(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022089402
(43)【公開日】2022-06-16
(54)【発明の名称】スライド扉用ロック解除ハンドル装置
(51)【国際特許分類】
E05C 1/06 20060101AFI20220609BHJP
E05B 83/16 20140101ALI20220609BHJP
B65F 3/00 20060101ALN20220609BHJP
【FI】
E05C1/06 B
E05C1/06 E
E05B83/16 J
B65F3/00 D
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020201775
(22)【出願日】2020-12-04
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-04-01
(71)【出願人】
【識別番号】000108708
【氏名又は名称】タキゲン製造株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078950
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 忠
(72)【発明者】
【氏名】山本 高千代
【テーマコード(参考)】
2E250
3E024
【Fターム(参考)】
2E250HH06
2E250JJ42
2E250KK01
2E250LL05
2E250MM01
2E250PP11
3E024AA01
3E024DC02
3E024FA04
(57)【要約】
【課題】スライド方向の両端においてロックされるスライド扉に用いられるロック解除ハンドル装置を提供する。
【解決手段】ロック解除ハンドル装置100は、扉Dに固定されるケーシング110と、これにハンドル軸123で枢支されるハンドル部材120と、ケーシング110にレバー軸132で枢支されるレバー部材130とを具備する。ハンドル部材120は、ケーシング110の外側から手を掛けて中央のロック位置とその両側の第1及び第2の解除位置との間を回動できる。レバー部材130は、ハンドル部材120に連動してロック位置と解除位置との間を回動し、ロック位置に付勢される。レバー部材130の当接部133は、ハンドル部材120の第1又は第2の解除位置への回動時に、これに押されてレバー部材130を解除位置へ回動させ、解除位置においてデッドボルト211によるロックを解除する。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
両端部にストッパを有する枠体の当該ストッパ間を当該枠体に沿ってスライドし、スライド方向の両端において前記ストッパに自動的に係合するデッドボルトを有するスライド扉用のロック解除ハンドル装置であって、
扉に固定されるケーシングと、
当該ケーシング内において前記扉のスライド面と平行でスライド方向と直交方向のハンドル軸により枢支され前記ケーシングの外側から手を掛けて中央のロック位置とその両側の第1及び第2の解除位置との間を所定角度回動させることができるハンドル部材と、
前記ケーシング内において前記扉のスライド面と平行で前記ハンドル軸と直交方向のレバー軸により枢支され、当該ハンドル部材に連動してロック位置と解除位置との間を回動自在で、ロック位置に付勢され、かつ解除位置において前記デッドボルトを前記ストッパに対して非係合位置に配置するように当該デッドボルトに連結されるレバー部材とを具備し、
前記レバー部材は、当接部を具備し、前記ハンドル部材が第1又は第2の解除位置へ回動時に前記当接部が前記ハンドル部材に押圧されて前記レバー部材を解除位置へ回動させるように構成されることを特徴とするスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項2】
前記ハンドル部材は、前記ケーシングの外側に配置される操作部と、前記ケーシングの内側において前記ハンドル軸を中心として対称位置に配置される一対の押圧部とを具備し、当該押圧部は、前記ハンドルの第1又は第2の解除位置への回動時に前記レバーの当接部を押圧して前記レバーを解除位置へ回動させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項3】
前記レバー部材は、前記レバー軸に枢支されるレバー本体と、当該レバー本体に設けられる前記当接部とを具備し、
前記レバー軸から離れた位置においてこれと平行に前記レバー本体を貫通し、当該レバー本体から両端部が突出するように設けられたスライドピンの両端部が前記当接部を構成することを特徴とする請求項1に記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項4】
前記前記ケーシングの内側には、前記スライドピンの両端面を摺動させる平板状の一対のガイド壁が形成されることを特徴とする請求項3に記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項5】
前記スライド扉が、左右両端部にストッパを有する枠体の当該ストッパ間を当該枠体に沿って左右にスライドし、スライド方向の両端において前記ストッパに自動的に係合するデッドボルトを有するスライド扉であることを特徴とする請求項ないし4のいずれかに記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項6】
前記スライド扉が、上下両端部にストッパを有する枠体の当該ストッパ間を当該枠体に沿って上下にスライドし、スライド方向の両端において前記ストッパに自動的に係合するデッドボルトを有する塵芥収集車のテールゲート用スライド扉であることを特徴とする請求項ないし4のいずれかに記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スライド方向の両端において枠体のストッパに自動的に係合するデッドボルトを有する両引き型のスライド扉用ロック解除ハンドル装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、塵芥収集車は、塵芥投入箱の後部の投入口を開閉するカバー部材(スライド扉)を備えている。このスライド扉は、塵芥投入箱の左右両側壁に設けられた枠体に沿って上下方向にスライド可能に設けられ、後面には、これをスライド操作するためのハンドルが設けられている。このハンドルを持ち上げてスライド扉を上位置までスライドさせると、投入口が開放され、開放位置からハンドルを引き下げてスライド扉を下位置までスライドさせると、投入口が閉鎖される。
【0003】
このような塵芥収集車は、スライド扉が上位置及び下位置においてスライドするのを規制するロック装置を備えている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたロック装置は、スライド扉に対して車幅方向に進退自在に取り付けられたロックピン(デッドボルト)と、このデッドボルトを常に車幅方向外側へ突出付勢させる付勢部材と、塵芥投入箱の側壁の下部に設けられた下係合部(ストッパ)と、側壁の上部に設けられた上係合部(ストッパ)とを備えている。
【0004】
デッドボルトは、スライド扉を上位置までスライドさせたときに、付勢部材の付勢力により車幅方向外側に突出して自動的に上係合部に係合し、スライド扉が下側へスライドするのを規制する。また、デッドボルトは、スライド扉を下位置までスライドさせたとき、付勢部材の付勢力により車幅方向外側に突出して自動的に下係合部に係合し、スライド扉が上側へスライドするのを規制する。
【0005】
ロック装置によるスライド扉のスライド規制を解除する操作を容易に行うため、ハンドルによりスライド扉を押し上げ又は引き下げる操作と連動して、スライド規制を解除するようになっている。すなわち、デッドボルトは、伝達手段を介してハンドルに連結されており、ハンドルを上側または下側へ回動操作することで、デッドボルトが付勢部材の付勢力に抗して車幅方向内側へ退避するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、塵芥収集車のスライド扉のような、スライド方向の両端において枠体のストッパに自動的に係合するデッドボルトを有するスライド扉に用いられるロック解除ハンドル装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以下の説明において添付図面の符号を参照するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、本発明のロック解除ハンドル装置100は、扉Dに固定されるケーシング110と、ケーシング110内において扉Dのスライド面と平行でスライド方向と直交方向のハンドル軸123により枢支されケーシング110の外側から手を掛けて中央のロック位置とその両側の第1及び第2の解除位置との間を所定角度回動させることができるハンドル部材120と、ケーシング110内において扉Dのスライド面と平行でハンドル軸123と直交方向のレバー軸132により枢支されハンドル部材120に連動してロック位置と解除位置との間を回動自在でロック位置に付勢されるレバー部材130とを具備する。レバー部材130は、当接部133を具備し、ハンドル部材120の第1又は第2の解除位置への回動時に、当接部133がハンドル部材120に押圧されて解除位置へ回動する。レバー部材130は、解除位置においてデッドボルト211をストッパ222に対して係合解除位置に配置するようにデッドボルト211に連結される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スライド方向の両端において自動的にロックされる両引き型のスライド扉に用いられる構造簡易で小型、堅牢なロック解除ハンドル装置を安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明のスライド扉用ロック解除ハンドル装置を塵芥収集車後部の塵芥投入口を開閉するスライド扉に適用した実施形態を示す概略説明図である。
【
図2】
図1のスライド扉用ロック解除ハンドル装置の斜視図であり、(A)はロック状態、(B)はロック解除状態を示す。
【
図3】
図1のスライド扉用ロック解除ハンドル装置の一部の斜視図である。
【
図4】
図1のスライド扉用ロック解除ハンドル装置の一部の分解斜視図である。
【
図5】
図1のスライド扉用ロック解除ハンドル装置の側面図である。
【
図6】
図1のスライド扉用ロック解除ハンドル装置の平面図である。
【
図7】
図1のスライド扉用ロック解除ハンドル装置の背面図である。
【
図10】
図7のX-X断面図であり、(A)はロック状態、(B)はロック解除状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1に示すように、塵芥収集車の後部投入口を開閉するスライド扉Dは、塵芥投入箱の左右両側壁に設けられた枠体Fに沿って上下方向にスライド可能に設けられる。扉Dの後面には、扉Dを上又は下へスライド操作するための、本発明のロック解除ハンドル装置100が設けられる。また、塵芥投入箱は、スライド扉Dが上位置及び下位置においてスライドするのを規制するロック装置200を備えている。
【0012】
ロック装置200は、スライド扉Dに対して車幅方向に進退自在に取り付けられたデッドボルト211と、このデッドボルト211を常にスライド扉Dの車幅方向外側へ突出付勢させる付勢部材212と、塵芥投入箱の枠体Fの下部に設けられた下部ストッパ221と、上部に設けられた上部ストッパ222とを備えている。
【0013】
図1,2に示すように、スライド扉Dが閉じている下位置から、ロック解除ハンドル装置100のハンドル部材120を第1の解除位置へ持ち上げると、レバー部材130が解除位置へ回動し、伝動機構213を介してデッドボルト211が解除位置に引き込まれ、下部ストッパ221との係合が解かれる。そのままスライド扉Dを上位置(開放位置)までスライドさせることにより、投入口を開放し、上位置付近でハンドル部材120から手を離すとデッドボルト211が上部ストッパ222に係合し、扉Dは開放状態で保持される。開放位置からハンドル部材120を第2の解除位置へ引き下げると、レバー部材130が解除位置へ回動し、伝動機構213を介してデッドボルト211が解除位置に引き込まれ、上部ストッパ221との係合が解かれる。そのままスライド扉Dを下位置(閉鎖位置)までスライドさせると、投入口が閉鎖され、デッドボルト211が下部ストッパ221に係合して扉Dが閉鎖状態で保持される。
【0014】
図3ないし
図10についてロック解除ハンドル装置100について説明する。ロック解除ハンドル装置100は、扉Dに固定されるケーシング110と、ケーシング110に枢支されるハンドル部材120と、ハンドル部材120に連動してロック位置と解除位置との間を回動自在のレバー部材130とを具備する。
【0015】
ハンドル部材120は、ケーシング110内において扉Dのスライド面と平行でスライド方向と直交方向のハンドル軸123(
図8~10)により枢支される。ハンドル部材120は、ケーシング110の外側から手を掛けて中央のロック位置(
図10(A))とその両側の第1及び第2の解除位置(
図10(B))との間を、ハンドル軸123を中心に所定角度回動させることができる。
【0016】
レバー部材130は、ケーシング110内において、扉Dのスライド面と平行でハンドル軸123と直交方向のレバー軸132により枢支され、ハンドル部材120に連動してロック位置(
図8における実線)と解除位置(
図8における仮想線)との間を回動自在であり、またばね135により、ロック位置に付勢される。
【0017】
レバー部材130は、ハンドル部材120との当接部132を具備する。ハンドル部材120が第1又は第2の解除位置へ回動する時に、当接部132がハンドル部材120に押圧されてレバー部材120が解除位置へ回動し、ワイヤ等の伝動機構213を介して
図1に示すデッドボルト211をストッパ222に対して仮想線で示す非係合位置に配置する。
【0018】
ケーシング110は、スライド扉Dへの取り付け側(内側)に開放した箱状の本体111と、当該開放部を閉じる蓋体112とを具備する。
【0019】
ケーシング本体111は、外側の側壁にハンドル部材120を揺動自在に受け入れる開口113を有し、開口113の内側には、ハンドル部材120とレバー部材130を互いに連動するように受け入れる支持空間114を有する
【0020】
図10によく示すように、ハンドル部材120は、ケーシング110の外側に配置される操作部121と、ケーシング本体111の開口113を通して支持空間114内へ挿入される支持部122とを具備し、支持部122においてハンドル軸123で支持空間114内に枢支される。支持部122は、内方端に、ハンドル軸123を中心として対称位置に突出する第1及び第2の一対の押圧部124,125を具備する。押圧部124,125は、
図10(B)に示すハンドル部材120の第1又は第2の解除位置への回動時に、レバー部材130の当接部133を押圧してレバー部材130を解除位置へ回動させる。
【0021】
レバー部材130は、ケーシング本体111の支持空間114内において基端側がレバー軸132に枢支されるレバー本体131と、これに設けられる当接部133とを具備する。
【0022】
レバー本体131は、先端側がケーシング本体111の蓋体112に設けられた開口116から外側へ揺動自在に延出し、先端部に、デッドボルト211に接続されるワイヤ等の伝動機構213が接続される。
【0023】
当接部133は、スライドピン134で構成される。スライドピン134は、レバー本体131の基端側においてレバー軸132から離れた位置で、レバー軸132と平行にレバー本体131を貫通する。スライドピン134は、両端部が、ハンドル部材120の押圧部124,125に対向するように設けられる。スライドピン134の両端面は、ケーシング本体111の支持空間114の両側に平行に対向する一対の平板状のガイド壁部115の内側面を円弧状に摺動するように配置される。
【0024】
レバー本体131とケーシング110との間には、付勢ばね135が介設される。付勢ばね135は、レバー軸132に巻かれ、一端132aが蓋体112の開口縁部に係止され、他端がスライドピン134に係止される。したがって、レバー本体131は、付勢ばね135によって、ロック位置に付勢され、またこれと共にハンドル部材130がロック位置に付勢される。
【0025】
したがって、
図10(A)においてロック位置にあるハンドル部材130が上方の第1の解除位置へ押し上げられると、ハンドル軸123を中心に回動して第1の押圧部124がスライドピン134の上端側に当接してこれを押し動かす。これにより、レバー部材130がレバー軸132を中心に解除位置へ回動し、デッドボルト211によるロックが解除され、スライド扉Dの開放が可能となる。また、同様に、ハンドル部材130が下方の第2の解除位置へ押し上げられると、第2の押圧部125がスライドピン134の下端側に当接してこれを押し動かし、レバー部材130が解除位置へ回動し、スライド扉Dの閉鎖が可能となる。
【0026】
なお、図示しないが、左右方向にスライドして開口部を開閉するスライド扉Dにも本発明のロック解除ハンドル装置100を適用することができる。
【符号の説明】
【0027】
100 ロック解除ハンドル装置
110 ケーシング
111 ケーシング本体
112 蓋体
113 開口
114 支持空間
115 ガイド壁
116 開口
120 ハンドル部材
121 操作部
122 支持部
123 ハンドル軸
124 第1の押圧部
125 第2の押圧部
130 レバー部材
131 レバー本体
132 レバー軸
133 当接部
134 スライドピン
135 付勢ばね
200 ロック装置
211 デッドボルト
212 付勢部材
213 伝動機構
D スライド扉
F 枠体
【手続補正書】
【提出日】2022-02-03
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
両端部にストッパを有する枠体の当該ストッパ間を当該枠体に沿ってスライドし、スライド方向の両端において前記ストッパに自動的に係合するデッドボルトを有するスライド扉用のロック解除ハンドル装置であって、
扉に固定されるケーシングと、
当該ケーシング内において前記扉のスライド面と平行でスライド方向と直交方向のハンドル軸により枢支され前記ケーシングの外側から手を掛けて中央のロック位置とその両側の第1及び第2の解除位置との間を所定角度回動させることができるハンドル部材と、
前記ケーシング内において前記扉のスライド面と平行で前記ハンドル軸と直交方向のレバー軸により枢支され、当該ハンドル部材に連動してロック位置と解除位置との間を回動自在で、ロック位置に付勢され、かつ解除位置において前記デッドボルトを前記ストッパに対して非係合位置に配置するように当該デッドボルトに連結されるレバー部材とを具備し、
前記レバー部材は、当接部を具備し、前記ハンドル部材が第1又は第2の解除位置へ回動時に前記当接部が前記ハンドル部材に押圧されて前記レバー部材を解除位置へ回動させるように構成されることを特徴とするスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項2】
前記ハンドル部材は、前記ケーシングの外側に配置される操作部と、前記ケーシングの内側において前記ハンドル軸を中心として対称位置に配置される一対の押圧部とを具備し、当該押圧部は、前記ハンドルの第1又は第2の解除位置への回動時に前記レバーの当接部を押圧して前記レバーを解除位置へ回動させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項3】
前記レバー部材は、前記レバー軸に枢支されるレバー本体と、当該レバー本体に設けられる前記当接部とを具備し、
前記レバー軸から離れた位置においてこれと平行に前記レバー本体を貫通し、当該レバー本体から両端部が突出するように設けられたスライドピンの両端部が前記当接部を構成することを特徴とする請求項1に記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項4】
前記前記ケーシングの内側には、前記スライドピンの両端面を摺動させる平板状の一対のガイド壁が形成されることを特徴とする請求項3に記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項5】
前記スライド扉が、左右両端部にストッパを有する枠体の当該ストッパ間を当該枠体に沿って左右にスライドし、スライド方向の両端において前記ストッパに自動的に係合するデッドボルトを有するスライド扉であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。
【請求項6】
前記スライド扉が、上下両端部にストッパを有する枠体の当該ストッパ間を当該枠体に沿って上下にスライドし、スライド方向の両端において前記ストッパに自動的に係合するデッドボルトを有する塵芥収集車のテールゲート用スライド扉であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスライド扉用ロック解除ハンドル装置。