(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022095507
(43)【公開日】2022-06-28
(54)【発明の名称】シャツ等ずり上がりはみ出し防止滑り止め付き下着・衣類
(51)【国際特許分類】
A41D 1/06 20060101AFI20220621BHJP
A41D 1/14 20060101ALI20220621BHJP
A41B 9/02 20060101ALI20220621BHJP
【FI】
A41D1/06 E
A41D1/14 501G
A41D1/14 502D
A41D1/06 503D
A41B9/02 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020219987
(22)【出願日】2020-12-16
(71)【出願人】
【識別番号】520309072
【氏名又は名称】株式会社ルイタス
(72)【発明者】
【氏名】王 欣
【テーマコード(参考)】
3B128
【Fターム(参考)】
3B128EB21
3B128EC00
(57)【要約】
【課題】日常の動作でシャツ等の裾がボトムス等からずり上がりやはみ出しを防止する下着・衣類を提供する。
【解決手段】日常の動作でシャツ等の裾がボトムス等からずり上がりやはみ出しを防止し装飾的効果をも有する滑り止めを設けたゴムテープ(2)、テープ面にシリコンを点状、線状、波状、図柄、文字、他適宜な形状にコーティングし凸凹滑り止めを施したもの、滑り止めになるようなゴムテープの織物、及び滑り止め生地を下着・衣類(1)のウエスト部分周回に付ける。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
日常の動作でシャツ等の裾がボトムス等からずり上がりやはみ出しを防止し且つ装飾的効果をも有する滑り止めゴムテープ、テープ面にシリコンを点状、線状、波状、図柄、文字、他適宜な形状にコーティングし凸凹滑り止めを施したもの、滑り止めになるようなゴムテープの織物、及び滑り止め生地をウエスト部分周回に付けた下着・衣類。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は日常の動作でシャツ等(シャツ・ブラウス・肌着など、上半身に着用する衣類全般を称し、以下シャツ等とする)の裾がボトムス等(ズボンやパンツ、スカートの下半身に着用する衣類全般を称し、以下ボトムスとする)からずり上がりやはみ出しの防止と装飾的効果をも有する滑り止めゴムテープ、テープ面にシリコンを点状、線状、波状、図柄、文字、他適宜な形状にコーティングし凸凹滑り止めを施したもの、滑り止めになるようなゴムテープの織物、及び滑り止め生地をウエスト部分周回に付けた下着・衣類に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シャツ等の裾をボトムス等に入れて着用する場合、日常動作時(椅子に座る、電車でつり革を掴む際腕を伸ばす、物を運ぶ、拾う際にかがむなど)にシャツ等の裾がボトムス等からずり上がりやはみ出して肌着や下着や肌が露出してしまうことがある。
【0003】
ボトムス等のウエスト部内側に滑り止め部材を付け、着用したシャツ等の裾をボトムス等の外側からウエスト部分で抑え又はベルトを強く締めてずり上がりやはみ出し防止する解決策もあるが、衣服のデザインでベルト通しが無いズボンやスカートもあり必ずしもベルトを使用できるとは限らない。
【0004】
尚、シャツ等の裾のずり上がりやはみ出し防止に関する先行技術文献情報としては下記のシャツずり上がり防止ガードル(特許文献1)、シャツずり上がりサポーター(特許文献2)、シャツずり上がり防止具(特許文献3)、ワイシャツずり上がり防止クリップ(特許文献4)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献1】2009-270242
【特許文献2】2006-241647
【特許文献3】2006-083508
【特許文献4】2005-299057
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
シャツ等の裾をボトムスに入れて着用する場合、日常動作時(椅子に座る、電車でつり革を掴む際腕を伸ばす、物を運ぶ、拾う際にかがむなど)にシャツ等がボトムスからずり上がりやはみ出して肌着や下着、肌が露出してしまう。
その度にシャツ等を入れ直す行為の低減とストレスの解消を下着・衣類で解決しようとする課題。
【課題を解決するための手段】
【0006】
シャツ等の裾をボトムスに入れて着用する場合、日常動作時(椅子に座る、電車でつり革を掴む際腕を伸ばす、物を運ぶ、拾う際にかがむなど)にシャツ等がボトムスからずり上がりやはみ出して肌着や下着、肌が露出するのを防ぐ為に、滑り止めゴムテープ、テープ面にシリコンを点状、線状、波状、図柄、文字、他適宜な形状にコーティングし凸凹滑り止めを施したもの、滑り止めになるようなゴムテープの織物及び滑り止め生地をウエスト部分周回に付けた下着・衣類により、シャツ等をボトムスと挟むことにより接触し起こる摩擦によってシャツ等のずり上がりやはみ出しを防止する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は下着・衣類のウエスト部分に滑り止めゴムテープ、テープ面にシリコンを点状、線状、波状、他適宜な形状にコーティングし凸凹滑り止めを施したもの、滑り止めになるようなゴムテープの織物及び滑り止め生地をウエスト部分周回に付けた下着・衣類を身に着けるだけでボトムスからシャツ等がずり上がりやはみ出しを防止する。通常の下着・衣類に付いている為、着用時に感じる違和感がなく着脱時の手間がかからず、通常の下着同様繰り返し使え利便性がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態の一例図面と共に下記に説明する。
本発明下着・衣類(1)は下着・衣類として全体形状は特別限定されないが、滑り止めを設けたゴムテープ(2)、テープ面にシリコンを点状、線状、波状、図柄、文字、他適宜な形状にコーティングし凸凹滑り止めを施したもの、滑り止めになるようなゴムテープの織物及び滑り止め生地をシャツ等側に接触するよう外側に向けて周回し付けたもので、従来の下着・衣類のウエスト締着のみ目的に加えシャツ等のずり上がりはみ出しを防止する。