(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022091094
(43)【公開日】2022-06-20
(54)【発明の名称】ショッピングコンテンツ提供方法およびシステム
(51)【国際特許分類】
H04N 21/478 20110101AFI20220613BHJP
H04N 21/482 20110101ALI20220613BHJP
G06Q 30/02 20120101ALI20220613BHJP
G06F 13/00 20060101ALI20220613BHJP
【FI】
H04N21/478
H04N21/482
G06Q30/02 398
G06F13/00 547T
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021035151
(22)【出願日】2021-03-05
(31)【優先権主張番号】10-2020-0170892
(32)【優先日】2020-12-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ソン ジェフン
(72)【発明者】
【氏名】パク ソハ
(72)【発明者】
【氏名】カン ムルギョル
(72)【発明者】
【氏名】イ ソンヘ
(72)【発明者】
【氏名】ハン ソリ
(72)【発明者】
【氏名】ユン キョンヒ
(72)【発明者】
【氏名】ソ ウンヨン
(72)【発明者】
【氏名】ジャン ジュンヨン
【テーマコード(参考)】
5B084
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA02
5B084AA12
5B084AB06
5B084AB07
5B084AB13
5B084AB20
5B084AB32
5B084BA01
5B084BB04
5B084BB15
5B084CC07
5B084CC14
5B084CE12
5B084CF03
5B084CF12
5B084DB02
5B084DB08
5B084DC02
5B084DC03
5C164FA27
5C164UB41S
5C164UD51P
5C164UD61P
5C164YA21
5L049BB08
(57)【要約】 (修正有)
【課題】少なくとも一つのプロセッサによって遂行されるショッピングコンテンツ提供方法及びシステムを提供する。
【解決手段】ショッピングコンテンツ提供方法は、特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信する段階、受信した使用者入力に応答して、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出する段階および一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示する段階を含む。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサによって遂行されるショッピングコンテンツ提供方法において、
特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信する段階と、
前記受信した使用者入力に応答して、前記特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出する段階と、
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて前記一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示する段階を含む、ショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項2】
前記ショッピングコンテンツは、前記ショッピングコンテンツの放送のための映像コンテンツ、放送時間情報、放送状態情報、商品情報および使用者反応情報のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項3】
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて前記一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示する段階は、
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して前記一つ以上のショッピングコンテンツを前記ディスプレイ上に表示する段階を含む、請求項1または2に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項4】
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して前記一つ以上のショッピングコンテンツを前記ディスプレイ上に表示する段階は、
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以前である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を再生する段階を含む、請求項3に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項5】
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以前である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を再生する段階は、
前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準以上に前記ディスプレイに表示される場合、前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を自動で再生される段階を含む、請求項4に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項6】
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以前である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を再生する段階は、
前記ショッピングコンテンツに対する放送終了時間が前記基準時点より以前である場合、前記ショッピングコンテンツに対する放送映像のあらかじめ設定された区間またはハイライト区間を再生する段階を含み、
前記ハイライト区間は前記放送映像に対する使用者反応に基づいて決定される、請求項4に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項7】
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以前である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を再生する段階は、
前記ショッピングコンテンツに対する放送映像の再生と共に前記使用者インターフェース上に前記放送映像の再生時間を表示する段階を含む、請求項4に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項8】
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以前である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を再生する段階は、
前記ショッピングコンテンツの放送終了時間が前記基準時点より以後である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を再生する段階を含む、請求項4に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項9】
前記ショッピングコンテンツの放送終了時間が前記基準時点より以後である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を再生する段階は、
前記リアルタイム放送映像の再生と共に前記使用者インターフェース上にリアルタイム放送標識および前記リアルタイム放送映像の視聴者数のうち少なくとも一つを表示する段階を含む、請求項8に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項10】
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して前記一つ以上のショッピングコンテンツを前記ディスプレイ上に表示する段階は、
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以前であり、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準未満に前記ディスプレイに表示される場合、前記ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージ、放送開始時間および再生時間のうち少なくとも一つを前記ディスプレイ上に表示する段階を含む、請求項3に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項11】
前記一つ以上のショッピングコンテンツに対する使用者入力を受信する段階と、
前記ショッピングコンテンツに対する放送開始時間が前記基準時点より以前である場合、前記受信した使用者入力に応答して、前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を提供する画面を前記ディスプレイ上に表示する段階をさらに含む、請求項3または10に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項12】
前記受信した使用者入力に応答して、前記ショッピングコンテンツに対する放送映像を提供する画面を前記ディスプレイ上に表示する段階は、
前記ショッピングコンテンツの放送終了時間が前記基準時点より以後である場合、前記ショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を提供する画面を前記ディスプレイ上に表示する段階を含む、請求項11に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項13】
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して前記一つ以上のショッピングコンテンツを前記ディスプレイ上に表示する段階は、
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以後である場合、前記ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージおよび前記放送開始時間のうち少なくとも一つを前記ディスプレイ上に表示する段階を含む、請求項3に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項14】
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して前記一つ以上のショッピングコンテンツを前記ディスプレイ上に表示する段階は、
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以後である場合、前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域で前記ショッピングコンテンツに対する放送予告映像を再生する段階を含む、請求項3に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項15】
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して前記一つ以上のショッピングコンテンツを前記ディスプレイ上に表示する段階は、
前記ショッピングコンテンツの放送開始時間が前記基準時点より以後である場合、通知設定ボタンを前記使用者インターフェースの少なくとも一部の領域に表示する段階と、
前記通知設定ボタンに対する使用者入力に応答して、前記ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を設定する段階と、
前記基準時点が前記ショッピングコンテンツの放送開始時間または前記放送開始時間からあらかじめ決定された時間前に到達すると、前記ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を出力する段階を含む、請求項3に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項16】
前記特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出する段階は、
前記特定日と関連した複数のショッピングコンテンツを抽出する段階を含み、
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて前記一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示する段階は、
前記複数のショッピングコンテンツを放送開始時間の順に並べて前記ディスプレイ上に表示する段階を含む、請求項1または2に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項17】
前記特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信する段階は、
前記受信した使用者入力に応答して、前記特定日を含むカレンダーを前記ディスプレイ上に表示する段階を含み、
前記特定日は今日の日付である、請求項1~16のいずれか一項に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項18】
前記特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信する段階は、
ショッピングコンテンツの提供が可能な一つ以上の日を含むカレンダーを前記ディスプレイ上に表示する段階と、
前記カレンダー上で前記特定日に対する前記使用者入力を受信する段階を含む、請求項1~16のいずれか一項に記載のショッピングコンテンツ提供方法。
【請求項19】
請求項1~18のいずれか一項に記載されたショッピングコンテンツ提供方法をコンピュータで実行するために、コンピュータ読み取り可能なコンピュータプログラム。
【請求項20】
使用者端末であって、
ディスプレイ;
通信モジュール;
メモリ;および
前記メモリと連結され、前記メモリに含まれたコンピュータ読み取り可能な少なくとも一つのプログラムを実行するように構成された少なくとも一つのプロセッサを含み、
前記少なくとも一つのプログラムは、特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信し、
前記受信した使用者入力に応答して、前記特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出し、
前記一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて前記一つ以上のショッピングコンテンツを前記ディスプレイ上に表示するための命令語を含む、使用者端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はショッピングコンテンツ提供方法およびシステムに関し、具体的には、カレンダーに基づいて決定される日または時間によって異なる使用者インターフェースを通じてショッピングコンテンツを提供する方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
最近、テレビジョンホームショッピング放送、インターネットショッピング、カタログショッピングなどのように、消費者のショッピングの便宜を助けるための多様なオンライン商品情報提供方法および商品の販売形態が現れている。特に、インターネットおよびモバイル環境の発達と放送映像の製作および映像提供技術の発達により、ショッピングモール運営業者や商品販売業者は容易に数多くの商品販売放送映像を製作して提供することができ、これに伴い、消費者は数多くの商品の情報を、テキスト、イメージまたは映像のように多様なメディアで提供を受けて商品を購入することができる。例えば、消費者はインターネットを通じてライブショッピングチャネルに接続してリアルタイムに放送中の商品販売放送映像を視聴したり、該当放送時間に視聴しなくても追って録画された放送映像の提供を受けることができる。したがって、消費者は時間にこだわらず多様な商品に対する情報をオンラインメディアの形態で提供を受けることができる。
【0003】
一方、オンラインショッピングモールサービスを通じて、日付別に多様な時間帯に多数の商品に対する販売放送映像が提供されているため、消費者が視聴する商品販売放送を選択する際に混乱が発生し得る。例えば、消費者が関心商品に対する販売放送をリアルタイムに視聴するためには、消費者が関心商品に対する販売放送日と時間をいちいち記憶し、放送映像を探さなければならないという煩わしさがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1988795号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、前記のような問題を解決するためのショッピングコンテンツ提供方法、コンピュータ読み取り可能なコンピュータプログラムおよび装置(システム)を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、方法、装置(システム)またはコンピュータ読み取り可能なコンピュータプログラムを含む多様な方式で具現され得る。
【0007】
本開示の一実施例によると、少なくとも一つのプロセッサによって遂行されるショッピングコンテンツ提供方法は、特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信する段階、受信した使用者入力に応答して、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出する段階および一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示する段階を含む。
【0008】
本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツ提供方法をコンピュータで実行するために、コンピュータ読み取り可能なコンピュータプログラムが提供される。
【0009】
本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツ提供システムは、通信モジュール、メモリおよびメモリと連結され、メモリに含まれたコンピュータ読み取り可能な少なくとも一つのプログラムを実行するように構成された少なくとも一つのプロセッサを含み、少なくとも一つのプログラムは、特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信し、受信した使用者入力に応答して、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出し、一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示するための命令語を含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示の多様な実施例において、ショッピングコンテンツのライブ放送を提供する日付情報を含むカレンダーを提供することによって、消費者は日付別ライブ放送日程とコンテンツをひと目で見ることができ、関心商品に対する放送日および時間を容易に認知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本開示の実施例は以下で説明する添付図面を参照して説明され、ここで類似する参照番号は類似する要素を示すが、これに限定されない。
【
図1】本開示の一実施例に係る使用者端末の画面を通じて使用者がショッピングコンテンツの提供を受ける例を示す図面である。
【
図2】本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツを提供する複数の使用者端末が情報処理システムと通信可能に連結された構成を示す概要図である。
【
図3】本開示の一実施例に係る使用者端末および情報処理システムの内部構成を示すブロック図である。
【
図4】本開示の一実施例に係る使用者端末のプロセッサの詳細ブロック図である。
【
図5】本開示の一実施例に係る情報処理システムのプロセッサの内部構成を示すブロック図である。
【
図6】本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツ提供方法を示すフローチャートである。
【
図7】本開示の一実施例に係る放送時間によって異なる使用者インターフェースを利用してショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示する段階を示すフローチャートである。
【
図8】本開示の一実施例に係る特定日と関連したショッピングコンテンツを提供する例を示す図面である。
【
図9】本開示の他の実施例に係る特定日と関連したショッピングコンテンツを提供する例を示す図面である。
【
図10】本開示のさらに他の実施例に係る特定日と関連したショッピングコンテンツを提供する例を示す図面である。
【
図11】本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツに対する放送開始通知設定によって放送開始通知が出力される例を示す図面である。
【
図12】本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツに対する使用者入力によって放送映像を提供する画面がディスプレイ上に表示される例を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本開示の実施のための具体的な内容を添付された図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の説明では本開示の要旨を不要に曖昧にさせ得る恐れがある場合、広く知られた機能や構成に関する具体的な説明は省略することにする。
【0013】
添付された図面で、同一または対応する構成要素には同一の参照符号が付与されている。また、以下の実施例の説明において、同一または対応する構成要素を重複して記述することが省略され得る。しかし、構成要素に関する技術が省略されても、そのような構成要素がある実施例に含まれないものと意図されるものではない。
【0014】
開示された実施例の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に後述されている実施例を参照すると明確になるであろう。しかし、本開示は以下で開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施例は本開示を完全なものとし、本開示が通常の技術者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものに過ぎない。
【0015】
本明細書で使われる用語について簡略に説明し、開示された実施例について具体的に説明することにする。本明細書で使われる用語は本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは関連分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などにより変わり得る。また、特定の場合には出願人が任意で選定した用語もあり、この場合、該当する発明の説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたった内容に基づいて定義されるべきである。
【0016】
本明細書での単数の表現は文脈上明白に単数であると特定しない限り、複数の表現を含む。また、複数の表現は文脈上明白に複数であると特定しない限り、単数の表現を含む。明細書全体においてある部分がある構成要素を含むとする時、これは特に反対の記載がない限り。他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0017】
また、明細書で使われる「モジュール」または「部」という用語はソフトウェアまたはハードウェア構成要素を意味し、「モジュール」または「部」はある役割を遂行する。しかし、「モジュール」または「部」はソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。「モジュール」または「部」はアドレッシングできる保存媒体にあるように構成されてもよく、一つまたはそれ以上のプロセッサを再生させるように構成されてもよい。したがって、一例として、「モジュール」または「部」はソフトウェア構成要素、オブジェクト指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシーザー、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイまたは変数のうち少なくとも一つを含むことができる。構成要素と「モジュール」または「部」は、中で提供される機能はさらに小さい数の構成要素および「モジュール」または「部」で結合されたり追加的な構成要素と「モジュール」または「部」にさらに分離され得る。
【0018】
本開示の一実施例によると、「モジュール」または「部」はプロセッサおよびメモリで具現され得る。「プロセッサ」は汎用プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、制御器、マイクロ制御器、状態マシンなどを含むように広く解釈されるべきである。いくつかの環境で、「プロセッサ」は特定用途向け半導体(ASIC)、プログラム可能ロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)等を指し示してもよい。「プロセッサ」とは、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPコアと結合した一つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、または任意の他のそのような構成の組み合わせのような処理デバイスの組み合わせを指し示してもよい。また、「メモリ」は電子情報を保存可能な任意の電子コンポーネントを含むように広く解釈されるべきである。「メモリ」は任意アクセスメモリ(RAM)、読み取り-専用メモリ(ROM)、不揮発性任意アクセスメモリ(NVRAM)、プログラム可能読み取り-専用メモリ(PROM)、消去-プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データ保存装置、レジスターなどのようなプロセッサ-読み取り可能媒体の多様な類型を指し示してもよい。プロセッサがメモリから情報を読み取り/読み取ったりメモリに情報を記録できるのであれば、メモリはプロセッサと電子通信状態にあると呼ばれる。プロセッサに集積されたメモリはプロセッサと電子通信状態にある。
【0019】
本開示で、「ショッピングコンテンツ」はインターネットに連結されたオンラインショッピングサービス、ソーシャルメディアサービス等を通じて提供されるショッピング商品に対する放送、ショッピング商品情報、ショッピング決済情報、ショッピング販売者または製造者情報などのようなオンラインショッピングに関連した情報またはコンテンツを指称し得る。例えば、ショッピングコンテンツはオンラインショッピング対象である商品に対する説明、広告、広報などのためのライブ放送コンテンツ、録画放送コンテンツなどを含むことができるが、これに限定されるものではない。
【0020】
本開示で、「カレンダー」は一般的に複数の日および/または時間の中から任意の日および/または時間を選択できる日程表を表示するディスプレイ画面または使用者インターフェースを指称し得る。例えば、カレンダーは、複数のショッピングコンテンツまたは放送コンテンツの放送、再生、提供が実行される複数の日および/または時間のうちいずれか一つを選択できる使用者インターフェースを含むことができる。使用者は、カレンダーに表示された複数の日および/または時間のうちいずれか一つを選択して、該当日および/または時間に提供されるショッピングコンテンツまたは放送コンテンツを視聴または再生することができる。
【0021】
本開示で、「放送映像」はインターネットに連結されたオンラインショッピングサービス、ソーシャルメディアサービス等を通じて使用者端末に伝送、放送または共有される映像データを指称し得る。例えば、放送映像は、オンラインショッピングサービスでショッピング対象商品に対して説明、広告、広報などのためにあらかじめ録画された映像の全体または一部の区間またはリアルタイム放送中の映像を含むことができる。
【0022】
図1は、本開示の一実施例に係る使用者端末110の画面120を通じて使用者100がショッピングコンテンツの提供を受ける例を示す図面である。
図1に図示された画面120は、使用者100が使用者端末(例えば、スマートフォン)110でショッピングコンテンツを提供するアプリケーションを実行してショッピングコンテンツ提供サービスを利用する例を示す。
【0023】
使用者端末110は使用者100から特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信し、これに応答して、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。例えば、使用者端末110はショッピングコンテンツ提供サービスと関連したボタン(図示されず)に対する使用者100のタッチ入力を受信することができる。これに応答して、使用者端末110は今日の日付と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。他の例として、使用者端末110はショッピングコンテンツの提供が可能な一つ以上の日を含むカレンダー122をディスプレイ上に表示し、カレンダー122上で特定日に対する使用者のタッチ入力を受信することができる。これに応答して、使用者端末110はタッチ入力された特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。
【0024】
使用者端末110は抽出した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示して使用者100に提供することができる。例えば、図示された通り、使用者端末110は今日の日付を含むカレンダー122および今日の日付と関連した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。他の例として、使用者端末110はタッチ入力された特定日を含むカレンダー122およびタッチ入力された特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。ここで、ディスプレイ上に表示される一つ以上のショッピングコンテンツは、ショッピングコンテンツの放送のための映像コンテンツ、放送時間情報、放送状態情報、商品情報および使用者反応情報のうち少なくとも一つを含むことができる。例えば、ショッピングコンテンツは放送映像、放送ハイライト区間、放送開始時間、再生時間、リアルタイム放送標識、商品販売者情報、商品の価格、割引情報、「高評価」数、視聴者数、リアルタイム視聴者数などを含むことができる。一方、ディスプレイ上に表示される一つ以上のショッピングコンテンツは、すでに放送終了したか、放送中であるか、今後放送予定の映像コンテンツであり得る。
【0025】
使用者端末110は一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェース124を通じて一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。一実施例において、使用者端末110は一つ以上のショッピングコンテンツに対する放送時間と基準時点の前後関係(すなわち、放送状態)によって異なる使用者インターフェース124を利用して受信した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。ここで、基準時点は使用者端末110がショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示した現在の日および現在の時間であり得る。
【0026】
図1で図示するように、放送開始時間および放送終了時間が基準時点より以前である(すなわち、現在放送終了した)ショッピングコンテンツ「[キッズブランドデー]オンライン水遊び~」の場合、使用者端末110は第1使用者インターフェース124aの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送映像を再生し、放送映像の再生時間である「1:00:16」を表示することができる。反面、放送開始時間が基準時点より以前であって、放送終了時間が基準時点より以後である(すなわち、現在放送中である)ショッピングコンテンツ「マイピック!ベストトレンディーレザーバック」の場合、使用者端末110は第2使用者インターフェース124bの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を再生し、リアルタイム放送標識である「LIVE」およびリアルタイム放送映像の視聴者数「2.3万人視聴中」を表示することができる。また、放送開始時間が基準時点より以後である(すなわち、放送予定の)ショッピングコンテンツ「ゲーミングギアブランドNo.1ショッピングライブ!」の場合、使用者端末110は第3使用者インターフェース124cの少なくとも一部の領域にショッピングコンテンツに対するサムネイル(thumbnail)イメージおよび放送開始時間「18:00」を表示することができる。
【0027】
以上で説明した実施例によると、使用者はショッピングコンテンツのライブ放送を提供するアプリケーションを使う時、今日の日付を含むカレンダー上で特定日を選択し、該当日に提供される複数のショッピングコンテンツの放送状態を各ショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェースを通じて視覚的に効率的に確認することができる。より具体的には、使用者は異なる使用者インターフェースを通じて見えるショッピングコンテンツの放送映像の再生の有無、放送状態標識等を通じて、各ショッピングコンテンツの時間別放送状態を容易かつ便利に確認することができる。
【0028】
図2は、本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツを提供する複数の使用者端末210_1、210_2、210_3が情報処理システム230と通信可能に連結された構成を示す概要図である。図示された通り、複数の使用者端末210_1、210_2、210_3はネットワーク220を通じてショッピングコンテンツを提供できる情報処理システム230と連結され得る。一実施例において、情報処理システム230はショッピングコンテンツ提供サービス、ショッピングコンテンツに対する使用者反応分析などに関連したコンピュータ実行可能なプログラム(例えば、ダウンロード可能なアプリケーション)およびデータを保存、提供および実行できる一つ以上のサーバー装置および/またはデータベース、またはクラウドコンピューティングサービス基盤の一つ以上の分散コンピューティング装置および/または分散データベースを含むことができる。
【0029】
情報処理システム230によって提供されるショッピングコンテンツに対するサービスは、複数の使用者端末210_1、210_2、210_3のそれぞれに設置されたショッピングアプリケーション、検索アプリケーション、モバイルブラウザアプリケーションまたはウェブブラウザ等を通じて使用者に提供され得る。例えば、情報処理システム230はショッピングアプリケーション等を通じて使用者端末210_1、210_2、210_3から受信されるショッピングコンテンツに対する要請に対応する情報を提供したり対応する処理を遂行できる。
【0030】
複数の使用者端末210_1、210_2、210_3はネットワーク220を通じて情報処理システム230と通信することができる。ネットワーク220は複数の使用者端末210_1、210_2、210_3と情報処理システム230の間の通信が可能であるように構成され得る。ネットワーク220は設置環境により、例えば、イーサネット(Ethernet)、有線ホームネットワーク(Power Line Communication)、電話線通信装置およびRS-シリアル通信などの有線ネットワーク、移動通信網、WLAN(Wireless LAN)、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)およびZigBee(登録商標)などのような無線ネットワークまたはその組み合わせで構成され得る。通信方式は制限されず、ネットワーク220が含むことができる通信網(一例として、移動通信網、有線インターネット、無線インターネット、放送網、衛星網など)を活用する通信方式だけでなく、使用者端末210_1、210_2、210_3の間の近距離無線通信も含まれ得る。
【0031】
図2で携帯電話端末210_1、タブレット端末210_2およびPC端末210_3が使用者端末の例として図示されたが、これに限定されず、使用者端末210_1、210_2、210_3は有線および/または無線通信が可能であり、ショッピングアプリケーション、検索アプリケーション、モバイルブラウザアプリケーションまたはウェブブラウザなどが設置されて実行され得る任意のコンピューティング装置であり得る。例えば、使用者端末は、AIスピーカー、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、コンピュータ、ノートパソコン、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットPC、ゲームコンソール(game console)、ウェアラブルデバイス(wearable device)、IoT(internet of things)デバイス、VR(virtual reality)デバイス、AR(augmented reality)デバイス、セットトップボックスなどを含むことができる。また、
図2には3個の使用者端末210_1、210_2、210_3がネットワーク220を通じて情報処理システム230と通信するものとして図示されているが、これに限定されず、異なる数の使用者端末がネットワーク220を通じて情報処理システム230と通信するように構成されてもよい。
【0032】
一実施例によると、情報処理システム230は複数の使用者端末210_1、210_2、210_3から特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を受信することができる。このように受信された要請に応答して、情報処理システム230は特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出して複数の使用者端末210_1、210_2、210_3に提供することができる。例えば、情報処理システム230は複数の使用者端末210_1、210_2、210_3から今日の日付と関連したショッピングコンテンツに対する要請を受信し、今日の日付と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出した後、複数の使用者端末210_1、210_2、210_3に提供することができる。
【0033】
一実施例によると、複数の使用者端末210_1、210_2、210_3は情報処理システム230からショッピングコンテンツの放送のための映像コンテンツ、放送時間情報、放送状態情報、商品情報および使用者反応情報のうち少なくとも一つの情報を受信することができる。例えば、情報処理システム230は複数の使用者端末にショッピングコンテンツに対応するあらかじめ保存された放送映像を提供したり、リアルタイム放送映像を提供することができる。
【0034】
一実施例によると、情報処理システム230は複数の使用者端末210_1、210_2、210_3から一つ以上のショッピングコンテンツに対する使用者反応情報を受信することができる。情報処理システム230はショッピングコンテンツの映像コンテンツの放送中に肯定的な反応(例えば、「高評価」数、商品販売数、瞬間視聴者数などの)が最も多かった映像コンテンツの一部の区間を抽出してハイライト区間に決定し、決定されたハイライト区間に該当する映像コンテンツを複数の使用者端末210_1、210_2、210_3に提供することができる。
【0035】
図3は、本開示の一実施例に係る使用者端末210および情報処理システム230の内部構成を示すブロック図である。使用者端末210はショッピングアプリケーション、検索アプリケーション、モバイルブラウザアプリケーションまたはウェブブラウザなどを実行可能であり、有/無線通信が可能な任意のコンピューティング装置を指称し得、例えば、
図2の携帯電話端末210_1、タブレット端末210_2、PC端末210_3等を含むことができる。図示された通り、使用者端末210はメモリ312、プロセッサ314、通信モジュール316および入出力インターフェース318を含むことができる。これと類似して、情報処理システム230はメモリ332、プロセッサ334、通信モジュール336および入出力インターフェース338を含むことができる。
図3に図示された通り、使用者端末210および情報処理システム230はそれぞれの通信モジュール316、336を利用してネットワーク220を通じて情報および/またはデータを通信できるように構成され得る。また、入出力装置320は入出力インターフェース318を通じて使用者端末210に情報および/またはデータを入力したり使用者端末210から生成された情報および/またはデータを出力するように構成され得る。
【0036】
メモリ312、332は非一過性の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含むことができる。一実施例によると、メモリ312、332はRAM(random access memory)、ROM(read only memory)、ディスクドライブ、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ(flash memory)などのような非消滅性大容量保存装置(permanent mass storage device)を含むことができる。他の例として、ROM、SSD、フラッシュメモリ、ディスクドライブなどのような非消滅性大容量保存装置はメモリとは区分される別途の永久保存装置であって、使用者端末210または情報処理システム230に含まれ得る。また、メモリ312、332には運営体制と少なくとも一つのプログラムコード(例えば、使用者端末210に設置されて駆動されるショッピングアプリケーションなどのためのコード)が保存され得る。
【0037】
このようなソフトウェア構成要素はメモリ312、332とは別途のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からローディングされ得る。このような別途のコンピュータで読み取り可能な記録媒体はこのような使用者端末210および情報処理システム230に直接連結可能な記録媒体を含むことができるが、例えば、フロッピードライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含むことができる。他の例として、ソフトウェア構成要素はコンピュータで読み取り可能な記録媒体ではない通信モジュールを通じてメモリ312、332にローディングされ得る。例えば、少なくとも一つのプログラムは、開発者またはアプリケーションの設置ファイルを配布するファイル配布システムがネットワーク220を通じて提供するファイルによって設置されるコンピュータプログラムに基づいてメモリ312、332にローディングされ得る。
【0038】
プロセッサ314、334は基本的な算術、ロジックおよび入出力演算を遂行することによって、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成され得る。命令はメモリ312、332または通信モジュール316、336によりプロセッサ314、334で提供され得る。例えば、プロセッサ314、334はメモリ312、332のような記録装置に保存されたプログラムコードにより受信される命令を実行するように構成され得る。
【0039】
通信モジュール316、336はネットワーク220を通じて使用者端末210と情報処理システム230が互いに通信するための構成または機能を提供することができ、使用者端末210および/または情報処理システム230が他の使用者端末または他のシステム(一例として別途のクラウドシステムなど)と通信するための構成または機能を提供することができる。一例として、使用者端末210のプロセッサ314がメモリ312などのような記録装置に保存されたプログラムコードにより生成した要請またはデータ(例えば、特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請など)は、通信モジュール316の制御によってネットワーク220を通じて情報処理システム230に伝達され得る。その逆に、情報処理システム230のプロセッサ334の制御によって提供される制御信号や命令が、通信モジュール336とネットワーク220を経て使用者端末210の通信モジュール316を通じて使用者端末210に受信され得る。例えば、使用者端末210は情報処理システム230から通信モジュール316を通じて特定日と関連したショッピングコンテンツおよびショッピングコンテンツに対する情報などを受信することができる。
【0040】
入出力インターフェース318は入出力装置320とのインターフェースのための手段であり得る。一例として、入力装置はオーディオセンサおよび/またはイメージセンサを含んだカメラ、キーボード、マイクロホン、マウスなどの装置を、そして出力装置はディスプレイ、スピーカー、ハプティックフィードバックデバイス(haptic feedback device)などのような装置を含むことができる。他の例として、入出力インターフェース318はタッチスクリーンなどのように入力と出力を遂行するための構成または機能が一つに統合された装置とのインターフェースのための手段であり得る。例えば、使用者端末210のプロセッサ314がメモリ312にローディングされたコンピュータプログラムの命令を処理するにおいて、情報処理システム230や他の使用者端末が提供する情報および/またはデータを利用して構成されるサービス画面などが入出力インターフェース318を通じてディスプレイに表示され得る。
図3では入出力装置320が使用者端末210に含まれないように図示されているが、これに限定されず、使用者端末210と一つの装置で構成され得る。また、情報処理システム230の入出力インターフェース338は、情報処理システム230と連結されるか、情報処理システム230が含むことができる入力または出力のための装置(図示されず)とのインターフェースのための手段であり得る。
図3では入出力インターフェース318、338がプロセッサ314、334と別途に構成された要素として図示されたが、これに限定されず、入出力インターフェース318、338がプロセッサ314、334に含まれるように構成されてもよい。
【0041】
使用者端末210および情報処理システム230は
図3の構成要素よりさらに多くの構成要素を含むことができる。しかし、多くの従来技術的な構成要素を明確に図示する必要はない。一実施例によると、使用者端末210は前述された入出力装置320のうち少なくとも一部を含むように具現され得る。また、使用者端末210はトランシーバー(transceiver)、GPS(Global Positioning system)モジュール、カメラ、各種センサ、データベースなどのような他の構成要素をさらに含むことができる。例えば、使用者端末210がスマートフォンである場合、一般的にスマートフォンが含んでいる構成要素を含むことができ、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、カメラモジュール、各種物理的なボタン、タッチパネルを利用したボタン、入出力ポート、振動のための振動器などの多様な構成要素が使用者端末210にさらに含まれるように具現され得る。一実施例によると、使用者端末210のプロセッサ314はショッピングコンテンツを提供するアプリケーションなどが動作するように構成され得る。この時、該当アプリケーションおよび/またはプログラムと関連したコードが使用者端末210のメモリ312にローディングされ得る。
【0042】
ショッピングコンテンツを提供するアプリケーションなどのためのプログラムが動作する間に、プロセッサ314は入出力インターフェース318と連結されたタッチスクリーン、キーボード、オーディオセンサおよび/またはイメージセンサを含んだカメラ、マイクロホンなどの入力装置を通じて入力されたり選択されたテキスト、イメージ、映像、音声および/または動作などを受信することができ、受信したテキスト、イメージ、映像、音声および/または動作などをメモリ312に保存したり通信モジュール316およびネットワーク220を通じて情報処理システム230に提供することができる。例えば、プロセッサ314は通知設定ボタンに対する使用者入力を受信することができる。
【0043】
一実施例において、プロセッサ314は入力装置320を通じてショッピングコンテンツを提供するアプリケーションまたはウェブブラウザ上で入力される特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信し、このようなショッピングコンテンツに対する要請をネットワーク220および通信モジュール316を通じて情報処理システム230に提供することができる。例えば、プロセッサ314はタッチスクリーン、マウスなどの入力装置320を通じてカレンダー上で特定日に対する使用者入力などを受信することができ、受信した使用者入力に応答して、特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を通信モジュール316およびネットワーク220を通じて情報処理システム230に提供することができる。さらに他の例として、プロセッサ314はタッチスクリーン、マウス、キーボードなどの入力装置320を通じてショッピングコンテンツサービスと関連したボタン(図示されず)に対する使用者入力を受信することができ、このような使用者入力に応答して、今日の日付と関連したショッピングコンテンツに対する要請を情報処理システム230に伝送することができる。一実施例において、プロセッサ314は一つ以上のショッピングコンテンツに対する使用者入力を受信し、これに応答して、事前録画された全体放送映像コンテンツまたはリアルタイム放送映像に対する要請を情報処理システム230に伝送することができる。
【0044】
使用者端末210のプロセッサ314は入力装置320、他の使用者端末、情報処理システム230および/または複数の外部システムから受信した情報および/またはデータを管理、処理および/または保存するように構成され得る。プロセッサ314により処理された情報および/またはデータは、通信モジュール316およびネットワーク220を通じて情報処理システム230に提供され得る。一実施例において、プロセッサ314は受信した使用者入力に応答して、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。例えば、使用者端末210のメモリ312および/または情報処理システム230から特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。一実施例において、プロセッサ314は抽出した一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によりショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示するための使用者インターフェースを決定することができる。例えば、プロセッサ314は一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択することができる。一実施例において、プロセッサ314はショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェースの少なくとも一部の領域が、あらかじめ設定された基準以上にディスプレイに表示されるかを判定することができる。このような判定結果により、プロセッサ314はショッピングコンテンツに対する放送映像が自動で再生されるようにすることができる。一実施例において、プロセッサ314は通知設定ボタンに対する使用者入力に応答して、ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を設定することができる。
【0045】
使用者端末210のプロセッサ314は、入出力インターフェース318を通じて入出力装置320に情報および/またはデータを伝送して出力することができる。例えば、プロセッサ314は受信した情報および/またはデータを使用者端末の画面にディスプレイすることができる。一実施例において、プロセッサ314は特定日を含むカレンダーとメモリ312および/または情報処理システム230から抽出した特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。例えば、プロセッサ314はメモリ312および/または情報処理システム230から抽出した複数のショッピングコンテンツを放送開始時間の順に並べてディスプレイ上に表示することができる。ここで特定日はショッピングコンテンツの提供が可能な日および/または今日の日付であり得る。
【0046】
プロセッサ314は一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。例えば、プロセッサ314は一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。
【0047】
一実施例において、ショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以前である場合、プロセッサ314は使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送映像を再生することができる。この時、ショッピングコンテンツに対する放送終了時間が基準時点より以前である場合、プロセッサ314はショッピングコンテンツに対する放送映像のあらかじめ設定された区間またはハイライト区間を再生することができ、使用者インターフェース上に放送映像の再生時間を表示することができる。例えば、放送映像のあらかじめ設定された区間は、放送映像の前半区間またはショッピングコンテンツをアップロードする使用者があらかじめ設定した任意の区間であり得る。反面、ショッピングコンテンツの放送終了時間が基準時点より以後である場合、プロセッサ314は使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を再生することができ、使用者インターフェース上にリアルタイム放送を示す標識およびリアルタイム放送映像の視聴者数のうち少なくとも一つを表示することができる。
【0048】
一実施例において、ショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以前であり、ショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準以上にディスプレイに表示される場合、プロセッサ314はショッピングコンテンツに対する放送映像を自動で再生することができる。反面、ショッピングコンテンツの放送開始時間は基準時点より以前であるが、使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準未満にディスプレイに表示される場合、プロセッサ314はショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージ、放送開始時間および再生時間のうち少なくとも一つをディスプレイ上に表示することができる。
【0049】
一実施例において、ショッピングコンテンツに対する放送開始時間が基準時点より以前である場合、プロセッサ314はディスプレイ上に表示されたショッピングコンテンツに対する使用者入力に応答して、ショッピングコンテンツに対する放送映像を提供する画面をディスプレイ上に表示することができる。この時、ショッピングコンテンツの放送終了時間が基準時点より以後である場合、プロセッサ314はショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を提供する画面をディスプレイ上に表示することができる。
【0050】
一実施例において、ショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以後である場合、プロセッサ314はショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージおよび放送開始時間のうち少なくとも一つをディスプレイ上に表示することができる。また、プロセッサ314は使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送予告映像を再生することができる。一方、この場合、プロセッサ314は通知設定ボタンを使用者インターフェースの少なくとも一部の領域に表示することができる。このような通知設定ボタンを通じて放送開始通知が設定された場合、基準時点がショッピングコンテンツの放送開始時間または放送開始時間からあらかじめ決定された時間前に到達すると、プロセッサ314はショッピングコンテンツに対する放送開始通知を出力することができる。
【0051】
情報処理システム230のプロセッサ334は、複数の使用者端末210および/または複数の外部システムから受信した情報および/またはデータを管理、処理および/または保存するように構成され得る。プロセッサ334により処理された情報および/またはデータは、通信モジュール336およびネットワーク220を通じて使用者端末210に提供することができる。一実施例において、情報処理システム230のプロセッサ334は複数の使用者端末210から受信した放送映像に対する使用者反応に基づいて該当放送映像のハイライト区間を決定することができる。プロセッサ334はこのように決定されたハイライト区間をメモリ332に保存したり使用者端末210に提供することができる。
【0052】
情報処理システム230のプロセッサ334は使用者端末210のディスプレイ出力可能装置(例:タッチスクリーン、ディスプレイなど)、音声出力可能装置(例:スピーカー)等の出力装置320を通じて処理された情報および/またはデータを出力するように構成され得る。一実施例によると、情報処理システム230のプロセッサ334は、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを通信モジュール336およびネットワーク220を通じて使用者端末210に提供し、提供されたショッピングコンテンツを使用者端末210のディスプレイ出力可能装置等を通じて出力するように構成され得る。
【0053】
図4は、本開示の一実施例に係る使用者端末のプロセッサ314の詳細ブロック図である。図示された通り、プロセッサ314は使用者入力処理部410、ショッピングコンテンツ受信部420、ショッピングコンテンツディスプレイ部430および放送開始通知部440を含むことができる。
【0054】
使用者入力処理部410は入力装置および入力インターフェースを通じて受信される使用者入力を処理することができる。例えば、使用者入力処理部410は、特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力、ショッピングコンテンツの提供が可能な一つ以上の日を含むカレンダー上で特定日に対する使用者入力または一つ以上のショッピングコンテンツに対する使用者入力を受信することができる。使用者入力処理部410が使用者入力を受信することにより、ショッピングコンテンツ受信部420およびショッピングコンテンツディスプレイ部430が受信した使用者入力に対応するショッピングコンテンツの抽出、ショッピングコンテンツの出力などを処理するように構成され得る。他の例として、使用者入力処理部410は通知設定ボタンに対する使用者入力などを受信し、放送開始通知部440が放送通知を設定するようにすることができる。
【0055】
ショッピングコンテンツ受信部420は使用者入力処理部410での処理結果により、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。例えば、ショッピングコンテンツ受信部420は使用者端末のメモリ、情報処理システム、外部システムおよび/または外部保存装置から特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出または受信することができる。ここで、ショッピングコンテンツはショッピングコンテンツの放送のための映像コンテンツ、放送時間情報、放送状態情報、商品情報および使用者反応情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0056】
ショッピングコンテンツディスプレイ部430は一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイすることができる。すなわち、ショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によりショッピングコンテンツの現在の放送状態を判定し、判定結果によって異なる使用者インターフェースを選択し、一つ以上のショッピングコンテンツを使用者端末の画面にディスプレイすることができる。
【0057】
一実施例において、ショッピングコンテンツディスプレイ部430は、ショッピングコンテンツに対する放送開始時間および放送終了時間が基準時点より以前である(すなわち、現在放送終了した)ものと判定される場合、使用者端末110は使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送映像を再生することができる。例えば、ショッピングコンテンツディスプレイ部430はショッピングコンテンツに対する放送映像のあらかじめ設定された区間またはハイライト区間を再生することができる。この場合、ショッピングコンテンツディスプレイ部430は放送映像の再生と共に使用者インターフェース上に放送映像の再生時間を表示することができる。他の実施例において、ショッピングコンテンツディスプレイ部430はショッピングコンテンツに対する放送開始時間が基準時点より以前であり放送終了時間が基準時点より以後である(すなわち、現在放送中である)ものと判定される場合、ショッピングコンテンツディスプレイ部430は使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を再生することができる。この場合、ショッピングコンテンツディスプレイ部430はリアルタイム放送標識およびリアルタイム放送映像の視聴者数のうち少なくとも一つをディスプレイすることができる。さらに他の実施例において、ショッピングコンテンツディスプレイ部430はショッピングコンテンツに対する放送開始時間が基準時点より以後である(すなわち、放送予定の)ものと判定される場合、ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージおよび放送開始時間のうち少なくとも一つをディスプレイしたり、使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送予告映像を再生することができる。この場合、ショッピングコンテンツディスプレイ部430は通知設定ボタンを使用者インターフェースの少なくとも一部の領域に表示することができる。
【0058】
ショッピングコンテンツディスプレイ部430は、ショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェースの少なくとも一部の領域が、あらかじめ設定された基準以上にディスプレイに表示されるかを判定し、判定結果によりショッピングコンテンツに対する放送映像を自動で再生することができる。例えば、ショッピングコンテンツディスプレイ部430は、ショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以前であり、ショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準以上にディスプレイに表示されるものと判定することにより、ショッピングコンテンツに対する放送映像を自動で再生することができる。反面、ショッピングコンテンツディスプレイ部430は、ショッピングコンテンツの放送開始時間は基準時点より以前であると判定されるか、使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準未満にディスプレイに表示されるものと判定することにより、ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージ、放送開始時間および再生時間のうち少なくとも一つをディスプレイ上に表示することができる。
【0059】
また、ショッピングコンテンツディスプレイ部430は、使用者入力処理部410がショッピングコンテンツに対する使用者入力を受信および処理することにより、すでに放送終了したか放送中であるショッピングコンテンツに対する放送映像を提供する画面をディスプレイすることができる。この時、ショッピングコンテンツの放送が現在進行中である場合、ショッピングコンテンツディスプレイ部430はショッピングコンテンツに対する放送映像をリアルタイムに提供する画面をディスプレイすることができる。
【0060】
放送開始通知部440は使用者入力処理部410が放送開始通知に対する使用者入力を受信および処理することにより、放送開始時間が基準時点以後であるショッピングコンテンツに対する放送開始通知を設定することができる。放送開始通知部440は基準時点がショッピングコンテンツの放送開始時間および/または放送開始時間からあらかじめ決定された時間前に到達すると、ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を出力することができる。例えば、放送開始時間および/または放送開始5分前にショッピングコンテンツに対する放送開始通知を出力することができる。放送開始通知部440は放送開始通知をポップアップ通知形態で使用者端末のディスプレイ上に表示したり、使用者端末のスピーカーを通じて通知音を出力することができる。
【0061】
図5は、本開示の一実施例に係る情報処理システムのプロセッサ334の内部構成を示すブロック図である。図示された通り、プロセッサ334はショッピングコンテンツ要請受信部510、ショッピングコンテンツ提供部520およびハイライト区間決定部530を含むことができる。
【0062】
ショッピングコンテンツ要請受信部510は使用者端末から特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を受信することができる。このように受信された要請により、ショッピングコンテンツ提供部520は特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出して使用者端末に提供することができる。一実施例において、ショッピングコンテンツ提供部520は情報処理システムの内部メモリおよび/または情報処理システムと連結された外部システム、外部保存装置に保存された特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出して使用者端末に提供することができる。例えば、ショッピングコンテンツ提供部520は特定日と関連したショッピングコンテンツに対する事前録画された放送映像を使用者端末に提供することができる。他の実施例において、現在生放送中であるショッピングコンテンツの場合、ショッピングコンテンツ提供部520はショッピングコンテンツに対する放送映像をリアルタイムに使用者端末に提供することができる。
【0063】
ハイライト区間決定部530はショッピングコンテンツに対する放送映像のハイライト区間を決定することができる。一実施例において、ハイライト区間決定部530はショッピングコンテンツに対する使用者反応を受信し、これに基づいて放送映像のハイライト区間を決定することができる。例えば、ハイライト区間決定部530はショッピングコンテンツに対する生放送進行中および/または事前録画された放送映像において肯定的な反応(例えば、「高評価」数、商品販売数、瞬間視聴者数など)が最も多かった一部の区間をハイライト区間に決定することができる。このように決定されたショッピングコンテンツに対する放送映像のハイライト区間はメモリに保存され得、使用者端末に提供され得る。
【0064】
図6は、本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツ提供方法600を示すフローチャートである。一実施例において、ショッピングコンテンツ提供方法600はプロセッサ(例えば、使用者端末および/または情報処理システムの少なくとも一つのプロセッサ)により遂行され得る。図示された通り、ショッピングコンテンツ提供方法600は、プロセッサが特定日と関連したショッピングコンテンツに対する要請を含む使用者入力を受信することによって開始され得る(S610)。一実施例において、プロセッサは受信した使用者入力に応答して、特定日を含むカレンダーをディスプレイ上に表示することができる。ここで、特定日は今日の日付であり得る。他の実施例において、プロセッサはショッピングコンテンツの提供が可能な一つ以上の日を含むカレンダーをディスプレイ上に表示し、カレンダー上で特定日に対する使用者入力を受信することができる。
【0065】
プロセッサは受信した使用者入力に応答して、特定日と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる(S620)。ここで、ショッピングコンテンツはショッピングコンテンツの放送のための映像コンテンツ、放送時間情報、放送状態情報、商品情報および使用者反応情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0066】
その後、プロセッサは一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間によって決定された使用者インターフェースを通じて一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる(S630)。例えば、プロセッサが特定日と関連した複数のショッピングコンテンツを抽出した場合、プロセッサは複数のショッピングコンテンツを放送開始時間の順に並べてディスプレイ上に表示することができる。一実施例において、プロセッサは一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係によって異なる使用者インターフェースを選択して一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。ここで、基準時点は現在の時間または現在の時点であり得る。例えば、プロセッサはショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以前である場合、使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送映像を再生することができる。また、プロセッサはショッピングコンテンツに対する放送映像の再生と共に使用者インターフェース上に放送映像の再生時間、リアルタイム放送標識およびリアルタイム放送映像の視聴者数のうち少なくとも一つを表示することができる。他の例として、プロセッサはショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以後である場合、ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージおよび放送開始時間のうち少なくとも一つをディスプレイ上に表示したり、使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送予告映像を再生することができる。
【0067】
前述した通り、プロセッサはショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以前である場合、使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送映像を再生することができる。一実施例において、プロセッサは使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準以上にディスプレイに表示される場合、ショッピングコンテンツに対する放送映像を自動で再生することができる。反面、プロセッサは使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準未満にディスプレイに表示される場合、ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージ、放送開始時間および再生時間のうち少なくとも一つをディスプレイ上に表示することができる。一実施例において、プロセッサは一つ以上のショッピングコンテンツに対する使用者入力を受信し、受信した使用者入力に応答して、ショッピングコンテンツに対する放送映像を提供する画面をディスプレイ上に表示することができる。ここで、ショッピングコンテンツの放送終了時間が基準時点より以後である場合、プロセッサはショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を提供する画面をディスプレイ上に表示することができる。
【0068】
一実施例において、ショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以後である場合、プロセッサは通知設定ボタンを使用者インターフェースの少なくとも一部の領域に表示し、通知設定ボタンに対する使用者入力に応答して、ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を設定することができる。その後、プロセッサは基準時点がショッピングコンテンツの放送開始時間または放送開始時間からあらかじめ決定された時間前に到達すると、ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を出力することができる。
【0069】
図7は、本開示の一実施例に係る放送時間によって異なる使用者インターフェースを利用してショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示する段階(S630)を示すフローチャートである。一実施例において、段階(S630)はプロセッサ(例えば、使用者端末および/または情報処理システムの少なくとも一つのプロセッサ)により遂行され得る。図示された通り、プロセッサはショッピングコンテンツに対する放送開始時間が基準時点より以前であるかを判定することができる(S710)。また、プロセッサはショッピングコンテンツに対する放送終了時間が基準時点より以前であるかを判定することができる(S720)。これに伴い、放送開始時間および放送終了時間が基準時点より以前である場合、プロセッサはショッピングコンテンツに対する放送映像のあらかじめ設定された区間またはハイライト区間を再生することができる。これと共に、プロセッサは使用者インターフェース上に放送映像の再生時間を表示することができる(S730)。ここで、ハイライト区間は放送映像に対する使用者反応に基づいて決定されたものであり得る。例えば、ハイライト区間はショッピングコンテンツのリアルタイム放送進行中および/または事前録画された放送再生中に商品の購入数が最も多い5秒の区間、コメントが最も多く入力された10秒の区間、「高評価」が最も多くクリックされた10秒の区間などであり得る。また、あらかじめ設定された区間は、すべてのショッピングコンテンツに対する放送映像に対して同一に適用される基準によって決定される区間(例えば、放送映像前半10秒区間)またはそれぞれのショッピングコンテンツに対する放送映像に対して使用者が直接指定した区間を含むことができる。一方、あらかじめ設定された区間またはハイライト区間は放送映像で不連続な複数の区間を結合したものであり得る。
【0070】
これとは異なり、放送開始時間が基準時点より以前であり、放送終了時間が基準時点より以後である場合、プロセッサは使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を再生することができる。これと共に、プロセッサは使用者インターフェース上にリアルタイム放送標識およびリアルタイム放送映像の視聴者数(すなわち、リアルタイム視聴者数)のうち少なくとも一つを表示することができる(S740)。例えば、リアルタイム放送標識およびリアルタイム視聴者数のうち少なくとも一つは、使用者インターフェース上で放送映像が再生されている領域で、半透明または不透明に放送映像の上に重なって表示され得る。他の例として、リアルタイム放送標識およびリアルタイム視聴者数のうち少なくとも一つは、使用者インターフェース上で放送映像が再生されている領域の周辺に表示され得る。
【0071】
これとは異なり、放送開始時間が基準時点より以後である場合、プロセッサはショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以後である場合、ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージおよび放送開始時間のうち少なくとも一つをディスプレイ上に表示することができる(S750)。代案として、プロセッサは使用者インターフェースの少なくとも一部の領域でショッピングコンテンツに対する放送予告映像を再生することができる。
【0072】
図8は、本開示の一実施例に係る特定日812と関連したショッピングコンテンツを提供する例を示す図面である。一実施例において、プロセッサはショッピングコンテンツ提供サービスと関連したボタン(図示されず)に対する使用者入力を受信し、受信した使用者入力に応答して、今日の日付812と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。代案として、プロセッサはディスプレイ上に表示された今日の日付812を含むカレンダー810上で今日の日付812に対する使用者入力を受信し、受信した使用者入力に応答して、今日の日付812と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。
【0073】
その後、プロセッサは今日の日付812を含むカレンダー810と今日の日付812と関連した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。図示された通り、カレンダー810上で今日の日付「8」(812)に強調標識および「today」標識が表示され得る。また、それぞれのショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェース820、830、840上でショッピングコンテンツの放送のための映像コンテンツ、放送時間情報、放送状態情報、商品情報、使用者反応情報などが表示され得る。例えば、それぞれのショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェース820、830、840上で放送開始時間、商品の価格、割引率、積み立て情報、ブランド、販売者、商品イメージ、視聴者数、「高評価」数等が表示され得る。一方、ショッピングコンテンツの放送開始時間と基準時点の前後関係により、使用者インターフェース820、830、840上で放送時間情報、放送状態情報、商品情報、使用者反応情報などが異なる色で表示され得る。例えば、放送開始時間が基準時点より以前であるショッピングコンテンツの放送開始時間は明度が高い色で、放送開始時間が基準時点より以後であるショッピングコンテンツの放送開始時間は明度が低い色で表示され得る。
【0074】
ディスプレイ上に表示される今日の日付812と関連した一つ以上のショッピングコンテンツは、基準時点ですでに放送終了したショッピングコンテンツ、放送中であるショッピングコンテンツおよび放送予定のショッピングコンテンツのうち少なくとも一つを含むことができる。一つ以上のショッピングコンテンツの放送時間と基準時点の前後関係により、すなわち、放送状態によって異なる使用者インターフェース820、830、840を選択して一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。
【0075】
画面800で図示するように、第1使用者インターフェース820の少なくとも一部の領域822で基準時点ですでに放送終了したショッピングコンテンツ「[キッズブランドデー]オンライン水遊び~」に対する放送映像のあらかじめ設定された区間またはハイライト区間が再生され得る。例えば、ショッピングコンテンツに対する放送映像の前半10秒区間が再生され得る。このような放送映像の再生と共に第1使用者インターフェース820上に放送映像の総再生時間「1:00:16」(824)が表示され得る。
【0076】
また、第2使用者インターフェース830の少なくとも一部の領域832で放送中であるショッピングコンテンツ「マイピック!ベストトレンディーレザーバック」に対するリアルタイム放送映像が再生され得る。リアルタイム放送映像の再生と共に第2使用者インターフェース830上にリアルタイム放送標識「LIVE」およびリアルタイム視聴者数「2.3万人視聴中」(834)が表示され得る。
【0077】
また、第3使用者インターフェース840の少なくとも一部の領域842で放送予定のショッピングコンテンツ「ゲーミングギアブランドNo.1ショッピングライブ!」に対するサムネイルイメージおよび放送開始時間「18:00」(844)が表示され得る。代案として、放送予定のショッピングコンテンツに対する放送予告映像(図示されず)が第3使用者インターフェース840の少なくとも一部の領域842で再生され得る。この場合、放送予定のショッピングコンテンツの放送開始通知に対する通知設定ボタン846が第3使用者インターフェース840の少なくとも一部の領域に表示され得る。
【0078】
図8で図示するように、複数のショッピングコンテンツは放送開始時間の順に配列されてディスプレイ上に表示され得るが、これに限定されない。例えば、複数のショッピングコンテンツは、購入順位、人気順位、コメント順位などの使用者反応に基づいて配列されてディスプレイ上に表示され得る。他の例として、複数のショッピングコンテンツは使用者の活動情報、関心情報などに基づいて決定された関連性を基準として順に配列されてディスプレイ上に表示され得る。
【0079】
図9は、本開示の他の実施例に係る特定日914と関連したショッピングコンテンツを提供する例を示す図面である。プロセッサはディスプレイ上に表示されたショッピングコンテンツの提供が可能な一つ以上の日を含むカレンダー912上で特定日914に対する使用者入力を受信し、受信した使用者入力に応答して、特定日914と関連した一つ以上のショッピングコンテンツを抽出することができる。その後、プロセッサは特定日914と関連した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。ここで、カレンダー912上にはショッピングコンテンツの提供が可能な日に該当する数字と曜日および「today」標識が表示され得る。
図9でプロセッサは、ディスプレイ上に表示されたショッピングコンテンツの提供が可能な日「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「10」、「11」を含むカレンダー912上で特定日「7」(914)に対する使用者入力を受信し、受信した使用者入力に応答して、特定日「7」(914)と関連したショッピングコンテンツを抽出することができる。その後、プロセッサは特定日「7」(914)と関連した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。また、図示された通り、カレンダー912上で特定日「7」(914)に強調標識が表示され得る。
【0080】
図9で特定日「7」(914)は基準時点から過去の日に該当し、このような特定日「7」(914)と関連したショッピングコンテンツは一つ以上の放送完了したショッピングコンテンツを含むことができる。したがって、
図8を参照して説明した通り、基準時点ですでに放送終了したショッピングコンテンツ「メガヒットイイダコ超特価LIVE」および「製作商品秋の新商品ライブタイム特価」それぞれに対する放送映像のあらかじめ設定された区間またはハイライト区間がそれぞれのショッピングコンテンツと関連した第1使用者インターフェース916および第2使用者インターフェース918の少なくとも一部の領域で再生され得る。
【0081】
一実施例において、プロセッサは使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準以上にディスプレイに表示される場合、ショッピングコンテンツに対する放送映像を自動で再生することができる。反面、プロセッサは使用者インターフェースの少なくとも一部の領域があらかじめ設定された基準未満にディスプレイに表示される場合、ショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージ、放送開始時間および再生時間のうち少なくとも一つをディスプレイ上に表示することができる。例えば、使用者インターフェース領域の2/3を放送映像再生基準としてあらかじめ設定した場合、ショッピングコンテンツと関連した使用者インターフェース領域の2/3以上がディスプレイに表示されるとショッピングコンテンツに対する放送映像が自動で再生され、2/3未満にディスプレイに表示されるとショッピングコンテンツに対する放送映像は再生されず、サムネイルイメージ、放送開始時間および再生時間のうち少なくとも一つがディスプレイ上に表示され得る。このような放送映像再生基準は使用者インターフェースの上端部と下端部で異なり得る。例えば、使用者インターフェース領域の上端部は2/3以上がディスプレイに表示されないと放送映像が自動で再生されない反面、下端部は1/4以上のみディスプレイに表示されても放送映像が再生されるように設定され得る。
【0082】
例えば、図示された通り、第1画面910ではショッピングコンテンツ「新商品のクッションが4,800ウォン?単独」と関連した第3使用者インターフェース領域の5/6未満領域920のみがディスプレイに表示されているところ、ショッピングコンテンツ「新商品のクッションが4,800ウォン?単独」のサムネイルイメージ、放送開始時間「19:00」(922)および再生時間「1:01:11」がディスプレイ上に表示されるだけであり、放送映像は自動で再生されない。第1画面910でスクロールまたはタッチスライド動作を通じて変化した第2画面930では、ショッピングコンテンツ「新商品のクッションが4,800ウォン?単独」と関連した第3使用者インターフェース領域の5/6以上領域932がディスプレイに表示されているところ、ショッピングコンテンツ「新商品のクッションが4,800ウォン?単独」に対する放送映像が自動で再生され得る。
【0083】
図10は、本開示のさらに他の実施例に係る特定日1012と関連したショッピングコンテンツを提供する例を示す図面である。
図10でプロセッサは、ディスプレイ上に表示されたショッピングコンテンツの提供が可能な日「8」、「9」、「10」、「11」、「12」、「13」、「14」を含むカレンダー1010上で特定日「11」(1012)に対する使用者入力を受信し、受信した使用者入力に応答して、特定日「11」(1012)と関連したショッピングコンテンツを抽出することができる。その後、プロセッサは特定日「11」(1012)と関連した一つ以上のショッピングコンテンツをディスプレイ上に表示することができる。また、図示された通り、カレンダー1010上で特定日「11」(1012)に強調標識が表示され得る。
【0084】
図10で特定日「11」(1012)は基準時点から未来の日に該当し、このような特定日「11」(1012)と関連したショッピングコンテンツは一つ以上の放送予定のショッピングコンテンツを含むことができる。一実施例において、複数のショッピングコンテンツは放送開始時間の順に配列されてディスプレイ上に表示され得る。例えば、図示された通り、放送開始時間が17:00であるショッピングコンテンツ「国内唯一の韓服博覧会、韓服商店!」、18:00であるショッピングコンテンツ「HOTでプレミアムなカミソリ!ヒーテッドLIVE!」、19:00であるショッピングコンテンツ「新商品、マスタークラスクッション」順で垂直配列されてディスプレイ上に表示され得る。代案として、複数のショッピングコンテンツは放送開始時間の順で水平配列されてディスプレイ上に表示され得る。
【0085】
一実施例において、ショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以後である場合、使用者インターフェース1020上でショッピングコンテンツに対するサムネイルイメージ、放送開始時間1024および通知設定ボタン1026のうち少なくとも一つが表示され得る。例えば、
図10に図示された画面1000のように、使用者インターフェース1020の少なくとも一部の領域1022に放送予定のショッピングコンテンツ「国内唯一の韓服博覧会、韓服商店!」に対するサムネイルイメージを表示し、放送開始時間「17:00」(1024)をサムネイルイメージの上に重ねてディスプレイ上に表示することができる。代案として、使用者インターフェース1020の少なくとも一部の領域1022にサムネイルイメージを表示し、サムネイルイメージの左側領域に放送開始時間1024を表示することができる。
【0086】
図11は、本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツに対する放送開始通知設定により放送開始通知1132、1134、1136が出力される例を示す図面である。一実施例において、プロセッサはショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以後である場合、通知設定ボタン1114を使用者インターフェース1112の少なくとも一部の領域に表示することができる。また、プロセッサは通知設定ボタン1114に対する使用者入力に応答して、該当ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を設定することができる。その後、プロセッサは基準時点がショッピングコンテンツの放送開始時間または放送開始時間からあらかじめ決定された時間前に到達すると、ショッピングコンテンツに対する放送開始通知1132、1134、1136を出力することができる。
【0087】
第1画面1110で図示するように、使用者は放送開始時間が基準時点以後であるショッピングコンテンツ「ゲーミングギアブランドNo1ショッピングライブ!」に対する通知設定ボタン1114をタッチ入力することができる。このような使用者入力に応答して、プロセッサは該当ショッピングコンテンツに対する放送開始通知を設定することができる。例えば、プロセッサは放送開始時間である18:00、放送開始時間5分前である17:55、放送開始時間1時間前である17:00等に対する放送開始通知を設定することができる。その後、基準時点が、通知が設定された時間(複数可)に到達すると、ショッピングコンテンツに対する放送開始通知1132、1134、1136を出力することができる。例えば、第2画面1130で図示するように、現在の時間が17:00、17:55、18:00に到達すると、放送開始通知と関連した画面にそれぞれ「ゲーミングギアブランドNo.1ショッピングライブ!ライブ放送が間もなく6時に始まります。」(1132)、「ゲーミングギアブランドNo.1ショッピングライブ!ライブ放送が5分後の午後6時に始まります。」(1134)、「ゲーミングギアブランドNo.1ショッピングライブ!ライブ放送が今始まります。」(1136)など、ショッピングコンテンツに対する放送開始を案内するメッセージが表示され得る。
図11では、放送開始通知出力の例示として、放送開始を案内するメッセージを放送開始通知と関連した画面に表示するものとして図示しているが、これに限定されない。例えば、ポップアップウィンドウの形態で放送開始通知メッセージをディスプレイ上に表示したり、スピーカーを通じて通知音を出力したり、使用者端末に振動を出力することができる。
【0088】
図12は、本開示の一実施例に係るショッピングコンテンツに対する使用者入力によって放送映像を提供する画面1230がディスプレイ上に表示される例を示す図面である。一実施例において、プロセッサはディスプレイ上に表示された一つ以上のショッピングコンテンツに対する使用者入力を受信することができる。使用者入力が受信されたショッピングコンテンツの放送開始時間が基準時点より以前である場合、プロセッサは受信した使用者入力に応答して、ショッピングコンテンツに対する放送映像を提供する画面1230をディスプレイ上に表示することができる。特に、該当ショッピングコンテンツに対する放送終了時間が基準時点より以後である場合、すなわち、リアルタイム放送中であるショッピングコンテンツの場合、ショッピングコンテンツに対するリアルタイム放送映像を提供する画面をディスプレイ上に表示することができる。
【0089】
第1画面1210に図示された通り、ディスプレイ上に表示されたショッピングコンテンツ「新製品事前予約Live」と関連した使用者インターフェースのうち、放送映像が再生されている一部の領域1212に対する使用者のタッチ入力が受信され得る。これに応答して、放送終了したショッピングコンテンツ「新製品事前予約Live」に対する事前録画された放送映像を提供する第2画面1230をディスプレイ上に表示することができる。
【0090】
前述したショッピングコンテンツ提供方法は、コンピュータで実行するために、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存されたコンピュータプログラムで提供され得る。媒体はコンピュータで実行可能なプログラムを保存し続けたり、実行またはダウンロードのために仮保存するものであってもよい。また、媒体は単一または数個のハードウェアが結合された形態の多様な記録手段または保存手段であり得るが、あるコンピュータシステムに直接接続される媒体に限定されず、ネットワーク上に分散存在するものであってもよい。媒体の例示としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクおよび磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気-光媒体(magneto-optical medium)、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含んでプログラム命令語が保存されるように構成されたものが挙げられる。また、他の媒体の例示として、アプリケーションを流通するアプリストアやその他多様なソフトウェアを供給乃至流通するサイト、サーバーなどで管理する記録媒体乃至保存媒体も挙げられる。
【0091】
本開示の方法、動作または技法は多様な手段によって具現されてもよい。例えば、このような技法はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせで具現されてもよい。本願の開示と連係して説明された多様な例示的な論理的ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム段階は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組み合わせで具現されてもよいことを通常の技術者は理解できるであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこのような相互の代替を明確に説明するために、多様な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、および段階がそれらの機能的観点から一般的に前述された。そのような機能がハードウェアとして具現されるかまたはソフトウェアとして具現されるかは、特定のアプリケーションおよび全体システムに課される設計要求事項により変わる。通常の技術者はそれぞれの特定アプリケーションのために多様な方式で説明された機能を具現してもよいが、そのような具現は本開示の範囲から逸脱させるものと解釈されてはならない。
【0092】
ハードウェアの具現において、技法の遂行に利用されるプロセッシングユニットは、一つ以上のASIC、DSP、デジタル信号プロセッシングデバイス(digital signal processing devices;DSPD)、プログラム可能論理デバイス(programmable logic devices;PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(field programmable gate arrays;FPGA)、プロセッサ、制御器、マイクロ制御器、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本開示に説明された機能を遂行するように設計された他の電子ユニット、コンピュータ、またはこれらの組み合わせ内で具現されてもよい。
【0093】
したがって、本開示と連係して説明された多様な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAや他のプログラム可能論理デバイス、離散ゲートやトランジスターロジック、離散ハードウェアコンポーネント、または本願に説明された機能を遂行するように設計されたものなどの任意の組み合わせで具現されたり遂行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代案として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、制御器、マイクロ制御器、または状態マシンでもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連係した一つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他の構成の組み合わせで具現されてもよい。
【0094】
ファームウェアおよび/またはソフトウェアの具現において、技法はランダムアクセスメモリ(random access memory;RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory;ROM)、不揮発性RAM(non-volatile random access memory;NVRAM)、PROM(programmable read-only memory)、EPROM(erasable programmable read-only memory)、EEPROM(electrically erasable PROM)、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(compact disc;CD)、磁気または光学データストレージデバイスなどのようなコンピュータ読み取り可能媒体上に保存された命令で具現されてもよい。命令は一つ以上のプロセッサによって実行可能でもよく、プロセッサ(複数可)に本開示に説明された機能の特定様態を遂行させてもよい。
【0095】
以上で説明された実施例が一つ以上の独立型コンピュータシステムで現在開示された主題の様態を活用するものとして記述されたが、本開示はこれに限定されず、ネットワークや分散コンピューティング環境のような任意のコンピューティング環境と連係して具現されてもよい。ひいては、本開示で主題の様相は複数のプロセッシングチップや装置で具現されてもよく、ストレージは複数の装置に亘って類似するように影響を受けてもよい。このような装置はPC、ネットワークサーバー、および携帯用装置を含んでもよい。
【0096】
なお、本開示の多様な実施例において、ショッピングコンテンツのライブ放送を提供する日付情報を含むカレンダーを提供することによって、消費者は日付別ライブ放送日程とコンテンツをひと目で見ることができ、関心商品に対する放送日および時間を容易に認知することができる。
【0097】
また、本開示の多様な実施例において、視覚的に整理された使用者インターフェースを通じて商品情報、ショッピングコンテンツおよび放送映像を提供することによって、消費者のショッピングコンテンツの選択、放送映像の視聴および商品の購入が効率的に遂行され得る。
【0098】
本開示の多様な実施例において、消費者がカレンダーを通じて選択した日と関連した複数のショッピングコンテンツに対する放送映像のリストを提供することによって、消費者の関心商品以外の商品に対しても購入を促すことができる。
【0099】
本開示の多様な実施例において、ショッピングコンテンツの放送時間によって異なる使用者インターフェースを通じて、ショッピングコンテンツの放送映像の再生の有無、放送状態標識などをディスプレイすることによって、消費者は各ショッピングコンテンツの時間別放送状態を直観的に認知することができる。
【0100】
本開示の多様な実施例において、消費者は、各ショッピングコンテンツの使用者インターフェース上で自動で再生される短いプレビュー映像が先に提供された後、全体の映像を視聴するかを選択することができる。このように、消費者はショッピングコンテンツの放送映像の重要区間のプレビュー映像が提供されるため、該当ショッピングコンテンツの内容を容易に把握することができる。
【0101】
本開示の多様な実施例において、ショッピングコンテンツの映像放送の開始通知設定を通じて、消費者が直接関心商品に対する放送時間を記憶しなくても、予定された時間に関心商品のリアルタイム放送を視聴することができる。
【0102】
本明細書では本開示が一部の実施例と関連して説明されたが、本開示の発明が属する技術分野の通常の技術者が理解できる本開示の範囲を逸脱しない範囲で多様な変形および変更がなされ得る。また、そのような変形および変更は本明細書に添付された特許請求の範囲内に属するものと理解されるべきである。
【符号の説明】
【0103】
100:使用者
110:使用者端末
120:画面
124、124a、124b、124c:使用者インターフェース