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特開2022-95532情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022095532
(43)【公開日】2022-06-28
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/12 20060101AFI20220621BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20220621BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20220621BHJP
【FI】
G06F3/12 353
G06F3/12 304
G06F3/12 354
G06F3/12 357
G06F3/12 385
H04N1/00 567L
B41J29/38 202
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021146723
(22)【出願日】2021-09-09
(31)【優先権主張番号】P 2020208402
(32)【優先日】2020-12-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000250502
【氏名又は名称】理想科学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【弁理士】
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100074099
【弁理士】
【氏名又は名称】大菅 義之
(72)【発明者】
【氏名】江崎 康浩
【テーマコード(参考)】
2C061
5C062
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AP07
2C061AQ05
2C061AQ06
2C061AS02
2C061HJ07
2C061HK07
2C061HK15
2C061HK23
2C061HN04
2C061HN17
5C062AA02
5C062AA05
5C062AB20
5C062AB23
5C062AB30
5C062AC02
5C062AC05
5C062AC11
5C062AE07
5C062AE15
5C062AF00
5C062AF07
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ページ毎の媒体(用紙)供給部の選択を容易にする情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】ユーザ端末1及び印刷装置101を備える印刷システム100において、ユーザ端末は、用紙を供給する外部給紙部130及び複数の媒体供給部内である部給紙部141、142、143の中から、ページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141、142、143(給紙台又はトレイ)の選択を受け付ける選択受け付け部11と、選択受け付け部11によって受け付けられたページ番号のページ範囲を周期パターンとして、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用し、ページ範囲を超えるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141、142、143を、周期パターンにおけるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141、142、143に決定する繰り返し適用部12と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付ける選択受け付け部と、
前記選択受け付け部によって受け付けられた前記ページ番号のページ範囲を周期パターンとして、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記ページ範囲を超えるページ番号に対応する前記媒体供給部を、前記周期パターンにおける前記ページ番号に対応する前記媒体供給部に決定する繰り返し適用部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記選択受け付け部は、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用するか否かの繰り返し設定を受け付け、
前記繰り返し適用部は、前記繰り返し設定がされている場合に、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記繰り返し設定がされていない場合に、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用しない
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択受け付け部は、前記ページ番号に対応する前記媒体供給部の前記選択とは別に、繰り返しのページ数の指定を受け付け、
前記繰り返し適用部は、前記周期パターンに基づくページ数が前記繰り返しのページ数以下の場合に、前記選択受け付け部が受け付けた前記ページ番号のページ範囲を含む前記繰り返しのページ数までのページ範囲を、前記周期パターンとして、前記繰り返しのページ数を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記媒体供給部の選択画面を表示部に表示する表示制御部を更に備え、
前記表示制御部は、選択された前記媒体供給部と、前記繰り返し適用部によって決定された前記媒体供給部とを識別可能に前記表示部に表示する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の情報処理装置。
【請求項5】
媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付け、
受け付けられた前記ページ番号のページ範囲を周期パターンとして、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記ページ範囲を超えるページ番号に対応する前記媒体供給部を、前記周期パターンにおける前記ページ番号に対応する前記媒体供給部に決定する
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】
媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付ける機能と、
受け付けられた前記ページ番号のページ範囲を周期パターンとして、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記ページ範囲を超えるページ番号に対応する前記媒体供給部を、前記周期パターンにおける前記ページ番号に対応する前記媒体供給部に決定する機能と
をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付ける情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、印刷装置の印刷設定を行うユーザ端末等の情報処理装置において、用紙等の媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付ける情報処理装置がある。
【0003】
このような情報処理装置において、印刷文書に挿入する複数の用紙を給紙する給紙部の組み合わせを選択可能にする情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003-091390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献に開示された技術では、表紙、裏表紙、合紙、インデックス紙等を異なる給紙部から供給しているが、その組み合わせは予め設定したパターンから選択するようになっている。
【0006】
ところで、ユーザが、複数ページからなる原稿のうちの一部のページを特殊な用紙(色紙や定型フォームなど)に印刷したいことがある。このような場合、複数の媒体供給部に複数種類の媒体が収納されており、印刷物が上記のような予め設定したパターンから選択できるものであれば、印刷は可能である。しかしながら、上記のような従来の技術では、予め設定できるパターンが限られており、媒体供給部の選択の自由度が限られている。
【0007】
媒体供給部の選択を自由に行う方法として、媒体供給部の選択を頁毎に指定する方法もある。例えば、ユーザが、5ページからなる配布物のうち、1ページ目及び2ページ目を色紙に、他のページを白い紙に印刷したい場合、トレイ1に色紙、トレイ2に白い紙がセットされていれば、トレイ選択画面において、1,2ページにトレイ1を選択し、3~5ページにトレイ2を選択すればよい。
【0008】
しかしながら、複数ページを1セットとしてバリアブルで1000人分などの多人数分の印刷を行う場合などには、複数ページのパターンに対応する媒体供給部の選択を多数回繰り返す必要がある。上述の5ページからなる配布物の例では、トレイ1に1,2,6,7,11,12,・・・ページを入力し、トレイ2に3~5,8~10,13~15,・・・ページを入力するなど、すべてのページに媒体供給部を選択しなければならない。そのため、入力する文字数が膨大になり、入力作業が非効率であるとともに、誤入力の危険性も生じる。
【0009】
本発明は、上記のような課題を解決し、ページごとの媒体供給部の選択を容易にすることができる情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
1つの態様では、情報処理装置は、媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付ける選択受け付け部と、前記選択受け付け部によって受け付けられた前記ページ番号のページ範囲を周期パターンとして、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記ページ範囲を超えるページ番号に対応する前記媒体供給部を、前記周期パターンにおける前記ページ番号に対応する前記媒体供給部に決定する繰り返し適用部とを備える。
【発明の効果】
【0011】
前記態様によれば、ページごとの媒体供給部の選択を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】一実施の形態における印刷システムを示す構成図である。
図2】一実施の形態における印刷装置の内部構造を示す図である。
図3】一実施の形態における印刷設定画面の一例である。
図4A】一実施の形態におけるトレイ選択画面の一例(その1)である。
図4B】一実施の形態におけるトレイ選択画面の一例(その2)である。
図4C】一実施の形態におけるトレイ選択画面の一例(その3)である。
図5】一実施の形態における周期パターンの繰り返し適用を説明するための表である。
図6】他の実施の形態におけるトレイ選択画面の一例(その1)である。
図7】他の実施の形態におけるトレイ選択画面の一例(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態に係る情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムについて、図面を参照しながら説明する。
【0014】
図1は、一実施の形態における印刷システム100を示す構成図である。
【0015】
図1に示すように、印刷システム100は、情報処理装置の一例であるユーザ端末1と、印刷装置101とを備える。
【0016】
ユーザ端末1は、制御部10と、記憶部20と、入力部30と、表示部40と、インターフェース50とを備える。ユーザ端末1は、例えば、デスクトップ型コンピュータ等の設置型端末であるか、或いは、タブレット端末、スマートフォン、ノートパソコンなどの携帯型端末である。
【0017】
制御部10は、例えば、ユーザ端末1全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit)を有する。このプロセッサは、記憶部20又は非一過性の記録媒体から所定のプログラムを読み出して実行することにより、選択受け付け部11、繰り返し適用部12、及び表示制御部13として機能する。なお、選択受け付け部11、繰り返し適用部12、及び表示制御部13のうちの少なくとも1つが独立したユニット(例えばプロセッサ)として配置されていてもよい。
【0018】
選択受け付け部11及び繰り返し適用部12については詳しく後述するが、選択受け付け部11は、媒体の一例である用紙Pを供給する図2に示す給紙台131及び内部給紙部141,142,143の中から、ページ番号に対応する給紙台131又は内部給紙部141,142,143の選択を受け付ける。
【0019】
繰り返し適用部12は、選択受け付け部11によって受け付けられたページ番号のページ範囲を周期パターンとして、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用し、ページ範囲を超えるページ番号に対応する給紙台131又は内部給紙部141,142,143を、周期パターンにおけるページ番号に対応する給紙台131又は内部給紙部141,142,143に決定する。
【0020】
表示制御部13は、後述する図3に示す印刷設定画面S1、図4A図4Cに示すトレイ選択画面S2などを表示部40に表示させる表示制御を行う。
【0021】
記憶部20は、例えば、非一過性の記録媒体から読み出された或いはインターネットを介して取得された所定のプログラムを記録する読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、制御部10のプロセッサが各種のプログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)などのメモリ、ハーディディスク装置などを有する。
【0022】
入力部30は、例えば、キーボード装置、マウス装置、タッチパネルなどであり、ユーザによる各種の操作情報の入力を受け付ける。
【0023】
表示部40は、ユーザの入力操作のための表示画面などの各種情報を表示するディスプレイである。例えば、表示部40は、表示制御部13の表示制御に基づき、図3に示す印刷設定画面S1、図4A図4Cに示すトレイ選択画面S2などを表示する。なお、タッチパネルを有するディスプレイは、入力部30及び表示部40として機能することができる。
【0024】
インターフェース50は、印刷装置101などの他の装置との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース50は、無線又は有線で接続された印刷装置101(インターフェース166)に印刷ジョブを送信する。
【0025】
図2に示すように、印刷装置101は、印刷部110と、吸着搬送部120と、外部給紙部130と、内部給紙部141~143と、搬送ローラ対151~155と、レジストローラ対156とを備える。また、図1に示すように、印刷装置101は、更に、制御部161と、記憶部162と、操作パネル部163と、スキャナ164と、排紙部165と、インターフェース166とを備える。なお、図2には、外部給紙部130及び内部給紙部141~143から印刷部110へ続く搬送経路を太い実線で示す。
【0026】
図2に示す印刷部110は、例えばライン型インクジェットヘッドである複数のインクジェットヘッド111を有する。なお、印刷部110は、ユーザ端末1から送られる画像データを含む印刷ジョブに基づき、用紙P等の媒体に印刷を行う。印刷部110の印刷方式は、例えば、インクジェット印刷方式、孔版印刷方式、電子写真方式などであるが、特に制限されない。
【0027】
吸着搬送部120は、印刷部110に対向するように配置されている。例えば、吸着搬送部120は、用紙Pを吸着しながら、搬送ベルトによって用紙Pを搬送する。
【0028】
外部給紙部130及び内部給紙部141~143は、用紙P(媒体)を供給する媒体供給部の一例であり、給紙台131又はトレイ141a,142a,143aと、スクレーパローラ132,141b,142b,143bと、ピックアップローラ133,141c,142c,143cとを有する。
【0029】
給紙台131及びトレイ141a,142a,143aには、複数の用紙Pが積載される。なお、給紙台131及びトレイ141a,142a,143aには、封筒、帳票などの用紙P以外の媒体が積載されることもある。また、給紙台131及びトレイ141a,142a,143aには、種類(例えば、用紙P、封筒、帳票などの媒体種類、A4、A3などのサイズ種類、白色、赤色などの色種類)が異なる2種類以上の媒体が積載されている。
【0030】
スクレーパローラ132,141b,142b,143bは、給紙台131又はトレイ141a,142a,143aに積載された複数の用紙Pのうち最上位に位置する用紙Pを繰り出して搬送する繰り出しローラである。
【0031】
ピックアップローラ133,141c,142c,143cは、スクレーパローラ132,141b,142b,143bによって繰り出された用紙Pを搬送する。
【0032】
搬送ローラ対151~155は、内部給紙部141~143からレジストローラ対156までの間の搬送経路に配置されている。
【0033】
レジストローラ対156には、外部給紙部130及び内部給紙部141~143から搬送される用紙Pが突き当てられる。これにより、用紙Pの斜行が修正される。
【0034】
図1に示す制御部161は、印刷装置101全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU)を有し、印刷装置101の各部の動作を制御する。
【0035】
記憶部162は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAMなどのメモリ、ハードディスク装置などを有する。
【0036】
操作パネル部163は、例えば、各種操作を行うための操作キー、タッチパネル、各種情報を表示するディスプレイなどを有することで、印刷装置101の入力部及び表示部の一例として機能する。
【0037】
スキャナ164は、原稿から画像データを読み取る。
【0038】
排紙部165は、図2には図示しないが、印刷部110によって印刷が行われた用紙Pが積載される排紙トレイと、この排紙トレイに用紙Pを排出する排出ローラとを有する。
【0039】
インターフェース166は、ユーザ端末1などの他の装置との間で各種情報の授受を行う。例えば、インターフェース166は、無線又は有線で接続されたユーザ端末1(インターフェース50)から印刷ジョブを受信する。
【0040】
図3は、印刷設定画面S1の一例である。
【0041】
図4A図4Cは、トレイ選択画面S2の一例である。
【0042】
図5は、周期パターンの繰り返し適用を説明するための表である。
【0043】
図1に示すユーザ端末1の表示部40は、表示制御部13の表示制御に基づき、図3に示す印刷設定画面S1を表示する。
【0044】
印刷設定を行うユーザは、印刷設定画面S1において、カラー印刷又は白黒印刷のカラーモード設定や、片面印刷又は両面印刷の印刷面設定や、印刷サイズ設定、印刷向き設定などの各種設定を行う。このように設定された印刷設定は、制御部10によって取得され、インターフェース166によって印刷ジョブとして印刷装置101に送信される。
【0045】
印刷設定画面S1は、「給紙トレイ選択:」と表示されている箇所に設けられたトレイ選択部S1aを有する。このトレイ選択部S1aでは、外部給紙部130(給紙台131)又は内部給紙部141,142,143(トレイ141a,142a,143a)のいずれかを選択することができるほか、予め定められた設定に従う「自動」を選択することもできる。ここで、上述のように、給紙台131及びトレイ141a,142a,143aには、種類が異なる2種類以上の媒体が積載されているとよい。
【0046】
また、トレイ選択部S1aの下部には、「ページごとトレイ指定」と表示されている箇所にページ毎設定チェックボックスS1bが設けられている。ユーザが、このページ毎設定チェックボックスS1bにチェックを入れた状態で詳細設定ボタンS1cをクリックすると、表示制御部13は、図4A図4Cに示すトレイ選択画面S2を表示部40に表示させる。
【0047】
図4A図4Cに示すトレイ選択画面S2においては、外部給紙部130(給紙台131)を「給紙台」、内部給紙部141(トレイ141a)を「トレイ1」、内部給紙部142(トレイ142a)を「トレイ2」、内部給紙部143(トレイ143a)を「トレイ3」として、これらの複数のトレイ(給紙台及びトレイ1~3を「トレイ」と称する)の中から、ページ番号に対応するトレイの選択が可能である。
【0048】
具体的には、「給紙台:」と表示されている箇所に設けられた給紙台ページ番号入力欄S2a、「トレイ1:」と表示されている箇所に設けられたトレイ1ページ番号入力欄S2b、「トレイ2:」と表示されている箇所に設けられたトレイ2ページ番号入力欄S2c、及び「トレイ3:」と表示されている箇所に設けられたトレイ3ページ番号入力欄S2dのいずれかにページ番号が入力されることで、図1に示す選択受け付け部11は、ページ番号に対応するトレイの選択を受け付ける。なお、給紙台ページ番号入力欄S2a、トレイ1ページ番号入力欄S2b、トレイ2ページ番号入力欄S2c、及びトレイ3ページ番号入力欄S2dは、トレイに対応するページを選択するためのページ選択手段の一例である。
【0049】
例えば、図4A及び図4Bの例では、給紙台ページ番号入力欄S2aに「1-5,9-10」(1~5ページ及び9~10ページ)が入力され、トレイ1ページ番号入力欄S2bに「6-7」(6~7ページ)が入力され、トレイ2ページ番号入力欄S2cに「8」(8ページ)が入力されている。
【0050】
この場合、図1に示す繰り返し適用部12は、選択受け付け部11によって受け付けられたページ番号のページ範囲(最大ページ番号である10をA)を周期パターン(図5に示す周期0)として、周期1(11~20ページ)、周期2(21~30ページ)、・・・、周期n(An+1ページ~An+Aページ)のようにページ範囲を超えるページ番号に、供給対象の用紙P(原稿)の総ページ数が上限に達するまで周期パターンを繰り返し適用する。具体的には、繰り返し適用部12は、入力値(ページ番号)の最大値(A)に周期数(n)を掛けた値を入力値に加算する処理を、周期数を0から1ずつカウントアップして繰り返す処理を行う。なお、周期ごとのページ数は一定であるが、周期ごとの印刷内容については一部の可変データが変更される場合がある。
【0051】
また、繰り返し適用部12は、周期1、2、・・・、nにおけるページ番号(周期内のページ順)に対応するトレイを、周期0におけるページ番号に対応するトレイに決定する。例えば、図5に示すように、周期0においては、1~5ページ及び9~10ページに対応するトレイが給紙台で、6~7ページに対応するトレイがトレイ1で、8ページに対応するトレイがトレイ2であるため、周期1においては、11~15ページ及び19~20ページに対応するトレイが給紙台で、16~17ページに対応するトレイがトレイ1で、18ページに対応するトレイがトレイ2となる。また、周期2においては、21~25ページ及び29~30ページに対応するトレイが給紙台で、26~27ページに対応するトレイがトレイ1で、28ページに対応するトレイがトレイ2となる。
【0052】
そして、周期nにおいては、(1+An)to(5+An),(9+An)to(10+An)ページに対応するトレイが給紙台で、(6+An)to(7+An)ページに対応するトレイがトレイ1で、(8+An)ページに対応するトレイがトレイ2となる。
【0053】
選択受け付け部11が、このようにページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用するか否かの繰り返し設定を受け付けるために、図4A図4Cに示すトレイ選択画面S2には、「繰り返し」と表示されている箇所に繰り返し設定チェックボックスS2eが設けられている。ユーザが、この繰り返し設定チェックボックスS2eにチェックを入れた状態(図4A参照。)でOKボタンをクリックした場合に限って、繰り返し適用部12が、上述のようにページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用するとよい。つまり、図4Bに示すように繰り返し設定チェックボックスS2eにチェックが入っていない場合には、繰り返し適用部12は、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用せず、給紙台ページ番号入力欄S2a、トレイ1ページ番号入力欄S2b、トレイ2ページ番号入力欄S2c、及びトレイ3ページ番号入力欄S2dに入力されたページ番号のみに選択されたトレイを決定するとよい。
【0054】
また、繰り返し設定チェックボックスS2eにチェックが入った状態では、繰り返しの適用結果(すなわち、繰り返し適用部12によって決定されたトレイのページ番号)を、入力欄S2a,S2b,S2c,S2dに追加表示してもよい。このとき、適用結果は、実際にユーザが入力した値(ページ番号)と明確に区別できる態様、例えば、薄色、別色、斜体、括弧付けなどで表示するとよい。なお、適用結果は、実際にユーザが入力した値とは異なる位置(一例としては、別途設けられた適用結果の欄)に表示してもよいが、好ましくは、同一位置(入力欄S2a,S2b,S2c,S2d)に連続して並ぶように表示するとよい。図4Cは、図4A及び図4Bの入力例に繰り返しを適用し、適用結果を入力欄S2a,S2b,S2c,S2dにおいて実際にユーザが入力した値と連続して並ぶように、実際にユーザが入力した値の色よりも薄色で表示した場合の例である。すなわち、トレイ(媒体供給部)の選択画面S2を表示部40に表示する表示制御部13は、選択されたトレイと、繰り返し適用部12によって決定されたトレイとを識別可能に表示部40に表示するとよい。
【0055】
なお、上述の説明では、選択受け付け部11及び繰り返し適用部12を備える情報処理装置の一例としてユーザ端末1を例に説明したが、印刷装置101が選択受け付け部及び繰り返し適用部を備え、情報処理装置の一例として機能してもよい。また、印刷装置101と別体で設けた印刷コントローラが情報処理装置として機能する構成としてもよい。このように、情報処理装置は、ユーザ端末1に限られず、印刷装置101、印刷コントローラ、或いはその他の装置であってよい。
【0056】
また、上述の説明では、媒体(用紙P)のページ番号を、印刷用のページ番号として説明したが、媒体供給部は、印刷装置101ではなく、封入、封緘、ステープル、製本などの後処理を行う後処理装置や、その他の装置に媒体を供給するものであってもよい。
【0057】
以上説明した一実施の形態では、ユーザ端末1(情報処理装置の一例)は、用紙P(媒体の一例)を供給する外部給紙部130及び内部給紙部141,142,143(複数の媒体供給部の一例)の中から、ページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143(給紙台131(給紙台)又はトレイ141a,142a,143a(トレイ1~3))の選択を受け付ける選択受け付け部11と、この選択受け付け部11によって受け付けられたページ番号のページ範囲を周期パターンとして、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用し、ページ範囲を超えるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143を、周期パターンにおけるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143に決定する繰り返し適用部12とを備える。
【0058】
また、他の観点では、情報処理方法は、例えば、情報処理装置(コンピュータ)によって行われる情報処理方法であって、用紙P(媒体の一例)を供給する外部給紙部130及び内部給紙部141,142,143(複数の媒体供給部の一例)の中から、ページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143(給紙台131(給紙台)又はトレイ141a,142a,143a(トレイ1~3))の選択を受け付け、受け付けられたページ番号のページ範囲を周期パターンとして、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用し、ページ範囲を超えるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143を、周期パターンにおけるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143に決定する。
【0059】
また、他の観点では、プログラムは、用紙P(媒体の一例)を供給する外部給紙部130及び内部給紙部141,142,143(複数の媒体供給部の一例)の中から、ページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143(給紙台131(給紙台)又はトレイ141a,142a,143a(トレイ1~3))の選択を受け付ける機能と、受け付けられたページ番号のページ範囲を周期パターンとして、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用し、ページ範囲を超えるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143を、周期パターンにおけるページ番号に対応する外部給紙部130又は内部給紙部141,142,143に決定する機能とをコンピュータ(例えば、ユーザ端末1)に実現させるとよい。
【0060】
これにより、複数ページを1セットとして繰り返し媒体の供給を行う場合に、媒体供給部の選択をすべてのページについて行わなくとも、ページ番号に対応する媒体供給部を決定することができる。よって、本実施の形態によれば、ページごとの媒体供給部の選択を容易にすることができる。これにより、入力する文字数が膨大になることに起因して、ページ番号の入力作業が非効率になったり、処理の負荷増大や誤入力が発生したりするのを防止することができる。
【0061】
また、本実施の形態では、選択受け付け部11は、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用するか否かの繰り返し設定を、例えば繰り返し設定チェックボックスS2eの入力に基づいて受け付け、繰り返し適用部12は、繰り返し設定がされている場合に、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用し、繰り返し設定がされていない場合に、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用しない。
【0062】
これにより、周期パターンを用いた媒体供給部の選択を、周期パターンごとに繰り返し行う必要がある場合に限って行うことができるため、意図せずに媒体供給部の選択が行われるのを防止することができる。
【0063】
また、本実施の形態では、ユーザ端末1は、外部給紙部130及び内部給紙部141,142,143(給紙台及びトレイ1~3)のトレイ選択画面S2を表示部40に表示する表示制御部13を更に備える。この表示制御部13は、選択された外部給紙部130及び内部給紙部141,142,143と、繰り返し適用部12によって決定された外部給紙部130及び内部給紙部141,142,143とを識別可能に表示部40に表示する。
【0064】
これにより、ユーザは、繰り返しがどのように適用されるのかを容易に確認できるため、ユーザの利便性が向上する。
【0065】
図6及び図7は、他の実施の形態におけるトレイ選択画面S3の一例である。
【0066】
本実施の形態では、上述の一実施の形態と相違する事項についてのみ説明する。
【0067】
図6に示すトレイ選択画面S3には、図4A図4Cに示すトレイ選択画面S2の給紙台ページ番号入力欄S2a、トレイ1ページ番号入力欄S2b、トレイ2ページ番号入力欄S2c、トレイ3ページ番号入力欄S2d、及び繰り返し設定チェックボックスS2eと同様の、給紙台ページ番号入力欄S3a、トレイ1ページ番号入力欄S3b、トレイ2ページ番号入力欄S3c、トレイ3ページ番号入力欄S3d、及び繰り返し設定チェックボックスS3eが設けられている。また、トレイ選択画面S3には、さらに、「ページごと」と表示されている箇所に繰り返しのページ数入力欄S3fが設けられている。
【0068】
この繰り返しのページ数入力欄S3fは、上述のページ範囲(上述のページ番号の最大値であるA)の指定を受け付けるためのものであり、繰り返し適用部12は、給紙台ページ番号入力欄S3a、トレイ1ページ番号入力欄S3b、トレイ2ページ番号入力欄S3c、及びトレイ3ページ番号入力欄S3dにおいて入力された最大ページ番号ではなく、繰り返しのページ数入力欄S3fにおいて入力され、選択受け付け部11が受け付けた繰り返しのページ数を周期パターンとして、上述のように、ページ範囲を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用する。また、繰り返し設定チェックボックスS3eにチェックを入れたときの繰り返しのページ数入力欄S3fの初期表示値は、空欄としても良いし、入力欄S3a,S3b,S3c,S3dに入力された値の最大値としてもよい。
【0069】
なお、図6に示すように、給紙台ページ番号入力欄S3aのみに1~6ページが入力されている場合、図4A図4Cに示すトレイ選択画面S2の例では、自動的に6ページが周期パターンとなるが、繰り返しのページ数入力欄S3fには、7ページ以降を入力することも可能である。この場合、7ページ以降についてはトレイが選択されていないため、7ページ以降に対応するトレイについては、予め定められた設定(トレイ指定を行わないで印刷を行うときに選択されるデフォルトの設定)に従えばよい。
【0070】
また、図7に示すように、給紙台ページ番号入力欄S3aのみに1~6ページが入力されているときに、繰り返しのページ数入力欄S3fに6ページ以上の数が入力されなかった場合(例えば、トレイが選択されたページ範囲よりも少ない5ページ以下のページ(例えば5ページ)や数字以外の文字が入力された場合、何も入力されなかった場合など)、表示制御部13は、繰り返しのページ数入力欄S3fを塗りつぶして表示させるなどのユーザへの報知を行った上で、最低ページ数表示部S3gに入力可能ページ(6ページ以降)を表す「6-」を表示させるとよい。なお、繰り返しのページ数入力欄S3fにトレイが選択されたページ範囲以上のページ数が入力されなかった場合、表示制御部13が、エラー画面の表示などによりユーザへの報知を行ってもよいし、或いは、入力可能ページを強制的に繰り返しのページ数入力欄S3fに表示させたりしてもよい。
【0071】
以上説明した他の実施の形態では、上述の一実施の形態と同様の事項に関しては、同様の効果、すなわち、ページごとの媒体供給部の選択を容易にすることができるなどの効果を得ることができる。
【0072】
また、本実施の形態では、選択受け付け部11は、ページ番号に対応する媒体供給部の選択とは別に、例えば繰り返しのページ数入力欄S3fの入力に基づいて繰り返しのページ数の指定を受け付け、繰り返し適用部12は、選択受け付け部11が受け付けたページ範囲のページ数が、入力された繰り返しのページ数以下の場合に、前記選択受け付け部11が受け付けたページ範囲を含む前記繰り返しのページ数までのページ範囲を周期パターンとして、繰り返しのページ数を超えるページ番号に周期パターンを繰り返し適用する。
【0073】
これにより、ユーザの任意の周期パターンで媒体供給部を選択することができるため、ユーザの利便性が向上する。
【0074】
なお、入力された繰り返しのページ数が、選択受け付け部11が受け付けたページ範囲のページ数よりも大きい場合には、選択受け付け部11が受け付けたページ範囲を超えるページには前述の例に示したように、トレイ指定がされずに印刷された場合に選択される給紙手段(トレイ)がそのページの給紙手段(トレイ)として選択されて周期パターンを構成する。
【0075】
また、入力された繰り返しのページ数が、選択受け付け部11が受け付けたページ範囲のページ数よりも小さい場合には、前述の例に示したように、エラー表示等を行い、ユーザに入力ミスが起こっていることを報知する。
【0076】
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
【0077】
[付記1]
媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付ける選択受け付け部と、
前記選択受け付け部によって受け付けられた前記ページ番号のページ範囲を周期パターンとして、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記ページ範囲を超えるページ番号に対応する前記媒体供給部を、前記周期パターンにおける前記ページ番号に対応する前記媒体供給部に決定する繰り返し適用部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【0078】
[付記2]
前記選択受け付け部は、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用するか否かの繰り返し設定を受け付け、
前記繰り返し適用部は、前記繰り返し設定がされている場合に、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記繰り返し設定がされていない場合に、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用しない
ことを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0079】
[付記3]
前記選択受け付け部は、前記ページ番号に対応する前記媒体供給部の前記選択とは別に、繰り返しのページ数の指定を受け付け、
前記繰り返し適用部は、前記周期パターンに基づくページ数が前記繰り返しのページ数以下の場合に、前記選択受け付け部が受け付けた前記ページ番号のページ範囲を含む前記繰り返しのページ数までのページ範囲を、前記周期パターンとして、前記繰り返しのページ数を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用する
ことを特徴とする付記1又は2記載の情報処理装置。
【0080】
[付記4]
前記媒体供給部の選択画面を表示部に表示する表示制御部を更に備え、
前記表示制御部は、選択された前記媒体供給部と、前記繰り返し適用部によって決定された前記媒体供給部とを識別可能に前記表示部に表示する
ことを特徴とする付記1から3のいずれか記載の情報処理装置。
【0081】
[付記5]
媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付け、
受け付けられた前記ページ番号のページ範囲を周期パターンとして、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記ページ範囲を超えるページ番号に対応する前記媒体供給部を、前記周期パターンにおける前記ページ番号に対応する前記媒体供給部に決定する
ことを特徴とする情報処理方法。
【0082】
[付記6]
媒体を供給する複数の媒体供給部の中から、ページ番号に対応する媒体供給部の選択を受け付ける機能と、
受け付けられた前記ページ番号のページ範囲を周期パターンとして、前記ページ範囲を超えるページ番号に前記周期パターンを繰り返し適用し、前記ページ範囲を超えるページ番号に対応する前記媒体供給部を、前記周期パターンにおける前記ページ番号に対応する前記媒体供給部に決定する機能と
をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
【符号の説明】
【0083】
1 ユーザ端末
10 制御部
11 選択受け付け部
12 繰り返し適用部
13 表示制御部
20 記憶部
30 入力部
40 表示部
50 インターフェース
100 印刷システム
101 印刷装置
110 印刷部
111 インクジェットヘッド
111a ノズル面
111b ノズル列
111c プレート
111d 境界部分
120 吸着搬送部
130 外部給紙部
131 給紙台
132 スクレーパローラ
133 ピックアップローラ
141,142,143 内部給紙部
141a,142a,143a トレイ
141b,142b,143b スクレーパローラ
141c,142c,143c ピックアップローラ
151~155 搬送ローラ対
156 レジストローラ対
161 制御部
162 記憶部
163 操作パネル部
164 スキャナ
165 排紙部
166 インターフェース
P 用紙
S1 印刷設定画面
S1a トレイ選択部
S1b ページ毎設定チェックボックス
S1c 詳細設定ボタン
S2,S3 トレイ選択画面
S2a,S3a 給紙台ページ番号入力欄
S2b,S3b トレイ1ページ番号入力欄
S2c,S3c トレイ2ページ番号入力欄
S2d,S3d トレイ3ページ番号入力欄
S2e,S3e 繰り返し設定チェックボックス
S3f 繰り返しのページ数入力欄
S3g 最低ページ数表示部
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図5
図6
図7