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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022089110
(43)【公開日】2022-06-15
(54)【発明の名称】寝具
(51)【国際特許分類】
   A47G 9/10 20060101AFI20220608BHJP
   A47C 27/00 20060101ALI20220608BHJP
【FI】
A47G9/10 E
A47C27/00 K
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020201385
(22)【出願日】2020-12-03
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-09-22
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年11月20日にウェブサイト(楽天市場の自社商品ページ(https://item.rakuten.co.jp/gokumin/tgp-01/))にて公開
(71)【出願人】
【識別番号】717003921
【氏名又は名称】株式会社KURUKURU
(74)【代理人】
【識別番号】100129285
【弁理士】
【氏名又は名称】布川 俊幸
(72)【発明者】
【氏名】関沢 康寛
【テーマコード(参考)】
3B096
3B102
【Fターム(参考)】
3B096AA00
3B102AA09
3B102AB07
(57)【要約】
【課題】頭から背中まで至る大型の枕のような寝具において、背中を支持する部分と首を支持する突起との高低差を調整可能にする。
【解決手段】頭を支持する頭支持部20と、背中を支持する背中支持部30とを備える。頭支持部20の上面に、高さが異なる第1首支持突起21及び第2首支持突起22を、所定間隔をあけて平行に設ける。頭支持部20の第1首支持突起21側の縁に沿って第1ファスナ24を設け、頭支持部20の第2首支持突起22側の縁に沿って第2ファスナ25を設け、背中支持部30の一辺に沿って第3ファスナ31を設ける。第1ファスナ24と第3ファスナ31とを係合させることにより頭支持部20に対して背中支持部30を装着可能とし、第2ファスナ25と第3ファスナ31とを係合させることにより頭支持部20に対して背中支持部30を装着可能とする。
【選択図】図5

【特許請求の範囲】
【請求項1】
頭を支持する頭支持部と、
背中を支持する背中支持部と
を備え、
前記頭支持部と前記背中支持部とは、着脱可能とされ、
前記頭支持部の上面には、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第1首支持突起と、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第2首支持突起と
が所定間隔をあけて平行に設けられ、
前記第1首支持突起と前記第2首支持突起とは、高さが異なるように形成され、
前記頭支持部における前記第1首支持突起側の縁に沿って第1ファスナが設けられ、
前記頭支持部における前記第2首支持突起側の縁に沿って第2ファスナが設けられ、
前記背中支持部の一辺に沿って第3ファスナが設けられ、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとは、係合可能とされ、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとは、係合可能とされ、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとを係合させることにより前記頭支持部に対して前記背中支持部を装着可能であり、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとを係合させることにより前記頭支持部に対して前記背中支持部を装着可能である
ことを特徴とする寝具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、寝具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、頭から背中まで至る大型の枕のような寝具が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】意匠登録第1615018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、頭から背中まで至る大型の枕のような寝具において、背中を支持する部分と首を支持する突起との高低差を調整可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
本発明は、
頭を支持する頭支持部(20)と、
背中を支持する背中支持部(30)と
を備え、
前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とは、着脱可能とされ、
前記頭支持部(20)の上面には、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第1首支持突起(21)と、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第2首支持突起(22)と
が所定間隔をあけて平行に設けられ、
前記第1首支持突起(21)と前記第2首支持突起(22)とは、高さが異なるように形成され、
前記頭支持部(20)における前記第1首支持突起(21)側の縁に沿って第1ファスナ(24)が設けられ、
前記頭支持部(20)における前記第2首支持突起(22)側(前記第1ファスナ(24)と反対側)の縁に沿って第2ファスナ(25)が設けられ、
前記背中支持部(30)の一辺に沿って第3ファスナ(31)が設けられ、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とは、係合可能とされ、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とは、係合可能とされ、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とを係合させることにより前記頭支持部(20)に対して前記背中支持部(30)を装着可能であり、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とを係合させることにより前記頭支持部(20)に対して前記背中支持部(30)を装着可能である
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、第1ファスナと第3ファスナとを係合させることにより頭支持部に対して背中支持部を装着したときと、第2ファスナと第3ファスナとを係合させることにより頭支持部に対して背中支持部を装着したときとで、背中を支持する部分から首を支持する突起までの高さを異ならせることができる。これにより、背中を支持する部分と首を支持する突起との高低差を調整可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】頭支持部の第1ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す平面図である。
図2】頭支持部の第1ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す底面図である。
図3】頭支持部の第1ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す右側面図である。
図4】頭支持部の第1ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す斜視図である。
図5】頭支持部の第1ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させ、一部の係合を解除した状態を示す斜視図である。
図6】頭支持部の第2ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す平面図である。
図7】頭支持部の第2ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す底面図である。
図8】頭支持部の第2ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す右側面図である。
図9】頭支持部の第2ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態を示す斜視図である。
図10】頭支持部の第2ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させ、一部の係合を解除した状態を示す斜視図である。
図11】頭支持部の第1ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態で背中支持部を折りたたんだ状態を示す右側面図である。
図12】頭支持部の第1ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態で背中支持部を折りたたんだ状態を示す斜視図である。
図13】頭支持部の第2ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態で背中支持部を折りたたんだ状態を示す右側面図である。
図14】頭支持部の第2ファスナと背中支持部の第3ファスナとを係合させた状態で背中支持部を折りたたんだ状態を示す斜視図である。
図15】頭支持部を示す平面図である。
図16】頭支持部を示す底面図である。
図17】頭支持部を示す右側面図である。
図18】頭支持部を示す斜視図である。
図19】頭支持部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る寝具10は、頭から背中まで至る大型の枕のような寝具10であって、図1図10に示すように、頭を支持するための「頭支持部20」と、背中を支持するための「背中支持部30」とを備え、これらが着脱可能とされているものである。
【0009】
図1図6図15に示すように、頭支持部20は、平面視矩形に形成されている。また、頭支持部20の横方向の長さ(幅)は、約「65」cmであり、頭支持部20の縦方向の長さ(奥行き)は、約「40」cmである。
頭支持部20は、中芯材と、この中芯材を覆うカバーとから構成されている。
また、中芯材は、たとえば、低反発ウレタン素材を用いて形成することができる。
さらに、カバーは、たとえば、レーヨンやポリエステルなどを材料とするニット生地を用いて形成することができる。
【0010】
図1図3図4に示すように、頭支持部20の上面(表面)には、首を支持するための2つの突起が設けられている。ここで、一方の突起を「第1首支持突起21」と称し、他方の突起を「第2首支持突起22」と称する。
第1首支持突起21は、頭支持部20の一方の側部(図中、右側部)から他方の側部(図中、左側部)まで至る横長の直線状に形成された凸部である。
また、第2首支持突起22も、第1首支持突起21と同様に、頭支持部20の一方の側部から他方の側部まで至る横長の直線状に形成された凸部である。
さらに、第1首支持突起21と第2首支持突起22とは、所定間隔をあけて平行に形成されている。すなわち、頭支持部20の上面には、首を支持するための第1首支持突起21及び第2首支持突起22が所定間隔をあけて平行に設けられている。
【0011】
図3図4に示すように、第1首支持突起21と第2首支持突起22とは、高さが異なるように形成されている。具体的には、第1首支持突起21は、第2首支持突起22より高さが高く形成されている。すなわち、第1首支持突起21と第2首支持突起22との高さを比較すると、第1首支持突起21の方が第2首支持突起22より高さが高くなっている。換言すると、第2首支持突起22の方が第1首支持突起21より高さが低くなっている。
また、頭支持部20の上面における第1首支持突起21と第2首支持突起22との間には、後頭部が収まる凹部23が形成されている。そして、第1首支持突起21で首を支持するようにして、頭支持部20の上に頭を載せると、頭支持部20の上面の凹部23に後頭部が収まるようになっている。同様に、第2首支持突起22で首を支持するようにして、頭支持部20の上に頭を載せると、頭支持部20の上面の凹部23に後頭部が収まるようになっている。
【0012】
すなわち、第1首支持突起21で首を支持したときに、第1首支持突起21と第2首支持突起22との間の凹部23に後頭部が収まり、また、第2首支持突起22で首を支持したときに、第1首支持突起21と第2首支持突起22との間の凹部23に後頭部が収まるように形成されている。そして、第1首支持突起21と第2首支持突起22との間の所定間隔は、第1首支持突起21又は第2首支持突起22で首を支持したときに、第1首支持突起21と第2首支持突起22との間の凹部23に後頭部が収まるように設定された間隔である。
【0013】
図1図6に示すように、背中支持部30も、頭支持部20と同様に、平面視矩形に形成されている。また、背中支持部30の横方向の長さ(幅)は、約「65」cmであり、背中支持部30の縦方向の長さ(奥行き)は、約「40」cmである。すなわち、背中支持部30の幅は、頭支持部20の幅とほぼ等しく、背中支持部30の奥行きは、頭支持部20の奥行きとほぼ等しい。
また、背中支持部30も、頭支持部20と同様に、中芯材と、この中芯材を覆うカバーとから構成されている。中芯材は、たとえば、低反発ウレタン素材を用いて形成することができ、カバーは、たとえば、レーヨンやポリエステルなどを材料とするニット生地を用いて形成することができる。この点についても、頭支持部20と同様である。
また、図3図4に示すように、背中支持部30は、頭支持部20とは異なり、ほぼ平坦に形成されている。
【0014】
図2に示すように、頭支持部20における第1首支持突起21側(図中、下側)の縁に沿って、第1ファスナ24が設けられている。また、頭支持部20における第2首支持突起22側(第1ファスナ24と反対側)(図中、上側)の縁に沿って、第2ファスナ25が設けられている。第1ファスナ24及び第2ファスナ25は、頭支持部20を構成するカバーの縁に縫い付けられることによって取り付けられている。
また、図2に示すように、背中支持部30の一辺(図中、上側の縁)に沿って、第3ファスナ31が設けられている。第3ファスナ31は、背中支持部30を構成するカバーの縁に縫い付けられることによって取り付けられている。
【0015】
また、第1ファスナ24と第3ファスナ31とは、係合可能とされている。そして、第1ファスナ24と第3ファスナ31とを係合させることによって、頭支持部20に対して背中支持部30を装着可能となっている。
図1図5は、第1ファスナ24と第3ファスナ31とを係合させることによって、頭支持部20に対して背中支持部30を装着した状態を示している。
同様に、第2ファスナ25と第3ファスナ31とは、係合可能とされている。そして、第2ファスナ25と第3ファスナ31とを係合させることによって、頭支持部20に対して背中支持部30を装着可能となっている。
図6図10は、第2ファスナ25と第3ファスナ31とを係合させることによって、頭支持部20に対して背中支持部30を装着した状態を示している。
【0016】
第1ファスナ24と第3ファスナ31との係合を解除し、頭支持部20の上下を逆にして、図6図10に示すように、第2ファスナ25と第3ファスナ31とを係合させる。これにより、第1ファスナ24と第3ファスナ31とを係合させて頭支持部20に背中支持部30を装着したときと、第2ファスナ25と第3ファスナ31とを係合させて頭支持部20に背中支持部30を装着したときとで、背中を支持する部分から首を支持する突起までの高さを異ならせることができる。よって、背中を支持する部分と首を支持する突起との高低差を調整可能にすることができる。
また、図2図7に示すように、頭支持部20の下面(裏面)には、滑り止め26が設けられているとともに、背中支持部30の下面(裏面)にも、滑り止め32が設けられている。そして、これらの滑り止め26、32により、本実施形態に係る寝具10が布団に対して滑らないようにすることができる。
【0017】
また、図11図12に示すように、頭支持部20の第1ファスナ24と背中支持部30の第3ファスナ31とを係合させた状態で、背中支持部30を折りたたんで使用することもできる。
具体的には、頭支持部20の第1ファスナ24と背中支持部30の第3ファスナ31との係合箇所を折り目とし、頭支持部20の下面(裏面)と背中支持部30の下面(裏面)とを向かい合わせるようにして、背中支持部30を折りたたむ。上述したように、背中支持部30の幅は、頭支持部20の幅とほぼ等しく、背中支持部30の奥行きは、頭支持部20の奥行きとほぼ等しい。このため、背中支持部30を折りたたむと、図11図12に示すように、頭支持部20と背中支持部30とがちょうど重なり合う。このとき、頭支持部20の下面(裏面)及び背中支持部30の下面(裏面)に設けられた滑り止め26、32により、頭支持部20が背中支持部30に対して滑らないようにすることができる。そして、背中支持部30の上面(表面)を下向きにして使用する。
【0018】
また、図13図14に示すように、頭支持部20の第2ファスナ25と背中支持部30の第3ファスナ31とを係合させた状態で、背中支持部30を折りたたんで使用することもできる。
具体的には、頭支持部20の第2ファスナ25と背中支持部30の第3ファスナ31との係合箇所を折り目とし、頭支持部20の下面(裏面)と背中支持部30の下面(裏面)とを向かい合わせるようにして、背中支持部30を折りたたむ。このとき、上述したように、頭支持部20と背中支持部30とがちょうど重なり合う。また、頭支持部20の下面(裏面)及び背中支持部30の下面(裏面)に設けられた滑り止め26、32により、頭支持部20が背中支持部30に対して滑らないようにすることができる。そして、背中支持部30の上面(表面)を下向きにして使用する。
【0019】
また、図15図19に示すように、背中支持部30を取り外して頭支持部20のみで使用することもできる。
このように、本実施形態に係る寝具10は、頭支持部20の上下を逆にしたり、背中支持部30を折りたたんだり、背中支持部30を取り外すことにより、首を支持する突起の高さを変えることができ、ひいては布団から首を支持する突起までの高さを調整可能にすることができる。
【符号の説明】
【0020】
10 寝具
20 頭支持部
21 第1首支持突起
22 第2首支持突起
23 凹部
24 第1ファスナ
25 第2ファスナ
26 滑り止め
30 背中支持部
31 第3ファスナ
32 滑り止め

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
【手続補正書】
【提出日】2021-04-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
頭を支持する頭支持部と、
背中を支持する背中支持部と
を備え、
前記頭支持部と前記背中支持部とは、着脱可能とされ、
前記頭支持部の上面には、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第1首支持突起と、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第2首支持突起と
が所定間隔をあけて平行に設けられ、
前記第1首支持突起と前記第2首支持突起とは、高さが異なるように形成され、
前記頭支持部における前記第1首支持突起側の縁に沿って第1ファスナが設けられ、
前記頭支持部における前記第2首支持突起側の縁に沿って第2ファスナが設けられ、
前記背中支持部の一辺に沿って第3ファスナが設けられ、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとは、係合可能とされ、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとは、係合可能とされ、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとを係合させることにより前記頭支持部に対して前記背中支持部を装着可能であり、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとを係合させることにより前記頭支持部に対して前記背中支持部を装着可能であり、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとを係合させた状態において、前記第1ファスナと前記第3ファスナとの係合箇所を折り目として、前記頭支持部の下面と前記背中支持部の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部と前記背中支持部とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとを係合させた状態において、前記第2ファスナと前記第3ファスナとの係合箇所を折り目として、前記頭支持部の下面と前記背中支持部の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部と前記背中支持部とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記背中支持部の下面には、
滑り止めが設けられた領域と、
滑り止めが設けられていない領域と
が設けられ、
前記滑り止めが設けられた領域は、前記第3ファスナが設けられた辺と対向する辺に沿って設けられ、
前記滑り止めが設けられていない領域は、前記第3ファスナが設けられた辺に沿って設けられている
ことを特徴とする寝具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
本発明は、
頭を支持する頭支持部(20)と、
背中を支持する背中支持部(30)と
を備え、
前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とは、着脱可能とされ、
前記頭支持部(20)の上面には、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第1首支持突起(21)と、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第2首支持突起(22)と
が所定間隔をあけて平行に設けられ、
前記第1首支持突起(21)と前記第2首支持突起(22)とは、高さが異なるように形成され、
前記頭支持部(20)における前記第1首支持突起(21)側の縁に沿って第1ファスナ(24)が設けられ、
前記頭支持部(20)における前記第2首支持突起(22)側(前記第1ファスナ(24)と反対側)の縁に沿って第2ファスナ(25)が設けられ、
前記背中支持部(30)の一辺に沿って第3ファスナ(31)が設けられ、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とは、係合可能とされ、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とは、係合可能とされ、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とを係合させることにより前記頭支持部(20)に対して前記背中支持部(30)を装着可能であり、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とを係合させることにより前記頭支持部(20)に対して前記背中支持部(30)を装着可能であり、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とを係合させた状態において、前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)との係合箇所を折り目として、前記頭支持部(20)の下面と前記背中支持部(30)の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とを係合させた状態において、前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)との係合箇所を折り目として、前記頭支持部(20)の下面と前記背中支持部(30)の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記背中支持部(30)の下面には、
滑り止め(32)が設けられた領域と、
滑り止め(32)が設けられていない領域と
が設けられ、
前記滑り止め(32)が設けられた領域は、前記第3ファスナ(31)が設けられた辺と対向する辺に沿って設けられ、
前記滑り止め(32)が設けられていない領域は、前記第3ファスナ(31)が設けられた辺に沿って設けられている
ことを特徴とする。
【手続補正書】
【提出日】2021-08-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
頭を支持する頭支持部と、
背中を支持する背中支持部と
を備え、
前記頭支持部と前記背中支持部とは、着脱可能とされ、
前記頭支持部の上面には、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第1首支持突起と、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第2首支持突起と
が所定間隔をあけて平行に設けられ、
前記第1首支持突起と前記第2首支持突起とは、高さが異なるように形成され、
前記頭支持部における前記第1首支持突起側の縁に沿って第1ファスナが設けられ、
前記頭支持部における前記第2首支持突起側の縁に沿って第2ファスナが設けられ、
前記背中支持部の一辺に沿って第3ファスナが設けられ、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとは、係合可能とされ、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとは、係合可能とされ、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとを係合させることにより前記頭支持部に対して前記背中支持部を装着可能であり、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとを係合させることにより前記頭支持部に対して前記背中支持部を装着可能であり、
前記第1ファスナと前記第3ファスナとを係合させた状態において、前記第1ファスナと前記第3ファスナとの係合箇所を折り目として、前記頭支持部の下面と前記背中支持部の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部と前記背中支持部とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記第2ファスナと前記第3ファスナとを係合させた状態において、前記第2ファスナと前記第3ファスナとの係合箇所を折り目として、前記頭支持部の下面と前記背中支持部の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部と前記背中支持部とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記背中支持部の下面には、
滑り止めが設けられた領域(以下、「滑り止め設置領域」という。)と、
滑り止めが設けられていない領域(以下、「滑り止め不設置領域」という。)
が設けられ、
前記滑り止め設置領域は、単一のものであって、前記第3ファスナが設けられた辺と対向する辺に沿って設けられ、
前記滑り止め不設置領域は、前記第3ファスナが設けられた辺に沿って設けられ
前記第1ファスナと前記第3ファスナとを係合させ、前記第1ファスナと前記第3ファスナとの係合箇所を折り目とし、前記頭支持部の下面と前記背中支持部の下面とを向かい合わせて、前記頭支持部と前記背中支持部とを重ね合わせたとき、及び前記第2ファスナと前記第3ファスナとを係合させ、前記第2ファスナと前記第3ファスナとの係合箇所を折り目とし、前記頭支持部の下面と前記背中支持部の下面とを向かい合わせて、前記頭支持部と前記背中支持部とを重ね合わせたときのいずれにおいても、前記背中支持部の下面に設けられた前記滑り止め設置領域は、前記頭支持部の下面において前記第2ファスナ側の辺に沿って設けられた単一の滑り止め設置領域の少なくとも一部と重なり合うように構成されている
ことを特徴とする寝具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
本発明は、
頭を支持する頭支持部(20)と、
背中を支持する背中支持部(30)と
を備え、
前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とは、着脱可能とされ、
前記頭支持部(20)の上面には、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第1首支持突起(21)と、
首を支持する突起であって一方の側部から他方の側部まで至る第2首支持突起(22)と
が所定間隔をあけて平行に設けられ、
前記第1首支持突起(21)と前記第2首支持突起(22)とは、高さが異なるように形成され、
前記頭支持部(20)における前記第1首支持突起(21)側の縁に沿って第1ファスナ(24)が設けられ、
前記頭支持部(20)における前記第2首支持突起(22)側(前記第1ファスナ(24)と反対側)の縁に沿って第2ファスナ(25)が設けられ、
前記背中支持部(30)の一辺に沿って第3ファスナ(31)が設けられ、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とは、係合可能とされ、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とは、係合可能とされ、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とを係合させることにより前記頭支持部(20)に対して前記背中支持部(30)を装着可能であり、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とを係合させることにより前記頭支持部(20)に対して前記背中支持部(30)を装着可能であり、
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とを係合させた状態において、前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)との係合箇所を折り目として、前記頭支持部(20)の下面と前記背中支持部(30)の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とを係合させた状態において、前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)との係合箇所を折り目として、前記頭支持部(20)の下面と前記背中支持部(30)の下面とを向かい合わせるようにして、前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とを重ね合わせて使用することが可能であり、
前記背中支持部(30)の下面には、
滑り止め(32)が設けられた領域(以下、「滑り止め設置領域」という。)と、
滑り止め(32)が設けられていない領域(以下、「滑り止め不設置領域」という。)
が設けられ、
前記滑り止め設置領域は、単一のものであって、前記第3ファスナ(31)が設けられた辺と対向する辺に沿って設けられ、
前記滑り止め不設置領域は、前記第3ファスナ(31)が設けられた辺に沿って設けられ
前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)とを係合させ、前記第1ファスナ(24)と前記第3ファスナ(31)との係合箇所を折り目とし、前記頭支持部(20)の下面と前記背中支持部(30)の下面とを向かい合わせて、前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とを重ね合わせたとき、及び前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)とを係合させ、前記第2ファスナ(25)と前記第3ファスナ(31)との係合箇所を折り目とし、前記頭支持部(20)の下面と前記背中支持部(30)の下面とを向かい合わせて、前記頭支持部(20)と前記背中支持部(30)とを重ね合わせたときのいずれにおいても、前記背中支持部(30)の下面に設けられた前記滑り止め設置領域は、前記頭支持部(20)の下面において前記第2ファスナ(25)側の辺に沿って設けられた単一の滑り止め設置領域の少なくとも一部と重なり合うように構成されている
ことを特徴とする。