(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022009014
(43)【公開日】2022-01-14
(54)【発明の名称】ユーティリティ・サービス及び廃棄物サービスを管理するためのシステム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/26 20120101AFI20220106BHJP
【FI】
G06Q50/26
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021166996
(22)【出願日】2021-10-11
(62)【分割の表示】P 2020500072の分割
【原出願日】2018-06-28
(31)【優先権主張番号】15/635,769
(32)【優先日】2017-06-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】519136722
【氏名又は名称】ルビコン テクノロジーズ,エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】ドドニ,フィリップ
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC35
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ユーティリティ・サービス及び廃棄物サービスを管理するためのシステムを提供する。
【解決手段】ユーティリティ・サービス及び廃棄物サービスを管理するためのシステムは、少なくとも1つのオフボード需給計器26と、通信装置28a、28bと、通信装置を介して少なくとも1つのオフボード需給計器と通信する制御装置と、を備える。制御装置は、廃棄物サービス車両による顧客位置での廃棄物サービス中に、少なくとも1つのオフボード需給計器からの情報を受け取り、少なくとも1つのオフボード需給計器からの情報に基づいて、顧客位置で提供される少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定し、廃棄物サービス活動及び少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金について少なくとも1つのインボイスを作成する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービスを管理するシステムであって、
少なくとも1つのオフボード需給計器と、
通信装置と、
前記通信装置を介して前記少なくとも1つのオフボード需給計器と通信する制御装置と、を備え、前記制御装置が、
廃棄物サービス車両による顧客位置での廃棄物サービス中に、前記少なくとも1つのオフボード需給計器からの情報を受け取り、
前記少なくとも1つのオフボード需給計器からの前記情報に基づいて、前記顧客位置で提供される少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定し、
前記廃棄物サービス活動、及び前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた前記料金について少なくとも1つのインボイスを作成するように構成される、システム。
【請求項2】
前記制御装置が、前記廃棄物サービス車両に搭載されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記廃棄物サービス車両の場所を示す信号を生成するように構成された、オンボード位置決め装置をさらに備え、前記廃棄サービス車両の前記顧客位置への近接度が閾値近傍内にあるときにのみ、前記制御装置が、前記少なくとも1つのオフボード需給計器と通信するように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記少なくとも1つのオフボード需給計器が複数の需給計器を備え、それぞれが、互いに異なるユーティリティ・サービスに関連付けられている、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記制御装置がさらに、
前記少なくとも1つのインボイスについての電子支払いを受け取り、
前記複数の需給計器に対応して複数のユーティリティ提供事業者に前記支払いを選択的に配分するように構成される、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記少なくとも1つのオフボード需給計器が、ユーティリティ消費の対応するレベル、特定の必需品の残りの量、及び現在の消費設定のうち少なくとも1つを、前記通信装置を介して前記制御装置に伝達するように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記制御装置がさらに、前記通信装置を介して、前記少なくとも1つのオフボード需給計器に命令設定を伝達するように構成される、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記制御装置がさらに、
前記少なくとも1つのオフボード需給計器から受け取った前記情報の分析を生成し、
前記分析に基づいて、顧客、ユーティリティ提供事業者、及び地方自治体のうち少なくとも1つを対象とする警告を選択的に生成するように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記分析が、現在の消費レートと過去の消費レートとの比較を含む、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記通信装置が、オンボードWi-Fi受信機及びオフボードWi-Fi送信機を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項11】
入力装置をさらに備え、前記制御装置がさらに、前記顧客位置での廃棄物サービス活動について、前記入力装置を介して前記廃棄物サービス車両の運転者からの入力を受け取るように構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
顧客位置においてサービスを管理する方法であって、
前記顧客位置で廃棄物サービス車両によって実行される廃棄物サービス活動中に、前記顧客位置で提供される少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての情報を無線で受け取ることと、
前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての前記情報に基づいて、前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定することと、
前記廃棄物サービス活動、及び前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた前記料金について、少なくとも1つのインボイスを作成することと、を含む方法。
【請求項13】
前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての情報を無線で受け取ることが、前記情報を、前記廃棄物サービス車両において無線で受け取ることを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記廃棄物サービス車両の場所を追跡することをさらに含み、前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての情報を無線で受け取ることが、前記廃棄物サービス車両の前記顧客位置への近接度が閾値近傍内にあるときにのみ、前記情報を無線で受け取ることを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスが、複数の様々な提供事業者によって提供される複数のユーティリティ・サービスを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記少なくとも1つのインボイスについての電子支払いを受け取ることと、
前記複数のユーティリティ・サービスに対応して前記複数の提供事業者に前記電子支払いを選択的に配分することと、をさらに含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての情報を無線で受け取ることが、ユーティリティ消費の対応するレベル、特定の必需品の残りの量、及び現在の消費設定のうち少なくとも1つを無線で受け取ることを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記顧客位置での需給計器に命令設定を伝達することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての前記情報の分析を生成することと、
前記分析に基づいて、顧客、ユーティリティ提供事業者、及び地方自治体のうち少なくとも1つを対象とする警告を選択的に生成することと、をさらに含む、請求項12に記載の方法。
【請求項20】
顧客位置でのサービス管理の方法を実行するためのコンピュータ実行可能なプログラミング命令を含む持続的なコンピュータ読取り可能な媒体であって、前記方法が、
前記顧客位置で廃棄物サービス車両によって実行される廃棄物サービス活動中に、前記顧客位置でのユーティリティ消費のレベル、前記顧客位置での具体的な必需品の残りの量、及び前記顧客位置で提供される複数のユーティリティ・サービスに関連付けられた現在のユーティリティ消費の設定のうち、少なくとも1つを廃棄物サービス車両において無線で受け取ることと、
前記複数のユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定することと、
前記廃棄物サービス活動、及び前記複数のユーティリティ・サービスに関連付けられた前記料金について、少なくとも1つのインボイスを作成することと、
前記少なくとも1つのインボイスについての電子支払いを受け取ることと、
前記複数のユーティリティ・サービスに対応して複数の提供事業者に前記支払いを選択的に配分することと、を含む、持続的なコンピュータ読取り可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[0001] 本開示は一般に、管理システムに関し、より詳細には、ユーティリティ・サービス及び廃棄物サービスを管理するためのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
[0002] 住宅廃棄物のサービス提供事業者は通常、各車両に割り当てられた所定の収集経路に従って顧客の所有地までサービス車両を派遣する。各サービス車両の収集経路は、特定の地理的領域(例えば、一区画)内で、また特定の頻度で(例えば、週に1回)廃棄物サービス(例えば、廃棄物容器本体を空にすること)を提供するように設計される場合が多い。例えば、特定のサービス車両は、毎週火曜日に特定の区画内の密集した住宅において数百もの廃棄物容器本体にサービス提供するように課される場合がある。その区画内での廃棄物サービスが完了した後、サービス車両の運転者は、完了したことをバックオフィスに報告してもよく、このバックオフィスは、この運転者の経路と各顧客についてのアカウント記録とを更新する。こうした廃棄物サービスに加入する区画内の顧客は、次いで、そのアカウント記録に基づいて請求される。
【0003】
[0003] 廃棄物サービスを受けるのに加えて、たいていの顧客は、1つ又は複数の公益事業会社からもサービス提供を受ける。例えば、顧客は、電力会社から電力を、水道事業者から水を、燃料供給事業者から燃料(例えば、天然ガス又は暖房用オイル)を、インターネット・プロバイダからインターネット・サービスを、電話サービス事業者から電話サービスを受け取ることなどができる。前述の廃棄物サービスと同様に、顧客は一般に、対応する提供サービスについて各提供事業者から毎月請求される。
【0004】
[0004] 別々の独立した請求書を作成する複数のサービス提供事業者の従来のシステムは、状況によっては受入れ可能な場合もあるが、問題となる場合もある。例えば、顧客がそれぞれの請求書を別々に処理するのは面倒で困難になる場合があり、また公益事業会社が請求書を作成し、アカウントを管理するのは費用と時間がかかる場合がある。さらに、様々な企業のそれぞれと、特別な条件及び/又はスケジュールのばらつき(例えば、顧客の要望の増加又は減少、休暇によるサービス中断など)を取り決めることは、顧客にとって負担になる場合がある。
【0005】
[0005] 開示されたシステム及び方法は、前述の問題及び/又は従来技術の他の問題のうち1つ又は複数を克服することを対象としている。
【発明の概要】
【0006】
[0006] 一態様では、本開示は、顧客位置でサービスを管理するためのシステムを対象とする。このシステムは、少なくとも1つのオフボード需給計器と、通信装置と、この通信装置を介して少なくとも1つのオフボード需給計器と通信する制御装置と、を備えてもよい。制御装置は、廃棄物サービス車両によって顧客位置で廃棄物サービス活動を実行中に、少なくとも1つのオフボード需給計器から情報を受け取り、この少なくとも1つのオフボード需給計器からの情報に基づいて、顧客位置で提供される少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定するように構成されてもよい。制御装置はまた、廃棄物サービス活動及び少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金について、少なくとも1つのインボイスを作成するように構成されてもよい。
【0007】
[0007] 別の態様では、本開示は、顧客位置でサービスを管理する方法を対象とする。この方法は、顧客位置で廃棄物サービス車両によって実行される廃棄物サービスの活動中に、この顧客位置で提供される少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての情報を無線で受け取ることを含んでもよい。この方法はまた、少なくとも1つのユーティリティ・サービスについての情報に基づいて、この少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定することと、廃棄物サービス活動及び少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金について、少なくとも1つのインボイスを作成することと、を含んでもよい。
【0008】
[0008] さらに別の態様では、本開示は、顧客位置でのサービス管理の方法を実行するためのコンピュータ実行可能なプログラム命令を含む、持続的でコンピュータ読取り可能な媒体を対象とする。この方法は、顧客位置で廃棄物サービス車両によって実行される廃棄物サービス活動中に、顧客位置でのユーティリティ消費のレベルと、顧客位置での具体的な必需品の残りの量と、顧客位置で提供される複数のユーティリティ・サービスに関連付けられた現在のユーティリティ消費の設定とのうち、少なくとも1つを廃棄物サービス車両において無線で受け取ることを含んでもよい。この方法はまた、複数のユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定することと、廃棄物サービス活動及び複数のユーティリティ・サービスに関連付けられた料金について少なくとも1つのインボイスを作成することとを含んでもよい。この方法はさらに、少なくとも1つのインボイスについての電子支払いを受け取ることと、複数のユーティリティ・サービスに対応して複数の提供事業者に支払いを選択的に配分することとを含んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】[0009]開示された例示的な廃棄物管理環境の斜視図である。
【
図2】[0010]
図1の環境を管理するのに使用してもよい、開示された例示的なシステムの概略図である。
【
図3】[0011]
図2のシステムによって実行されてもよい廃棄物サービスを管理する、開示された例示的な方法を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0012]
図1には、1つ又は複数のサービス車両12が廃棄物サービスを提供している、例示的な廃棄物管理環境(「環境」)10が示してある。環境10は、任意の数の小売店、工場、政府の建物、居住地住所、又は車両12のサービスを必要とする1つ若しくは複数の容器本体14を有する他の場所を含んでもよい。このサービスには、例えば、容器本体14の内部からの廃棄物の除去、容器本体14の交換、及び/又は、新しい若しくは追加の容器本体14の配置が含まれ得る。
【0011】
[0013] 車両12は、廃棄物を保持するための貯蔵室を備え、又は他の方法で運搬する運搬トラック(及び/又は運搬トラックに取付け可能なトレーラ)を具体化してもよい。当技術分野で知られているように、貯蔵室は、容器本体14から廃棄物を受け取るための後部、側部、及び/又は上部のハッチを有してもよく、また廃棄物は、対応するハッチを介して特定の車両12の貯蔵室に手動、自動、又は半自動で積載してもよい。例えば、管理担当者は、後部ハッチの車両12の貯蔵室に、容器本体14を手動で空にすることができてもよい。別の例では、車両12は、容器本体14を自動的に把持し、持ち上げ、傾斜させ、振動させ、またそれによって上部ハッチを介して車両12内に空にするように構成された、機械式、電気式、及び/又は油圧式のシステムを備えてもよい。さらに別の例では、あるタスク(例えば、把持すること)によっては手動で完了してもよく、また別のタスク(例えば、持ち上げ、傾斜させ、振動させること)によっては、車両12の側部ハッチを介して機械式、電気式、及び/又は油圧式のシステムの助けを借りて完了してもよい。最後の例では、容器本体14は、単に廃棄物の内容物とともに車両12に(例えば、手動で、自動で、又は半自動で)積載してもよく、移送して別の場所で空にしてもよい。
【0012】
[0014] 各車両12が環境10内の容器本体14にサービス提供するとき、車両12の動きを監視してもよい。例えば、衛星16又は他の追跡装置が、制御装置18(
図2にのみ示す)と通信して、車両12の動き及び環境10に加えられる関連する変更(例えば、集荷、輸送、投棄、配置など)を監視してもよい。以下でより詳細に説明するように、制御装置18は、環境10内で実行されるサービス活動の管理を容易にすることができる。
【0013】
[0015] 制御装置18は、他のオンボード装置及び/又はオフボード装置を監視、記録、記憶、索引付け、処理、通信、及び/又は制御するための手段を備えてもよい。こうした手段は、例えば、メモリ、1つ又は複数のデータ記憶装置、中央処理装置、又は開示されたアプリケーションを実行するのに使用してもよい他の任意の構成要素を備えてもよい。さらに、本開示の各態様は、概ねメモリに記憶されるものとして説明してもよいが、こうした態様は、様々なタイプのコンピュータ・プログラム製品又はコンピュータ・チップなどのコンピュータ読取り可能な媒体、及びハード・ディスク、フロッピー・ディスク、光媒体、CD-ROM、又は他の形態のRAM若しくはROMを含む2次記憶装置に記憶することができ、又はそこから読み取ることができることが当業者には理解されよう。実施形態によっては、制御装置18は、サービス車両12の運転者によって運ばれてもよい。例えば、制御装置18は、スマートフォン、タブレット、又は他のパーソナル・コンピューティング装置として具体化することもできる。
【0014】
[0016]
図2に示すように、制御装置18は、(
図1にのみ示してある)サービス車両12の動きを追跡、支援、及び/又は制御するように構成された、管理システム(「システム」)20、及び/又は顧客位置での他のユーティリティの一部分を形成してもよい。制御装置18に加えて、システム20はまた、各サービス車両12に搭載された少なくとも1つの位置決め装置22と、各サービス車両12に搭載された少なくとも1つの入力装置24と、(例えば、顧客位置で)サービス車両12に搭載されていない少なくとも1つのオフボード需給計器26と、を備えてもよい。制御装置18は、こうした他の構成要素のそれぞれと通信してもよく、こうした構成要素からの信号に基づいて、またメモリに記憶された既知の他の情報に基づいて、各サービス車両12の位置と、各サービス車両12によって、及び/又はその近傍において移動される容器本体14の特性及び位置と、顧客位置で提供される他のユーティリティ・サービスに関連付けられた情報と、を決定するように構成されてもよい。
【0015】
[0017] 一実施形態では、位置決め装置22は、ローカル基準点、環境10に関連付けられた座標系、地球に関連付けられた座標系、又は他の任意のタイプの2D座標系若しくは3D座標系に対する、サービス車両12の地理的な位置及び/又は方位を示す信号を生成するように構成されてもよい。例えば、位置決め装置22は、衛星16(
図1を参照)と通信するように構成された電子受信機、又はそれ自体の相対的な地理的位置を決定するのに使用される、ローカルな無線若しくはレーザの伝送システムを具体化してもよい。位置決め装置22は、相対的な3Dの地理的位置及び方位を三角測量するために、複数の位置からの高周波で低出力の無線又はレーザの信号を受け取り、それを分析してもよい。位置決め装置22によって生成される信号に基づいて、またサービス車両12の既知の運動学に基づいて、制御装置18は、サービス車両12の位置、進行方向、移動速度、加速度、及び方位をリアルタイム又はほぼリアルタイムに決定することができてもよい。この情報は、次いで、制御装置18によって使用されて、電子地図又は環境10のデータベース内での、サービス車両12及び/又は容器本体14の位置及び状態を更新してもよい。
【0016】
[0018] 入力装置24は、サービス車両12の運転者が、環境10の周りを移動している間に実行される観察に関する情報を入力するための方式を提示してもよい。例えば、運転者は、特定の場所で観察される廃棄物のタイプ及び/又は状態、容器本体14の中若しくは周囲での廃棄物の量、特定の容器本体14の充満状況、容器本体14の状態、容器本体14の位置、及び/又は、サービス車両12によって係合され、積載され、若しくは他の方法で処理される容器本体14及び廃棄物についての他の情報を入力することができてもよい。この情報は、数多くの方式で、例えば、運転室に搭載のタッチ・スクリーン・インターフェースを介して、1つ若しくは複数のボタンを介して、キーボードを介して、音声認識を介して、運転者が携えているモバイル装置(例えば、スマートフォン若しくはタブレット)を介して、又は当技術分野で知られている別のやり方で入力してもよい。運転者からの手動入力を受け取るのに加えて、入力装置24はまた、例えば環境10の電子地図、命令、スケジューリング、経路指定、容器本体の情報(例えば、ID、構成、位置、重量など)、積載物情報(例えば、重量及び/又は体積)などの情報を表示することができてもよい。
【0017】
[0019] 実施形態によっては、入力装置24は、アプリケーションを実行するように構成されてもよい。例えば、入力装置24が、モバイル装置(例えば、スマートフォン)であるとき、このアプリケーションはモバイル・アプリ(「アプリ」)とすることができる。アプリは、「ソフトウェア・アプリケーション」の略語であり、モバイル装置(例えば、ラップトップ、スマートフォン、又はタブレット)にダウンロード可能であり、またこれらによって実行可能である。開示される管理アプリは、廃棄物サービス又はユーティリティ・サービスについての情報をサービス車両12の運転者に表示し、サービス活動が完了したか、又は完了していないかに関して運転者から入力を受け取り、作業データを制御装置18に送信し、現在の作業又は設定などについての情報を受け取り、その情報を表示するように構成された、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を提示することができる。
【0018】
[0020] いくつかの需給計器26を、特定の顧客位置の外部に(例えば、一時的又は永続的に)配置してもよい。
図1及び
図2の例では、水道メータ、ガス・メータ、電気メータ、及びサーモスタットが示してある。しかし、同じ顧客位置では、追加及び/又は異なる需給計器26を利用することもできると企図される。各需給計器26は、毎日の必需品(例えば、水道、下水道、電気、天然ガス、電話サービス、インターネット・サービス、及び他の必要なもの)の消費を追跡、記録、及び/又は調整するように構成された電子装置でもよい。
【0019】
[0021] 実施形態によっては、需給計器26は、例えば通信装置28を介して、制御装置18と通信(例えば、1方向通信又は双方向通信)することができてもよい。この通信は、とりわけ、ユーティリティ消費のレベル、具体的な必需品の残りの量、現在の消費設定(例えば、温度、照明レベルなど)、命令設定、警告などを含んでもよい。需給計器26は、顧客位置でサービス車両12によって実行される廃棄物サービス活動中に(例えば、容器本体14を持ち上げ、振動させ、傾斜させ、及び/又は空にするよう投棄している間、新規の容器本体14を配置している間、容器本体14内にない廃棄物を回収している間、及び/又は別の廃棄物関連の活動中に)、制御装置18と通信するように構成されてもよい。この通信は、例えば、サービス車両12の顧客位置への検出済み近接度に基づいて、及び/又はその位置に到達したのを検出すると制御装置18によって送信される信号、サービス事象の検出された開始、若しくは入力装置24を介して受け取った手動入力に基づいて開始されてもよい。
【0020】
[0022] 一例では、通信装置28は、オンボード構成要素(例えば、電子送信機及び/又は電子受信機)28bと、少なくとも1つのオフボード構成要素(例えば、電子送信機及び/又は電子受信機)28aを備える。こうした構成要素には、無線通信を容易にするのに必要なハードウェア(例えば、I/O装置、表示装置、プロセッサ、メモリなど)及び/又はソフトウェア(例えば、オペレーティング・システム、通信ソフトウェア、アプリなど)が含まれ得る。この通信は、NFC、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)(例えば、802.11)、セルラ信号(例えば、GSM、CDMA、及びLTE)、衛星など、1つ又は複数の無線独自のプロトコルに基づくこともできる。単一のオフボード構成要素28aは、複数の需給計器26とネットワーク接続され、オンボード構成要素28bと通信するためのハブの役割を果たすことができると企図される。或いは、要望通り、各需給計器26は、オンボード構成要素28bと別々に通信するための専用オフボード構成要素28aを備えることもできる。
【0021】
[0023] 制御装置18は、(例えば、オンボード構成要素28bを介して)オフボード構成要素28aからの信号を受信及び分析し、それに応じて、サービスが実行されている顧客位置の固有の識別表示(例えば、所有者の名前、住所、及び/又はアカウント番号)を決定してもよい。実施形態によっては、制御装置18は、位置決め装置22によって生成される信号及び特定の場所に関連付けられた既知のアカウントに関連してオフボード構成要素28aによって生成される信号の強度に基づいて、所有者の名前、住所、及び/又はアカウント番号を決定することができてもよい。次いで、この情報は、制御装置18によって、サービス関連情報(例えば、サービス車両12が提供する廃棄物サービス、及び/又は需給計器26によって追跡、記録、及び/又は調整される他のユーティリティ・サービスに関連付けられた情報)にリンクされてもよい。制御装置18はまた、信号をフィルタリングし、信号をバッファし、信号を記録し、又は他の方法でその他のオンボード構成要素及び/又はオフボード構成要素から受け取った信号を調整してもよい。
【0022】
[0024] 制御装置18は、サービス車両12に搭載されたその他の装置、及び搭載されていないその他の装置から受け取った情報に基づいて、コンピュータ読取り可能な媒体に記憶された命令を実行して、環境10においてユーティリティ管理の方法を実行するように構成してもよい。例えば、制御装置18は、廃棄サービスが実行される顧客位置にサービス車両12がいつ近づくかを判定し、廃棄物サービスの実行を検出し、制御装置18のメモリに記憶された実行の記録を作成するように構成されてもよい。さらに、サービス車両12が顧客位置にあるとき、制御装置18は、この顧客位置でのオフボード構成要素(例えば、需給計器26)と通信し、構成要素から消費情報を受け取り、構成要素に制御コマンドを提示し、及び/又は対応する公益事業会社にこの消費情報を渡してもよい。実施形態によっては、制御装置18はまた、オフボード制御装置32(例えば、バックオフィス34に配置された制御装置)と通信し、消費情報及び/又は制御情報をバックオフィス34に報告するように構成されてもよい。次いで、この情報は、請求書を作成し、アカウント記録を更新し、アカウント設定を変更することなどに使用されてもよい。
【0023】
[0025] 制御装置18(及び/又は制御装置32)によって実行されてもよい例示的な管理プロセスが、
図3に示してある。以下のセクションで
図3をより詳細に説明して、開示された考え方をさらに例示することにする。
【産業上の利用可能性】
【0024】
[0026] 開示されたシステム、方法、及びアプリは、廃棄物サービス及びユーティリティ・サービスの効率的な管理がサービス提供事業者の収益性と顧客の満足度に影響を及ぼすことのあるサービス産業に適用可能でもよい。開示されたシステム、方法、及びアプリは、単一のアプリを用いて複数の異なる事業者のサービスを容易に管理できるようにしてもよい。とりわけ、これには、サービスの監視、消費の追跡、データの記録、会計、課金処理、及びサービスの調整が含まれ得る。例えば、開示されたシステム、方法、及びアプリは、廃棄物サービス車両が廃棄物関連のサービスを現場で実行している間、顧客位置にあるいくつかの需給計器からのデータを廃棄物サービス車両に局所的に送信できるようにする、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を提供してもよい。次いで、この情報を使用して、ユーティリティ・サービス及び廃棄物サービスについて顧客に対して単一のインボイスを作成してもよい。次いで、顧客は、あらゆるサービスに対して一度に支払ってもよく、開示されたこのアプリは、対応する各ユーティリティ提供事業者に支払いを配分してもよい。さらに、開示されたシステム、方法、及びアプリは、(例えば、傾向分析に基づいて)現場でのユーティリティ消費(例えば、暖房レベル及び/又は照明レベルの変更)の自動調整を実行することができてもよい。開示されたアプリのGUIにより、運転者(及び/又は顧客)は、顧客位置に対するサービス車両12の位置、並びに廃棄物サービス及びユーティリティ・サービスについての概要情報及び/又は制御情報を見ることができるようになってもよい。開示されたアプリによって提示されるGUIはまた、顧客位置への視覚的指示を運転者に中継し、廃棄物サービス及び/又はユーティリティ・サービスに関連付けられた視覚的な状況標識を提示し、サービス活動、顧客位置、サービス車両12などについてのフィードバック又は他の入力を運転者が提示する方式を提供してもよい。次に、
図3を参照して、開示された方法を詳細に説明する。
【0025】
[0027]
図3を見ると分かるように、制御装置18によって実施される方法は、サービス車両12の始動時に(例えば、サービス経路、勤務シフトの開始時、運転者に促されたとき、又は別のトリガ条件に応答して)開始してもよい。次いで、制御装置18は、運転者が勤務シフト中にサービス提供すべき顧客位置の経路を決定し、表示してもよい(ステップ305)。場合によっては、例えば、サービス車両12の識別、運転者の識別、曜日、又は同様の別の要因に基づいて、制御装置18によって経路を自動的に決定してもよい。他の場合には、利用可能な複数の経路の中から、(例えば、運転者及び/又は監督者によって)経路を手動で選択してもよい。経路の表示には、とりわけ、顧客位置のリスト作成、顧客位置への道順、顧客位置の地図、各顧客位置についてのサービス(例えば、廃棄物及び/又はユーティリティ)の情報、及び/又は各顧客位置にいつサービス提供すべきかのスケジュールが含まれ得る。
【0026】
[0028] (例えば、入力装置24内部に記憶された電子データとして)経路を受け取った後、運転者は、経路の最初にリストされた顧客位置に向けてサービス車両12を運転してもよい。この移動中、制御装置18は、サービス車両12の場所を追跡し(ステップ310)、この場所と顧客位置の既知の位置とを比較してもよい。具体的には、制御装置18は、サービス車両12が、顧客位置の閾値近傍内にあるかどうか判定してもよい(ステップ315)。例えば、サービス車両12のGPS位置と顧客位置の既知の座標との比較に基づいて、制御装置18は、必要とされるサービスを実行するための顧客位置にサービス車両12が十分近いと判定してもよい。別の例では、顧客位置においてオフボード通信装置28aからブロードキャストされた無線信号の検出(例えば、強度及び/又は識別表示)に基づいて、制御装置18は、サービス車両12が顧客位置に十分に近いと判定できてもよい。さらに別の例では、制御装置18は、ステップ315で実行される判定への入力として、GPS位置と無線信号の両方を利用してもよい。サービス車両12が顧客位置の閾値近傍内にないと、制御装置18が判定すると(ステップ315においてN)、制御はステップ310にループ・バックしてもよい。
【0027】
[0029] しかし、顧客位置で必要とされるサービスを実行するのにサービス車両12が顧客位置に十分近いと、制御装置18が判定すると(ステップ315においてY)、この制御装置18は、必要とされる廃棄物関連サービスの実行の監視を開始してもよい(ステップ320)。これには、容器本体14の動きを監視すること、サービス車両12による持ち上げ、傾斜、投棄、及び/又は圧縮を監視すること、運転者の動きを監視することなどが含まれ得る。1つ又は複数のセンサ(図示せず)からの入力に基づいて、サービス車両12の追跡場所に基づいて(例えば、予想される期間においてサービス車両12が顧客位置で停止していることに基づいて)など、(例えば、サービスが完了したという運転者入力に基づいて)入力装置24を介して、この監視を完了してもよい。
【0028】
[0030] ステップ320を完了するのとほぼ同時に、制御装置18は、サービス提供を受けている顧客がユーティリティ管理サービスにも登録されているかどうか判定してもよい(ステップ325)。この判定は、いくつかの方式で実行してもよい。例えば、制御装置18は、加入している顧客のデータベースを用いて顧客の場所を参照して、この顧客が、廃棄物関連のサービスを受けるのに加えて、他のユーティリティ・サービスを同じ提供事業者に管理して欲しいとも考えていると判定してもよい。別の例では、制御装置18は、このような管理の要求を示す、オフボード通信装置28aからの信号を検出してもよい。他の方法も利用してよい。
【0029】
[0031] これまでのところ廃棄物サービス提供を受けている顧客もユーティリティ管理サービスに登録されていないと、ステップ325において制御装置18が判定する場合(ステップ325においてN)、この制御装置18は、廃棄物関連の顧客アカウントを更新し、廃棄物サービスについてのみインボイスを作成し、従来の方式で廃棄物サービスの電子支払いを受け取ってもよい(ステップ330)。制御は、ステップ330からステップ305まで戻ってもよい。
【0030】
[0032] しかし、顧客がユーティリティ管理サービスに登録されていると、ステップ325で制御装置が判定すると(ステップ325においてY)、この制御装置18は、(例えば、通信装置28a及び28bを介して)需給計器26と通信してもよい。具体的には、制御装置18は、顧客位置に配置された需給計器26から入力を受け取ってもよい(ステップ345)。この入力には、とりわけ、消費使用量、レート、及び/又は履歴、消費設定、具体的な必需品の残りの量などが含まれ得る。
【0031】
[0033] 実施形態によっては、制御装置18(及び/又はバックオフィス34での制御装置32)は、需給計器26から受け取った情報を分析するように構成されてもよい。例えば、制御装置18は、顧客位置における占有の状況及び/又は傾向を判定するように構成されてもよい(ステップ340)。具体的には、制御装置18は、消費率、消費設定などに基づいて、顧客が長期間にわたって休暇中であるか(又は、そうでなければその場所から離れているか)どうか判定するように構成されてもよい。例えば、その場所での暖房設定が休暇モードに設定されているか、又は(例えば、通常の消費率に対して)水の消費率が低い場合、制御装置18は、1人又は複数の個人が顧客位置から離れていると判定してもよい。同様に、容器本体14での電気使用量又は廃棄物の量が異常に多い場合、制御装置18は、ゲストが顧客位置に滞在していると判定してもよい。
【0032】
[0034] 制御装置18は、(実行される任意の分析とともに)需給計器26から受け取った情報を用いて、顧客位置にサービス提供する公益事業会社を更新し、廃棄物サービス及びユーティリティ・サービスについて、この顧客に対して少なくとも1つのインボイス(例えば、単一の共通インボイス)を作成するように構成されてもよい(ステップ345)。例えば、制御装置18は、特定の顧客位置でサービス提供する公益事業会社のそれぞれに、現在のメータ読取り値を中継してもよく、それに応答して、公益事業会社は、この読取り値に関連付けられた料金を戻してもよい。制御装置18は、関連する廃棄物サービス料金とともに様々な料金をひとまとめにし、顧客が支払い責任を負う単一の金額をこの顧客に提示してもよい。必要なら、この単一の金額に対する、様々な公益事業会社の寄与の内訳を提示してもよい。次いで、顧客は、この単一の金額についての課金処理サイクルごとに、1度だけ料金を支払ってもよい。例えば、この料金は(例えば、開示されたアプリを用いて)廃棄物サービスの提供事業者に支払われてもよい。
【0033】
[0035] 前述の分析に基づいて、特定の顧客位置において、ユーティリティ・サービス及び/又は廃棄物サービスの調整を選択的に実施してもよいと企図される。例えば、ある必需品の使用が通常よりも少なく、それに基づいて、特定の顧客位置の占有者が休暇中である(又はそうでなければ、その場所から離れている)と制御装置18が判定する場合、制御装置18は、顧客位置のあらゆるサービス提供事業者にこの状況について知らせてもよい。これにより、提供事業者は、この状況に基づいて、(例えば、供給レートを変更し、供給タイミングを変更し、払戻しを提示するためなど)自らのサービスを調整できるようになってもよい。同様に、制御装置18は、この場所の内部の設定を制御するために調整するように構成されてもよい(また、顧客による適切な許可及び/又はアクセスが提供されてもよい)。例えば、顧客位置から回収される廃棄物の量が突然落ち込むこと(例えば、顧客が長期間にわたってその場所から離れていることを示す落ち込み)に基づいて、(例えば、需給計器26との遠隔通信を介して)その場所での暖房及び/又は照明の設定を自動的に低減してもよい。
【0034】
[0036] また、制御装置18は、分析に基づいて警告(例えば、顧客及び/又はユーティリティ提供事業者に向けての警告)を選択的に生成することができてもよい。具体的には、特定の必需品の消費が極端な量で急に変化すると、顧客位置での問題を示している場合もある。例えば、ガス又は水の使用量が急激に上昇すると、漏れを示している場合がある。この状況では、制御装置18(及び/又はバックオフィス34での制御装置32)は、(例えば、テキスト、eメール、電話などを用いて)顧客に電子的に通知してもよく、ユーティリティ提供事業者に通知してもよく、及び/又は(例えば、通信装置28を用いて)地方自治体にその可能性を通知してもよい。状況によっては、制御装置18(及び/又はバックオフィス34での制御装置32)はさらに、問題を抱えるサービスを(例えば需給計器26を用いて)停止するように構成されてもよい。
【0035】
[0037] 制御装置18(及び/又はバックオフィス34での制御装置32)は、ステップ345において作成されるインボイスでの支払いを電子的に受け取ってもよく(又は、少なくとも、例えば、バックオフィス34において小切手又は現金を用いてインボイスが支払われたという電子通知を受け取ってもよく)、また、顧客の代わりに、料金の対応部分を、互いに異なる公益事業会社のそれぞれに対応して配分してもよい(ステップ350)。制御は、ステップ350からステップ305まで戻ってもよい。
【0036】
[0038] 開示されたシステムには様々な修正及び変形を加えることができることが、当業者には明らかになろう。本明細書の考察及び開示されたシステムの実施から、他の実施形態が当業者には明らかになろう。本明細書及び例は、例示的なものにすぎないと考えられ、真の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって示されるものである。
【手続補正書】
【提出日】2021-11-08
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービスを管理するシステムであって、
少なくとも1つのオフボード需給計器と、
通信装置と、
前記通信装置を介して前記少なくとも1つのオフボード需給計器と通信する制御装置と、を備え、前記制御装置が、
廃棄物サービス車両による顧客位置での廃棄物サービス中に、前記少なくとも1つのオフボード需給計器からの情報を受け取り、
前記少なくとも1つのオフボード需給計器からの前記情報に基づいて、前記顧客位置で提供される少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた料金を決定し、
前記廃棄物サービス活動、及び前記少なくとも1つのユーティリティ・サービスに関連付けられた前記料金について少なくとも1つのインボイスを作成するように構成される、システム。
【外国語明細書】