(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022093216
(43)【公開日】2022-06-23
(54)【発明の名称】携帯消毒プラスチックケース
(51)【国際特許分類】
B65D 77/30 20060101AFI20220616BHJP
【FI】
B65D77/30 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020219972
(22)【出願日】2020-12-12
(71)【出願人】
【識別番号】520436057
【氏名又は名称】浅田 晃正
(72)【発明者】
【氏名】浅田 晃正
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067AA12
3E067AB83
3E067BA02A
3E067BB16A
3E067BC02A
3E067CA07
3E067CA16
3E067EB17
3E067EE59
3E067FC01
3E067GC05
(57)【要約】 (修正有)
【課題】簡便な形成であって指先で容易に開閉ができるプラスチックケース。
【解決手段】プラスチックケースの開閉口と雲形凹凸の開閉弁を鋭角2に設け、全体がポリプロピレン材料で形成され、開閉口より鋭角に両内側、斜め下に向かって開閉弁を設け、下部が狭い形状であることを特徴とするプラスチックケース。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
全体がポリプロピレン材料で形成されたプラスチックケースであって、開閉口より鋭角に両内側、斜め下に向かって開閉弁を設けた。下部が狭い形状を特徴とするプラスチックケース。
【請求項2】
プラスチックケースの開閉口より鋭角に折れ曲がりの開閉弁には下部の接点に雲形の凹凸を設けた。以上のような形状を特徴とするプラスチックケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明のプラスチックケースは開閉が容易で、指先を消毒と湿らせることに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯灰皿ケースの開閉は金属バネであって両側面を指の圧力で開けるものがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記背景技術では金属バネを用いており、その分コストがかかる。使用時には開ける手と使う手、両手を使う不都合がある。
【0004】
本発明は以上の点に着目した簡便な形状であって柔軟性と弾力、復元力で容易に指先での開閉が可能なプラスチックケースを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本プラスチックケースはポリプロピレン料材で形成されたものであり、開閉口より両内側に向かって鋭角に折れ曲がりの開閉弁(3)(4)は下部が狭く接点には雲形の凹凸を設けた。このような形状を特徴とするプラスチックケース。
【発明の効果】
【0006】
本プラスチックケースの開閉弁(3)(4)に指を入れていくと下部が狭い形状なので鋭角の角度が狭まり開閉口が湾曲状態になると同時に鋭角が0°になるので腰折れせずに容易に開状態になる。後はケース全体の復元力で自動的に閉状態になる作用をするので金属バネを必要としない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は本実施例の外観を示しており、
図2は開閉口の開状態の上視図(
図4)のA位置の拡大断面図である。
図3は閉状態の拡大断面図である。
図4は開閉口の開状態の拡大上視図でAは断面の位置を示す。なお各図面の縮尺は必ずしも一致しない。
【実施例0010】
本プラスチックケースの開閉弁(3)(4)に指を入れていくと開閉口が開き中には消毒液を含ませたスポンジが入っており、指を消毒と湿らせることができるので財布、バック、ポケット等に携帯して、紙幣、カード、本、新聞など清潔に扱える。例えばポケットに携帯しておくと何時でも使える。また、この形状なら目視しなくても手探りで開閉口がわかる。従来のように唾液を付けるなどの不衛生さや見苦しさがなくなる。