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  • 特開-可変式フェイスシールド 図1
  • 特開-可変式フェイスシールド 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022088294
(43)【公開日】2022-06-14
(54)【発明の名称】可変式フェイスシールド
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20220607BHJP
   A62B 18/02 20060101ALI20220607BHJP
【FI】
A41D13/11 H
A41D13/11 L
A62B18/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020211837
(22)【出願日】2020-12-02
(71)【出願人】
【識別番号】506100646
【氏名又は名称】株式会社善管
(72)【発明者】
【氏名】小林 栄次
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA06
2E185CC32
(57)【要約】      (修正有)
【課題】感染症予防のマスク及びフェイスシールドに関し、顔面に設置し、口からの飛沫防止用のフェイスシールドで感染症予防の器具を提供する。
【解決手段】飲食の際にフェイスシールド板の位置を顔から前方に移動し、顔面との距離を広くすることで、容易に飲水及び食事が出来るようになる。会食の際の会話もフェイスシールドを付けたまま行えるので、感染予防と会食会話が出来るようになる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼鏡型フレームで支えるフェイスシールドで、顔からシールド板までの距離を可動式として、飲食時には顔からの距離を大きくすることにより、付けたまま会食、会話の出来る事を特徴とする感染症防止用フェイスシールド
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は感染症予防のマスク及びフェイスシールドに関する。詳しくは顔面に設置し、口からの飛沫防止用のフェイスシールドで感染症予防の器具。
【背景技術】
【0002】
感染症予防の方法として多くの技術や方法があり、その方法の一つとして、マスクの着用が数百年前から認められ、用いられてきた。
【0003】
この方法は口から発する飛沫感染の予防に効果があり、又日常生活に影響が少ない為、世界中で普及している。
【0004】
近年、化学技術の進歩に伴い透明の樹脂で飛沫防止の役目と、マスクによる呼吸の制限から解放されるフェイスシールドが普及してきた。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、飲食時においてはマスクを取り外さなければならず、本来の目的から反する行動を取らざるを得ないものとなっている。
【0006】
フェイスシールドも同様に取外して飲食をせざるを得ない構造となっている。
【0007】
会食時において会話はコミュニケーションが維持され、会食の目的の重要な要素となっている。
【0008】
会食時に於いて、いちいちフェイスシールドを外さなくても、食事と会話が出来る飛沫防止の器具があれば、感染症防止対策と会食等が両立して、日常生活が出来ることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
飲食の際にフェイスシールドの位置を前方に移動し、顔面との距離を広くすることで、容易に飲水及び食事が出来るようになる。
【0010】
会話で発生する飛沫も防止出来る為、会話をしながらの会食に於いても、感染症防止が出来る。
【0011】
通常使用時の顔面からの距離と、飲食をする時の距離を変化することにより、一つのフェイスシールドで通常使用と飲食時使用の両方に使用できる。
[発明を実施する為の最良の形態]
【実施例0012】
図1.2により実施の状態を説明する。
【0013】
▲1▼の眼鏡型フレームの上側、左右にアルミ製のパイプ▲3▼を、▲4▼の取り付け金具を介して取り付ける。
【0014】
アルミパイプにステンレスバネ鋼製の丸棒▲5▼を挿入する。
【0015】
ステンレスバネ鋼製の丸棒▲5▼はアルミ製のパイプ▲3▼の内側をスライドできる構造とする。
【0016】
丸棒に▲6▼取り付け具を介して透明の樹脂板▲2▼を取り付け、顔面を覆う構造とする。
【0017】
一般使用時には、顔面より数センチメートル離す位置にする。
【0018】
飲食時には丸棒▲5▼を引き出して、透明の樹脂板▲2▼を顔面より15cmから20cmの位置で使用する。
【0019】
食事中の会話の時も、顔面より15cmから20cmの位置で行う。
【0020】
食事中を終えての会話の時は、元の数センチメートルとする。
【発明の効果】
【0021】
本発明により、ウイルス及び細菌による感染症予防と、会食、会話が出来ることにより、経済活動、特に飲食を伴う業界の営業活動が自由に出来るようになり、感染症予防と経済活動に貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
▲1▼ メガネ型フレーム
▲2▼ 透明の樹脂板
▲3▼ アルミパイプ
▲4▼ 取り付け金具
▲5▼ ステンレスバネ製丸棒
▲6▼ 透明の樹脂板とステンレス棒の支持具
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2021-02-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は感染症予防のマスク及びフェイスシールドに関する。詳しくは顔面に設置し、口からの飛沫防止用のフェイスシールドで感染症予防の器具。
【背景技術】
【0002】
感染症予防の方法として多くの技術や方法があり、その方法の一つとして、マスクの着用が数百年前から認められ、用いられてきた。
【0003】
この方法は口から発する飛沫感染の予防に効果があり、又日常生活に影響が少ない為、世界中で普及している。
【0004】
近年、化学技術の進歩に伴い透明の樹脂で飛沫防止の役目と、マスクによる呼吸の制限から解放されるフェイスシールドが普及してきた。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、飲食時においてはマスクを取り外さなければならず、本来の目的から反する行動を取らざるを得ないものとなっている。
【0006】
フェイスシールドも同様に取外して飲食をせざるを得ない構造となっている。
【0007】
会食時において会話はコミュニケーションが維持され、会食の目的の重要な要素となっている。
【0008】
会食時に於いて、いちいちフェイスシールドを外さなくても、食事と会話が出来る飛沫防止の器具があれば、感染症防止対策と会食等が両立して、日常生活が出来ることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
飲食の際にフェイスシールドの位置を前方に移動し、顔面との距離を広くすることで、容易に飲水及び食事が出来るようになる。
【0010】
会話で発生する飛沫も防止出来る為、会話をしながらの会食に於いても、感染症防止が出来る。
【0011】
通常使用時の顔面からの距離と、飲食をする時の距離を変化することにより、一つのフェイスシールドで通常使用と飲食時使用の両方に使用できる。
【発明を実施する為の最良の形態】
【実施例0012】
図1.2により実施の状態を説明する。
【0013】
▲1▼の眼鏡型フレームの上側、左右にアルミ製のパイプ▲3▼を、▲4▼の取り付け金具を介して取り付ける。
【0014】
アルミパイプにステンレスバネ鋼製の丸棒▲5▼を挿入する。
【0015】
ステンレスバネ鋼製の丸棒▲5▼はアルミ製のパイプ▲3▼の内側をスライドできる構造とする。
【0016】
丸棒に▲6▼取り付け具を介して透明の樹脂板▲2▼を取り付け、顔面を覆う構造とする。
【0017】
一般使用時には、顔面より数センチメートル離す位置にする。
【0018】
飲食時には丸棒▲5▼を引き出して、透明の樹脂板▲2▼を顔面より15cmから20cmの位置で使用する。
【0019】
食事中の会話の時も、顔面より15cmから20cmの位置で行う。
【0020】
食事中を終えての会話の時は、元の数センチメートルとする。
【発明の効果】
【0021】
本発明により、ウイルス及び細菌による感染症予防と、会食、会話が出来ることにより、経済活動、特に飲食を伴う業界の営業活動が自由に出来るようになり、感染症予防と経済活動に貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】はメガネ型可動式フェイスシールドを装着し、透明の樹脂板▲2▼を支持している鋼線▲5▼を、アルミパイプ▲3▼を摺動して顔面より延長した図で、食事の時に使用する際の側面図である。
図2】は可動式フェイスシールドの全体の図である。
【符号の説明】
【0023】
▲1▼ メガネ型フレーム
▲2▼ 透明の樹脂板
▲3▼ アルミパイプ
▲4▼ 取り付け金具
▲5▼ ステンレスバネ製丸棒
▲6▼ 透明の樹脂板とステンレス棒の支持具