IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 張偉萍の特許一覧

<>
  • 特開-便利なワイヤ剥離装置 図1
  • 特開-便利なワイヤ剥離装置 図2
  • 特開-便利なワイヤ剥離装置 図3
  • 特開-便利なワイヤ剥離装置 図4
  • 特開-便利なワイヤ剥離装置 図5
  • 特開-便利なワイヤ剥離装置 図6
  • 特開-便利なワイヤ剥離装置 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022008763
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】便利なワイヤ剥離装置
(51)【国際特許分類】
   H02G 1/12 20060101AFI20220106BHJP
   B26D 3/00 20060101ALI20220106BHJP
【FI】
H02G1/12 048
B26D3/00 603Z
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020050380
(22)【出願日】2020-03-20
(31)【優先権主張番号】201911328676.2
(32)【優先日】2019-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】518096939
【氏名又は名称】張偉萍
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】劉振
【テーマコード(参考)】
5G353
【Fターム(参考)】
5G353AC01
5G353CA01
5G353EA04
(57)【要約】
【課題】本願発明は便利なワイヤ剥離装置を開示した。
【解決手段】
切断箱と作業箱とを含み、前記作業箱には作業空間が設けられ、前記作業空間の中には回転機構が設けられ、前記回転機構は前記作業空間の下端壁に固定されているモータを含み、前記切断箱には二つの従動空間が設けられ、前記従動空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は、前記従動空間の端壁に回転可能に設けられている従動軸を含み、前記切断箱の中には剥離空間が設けられ、前記剥離空間の中には剥離機構が設けられ、前記剥離機構は、前記剥離空間の上端壁に固定されている伸縮棒を含み、本願発明は、ワイヤの中央部分のワイヤスキンをすばやく剥がすことができ、便利で迅速であり、剥離による電気技師の手の負傷の状況を軽減し、電気技師の作業効率を向上させる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
切断箱と作業箱とを含み、前記作業箱には作業空間が設けられ、前記作業空間の中には回転機構が設けられ、前記回転機構は前記作業空間の下端壁に固定されているモータを含み、前記モータの上端面にはモータ軸が回転可能に設けられ、前記作業空間の左右両壁にはプーリ軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記プーリ軸には伝動歯車と第一プーリが固定的に設けられ、前記第一プーリにはベルトが巻き掛けられ、前記作業空間の左右の端壁には伝動軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記伝動軸にはハーフ歯車と伝動セクタ歯車が固定的に設けられ、
前記切断箱には二つの従動空間が設けられ、前記従動空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は、前記従動空間の端壁に回転可能に設けられている従動軸を含み、前記従動軸には従動摩擦輪が固定的に設けられ、前記作業箱の中には二つの摩擦空間が設けられ、二つの前記摩擦空間の端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間の中には調整軸が設けられ、前記調整軸には主動摩擦輪が固定的に設けられ、
前記切断箱の中には剥離空間が設けられ、前記剥離空間の中には剥離機構が設けられ、前記剥離機構は、前記剥離空間の上端壁に固定されている伸縮棒を含み、前記伸縮棒の中には伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には連結棒が上下移動可能に設けられ、前記連結棒の上端面と前記伸縮溝の上端壁との間には伸縮バネが連結され、前記連結棒の下端面には接触ブロックが固定的に設けられ、前記接触ブロックの下端面には下方に開口する貫通溝が形成され、前記剥離空間の上端壁には下方に開口する移動溝がか形成され、前記移動溝には縦棒が左右移動可能に設けられ、前記縦棒の前面には位置制限ブロックが固定的に設けられ、前記位置制限ブロックには昇降棒が上下移動可能に設けられ、前記昇降棒の下端面には切断刀が固定的に設けられ、前記昇降棒には伝動ブロックが固定的に設けられ、前記伝動ブロックの下端面には位置制限棒が固定的に設けられていることを特徴とする便利なワイヤ剥離装置。
【請求項2】
前記作業空間の後壁にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には移動枠が左右移動可能に設けられ、前記作業空間の左壁には横軸が回転可能に形成され、前記伝動軸には接触歯車と接触セクタ歯車とが左から右へ順次に固定的に設けられ、前記スライド溝の後壁には回転軸が回転可能に設けられ、前記回転軸には後方から前方へ順次に接触ハーフ歯車と回転セクタ歯車とが固定されていることを特徴とする請求項1に記載の便利なワイヤ剥離装置。
【請求項3】
前記伝動空間の後壁には調整溝が形成され、前記調整溝には調整ブロックが上下移動可能に設けられ、前記調整ブロックの下端面と前記調整溝の下端壁との間には調整バネが連結され、前記調整ブロックには調整軸が回転可能に設けられ、前記調整軸には第二プーリが固定的に設けられ、前記第二プーリにはベルトが巻き掛けられていることを特徴とする請求項1に記載の便利なワイヤ剥離装置。
【請求項4】
前記作業箱の上面には上方に開口する切断空間が設けられ、前記切断空間の下面には二つの固定棒が固定的に設けられ、前記固定棒の上面には切断ブロックが固定的に設けられ、前記切断ブロックには上方に開口する横溝が設けられ、前記横溝の中には移動ブロックが左右移動可能に設けられ、前記移動ブロックの端面と前記横溝の端壁との間には復帰バネが連結され、前記移動ブロックの上面には積載が固定的に設けられ、前記積載の上面にはリング型ナイフが固定的に設けられ、前記移動フレームの上面には移動棒が固定的に設けられ、前記移動棒の上面にはブレードが固定的に設けられ、前記移動棒には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックの上面には上方に開口する伝動溝が設けられ、前記昇降棒には前記昇降棒を左右に貫通した位置制限溝が形成され、左側にある前記連結棒の左端面には伝動棒が固定的に設けられ、前記切断箱の下端面には連通空間が設けられ、前記作業箱の上面には連結空間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の便利なワイヤ剥離装置。
【請求項5】
前記切断箱は前記作業箱とヒンジで連結されていることを特徴とする請求項4に記載の便利なワイヤ剥離装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は絶縁体の技術分野に関し、具体的には便利なワイヤ剥離装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電気技師が配線する時にペンチを使用してワイヤスキンを切断し、ワイヤスキンを剥がして金属ワイヤを露出させることにより、配線に便利であり、ワイヤの中のワイヤスキンを取り外す必要がある場合、手動操作は非常に複雑であり、ワイヤの中央の一部分を剥がしてからワイヤスキンを切断しなければならぬ、操作中に電気技師が怪我しやすく、時間と労力がかかり、必ずしも良好な効果が出れるわけではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103269007号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明は、便利なワイヤ剥離装置を提供することにより、手動剥離が時間と労力がかかり、より傷つきやすい問題を克服することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:切断箱と作業箱とを含み、前記作業箱には作業空間が設けられ、前記作業空間の中には回転機構が設けられ、前記回転機構は前記作業空間の下端壁に固定されているモータを含み、前記モータの上端面にはモータ軸が回転可能に設けられ、前記作業空間の左右両壁にはプーリ軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記プーリ軸には伝動歯車と第一プーリが固定的に設けられ、前記第一プーリにはベルトが巻き掛けられ、前記作業空間の左右の端壁には伝動軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記伝動軸にはハーフ歯車と伝動セクタ歯車が固定的に設けられ、
前記切断箱には二つの従動空間が設けられ、前記従動空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は、前記従動空間の端壁に回転可能に設けられている従動軸を含み、前記従動軸には従動摩擦輪が固定的に設けられ、前記作業箱の中には二つの摩擦空間が設けられ、二つの前記摩擦空間の端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間の中には調整軸が設けられ、前記調整軸には主動摩擦輪が固定的に設けられ、
前記切断箱の中には剥離空間が設けられ、前記剥離空間の中には剥離機構が設けられ、前記剥離機構は、前記剥離空間の上端壁に固定されている伸縮棒を含み、前記伸縮棒の中には伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には連結棒が上下移動可能に設けられ、前記連結棒の上端面と前記伸縮溝の上端壁との間には伸縮バネが連結され、前記連結棒の下端面には接触ブロックが固定的に設けられ、前記接触ブロックの下端面には下方に開口する貫通溝が形成され、前記剥離空間の上端壁には下方に開口する移動溝がか形成され、前記移動溝には縦棒が左右移動可能に設けられ、前記縦棒の前面には位置制限ブロックが固定的に設けられ、前記位置制限ブロックには昇降棒が上下移動可能に設けられ、前記昇降棒の下端面には切断刀が固定的に設けられ、前記昇降棒には伝動ブロックが固定的に設けられ、前記伝動ブロックの下端面には位置制限棒が固定的に設けられている。
【0006】
更の技術プラン、前記作業空間の後壁にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には移動枠が左右移動可能に設けられ、前記作業空間の左壁には横軸が回転可能に形成され、前記伝動軸には接触歯車と接触セクタ歯車とが左から右へ順次に固定的に設けられ、前記スライド溝の後壁には回転軸が回転可能に設けられ、前記回転軸には後方から前方へ順次に接触ハーフ歯車と回転セクタ歯車とが固定されている。
【0007】
優選の技術プランとして、前記伝動空間の後壁には調整溝が形成され、前記調整溝には調整ブロックが上下移動可能に設けられ、前記調整ブロックの下端面と前記調整溝の下端壁との間には調整バネが連結され、前記調整ブロックには調整軸が回転可能に設けられ、前記調整軸には第二プーリが固定的に設けられ、前記第二プーリにはベルトが巻き掛けられている。
【0008】
優選の技術プランとして、前記作業箱の上面には上方に開口する切断空間が設けられ、前記切断空間の下面には二つの固定棒が固定的に設けられ、前記固定棒の上面には切断ブロックが固定的に設けられ、前記切断ブロックには上方に開口する横溝が設けられ、前記横溝の中には移動ブロックが左右移動可能に設けられ、前記移動ブロックの端面と前記横溝の端壁との間には復帰バネが連結され、前記移動ブロックの上面には積載が固定的に設けられ、前記積載の上面にはリング型ナイフが固定的に設けられ、前記移動フレームの上面には移動棒が固定的に設けられ、前記移動棒の上面にはブレードが固定的に設けられ、前記移動棒には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックの上面には上方に開口する伝動溝が設けられ、前記昇降棒には前記昇降棒を左右に貫通した位置制限溝が形成され、左側にある前記連結棒の左端面には伝動棒が固定的に設けられ、前記切断箱の下端面には連通空間が設けられ、前記作業箱の上面には連結空間が設けられている。
【0009】
優選の技術プランとして、前記切断箱は前記作業箱とヒンジで連結されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明は、ワイヤの中央部分のワイヤスキンをすばやく剥がすことができ、便利で迅速であり、剥離による電気技師の手の負傷の状況を軽減し、電気技師の作業効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1~7をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本願発明の実施例の構成模式図
図2図2図1におけるF-F方向の模式図
図3図3図1におけるA部の拡大模式図
図4図4図1におけるB部の拡大模式図
図5図5図1におけるC-C方向の模式図
図6図6図1におけるD-D方向の模式図
図7図7図4におけるE-E方向の模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
ここでは図1~7を参照し、本願発明について詳しく説明する。叙述の便利のため、以下に述べる方位についてこのように規定する:以下に述べる上下・左右・前後の方向は、図1自体の投影関係の上下・左右・前後の方向と一致する。
【0014】
図1~7を参照し、便利なワイヤ剥離装置は、切断箱14と作業箱70とを含み、前記作業箱70には作業空間71が設けられ、前記作業空間71の中には回転機構77が設けられ、前記回転機構77は前記作業空間71の下端壁に固定されているモータ61を含み、前記モータ61の上端面にはモータ軸60が回転可能に設けられ、前記作業空間71の左右両壁にはプーリ軸63が対称に且つ回転可能に設けられ、前記プーリ軸63には伝動歯車58と第一プーリ62が固定的に設けられ、前記第一プーリ62にはベルト33が巻き掛けられ、前記作業空間71の左右の端壁には伝動軸46が対称に且つ回転可能に設けられ、前記伝動軸46にはハーフ歯車45と伝動セクタ歯車47が固定的に設けられ、
前記切断箱14には二つの従動空間15が設けられ、前記従動空間15の中には伝動機構75が設けられ、前記伝動機構75は、前記従動空間15の端壁に回転可能に設けられている従動軸17を含み、前記従動軸17には従動摩擦輪16が固定的に設けられ、前記作業箱70の中には二つの摩擦空間11が設けられ、二つの前記摩擦空間11の端壁には伝動空間30が設けられ、前記伝動空間30の中には調整軸37が設けられ、前記調整軸37には主動摩擦輪10が固定的に設けられ、
前記切断箱14の中には剥離空間81が設けられ、前記剥離空間81の中には剥離機構76が設けられ、前記剥離機構76は、前記剥離空間81の上端壁に固定されている伸縮棒18を含み、前記伸縮棒18の中には伸縮溝24が形成され、前記伸縮溝24の中には連結棒82が上下移動可能に設けられ、前記連結棒82の上端面と前記伸縮溝24の上端壁との間には伸縮バネ19が連結され、前記連結棒82の下端面には接触ブロック40が固定的に設けられ、前記接触ブロック40の下端面には下方に開口する貫通溝39が形成され、前記剥離空間81の上端壁には下方に開口する移動溝21がか形成され、前記移動溝21には縦棒20が左右移動可能に設けられ、前記縦棒20の前面には位置制限ブロック25が固定的に設けられ、前記位置制限ブロック25には昇降棒23が上下移動可能に設けられ、前記昇降棒23の下端面には切断刀27が固定的に設けられ、前記昇降棒23には伝動ブロック69が固定的に設けられ、前記伝動ブロック69の下端面には位置制限棒66が固定的に設けられている。
【0015】
好ましくは、前記作業空間71の後壁にはスライド溝56が形成され、前記スライド溝56の中には移動枠51が左右移動可能に設けられ、前記作業空間71の左壁には横軸49が回転可能に形成され、前記伝動軸46には接触歯車48と接触セクタ歯車53とが左から右へ順次に固定的に設けられ、前記スライド溝56の後壁には回転軸54が回転可能に設けられ、前記回転軸54には後方から前方へ順次に接触ハーフ歯車79と回転セクタ歯車55とが固定されている。
【0016】
好ましくは、前記伝動空間30の後壁には調整溝34が形成され、前記調整溝34には調整ブロック36が上下移動可能に設けられ、前記調整ブロック36の下端面と前記調整溝34の下端壁との間には調整バネ35が連結され、前記調整ブロック36には調整軸37が回転可能に設けられ、前記調整軸37には第二プーリ32が固定的に設けられ、前記第二プーリ32にはベルト33が巻き掛けられている。
【0017】
好ましくは、前記作業箱70の上面には上方に開口する切断空間80が設けられ、前記切断空間80の下面には二つの固定棒31が固定的に設けられ、前記固定棒31の上面には切断ブロック83が固定的に設けられ、前記切断ブロック83には上方に開口する横溝44が設けられ、前記横溝44の中には移動ブロック43が左右移動可能に設けられ、前記移動ブロック43の端面と前記横溝44の端壁との間には復帰バネ38が連結され、前記移動ブロック43の上面には積載42が固定的に設けられ、前記積載42の上面にはリング型ナイフ41が固定的に設けられ、前記移動フレーム51の上面には移動棒29が固定的に設けられ、前記移動棒29の上面にはブレード28が固定的に設けられ、前記移動棒29には連結ブロック68が固定的に設けられ、前記連結ブロック68の上面には上方に開口する伝動溝67が設けられ、前記昇降棒23には前記昇降棒23を左右に貫通した位置制限溝26が形成され、左側にある前記連結棒82の左端面には伝動棒52が固定的に設けられ、前記切断箱14の下端面には連通空間13が設けられ、前記作業箱70の上面には連結空間12が設けられている。
【0018】
好ましくは、前記切断箱14は前記作業箱70とヒンジで連結されている。
【0019】
初期状態では、前記伸縮バネ19、前記調整バネ35、前記復帰バネ38は正常の状態にある。
【0020】
作業する時、手動で切断箱14を回転させ、作業箱70を切断箱14から分離し、ワイヤスキンを剥離されるワイヤの一部を連結空間12の中に入れ、手動で切断箱14を回転させ、作業箱70と切断箱14を閉じ、リング型刀41がワイヤスキンを切断し、モータ61が始動され、モータ61がモータ軸60を回転させ、モータ軸60がモータセクタ歯車57を回転させ、モータセクタ歯車57は噛合伝動により伝動セクタ歯車47を回転させ、伝動軸46は伝動セクタ歯車47と共に回転し、伝動軸46はハーフ歯車45を回転させ、ハーフ歯車45は噛合伝動により伝動歯車58を回転させ、伝動歯車58がプーリ軸63を回転させ、プーリ軸63は第一プーリ62を回転させ、第一プーリ62はベルト33の摩擦によって第二プーリ32を回転させ、第二プーリ32は調整軸37を回転させ、調整軸37は主動摩擦輪10を回転させ、主動摩擦輪10は回転して摩擦により電気ワイヤを回転させてまっすぐに伸ばし、ハーフ歯車45は噛合伝動により接触歯車48を回転させ、横軸49は接触歯車48と一緒に回転し、横軸49は接触セクタ歯車53を回転させ、接触セクタ歯車53は噛合伝動により回転セクタ歯車55を回転させ、回転セクタ歯車55は回転軸54によって接触ハーフ歯車79を回転させ、接触ハーフ歯車79は移動フレーム51を左右に移動させ、移動フレーム51が移動棒29を左右に移動させ、移動棒29がブレード28と切断刀27を左右に移動させてワイヤスキンを切りはずし、操作に便利である。
【0021】
上記方式により、本分野の当業者は本願発明の範囲内で作動状況に応じて各種な改変を加えられる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2020-12-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
切断箱と作業箱とを含み、前記作業箱には作業空間が設けられ、前記作業空間の中には回転機構が設けられ、前記回転機構は前記作業空間の下端壁に固定されているモータを含み、前記モータの上端面にはモータ軸が回転可能に設けられ、前記作業空間の左右両壁にはプーリ軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記プーリ軸には伝動歯車と第一プーリが固定的に設けられ、前記第一プーリにはベルトが巻き掛けられ、前記作業空間の左右の端壁には伝動軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記伝動軸にはハーフ歯車と伝動セクタ歯車が固定的に設けられ、前記切断箱には二つの従動空間が設けられ、前記従動空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は、前記従動空間の端壁に回転可能に設けられている従動軸を含み、前記従動軸には従動摩擦輪が固定的に設けられ、前記作業箱の中には二つの摩擦空間が設けられ、二つの前記摩擦空間の端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間の中には調整軸が設けられ、前記調整軸には主動摩擦輪が固定的に設けられ、前記切断箱の中には剥離空間が設けられ、前記剥離空間の中には剥離機構が設けられ、前記剥離機構は、前記剥離空間の上端壁に固定されている伸縮棒を含み、前記伸縮棒の中には伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には連結棒が上下移動可能に設けられ、前記連結棒の上端面と前記伸縮溝の上端壁との間には伸縮バネが連結され、前記連結棒の下端面には接触ブロックが固定的に設けられ、前記接触ブロックの下端面には下方に開口する貫通溝が形成され、前記剥離空間の上端壁には下方に開口する移動溝がか形成され、前記移動溝には縦棒が左右移動可能に設けられ、前記縦棒の前面には位置制限ブロックが固定的に設けられ、前記位置制限ブロックには昇降棒が上下移動可能に設けられ、前記昇降棒の下端面には切断刀が固定的に設けられ、前記昇降棒には伝動ブロックが固定的に設けられ、前記伝動ブロックの下端面には位置制限棒が固定的に設けられ
前記作業空間の後壁にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には移動枠が左右移動可能に設けられ、前記作業空間の左壁には横軸が回転可能に形成され、前記横軸には接触歯車と接触セクタ歯車とが左から右へ順次に固定的に設けられ、前記スライド溝の後壁には回転軸が回転可能に設けられ、前記回転軸には後方から前方へ順次に接触ハーフ歯車と回転セクタ歯車とが固定され
前記伝動空間の後壁には調整溝が形成され、前記調整溝には調整ブロックが上下移動可能に設けられ、前記調整ブロックの下端面と前記調整溝の下端壁との間には調整バネが連結され、前記調整ブロックには調整軸が回転可能に設けられ、前記調整軸には第二プーリが固定的に設けられ、前記第二プーリにはベルトが巻き掛けられ
前記作業箱の上面には上方に開口する切断空間が設けられ、前記切断空間の下面には二つの固定棒が固定的に設けられ、前記固定棒の上面には切断ブロックが固定的に設けられ、前記切断ブロックには上方に開口する横溝が設けられ、前記横溝の中には移動ブロックが左右移動可能に設けられ、前記移動ブロックの端面と前記横溝の端壁との間には復帰バネが連結され、前記移動ブロックの上面には積載が固定的に設けられ、前記積載の上面にはリング型ナイフが固定的に設けられ、前記移動フレームの上面には移動棒が固定的に設けられ、前記移動棒の上面にはブレードが固定的に設けられ、前記移動棒には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックの上面には上方に開口する伝動溝が設けられ、前記昇降棒には前記昇降棒を左右に貫通した位置制限溝が形成され、左側にある前記連結棒の左端面には伝動棒が固定的に設けられ、前記切断箱の下端面には連通空間が設けられ、前記作業箱の上面には連結空間が設けられ
前記切断箱は前記作業箱とヒンジで連結され、手動で前記切断箱を回転させ、前記作業箱を前記切断箱から分離し、ワイヤスキンを剥離されるワイヤの一部を前記連結空間の中に入れ、手動で前記切断箱を回転させ、前記作業箱と前記切断箱を閉じ、前記リング型刀がワイヤスキンを切断し、前記モータが始動され、前記モータが前記モータ軸を回転させ、前記モータ軸が前記モータセクタ歯車を回転させ、前記モータセクタ歯車は噛合伝動により前記伝動セクタ歯車を回転させ、前記伝動軸は前記伝動セクタ歯車と共に回転し、前記伝動軸は前記ハーフ歯車を回転させ、前記ハーフ歯車は噛合伝動により前記伝動歯車を回転させ、前記伝動歯車が前記プーリ軸を回転させ、前記プーリ軸は前記第一プーリを回転させ、前記第一プーリは前記ベルトの摩擦によって前記第二プーリを回転させ、前記第二プーリは前記調整軸を回転させ、前記調整軸は前記主動摩擦輪を回転させ、前記主動摩擦輪は回転して摩擦により電気ワイヤを回転させてまっすぐに伸ばし、前記ハーフ歯車は噛合伝動により前記接触歯車を回転させ、前記横軸は前記接触歯車と一緒に回転し、前記横軸は前記接触セクタ歯車を回転させ、前記接触セクタ歯車は噛合伝動により前記回転セクタ歯車を回転させ、前記回転セクタ歯車は前記回転軸によって前記接触ハーフ歯車を回転させ、前記接触ハーフ歯車は前記移動フレームを左右に移動させ、前記移動フレームが前記移動棒を左右に移動させ、前記移動棒が前記ブレードと前記切断刀を左右に移動させてワイヤスキンを切りはずし、操作に便利であることを特徴とする便利なワイヤ剥離装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は絶縁体の技術分野に関し、具体的には便利なワイヤ剥離装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電気技師が配線する時にペンチを使用してワイヤスキンを切断し、ワイヤスキンを剥がして金属ワイヤを露出させることにより、配線に便利であり、ワイヤの中のワイヤスキンを取り外す必要がある場合、手動操作は非常に複雑であり、ワイヤの中央の一部分を剥がしてからワイヤスキンを切断しなければならぬ、操作中に電気技師が怪我しやすく、時間と労力がかかり、必ずしも良好な効果が出れるわけではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103269007号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明は、便利なワイヤ剥離装置を提供することにより、手動剥離が時間と労力がかかり、より傷つきやすい問題を克服することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:切断箱と作業箱とを含み、前記作業箱には作業空間が設けられ、前記作業空間の中には回転機構が設けられ、前記回転機構は前記作業空間の下端壁に固定されているモータを含み、前記モータの上端面にはモータ軸が回転可能に設けられ、前記作業空間の左右両壁にはプーリ軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記プーリ軸には伝動歯車と第一プーリが固定的に設けられ、前記第一プーリにはベルトが巻き掛けられ、前記作業空間の左右の端壁には伝動軸が対称に且つ回転可能に設けられ、前記伝動軸にはハーフ歯車と伝動セクタ歯車が固定的に設けられ、前記切断箱には二つの従動空間が設けられ、前記従動空間の中には伝動機構が設けられ、前記伝動機構は、前記従動空間の端壁に回転可能に設けられている従動軸を含み、前記従動軸には従動摩擦輪が固定的に設けられ、前記作業箱の中には二つの摩擦空間が設けられ、二つの前記摩擦空間の端壁には伝動空間が設けられ、前記伝動空間の中には調整軸が設けられ、前記調整軸には主動摩擦輪が固定的に設けられ、前記切断箱の中には剥離空間が設けられ、前記剥離空間の中には剥離機構が設けられ、前記剥離機構は、前記剥離空間の上端壁に固定されている伸縮棒を含み、前記伸縮棒の中には伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には連結棒が上下移動可能に設けられ、前記連結棒の上端面と前記伸縮溝の上端壁との間には伸縮バネが連結され、前記連結棒の下端面には接触ブロックが固定的に設けられ、前記接触ブロックの下端面には下方に開口する貫通溝が形成され、前記剥離空間の上端壁には下方に開口する移動溝がか形成され、前記移動溝には縦棒が左右移動可能に設けられ、前記縦棒の前面には位置制限ブロックが固定的に設けられ、前記位置制限ブロックには昇降棒が上下移動可能に設けられ、前記昇降棒の下端面には切断刀が固定的に設けられ、前記昇降棒には伝動ブロックが固定的に設けられ、前記伝動ブロックの下端面には位置制限棒が固定的に設けられている。
【0006】
更の技術プラン、前記作業空間の後壁にはスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には移動枠が左右移動可能に設けられ、前記作業空間の左壁には横軸が回転可能に形成され、前記軸には接触歯車と接触セクタ歯車とが左から右へ順次に固定的に設けられ、前記スライド溝の後壁には回転軸が回転可能に設けられ、前記回転軸には後方から前方へ順次に接触ハーフ歯車と回転セクタ歯車とが固定されている。
【0007】
優選の技術プランとして、前記伝動空間の後壁には調整溝が形成され、前記調整溝には調整ブロックが上下移動可能に設けられ、前記調整ブロックの下端面と前記調整溝の下端壁との間には調整バネが連結され、前記調整ブロックには調整軸が回転可能に設けられ、前記調整軸には第二プーリが固定的に設けられ、前記第二プーリにはベルトが巻き掛けられている。
【0008】
優選の技術プランとして、前記作業箱の上面には上方に開口する切断空間が設けられ、前記切断空間の下面には二つの固定棒が固定的に設けられ、前記固定棒の上面には切断ブロックが固定的に設けられ、前記切断ブロックには上方に開口する横溝が設けられ、前記横溝の中には移動ブロックが左右移動可能に設けられ、前記移動ブロックの端面と前記横溝の端壁との間には復帰バネが連結され、前記移動ブロックの上面には積載が固定的に設けられ、前記積載の上面にはリング型ナイフが固定的に設けられ、前記移動フレームの上面には移動棒が固定的に設けられ、前記移動棒の上面にはブレードが固定的に設けられ、前記移動棒には連結ブロックが固定的に設けられ、前記連結ブロックの上面には上方に開口する伝動溝が設けられ、前記昇降棒には前記昇降棒を左右に貫通した位置制限溝が形成され、左側にある前記連結棒の左端面には伝動棒が固定的に設けられ、前記切断箱の下端面には連通空間が設けられ、前記作業箱の上面には連結空間が設けられている。
【0009】
優選の技術プランとして、前記切断箱は前記作業箱とヒンジで連結されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明は、ワイヤの中央部分のワイヤスキンをすばやく剥がすことができ、便利で迅速であり、剥離による電気技師の手の負傷の状況を軽減し、電気技師の作業効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1~7をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本願発明の実施例の構成模式図
図2図2図1におけるF-F方向の模式図
図3図3図1におけるA部の拡大模式図
図4図4図1におけるB部の拡大模式図
図5図5図1におけるC-C方向の模式図
図6図6図1におけるD-D方向の模式図
図7図7図4におけるE-E方向の模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
ここでは図1~7を参照し、本願発明について詳しく説明する。叙述の便利のため、以下に述べる方位についてこのように規定する:以下に述べる上下・左右・前後の方向は、図1自体の投影関係の上下・左右・前後の方向と一致する。
【0014】
図1~7を参照し、便利なワイヤ剥離装置は、切断箱14と作業箱70とを含み、前記作業箱70には作業空間71が設けられ、前記作業空間71の中には回転機構77が設けられ、前記回転機構77は前記作業空間71の下端壁に固定されているモータ61を含み、前記モータ61の上端面にはモータ軸60が回転可能に設けられ、前記作業空間71の左右両壁にはプーリ軸63が対称に且つ回転可能に設けられ、前記プーリ軸63には伝動歯車58と第一プーリ62が固定的に設けられ、前記第一プーリ62にはベルト33が巻き掛けられ、前記作業空間71の左右の端壁には伝動軸46が対称に且つ回転可能に設けられ、前記伝動軸46にはハーフ歯車45と伝動セクタ歯車47が固定的に設けられ、前記切断箱14には二つの従動空間15が設けられ、前記従動空間15の中には伝動機構75が設けられ、前記伝動機構75は、前記従動空間15の端壁に回転可能に設けられている従動軸17を含み、前記従動軸17には従動摩擦輪16が固定的に設けられ、前記作業箱70の中には二つの摩擦空間11が設けられ、二つの前記摩擦空間11の端壁には伝動空間30が設けられ、前記伝動空間30の中には調整軸37が設けられ、前記調整軸37には主動摩擦輪10が固定的に設けられ、前記切断箱14の中には剥離空間81が設けられ、前記剥離空間81の中には剥離機構76が設けられ、前記剥離機構76は、前記剥離空間81の上端壁に固定されている伸縮棒18を含み、前記伸縮棒18の中には伸縮溝24が形成され、前記伸縮溝24の中には連結棒82が上下移動可能に設けられ、前記連結棒82の上端面と前記伸縮溝24の上端壁との間には伸縮バネ19が連結され、前記連結棒82の下端面には接触ブロック40が固定的に設けられ、前記接触ブロック40の下端面には下方に開口する貫通溝39が形成され、前記剥離空間81の上端壁には下方に開口する移動溝21がか形成され、前記移動溝21には縦棒20が左右移動可能に設けられ、前記縦棒20の前面には位置制限ブロック25が固定的に設けられ、前記位置制限ブロック25には昇降棒23が上下移動可能に設けられ、前記昇降棒23の下端面には切断刀27が固定的に設けられ、前記昇降棒23には伝動ブロック69が固定的に設けられ、前記伝動ブロック69の下端面には位置制限棒66が固定的に設けられている。
【0015】
好ましくは、前記作業空間71の後壁にはスライド溝56が形成され、前記スライド溝56の中には移動枠51が左右移動可能に設けられ、前記作業空間71の左壁には横軸49が回転可能に形成され、前記横軸49には接触歯車48と接触セクタ歯車53とが左から右へ順次に固定的に設けられ、前記スライド溝56の後壁には回転軸54が回転可能に設けられ、前記回転軸54には後方から前方へ順次に接触ハーフ歯車79と回転セクタ歯車55とが固定されている。
【0016】
好ましくは、前記伝動空間30の後壁には調整溝34が形成され、前記調整溝34には調整ブロック36が上下移動可能に設けられ、前記調整ブロック36の下端面と前記調整溝34の下端壁との間には調整バネ35が連結され、前記調整ブロック36には調整軸37が回転可能に設けられ、前記調整軸37には第二プーリ32が固定的に設けられ、前記第二プーリ32にはベルト33が巻き掛けられている。
【0017】
好ましくは、前記作業箱70の上面には上方に開口する切断空間80が設けられ、前記切断空間80の下面には二つの固定棒31が固定的に設けられ、前記固定棒31の上面には切断ブロック83が固定的に設けられ、前記切断ブロック83には上方に開口する横溝44が設けられ、前記横溝44の中には移動ブロック43が左右移動可能に設けられ、前記移動ブロック43の端面と前記横溝44の端壁との間には復帰バネ38が連結され、前記移動ブロック43の上面には積載42が固定的に設けられ、前記積載42の上面にはリング型ナイフ41が固定的に設けられ、前記移動フレーム51の上面には移動棒29が固定的に設けられ、前記移動棒29の上面にはブレード28が固定的に設けられ、前記移動棒29には連結ブロック68が固定的に設けられ、前記連結ブロック68の上面には上方に開口する伝動溝67が設けられ、前記昇降棒23には前記昇降棒23を左右に貫通した位置制限溝26が形成され、左側にある前記連結棒82の左端面には伝動棒52が固定的に設けられ、前記切断箱14の下端面には連通空間13が設けられ、前記作業箱70の上面には連結空間12が設けられている。
【0018】
好ましくは、前記切断箱14は前記作業箱70とヒンジで連結されている。
【0019】
初期状態では、前記伸縮バネ19、前記調整バネ35、前記復帰バネ38は正常の状態にある。
【0020】
作業する時、手動で切断箱14を回転させ、作業箱70を切断箱14から分離し、ワイヤスキンを剥離されるワイヤの一部を連結空間12の中に入れ、手動で切断箱14を回転させ、作業箱70と切断箱14を閉じ、リング型刀41がワイヤスキンを切断し、モータ61が始動され、モータ61がモータ軸60を回転させ、モータ軸60がモータセクタ歯車57を回転させ、モータセクタ歯車57は噛合伝動により伝動セクタ歯車47を回転させ、伝動軸46は伝動セクタ歯車47と共に回転し、伝動軸46はハーフ歯車45を回転させ、ハーフ歯車45は噛合伝動により伝動歯車58を回転させ、伝動歯車58がプーリ軸63を回転させ、プーリ軸63は第一プーリ62を回転させ、第一プーリ62はベルト33の摩擦によって第二プーリ32を回転させ、第二プーリ32は調整軸37を回転させ、調整軸37は主動摩擦輪10を回転させ、主動摩擦輪10は回転して摩擦により電気ワイヤを回転させてまっすぐに伸ばし、ハーフ歯車45は噛合伝動により接触歯車48を回転させ、横軸49は接触歯車48と一緒に回転し、横軸49は接触セクタ歯車53を回転させ、接触セクタ歯車53は噛合伝動により回転セクタ歯車55を回転させ、回転セクタ歯車55は回転軸54によって接触ハーフ歯車79を回転させ、接触ハーフ歯車79は移動フレーム51を左右に移動させ、移動フレーム51が移動棒29を左右に移動させ、移動棒29がブレード28と切断刀27を左右に移動させてワイヤスキンを切りはずし、操作に便利である。
【0021】
上記方式により、本分野の当業者は本願発明の範囲内で作動状況に応じて各種な改変を加えられる。