IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 占野 麟也の特許一覧

<>
  • 特開-片耳保持機能付きマスク 図1
  • 特開-片耳保持機能付きマスク 図2
  • 特開-片耳保持機能付きマスク 図3
  • 特開-片耳保持機能付きマスク 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022092552
(43)【公開日】2022-06-22
(54)【発明の名称】片耳保持機能付きマスク
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20220615BHJP
   A62B 18/02 20060101ALI20220615BHJP
【FI】
A41D13/11 H
A62B18/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020219584
(22)【出願日】2020-12-10
(71)【出願人】
【識別番号】593165764
【氏名又は名称】占野 麟也
(72)【発明者】
【氏名】占野 麟也
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185BA08
2E185BA12
2E185CC36
(57)【要約】      (修正有)
【課題】マスクを何時でも装着できるスタンバイ状態が可能になるマスクを提供する。
【解決手段】マスク(1)片方の耳かけ部(2)に、伸縮性のある紐・ゴム等素材の耳保持紐(3)を耳かけ部(2)に取り付け、耳保持部(4)を構成し、喫食時にはもう片方の耳かけ部(2)を外すことで、口元は解放され、耳保持部(4)でマスクはぶら下がっており、会話時には即座にマスク(1)を口元に装着できる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスク(1)片方の耳かけ部(2)に、伸縮性のある紐・ゴム等素材の耳保持紐(3)を耳かけ部(2)に取り付け、耳保持部(4)を構成した片耳保持機能付きマスク
【請求項2】
請求項1のマスク(1)片方の耳かけ部(2)に、耳保持紐(3)を耳かけ部(4)に間隔を開けた複数の独立した止め部(5)で取り付け耳保持部(4)を構成した片耳保持機能付きマスク
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、使用しない時に片耳にマスクを保持し、必要な時に両耳装着できるマスクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
マスクは、装着時を基準にし、紙・布等マスクは両耳で保持し、呼吸時の空気フィルターだけの機能であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
新型コロナ大流行の令和2年11月、会食時、マスク、喫食中は外し、会話時は装着するように総理や都知事が発信。今までのマスクは、装着時を基準にし、紙・布等マスクは両耳で保持し、呼吸時の空気フィルターだけの機能であったが、脱着や保持・携行の要素が加わった。
喫食時は口元を開放し、スタンバイ(準備して待て、即応)状態で会話時には簡単に装着できないかと考えたものである。
また、車の一人運転からの人ゴミへの降車や散歩で、郊外から町への移動、郊外のホームセンター店内への入店等、マスクを何時でも装着できるスタンバイ状態が必要になった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
マスク(1)片方の耳かけ部(2)に、伸縮性のある紐・ゴム等素材の耳保持紐(3)を耳かけ部(2)に取り付け、耳保持部(4)を構成し、喫食時にはもう片方の耳かけ部(2)を外すことで、口元は解放され、耳保持部(4)でマスクはぶら下がっており、会話時には即座にマスク(1)を口元に装着できる。
【発明の効果】
【0005】
マスクは片耳保持機能で、口元解放時でも、耳にぶら下がっており、必要に応じ口元に装着できる。マスクを耳にぶら下げているスタンバイ状態では、口元は解放され、ファーストフードやラーメン等を喫食できるし、マスクは顔面の皮膚に密着していないので、汗での影響がなく、かえってマスクを乾かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 本発明、右耳用、片耳保持機能付きマスクを装着したイメージ図
図2】 本発明、右耳用、片耳保持機能付きマスクを右耳にぶら下げたイメージ図
図3】 本発明、右耳用、片耳保持機能付きマスクの展開イメージ図
図4】 本発明、右耳用、耳の大きさに合わせ、保持部の大きさを調整できる片耳保持機能付きマスクの展開イメージ図
【発明を実施するための形態】
【0007】
実施例1
【0008】
請求項1のように、マスク(1)片方の耳かけ部(2)に、伸縮性のある紐・ゴム等素材の耳保持紐(3)を耳かけ部(2)に取り付け、耳保持部(4)を構成し、喫食時にはもう片方の耳かけ部(2)を外すことで、口元は解放され、耳保持部(4)でマスクはぶら下がっており、会話時には即座にマスク(1)を口元に装着できる。
実施例2
【0009】
請求項1のマスク(1)片方の耳かけ部(2)に、耳保持紐(3)を耳かけ部(4)に間隔を開けた複数の独立した止め部(5)で取り付け耳保持部(4)を構成し、使用者の耳の大きさに合わせ、止め部(5)を耳かけ部(2)から切り離し調整する。
【符号の説明】
【0008】
1 マスク
2 耳かけ部
3 耳保持紐
4 耳保持部
5 止め部
6 マスクの表面
7 マスクの裏面
図1
図2
図3
図4