の右側には従動ブロックが回転可能に連結され、
前記動力空間の中には装置全体を駆動できる動力装置が設置され、前記洗浄空間の左側にはベルト空間が設置され、前記ベルト空間と前記動力空間との間には本願装置を駆動して上下に移動させることができる移動装置が設置され、前記洗浄空間の上側には貯蔵空間が設置され、前記貯蔵空間の中には洗浄剤を添加できる貯蔵装置が設置され、前記貯蔵空間の上側には水拭き空間が設置され、前記水拭き空間の中には前記貯蔵装置によって制御される水拭き装置が設置されている。
【0006】
前述した技術的解決策の上で、前記動力装置は動力軸と、動力モータと、第一傘歯車と、短歯車と、同期プーリと、伝動ベルトと、クランク軸と、第二傘歯車と、ヒンジ連結板と、第三傘歯車と、延伸軸と、第四傘歯車と、輸送プーリと、輸送ベルトとによって構成され、前記主体の中には前記動力軸が上下対称に、且つ回転可能に装着され、前記動力空間の右側壁において下側の前記動力軸には前記動力モータが連結され、前記ベルト空間の中において下側の前記動力軸には前記第一傘歯車が固定的に設置され、前記動力空間の中において下側の前記動力軸には前記短歯車が固定的に設置され、前記短歯車は前記長歯車と始終噛み合っており、前記ベルト空間の中において前記動力軸にはそれぞれ前記同期プーリが固定的に設置され、二つの前記同期プーリの間には伝動ベルトが連結され、前記動力空間の頂壁には前記クランク軸が回転可能に連結され、前記クランク軸の底側には前記第一傘歯車と噛み合った前記第二傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸の中部には前記ヒンジ連結板が回転可能に連結され、前記ヒンジ連結板は前記従動ブロックとヒンジで連結され、前記クランク軸の上側には前記第三傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸が上方へ前記動力空間の頂壁を貫通して前記貯蔵空間の中に延在し、且つ前記貯蔵空間の底壁と回転可能に連結され、前記動力空間の前側壁には前記延伸軸が回転可能に連結され、前記延伸軸には前記第三傘歯車と噛み合った前記第四傘歯車が固定的に設置され、前記延伸軸が前方へ前記動力空間の前側壁を貫通して前記連動空間の中に延在し、且つ前記連動空間の前側壁と回転可能に連結され、前記連動空間の中における前記延伸軸と前記連動空間の中における右側の前記中空軸とにはそれぞれ前記輸送プーリが固定的に設置され、二つの前記輸送プーリの間には輸送ベルトが連結されている。
【0007】
前述した技術的解決策の上で、前記移動装置はローラと、移動ベルトと、吸盤とによって構成され、いずれの前記動力軸の左右両側にはそれぞれ前記ローラが固定的に設置され、左側の前記ローラと右側の前記ローラとの間にはそれぞれ前記移動ベルトが連結され、前記移動ベルトにはLEDモニターに吸着できる前記吸盤が固定的に設置されている。
【0008】
前述した技術的解決策の上で、前記貯蔵装置は揚水ポンプと、ラチェット機構と、加水口と、輸送水管と、横向き水管と、細水管とによって構成され、前記貯蔵空間の底壁には前記揚水ポンプが固定的に装着され、前記貯蔵空間の中において前記クランク軸には前記ラチェット機構が設置され、前記ラチェット機構が正回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができ、前記ラチェットが逆回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができなく、前記貯蔵空間の後側壁には前記加水口が設置され、前記加水口は電磁弁によって制御され、前記貯蔵空間の前側壁には前記揚水ポンプと連通された前記輸送水管が設置され、前記輸送水管の前端には前記横向き水管が連結され、前記横向き水管の底壁には前記軸空間と連通された前記細水管が左右対称に設置されている。
【0009】
前述した技術的解決策の上で、前記水拭き装置は推動スライド空間と、推動板と、拭き板と、強力ばねと、第一楔ブロックと、圧力空間と、液圧スライドブロックと、液圧棒と、第二楔ブロックとによって構成され、前記主体の中に当接空間が設置され、前記水拭き空間の前側には前記推動スライド空間が設置され、前記推動スライド空間の左右両側は前記水拭き空間と連通され、前記推動スライド空間の中には前記推動板がスライド可能に連結され、前記推動板の後側の間には前記拭き板が固定的に設置され、前記推動板と前記推動スライド空間との間には前記強力ばねが左右対称に連結され、前記推動板の右側には前記当接空間とスライド可能に連結された第一楔ブロックが固定的に設置され、前記横向き水管の左側には前記圧力空間が連通するように設置され、前記圧力空間の中には前記液圧スライドブロックがスライド可能に連結され、前記液圧スライドブロックの左側面には前記液圧棒が固定的に設置され、前記液圧棒は前記圧力空間の左側壁と前記当接空間の右側壁とスライド可能に連結され、前記液圧棒の左側には前記第一楔ブロックと当接した前記第二楔ブロックが固定的に設置されている。
【0010】
前述した技術的解決策の上で、前記拭き板はゴム素材で作られる。
【0011】
前述した技術的解決策の上で、前記円柱拭きブロックと前記円形洗浄ブロックとはいずれも海綿で作られる。
【発明の効果】
【0012】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本装置は大型モニターに自動的に吸着でき、そしてモニターに洗浄を行うことができ、人工で高空から降下してモニターを洗浄することを要らなく、人工洗浄によるモニターの損傷を避け、従業員の安全も確保でき、また、本装置は小型で機敏性を有し、複数で利用でき、モニターのサイズを合わせて数の組み合わせが可能であり、同時に本装置は洗浄液の吹きかけと、モニターに対する洗浄と、洗浄液の除去と、水の拭き取りなどの機能を有し、機能性が豊かで、モニターに対する洗浄を便利にさせる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に図1~6を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1図1は本願発明である屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備の全体全断面の正面構成略図
図2図2図1における前側の断面正面図
図3図3図2における前側の断面正面図
図4図4図3におけるA―A方向からの断面図
図5図5図3におけるBの局部拡大図
図6図6図1における移動装置の側面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
本明細書が開示したすべての技術的特徴、又は開示したすべての技術プランと過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0016】
本明細書が開示したすべての技術的特徴は、特に明記しない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。即ち特に明記しない限り、全ての特徴は一連の同等或いは類似する技術的特徴における一つの例に過ぎない。
【0017】
図1~6を参照し、本願発明は以下の実施例を提供する:本実施例である屋外大型LEDビジョン用の非人工洗浄設備は、主体21を含み、前記主体21の中には洗浄空間65が設置され、前記洗浄空間65の前側には連動空間55が設置され、前記洗浄空間65の左側には復位空間45が設置され、前記洗浄空間65の右側には動力空間68が設置され、前記動力空間68と、前記洗浄空間65と、前記連動空間55との間には洗浄できる洗浄装置101が設置され、前記洗浄装置101は中空軸51を含み、前記中空軸51は前記洗浄空間65の前側壁に左右対称に設置され、且つ前記連動空間55の前後側壁と回転可能に連結され、前記中空軸51の中にはそれぞれ軸空間50が設置され、前記連動空間55の中においていずれの前記中空軸51には大型歯車56が固定的に設置され、二つの前記大型歯車56は互いに噛み合っており、前記洗浄空間51の中において前記中空軸51にはそれぞれ洗浄できる円形洗浄ブロック52が固定的に設置され、前記復位空間45の中には復位機構44がスライド可能に連結され、前記復位機構44の右側面には横軸41が回転可能に連結され、前記横軸41は前記復位空間45の右側壁と、前記洗浄空間65の左右側壁と、前記動力空間68の左側壁とスライド可能に連結され、前記洗浄空間65の中において前記横軸41にはモニターを洗浄できる円柱拭きブロック42が固定的に設置され、前記動力空間68の中において前記横軸41には長歯車66が固定的に設置され、前記横軸41の右側には従動ブロック67が回転可能に連結され、前記動力空間68の中には装置全体を駆動できる動力装置102が設置され、前記洗浄空間65の左側にはベルト空間23が設置され、前記ベルト空間23と前記動力空間68との間には本願装置を駆動して上下に移動させることができる移動装置103が設置され、前記洗浄空間65の上側には貯蔵空間29が設置され、前記貯蔵空間29の中には洗浄剤を添加できる貯蔵装置104が設置され、前記貯蔵空間29の上側には水拭き空間25が設置され、前記水拭き空間25の中には前記貯蔵装置104によって制御される水拭き装置105が設置されている。
【0018】
また、一実施例においては、前記動力装置102は動力軸24と、動力モータ69と、第一傘歯車39と、短歯車40と、同期プーリ22と、伝動ベルト48と、クランク軸31と、第二傘歯車37と、ヒンジ連結板36と、第三傘歯車32と、延伸軸34と、第四傘歯車33と、輸送プーリ54と、輸送ベルト35とによって構成され、前記主体21の中には前記動力軸24が上下対称に、且つ回転可能に装着され、前記動力空間68の右側壁において下側の前記動力軸24には前記動力モータ69が連結され、前記ベルト空間23の中において下側の前記動力軸24には前記第一傘歯車39が固定的に設置され、前記動力空間68の中において下側の前記動力軸24には前記短歯車40が固定的に設置され、前記短歯車40は前記長歯車66と始終噛み合っており、前記ベルト空間23の中において前記動力軸24にはそれぞれ前記同期プーリ22が固定的に設置され、二つの前記同期プーリ22の間には伝動ベルト48が連結され、前記動力空間68の頂壁には前記クランク軸31が回転可能に連結され、前記クランク軸31の底側には前記第一傘歯車39と噛み合った前記第二傘歯車37が固定的に設置され、前記クランク軸31の中部には前記ヒンジ連結板36が回転可能に連結され、前記ヒンジ連結板36は前記従動ブロック67とヒンジで連結され、前記クランク軸31の上側には前記第三傘歯車32が固定的に設置され、前記クランク軸31が上方へ前記動力空間68の頂壁を貫通して前記貯蔵空間29の中に延在し、且つ前記貯蔵空間29の底壁と回転可能に連結され、前記動力空間68の前側壁には前記延伸軸34が回転可能に連結され、前記延伸軸34には前記第三傘歯車32と噛み合った前記第四傘歯車33が固定的に設置され、前記延伸軸34が前方へ前記動力空間68の前側壁を貫通して前記連動空間55の中に延在し、且つ前記連動空間55の前側壁と回転可能に連結され、前記連動空間55の中における前記延伸軸34と前記連動空間55の中における右側の前記中空軸51とにはそれぞれ前記輸送プーリ54が固定的に設置され、二つの前記輸送プーリ54の間には輸送ベルト35が連結され、
以上により、前記動力モータ69を正回転させることで、前記動力軸24と、前記短歯車40と、前記同期プーリ22とは駆動されて回転し、そして前記第二傘歯車37と、前記クランク軸31と、前記第三傘歯車32と、前記第四傘歯車33と、前記延伸軸34と、前記輸送プーリ54と、前記中空軸51と、前記大型歯車56と、前記円形洗浄ブロック52とは駆動されて回転し、前記クランク軸31は前記ヒンジ連結板36を連動させて左右に移動させることができ、それにより、装置全体に動力を提供できる。
【0019】
また、一実施例においては、前記移動装置103はローラ49と、移動ベルト46と、吸盤64とによって構成され、いずれの前記動力軸24の左右両側にはそれぞれ前記ローラ49が固定的に設置され、左側の前記ローラ49と右側の前記ローラ49との間にはそれぞれ前記移動ベルト46が連結され、前記移動ベルト46にはLEDモニターに吸着できる前記吸盤64が固定的に設置され、
以上により、前記動力軸24が回転することで、前記ローラ49は駆動されて回転し、そして前記移動ベルト46の回転を通じて本願装置を連動させて上下に移動させることができ、前記ローラ49を通じて前記吸盤64を圧迫してLEDモニターに吸着させることができる。
【0020】
また、一実施例においては、前記貯蔵装置104は揚水ポンプ30と、ラチェット機構38と、加水口47と、輸送水管53と、横向き水管72と、細水管71とによって構成され、前記貯蔵空間29の底壁には前記揚水ポンプ30が固定的に装着され、前記貯蔵空間29の中において前記クランク軸31には前記ラチェット機構38が設置され、前記ラチェット機構38が正回転する時に前記揚水ポンプ30を作動させることができ、前記ラチェット38が逆回転する時に前記揚水ポンプ30を作動させることができなく、前記貯蔵空間29の後側壁には前記加水口47が設置され、前記加水口47は電磁弁によって制御され、前記貯蔵空間29の前側壁には前記揚水ポンプ30と連通された前記輸送水管53が設置され、前記輸送水管53の前端には前記横向き水管72が連結され、前記横向き水管72の底壁には前記軸空間50と連通された前記細水管71が左右対称に設置され、
以上により、前記揚水ポンプ30が作動することで、前記貯蔵空間29の中にある洗浄液を前記輸送水管53を経由して前記横向き水管72と前記細水管71との中に送ることができる。
【0021】
また、一実施例においては、前記水拭き装置105は推動スライド空間28と、推動板27と、拭き板26と、強力ばね70と、第一楔ブロック57と、圧力空間59と、液圧スライドブロック60と、液圧棒61と、第二楔ブロック58とによって構成され、前記主体21の中に当接空間62が設置され、前記水拭き空間25の前側には前記推動スライド空間28が設置され、前記推動スライド空間28の左右両側は前記水拭き空間25と連通され、前記推動スライド空間28の中には前記推動板27がスライド可能に連結され、前記推動板27の後側の間には前記拭き板26が固定的に設置され、前記推動板27と前記推動スライド空間28との間には前記強力ばね70が左右対称に連結され、前記推動板27の右側には前記当接空間62とスライド可能に連結された第一楔ブロック57が固定的に設置され、前記横向き水管72の左側には前記圧力空間59が連通するように設置され、前記圧力空間59の中には前記液圧スライドブロック60がスライド可能に連結され、前記液圧スライドブロック60の左側面には前記液圧棒61が固定的に設置され、前記液圧棒61は前記圧力空間59の左側壁と前記当接空間62の右側壁とスライド可能に連結され、前記液圧棒61の左側には前記第一楔ブロック57と当接した前記第二楔ブロック58が固定的に設置され、
以上により、前記揚水ポンプ30が作動する時に、洗浄液を通じて前記液圧スライドブロック60と、前記液圧棒61と、前記第二楔ブロック58とを左方へ押し動かすことができ、そして前記第一楔ブロック57と前記推動板27とは駆動されて後方へ移動し、それにより、前記拭き板26はモニターと当接し、本願装置が下方へ移動する時に、洗浄液を拭き取ることができる。
【0022】
また、一実施例においては、前記拭き板26はゴム素材で作られ、
一定の柔軟性を有するため、モニターを圧迫から保護できる。
【0023】
また、一実施例においては、前記円柱拭きブロック42と前記円形洗浄ブロック52とはいずれも海綿で作られ、
モニターに対する洗浄を便利にさせる。
【0024】
LEDモニターに洗浄を行う時に、まず加水口47から貯蔵空間29の中に洗浄液を加え、そして昇降台と作業員とを通じて複数の本願装置を並びにモニターに吸着させ、次にまず動力モータ69を正回転させ、それにより、動力軸24と、短歯車40と、同期プーリ22とを回転連動させ、さらにローラ49を回転連動させ、そして前記移動ベルト46の回転を通じて本願装置を下方へ移動連動させ、ローラ49を通じて吸盤64は圧迫されてモニターに吸着でき、そして第二傘歯車37と、クランク軸31と、第三傘歯車32と、第四傘歯車33と、延伸軸34と、輸送プーリ54と、中空軸51と、大型歯車56と、円形洗浄ブロック52とは駆動されて回転し、さらにヒンジ連結板36を通じて、従動ブロック67と、長歯車66と、横軸41と、円柱拭きブロック42とは駆動されて左右往復に移動し、短歯車40は長歯車66と、横軸41と、円柱拭きブロック42とを回転連動させ、それにより、モニターに拭き作業を行い、同時にクランク軸31が正回転し、且つラチェット機構38を通じて揚水ポンプ30を作動させ、貯蔵空間29の中にある洗浄液を輸送水管53を経由して横向き水管72と細水管71との中に送り、そして軸空間50を通過してモニターに吹きかけ、揚水ポンプ30が作動する時に、洗浄液を通じて液圧スライドブロック60と、液圧棒61と、第二楔ブロック58を左方へ押し動かし、そして第一楔ブロック57と推動板27とは駆動されて後方へ移動し、それにより、拭き板26はモニターと当接し、本願装置が下方に移動する時に、洗浄液を拭き取るができ、拭き板26が底側に移動した時に、動力モータ69を逆回転させ、揚水ポンプ30は水を噴くのをやめ、この時に円形洗浄ブロック52と円柱拭きブロック42とはモニターを拭いて水を取り、繰り返すことでモニターの半分を拭き終えられ、そして複数の本願装置を右方へ少々移動させ、円形洗浄ブロック52と円柱拭きブロック42とをまだ拭いていない部分と合わせ、モニターを徹底的に洗浄する。
【0025】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本装置は大型モニターに自動的に吸着でき、そしてモニターに洗浄を行うことができ、人工で高空から降下してモニターを洗浄することを要らなく、人工洗浄によるモニターの損傷を避け、従業員の安全も確保でき、また、本装置は小型で機敏性を有し、複数で利用でき、モニターのサイズを合わせて数の組み合わせが可能であり、同時に本装置は洗浄液の吹きかけと、モニターに対する洗浄と、洗浄液の除去と、水の拭き取りなどの機能を有し、機能性が豊かで、モニターに対する洗浄を便利にさせる。
【0026】
以上に述べたのは本発明の例示的実施例であり、本発明を限定するものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で行われたいかなる変更と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2020-06-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備であって、主体を含み、前記主体の中には洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の前側には連動空間が設置され、前記洗浄空間の左側には摺動空間が設置され、前記洗浄空間の右側には動力空間が設置され、前記動力空間と、前記洗浄空間と、前記連動空間との間にはLEDビジョンを洗浄できる洗浄装置が設置され、
前記洗浄装置は中空軸と、軸空間と、大型歯車と、円形洗浄ブロックと、支持機構と、横軸と、円柱拭きブロックと、長歯車と、従動ブロックとによって構成され、前記中空軸が二つありかつ左右対称となり、前記中空軸が前記洗浄空間の前壁と前記連動空間の前後壁と回転可能に連結され、前記中空軸の中にはそれぞれ軸空間が設置され、前記連動空間の中においていずれの前記中空軸には大型歯車が固定的に設置され、二つの前記大型歯車は互いに噛み合っており、前記洗浄空間の中において前記中空軸にはそれぞれ洗浄できる円形洗浄ブロックが固定的に設置され、前記摺動空間の中には支持機構がスライド可能に連結され、前記支持機構の右側面には横軸が回転可能に連結され、前記横軸は前記摺動空間の右側壁と、前記洗浄空間の左右側壁と、前記動力空間の左側壁とスライド可能に連結され、前記洗浄空間の中において前記横軸にはモニターを洗浄できる円柱拭きブロックが固定的に設置され、前記動力空間の中において前記横軸には長歯車が固定的に設置され、前記横軸の右側には従動ブロックが回転可能に連結され、前記動力空間の中には装置全体を駆動できる動力装置が設置され、前記洗浄空間の左側にはベルト空間が設置され、前記ベルト空間と前記動力空間との間には主体を駆動して上下に移動させることができる移動装置が設置され、前記洗浄空間の上側には貯蔵空間が設置され、前記貯蔵空間の中には洗浄剤を添加できる貯蔵装置が設置され、前記貯蔵空間の上側には水拭き空間が設置され、前記水拭き空間の中には前記貯蔵装置によって制御される水拭き装置が設置されており、
前記動力装置は動力軸と、動力モータと、第一傘歯車と、短歯車と、同期プーリと、伝動ベルトと、クランク軸と、第二傘歯車と、ヒンジ連結板と、第三傘歯車と、延伸軸と、第四傘歯車と、輸送プーリと、輸送ベルトとによって構成され、前記主体の中には二つの前記動力軸が上下対称に、且つ回転可能に装着され、前記動力空間の右側壁において下側の前記動力軸には前記動力モータが連結され、前記動力空間の中において下側の前記動力軸には前記第一傘歯車が固定的に設置され、前記動力空間の中において下側の前記動力軸には前記短歯車が固定的に設置され、前記短歯車は前記長歯車と始終噛み合っており、前記ベルト空間の中において前記動力軸にはそれぞれ前記同期プーリが固定的に設置され、二つの前記同期プーリの間には伝動ベルトが連結され、前記動力空間の頂壁には前記クランク軸が回転可能に連結され、前記クランク軸の底側には前記第一傘歯車と噛み合った前記第二傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸の中部には前記ヒンジ連結板が回転可能に連結され、前記ヒンジ連結板は前記従動ブロックとヒンジで連結され、前記クランク軸の上側には前記第三傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸が上方へ前記動力空間の頂壁を貫通して前記貯蔵空間の中に延在し、且つ前記貯蔵空間の底壁と回転可能に連結され、前記動力空間の前側壁には前記延伸軸が回転可能に連結され、前記延伸軸には前記第三傘歯車と噛み合った前記第四傘歯車が固定的に設置され、前記延伸軸が前方へ前記動力空間の前側壁を貫通して前記連動空間の中に延在し、且つ前記連動空間の前側壁と回転可能に連結され、前記連動空間の中における前記延伸軸と前記連動空間の中における右側の前記中空軸とにはそれぞれ前記輸送プーリが固定的に設置され、二つの前記輸送プーリの間には輸送ベルトが連結されており、
前記移動装置はローラと、移動ベルトと、吸盤とによって構成され、いずれの前記動力軸の左右両側にはそれぞれ前記ローラが固定的に設置され、左側の前記ローラ同士は前記移動ベルトによって連結され、右側の前記ローラ同士が前記移動ベルトによって連結され、前記移動ベルトにはLEDモニターに吸着できる前記吸盤が固定的に設置されており、
前記貯蔵装置は揚水ポンプと、ラチェット機構と、加水口と、輸送水管と、横向き水管と、細水管とによって構成され、前記貯蔵空間の底壁には前記揚水ポンプが固定的に装着され、前記貯蔵空間の中において前記クランク軸には前記ラチェット機構が設置され、前記ラチェット機構が正回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができ、前記ラチェット機構が逆回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができなく、前記貯蔵空間の後側壁には前記加水口が設置され、前記加水口は電磁弁によって制御され、前記貯蔵空間の前側壁には前記揚水ポンプと連通された前記輸送水管が設置され、前記輸送水管の前端には前記横向き水管が連結され、前記横向き水管の底壁には前記軸空間と連通された前記細水管が左右対称に設置されており、
前記水拭き装置は推動スライド空間と、推動板と、拭き板と、強力ばねと、第一楔ブロックと、圧力空間と、液圧スライドブロックと、液圧棒と、第二楔ブロックとによって構成され、前記主体の中に当接空間が設置され、前記水拭き空間の前側には前記推動スライド空間が設置され、前記推動スライド空間の左右両側は前記水拭き空間と連通され、前記推動スライド空間の中には前後へスライドできる前記推動板が装着され、前記推動板の後側には前記拭き板が固定的に設置され、前記推動板と前記推動スライド空間との間には前記強力ばねが左右対称に連結され、前記推動板の右側には前記当接空間とスライド可能に連結された第一楔ブロックが固定的に設置され、前記横向き水管の左側には前記圧力空間が連通するように設置され、前記圧力空間の中には前記液圧スライドブロックがスライド可能に連結され、前記液圧スライドブロックの左側面には前記液圧棒が固定的に設置され、前記液圧棒は前記圧力空間の左側壁と前記当接空間の右側壁とスライド可能に連結され、前記液圧棒の左側には前記第一楔ブロックと当接した前記第二楔ブロックが固定的に設置されており、
LEDモニターに洗浄を行う時に、まず前記加水口から前記貯蔵空間の中に洗浄液を加え、そして昇降台と作業員とを通じて複数の前記屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備を並びにモニターに吸着させ、次にまず前記動力モータを正回転させ、それにより、前記動力軸と、前記短歯車と、前記同期プーリとを回転連動させ、さらに前記ローラを回転連動させ、そして前記移動ベルトの回転を通じて前記屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備を下方へ移動連動させ、前記ローラを通じて前記吸盤は圧迫されてモニターに吸着でき、そして前記第二傘歯車と、前記クランク軸と、前記第三傘歯車と、前記第四傘歯車と、前記延伸軸と、前記輸送プーリと、前記中空軸と、前記大型歯車と、前記円形洗浄ブロックとは駆動されて回転し、さらに前記ヒンジ連結板を通じて、前記従動ブロックと、前記長歯車と、前記横軸と、前記円柱拭きブロックとは駆動されて左右往復に移動し、前記短歯車は前記長歯車と、前記横軸と、前記円柱拭きブロックとを回転連動させ、それにより、モニターに拭き作業を行い、同時に前記クランク軸が正回転し、且つ前記ラチェット機構を通じて前記揚水ポンプを作動させ、前記貯蔵空間の中にある洗浄液を前記輸送水管を経由して前記横向き水管と前記細水管との中に送り、そして前記軸空間を通過してモニターに吹きかけ、前記揚水ポンプが作動する時に、洗浄液を通じて前記液圧スライドブロックと、前記液圧棒と、前記第二楔ブロックを左方へ押し動かし、そして前記第一楔ブロックと前記推動板とは駆動されて後方へ移動し、それにより、前記拭き板はモニターと当接し、前記屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備が下方に移動する時に、洗浄液を拭き取るができ、前記拭き板が底側に移動した時に、前記動力モータを逆回転させ、前記揚水ポンプは水を噴くのをやめ、この時に前記円形洗浄ブロックと前記円柱拭きブロックとはモニターを拭いて水を取り、繰り返すことでモニターの半分を拭き終えられ、そして複数の前記屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備を右方へ少々移動させ、前記円形洗浄ブロックと前記円柱拭きブロックとをまだ拭いていない部分と合わせ、モニターを徹底的に洗浄することを特徴とする屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備
【請求項2】
前記拭き板はゴム素材で作られることを特徴とする請求項1に記載の屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備
【請求項3】
前記円柱拭きブロックと前記円形洗浄ブロックとはいずれも海綿で作られることを特徴とする請求項1に記載の屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は設備メンテナンス分野を取り上げ、具体的には屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備である。
【背景技術】
【0002】
多くのマーケットやビルの壁体には情報を公知するため、大型LEDビジョンが取り付けられている。このような大型LEDビジョンはほとんど屋外に置かれ、長く風や雨に打たれると、モニターの表面が汚れる。従来の洗浄方法といえば、基本的には従業員がロープをつけ、そして高階層から降下し、モニターを洗浄する。しかし、このような高空作業において、事故は頻発し、従業員の命を脅かし、また、高空での人工洗浄は難易度高く、モニターを傷つく恐れもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106903110号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備を提供し、上記の問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するため、本願発明は以下の技術的解決策を提供する:屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備は、主体を含み、前記主体の中には洗浄空間が設置され、前記洗浄空間の前側には連動空間が設置され、前記洗浄空間の左側には摺動空間が設置され、前記洗浄空間の右側には動力空間が設置され、前記動力空間と、前記洗浄空間と、前記連動空間との間にはLEDビジョンを洗浄できる洗浄装置が設置され、
前記洗浄装置は中空軸と、軸空間と、大型歯車と、円形洗浄ブロックと、支持機構と、横軸と、円柱拭きブロックと、長歯車と、従動ブロックとによって構成され、前記中空軸が二つありかつ左右対称となり、前記中空軸が前記洗浄空間の前壁と前記連動空間の前後壁と回転可能に連結され、前記中空軸の中にはそれぞれ軸空間が設置され、前記連動空間の中においていずれの前記中空軸には大型歯車が固定的に設置され、二つの前記大型歯車は互いに噛み合っており、前記洗浄空間の中において前記中空軸にはそれぞれ洗浄できる円形洗浄ブロックが固定的に設置され、前記摺動空間の中には支持機構がスライド可能に連結され、前記支持機構の右側面には横軸が回転可能に連結され、前記横軸は前記摺動空間の右側壁と、前記洗浄空間の左右側壁と、前記動力空間の左側壁とスライド可能に連結され、前記洗浄空間の中において前記横軸にはモニターを洗浄できる円柱拭きブロックが固定的に設置され、前記動力空間の中において前記横軸には長歯車が固定的に設置され、前記横軸の右側には従動ブロックが回転可能に連結され、前記動力空間の中には装置全体を駆動できる動力装置が設置され、前記洗浄空間の左側にはベルト空間が設置され、前記ベルト空間と前記動力空間との間には主体を駆動して上下に移動させることができる移動装置が設置され、前記洗浄空間の上側には貯蔵空間が設置され、前記貯蔵空間の中には洗浄剤を添加できる貯蔵装置が設置され、前記貯蔵空間の上側には水拭き空間が設置され、前記水拭き空間の中には前記貯蔵装置によって制御される水拭き装置が設置されている。
【0006】
前述した技術的解決策の上で、前記動力装置は動力軸と、動力モータと、第一傘歯車と、短歯車と、同期プーリと、伝動ベルトと、クランク軸と、第二傘歯車と、ヒンジ連結板と、第三傘歯車と、延伸軸と、第四傘歯車と、輸送プーリと、輸送ベルトとによって構成され、前記主体の中には二つの前記動力軸が上下対称に、且つ回転可能に装着され、前記動力空間の右側壁において下側の前記動力軸には前記動力モータが連結され、前記動力空間の中において下側の前記動力軸には前記第一傘歯車が固定的に設置され、前記動力空間の中において下側の前記動力軸には前記短歯車が固定的に設置され、前記短歯車は前記長歯車と始終噛み合っており、前記ベルト空間の中において前記動力軸にはそれぞれ前記同期プーリが固定的に設置され、二つの前記同期プーリの間には伝動ベルトが連結され、前記動力空間の頂壁には前記クランク軸が回転可能に連結され、前記クランク軸の底側には前記第一傘歯車と噛み合った前記第二傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸の中部には前記ヒンジ連結板が回転可能に連結され、前記ヒンジ連結板は前記従動ブロックとヒンジで連結され、前記クランク軸の上側には前記第三傘歯車が固定的に設置され、前記クランク軸が上方へ前記動力空間の頂壁を貫通して前記貯蔵空間の中に延在し、且つ前記貯蔵空間の底壁と回転可能に連結され、前記動力空間の前側壁には前記延伸軸が回転可能に連結され、前記延伸軸には前記第三傘歯車と噛み合った前記第四傘歯車が固定的に設置され、前記延伸軸が前方へ前記動力空間の前側壁を貫通して前記連動空間の中に延在し、且つ前記連動空間の前側壁と回転可能に連結され、前記連動空間の中における前記延伸軸と前記連動空間の中における右側の前記中空軸とにはそれぞれ前記輸送プーリが固定的に設置され、二つの前記輸送プーリの間には輸送ベルトが連結されている。
【0007】
前述した技術的解決策の上で、前記移動装置はローラと、移動ベルトと、吸盤とによって構成され、いずれの前記動力軸の左右両側にはそれぞれ前記ローラが固定的に設置され、左側の前記ローラ同士は前記移動ベルトによって連結され、右側の前記ローラ同士が前記移動ベルトによって連結され、前記移動ベルトにはLEDモニターに吸着できる前記吸盤が固定的に設置されている。
【0008】
前述した技術的解決策の上で、前記貯蔵装置は揚水ポンプと、ラチェット機構と、加水口と、輸送水管と、横向き水管と、細水管とによって構成され、前記貯蔵空間の底壁には前記揚水ポンプが固定的に装着され、前記貯蔵空間の中において前記クランク軸には前記ラチェット機構が設置され、前記ラチェット機構が正回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができ、前記ラチェット機構が逆回転する時に前記揚水ポンプを作動させることができなく、前記貯蔵空間の後側壁には前記加水口が設置され、前記加水口は電磁弁によって制御され、前記貯蔵空間の前側壁には前記揚水ポンプと連通された前記輸送水管が設置され、前記輸送水管の前端には前記横向き水管が連結され、前記横向き水管の底壁には前記軸空間と連通された前記細水管が左右対称に設置されている。
【0009】
前述した技術的解決策の上で、前記水拭き装置は推動スライド空間と、推動板と、拭き板と、強力ばねと、第一楔ブロックと、圧力空間と、液圧スライドブロックと、液圧棒と、第二楔ブロックとによって構成され、前記主体の中に当接空間が設置され、前記水拭き空間の前側には前記推動スライド空間が設置され、前記推動スライド空間の左右両側は前記水拭き空間と連通され、前記推動スライド空間の中には前後へスライドできる前記推動板が装着され、前記推動板の後側には前記拭き板が固定的に設置され、前記推動板と前記推動スライド空間との間には前記強力ばねが左右対称に連結され、前記推動板の右側には前記当接空間とスライド可能に連結された第一楔ブロックが固定的に設置され、前記横向き水管の左側には前記圧力空間が連通するように設置され、前記圧力空間の中には前記液圧スライドブロックがスライド可能に連結され、前記液圧スライドブロックの左側面には前記液圧棒が固定的に設置され、前記液圧棒は前記圧力空間の左側壁と前記当接空間の右側壁とスライド可能に連結され、前記液圧棒の左側には前記第一楔ブロックと当接した前記第二楔ブロックが固定的に設置されている。
【0010】
前述した技術的解決策の上で、前記拭き板はゴム素材で作られる。
【0011】
前述した技術的解決策の上で、前記円柱拭きブロックと前記円形洗浄ブロックとはいずれも海綿で作られる。
【発明の効果】
【0012】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本装置は大型モニターに自動的に吸着でき、そしてモニターに洗浄を行うことができ、人工で高空から降下してモニターを洗浄することを要らなく、人工洗浄によるモニターの損傷を避け、従業員の安全も確保でき、また、本装置は小型で機敏性を有し、複数で利用でき、モニターのサイズを合わせて数の組み合わせが可能であり、同時に本装置は洗浄液の吹きかけと、モニターに対する洗浄と、洗浄液の除去と、水の拭き取りなどの機能を有し、機能性が豊かで、モニターに対する洗浄を便利にさせる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に図1~6を合わせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
図1図1は本願発明である屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備の全体全断面の正面構成略図
図2図2図1における前側の断面正面図
図3図3図2における前側の断面正面図
図4図4図3におけるA―A方向からの断面図
図5図5図3におけるBの局部拡大図
図6図6図1における移動装置の側面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
本明細書が開示したすべての技術的特徴、又は開示したすべての技術プランと過程中のステップは、互いに排斥する特徴或いはステップ以外に、いかなる方式で組み合わせることができる。
【0016】
本明細書が開示したすべての技術的特徴は、特に明記しない限り、そのほかの同等或いは類似する目的を持つ代替特徴に取り替えられる。即ち特に明記しない限り、全ての特徴は一連の同等或いは類似する技術的特徴における一つの例に過ぎない。
【0017】
図1~6を参照し、本願発明は以下の実施例を提供する:本実施例である屋外大型LEDビジョン用の洗浄設備は、主体21を含み、前記主体21の中には洗浄空間65が設置され、前記洗浄空間65の前側には連動空間55が設置され、前記洗浄空間65の左側には摺動空間45が設置され、前記洗浄空間65の右側には動力空間68が設置され、前記動力空間68と、前記洗浄空間65と、前記連動空間55との間にはLEDビジョンを洗浄できる洗浄装置101が設置され、前記洗浄装置101は中空軸51と、軸空間50と、大型歯車56と、円形洗浄ブロック52と、支持機構44と、横軸41と、円柱拭きブロック42と、長歯車66と、従動ブロック67とによって構成され、前記中空軸51が二つありかつ左右対称となり、前記中空軸51が前記洗浄空間51の前壁と前記連動空間55の前後壁と回転可能に連結され、前記中空軸51の中にはそれぞれ軸空間50が設置され、前記連動空間55の中においていずれの前記中空軸51には大型歯車56が固定的に設置され、二つの前記大型歯車56は互いに噛み合っており、前記洗浄空間51の中において前記中空軸51にはそれぞれ洗浄できる円形洗浄ブロック52が固定的に設置され、前記摺動空間45の中には支持機構44がスライド可能に連結され、前記支持機構44の右側面には横軸41が回転可能に連結され、前記横軸41は前記摺動空間45の右側壁と、前記洗浄空間65の左右側壁と、前記動力空間68の左側壁とスライド可能に連結され、前記洗浄空間65の中において前記横軸41にはモニターを洗浄できる円柱拭きブロック42が固定的に設置され、前記動力空間68の中において前記横軸41には長歯車66が固定的に設置され、前記横軸41の右側には従動ブロック67が回転可能に連結され、前記動力空間68の中には装置全体を駆動できる動力装置102が設置され、前記洗浄空間65の左側にはベルト空間23が設置され、前記ベルト空間23と前記動力空間68との間には主体21を駆動して上下に移動させることができる移動装置103が設置され、前記洗浄空間65の上側には貯蔵空間29が設置され、前記貯蔵空間29の中には洗浄剤を添加できる貯蔵装置104が設置され、前記貯蔵空間29の上側には水拭き空間25が設置され、前記水拭き空間25の中には前記貯蔵装置104によって制御される水拭き装置105が設置されている。
【0018】
また、一実施例においては、前記動力装置102は動力軸24と、動力モータ69と、第一傘歯車39と、短歯車40と、同期プーリ22と、伝動ベルト48と、クランク軸31と、第二傘歯車37と、ヒンジ連結板36と、第三傘歯車32と、延伸軸34と、第四傘歯車33と、輸送プーリ54と、輸送ベルト35とによって構成され、前記主体21の中には二つの前記動力軸24が上下対称に、且つ回転可能に装着され、前記動力空間68の右側壁において下側の前記動力軸24には前記動力モータ69が連結され、前記動力空間68の中において下側の前記動力軸24には前記第一傘歯車39が固定的に設置され、前記動力空間68の中において下側の前記動力軸24には前記短歯車40が固定的に設置され、前記短歯車40は前記長歯車66と始終噛み合っており、前記ベルト空間23の中において前記動力軸24にはそれぞれ前記同期プーリ22が固定的に設置され、二つの前記同期プーリ22の間には伝動ベルト48が連結され、前記動力空間68の頂壁には前記クランク軸31が回転可能に連結され、前記クランク軸31の底側には前記第一傘歯車39と噛み合った前記第二傘歯車37が固定的に設置され、前記クランク軸31の中部には前記ヒンジ連結板36が回転可能に連結され、前記ヒンジ連結板36は前記従動ブロック67とヒンジで連結され、前記クランク軸31の上側には前記第三傘歯車32が固定的に設置され、前記クランク軸31が上方へ前記動力空間68の頂壁を貫通して前記貯蔵空間29の中に延在し、且つ前記貯蔵空間29の底壁と回転可能に連結され、前記動力空間68の前側壁には前記延伸軸34が回転可能に連結され、前記延伸軸34には前記第三傘歯車32と噛み合った前記第四傘歯車33が固定的に設置され、前記延伸軸34が前方へ前記動力空間68の前側壁を貫通して前記連動空間55の中に延在し、且つ前記連動空間55の前側壁と回転可能に連結され、前記連動空間55の中における前記延伸軸34と前記連動空間55の中における右側の前記中空軸51とにはそれぞれ前記輸送プーリ54が固定的に設置され、二つの前記輸送プーリ54の間には輸送ベルト35が連結され、
以上により、前記動力モータ69を正回転させることで、前記動力軸24と、前記短歯車40と、前記同期プーリ22とは駆動されて回転し、そして前記第二傘歯車37と、前記クランク軸31と、前記第三傘歯車32と、前記第四傘歯車33と、前記延伸軸34と、前記輸送プーリ54と、前記中空軸51と、前記大型歯車56と、前記円形洗浄ブロック52とは駆動されて回転し、前記クランク軸31は前記ヒンジ連結板36を連動させて左右に移動させることができ、それにより、装置全体に動力を提供できる。
【0019】
また、一実施例においては、前記移動装置103はローラ49と、移動ベルト46と、吸盤64とによって構成され、いずれの前記動力軸24の左右両側にはそれぞれ前記ローラ49が固定的に設置され、左側の前記ローラ49同士は前記移動ベルト46によって連結され、右側の前記ローラ49同士が前記移動ベルト46によって連結され、前記移動ベルト46にはLEDモニターに吸着できる前記吸盤64が固定的に設置され、
以上により、前記動力軸24が回転することで、前記ローラ49は駆動されて回転し、そして前記移動ベルト46の回転を通じて本願装置を連動させて上下に移動させることができ、前記ローラ49を通じて前記吸盤64を圧迫してLEDモニターに吸着させることができる。
【0020】
また、一実施例においては、前記貯蔵装置104は揚水ポンプ30と、ラチェット機構38と、加水口47と、輸送水管53と、横向き水管72と、細水管71とによって構成され、前記貯蔵空間29の底壁には前記揚水ポンプ30が固定的に装着され、前記貯蔵空間29の中において前記クランク軸31には前記ラチェット機構38が設置され、前記ラチェット機構38が正回転する時に前記揚水ポンプ30を作動させることができ、前記ラチェット機構38が逆回転する時に前記揚水ポンプ30を作動させることができなく、前記貯蔵空間29の後側壁には前記加水口47が設置され、前記加水口47は電磁弁によって制御され、前記貯蔵空間29の前側壁には前記揚水ポンプ30と連通された前記輸送水管53が設置され、前記輸送水管53の前端には前記横向き水管72が連結され、前記横向き水管72の底壁には前記軸空間50と連通された前記細水管71が左右対称に設置され、以上により、前記揚水ポンプ30が作動することで、前記貯蔵空間29の中にある洗浄液を前記輸送水管53を経由して前記横向き水管72と前記細水管71との中に送ることができる。
【0021】
また、一実施例においては、前記水拭き装置105は推動スライド空間28と、推動板27と、拭き板26と、強力ばね70と、第一楔ブロック57と、圧力空間59と、液圧スライドブロック60と、液圧棒61と、第二楔ブロック58とによって構成され、前記主体21の中に当接空間62が設置され、前記水拭き空間25の前側には前記推動スライド空間28が設置され、前記推動スライド空間28の左右両側は前記水拭き空間25と連通され、前記推動スライド空間28の中には前後へスライドできる前記推動板27が装着され、前記推動板27の後側には前記拭き板26が固定的に設置され、前記推動板27と前記推動スライド空間28との間には前記強力ばね70が左右対称に連結され、前記推動板27の右側には前記当接空間62とスライド可能に連結された第一楔ブロック57が固定的に設置され、前記横向き水管72の左側には前記圧力空間59が連通するように設置され、前記圧力空間59の中には前記液圧スライドブロック60がスライド可能に連結され、前記液圧スライドブロック60の左側面には前記液圧棒61が固定的に設置され、前記液圧棒61は前記圧力空間59の左側壁と前記当接空間62の右側壁とスライド可能に連結され、前記液圧棒61の左側には前記第一楔ブロック57と当接した前記第二楔ブロック58が固定的に設置され、
以上により、前記揚水ポンプ30が作動する時に、洗浄液を通じて前記液圧スライドブロック60と、前記液圧棒61と、前記第二楔ブロック58とを左方へ押し動かすことができ、そして前記第一楔ブロック57と前記推動板27とは駆動されて後方へ移動し、それにより、前記拭き板26はモニターと当接し、本願装置が下方へ移動する時に、洗浄液を拭き取ることができる。
【0022】
また、一実施例においては、前記拭き板26はゴム素材で作られ、
一定の柔軟性を有するため、モニターを圧迫から保護できる。
【0023】
また、一実施例においては、前記円柱拭きブロック42と前記円形洗浄ブロック52とはいずれも海綿で作られ、
モニターに対する洗浄を便利にさせる。
【0024】
LEDモニターに洗浄を行う時に、まず加水口47から貯蔵空間29の中に洗浄液を加え、そして昇降台と作業員とを通じて複数の本願装置を並びにモニターに吸着させ、次にまず動力モータ69を正回転させ、それにより、動力軸24と、短歯車40と、同期プーリ22とを回転連動させ、さらにローラ49を回転連動させ、そして前記移動ベルト46の回転を通じて本願装置を下方へ移動連動させ、ローラ49を通じて吸盤64は圧迫されてモニターに吸着でき、そして第二傘歯車37と、クランク軸31と、第三傘歯車32と、第四傘歯車33と、延伸軸34と、輸送プーリ54と、中空軸51と、大型歯車56と、円形洗浄ブロック52とは駆動されて回転し、さらにヒンジ連結板36を通じて、従動ブロック67と、長歯車66と、横軸41と、円柱拭きブロック42とは駆動されて左右往復に移動し、短歯車40は長歯車66と、横軸41と、円柱拭きブロック42とを回転連動させ、それにより、モニターに拭き作業を行い、同時にクランク軸31が正回転し、且つラチェット機構38を通じて揚水ポンプ30を作動させ、貯蔵空間29の中にある洗浄液を輸送水管53を経由して横向き水管72と細水管71との中に送り、そして軸空間50を通過してモニターに吹きかけ、揚水ポンプ30が作動する時に、洗浄液を通じて液圧スライドブロック60と、液圧棒61と、第二楔ブロック58を左方へ押し動かし、そして第一楔ブロック57と推動板27とは駆動されて後方へ移動し、それにより、拭き板26はモニターと当接し、本願装置が下方に移動する時に、洗浄液を拭き取るができ、拭き板26が底側に移動した時に、動力モータ69を逆回転させ、揚水ポンプ30は水を噴くのをやめ、この時に円形洗浄ブロック52と円柱拭きブロック42とはモニターを拭いて水を取り、繰り返すことでモニターの半分を拭き終えられ、そして複数の本願装置を右方へ少々移動させ、円形洗浄ブロック52と円柱拭きブロック42とをまだ拭いていない部分と合わせ、モニターを徹底的に洗浄する。
【0025】
本願発明は以下のプラス効果を有する:本装置は大型モニターに自動的に吸着でき、そしてモニターに洗浄を行うことができ、人工で高空から降下してモニターを洗浄することを要らなく、人工洗浄によるモニターの損傷を避け、従業員の安全も確保でき、また、本装置は小型で機敏性を有し、複数で利用でき、モニターのサイズを合わせて数の組み合わせが可能であり、同時に本装置は洗浄液の吹きかけと、モニターに対する洗浄と、洗浄液の除去と、水の拭き取りなどの機能を有し、機能性が豊かで、モニターに対する洗浄を便利にさせる。
【0026】
以上に述べたのは本発明の例示的実施例であり、本発明を限定するものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で行われたいかなる変更と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。