(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008760
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント
(51)【国際特許分類】
H01R 13/52 20060101AFI20220106BHJP
B60L 53/16 20190101ALI20220106BHJP
B60L 53/34 20190101ALI20220106BHJP
H02J 7/00 20060101ALI20220106BHJP
H02J 7/02 20160101ALI20220106BHJP
【FI】
H01R13/52 302C
H01R13/52 302A
B60L53/16
B60L53/34
H02J7/00 P
H02J7/00 301B
H02J7/02 U
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020042063
(22)【出願日】2020-03-11
(31)【優先権主張番号】201911128227.3
(32)【優先日】2019-11-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】518091473
【氏名又は名称】童浩
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】崔春洋
【テーマコード(参考)】
5E087
5G503
5H125
【Fターム(参考)】
5E087LL29
5E087LL33
5E087MM05
5E087QQ03
5E087RR17
5E087RR25
5G503AA01
5G503BA01
5G503BB01
5G503EA01
5G503FA03
5G503FA06
5H125AA01
5H125AC24
5H125FF12
5H125FF14
(57)【要約】
【課題】本願発明は赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントを開示した。
【解決手段】
本体を含み、前記本体の中には収納空間が設けられ、前記収納空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は従動軸を含み、前記収納空間の右端壁には左方へ開口した横溝が形成され、前記横溝の中には前記従動軸が回転できるように設けられ、前記従動軸と前記横溝との間には復帰トーションばねが設けられ、前記収納空間の上下端面には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックのもう一端には挟みブロックが上下に移動可能に設けられている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の中には収納空間が設けられ、前記収納空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は従動軸を含み、前記収納空間の右端壁には左方へ開口した横溝が形成され、前記横溝の中には前記従動軸が回転できるように設けられ、前記従動軸と前記横溝との間には復帰トーションばねが設けられ、前記収納空間の上下端面には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックのもう一端には挟みブロックが上下に移動可能に設けられ、前記挟みブロックには挟み溝が形成され、前記連結ブロックのもう一端と前記挟み溝の端壁との間には挟みばねが連結され、二つの前記挟みブロックが互いに近付くことによって前記従動軸を回転できないようにし、
前記伝動機構の上側には押し離し機構が設けられ、前記押し離し機構は押しブロックを含み、前記本体の上端面には上方に開口した伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には前記押しブロックが上下に移動可能に設けられ、前記押しブロックの下端面と前記伸縮溝の下端壁との間には伸縮ばねが連結され、前記押しブロックの下端面には細糸が設けられ、前記本体の上端面には二つの表示ライトが固定的に設けられ、前記押しブロックは前記従動軸の回転につれて上下に移動でき、
前記伝動機構の上側には充電機構が設けられ、前記充電機構はコンセントを含み、前記本体の上端面には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の下端壁には前記コンセントが固定的に設けられ、前記挿入溝の左端壁には回転空間が設けられ、前記回転空間の上端壁には縦軸が回転できるように設けられ、前記回転空間の下端壁には上方に開口した推力溝が形成され、前記縦軸と前記推力溝との間には推力トーションばねが設けられ、前記縦軸には阻み板が固定的に設けられ、前記阻み板は前記挿入溝を閉鎖することで、子供が誤ってコンセントと接触することによる子供の安全を脅かす問題を防止できることを特徴とする赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント。
【請求項2】
前記従動軸には紐巻き輪と摩擦リングとリールとが左から右へと順次に固定的に設けられ、前記紐巻き輪には細紐が巻き付いており、前記リールには前記細糸が巻き付いており、前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には摩擦ブロックが固定的に設けられ、下側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの鉄ブロックが固定的に設けられ、上側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの電磁石が固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント。
【請求項3】
前記本体の上端面には上方に開口した縦溝が形成され、前記縦溝の中には押しロッドが上下に移動できるように設けられ、前記押しロッドの右端面にはラックが固定的に設けられ、前記押しロッドの下端面には前記細紐が連結され、前記押しロッドの下端面と前記縦溝の下端壁との間には推力ばねが連結され、前記縦溝の右端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間が前記回転空間と連通しており、前記伝動空間の後端壁には横軸が回転できるように設けられ、前記横軸には駆動傘歯車と従動歯車が後ろから前へと順次に固定的に設けられ、前記従動歯車が前記ラックと噛合しており、前記伝動空間の下端壁には伝動軸が回転できるように設けられ、前記伝動軸には伝動ロッドと伝動傘歯車が下方から上方へと順次に固定的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント。
【請求項4】
前記押しブロックの左端面には斜めロッドが回転できるように設けられ、前記斜めロッドの左端面にはスライドブロックが固定的に設けられ、前記スライドブロックの外側には中空ブロックが設けられ、前記中空ブロックの中にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には前記スライドブロックが上下に移動可能に設けられ、前記スライドブロックの下端面と前記スライド溝の下端壁との間には連結ばねが連結され、前記横軸には従動ロッドが固定的に設けられ、前記従動ロッドが前記阻み板の下側に設置され、前記従動ロッドの左端面には左方へ開口した回転溝が形成され、前記回転溝の上端壁には連通口が前記回転溝を上下に貫通するように設けられ、前記回転溝の下端壁には下方に開口した駆動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には上方に開口した伝動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には固定ロッドが固定的に設けられ、前記駆動溝の中には前記固定ロッドが回転できるように設けられ、前記固定ロッドと前記駆動溝との間には駆動トーションばねが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント。
【請求項5】
前記本体の左端面には電線が連結され、前記電線に通電するとき、一つ目の前記表示ライトがつけられ、プラグが前記コンセントの中に差し込まれたとき、二つ目の前記表示ライトがつけられ、前記電磁石が前記鉄ブロックと引き合い、前記摩擦ブロックが前記摩擦リングを固定し、前記従動軸が回転できないことを特徴とする請求項3に記載の赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント。
【請求項6】
前記推力ばねと前記伸縮ばねは弾力の大きさが同じであり、前記推力ばねの弾力は前記復帰トーションばねの弾力より強く、前記推力トーションばねの弾力は前記駆動トーションばねの弾力より強いことを特徴とする請求項3に記載の赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は充電コンセント分野を取り上げて、具体的には赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントである。
【背景技術】
【0002】
コンセントとは、一つまたは一つ以上のプラグを挿入できる差し込み口である。コンセントにプラグを差し込むことで電気用品を電気回路に接続し、コンセントとプラグとの接続と切断によって電気用品の通電を制御する。一般的に、電動バイクの充電器には赤と緑の二つの色の表示ライトがあり、電動バイクの充電が完了したかを表示している。しかし、赤緑色盲にとって、これはいい表示作用を果たすことができない。赤緑色盲は赤と緑の二つの表示ライトによって、電動バイクの充電が完了したかどうかを速く判断できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103516032号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明の目的は赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
技術問題:赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントを提供し、赤緑色盲が充電完了かどうかを速く判断できないことや、一般的なコンセントの安全性が低いことなどの問題を解決する。
【0006】
本願発明である赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントは、本体を含み、前記本体の中には収納空間が設けられ、前記収納空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は従動軸を含み、前記収納空間の右端壁には左方へ開口した横溝が形成され、前記横溝の中には前記従動軸が回転できるように設けられ、前記従動軸と前記横溝との間には復帰トーションばねが設けられ、前記収納空間の上下端面には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックのもう一端には挟みブロックが上下に移動可能に設けられ、前記挟みブロックには挟み溝が形成され、前記連結ブロックのもう一端と前記挟み溝の端壁との間には挟みばねが連結され、二つの前記挟みブロックが互いに近付くことによって前記従動軸を回転できないようにし、
前記伝動機構の上側には押し離し機構が設けられ、前記押し離し機構は押しブロックを含み、前記本体の上端面には上方に開口した伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には前記押しブロックが上下に移動可能に設けられ、前記押しブロックの下端面と前記伸縮溝の下端壁との間には伸縮ばねが連結され、前記押しブロックの下端面には細糸が設けられ、前記本体の上端面には二つの表示ライトが固定的に設けられ、前記押しブロックは前記従動軸の回転につれて上下に移動でき、
前記伝動機構の上側には充電機構が設けられ、前記充電機構はコンセントを含み、前記本体の上端面には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の下端壁には前記コンセントが固定的に設けられ、前記挿入溝の左端壁には回転空間が設けられ、前記回転空間の上端壁には縦軸が回転できるように設けられ、前記回転空間の下端壁には上方に開口した推力溝が形成され、前記縦軸と前記推力溝との間には推力トーションばねが設けられ、前記縦軸には阻み板が固定的に設けられ、前記阻み板は前記挿入溝を閉鎖することで、子供が誤ってコンセントと接触することによる子供の安全を脅かす問題を防止できる。
【0007】
優選の技術プランとして、前記伝動機構を説明し、前記従動軸には紐巻き輪と摩擦リングとリールとが左から右へと順次に固定的に設けられ、前記紐巻き輪には細紐が巻き付いており、前記リールには前記細糸が巻き付いており、前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には摩擦ブロックが固定的に設けられ、下側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの鉄ブロックが固定的に設けられ、上側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの電磁石が固定的に設けられている。
【0008】
優選の技術プランとして、前記押し離し機構を説明し、前記本体の上端面には上方に開口した縦溝が形成され、前記縦溝の中には押しロッドが上下に移動できるように設けられ、前記押しロッドの右端面にはラックが固定的に設けられ、前記押しロッドの下端面には前記細紐が連結され、前記押しロッドの下端面と前記縦溝の下端壁との間には推力ばねが連結され、前記縦溝の右端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間が前記回転空間と連通しており、前記伝動空間の後端壁には横軸が回転できるように設けられ、前記横軸には駆動傘歯車と従動歯車が後ろから前へと順次に固定的に設けられ、前記従動歯車が前記ラックと噛合しており、前記伝動空間の下端壁には伝動軸が回転できるように設けられ、前記伝動軸には伝動ロッドと伝動傘歯車が下方から上方へと順次に固定的に設けられている。
【0009】
優選の技術プランとして、前記充電機構を説明し、前記押しブロックの左端面には斜めロッドが回転できるように設けられ、前記斜めロッドの左端面にはスライドブロックが固定的に設けられ、前記スライドブロックの外側には中空ブロックが設けられ、前記中空ブロックの中にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には前記スライドブロックが上下に移動可能に設けられ、前記スライドブロックの下端面と前記スライド溝の下端壁との間には連結ばねが連結され、前記横軸には従動ロッドが固定的に設けられ、前記従動ロッドが前記阻み板の下側に設置され、前記従動ロッドの左端面には左方へ開口した回転溝が形成され、前記回転溝の上端壁には連通口が前記回転溝を上下に貫通するように設けられ、前記回転溝の下端壁には下方に開口した駆動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には上方に開口した伝動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には固定ロッドが固定的に設けられ、前記駆動溝の中には前記固定ロッドが回転できるように設けられ、前記固定ロッドと前記駆動溝との間には駆動トーションばねが設けられている。
【0010】
優選の技術プランとして、前記本体の左端面には電線が連結され、前記電線に通電するとき、一つ目の前記表示ライトがつけられ、プラグが前記コンセントの中に差し込まれたとき、二つ目の前記表示ライトがつけられ、前記電磁石が前記鉄ブロックと引き合い、前記摩擦ブロックが前記摩擦リングを固定し、前記従動軸が回転できない。
【0011】
優選の技術プランとして、前記推力ばねと前記伸縮ばねは弾力の大きさが同じであり、前記推力ばねの弾力は前記復帰トーションばねの弾力より強く、前記推力トーションばねの弾力は前記駆動トーションばねの弾力より強い。
【発明の効果】
【0012】
本願発明はいい保護作用を果たすことができ、押しロッドと押しブロックを同時に押さなければ、阻み板を開けることができなく、これで子供が誤って接触することを有効に防止でき、充電し始めるとき、二つの表示ライトがつけられることで使用者を注意させ、充電完了後、プラグが自動的に押し出され、赤緑色盲が速く充電完了かどうかを判断できない問題を、大きく緩和した。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に
図1~6をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1~6を参照し、本願発明である赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントは、本体44を含み、前記本体44の中には収納空間41が設けられ、前記収納空間41の中には伝動機構64が設けられ、前記伝動機構64は従動軸43を含み、前記収納空間41の右端壁には左方へ開口した横溝31が形成され、前記横溝31の中には前記従動軸43が回転できるように設けられ、前記従動軸43と前記横溝31との間には復帰トーションばね32が設けられ、前記収納空間41の上下端面には連結ブロック39が固定的に設けられ、前記連結ブロック39のもう一端には挟みブロック33が上下に移動可能に設けられ、前記挟みブロック33には挟み溝34が形成され、前記連結ブロック39のもう一端と前記挟み溝34の端壁との間には挟みばね35が連結され、二つの前記挟みブロック33が互いに近付くことによって前記従動軸43を回転できないようにする。
【0016】
前記伝動機構64の上側には押し離し機構61が設けられ、前記押し離し機構61は押しブロック24を含み、前記本体44の上端面には上方に開口した伸縮溝28が形成され、前記伸縮溝28の中には前記押しブロック24が上下に移動可能に設けられ、前記押しブロック24の下端面と前記伸縮溝28の下端壁との間には伸縮ばね27が連結され、前記押しブロック24の下端面には細糸25が設けられ、前記本体44の上端面には二つの表示ライト26が固定的に設けられ、前記押しブロック24は前記従動軸43の回転につれて上下に移動できる。
【0017】
前記伝動機構64の上側には充電機構62が設けられ、前記充電機構62はコンセント23を含み、前記本体44の上端面には上方に開口した挿入溝22が形成され、前記挿入溝22の下端壁には前記コンセント23が固定的に設けられ、前記挿入溝22の左端壁には回転空間20が設けられ、前記回転空間20の上端壁には縦軸53が回転できるように設けられ、前記回転空間20の下端壁には上方に開口した推力溝74が形成され、前記縦軸53と前記推力溝74との間には推力トーションばね73が設けられ、前記縦軸53には阻み板21が固定的に設けられ、前記阻み板21は前記挿入溝22を閉鎖することで、子供が誤ってコンセントと接触することによる子供の安全を脅かす問題を防止できる。
【0018】
有益に、前記伝動機構64を説明し、前記従動軸43には紐巻き輪42と摩擦リング36とリール30とが左から右へと順次に固定的に設けられ、前記紐巻き輪42には細紐15が巻き付いており、前記リール30には前記細糸25が巻き付いており、前記挟みブロック33において前記従動軸43に近接する端面には摩擦ブロック37が固定的に設けられ、下側の前記挟みブロック33において前記従動軸43に近接する端面には二つの鉄ブロック65が固定的に設けられ、上側の前記挟みブロック33において前記従動軸43に近接する端面には二つの電磁石38が固定的に設けられている。
【0019】
有益に、前記押し離し機構61を説明し、前記本体44の上端面には上方に開口した縦溝11が形成され、前記縦溝11の中には押しロッド16が上下に移動できるように設けられ、前記押しロッド16の右端面にはラック17が固定的に設けられ、前記押しロッド16の下端面には前記細紐15が連結され、前記押しロッド16の下端面と前記縦溝11の下端壁との間には推力ばね12が連結され、前記縦溝11の右端壁には伝動空間29が設けられ、前記伝動空間29が前記回転空間20と連通しており、前記伝動空間29の後端壁には横軸19が回転できるように設けられ、前記横軸19には駆動傘歯車60と従動歯車18が後ろから前へと順次に固定的に設けられ、前記従動歯車18が前記ラック17と噛合しており、前記伝動空間29の下端壁には伝動軸45が回転できるように設けられ、前記伝動軸45には伝動ロッド13と伝動傘歯車14が下方から上方へと順次に固定的に設けられている。
【0020】
有益に、前記充電機構62を説明し、前記押しブロック24の左端面には斜めロッド52が回転できるように設けられ、前記斜めロッド52の左端面にはスライドブロック50が固定的に設けられ、前記スライドブロック50の外側には中空ブロック51が設けられ、前記中空ブロック51の中にはスライド溝48が形成され、前記スライド溝48の中には前記スライドブロック50が上下に移動可能に設けられ、前記スライドブロック50の下端面と前記スライド溝48の下端壁との間には連結ばね49が連結され、前記横軸53には従動ロッド57が固定的に設けられ、前記従動ロッド57が前記阻み板21の下側に設置され、前記従動ロッド57の左端面には左方へ開口した回転溝59が形成され、前記回転溝59の上端壁には連通口47が前記回転溝59を上下に貫通するように設けられ、前記回転溝59の下端壁には下方に開口した駆動溝54が形成され、前記横ロッド46の上端面には上方に開口した伝動溝58が形成され、前記横ロッド46の上端面には固定ロッド56が固定的に設けられ、前記駆動溝54の中には前記固定ロッド56が回転できるように設けられ、前記固定ロッド56と前記駆動溝54との間には駆動トーションばね55が設けられている。
【0021】
有益に、前記本体44の左端面には電線10が連結され、前記電線10に通電するとき、一つ目の前記表示ライト26がつけられ、プラグが前記コンセント23の中に差し込まれたとき、二つ目の前記表示ライト26がつけられ、前記電磁石38が前記鉄ブロック65と引き合い、前記摩擦ブロック37が前記摩擦リング36を固定し、前記従動軸43が回転できない。
【0022】
有益に、前記推力ばね12と前記伸縮ばね27は弾力の大きさが同じであり、前記推力ばね12の弾力は前記復帰トーションばね32の弾力より強く、前記推力トーションばね73の弾力は前記駆動トーションばね55の弾力より強い。
【0023】
初期状態に、前記推力ばね12と前記伸縮ばね27と前記復帰トーションばね32と前記挟みばね35と前記連結ばね49と前記駆動トーションばね55と前記推力トーションばね73とが自然状態にある。
【0024】
作動状態に、子供が誤って押しロッド16と接触したとき、押しロッド16が下方へ移動するだけでは、阻み板21が回転し開くことができないため、子供がコンセント23と接触することはなく、また、子供が誤って押しブロック24と接触したとき、押しブロック24が下方へ移動するだけでは、阻み板21が回転し開くことができなく、よって、子供は直接コンセント23と接触できなく、良い保護作用が果たされる。
充電するとき、プラグを挿入溝22の中に差し込み、差し込む過程において、プラグが押しロッド16と押しブロック24とを同時に下方へ移動させ、押しブロック24が下方へ移動し斜めロッド52を下方へ移動させ、スライドブロック50が斜めロッド52につれて下方へ移動し、スライドブロック50が連結ばね49により中空ブロック51を下方へ移動させ、中空ブロック51が下方へ移動し連通口47を経由して伝動溝58の中に挿入され、押しロッド16が下方へ移動し、ラック17が押しロッド16につれて下方へ移動し、ラック17が噛合により従動歯車18を回転させ、従動歯車18が横軸19を回転させ、横軸19が駆動傘歯車60を回転させ、駆動傘歯車60が噛み合いによって伝動傘歯車14を回転させ、伝動傘歯車14が伝動軸45によって伝動ロッド13を回転させ、伝動ロッド13が回転し横ロッド46を回転させ、横ロッド46が従動ロッド57を回転させ、従動ロッド57が縦軸53を回転させ、縦軸53が阻み板21を回転させ、阻み板21が回転し、挿入溝22が開き、これでプラグを順調にコンセント23の中に差し込むことができ、電動バイクを充電し始めるとき、二つの表示ライト26がつけられ、通電するだけのときは一つの表示ライト26がつけられ、電動バイクを充電し始めるとき、電磁石38が通電し、電磁石38が鉄ブロック65を吸引することで、鉄ブロック65が電磁石38に近寄り、二つの摩擦ブロック37が摩擦リング36と接触することによって従動軸43を回転できないようにする。
充電完了後、コンセント23に流れる電流が小さくなり、挟みばね35が二つの挟みブロック33を互いに離れるように引く動かし、復帰ばね32が従動軸43を回転させ、伸縮ばね27が押しブロック24を上方へ押し動かし、推力ばね12が押しロッド16を上方へ移動させ、押しロッド16が押しブロック24とともに上方へ移動し、プラグを押して挿入溝22から離れさせ、阻み板21が回転し挿入溝22を閉鎖する。
【0025】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【手続補正書】
【提出日】2020-11-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体を含み、前記本体の中には収納空間が設けられ、前記収納空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は従動軸を含み、前記収納空間の右端壁には左方へ開口した横溝が形成され、前記横溝の中には前記従動軸が回転できるように設けられ、前記従動軸と前記横溝との間には復帰トーションばねが設けられ、前記収納空間の上下端面には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックのもう一端には挟みブロックが上下に移動可能に設けられ、前記挟みブロックには挟み溝が形成され、前記連結ブロックのもう一端と前記挟み溝の端壁との間には挟みばねが連結され、二つの前記挟みブロックが互いに近付くことによって前記従動軸を回転できないようにし、
前記伝動機構の上側には押し離し機構が設けられ、前記押し離し機構は押しブロックを含み、前記本体の上端面には上方に開口した伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には前記押しブロックが上下に移動可能に設けられ、前記押しブロックの下端面と前記伸縮溝の下端壁との間には伸縮ばねが連結され、前記押しブロックの下端面には細糸が設けられ、前記本体の上端面には二つの表示ライトが固定的に設けられ、前記押しブロックは前記従動軸の回転につれて上下に移動でき、
前記伝動機構の上側には充電機構が設けられ、前記充電機構はコンセントを含み、前記本体の上端面には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の下端壁には前記コンセントが固定的に設けられ、前記挿入溝の左端壁には回転空間が設けられ、前記回転空間の上端壁には縦軸が回転できるように設けられ、前記回転空間の下端壁には上方に開口した推力溝が形成され、前記縦軸と前記推力溝との間には推力トーションばねが設けられ、前記縦軸には阻み板が固定的に設けられ、前記阻み板は前記挿入溝を閉鎖することで、子供が誤ってコンセントと接触することによる子供の安全を脅かす問題を防止でき、
前記従動軸には紐巻き輪と摩擦リングとリールとが左から右へと順次に固定的に設けられ、前記紐巻き輪には細紐が巻き付いており、前記リールには前記細糸が巻き付いており、前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には摩擦ブロックが固定的に設けられ、下側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの鉄ブロックが固定的に設けられ、上側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの電磁石が固定的に設けられ、
前記本体の上端面には上方に開口した縦溝が形成され、前記縦溝の中には押しロッドが上下に移動できるように設けられ、前記押しロッドの右端面にはラックが固定的に設けられ、前記押しロッドの下端面には前記細紐が連結され、前記押しロッドの下端面と前記縦溝の下端壁との間には推力ばねが連結され、前記縦溝の右端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間が前記回転空間と連通しており、前記伝動空間の後端壁には横軸が回転できるように設けられ、前記横軸には駆動傘歯車と従動歯車が後ろから前へと順次に固定的に設けられ、前記従動歯車が前記ラックと噛合しており、前記伝動空間の下端壁には伝動軸が回転できるように設けられ、前記伝動軸には伝動ロッドと伝動傘歯車が下方から上方へと順次に固定的に設けられ、
前記押しブロックの左端面には左方へ前記挿入溝を通って前記回転空間に延在する斜めロッドが固定され、前記斜めロッドの左端面にはスライドブロックが固定的に設けられ、前記スライドブロックの外側には中空ブロックが設けられ、前記中空ブロックの中にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には前記スライドブロックが上下に移動可能に設けられ、前記スライドブロックの下端面と前記スライド溝の下端壁との間には連結ばねが連結され、前記縦軸には従動ロッドが固定的に設けられ、前記従動ロッドが前記阻み板の下側に設置され、前記従動ロッドの左端面には左方へ開口した回転溝が形成され、前記回転溝の上端壁には連通口が前記回転溝を上下に貫通するように設けられ、前記回転溝の下端壁には下方に開口した駆動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には上方に開口した伝動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には固定ロッドが固定的に設けられ、前記駆動溝の中には前記固定ロッドが回転できるように設けられ、前記固定ロッドと前記駆動溝との間には駆動トーションばねが設けられ、
前記本体の左端面には電線が連結され、前記電線に通電するとき、一つ目の前記表示ライトがつけられ、プラグが前記コンセントの中に差し込まれたとき、二つ目の前記表示ライトがつけられ、前記電磁石が前記鉄ブロックと引き合い、前記摩擦ブロックが前記摩擦リングを固定し、前記従動軸が回転できなく、
前記推力ばねと前記伸縮ばねは弾力の大きさが同じであり、前記推力ばねの弾力は前記復帰トーションばねの弾力より強く、前記推力トーションばねの弾力は前記駆動トーションばねの弾力より強いことを特徴とする赤緑色盲用の電動バイク充電コンセント。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は充電コンセント分野を取り上げて、具体的には赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントである。
【背景技術】
【0002】
コンセントとは、一つまたは一つ以上のプラグを挿入できる差し込み口である。コンセントにプラグを差し込むことで電気用品を電気回路に接続し、コンセントとプラグとの接続と切断によって電気用品の通電を制御する。一般的に、電動バイクの充電器には赤と緑の二つの色の表示ライトがあり、電動バイクの充電が完了したかを表示している。しかし、赤緑色盲にとって、これはいい表示作用を果たすことができない。赤緑色盲は赤と緑の二つの表示ライトによって、電動バイクの充電が完了したかどうかを速く判断できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103516032号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明の目的は赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントを提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
技術問題:赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントを提供し、赤緑色盲が充電完了かどうかを速く判断できないことや、一般的なコンセントの安全性が低いことなどの問題を解決する。
【0006】
本願発明である赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントは、本体を含み、前記本体の中には収納空間が設けられ、前記収納空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は従動軸を含み、前記収納空間の右端壁には左方へ開口した横溝が形成され、前記横溝の中には前記従動軸が回転できるように設けられ、前記従動軸と前記横溝との間には復帰トーションばねが設けられ、前記収納空間の上下端面には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックのもう一端には挟みブロックが上下に移動可能に設けられ、前記挟みブロックには挟み溝が形成され、前記連結ブロックのもう一端と前記挟み溝の端壁との間には挟みばねが連結され、二つの前記挟みブロックが互いに近付くことによって前記従動軸を回転できないようにし、
前記伝動機構の上側には押し離し機構が設けられ、前記押し離し機構は押しブロックを含み、前記本体の上端面には上方に開口した伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には前記押しブロックが上下に移動可能に設けられ、前記押しブロックの下端面と前記伸縮溝の下端壁との間には伸縮ばねが連結され、前記押しブロックの下端面には細糸が設けられ、前記本体の上端面には二つの表示ライトが固定的に設けられ、前記押しブロックは前記従動軸の回転につれて上下に移動でき、
前記伝動機構の上側には充電機構が設けられ、前記充電機構はコンセントを含み、前記本体の上端面には上方に開口した挿入溝が形成され、前記挿入溝の下端壁には前記コンセントが固定的に設けられ、前記挿入溝の左端壁には回転空間が設けられ、前記回転空間の上端壁には縦軸が回転できるように設けられ、前記回転空間の下端壁には上方に開口した推力溝が形成され、前記縦軸と前記推力溝との間には推力トーションばねが設けられ、前記縦軸には阻み板が固定的に設けられ、前記阻み板は前記挿入溝を閉鎖することで、子供が誤ってコンセントと接触することによる子供の安全を脅かす問題を防止できる。
【0007】
優選の技術プランとして、前記伝動機構を説明し、前記従動軸には紐巻き輪と摩擦リングとリールとが左から右へと順次に固定的に設けられ、前記紐巻き輪には細紐が巻き付いており、前記リールには前記細糸が巻き付いており、前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には摩擦ブロックが固定的に設けられ、下側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの鉄ブロックが固定的に設けられ、上側の前記挟みブロックにおいて前記従動軸に近接する端面には二つの電磁石が固定的に設けられている。
【0008】
優選の技術プランとして、前記押し離し機構を説明し、前記本体の上端面には上方に開口した縦溝が形成され、前記縦溝の中には押しロッドが上下に移動できるように設けられ、前記押しロッドの右端面にはラックが固定的に設けられ、前記押しロッドの下端面には前記細紐が連結され、前記押しロッドの下端面と前記縦溝の下端壁との間には推力ばねが連結され、前記縦溝の右端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間が前記回転空間と連通しており、前記伝動空間の後端壁には横軸が回転できるように設けられ、前記横軸には駆動傘歯車と従動歯車が後ろから前へと順次に固定的に設けられ、前記従動歯車が前記ラックと噛合しており、前記伝動空間の下端壁には伝動軸が回転できるように設けられ、前記伝動軸には伝動ロッドと伝動傘歯車が下方から上方へと順次に固定的に設けられている。
【0009】
優選の技術プランとして、前記充電機構を説明し、前記押しブロックの左端面には左方へ前記挿入溝を通って前記回転空間に延在する斜めロッドが固定され、前記斜めロッドの左端面にはスライドブロックが固定的に設けられ、前記スライドブロックの外側には中空ブロックが設けられ、前記中空ブロックの中にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には前記スライドブロックが上下に移動可能に設けられ、前記スライドブロックの下端面と前記スライド溝の下端壁との間には連結ばねが連結され、前記縦軸には従動ロッドが固定的に設けられ、前記従動ロッドが前記阻み板の下側に設置され、前記従動ロッドの左端面には左方へ開口した回転溝が形成され、前記回転溝の上端壁には連通口が前記回転溝を上下に貫通するように設けられ、前記回転溝の下端壁には下方に開口した駆動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には上方に開口した伝動溝が形成され、前記横ロッドの上端面には固定ロッドが固定的に設けられ、前記駆動溝の中には前記固定ロッドが回転できるように設けられ、前記固定ロッドと前記駆動溝との間には駆動トーションばねが設けられている。
【0010】
優選の技術プランとして、前記本体の左端面には電線が連結され、前記電線に通電するとき、一つ目の前記表示ライトがつけられ、プラグが前記コンセントの中に差し込まれたとき、二つ目の前記表示ライトがつけられ、前記電磁石が前記鉄ブロックと引き合い、前記摩擦ブロックが前記摩擦リングを固定し、前記従動軸が回転できない。
【0011】
優選の技術プランとして、前記推力ばねと前記伸縮ばねは弾力の大きさが同じであり、前記推力ばねの弾力は前記復帰トーションばねの弾力より強く、前記推力トーションばねの弾力は前記駆動トーションばねの弾力より強い。
【発明の効果】
【0012】
本願発明はいい保護作用を果たすことができ、押しロッドと押しブロックを同時に押さなければ、阻み板を開けることができなく、これで子供が誤って接触することを有効に防止でき、充電し始めるとき、二つの表示ライトがつけられることで使用者を注意させ、充電完了後、プラグが自動的に押し出され、赤緑色盲が速く充電完了かどうかを判断できない問題を、大きく緩和した。
【図面の簡単な説明】
【0013】
下記に
図1~6をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0014】
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1~6を参照し、本願発明である赤緑色盲用の電動バイク充電コンセントは、本体44を含み、前記本体44の中には収納空間41が設けられ、前記収納空間41の中には伝動機構64が設けられ、前記伝動機構64は従動軸43を含み、前記収納空間41の右端壁には左方へ開口した横溝31が形成され、前記横溝31の中には前記従動軸43が回転できるように設けられ、前記従動軸43と前記横溝31との間には復帰トーションばね32が設けられ、前記収納空間41の上下端面には連結ブロック39が固定的に設けられ、前記連結ブロック39のもう一端には挟みブロック33が上下に移動可能に設けられ、前記挟みブロック33には挟み溝34が形成され、前記連結ブロック39のもう一端と前記挟み溝34の端壁との間には挟みばね35が連結され、二つの前記挟みブロック33が互いに近付くことによって前記従動軸43を回転できないようにする。
【0016】
前記伝動機構64の上側には押し離し機構61が設けられ、前記押し離し機構61は押しブロック24を含み、前記本体44の上端面には上方に開口した伸縮溝28が形成され、前記伸縮溝28の中には前記押しブロック24が上下に移動可能に設けられ、前記押しブロック24の下端面と前記伸縮溝28の下端壁との間には伸縮ばね27が連結され、前記押しブロック24の下端面には細糸25が設けられ、前記本体44の上端面には二つの表示ライト26が固定的に設けられ、前記押しブロック24は前記従動軸43の回転につれて上下に移動できる。
【0017】
前記伝動機構64の上側には充電機構62が設けられ、前記充電機構62はコンセント23を含み、前記本体44の上端面には上方に開口した挿入溝22が形成され、前記挿入溝22の下端壁には前記コンセント23が固定的に設けられ、前記挿入溝22の左端壁には回転空間20が設けられ、前記回転空間20の上端壁には縦軸53が回転できるように設けられ、前記回転空間20の下端壁には上方に開口した推力溝74が形成され、前記縦軸53と前記推力溝74との間には推力トーションばね73が設けられ、前記縦軸53には阻み板21が固定的に設けられ、前記阻み板21は前記挿入溝22を閉鎖することで、子供が誤ってコンセントと接触することによる子供の安全を脅かす問題を防止できる。
【0018】
有益に、前記伝動機構64を説明し、前記従動軸43には紐巻き輪42と摩擦リング36とリール30とが左から右へと順次に固定的に設けられ、前記紐巻き輪42には細紐15が巻き付いており、前記リール30には前記細糸25が巻き付いており、前記挟みブロック33において前記従動軸43に近接する端面には摩擦ブロック37が固定的に設けられ、下側の前記挟みブロック33において前記従動軸43に近接する端面には二つの鉄ブロック65が固定的に設けられ、上側の前記挟みブロック33において前記従動軸43に近接する端面には二つの電磁石38が固定的に設けられている。
【0019】
有益に、前記押し離し機構61を説明し、前記本体44の上端面には上方に開口した縦溝11が形成され、前記縦溝11の中には押しロッド16が上下に移動できるように設けられ、前記押しロッド16の右端面にはラック17が固定的に設けられ、前記押しロッド16の下端面には前記細紐15が連結され、前記押しロッド16の下端面と前記縦溝11の下端壁との間には推力ばね12が連結され、前記縦溝11の右端壁には伝動空間29が設けられ、前記伝動空間29が前記回転空間20と連通しており、前記伝動空間29の後端壁には横軸19が回転できるように設けられ、前記横軸19には駆動傘歯車60と従動歯車18が後ろから前へと順次に固定的に設けられ、前記従動歯車18が前記ラック17と噛合しており、前記伝動空間29の下端壁には伝動軸45が回転できるように設けられ、前記伝動軸45には伝動ロッド13と伝動傘歯車14が下方から上方へと順次に固定的に設けられている。
【0020】
有益に、前記充電機構62を説明し、前記押しブロック24の左端面には左方へ前記挿入溝22を通って前記回転空間20に延在する斜めロッド52が固定され、前記斜めロッド52の左端面にはスライドブロック50が固定的に設けられ、前記スライドブロック50の外側には中空ブロック51が設けられ、前記中空ブロック51の中にはスライド溝48が形成され、前記スライド溝48の中には前記スライドブロック50が上下に移動可能に設けられ、前記スライドブロック50の下端面と前記スライド溝48の下端壁との間には連結ばね49が連結され、前記縦軸53には従動ロッド57が固定的に設けられ、前記従動ロッド57が前記阻み板21の下側に設置され、前記従動ロッド57の左端面には左方へ開口した回転溝59が形成され、前記回転溝59の上端壁には連通口47が前記回転溝59を上下に貫通するように設けられ、前記回転溝59の下端壁には下方に開口した駆動溝54が形成され、前記横ロッド46の上端面には上方に開口した伝動溝58が形成され、前記横ロッド46の上端面には固定ロッド56が固定的に設けられ、前記駆動溝54の中には前記固定ロッド56が回転できるように設けられ、前記固定ロッド56と前記駆動溝54との間には駆動トーションばね55が設けられている。
【0021】
有益に、前記本体44の左端面には電線10が連結され、前記電線10に通電するとき、一つ目の前記表示ライト26がつけられ、プラグが前記コンセント23の中に差し込まれたとき、二つ目の前記表示ライト26がつけられ、前記電磁石38が前記鉄ブロック65と引き合い、前記摩擦ブロック37が前記摩擦リング36を固定し、前記従動軸43が回転できない。
【0022】
有益に、前記推力ばね12と前記伸縮ばね27は弾力の大きさが同じであり、前記推力ばね12の弾力は前記復帰トーションばね32の弾力より強く、前記推力トーションばね73の弾力は前記駆動トーションばね55の弾力より強い。
【0023】
初期状態に、前記推力ばね12と前記伸縮ばね27と前記復帰トーションばね32と前記挟みばね35と前記連結ばね49と前記駆動トーションばね55と前記推力トーションばね73とが自然状態にある。
【0024】
作動状態に、子供が誤って押しロッド16と接触したとき、押しロッド16が下方へ移動するだけでは、阻み板21が回転し開くことができないため、子供がコンセント23と接触することはなく、また、子供が誤って押しブロック24と接触したとき、押しブロック24が下方へ移動するだけでは、阻み板21が回転し開くことができなく、よって、子供は直接コンセント23と接触できなく、良い保護作用が果たされる。
充電するとき、プラグを挿入溝22の中に差し込み、差し込む過程において、プラグが押しロッド16と押しブロック24とを同時に下方へ移動させ、押しブロック24が下方へ移動し斜めロッド52を下方へ移動させ、スライドブロック50が斜めロッド52につれて下方へ移動し、スライドブロック50が連結ばね49により中空ブロック51を下方へ移動させ、中空ブロック51が下方へ移動し連通口47を経由して伝動溝58の中に挿入され、押しロッド16が下方へ移動し、ラック17が押しロッド16につれて下方へ移動し、ラック17が噛合により従動歯車18を回転させ、従動歯車18が横軸19を回転させ、横軸19が駆動傘歯車60を回転させ、駆動傘歯車60が噛み合いによって伝動傘歯車14を回転させ、伝動傘歯車14が伝動軸45によって伝動ロッド13を回転させ、伝動ロッド13が回転し横ロッド46を回転させ、横ロッド46が従動ロッド57を回転させ、従動ロッド57が縦軸53を回転させ、縦軸53が阻み板21を回転させ、阻み板21が回転し、挿入溝22が開き、これでプラグを順調にコンセント23の中に差し込むことができ、電動バイクを充電し始めるとき、二つの表示ライト26がつけられ、通電するだけのときは一つの表示ライト26がつけられ、電動バイクを充電し始めるとき、電磁石38が通電し、電磁石38が鉄ブロック65を吸引することで、鉄ブロック65が電磁石38に近寄り、二つの摩擦ブロック37が摩擦リング36と接触することによって従動軸43を回転できないようにする。
充電完了後、コンセント23に流れる電流が小さくなり、挟みばね35が二つの挟みブロック33を互いに離れるように引く動かし、復帰ばね32が従動軸43を回転させ、伸縮ばね27が押しブロック24を上方へ押し動かし、推力ばね12が押しロッド16を上方へ移動させ、押しロッド16が押しブロック24とともに上方へ移動し、プラグを押して挿入溝22から離れさせ、阻み板21が回転し挿入溝22を閉鎖する。
【0025】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。