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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008757
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】真珠のネックレスの自動糸通し機
(51)【国際特許分類】
   A44C 27/00 20060101AFI20220106BHJP
   A44C 25/00 20060101ALI20220106BHJP
【FI】
A44C27/00
A44C25/00 A
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2019219123
(22)【出願日】2019-12-03
(31)【優先権主張番号】201911089212.0
(32)【優先日】2019-11-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519098855
【氏名又は名称】方小剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】高詩媛
【テーマコード(参考)】
3B114
【Fターム(参考)】
3B114AA21
3B114AA23
(57)【要約】
【課題】本発明は真珠のネックレスの自動糸通し機を開示した。
【解決手段】
本体と前記本体の底壁の四つの角に固定的に設置された支持脚を含み、前記支持脚は前記本体を支持でき、前記本体の頂壁には真珠入れじょうごが固定的に設置され、前記真珠入れじょうごの中には穴付き真珠を保存できる上方に開口した落ち空間が設置され、前記本体の底壁の中には下方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の頂壁の中には前記スライド空間と連通したつなぎ合わせ空間が設置され、前記つなぎ合わせ空間の右側端壁の中には前記落ち空間と連通した弧形管が設置され、前記スライド空間の中には取り外し可能なスライドブロックが設置され、前記スライド空間の左右両側には前記スライドブロックの落下の防止するダンパー装置が設置され、前記スライド空間の中には前方に開口したリール置き空間が設置されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と前記本体の底壁の四つの角に固定的に設置された支持脚を含み、前記支持脚は前記本体を支持でき、前記本体の頂壁には真珠入れじょうごが固定的に設置され、前記真珠入れじょうごの中には穴付き真珠を保存できる上方に開口した落ち空間が設置され、前記本体の底壁の中には下方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の頂壁の中には前記スライド空間と連通したつなぎ合わせ空間が設置され、前記つなぎ合わせ空間の右側端壁の中には前記落ち空間と連通した弧形管が設置され、前記スライド空間の中には取り外し可能なスライドブロックが設置され、前記スライド空間の左右両側には前記スライドブロックの落下の防止するダンパー装置が設置され、前記スライド空間の中には前方に開口したリール置き空間が設置され、前記リール置き空間の後側端壁にはリールを置くことができる固定軸が設置され、前記スライドブロックの頂壁の中には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の中には抜くまたは挿すことができる長針が設置され、前記長針の底部には凹溝が形成され、前記凹溝の左右端壁の中には糸口を固定できる第一挟み装置が設置され、前記挿入溝の左右端壁の中には糸口を挟める第二挟み装置が設置され、前記リールの末端の糸口が前記挿入溝の底壁の中に設置された糸通し穴を貫通して前記挿入溝の中に挿入され、前記リールの末端の糸口がまず前記第一挟み装置を貫通し、そして前記第二挟み装置を貫通し、また前記第一挟み装置と前記第二挟み装置に挟まれ、前記長針を持ち上げ、前記長針の底部に設置された前記第一挟み装置が糸口の末端を上方へ移動させ、
前記落ち空間の中には回転アームが回転できるように設置され、前記回転アームが前記落ち空間の底壁の中に固定的に設置された駆動モーターの作用により回転して前記落ち空間の中の真珠を移動させ、真珠がスムーズに前記弧形管の中に落ちることを保証し、前記弧形管の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間の中において前記長針の上方までスライドし、このとき前記つなぎ合わせ空間の左側と頂壁の中には前記つなぎ合わせ空間の中の真珠をランダムに回転させる回転装置が設置され、前記回転装置が前記つなぎ合わせ空間の左側に回転できるように設置された第一ブラシと前記つなぎ合わせ空間の頂部に回転できるように設置された第二ブラシの回転を利用して前記真珠をランダムに回転させ、真珠の内側の穴が前記長針と位置合わせされると、真珠が前記長針に沿って前記つなぎ合わせ空間の底部までスライドし、真珠のつなぎ合わせを実現することを特徴とする真珠のネックレスの自動糸通し機。
【請求項2】
前記ダンパー装置は前記スライド空間の左右端壁の中に形成されたガイドスライド溝を含み、前記ガイドスライド溝が互いに対向するように開口しており、前記ガイドスライド溝の中には末端が前記スライドブロックの左右端壁の中に延びるように設置されたロック溝がスライドできるように形成され、前記ロックロッドと前記ガイドスライド溝の端壁との間にはダンパーばねが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の真珠のネックレスの自動糸通し機。
【請求項3】
前記第一挟み装置は前記凹溝の前後端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第一スライド穴を含み、前記第一スライド穴の中には第一挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第一挟みロッドと前記第一スライド穴の端壁との間には第一ばねが設置され、前記第二挟み装置は前記挿入溝の左右端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第二スライド穴を含み、前記第二スライド穴の中には第二挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第二挟みロッドと前記第二スライド穴の端壁との間には第二ばねが設置され、前記第一挟み装置の挟む力は前記第二挟み装置の挟む力より大きいことを特徴とする請求項1に記載の真珠のネックレスの自動糸通し機。
【請求項4】
前記回転装置は前記つなぎ合わせ空間の頂壁の中に設置された左方へ延びたベルト空間を含み、前記ベルト空間と前記つなぎ合わせ空間との間には第一回転軸が回転できるように設置され、前記つなぎ合わせ空間の中の前記第一回転軸の末端が前記第二ブラシと固定的に連結され、前記ベルト空間の中の前記第一回転軸の末端には第一プーリーが固定的に設置され、前記ベルト空間の底壁の中には前記つなぎ合わせ空間の左側に位置した伝動空間が設置され、前記伝動空間の右側端壁の中には前記第一ブラシと固定的に連結された第二回転軸が設置され、前記伝動空間の中の前記第二回転軸の末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間と前記伝動空間との間には前記駆動モーターと伝動できるように連結された第三回転軸が回転できるように設置され、前記伝動空間の中の前記第三回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間の中の前記第三回転軸の外表面には第二プーリーが固定的に設置され、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間がベルトにより伝動できるように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の真珠のネックレスの自動糸通し機。
【請求項5】
前記スライド空間の頂壁の中には前記弧形管を貫通した位置制限溝が形成され、前記位置制限溝の中にはバルブプレートがスライドできるように設置され、前記バルブプレートと前記位置制限溝の端壁の間には前記バルブプレートを駆動し復帰させる復帰装置が設置され、前記バルブプレートの中には前記弧形管と位置合わせされた貫穴が設置され、前記位置制限溝の右側端壁の中には前記位置制限溝と連通した回転空間が設置され、前記回転空間の中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記第四回転軸の外表面には前記バルブプレートの右側内壁に固定的に設置されたラックと噛み合った歯車と、前記歯車の前側に位置したカムが固定的に設置され、前記回転空間の右側端壁の中には前記駆動モーターと通電できるように連結された押しスイッチが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の真珠のネックレスの自動糸通し機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はジュエリー制作分野を取り上げて、具体的には真珠のネックレスの自動糸通し機である。
【背景技術】
【0002】
生活水平の向上に伴い、人々は自分を装飾するためにジュエリーを選択し、ジュエリーを作る過程では、ジュエリーの糸通し効率は低く、ほとんどの人は手作業で糸通しをしているるため、ジュエリーの制作速度に影響を与え、従って、上記問題を改善するために、真珠のネックレスの自動糸通し機を設計する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第110269331号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は真珠のネックレスの自動糸通し機を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:真珠のネックレスの自動糸通し機は、本体と前記本体の底壁の四つの角に固定的に設置された支持脚を含み、前記支持脚は前記本体を支持でき、前記本体の頂壁には真珠入れじょうごが固定的に設置され、前記真珠入れじょうごの中には穴付き真珠を保存できる上方に開口した落ち空間が設置され、前記本体の底壁の中には下方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の頂壁の中には前記スライド空間と連通したつなぎ合わせ空間が設置され、前記つなぎ合わせ空間の右側端壁の中には前記落ち空間と連通した弧形管が設置され、前記スライド空間の中には取り外し可能なスライドブロックが設置され、前記スライド空間の左右両側には前記スライドブロックの落下の防止するダンパー装置が設置され、前記スライド空間の中には前方に開口したリール置き空間が設置され、前記リール置き空間の後側端壁にはリールを置くことができる固定軸が設置され、前記スライドブロックの頂壁の中には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の中には抜くまたは挿すことができる長針が設置され、前記長針の底部には凹溝が形成され、前記凹溝の左右端壁の中には糸口を固定できる第一挟み装置が設置され、前記挿入溝の左右端壁の中には糸口を挟める第二挟み装置が設置され、前記リールの末端の糸口が前記挿入溝の底壁の中に設置された糸通し穴を貫通して前記挿入溝の中に挿入され、前記リールの末端の糸口がまず前記第一挟み装置を貫通し、そして前記第二挟み装置を貫通し、また前記第一挟み装置と前記第二挟み装置に挟まれ、前記長針を持ち上げ、前記長針の底部に設置された前記第一挟み装置が糸口の末端を上方へ移動させ、
前記落ち空間の中には回転アームが回転できるように設置され、前記回転アームが前記落ち空間の底壁の中に固定的に設置された駆動モーターの作用により回転して前記落ち空間の中の真珠を移動させ、真珠がスムーズに前記弧形管の中に落ちることを保証し、前記弧形管の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間の中において前記長針の上方までスライドし、このとき前記つなぎ合わせ空間の左側と頂壁の中には前記つなぎ合わせ空間の中の真珠をランダムに回転させる回転装置が設置され、前記回転装置が前記つなぎ合わせ空間の左側に回転できるように設置された第一ブラシと前記つなぎ合わせ空間の頂部に回転できるように設置された第二ブラシの回転を利用して前記真珠をランダムに回転させ、真珠の内側の穴が前記長針と位置合わせされると、真珠が前記長針に沿って前記つなぎ合わせ空間の底部までスライドし、真珠のつなぎ合わせを実現する。
【0006】
有益的には、前記ダンパー装置は前記スライド空間の左右端壁の中に形成されたガイドスライド溝を含み、前記ガイドスライド溝が互いに対向するように開口しており、前記ガイドスライド溝の中には末端が前記スライドブロックの左右端壁の中に延びるように設置されたロック溝がスライドできるように形成され、前記ロックロッドと前記ガイドスライド溝の端壁との間にはダンパーばねが設置されている。
【0007】
有益的には、前記第一挟み装置は前記凹溝の前後端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第一スライド穴を含み、前記第一スライド穴の中には第一挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第一挟みロッドと前記第一スライド穴の端壁との間には第一ばねが設置され、前記第二挟み装置は前記挿入溝の左右端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第二スライド穴を含み、前記第二スライド穴の中には第二挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第二挟みロッドと前記第二スライド穴の端壁との間には第二ばねが設置され、前記第一挟み装置の挟む力は前記第二挟み装置の挟む力より大きい。
【0008】
有益的には、前記回転装置は前記つなぎ合わせ空間の頂壁の中に設置された左方へ延びたベルト空間を含み、前記ベルト空間と前記つなぎ合わせ空間との間には第一回転軸が回転できるように設置され、前記つなぎ合わせ空間の中の前記第一回転軸の末端が前記第二ブラシと固定的に連結され、前記ベルト空間の中の前記第一回転軸の末端には第一プーリーが固定的に設置され、前記ベルト空間の底壁の中には前記つなぎ合わせ空間の左側に位置した伝動空間が設置され、前記伝動空間の右側端壁の中には前記第一ブラシと固定的に連結された第二回転軸が設置され、前記伝動空間の中の前記第二回転軸の末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間と前記伝動空間との間には前記駆動モーターと伝動できるように連結された第三回転軸が回転できるように設置され、前記伝動空間の中の前記第三回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間の中の前記第三回転軸の外表面には第二プーリーが固定的に設置され、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間がベルトにより伝動できるように連結されている。
【0009】
有益的には、前記スライド空間の頂壁の中には前記弧形管を貫通した位置制限溝が形成され、前記位置制限溝の中にはバルブプレートがスライドできるように設置され、前記バルブプレートと前記位置制限溝の端壁の間には前記バルブプレートを駆動し復帰させる復帰装置が設置され、前記バルブプレートの中には前記弧形管と位置合わせされた貫穴が設置され、前記位置制限溝の右側端壁の中には前記位置制限溝と連通した回転空間が設置され、前記回転空間の中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記第四回転軸の外表面には前記バルブプレートの右側内壁に固定的に設置されたラックと噛み合った歯車と、前記歯車の前側に位置したカムが固定的に設置され、前記回転空間の右側端壁の中には前記駆動モーターと通電できるように連結された押しスイッチが設置されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明の有益な効果は:本願発明は真珠に対して糸を通すことができ、本願発明は真珠を連動させてランダムに回転させ、真珠の内側の穴が本願発明内に設置された長針と位置合わせされたら、真珠に糸を通し、本願発明は自動化程度が高く、真珠の糸通しを連続的に完成でき、効率が高く、操作が便利であり、普及に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1~5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本願発明の全体構造概略図
図2図2図1のAの拡大構造概略図
図3図3図1のBの拡大構造概略図
図4図4図3のC―Cの構造概略図
図5図5図1の上面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1~5を参照し、真珠のネックレスの自動糸通し機は、本体10と前記本体10の底壁の四つの角に固定的に設置された支持脚18を含み、前記支持脚18は前記本体10を支持でき、前記本体10の頂壁には真珠入れじょうご30が固定的に設置され、前記真珠入れじょうご30の中には穴付き真珠を保存できる上方に開口した落ち空間29が設置され、前記本体10の底壁の中には下方に開口したスライド空間14が設置され、前記スライド空間14の頂壁の中には前記スライド空間14と連通したつなぎ合わせ空間12が設置され、前記つなぎ合わせ空間12の右側端壁の中には前記落ち空間29と連通した弧形管43が設置され、前記スライド空間14の中には取り外し可能なスライドブロック13が設置され、前記スライド空間14の左右両側には前記スライドブロック13の落下の防止するダンパー装置99が設置され、前記スライド空間14の中には前方に開口したリール置き空間19が設置され、前記リール置き空間19の後側端壁にはリール20を置くことができる固定軸21が設置され、前記スライドブロック13の頂壁の中には上方に開口した挿入溝49が形成され、前記挿入溝49の中には抜くまたは挿すことができる長針11が設置され、前記長針11の底部には凹溝57が形成され、前記凹溝57の左右端壁の中には糸口を固定できる第一挟み装置98が設置され、前記挿入溝49の左右端壁の中には糸口を挟める第二挟み装置97が設置され、前記リール20の末端の糸口が前記挿入溝49の底壁の中に設置された糸通し穴53を貫通して前記挿入溝49の中に挿入され、前記リール20の末端の糸口がまず前記第一挟み装置98を貫通し、そして前記第二挟み装置97を貫通し、また前記第一挟み装置98と前記第二挟み装置97に挟まれ、前記長針11を持ち上げ、前記長針11の底部に設置された前記第一挟み装置98が糸口の末端を上方へ移動させ、
前記落ち空間29の中には回転アーム31が回転できるように設置され、前記回転アーム31が前記落ち空間29の底壁の中に固定的に設置された駆動モーター32の作用により回転して前記落ち空間29の中の真珠を移動させ、真珠がスムーズに前記弧形管43の中に落ちることを保証し、前記弧形管43の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間12の中において前記長針11の上方までスライドし、このとき前記つなぎ合わせ空間12の左側と頂壁の中には前記つなぎ合わせ空間12の中の真珠をランダムに回転させる回転装置96が設置され、前記回転装置96が前記つなぎ合わせ空間12の左側に回転できるように設置された第一ブラシ40と前記つなぎ合わせ空間12の頂部に回転できるように設置された第二ブラシ45の回転を利用して前記真珠をランダムに回転させ、真珠の内側の穴が前記長針11と位置合わせされると、真珠が前記長針11に沿って前記つなぎ合わせ空間12の底部までスライドし、真珠のつなぎ合わせを実現する。
【0014】
有益的には、前記ダンパー装置99は前記スライド空間14の左右端壁の中に形成されたガイドスライド溝16を含み、前記ガイドスライド溝16が互いに対向するように開口しており、前記ガイドスライド溝16の中には末端が前記スライドブロック13の左右端壁の中に延びるように設置されたロック溝22がスライドできるように形成され、前記ロックロッド17と前記ガイドスライド溝16の端壁との間にはダンパーばね15が設置されている。
【0015】
有益的には、前記第一挟み装置98は前記凹溝57の前後端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第一スライド穴55を含み、前記第一スライド穴55の中には第一挟みロッド56がスライドできるように設置され、前記第一挟みロッド56と前記第一スライド穴55の端壁との間には第一ばね54が設置され、前記第二挟み装置97は前記挿入溝49の左右端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第二スライド穴51を含み、前記第二スライド穴51の中には第二挟みロッド50がスライドできるように設置され、前記第二挟みロッド50と前記第二スライド穴51の端壁との間には第二ばね52が設置され、前記第一挟み装置98の挟む力は前記第二挟み装置97の挟む力より大きい。
【0016】
有益的には、前記回転装置96は前記つなぎ合わせ空間12の頂壁の中に設置された左方へ延びたベルト空間34を含み、前記ベルト空間34と前記つなぎ合わせ空間12との間には第一回転軸46が回転できるように設置され、前記つなぎ合わせ空間12の中の前記第一回転軸46の末端が前記第二ブラシ45と固定的に連結され、前記ベルト空間34の中の前記第一回転軸46の末端には第一プーリー47が固定的に設置され、前記ベルト空間34の底壁の中には前記つなぎ合わせ空間12の左側に位置した伝動空間37が設置され、前記伝動空間37の右側端壁の中には前記第一ブラシ40と固定的に連結された第二回転軸39が設置され、前記伝動空間37の中の前記第二回転軸39の末端には第一傘歯車38が固定的に設置され、前記ベルト空間34と前記伝動空間37との間には前記駆動モーター32と伝動できるように連結された第三回転軸35が回転できるように設置され、前記伝動空間37の中の前記第三回転軸35の末端には前記第一傘歯車38と噛み合った第二傘歯車36が固定的に設置され、前記ベルト空間34の中の前記第三回転軸35の外表面には第二プーリー33が固定的に設置され、前記第二プーリー33と前記第一プーリー47との間がベルト48により伝動できるように連結され、前記第一ブラシ40と前記第二ブラシ45が柔軟性材料で作られており、前記第一ブラシ40と前記第二ブラシ45は真珠との接触が絶対的ではなく、これにより真珠のランダム回転を保証する。
【0017】
有益的には、前記スライド空間14の頂壁の中には前記弧形管43を貫通した位置制限溝42が形成され、前記位置制限溝42の中にはバルブプレート41がスライドできるように設置され、前記バルブプレート41と前記位置制限溝42の端壁の間には前記バルブプレート41を駆動し復帰させる復帰装置28が設置され、前記バルブプレート41の中には前記弧形管43と位置合わせされた貫穴44が設置され、前記位置制限溝42の右側端壁の中には前記位置制限溝42と連通した回転空間23が設置され、前記回転空間23の中には第四回転軸26が回転できるように設置され、前記第四回転軸26の外表面には前記バルブプレート41の右側内壁に固定的に設置されたラックと噛み合った歯車27と、前記歯車27の前側に位置したカム24が固定的に設置され、前記回転空間23の右側端壁の中には前記駆動モーター32と通電できるように連結された押しスイッチ25が設置され、前記スライドブロック13が前記スライド空間14の中に挿入されるとき、前記バルブプレート41が前記位置制限溝42の頂壁と当接され、前記貫穴44が前記弧形管43と連通し、前記カム24が前記押しスイッチ25と当接し、このとき前記駆動モーター32が通電され、前記スライドブロック13が前記スライド空間14から離れた後、前記バルブプレート41が前記復帰装置28の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレート41が前記弧形管43の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレート41が下方へ移動して前記カム24を回転させ、このとき前記押しスイッチ25が前記カム24の当接を失い、これにより前記駆動モーター32の電源を切る。
【0018】
本実施例の固定連結方法はボルト固定、溶接などを含むが、これらに限られていない。
【0019】
本願発明全体の機械動作の流れ:
1.本願発明が作動するとき、前記スライドブロック13を下方へ引き、前記スライドブロック13が前記スライド空間14から離れた後、前記バルブプレート41が前記復帰装置28の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレート41が前記弧形管43の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレート41が下方へ移動して前記カム24を回転させ、このとき前記押しスイッチ25が前記カム24の当接を失い、これにより前記駆動モーター32の電源を切り、このとき前記長針11を前記挿入溝49から引き抜き、前記リール20が前記固定軸21に装着され、前記リール20の糸口を引いて前記糸通し穴53を貫通させ、前記リール20の糸口の末端を左右の二つの前記第二挟みロッド50の間に置き、このとき前記長針11を改めて前記挿入溝49の中に挿入し、前記第一挟みロッド56の末端斜面が前記第二挟みロッド50と当接するとき、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の作用により前後両側へ移動し、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の下方まで移動したとき、前後二つの前記第一挟みロッド56が前記第一ばね54の作用により互いに対向するように移動して前記第二挟みロッド50の下方の糸口を挟み、このとき前記スライドブロック13を改めて前記スライド空間14の中に置き、前記スライド空間14が上方へ移動して前記バルブプレート41を上方へ移動させて前記位置制限溝42の頂壁と当接させ、このとき前記貫穴44が前記弧形管43と連通し、同時に前記バルブプレート41が上方へ移動して前記歯車27を回転させ、これにより前記カム24が回転して前記押しスイッチ25を押圧し、このとき前記押しスイッチ25が前記駆動モーター32を制御して通電させる。
2.穴あき真珠を前記落ち空間29の中に置き、このとき前記駆動モーター32が通電されて前記回転アーム31を回転させ、これにより前記落ち空間29の中の真珠を移動させ、このとき真珠が絶えずに前記弧形管43の中に落ち、前記弧形管43の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間12の中において前記長針11の上方までスライドし、このとき前記駆動モーター32が前記第三回転軸35を回転させ、これにより前記第二プーリー33と前記第二傘歯車36を回転させ、前記第二プーリー33が回転して前記第一プーリー47を回転させ、これにより前記第二ブラシ45を回転させ、同時に前記第二傘歯車36が回転して前記第一傘歯車38を回転させ、これにより前記第一ブラシ40を連動させ、このとき前記第一ブラシ40と前記第二ブラシ45が回転して前記長針11の上方の真珠を回転させ、真珠内の貫穴が前記長針11と位置合わせされたとき、真珠が前記長針11に沿って前記つなぎ合わせ空間12の底部にスライドし、このとき前記弧形管43の中の真珠が絶えずに前記つなぎ合わせ空間12の中にスライドし、これにより真珠のつなぎ合わせを実現する。
3.前記長針11の上方に真珠がいっぱいになった後、前記スライドブロック13を下方へ引き、前記スライドブロック13が前記スライド空間14から離れた後、前記バルブプレート41が前記復帰装置28の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレート41が前記弧形管43の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレート41が下方へ移動して前記カム24を回転させ、このとき前記押しスイッチ25が前記カム24の当接を失い、これにより前記駆動モーター32の電源を切り、このとき前記長針11を前記挿入溝49から引き抜き、前記挿入溝49が上方へ移動して前記第一挟みロッド56を上方へ移動させ、これにより前記第一挟みロッド56に挟まれた糸口を上方へ移動させ、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50と当接するまで上方へ移動すると、前記第二挟みロッド50が左右両側へ移動し、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の上方まで上方へ移動したとき、前記第二挟みロッド50が前記第二スライド穴51の作用により互いに対向するように移動して前記第一挟みロッド56の下方の糸口をしっかり挟み、このとき引き続き前記長針11を引き、このとき前記長針11が糸口を移動させて真珠を糸につなぎ合わせ、前記第一挟みロッド56に挟まれた糸口を引き出して結び目を作り、そして糸を第二挟みロッド50の上方で切断し、これにより真珠ネックレスのつなぎ合わせを実現し、このとき前記長針11を改めて前記挿入溝49の中に挿入し、このとき前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の下方の糸口を改めて挟み、このとき前記スライドブロック13を改めて前記スライド空間14の中に置いて再び真珠のネックレスの糸通しを行う。
【0020】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、しかし本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2020-10-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と前記本体の底壁の四つの角に固定的に設置された支持脚を含み、前記支持脚は前記本体を支持でき、前記本体の頂壁には真珠入れじょうごが固定的に設置され、前記真珠入れじょうごの中には穴付き真珠を保存できる上方に開口した落ち空間が設置され、前記本体の底壁の中には下方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の頂壁の中には前記スライド空間と連通したつなぎ合わせ空間が設置され、前記つなぎ合わせ空間の右側端壁の中には前記落ち空間と連通した弧形管が設置され、前記スライド空間の中には取り外し可能なスライドブロックが設置され、前記スライド空間の左右両側には前記スライドブロックの落下の防止するダンパー装置が設置され、前記スライドブロックの中には前方に開口したリール置き空間が設置され、前記リール置き空間の後側端壁にはリールを置くことができる固定軸が設置され、前記スライドブロックの頂壁の中には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の中には抜くまたは挿すことができる長針が設置され、前記長針の底部には凹溝が形成され、前記凹溝の前後端壁の中には糸口を固定できる第一挟み装置が設置され、前記挿入溝の左右端壁の中には糸口を挟める第二挟み装置が設置され、前記リールの末端の糸口が前記挿入溝の底壁の中に設置された糸通し穴を貫通して前記挿入溝の中に挿入され、前記リールの末端の糸口がまず前記第一挟み装置を貫通し、そして前記第二挟み装置を貫通し、また前記第一挟み装置と前記第二挟み装置に挟まれ、前記長針を持ち上げ、前記長針の底部に設置された前記第一挟み装置が糸口の末端を上方へ移動させ、
前記落ち空間の中には回転アームが回転できるように設置され、前記回転アームが前記落ち空間の底壁の中に固定的に設置された駆動モーターの作用により回転して前記落ち空間の中の真珠を移動させ、真珠がスムーズに前記弧形管の中に落ちることを保証し、前記弧形管の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間の中において前記長針の上方までスライドし、このとき前記つなぎ合わせ空間の左側と頂壁の中には前記つなぎ合わせ空間の中の真珠をランダムに回転させる回転装置が設置され、前記回転装置が前記つなぎ合わせ空間の左側に回転できるように設置された第一ブラシと前記つなぎ合わせ空間の頂部に回転できるように設置された第二ブラシの回転を利用して前記真珠をランダムに回転させ、真珠の内側の穴が前記長針と位置合わせされると、真珠が前記長針に沿って前記つなぎ合わせ空間の底部までスライドし、真珠のつなぎ合わせを実現し、
前記ダンパー装置は前記スライド空間の左右端壁の中に形成されたガイドスライド溝と、前記ガイドスライド溝と関連する以下の部品を含み、前記ガイドスライド溝が互いに対向するように開口しており、前記ガイドスライド溝の中には末端が前記スライドブロックの左右端壁の中にに形成されたロック溝に延びたロックロッドがスライドできるように設置され、前記ロックロッドと前記ガイドスライド溝の端壁との間にはダンパーばねが設置されており、
前記第一挟み装置は前記凹溝の前後端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第一スライド穴と、前記第一スライド穴と関連する以下の部品を含み、前記第一スライド穴の中には第一挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第一挟みロッドと前記第一スライド穴の端壁との間には第一ばねが設置され、前記第二挟み装置は前記挿入溝の左右端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第二スライド穴と、前記第二スライド穴と関連する以下の部品を含み、前記第二スライド穴の中には第二挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第二挟みロッドと前記第二スライド穴の端壁との間には第二ばねが設置され、前記第一挟み装置の挟む力は前記第二挟み装置の挟む力より大きく、
前記回転装置は前記つなぎ合わせ空間の頂壁の中に設置された左方へ延びたベルト空間と、前記ベルト空間と関連する以下の部品を含み、前記ベルト空間と前記つなぎ合わせ空間との間には第一回転軸が回転できるように設置され、前記つなぎ合わせ空間の中の前記第一回転軸の末端が前記第二ブラシと固定的に連結され、前記ベルト空間の中の前記第一回転軸の末端には第一プーリーが固定的に設置され、前記ベルト空間の底壁の中には前記つなぎ合わせ空間の左側に位置した伝動空間が設置され、前記伝動空間の右側端壁の中には前記第一ブラシと固定的に連結された第二回転軸が設置され、前記伝動空間の中の前記第二回転軸の末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間と前記伝動空間との間には前記駆動モーターと伝動できるように連結された第三回転軸が回転できるように設置され、前記伝動空間の中の前記第三回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間の中の前記第三回転軸の外表面には第二プーリーが固定的に設置され、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間がベルトにより伝動できるように連結されており、
前記スライド空間の頂壁の中には前記弧形管を貫通した位置制限溝が形成され、前記位置制限溝の中にはバルブプレートが上下にスライドできるように設置され、前記バルブプレートと前記位置制限溝の端壁の間には前記バルブプレートを駆動し復帰させる復帰装置が設置され、前記バルブプレートの中には前記弧形管と位置合わせされた貫穴が設置され、前記位置制限溝の右側端壁の中には前記位置制限溝と連通した回転空間が設置され、前記回転空間の中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記第四回転軸の外表面には前記バルブプレートの右側内壁に固定的に設置されたラックと噛み合った歯車と、前記歯車の前側に位置したカムが固定的に設置され、前記回転空間の右側端壁の中には前記駆動モーターと通電できるように連結された押しスイッチが設置されており、
本願発明が作動するとき、前記スライドブロックを下方へ引き、前記スライドブロックが前記スライド空間から離れた後、前記バルブプレートが前記復帰装置の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレートが前記弧形管の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレートが下方へ移動して前記カムを回転させ、このとき前記押しスイッチが前記カムの当接を失い、これにより前記駆動モーターの電源を切り、このとき前記長針を前記挿入溝から引き抜き、前記リールが前記固定軸に装着され、前記リールの糸口を引いて前記糸通し穴を貫通させ、前記リールの糸口の末端を左右の二つの前記第二挟みロッドの間に置き、このとき前記長針を改めて前記挿入溝の中に挿入し、前記第一挟みロッドの末端斜面が前記第二挟みロッドと当接するとき、前記第一挟みロッドが前記第二挟みロッドの作用により前後両側へ移動し、前記第一挟みロッドが前記第二挟みロッドの下方まで移動したとき、前後二つの前記第一挟みロッドが前記第一ばねの作用により互いに対向するように移動して前記第二挟みロッドの下方の糸口を挟み、このとき前記スライドブロックを改めて前記スライド空間の中に置き、前記スライド空間が上方へ移動して前記バルブプレートを上方へ移動させて前記位置制限溝の頂壁と当接させ、このとき前記貫穴が前記弧形管と連通し、同時に前記バルブプレートが上方へ移動して前記歯車を回転させ、これにより前記カムが回転して前記押しスイッチを押圧し、このとき前記押しスイッチが前記駆動モーターを制御して通電させ、
穴あき真珠を前記落ち空間の中に置き、このとき前記駆動モーターが通電されて前記回転アームを回転させ、これにより前記落ち空間の中の真珠を移動させ、このとき真珠が絶えずに前記弧形管の中に落ち、前記弧形管の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間の中において前記長針の上方までスライドし、このとき前記駆動モーターが前記第三回転軸を回転させ、これにより前記第二プーリーと前記第二傘歯車を回転させ、前記第二プーリーが回転して前記第一プーリーを回転させ、これにより前記第二ブラシを回転させ、同時に前記第二傘歯車が回転して前記第一傘歯車を回転させ、これにより前記第一ブラシを連動させ、このとき前記第一ブラシと前記第二ブラシが回転して前記長針の上方の真珠を回転させ、真珠内の貫穴が前記長針と位置合わせされたとき、真珠が前記長針に沿って前記つなぎ合わせ空間の底部にスライドし、このとき前記弧形管の中の真珠が絶えずに前記つなぎ合わせ空間の中にスライドし、これにより真珠のつなぎ合わせを実現し、
前記長針の上方に真珠がいっぱいになった後、前記スライドブロックを下方へ引き、前記スライドブロックが前記スライド空間から離れた後、前記バルブプレートが前記復帰装置の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレートが前記弧形管の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレートが下方へ移動して前記カムを回転させ、このとき前記押しスイッチが前記カムの当接を失い、これにより前記駆動モーターの電源を切り、このとき前記長針を前記挿入溝から引き抜き、前記挿入溝が上方へ移動して前記第一挟みロッドを上方へ移動させ、これにより前記第一挟みロッドに挟まれた糸口を上方へ移動させ、前記第一挟みロッドが前記第二挟みロッドと当接するまで上方へ移動すると、前記第二挟みロッドが左右両側へ移動し、前記第一挟みロッドが前記第二挟みロッドの上方まで上方へ移動したとき、前記第二挟みロッドが前記第二スライド穴の作用により互いに対向するように移動して前記第一挟みロッドの下方の糸口をしっかり挟み、このとき引き続き前記長針を引き、このとき前記長針が糸口を移動させて真珠を糸につなぎ合わせ、前記第一挟みロッドに挟まれた糸口を引き出して結び目を作り、そして糸を第二挟みロッドの上方で切断し、これにより真珠ネックレスのつなぎ合わせを実現し、このとき前記長針を改めて前記挿入溝の中に挿入し、このとき前記第一挟みロッドが前記第二挟みロッドの下方の糸口を改めて挟み、このとき前記スライドブロックを改めて前記スライド空間の中に置いて再び真珠のネックレスの糸通しを行うことを特徴とする真珠のネックレスの自動糸通し機
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はジュエリー制作分野を取り上げて、具体的には真珠のネックレスの自動糸通し機である。
【背景技術】
【0002】
生活水平の向上に伴い、人々は自分を装飾するためにジュエリーを選択し、ジュエリーを作る過程では、ジュエリーの糸通し効率は低く、ほとんどの人は手作業で糸通しをしているるため、ジュエリーの制作速度に影響を与え、従って、上記問題を改善するために、真珠のネックレスの自動糸通し機を設計する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第110269331号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は真珠のネックレスの自動糸通し機を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:真珠のネックレスの自動糸通し機は、本体と前記本体の底壁の四つの角に固定的に設置された支持脚を含み、前記支持脚は前記本体を支持でき、前記本体の頂壁には真珠入れじょうごが固定的に設置され、前記真珠入れじょうごの中には穴付き真珠を保存できる上方に開口した落ち空間が設置され、前記本体の底壁の中には下方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の頂壁の中には前記スライド空間と連通したつなぎ合わせ空間が設置され、前記つなぎ合わせ空間の右側端壁の中には前記落ち空間と連通した弧形管が設置され、前記スライド空間の中には取り外し可能なスライドブロックが設置され、前記スライド空間の左右両側には前記スライドブロックの落下の防止するダンパー装置が設置され、前記スライドブロックの中には前方に開口したリール置き空間が設置され、前記リール置き空間の後側端壁にはリールを置くことができる固定軸が設置され、前記スライドブロックの頂壁の中には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の中には抜くまたは挿すことができる長針が設置され、前記長針の底部には凹溝が形成され、前記凹溝の前後端壁の中には糸口を固定できる第一挟み装置が設置され、前記挿入溝の左右端壁の中には糸口を挟める第二挟み装置が設置され、前記リールの末端の糸口が前記挿入溝の底壁の中に設置された糸通し穴を貫通して前記挿入溝の中に挿入され、前記リールの末端の糸口がまず前記第一挟み装置を貫通し、そして前記第二挟み装置を貫通し、また前記第一挟み装置と前記第二挟み装置に挟まれ、前記長針を持ち上げ、前記長針の底部に設置された前記第一挟み装置が糸口の末端を上方へ移動させ、
前記落ち空間の中には回転アームが回転できるように設置され、前記回転アームが前記落ち空間の底壁の中に固定的に設置された駆動モーターの作用により回転して前記落ち空間の中の真珠を移動させ、真珠がスムーズに前記弧形管の中に落ちることを保証し、前記弧形管の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間の中において前記長針の上方までスライドし、このとき前記つなぎ合わせ空間の左側と頂壁の中には前記つなぎ合わせ空間の中の真珠をランダムに回転させる回転装置が設置され、前記回転装置が前記つなぎ合わせ空間の左側に回転できるように設置された第一ブラシと前記つなぎ合わせ空間の頂部に回転できるように設置された第二ブラシの回転を利用して前記真珠をランダムに回転させ、真珠の内側の穴が前記長針と位置合わせされると、真珠が前記長針に沿って前記つなぎ合わせ空間の底部までスライドし、真珠のつなぎ合わせを実現する。
【0006】
有益的には、前記ダンパー装置は前記スライド空間の左右端壁の中に形成されたガイドスライド溝と、前記ガイドスライド溝と関連する以下の部品を含み、前記ガイドスライド溝が互いに対向するように開口しており、前記ガイドスライド溝の中には末端が前記スライドブロックの左右端壁の中にに形成されたロック溝に延びたロックロッドがスライドできるように設置され、前記ロックロッドと前記ガイドスライド溝の端壁との間にはダンパーばねが設置されている。
【0007】
有益的には、前記第一挟み装置は前記凹溝の前後端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第一スライド穴と、前記第一スライド穴と関連する以下の部品を含み、前記第一スライド穴の中には第一挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第一挟みロッドと前記第一スライド穴の端壁との間には第一ばねが設置され、前記第二挟み装置は前記挿入溝の左右端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第二スライド穴と、前記第二スライド穴と関連する以下の部品を含み、前記第二スライド穴の中には第二挟みロッドがスライドできるように設置され、前記第二挟みロッドと前記第二スライド穴の端壁との間には第二ばねが設置され、前記第一挟み装置の挟む力は前記第二挟み装置の挟む力より大きい。
【0008】
有益的には、前記回転装置は前記つなぎ合わせ空間の頂壁の中に設置された左方へ延びたベルト空間と、前記ベルト空間と関連する以下の部品を含み、前記ベルト空間と前記つなぎ合わせ空間との間には第一回転軸が回転できるように設置され、前記つなぎ合わせ空間の中の前記第一回転軸の末端が前記第二ブラシと固定的に連結され、前記ベルト空間の中の前記第一回転軸の末端には第一プーリーが固定的に設置され、前記ベルト空間の底壁の中には前記つなぎ合わせ空間の左側に位置した伝動空間が設置され、前記伝動空間の右側端壁の中には前記第一ブラシと固定的に連結された第二回転軸が設置され、前記伝動空間の中の前記第二回転軸の末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間と前記伝動空間との間には前記駆動モーターと伝動できるように連結された第三回転軸が回転できるように設置され、前記伝動空間の中の前記第三回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、前記ベルト空間の中の前記第三回転軸の外表面には第二プーリーが固定的に設置され、前記第二プーリーと前記第一プーリーとの間がベルトにより伝動できるように連結されている。
【0009】
有益的には、前記スライド空間の頂壁の中には前記弧形管を貫通した位置制限溝が形成され、前記位置制限溝の中にはバルブプレートが上下にスライドできるように設置され、前記バルブプレートと前記位置制限溝の端壁の間には前記バルブプレートを駆動し復帰させる復帰装置が設置され、前記バルブプレートの中には前記弧形管と位置合わせされた貫穴が設置され、前記位置制限溝の右側端壁の中には前記位置制限溝と連通した回転空間が設置され、前記回転空間の中には第四回転軸が回転できるように設置され、前記第四回転軸の外表面には前記バルブプレートの右側内壁に固定的に設置されたラックと噛み合った歯車と、前記歯車の前側に位置したカムが固定的に設置され、前記回転空間の右側端壁の中には前記駆動モーターと通電できるように連結された押しスイッチが設置されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明の有益な効果は:本願発明は真珠に対して糸を通すことができ、本願発明は真珠を連動させてランダムに回転させ、真珠の内側の穴が本願発明内に設置された長針と位置合わせされたら、真珠に糸を通し、本願発明は自動化程度が高く、真珠の糸通しを連続的に完成でき、効率が高く、操作が便利であり、普及に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1~5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本願発明の全体構造概略図
図2図2図1のAの拡大構造概略図
図3図3図1のBの拡大構造概略図
図4図4図3のC―Cの構造概略図
図5図5図1の上面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1~5を参照し、真珠のネックレスの自動糸通し機は、本体10と前記本体10の底壁の四つの角に固定的に設置された支持脚18を含み、前記支持脚18は前記本体10を支持でき、前記本体10の頂壁には真珠入れじょうご30が固定的に設置され、前記真珠入れじょうご30の中には穴付き真珠を保存できる上方に開口した落ち空間29が設置され、前記本体10の底壁の中には下方に開口したスライド空間14が設置され、前記スライド空間14の頂壁の中には前記スライド空間14と連通したつなぎ合わせ空間12が設置され、前記つなぎ合わせ空間12の右側端壁の中には前記落ち空間29と連通した弧形管43が設置され、前記スライド空間14の中には取り外し可能なスライドブロック13が設置され、前記スライド空間14の左右両側には前記スライドブロック13の落下の防止するダンパー装置99が設置され、前記スライドブロック13の中には前方に開口したリール置き空間19が設置され、前記リール置き空間19の後側端壁にはリール20を置くことができる固定軸21が設置され、前記スライドブロック13の頂壁の中には上方に開口した挿入溝49が形成され、前記挿入溝49の中には抜くまたは挿すことができる長針11が設置され、前記長針11の底部には凹溝57が形成され、前記凹溝57の前後端壁の中には糸口を固定できる第一挟み装置98が設置され、前記挿入溝49の左右端壁の中には糸口を挟める第二挟み装置97が設置され、前記リール20の末端の糸口が前記挿入溝49の底壁の中に設置された糸通し穴53を貫通して前記挿入溝49の中に挿入され、前記リール20の末端の糸口がまず前記第一挟み装置98を貫通し、そして前記第二挟み装置97を貫通し、また前記第一挟み装置98と前記第二挟み装置97に挟まれ、前記長針11を持ち上げ、前記長針11の底部に設置された前記第一挟み装置98が糸口の末端を上方へ移動させ、
前記落ち空間29の中には回転アーム31が回転できるように設置され、前記回転アーム31が前記落ち空間29の底壁の中に固定的に設置された駆動モーター32の作用により回転して前記落ち空間29の中の真珠を移動させ、真珠がスムーズに前記弧形管43の中に落ちることを保証し、前記弧形管43の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間12の中において前記長針11の上方までスライドし、このとき前記つなぎ合わせ空間12の左側と頂壁の中には前記つなぎ合わせ空間12の中の真珠をランダムに回転させる回転装置96が設置され、前記回転装置96が前記つなぎ合わせ空間12の左側に回転できるように設置された第一ブラシ40と前記つなぎ合わせ空間12の頂部に回転できるように設置された第二ブラシ45の回転を利用して前記真珠をランダムに回転させ、真珠の内側の穴が前記長針11と位置合わせされると、真珠が前記長針11に沿って前記つなぎ合わせ空間12の底部までスライドし、真珠のつなぎ合わせを実現する。
【0014】
有益的には、前記ダンパー装置99は前記スライド空間14の左右端壁の中に形成されたガイドスライド溝16と、前記ガイドスライド溝16と関連する以下の部品を含み、前記ガイドスライド溝16が互いに対向するように開口しており、前記ガイドスライド溝16の中には末端が前記スライドブロック13の左右端壁の中にに形成されたロック溝22に延びたロックロッド17がスライドできるように設置され、前記ロックロッド17と前記ガイドスライド溝16の端壁との間にはダンパーばね15が設置されている。
【0015】
有益的には、前記第一挟み装置98は前記凹溝57の前後端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第一スライド穴55と、前記第一スライド穴55と関連する以下の部品を含み、前記第一スライド穴55の中には第一挟みロッド56がスライドできるように設置され、前記第一挟みロッド56と前記第一スライド穴55の端壁との間には第一ばね54が設置され、前記第二挟み装置97は前記挿入溝49の左右端壁の中に設置された互いに対向するように開口した第二スライド穴51と、前記第二スライド穴51と関連する以下の部品を含み、前記第二スライド穴51の中には第二挟みロッド50がスライドできるように設置され、前記第二挟みロッド50と前記第二スライド穴51の端壁との間には第二ばね52が設置され、前記第一挟み装置98の挟む力は前記第二挟み装置97の挟む力より大きい。
【0016】
有益的には、前記回転装置96は前記つなぎ合わせ空間12の頂壁の中に設置された左方へ延びたベルト空間34と、前記ベルト空間34と関連する以下の部品を含み、前記ベルト空間34と前記つなぎ合わせ空間12との間には第一回転軸46が回転できるように設置され、前記つなぎ合わせ空間12の中の前記第一回転軸46の末端が前記第二ブラシ45と固定的に連結され、前記ベルト空間34の中の前記第一回転軸46の末端には第一プーリー47が固定的に設置され、前記ベルト空間34の底壁の中には前記つなぎ合わせ空間12の左側に位置した伝動空間37が設置され、前記伝動空間37の右側端壁の中には前記第一ブラシ40と固定的に連結された第二回転軸39が設置され、前記伝動空間37の中の前記第二回転軸39の末端には第一傘歯車38が固定的に設置され、前記ベルト空間34と前記伝動空間37との間には前記駆動モーター32と伝動できるように連結された第三回転軸35が回転できるように設置され、前記伝動空間37の中の前記第三回転軸35の末端には前記第一傘歯車38と噛み合った第二傘歯車36が固定的に設置され、前記ベルト空間34の中の前記第三回転軸35の外表面には第二プーリー33が固定的に設置され、前記第二プーリー33と前記第一プーリー47との間がベルト48により伝動できるように連結され、前記第一ブラシ40と前記第二ブラシ45が柔軟性材料で作られており、前記第一ブラシ40と前記第二ブラシ45は真珠との接触が絶対的ではなく、これにより真珠のランダム回転を保証する。
【0017】
有益的には、前記スライド空間14の頂壁の中には前記弧形管43を貫通した位置制限溝42が形成され、前記位置制限溝42の中にはバルブプレート41が上下にスライドできるように設置され、前記バルブプレート41と前記位置制限溝42の端壁の間には前記バルブプレート41を駆動し復帰させる復帰装置28が設置され、前記バルブプレート41の中には前記弧形管43と位置合わせされた貫穴44が設置され、前記位置制限溝42の右側端壁の中には前記位置制限溝42と連通した回転空間23が設置され、前記回転空間23の中には第四回転軸26が回転できるように設置され、前記第四回転軸26の外表面には前記バルブプレート41の右側内壁に固定的に設置されたラックと噛み合った歯車27と、前記歯車27の前側に位置したカム24が固定的に設置され、前記回転空間23の右側端壁の中には前記駆動モーター32と通電できるように連結された押しスイッチ25が設置され、前記スライドブロック13が前記スライド空間14の中に挿入されるとき、前記バルブプレート41が前記位置制限溝42の頂壁と当接され、前記貫穴44が前記弧形管43と連通し、前記カム24が前記押しスイッチ25と当接し、このとき前記駆動モーター32が通電され、前記スライドブロック13が前記スライド空間14から離れた後、前記バルブプレート41が前記復帰装置28の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレート41が前記弧形管43の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレート41が下方へ移動して前記カム24を回転させ、このとき前記押しスイッチ25が前記カム24の当接を失い、これにより前記駆動モーター32の電源を切る。
【0018】
本実施例の固定連結方法はボルト固定、溶接などを含むが、これらに限られていない。
【0019】
本願発明全体の機械動作の流れ:
1.本願発明が作動するとき、前記スライドブロック13を下方へ引き、前記スライドブロック13が前記スライド空間14から離れた後、前記バルブプレート41が前記復帰装置28の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレート41が前記弧形管43の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレート41が下方へ移動して前記カム24を回転させ、このとき前記押しスイッチ25が前記カム24の当接を失い、これにより前記駆動モーター32の電源を切り、このとき前記長針11を前記挿入溝49から引き抜き、前記リール20が前記固定軸21に装着され、前記リール20の糸口を引いて前記糸通し穴53を貫通させ、前記リール20の糸口の末端を左右の二つの前記第二挟みロッド50の間に置き、このとき前記長針11を改めて前記挿入溝49の中に挿入し、前記第一挟みロッド56の末端斜面が前記第二挟みロッド50と当接するとき、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の作用により前後両側へ移動し、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の下方まで移動したとき、前後二つの前記第一挟みロッド56が前記第一ばね54の作用により互いに対向するように移動して前記第二挟みロッド50の下方の糸口を挟み、このとき前記スライドブロック13を改めて前記スライド空間14の中に置き、前記スライド空間14が上方へ移動して前記バルブプレート41を上方へ移動させて前記位置制限溝42の頂壁と当接させ、このとき前記貫穴44が前記弧形管43と連通し、同時に前記バルブプレート41が上方へ移動して前記歯車27を回転させ、これにより前記カム24が回転して前記押しスイッチ25を押圧し、このとき前記押しスイッチ25が前記駆動モーター32を制御して通電させる。
2.穴あき真珠を前記落ち空間29の中に置き、このとき前記駆動モーター32が通電されて前記回転アーム31を回転させ、これにより前記落ち空間29の中の真珠を移動させ、このとき真珠が絶えずに前記弧形管43の中に落ち、前記弧形管43の中に落ちた真珠が前記つなぎ合わせ空間12の中において前記長針11の上方までスライドし、このとき前記駆動モーター32が前記第三回転軸35を回転させ、これにより前記第二プーリー33と前記第二傘歯車36を回転させ、前記第二プーリー33が回転して前記第一プーリー47を回転させ、これにより前記第二ブラシ45を回転させ、同時に前記第二傘歯車36が回転して前記第一傘歯車38を回転させ、これにより前記第一ブラシ40を連動させ、このとき前記第一ブラシ40と前記第二ブラシ45が回転して前記長針11の上方の真珠を回転させ、真珠内の貫穴が前記長針11と位置合わせされたとき、真珠が前記長針11に沿って前記つなぎ合わせ空間12の底部にスライドし、このとき前記弧形管43の中の真珠が絶えずに前記つなぎ合わせ空間12の中にスライドし、これにより真珠のつなぎ合わせを実現する。
3.前記長針11の上方に真珠がいっぱいになった後、前記スライドブロック13を下方へ引き、前記スライドブロック13が前記スライド空間14から離れた後、前記バルブプレート41が前記復帰装置28の作用により下方へ移動し、このとき前記バルブプレート41が前記弧形管43の左側出口を密封し、同時に前記バルブプレート41が下方へ移動して前記カム24を回転させ、このとき前記押しスイッチ25が前記カム24の当接を失い、これにより前記駆動モーター32の電源を切り、このとき前記長針11を前記挿入溝49から引き抜き、前記挿入溝49が上方へ移動して前記第一挟みロッド56を上方へ移動させ、これにより前記第一挟みロッド56に挟まれた糸口を上方へ移動させ、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50と当接するまで上方へ移動すると、前記第二挟みロッド50が左右両側へ移動し、前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の上方まで上方へ移動したとき、前記第二挟みロッド50が前記第二スライド穴51の作用により互いに対向するように移動して前記第一挟みロッド56の下方の糸口をしっかり挟み、このとき引き続き前記長針11を引き、このとき前記長針11が糸口を移動させて真珠を糸につなぎ合わせ、前記第一挟みロッド56に挟まれた糸口を引き出して結び目を作り、そして糸を第二挟みロッド50の上方で切断し、これにより真珠ネックレスのつなぎ合わせを実現し、このとき前記長針11を改めて前記挿入溝49の中に挿入し、このとき前記第一挟みロッド56が前記第二挟みロッド50の下方の糸口を改めて挟み、このとき前記スライドブロック13を改めて前記スライド空間14の中に置いて再び真珠のネックレスの糸通しを行う。
【0020】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、しかし本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。