特開2022-90652IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

タイルやモルタル等の建造物表面の研削又は塗膜剥がし等の工事に用いられる立体形状の回転刃具

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】研削対象物が近接している場合であっても隣り合う研削対象物を傷つけることがなく、かつ、作業性を向上させることができる回転刃具を提供する。
【解決手段】回転刃具1は、中央部内壁に軸心と平行にネジ孔111aが螺刻され、上面視で真円をなすフランジ型の台金10と、台金10のフランジ面11aから被研削物側に立設される複数の研削刃15a~15fとを有する。複数の研削刃15a~15fは、台金10が軸心を中心に回転するときフランジ面11aに3次元のチップ領域15を形成する。また、フランジ面11aの外径は、チップ領域15の外径よりも大きい。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に開示された回転刃具は、重量を重視するため、基板(2)が樹脂材料で成型されている。特許文献2に開示された回転刃具も同様に台金(21)が樹脂材料で成型されている。そのため、特許文献1の回転刃具のうち複数の外側砥石の外周部分を結ぶ円の直径は、基板(2)の直径よりも大きくせざるを得ない。特許文献2に開示された回転刃具も同様である(特許文献2の段落0031等)。このような構造の回転刃具では、マトリクス状、網状又は馬踏状に多数配列された矩形タイルを被研削対象とすることが困難となる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成する本発明の一態様となる回転刃具は、中央部内壁に軸心と平行にネジ孔が螺刻され、上面視で真円をなすフランジ型の台金と、前記台金のフランジ面から被研削物側に立設される複数の砥石片と、を有し、前記複数の砥石片は、前記台金が前記軸心を中心に回転するときに前記台金のフランジ面にチップ領域を形成し、前記フランジ面の外径が前記チップ領域の外径よりも大きいことを特徴とする。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の回転刃具は、台金のフランジ面の外径がチップ領域の外径よりも大きい。そのため、被研削物に隣接する物体に接触する事態が回避され、作業性が高まるという格別の効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本実施形態の回転刃具の構造説明図であり、(a)は背面図、(b)は(a)のA-A’断面図、(c)は正面図である。
【図2】 (a)~(c)はフランジ面の回転の進捗状況を示す図である。
【図3】 回転刃具の研削作業時の臨界状態の位置を示す説明図である。
【図4】 図3の部分拡大図である。
【図5】 継手の形状・構造例を示す図である。
【図6】 (a),(b)は、回転刃具を継手を用いて回転工具に取り付けられた状態をそれぞれ異なる角度から表す外観斜視図であり、(c)は回転刃具の外観正面図である。
【図7】 回転刃具と継手とを固定した回転工具の使用状態を示す説明図である。
【図8】 回転刃具の変形例を示す外観正面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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