(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022091233
(43)【公開日】2022-06-21
(54)【発明の名称】固定も滑動も自在な把持部を備えた端末、ケース、保護具、把持部具
(51)【国際特許分類】
H04M 1/11 20060101AFI20220614BHJP
【FI】
H04M1/11 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020203937
(22)【出願日】2020-12-09
(71)【出願人】
【識別番号】505073565
【氏名又は名称】水谷 徳男
(72)【発明者】
【氏名】水谷 徳男
【テーマコード(参考)】
5K023
【Fターム(参考)】
5K023AA07
5K023BB11
5K023DD06
5K023MM03
5K023MM25
5K023MM26
5K023PP02
5K023PP04
5K023PP05
5K023PP13
(57)【要約】 (修正有)
【課題】固定も滑動も自在な把持部を備えた端末、ケース、保護具、把持部具を提供する。
【解決手段】固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具を装着した携帯情報端末B1において、固定も滑動も自在な把持具B32に、装着部と第一案内部B26を備えた台座B25を設け、第二滑動部B21に把持部B16を回動自在、かつ、折り畳み自在に連結して設け、第一滑動部B2に固定ストッパーB7を設け、第一滑動部B2に第二滑動部B21を滑動自在に連結して設け、台座B25の第一案内部B26に滑動自在に接続して設ける。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯情報端末又は前記携帯情報端末を覆う端末ケースに装着して用いる把持具であって、前記把持具に装着部と、滑動自在になる第一案内部を備えた台座を設け、前記台座の第一案内部を自在に滑動する第一滑動部を設け、さらに前記第一滑動部に、係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により固定する機能を備えた第一固定部を滑動スペースに設け、さらに前記第一滑動部の滑動スペースに備えた第一固定部と係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により固定自在になる、固定部を備えた第二滑動部を設け、さらに前記第二滑動部に把持部を連結して設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項2】
請求項2に記載の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において
前記台座に、第二固定部を設け、さらに前記第一滑動部に固定ストッパー格納部を設け、さらに前記台座に設けた第二固定部と係合させることで固定し、係合を解除することで固定が解除され、第一滑動部の滑動が自在になる機能を備えた固定ストッパーを前記第一滑動部の固定ストッパー格納部に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項3】
携帯情報端末又は前記携帯情報端末を覆う端末ケースに装着して用いる把持具であって、前記把持具に装着部と、滑動自在になる第一案内部と第二固定部を備えた台座を設け、さらに
前記台座の第一案内部を自在に滑動する第一滑動部を設け、さらに前記第一滑動部に滑動スペースに設け、さらに前記第一滑動部に設けた滑動スペースに、係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により、前記台座に設けた第二固定部に
固定も解除も自在にする機能を有する第三固定部を備えた第二滑動部を設け、
さらに前記第二滑動部に把持部を連結して設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項4】
請求項1から請求項2に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
第一滑動部の固定ストッパー格納部にフック外れ防止板と軸を設け、さらにフック外れ防止板と軸の間の幅より薄い略Uの字型のフックを備えた固定ストッパーを固定ストッパー格納部に可動自在に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項5】
請求項1から請求項2、請求項4に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
第一滑動部の固定ストッパー格納部にフック外れ防止板と軸を設け、さらにフック外れ防止板と軸の間の幅より薄い略Uの字型のフックを備えた固定ストッパーを固定ストッパー格納部に可動自在に設け、さらに前記固定ストッパーの略Uの字型のフックの開いた側を横にして、前記第一滑動部に備えた固定ストッパー格納部の軸に差し込んで回転して取り付けることで、前記固定ストッパー格納部から前記固定ストッパーが上下左右に力を加えても前記固定ストッパー格納部に備えた軸とフック外れ防止板により外れないように設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項6】
請求項1から請求項5に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
前記第一滑動部に滑動自在になるフックを前記台座の第一案内部に滑動自在に連結して設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項7】
請求項1から請求項6に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
前記第一滑動部に備えた前記フックの差し込み側を、前記台座に備えたフック差し込み口より広く設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項8】
請求項6から請求項7に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
前記第一滑動部の前記フックを前記台座の差し込み口に力を加えて差し込むことで、前記第一滑動部の前記フックが外側に開き、前記台座の差し込み口を通過し前記第一滑動部の前記フックが前記台座に備えた前記第一案内部にはまることで外側に開いた前記第一滑動部の前記フックが弾性により形状が戻ることで、前記第一滑動部が前記台座に備えた前記第一案内部に滑動自在に装着できることを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項9】
請求項6から請求項8に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
前記台座に備えた前記第一案内部の差込口と反対側の壁を前記第一滑動部の前記フックの差し込み側より幅を広くして前記第一滑動部の前記フックが前記台座から外れないように設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項10】
請求項6から請求項9に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
さらに前記第一滑動部の前記フックの差込側と反対側を前記台座の差し込み口より狭くして前記第一滑動部の前記フックを外れ防止に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項11】
請求項1から請求項10に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記第一案内部と前記滑動スペースを溝部又はレール部又は軸部又は案内溝のいずれかで設け、前記第一案内部と前記第二案内部に組み合わせることで滑動自在となる連結部を第一滑動部と第二滑動部に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項12】
請求項1から請求項11に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、
第一滑動部と第二滑動部を可動自在として設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項13】
請求項1から請求項12に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、台座の装着部に面ファスナーにより把持具をつけ外し自在に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項14】
請求項1から請求項13に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、把持部の素材または形状に制限を設けないことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項15】
請求項1から請求項14に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、さらに前記把持具の前記把持部の角度を変更自在もしくは折りたたみ自在もしくはその両方を自在に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項16】
請求項1から請求項15に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記携帯情報端末とはスマートフォン端末または、タブレット端末または、電子書籍端末または、電子辞書端末または、ゲーム機端末または、ゲーム機のコントローラーまたは、携帯音楽プレーヤーまたは、も含むことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項17】
請求項1から請求項16に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、滑動部を移動自在とすることを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項18】
請求項1から請求項17に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、上記のいずれかの構成要素又は機能的特徴又は構造的特徴を有する単一の物として設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項19】
請求項1から請求項18に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、上記のいずれかに類似する特徴もしくは複数の部品を組み合わせることで上記の特徴を有する構成または構造または類似する構成または類似する構造にして設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【請求項20】
請求項1から請求項19に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記把持具とは上記の構成もしくは特徴を備える携帯情報端末ケース又は携帯情報端末バンパー又は携帯情報端末カバー、携帯情報端末保護具も含むことを特徴とする特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定も滑動も自在な把持部を備えた端末、ケース、保護具、把持具に関するものであ
り、固定が自在かつ滑動自在な把持部により、本発明を装着した携帯情報端末を操作する時に、把持部に指を通して把持したまま、携帯情報端末を操作する指の操作範囲を広げられ、さらに滑動範囲内で自在に把持部の位置の固定と解除を容易にできるようにしたものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
従来のようなリング状の把持部を備えた携帯情報端末や携帯情報端末ケースや
携帯情報端末バンパーや把持具では、把持部の固定する位置を手の傾きでなどで滑動自在な操作で選択することや、任意の高さに把持部の固定をすることや、任意の位置に容易に固定と固定解除を行うことが困難になるという不都合を解決することを課題とする
【課題を解決するための手段】
【0003】
請求項1に記載の発明は、携帯情報端末又は前記携帯情報端末を覆う端末ケースに装着して用いる把持具であって、前記把持具に装着部と、滑動自在になる第一案内部を備えた台座を設け、前記台座の第一案内部を自在に滑動する第一滑動部を設け、さらに前記第一滑動部に、係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により固定する機能を備えた第一固定部を滑動スペースに設け、さらに前記第一滑動部の滑動スペースに備えた第一固定部と係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により固定自在になる、固定部を備えた第二滑動部を設け、さらに前記第二滑動部に把持部を連結して設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。また第一滑動部の滑動スペースに備えた固定する機能により第二滑動部を固定することができ、第一滑動部のみを滑動自在にすることができる。
【0004】
請求項2に記載の発明は、請求項2に記載の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において前記台座に、第二固定部を設け、さらに前記第一滑動部に固定ストッパー格納部を設け、さらに前記台座に設けた第二固定部と係合させることで固定し、係合を解除することで固定が解除され、第一滑動部の滑動が自在になる機能を備えた固定ストッパーを前記第一滑動部の固定ストッパー格納部に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。また第一滑動部に設けた固定ストッパーにより第一滑動部を固定することができ、第二滑動部のみを滑動自在にすることができる。また固定ストッパーを台座に設けた第二固定部と係合させることで第二滑動部と第一滑動部を固定することができ、係合を解除することで固定が解除され、第一滑動部の滑動が自在になる
【0005】
請求項3に記載の発明は、携帯情報端末又は前記携帯情報端末を覆う端末ケースに装着して用いる把持具であって、前記把持具に装着部と、滑動自在になる第一案内部と第二固定部を備えた台座を設け、さらに前記台座の第一案内部を自在に滑動する第一滑動部を設け、さらに前記第一滑動部に滑動スペースに設け、さらに前記第一滑動部に設けた滑動スペースに、係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により、前記台座に設けた第二固定部に固定も解除も自在にする機能を有する第三固定部を備えた第二滑動部を設け、さらに前記第二滑動部に把持部を連結して設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。また第一滑動部に設けた第三固定部を備えた第二滑動部により第一滑動部と第二滑動部を固定することができ、係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着を解除することで固定が解除され、第一滑動部と第二滑動部の滑動が自在になる
【0006】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項2に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、第一滑動部の固定ストッパー格納部にフック外れ防止板と軸を設け、さらにフック外れ防止板と軸の間の幅より薄い略Uの字型のフックを備えた固定ストッパーを固定ストッパー格納部に可動自在に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、固定ストッパーを固定ストッパー格納部に可動自在に固定することができる。
【0007】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項2、請求項4に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、第一滑動部の固定ストッパー格納部にフック外れ防止板と軸を設け、さらにフック外れ防止板と軸の間の幅より薄い略Uの字型のフックを備えた固定ストッパーを固定ストッパー格納部に可動自在に設け、さらに前記固定ストッパーの略Uの字型のフックの開いた側を横にして、前記第一滑動部に備えた固定ストッパー格納部の軸に差し込んで回転して取り付けることで、前記固定ストッパー格納部から前記固定ストッパーが上下左右に力を加えても前記固定ストッパー格納部に備えた軸とフック外れ防止板により外れないように設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、固定ストッパーを固定ストッパー格納部に可動自在に固定することができる。
【0008】
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記第一滑動部に滑動自在になるフックを前記台座の第一案内部に滑動自在に連結して設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。
【0009】
請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記第一滑動部に備えた前記フックの差し込み側を、前記台座に備えたフック差し込み口より広く設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、第一滑動部に備えたフックを台座に差し込んで滑動自在に装着することができる。
【0010】
請求項8に記載の発明は、請求項6から請求項7に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記第一滑動部の前記フックを前記台座の差し込み口に力を加えて差し込むことで、前記第一滑動部の前記フックが外側に開き、前記台座の差し込み口を通過し前記第一滑動部の前記フックが前記台座に備えた前記第一案内部にはまることで外側に開いた前記第一滑動部の前記フックが弾性により形状が戻ることで、前記第一滑動部が前記台座に備えた前記第一案内部に滑動自在に装着できることを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、第一滑動部に備えたフックを台座に差し込んで滑動自在に装着することができる。
【0011】
請求項9に記載の発明は、請求項6から請求項8に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記台座に備えた前記第一案内部の差込口と反対側の壁を前記第一滑動部の前記フックの差し込み側より幅を広くして前記第一滑動部の前記フックが前記台座から外れないように設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、台座に差し込んで滑動自在に装着した第一滑動部に備えたフックが台座から外れてしまうのを防止することができる。
【0012】
請求項10に記載の発明は、請求項6から請求項9に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、さらに前記第一滑動部の前記フックの差込側と反対側を前記台座の差し込み口より狭くして前記第一滑動部の前記フックを外れ防止に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、台座に差し込んで滑動自在に装着した第一滑動部に備えたフックが台座から外れてしまうのを防止することができる。
【0013】
請求項11に記載の発明は、請求項1から請求項10に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記第一案内部と前記滑動スペースを溝部又はレール部又は軸部又は案内溝のいずれかで設け、前記第一案内部と前記第二案内部に組み合わせることで滑動自在となる連結部を第一滑動部と第二滑動部に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、第二滑動部と第一滑動部により滑動自在に把持することができる。
【0014】
請求項12に記載の発明は、請求項1から請求項11に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、第一滑動部と第二滑動部を可動自在として設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、第二滑動部と第一滑動部に可動自在に把持することで固定することができる。
【0015】
請求項13に記載の発明は、請求項1から請求項12に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、台座の装着部に面ファスナーにより把持具をつけ外し自在に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持具を携帯情報端末からつけ外し自在にすることができる。
【0016】
請求項14に記載の発明は、請求項1から請求項13に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、把持部の素材または形状に制限を設けないことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を安定した状態で滑動自在に把持することができる。
【0017】
請求項15に記載の発明は、請求項1から請求項14に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、さらに前記把持具の前記把持部の角度を変更自在もしくは折りたたみ自在もしくはその両方を自在に設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部を自律スタンドして使用することや、使わない時に畳んでおくことができる。
【0018】
請求項16に記載の発明は、請求項1から請求項15に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記携帯情報端末とはスマートフォン端末または、タブレット端末または、電子書籍端末または、電子辞書端末または、ゲーム機端末または、ゲーム機のコントローラーまたは、携帯音楽プレーヤーまたは、も含むことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、様々な携帯情報端末で使用でき、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。また第一滑動部もしくは第一滑動部と第二滑動部を固定することで任意の位置に把持部を固定することができる。
【0019】
請求項17に記載の発明は、請求項1から請求項16に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、滑動部を移動自在とすることを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。また第一滑動部もしくは第一滑動部と第二滑動部を固定することで任意の位置に把持部を固定することができる。
【0020】
請求項18に記載の発明は、請求項1から請求項17に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、上記のいずれかの構成要素又は機能的特徴又は構造的特徴を有する単一の物として設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。また第一滑動部もしくは第一滑動部と第二滑動部を固定することで任意の位置に把持部を固定することができる。
【0021】
請求項19に記載の発明は、請求項1から請求項18に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、上記のいずれかに類似する特徴もしくは複数の部品を組み合わせることで上記の特徴を有する構成または構造または類似する構成または類似する構造にして設けたことを特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、把持部に指を通して把持することで傾けた際に携帯情報端末を滑動自在に把持することができる。また第一滑動部もしくは第一滑動部と第二滑動部を固定することで任意の位置に把持部を固定することができる。
【0022】
請求項20に記載の発明は、請求項1から請求項19に記載のいずれかの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具において、前記把持具とは上記の構成もしくは特徴を備える携帯情報端末ケース又は携帯情報端末バンパー又は携帯情報端末カバー、携帯情報端末保護具も含むことを特徴とする特徴とする固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具である。これにより、固定も滑動も自在な把持部を備えた携帯情報端末ケース又は携帯情報端末バンパー又は携帯情報端末カバー、携帯情報端末保護具として使用することができる。
【発明の効果】
【0023】
本発明により、把持部に指を通した手を傾けて携帯情報端末を片手操作する場合に手の傾きで操作でき、固定部により把持部を任意の位置に容易に固定と固定解除を行うことができる。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施の形態を説明する
[実施形態1]
本発明の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具(B32)の構成は、固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具(B32)に装着部(B27)と第一案内部(B26)と第二固定部(43)を備えた台座(B25)を設け、第二滑動部(B21)に把持部(B16)を回動自在かつ折り畳み自在に連結して設け、さらに第一滑動部(B2)に固定ストッパー格納部(B6)と第一固定部(B36)を備えた滑動スペース(B5)を設け、さらに第一滑動部(B2)の滑動スペース(B5)に第一固定部(B36)と係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により固定する機能を一部に備えた第二滑動部(B21)と第二滑動部(B18)を滑動自在に連結して設け、さらに固定ストッパー格納部(B6)に台座(B25)に備えた第二固定部(B43)と固定自在になる固定ストッパー(B7)を設ける、さらに台座(B25)と第一滑動部(B2)を滑動自在に接続して設ける。
本発明の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具(B32)を使用する場合は、携帯情報端末ケースまたは携帯情報端末(B31)に固定も滑動も自在な把持具(B32)を装着し、固定も滑動も自在な把持具(B32)に設けた滑動自在な把持部(B16)に手の指を通して、手のひらの角度または指の角度を変えることで把持部(B16)が第一滑動部(B2)と第二滑動部(B21)により滑動し把持したままでも指が届く範囲が広くなる。また固定ストッパー(B7)が台座(B25)に固定することにより滑動方向を一方向に限定することができる。また固定部(B33)により把持部(B16)を一方向に滑動する状態で固定することができる。また第二滑動部(B21)の滑動スペース(B5)に備えた第一固定部と第二滑動部(B21)を吸着または接着または係合または摩擦により固定自在に設けても良い。また第二滑動部(B21)の滑動スペース(B5)に備えた第一固定部(B36)または第二滑動部(B21)もしくは、第一固定部(B36)または第二滑動部(B21)の両方に吸着材または接着材または係合部品または摩擦材により固定自在に設けても良い。
また第一固定部(B36)と固定ストッパー(B7)により任意の位置に固定することができる。また把持部をリングとしても良い。また滑動部を移動自在として設けても良い。把持部の数、形状、素材に制限を設けない。また第二滑動部を設けず、第一滑動部のみの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具としても良い。また上記の把持具を上記の性能又は特徴又は構成を含む携帯情報端末ケースまたは携帯情報端末バンパー又は携帯情報端末把持具として設けても良い。また組み合わせることで上記の構成になる携帯情報端末ケースまたは携帯情報端末バンパー又は携帯情報端末把持具として設けても良い。又前記携帯情報端末とはスマートフォン端末、タブレット端末、電子書籍端末、電子辞書端末、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤー、ゲーム機コントローラーを含む。また装着部に面ファスナーを用いても携帯情報端末と把持具をつけ外し自在に設けても良い。
【0025】
[実施形態2]
本発明の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具(B32)の構成は、固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具(B32)に装着部(B27)と第一案内部(B26)と第二固定部(43)を備えた台座(B25)を設け、第二滑動部(B21)に把持部(B16)を回動自在かつ折り畳み自在に連結して設け、さらに第一滑動部(B2)に第一固定部(B36)を備えた滑動スペース(B5)を設け、さらに第一滑動部(B2)の滑動スペース(B5)に第一固定部(B36)と係合又は吸着又は摩擦又は磁力又は圧着により固定する機能を一部に備えた第二滑動部(B21)と第二滑動部(B18)を滑動自在に連結して設け、さらに第二滑動部(B18)に台座(B25)に備えた第二固定部(B43)と固定自在になる第三固定部(B35)を設ける、さらに台座(B25)と第一滑動部(B2)を滑動自在に接続して設ける。
本発明の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具(B32)を使用する場合は、携帯情報端末ケースまたは携帯情報端末(B31)に固定も滑動も自在な把持具(B32)を装着し、固定も滑動も自在な把持具(B32)に設けた滑動自在な把持部(B16)に手の指を通して、手のひらの角度または指の角度を変えることで把持部(B16)が第一滑動部(B2)と第二滑動部(B21)により滑動し把持したままでも指が届く範囲が広くなる。また第二滑動部(B21)の第三固定部(B35)が台座(B25)に備えた第二固定部(B43)により固定することができる。また第二滑動部(B21)の滑動スペース(B5)に備えた第一固定部と第二滑動部(B21)を吸着または接着または係合または摩擦により固定自在に設けても良い。また第二滑動部(B21)の滑動スペース(B5)に備えた第一固定部(B36)または第二滑動部(B21)もしくは、第一固定部(B36)または第二滑動部(B21)の両方に吸着材または接着材または係合部品または摩擦材により固定自在に設けても良い。
また把持部をリングとしても良い。また滑動部を移動自在として設けても良い。把持部の数、形状、素材に制限を設けない。また第二滑動部を設けず、第一滑動部のみの固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具としても良い。また上記の把持具を上記の性能又は特徴又は構成を含む携帯情報端末ケースまたは携帯情報端末バンパー又は携帯情報端末把持具として設けても良い。また組み合わせることで上記の構成になる携帯情報端末ケースまたは携帯情報端末バンパー又は携帯情報端末把持具として設けても良い。又前記携帯情報端末とはスマートフォン端末、タブレット端末、電子書籍端末、電子辞書端末、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤー、ゲーム機コントローラーを含む。また装着部に面ファスナーを用いても携帯情報端末と把持具をつけ外し自在に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【0026】
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図1】実施形態1の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具を装着した携帯情報端末の斜視図
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図2】実施形態1の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具の分解斜視図
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図3】実施形態2の固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具を装着した携帯情報端末の斜視
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図4】実施形態2固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具の分解斜視図
【符号の説明】
【0027】
B1 固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具を装着した携帯情報端末
B2 第一滑動部
B3 フック
B5 滑動スペース
B6 固定ストッパー格納部
B7 固定ストッパー
B9 軸
B12 把持部固定部
B13 把持部連結穴
B14 連結部
B15 把持部固定具
B16 把持部
B17 連結軸
B18 第二滑動部
B19 連結穴
B21 第二滑動部
B23 連結穴
B24 固定部
B25 台座
B26 第一案内部
B27 装着部
B28 接着部
B31 携帯情報端末
B32 固定も滑動も自在な把持部を備えた把持具
B35 第三固定部
B36 第一固定部
B37 固定ストッパーのフック
B38 フック外れ防止板
B39 略Uの字型のフック
B40 面ファスナー
B41 フック差し込み口
B42 差込口と反対側の壁
B43 第二固定部
B44 フックの差し込み側
B45 フックの差込側と反対側