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  • 特開-仮設紐結束部付土のう袋 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022089724
(43)【公開日】2022-06-16
(54)【発明の名称】仮設紐結束部付土のう袋
(51)【国際特許分類】
   E04G 21/28 20060101AFI20220609BHJP
【FI】
E04G21/28 Z
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020212958
(22)【出願日】2020-12-04
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-02-09
(71)【出願人】
【識別番号】519299393
【氏名又は名称】株式会社光岡組
(72)【発明者】
【氏名】光岡 政勝
(57)【要約】      (修正有)
【課題】何人でも容易に、紐により土のう袋と他の物品とを連結させて固定できる土のう袋を提供する。
【解決手段】補強材を付するタグに結束部を有する仮設紐結束部付土のう袋であって、前記タグに、略三角形状に設けた構造のハトメ4、6、5に紐の先端部を接続して、前記紐を三角形状の頂点4と6の中間に位置する紐の下部に、先端部紐を交差させることにより、他の固定する物方向に張力が掛かることにより、交差部の下部に位置する先端の紐が密着される構造より簡便に紐の結束力が高まる事を特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンカー用の土のう袋であって、土のう袋の側面に、少なくとも1つのタグを設け、前記タグには少なくとも1つのハトメを設けたことを特徴とする土のう袋。
【請求項2】
前記タグが、補強材2を介し略台形の形状をしていることを特徴とする請求項1記載の土のう袋。
【請求項3】
前記タグが、前記ハトメを3つ設けたことを特徴とする、請求項1または請求項2記載の土のう袋。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、養生シート等容易に動く物品の固定用として使用する土のう袋に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の土のう袋に土等を入れた災害における、屋根の養生シート等における防風対策において、土のう袋そのものを屋根の上に置くだけの設置が多い。
また、土のう袋を連結するとしても、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結をさせるという方法を採っていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
土のう袋そのものを屋根に置くだけの設置では、土のう袋が滑る可能性が高く、最悪の場合は落下するという事故に発展する危険性がある。
一方、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結させる場合は、紐等の取扱いに慣れた人しか出来ない。即ち、紐の取り扱いの素人が連結させた場合は縛りが緩みやすく連結が外れてしまうという結果となる。
本発明は、上記課題に鑑み、何人でも容易に土のう袋を固定できることを目的として開発された。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意開発を行った。
その結果、第一の手段は、アンカー用の土のう袋であって、土のう袋の側面に、少なくとも1つのタグを設け、前記タグには少なくとも1つのハトメを設けたことを特徴とする土のう袋を提供する。
第二の手段は、前記タグが、補強材2を介し略台形の形状をしていることを特徴とする第一手段順を有する土のう袋を提供する。
第三の手段は、前記タグが、前記ハトメを3つ設けたことを特徴とする、第一の手段または第二の手段に記載の土のう袋を提供する。
ハトメは紐を通す穴に付する金属製の補強材。
【発明の効果】
【0005】
本発明品を使用することで、何人でも容易に物品を固定(移動できないこと)することができるようになった。
例えば、災害等における屋根のシート養生において、シートの防風対策に土のう袋等の設置における土のう袋にタグ3、ハトメ4,5、6を取り付けた事により、紐等の連結が容易になり、また養生シートの端部の固定においても土のう袋をアンカーを目的とする位置に設置し、その間を紐により連結する事がタグ3、ハトメ4,5、6を使用する事により、紐による連結が簡便に出来るようになった。
【発明を実施する為の形態】
【0006】
土のう袋に付する補強材形状(図1の2参照)は略円形及び、略長方形にて略材質の布を、等倍の布を折り返し中に一枚布を入れた三層構造とし縫い合わせ、土のう袋に縫い付けた事により(図3の7参照)、強度が保たれている構造として、タグ3については上記記載の布を折り返し縫い合わせ、8、ハトメ4,5、6を取付けた補強材及び土のう袋に縫い付けた構造(図1および図3の7参照)。
【産業上の利用可能性】
【0007】
従来の土のう袋に土等を入れた状態において、災害における屋根のシート養生の防風対策における土のう袋等の紐における連結には、土のう袋の口紐を絞り込む部分にしか連結が出来ず、紐の取り扱いに慣れた者しか出来ない。土のう袋にタグ3.ハトメ4,5、6を取付けた事により、連結が容易となり、作業効率が上がり安全性も高まる。図2参照。
【符号の説明】
【0008】
1. 土のう袋
2. 補強材
3. タグ
4. ハトメ4A
5. ハトメ5B
6. ハトメ5C
7. 縫い付け
8. 縫い合わせ
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2021-03-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、養生シート等容易に動く物品の固定用として使用する土のう袋に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の土のう袋に土等を入れた災害における、屋根の養生シート等における防風対策において、土のう袋そのものを屋根の上に置くだけの設置が多い。
また、土のう袋を連結するとしても、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結をさせるという方法を採っていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
土のう袋そのものを屋根に置くだけの設置では、土のう袋が滑る可能性が高く、最悪の場合は落下するという事故に発展する危険性がある。
一方、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結させる場合は、紐等の取扱いに慣れた人しか出来ない。即ち、紐の取り扱いの素人が連結させた場合は縛りが緩みやすく連結が外れてしまうという結果となる。
本発明は、上記課題に鑑み、何人でも容易に土のう袋を固定できることを目的として開発された。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意開発を行った。
その結果、第一の手段は、アンカー用の土のう袋であって、土のう袋の側面に、少なくとも1つのタグを設け、前記タグには少なくとも1つのハトメを設けたことを特徴とする土のう袋を提供する。
第二の手段は、前記タグが、補強材2を介し略台形の形状をしていることを特徴とする第一手段順を有する土のう袋を提供する。
第三の手段は、前記タグが、前記ハトメを3つ設けたことを特徴とする、第一の手段または第二の手段に記載の土のう袋を提供する。
ハトメは紐を通す穴に付する金属製の補強材。
【発明の効果】
【0005】
本発明品を使用することで、何人でも容易に物品を固定(移動できないこと)することができるようになった。

例えば、災害等における屋根のシート養生において、シートの防風対策に土のう袋等の設置における土のう袋にタグ3、ハトメ4,5、6を取り付けた事により、紐等の連結が容易になり、また養生シートの端部の固定においても土のう袋をアンカーを目的とする位置に設置し、その間を紐により連結する事がタグ3、ハトメ4,5、6を使用する事により、紐による連結が簡便に出来るようになった。
【発明を実施する為の形態】
【0006】
土のう袋に付する補強材形状(図1の2参照)は略円形及び、略長方形にて略材質の布を、等倍の布を折り返し中に一枚布を入れた三層構造とし縫い合わせ、土のう袋に縫い付けた事により(図3の7参照)、強度が保たれている構造として、タグ3については上記記載の布を折り返し縫い合わせ、8、ハトメ4,5、6を取付けた補強材及び土のう袋に縫い付けた構造(図1および図3の7参照)。
【産業上の利用可能性】
【0007】
従来の土のう袋に土等を入れた状態において、災害における屋根のシート養生の防風対策における土のう袋等の紐における連結には、土のう袋の口紐を絞り込む部分にしか連結が出来ず、紐の取り扱いに慣れた者しか出来ない。土のう袋にタグ3.ハトメ4,5、6を取付けた事により、連結が容易となり、作業効率が上がり安全性も高まる。図2参照。
【符号の説明】
【0008】
1. 土のう袋
2. 補強材
3. タグ
4. ハトメ4A
5. ハトメ5B
6. ハトメ5C
7. 縫い付け
8. 縫い合わせ
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】全体図。全体図は、土のう袋の左右にタグ3を設置し、前記のタグに4A,5B、5Cのハトメを付けた状況を示した図。
図2】拡大図。拡大図は、タグ3に付する4A,5B、5Cのハトメを使用して、紐等で結束した状況図。
図3】断面図。断面図は、1の土のう袋に、2の補強材を介し、タグ3を縫い付け(7参照)、左記タグを縫い合わせ(8参照)、上記タグに付する4A,5Bハトメの設置状況図。
【手続補正書】
【提出日】2021-07-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来の土のう袋では、土砂を袋に入れる投込口を、紐で結束する構造となっているため、土のう袋と土のう袋を控え紐にて連結、及び対象物を控え紐における固定作業において、控え紐の結束箇所が無く、本発明は略土のう袋において補強材を付するタグに略ハトメを三角形状に4、6、5に具設した結束部を有する仮設紐結束部付土のう袋。
【請求項2】
前記タグにおける略ハトメ4、6、5設置において、紐の張力を複数の略ハトメ6、5設置より紐の接続部における張力が分散される機能を有する事により、結束が高まることを特徴とする。
【請求項3】
前記タグに、略三角形状4,6、5を設けた構造のハトメに紐の先端部を4、6、5に接続して、前記紐を三角形状の頂点4と6の中間に位置する紐の下部に、先端部紐を交差させることにより、他の固定する物10方向に張力が掛かることにより、交差部(11)の下部に位置する先端の紐が密着される構造より簡便に紐の結束力が高まる事を特徴とする略三角形状の接続部。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、養生シート等容易に動く物品を控え紐(以下紐)を使用し、土のう袋に簡便に結束できる仮設紐結束部付土のう袋に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の土のう袋に土等を入れた災害における、屋根の養生シート等における防風対策において、土のう袋そのものを屋根の上に置くだけの設置が多い。
また、土のう袋を紐にて連結するとしても、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結をさせるという方法を採っていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
土のう袋そのものを屋根に置くだけの設置では、土のう袋が滑る可能性が高く、最悪の場合は落下するという事故に発展する危険性がある。
一方、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結させる場合は、紐等の取扱いに慣れた人しか出来ない。即ち、紐の取り扱いの素人が紐にて連結させた場合は縛りが緩みやすく連結が外れてしまうという結果となる。
本発明は、上記課題に鑑み、何人でも容易に土のう袋を紐にて固定できることを目的として開発された。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意開発を行った。
第一手段は、略土のう袋において補強材2を付するタグ3に略ハトメを三角形状4、6、5具設した結束部を有する事により、紐の結束がより簡便にできる仮設紐結束部付土のう袋を提供する物である。
第二の手段は、前記タグにおける略ハトメ4、6、5設置において、紐の張力を複数の略ハトメ6、5設置より紐の接続部における張力が分散される機能を有する事により、結束が高まることを特徴とする。
第三の手段は、前記タグが、タグに付するハトメ4,6、5を略三角形状に設ける構成にすることにより、紐の結束状況において紐の先端部を4の下部から通し、6の上部から通し、タグ下部を経て5下部より上部に通し、紐の先端を4,6間紐の下部を通した事により、前記紐が交差したことにより、略三角形状になり、6及び5の紐の接続部の角度が略120度以上になり、紐における角度が抵抗力となる。紐に張力が掛かる事により、交差部における上部紐において、タグ上面に密着力が働き、その事は交着部の下部紐において、抵抗力が高まるその構成において、結束が簡便に出来る事を特徴とする〔図2〕参照。
【発明の効果】
【0005】
本発明品を使用することで、何人でも容易に物品を固定(移動できないこと)することができるようになった。
例えば、災害等における屋根のシート養生において、シートの防風対策に土のう袋等の設置における土のう袋にタグ3、ハトメ4,6、5を略三角形状に取り付けた事により、紐等の連結が容易になり、また養生シートの端部の固定においても仮設紐結束部付土のう袋(固定体)を目的とする位置に設置し、その間を紐により連結する事がタグ3、ハトメ4,6、5を使用する事により、紐による連結が簡便に出来るようになった。
【発明を実施する為の形態】
【0006】
土のう袋に付する補強材形状(図1の2参照)は略円形及び、略長方形にて略材質の布を、等倍の布を折り返し中に一枚布を入れた三層構造とし縫い合わせ、土のう袋に縫い付けた事により(図3の7参照)、強度が保たれている構造として、タグ3については上記記載の布を折り返し縫い合わせ、8、ハトメ4,6、5を略三角形状に取付け補強材及び土のう袋に縫い付けた構造(図1および図3の7参照)。
【産業上の利用可能性】
【0007】
従来の土のう袋に土等を入れた状態において、災害における屋根のシート養生の防風対策における土のう袋等の紐における連結には、土のう袋の口紐を絞り込む部分にしか連結が出来ず、紐の取り扱いに慣れた者しか出来ない。土のう袋にタグ3.ハトメ4,6、5略三角形状を取付けた事により、紐の連結が容易となり、作業効率が上がり安全性も高まる。また控え杭等が打込不可の仮設テントの設置にも利用できる。図2参照。
【符号の説明】
【0008】
1 土のう袋
2 補強材
3 タグ
4 ハトメ4A
5 ハトメ5B
6 ハトメ5C
7 縫い付け
8 縫い合わせ
10 他の固定する物へ
11 交差部
12 紐の動きを止めるハトメ
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】全体図。全体図は、土のう袋の左右にタグ3を設置し、前記のタグに4,6、5のハトメを付けた状況を示した図。
図2控え紐の結束状況図。拡大図は、タグ3に付するハトメを略三角形状に設置し、4,6、5のハトメを使用して、10、11、12記載の紐等で結束した状況図。
図3】断面図。断面図は、1の土のう袋に、2の補強材を介し、タグ3を縫い付け(7参照)、左記タグを縫い合わせ(8参照)、上記タグに付する4,5ハトメの設置状況図。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2021-08-04
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来の土のう袋に土等を入れた災害における、屋根の養生シート等における防風対策において、土のう袋そのものを屋根の上に置くだけの設置が多い。
また、土のう袋を紐にて連結するとしても、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結をさせるという方法を採っていた。
本発明は略土のう袋に付するタグに略ハトメを略三角形状に4、6、5に具設した構造の結束部を有する仮設紐結束部付土のう袋。
【請求項2】
前記タグに、略三角形状4、6、5に設けた構造のハトメに紐の先端部を4、6、5に接続して、前記紐を三角形状の頂点4と6の中間に位置する紐の下部に、先端部紐を交差させることにより、他の固定する方向に張力が掛かることにより、交差部の下部に位置する先端の紐が密着される構造により、簡便に紐の結束力が高まる事を特徴とする略三角形状の接続部。〔図2参照〕
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、養生シート等の容易に動く物を紐を使用し、土のう袋に簡便に結束できる仮設紐結束部付土のう袋に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の土のう袋に土等を入れた災害における、屋根の養生シート等における防風対策において、土のう袋そのものを屋根の上に置くだけの設置が多い。
また、土のう袋を紐にて連結するとしても、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結をさせるという方法を採っていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
土のう袋そのものを屋根に置くだけの設置では、土のう袋が滑る可能性が高く、最悪の場合は落下するという事故に発展する危険性がある。
一方、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結させる場合は、紐等の取扱いに慣れた人しか出来ない。即ち、紐の取り扱いの素人が紐にて連結させた場合は縛りが緩みやすく連結が外れてしまうという結果となる。
本発明は、上記課題に鑑み、何人でも容易に土のう袋を紐にて固定できることを目的として開発された。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意開発を行った。
第一手段は、略土のう袋において補強材2を付するタグ3に略ハトメを三角形状4、6、5具設した結束部を有する事により、紐の結束がより簡便にできる仮設紐結束部付土のう袋を提供する物である。
第二の手段は、前記タグに、略三角形状4、6、5に設けた構造のハトメに紐の先端部を4、6、5に接続して、前記紐を三角形状の頂点4と6の中間に位置する紐の下部に、先端部紐を交差させることにより、他の固定する方向に張力が掛かることにより、交差部の下部に位置する先端の紐が密着される構造により、簡便に紐の結束力が高まる事を特徴とする略三角形状の接続部。〔図2参照〕。
【発明の効果】
【0005】
本発明品を使用することで、何人でも容易に物品を固定(移動できないこと)することができるようになった。
例えば、災害等における屋根のシート養生において、シートの防風対策に土のう袋等の設置における土のう袋にタグ3、ハトメ4,6、5を略三角形状に取り付けた事により、紐等の連結が容易になり、また養生シートの端部の固定においても仮設紐結束部付土のう袋(固定体)を目的とする位置に設置し、その間を紐により連結する事がタグ3、ハトメ4,6、5を使用する事により、紐による連結が簡便に出来るようになった。
【発明を実施する為の形態】
【0006】
土のう袋に付する補強材形状(図1の2参照)は略円形及び、略長方形にて略材質の布を、等倍の布を折り返し中に一枚布を入れた三層構造とし縫い合わせ、土のう袋に縫い付けた事により(図3の7参照)、強度が保たれている構造として、タグ3については上記記載の布を折り返し縫い合わせ、8、ハトメ4,6、5を略三角形状に取付け補強材及び土のう袋に縫い付けた構造(図1および図3の7参照)。
【産業上の利用可能性】
【0007】
従来の土のう袋に土等を入れた状態において、災害における屋根のシート養生の防風対策における土のう袋等の紐における連結には、土のう袋の口紐を絞り込む部分にしか連結が出来ず、紐の取り扱いに慣れた者しか出来ない。土のう袋にタグ3.ハトメ4,6、5略三角形状を取付けた事により、紐の連結が容易となり、作業効率が上がり安全性も高まる。図2参照。
【符号の説明】
【0008】
1 土のう袋
2 補強材
3 タグ
4 ハトメ4A
5 ハトメ5B
6 ハトメ5C
7 縫い付け
8 縫い合わせ
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】全体図。全体図は、土のう袋の左右にタグ3を設置し、前記のタグに4,6、5のハトメを付けた状況を示した図。
図2紐の結束状況図。拡大図は、タグ3に付するハトメを略三角形状に設置し、4,6、5のハトメを使用して、紐等で結束した状況図。
図3】断面図。断面図は、1の土のう袋に、2の補強材を介し、タグ3を縫い付け(7参照)、左記タグを縫い合わせ(8参照)、上記タグに付する4,5ハトメの設置状況図。
【手続補正書】
【提出日】2021-12-13
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
土のう袋であって、前記土のう袋の側面に、少なくとも1つのタグを設け、前記タグに、3つのハトメ(4、6、5)を略三角形状に具設した構造の結束部を有することを特徴とする仮設紐結束部付土のう袋。
【請求項2】
請求項1に記載のタグに略三角形状に具設した前記3つのハトメ(4、6、5)に紐の先端部を接続して、前記土のう袋同士を結束する結束構造であって、 前記紐は、三角形状の2つの頂点の間に位置する紐の中間部の下部に、先端部紐を交差させることにより、三角形状の2つの頂点の間に位置する紐に張力が掛かる際に、交差部の下部に位置する先端の紐が、三角形状の2つの頂点の間に位置する紐と密着し、紐の結束力が高まる事を特徴とする仮設紐結束部付土のう袋の結束構造。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、養生シート等の容易に動く物を紐を使用し、土のう袋に簡便に結束できる仮設紐結束部付土のう袋に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の土のう袋に土等を入れた災害における、屋根の養生シート等における防風対策において、土のう袋そのものを屋根の上に置くだけの設置が多い。
また、土のう袋を紐にて連結するとしても、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結をさせるという方法を採っていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
土のう袋そのものを屋根に置くだけの設置では、土のう袋が滑る可能性が高く、最悪の場合は落下するという事故に発展する危険性がある。
一方、土のう袋の口を紐等で縛り他の物品と連結させる場合は、紐等の取扱いに慣れた人しか出来ない。即ち、紐の取り扱いの素人が紐にて連結させた場合は縛りが緩みやすく連結が外れてしまうという結果となる。
本発明は、上記課題に鑑み、何人でも容易に土のう袋を紐にて固定できることを目的として開発された。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意開発を行った。第一手段は、土のう袋であって、前記土のう袋の側面に少なくとも1つのタグを設け、前記タグに、3つのハトメ(4、6、5)を略三角形状に具設した構造の結束部を有することを特徴とする仮設紐結束部付土のう袋を提供するものである。
第2の手段は前記第一手段に記載のタグに略三角形状に具設した前記3つのハトメ(4、6、5)に紐の先端部を接続して、前記土のう袋同士を結束する結束構造であって、前記紐は、三角形状の2つの頂点の間に位置する紐の中間部下部に、先端部紐を交差させることにより、三角形状の2つの頂点の間に位置する紐に張力が掛かる際に、交差部の下部に位置する先端の紐が、三角形状の2つの頂点の間に位置する紐と密着し、紐の結束力が高まる事を特徴とする仮設紐結束部付土のう袋結束構造。
【発明の効果】
【0005】
本発明品を使用することで、何人でも容易に物品を固定(移動できないこと)することができるようになった。
例えば、災害等における屋根のシート養生において、シートの防風対策に土のう袋等の設置における土のう袋にタグ3、ハトメ4,6、5を略三角形状に取り付けた事により、紐等の連結が容易になり、また養生シートの端部の固定においても仮設紐結束部付土のう袋(固定体)を目的とする位置に設置し、その間を紐により連結する事がタグ3、ハトメ4,6、5を使用する事により、紐による連結が簡便に出来るようになった。
【発明を実施する為の形態】
【0006】
土のう袋に付する補強材形状(図1の2参照)は略円形及び、略長方形にて略材質の布を、等倍の布を折り返し中に一枚布を入れた三層構造とし縫い合わせ、土のう袋に縫い付けた事により(図3の7参照)、強度が保たれている構造として、タグ3については上記記載の布を折り返し縫い合わせ、8、ハトメ4,6、5を略三角形状に取付け補強材及び土のう袋に縫い付けた構造(図1および図3の7参照)。
【産業上の利用可能性】
【0007】
従来の土のう袋に土等を入れた状態において、災害における屋根のシート養生の防風対策における土のう袋等の紐における連結には、土のう袋の口紐を絞り込む部分にしか連結が出来ず、紐の取り扱いに慣れた者しか出来ない。土のう袋にタグ3.ハトメ4,6、5略三角形状を取付けた事により、紐の連結が容易となり、作業効率が上がり安全性も高まる。図2参照。
【符号の説明】
【0008】
1 土のう袋
2 補強材
3 タグ
4 ハトメ4A
5 ハトメ5B
6 ハトメ5C
7 縫い付け
8 縫い合わせ
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】全体図。全体図は、土のう袋の左右にタグ3を設置し、前記のタグに4,6、5のハトメを付けた状況を示した図。
図2】紐の結束状況図。拡大図は、タグ3に付するハトメを略三角形状に設置し、4,6、5のハトメを使用して、紐等で結束した状況図。
図3】断面図。断面図は、1の土のう袋に、2の補強材を介し、タグ3を縫い付け(7参照)、左記タグを縫い合わせ(8参照)、上記タグに付する4,5ハトメの設置状況図。