(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022092762
(43)【公開日】2022-06-23
(54)【発明の名称】自動車関連商品購買システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/06 20120101AFI20220616BHJP
【FI】
G06Q30/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020205651
(22)【出願日】2020-12-11
(71)【出願人】
【識別番号】514263285
【氏名又は名称】株式会社エスブランドマネジメント
(74)【代理人】
【識別番号】100074561
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 隆生
(74)【代理人】
【識別番号】100177264
【弁理士】
【氏名又は名称】柳野 嘉秀
(74)【代理人】
【識別番号】100124925
【弁理士】
【氏名又は名称】森岡 則夫
(74)【代理人】
【識別番号】100141874
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 久由
(74)【代理人】
【識別番号】100143373
【弁理士】
【氏名又は名称】大西 裕人
(72)【発明者】
【氏名】稲鍵 憲弘
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB58
(57)【要約】
【課題】自動車関連商品の発注が容易な自動車関連商品購買システムを提供する。
【解決手段】自動車関連商品購買システム1は、自動車関連の複数の商品と、各商品の仕入先とが対応付けられた仕入先情報Aを記憶する仕入先情報記憶部71と、複数の商品のうちから発注しようとする商品を選択する選択指示を受け付ける商品選択受付部23と、商品選択受付部23によって受け付けられた商品と、その商品に対して仕入先情報Aによって対応付けられた仕入先とを示す発注指示情報Bを、ネットワークを介して送信する発注情報送信部24とを備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車関連の複数の商品と前記各商品の仕入先とが対応付けられた仕入先情報を記憶する仕入先情報記憶部と、
前記複数の商品のうちから発注しようとする商品を選択する選択指示を受け付ける商品選択受付部と、
前記商品選択受付部によって受け付けられた商品と、その商品に対して前記仕入先情報によって対応付けられた仕入先とを示す発注指示情報を、ネットワークを介して送信する発注情報送信部とを備える自動車関連商品購買システム。
【請求項2】
前記商品選択受付部は、タブレット端末である請求項1に記載の自動車関連商品購買システム。
【請求項3】
前記複数の仕入先には、前記発注情報送信部から前記ネットワークを介して前記発注指示情報を受信する第一サーバ装置を備える第一仕入先が含まれ、
前記発注情報送信部は、前記仕入先が前記第一仕入先である発注指示情報を、前記第一サーバ装置へ送信する請求項1又は2に記載の自動車関連商品購買システム。
【請求項4】
前記発注情報送信部から前記ネットワークを介して前記発注指示情報を受信する第二サーバ装置をさらに備え、
前記複数の仕入先には、前記発注情報送信部からの発注を、前記第二サーバ装置を介して受注する複数の第二仕入先が含まれ、
前記発注情報送信部は、前記仕入先が前記第二仕入先である発注指示情報を、前記第二サーバ装置へ送信し、
前記第二サーバ装置は、前記発注指示情報を受信した場合、その発注指示情報が示す前記第二仕入先又はその第二仕入先の販売代行店に対して、その発注指示情報が示す商品を発注する請求項3に記載の自動車関連商品購買システム。
【請求項5】
前記第二仕入先又は前記販売代行店と、前記第一仕入先とから、前記発注指示情報に基づく発注に対する請求を受け付ける請求管理サーバをさらに備え、
前記請求管理サーバは、前記第二仕入先又は前記販売代行店と、前記第一仕入先とから受け付けた請求を、前記発注情報送信部に対応付けられた発注者へ請求する請求項4に記載の自動車関連商品購買システム。
【請求項6】
前記発注情報送信部から前記ネットワークを介して前記発注指示情報を受信する第二サーバ装置をさらに備え、
前記複数の仕入先には、前記発注情報送信部からの発注を、前記第二サーバ装置を介して受注する複数の第二仕入先が含まれ、
前記発注情報送信部は、前記仕入先が前記第二仕入先である発注指示情報を、前記第二サーバ装置へ送信し、
前記第二サーバ装置は、前記発注指示情報を受信した場合、その発注指示情報が示す前記第二仕入先又はその第二仕入先の販売代行店に対して、その発注指示情報が示す商品を発注する請求項1又は2に記載の自動車関連商品購買システム。
【請求項7】
前記第二仕入先又は前記販売代行店から、前記発注指示情報に基づく発注に対する請求を受け付ける請求管理サーバをさらに備え、
前記請求管理サーバは、複数の、前記第二仕入先又は前記販売代行店から受け付けた請求を、前記発注情報送信部に対応付けられた発注者へ請求する請求項6に記載の自動車関連商品購買システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車関連商品を購買するための自動車関連商品購買システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、タブレット端末のタッチ操作により、対象車両に適した消耗品を、容易に購入することができる消耗品管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の発明によれば、対象車両に対して適切な消耗を容易に選択、購入することができる。さらに、タブレット端末による購入操作と連動して、タブレット端末が設置されている店舗の在庫管理を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述の特許文献1に記載の発明では、顧客が店舗に在庫がない商品の購入を希望する場合、店舗の店員が業者に発注する必要がある。このとき、業者によって、取り扱い商品が異なっていたり、納期が異なっていたりするため、店員が発注しようとする商品の取り扱い業者を調べて発注する必要があり、手間がかかっていた。
【0005】
本発明の目的は、自動車関連商品の発注が容易な自動車関連商品購買システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る自動車関連商品購買システムは、自動車関連の複数の商品と前記各商品の仕入先とが対応付けられた仕入先情報を記憶する仕入先情報記憶部と、前記複数の商品のうちから発注しようとする商品を選択する選択指示を受け付ける商品選択受付部と、前記商品選択受付部によって受け付けられた商品と、その商品に対して前記仕入先情報によって対応付けられた仕入先とを示す発注指示情報を、ネットワークを介して送信する発注情報送信部とを備える。
【0007】
この構成によれば、商品毎に、適切な仕入先を予め仕入先情報として仕入先情報記憶部に記憶させておくことによって、商品を発注しようとするユーザは、仕入先を意識することなく、商品選択受付部で商品を選択することによって、適切な仕入先から商品を購入することができる。従って、自動車関連商品の発注が容易となる。
【0008】
また、前記商品選択受付部は、タブレット端末であることが好ましい。
【0009】
タブレット端末によれば、商品を選択する操作が容易である。
【0010】
また、前記複数の仕入先には、前記発注情報送信部から前記ネットワークを介して前記発注指示情報を受信する第一サーバ装置を備える第一仕入先が含まれ、前記発注情報送信部は、前記仕入先が前記第一仕入先である発注指示情報を、前記第一サーバ装置へ送信することが好ましい。
【0011】
この構成によれば、選択された商品の仕入先として第一仕入先が適切な仕入先として仕入先情報に記憶されていた場合、第一仕入先に対して発注が行われる。
【0012】
また、前記発注情報送信部から前記ネットワークを介して前記発注指示情報を受信する第二サーバ装置をさらに備え、前記複数の仕入先には、前記発注情報送信部からの発注を、前記第二サーバ装置を介して受注する複数の第二仕入先が含まれ、前記発注情報送信部は、前記仕入先が前記第二仕入先である発注指示情報を、前記第二サーバ装置へ送信し、前記第二サーバ装置は、前記発注指示情報を受信した場合、その発注指示情報が示す前記第二仕入先又はその第二仕入先の販売代行店に対して、その発注指示情報が示す商品を発注することが好ましい。
【0013】
この構成によれば、複数の第二仕入先、又はその販売代行店に対する発注を、第二サーバ装置で取りまとめることができる。
【0014】
また、前記第二仕入先又は前記販売代行店と、前記第一仕入先とから、前記発注指示情報に基づく発注に対する請求を受け付ける請求管理サーバをさらに備え、前記請求管理サーバは、前記第二仕入先又は前記販売代行店と、前記第一仕入先とから受け付けた請求を、前記発注情報送信部に対応付けられた発注者へ請求することが好ましい。
【0015】
この構成によれば、第一仕入先、第二仕入先、又は第二仕入先の販売代行店からの請求を、取り纏めて発注者へ請求することができるので、発注者は、商品の仕入先を意識する必要がなく、会計処理が容易となる。
【0016】
また、前記発注情報送信部から前記ネットワークを介して前記発注指示情報を受信する第二サーバ装置をさらに備え、前記複数の仕入先には、前記発注情報送信部からの発注を、前記第二サーバ装置を介して受注する複数の第二仕入先が含まれ、前記発注情報送信部は、前記仕入先が前記第二仕入先である発注指示情報を、前記第二サーバ装置へ送信し、前記第二サーバ装置は、前記発注指示情報を受信した場合、その発注指示情報が示す前記第二仕入先又はその第二仕入先の販売代行店に対して、その発注指示情報が示す商品を発注することが好ましい。
【0017】
この構成によれば、前記第二仕入先又は前記販売代行店から、前記発注指示情報に基づく発注に対する請求を受け付ける請求管理サーバをさらに備え、前記請求管理サーバは、複数の、前記第二仕入先又は前記販売代行店から受け付けた請求を、前記発注情報送信部に対応付けられた発注者へ請求することが好ましい。
【0018】
この構成によれば、第二仕入先又は第二仕入先の販売代行店からの請求を、取り纏めて発注者へ請求することができるので、発注者は、商品の仕入先を意識する必要がなく、会計処理が容易となる。
【発明の効果】
【0019】
このような構成の自動車関連商品購買システムは、自動車関連商品の発注が容易である。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の一実施形態に係る自動車関連商品購買システムの構成の一例を示すブロック図である。
【
図2】商品選択受付部によって、タブレット端末のタッチパネルディスプレイに表示される商品種別選択画面の一例を示す画面図である。
【
図3】商品選択受付部によって、タブレット端末のタッチパネルディスプレイに表示される商品選択画面の一例を示す画面図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動車関連商品購買システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す自動車関連商品購買システム1は、サービスステーション2が自動車関連商品を発注、購入する際に、第一仕入先3、及び第二仕入先51,52,53,54を意識することなく、容易に適切な仕入先から購入することを可能にする。
【0022】
自動車関連商品購買システム1は、タブレット端末21、第一サーバ装置31、第二サーバ装置4(請求管理サーバ)、代行店サーバ装置61(第三サーバ装置)、及びサーバ装置7を備える。サービスステーション2にはタブレット端末21が配置され、第一仕入先3には第一サーバ装置31が配置され、販売代行店6には代行店サーバ装置61が配置されている。第二仕入先51,52,53,54には、図略のサーバ装置がそれぞれ配置されている。
【0023】
なお、タブレット端末21は、サービスステーションに配置される例に限られず、自動車関連商品を扱う店舗に配置されればよい。また、第二サーバ装置4が請求管理サーバを兼ねる例を示しているが、請求管理サーバは第二サーバ装置4とは別に設けられていてもよい。
【0024】
タブレット端末21は、図略のネットワークを介して第一サーバ装置31、第二サーバ装置4、及びサーバ装置7と通信可能とされている。第二サーバ装置4と、代行店サーバ装置61及び第二仕入先51の図略のサーバ装置とは、図略のネットワークを介して相互に通信可能とされている。代行店サーバ装置61と、第二仕入先52,53,54の図略のサーバ装置とは、図略のネットワークを介して相互に通信可能とされている。
【0025】
ネットワークは、例えばインターネット、公衆電話回線、移動体通信網、LAN(Local Area Network)、WiFi(登録商標)等、種々の通信手段であってもよく、これらの通信手段が組み合わされていてもよく、有線、無線、あるいは有線と無線とが組み合わされて構成されていてもよい。
【0026】
サーバ装置7は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置によって構成された仕入先情報記憶部71を備えている。
【0027】
仕入先情報記憶部71には、自動車関連の複数の商品と、各商品の仕入先とが対応付けられた仕入先情報Aが予め記憶されている。なお、仕入先情報記憶部71をサーバ装置7が備える例に限らない。自動車関連商品購買システム1は、サーバ装置7を備えず、タブレット端末21が仕入先情報記憶部71を備えてもよい。また、第一サーバ装置31がサーバ装置7を兼ねていてもよく、第二サーバ装置4がサーバ装置7を兼ねていてもよい。
【0028】
タブレット端末21は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、アプリ等のプログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性の記憶部、一時的にデータを記憶するRAM(Random Access Memory)、タッチパネルディスプレイ、上述のネットワークに接続可能な通信回路、及びそれらの周辺回路等を備えて構成されている。タブレット端末21は、上述のプログラムを実行することにより、商品選択受付部23、及び発注情報送信部24として機能する。
【0029】
タブレット端末21(商品選択受付部23)は、そのタブレット端末21が設置されたサービスステーション2と対応付けられている。なお、タブレット端末21の代わりに、パーソナルコンピュータや、スマートフォン等を用いてもよい。
【0030】
商品選択受付部23は、複数の商品のうちから発注しようとする商品を選択する選択指示を受け付ける。
図2は、商品選択受付部23によって、タブレット端末21のタッチパネルディスプレイに表示される商品種別選択画面G1の一例を示す画面図である。商品選択受付部23は、選択指示を受け入れるべく、タッチパネルディスプレイに商品種別選択画面G1を表示する。
【0031】
商品種別選択画面G1には、「オイル」、「オイルフィルタ」、「バッテリ」、「タイヤ」、「ワイパー」・・・等の各商品種別がボタン表示されて選択可能にされている。
【0032】
商品選択受付部23は、タッチ選択された商品種別の商品の選択画面をタッチパネルディスプレイに表示させる。例えばユーザが「バッテリ」ボタンをタッチすると、商品選択受付部23は、例えば
図3に示す商品選択画面G2をタッチパネルディスプレイに表示させ、選択可能な商品を表示する。
図3に示す商品選択画面G2では、選択表示として、バッテリの品名、型式等、各商品を示すバッテリAAA、バッテリBBB、バッテリCCC等の表示と共に、各商品の価格が表示されている。
【0033】
商品選択受付部23は、ユーザによる選択表示のタッチを、選択表示に対応する商品を選択する選択指示として受け付ける。
【0034】
商品選択受付部23は、例えば対象となる自動車のメーカ、型式等の入力を受け付けて、対象自動車に適合した商品を商品選択画面G2に表示するようにしてもよく、例えば対象自動車の自動車検査証に記載された二次元コードやICチップから読み取った情報に基づき対象自動車に適合した商品を商品選択画面G2に表示するようにしてもよい。
【0035】
商品選択受付部23による商品選択方法としては、例えば特許文献1に記載の方法を用いることができる。
【0036】
発注情報送信部24は、商品選択受付部23によって受け付けられた商品と、その商品に対して仕入先情報Aによって対応付けられた仕入先とを示す発注指示情報Bを、ネットワークを介して仕入れ先へ送信する。
【0037】
図4は、仕入先情報Aの一例を示す説明図である。仕入先情報Aは、バッテリAAA、バッテリBBB、バッテリCCC、及びバッテリDDD等の各商品と、各商品の仕入先を示す情報と、各仕入先に発注するために発注指示情報Bを送信するべきサーバのアドレスとが対応付けられている。
【0038】
自動車関連商品購買システム1によれば、例えば最も早く納品できる仕入先や、最も低価格な仕入先、あるいは総合的にバランスのよい仕入先等、各商品について最も適した仕入先を、予め仕入先情報Aに登録しておくことによって、サービスステーション2のユーザは、商品を選択するだけで、最も適切な仕入先から、商品を購入することが可能となる。
【0039】
発注情報送信部24は、サーバ装置7をアクセスして仕入先情報Aを参照し、商品選択受付部23によって受け付けられた商品が、例えばバッテリAAAであった場合第一仕入先3の第一サーバ装置31へ発注指示情報Bを送信し、例えばバッテリBBBであった場合第二サーバ装置4へ発注指示情報Bを送信する。
【0040】
なお、タブレット端末21が発注情報送信部24を備える例に限らない。サーバ装置7に発注情報送信部24を備え、商品選択受付部23によって受け付けられた商品を示す情報を、タブレット端末21からネットワークを介してサーバ装置7へ送信し、サーバ装置7の発注情報送信部24が発注指示情報Bを送信してもよい。
【0041】
発注指示情報Bを受信した第一仕入先3では、発注指示情報Bで指示された商品、例えばバッテリAAAをサービスステーション2へ納品し、その料金の請求Xを請求管理サーバである第二サーバ装置4へ送信する。なお、
図1では、納品の記載を省略している。
【0042】
発注指示情報Bを受信した第二サーバ装置4は、発注指示情報Bに基づいて、仕入先が第二仕入先51であれば第二仕入先51へ発注Cを送信し、仕入先が第二仕入先52,53,54であれば販売代行店6の代行店サーバ装置61へ、発注指示情報Bに基づく発注Dを送信する。
【0043】
発注Cを受信した第二仕入先51では、発注Cで指示された商品、例えばバッテリBBBをサービスステーション2へ納品し、その料金の請求Wを請求管理サーバである第二サーバ装置4へ送信する。
【0044】
発注Dを受信した代行店サーバ装置61は、発注Dに基づき、第二仕入先52,53,54へ発注E,F,Gを送信する。発注E,F,Gを受信した第二仕入先52,53,54は、それぞれ発注E,F,Gに応じた商品をサービスステーション2へ納品し、その料金の請求Y1,Y2,Y3を代行店サーバ装置61へ送信する。なお、第二仕入先52,53,54は、販売代行店6へ納品し、販売代行店6がサービスステーション2へ納品してもよい。
【0045】
代行店サーバ装置61は、請求Y1,Y2,Y3を取り纏めて請求Yとして請求管理サーバである第二サーバ装置4へ送信する。
【0046】
なお、発注C~G及び請求X,Y,Y1,Y2,Y3,W,Zは、必ずしもサーバ装置間のデータ通信によって行われる例に限らない。ファクシミリ、電話、電子メール等、人が介在した発注、請求手段によって行われてもよい。請求管理サーバは、請求X,Y,Wを、キーボード等の操作入力装置を介して受け付けてもよい。
【0047】
請求管理サーバとしての第二サーバ装置4は、第一サーバ装置31(第一仕入先3)、代行店サーバ装置61(販売代行店6)、及び第二仕入先51からの請求X,Y,Wを取り纏めて請求Zとしてサービスステーション2へ請求する。
【0048】
これにより、サービスステーション2のユーザは、タブレット端末21を用いて所望の商品を選択するだけで、商品毎に適切な仕入先に対して発注を行うことができ、かつ、実際に発注された仕入先を意識することなく会計処理を行うことができる。従って、自動車関連商品購買システム1によれば、自動車関連商品の発注が容易となる。
【0049】
なお、自動車関連商品購買システム1は、請求管理サーバを備えていなくてもよく、代行店サーバ装置61(販売代行店6)を備えていなくてもよく、第二サーバ装置4を備えていなくてもよく、第一サーバ装置31を備えていなくてもよい。
【符号の説明】
【0050】
1 自動車関連商品購買システム
2 サービスステーション
3 第一仕入先
4 第二サーバ装置(請求管理サーバ)
6 販売代行店
7 サーバ装置
21 タブレット端末
23 商品選択受付部
24 発注情報送信部
31 第一サーバ装置
51,52,53,54 第二仕入先
61 代行店サーバ装置(第三サーバ装置)
71 仕入先情報記憶部
A 仕入先情報
B 発注指示情報
C~G 発注
G1 商品種別選択画面
G2 商品選択画面
X,Y,Y1,Y2,Y3,W,Z 請求