(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022095806
(43)【公開日】2022-06-28
(54)【発明の名称】熱伝達組成物、方法、及びシステム
(51)【国際特許分類】
C09K 5/04 20060101AFI20220621BHJP
F25B 1/00 20060101ALI20220621BHJP
【FI】
C09K5/04 E
F25B1/00 396A
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022062788
(22)【出願日】2022-04-05
(62)【分割の表示】P 2020082321の分割
【原出願日】2017-07-27
(31)【優先権主張番号】62/502,231
(32)【優先日】2017-05-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/502,165
(32)【優先日】2017-05-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/368,521
(32)【優先日】2016-07-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】500575824
【氏名又は名称】ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド
【氏名又は名称原語表記】Honeywell International Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100196508
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100120754
【弁理士】
【氏名又は名称】松田 豊治
(72)【発明者】
【氏名】アンキット・セティ
(72)【発明者】
【氏名】サミュエル・エフ・ヤナ・モッタ
(72)【発明者】
【氏名】グスタヴォ・ポッチケ
(72)【発明者】
【氏名】グレゴリー・ローレンス・スミス
(72)【発明者】
【氏名】エリザベット・デル・カルメン・ヴェラ・ベセラ
(72)【発明者】
【氏名】ヤン・ヅォウ
(72)【発明者】
【氏名】ジョシュア・クローズ
(57)【要約】 (修正有)
【課題】R-410Aの代替品として使用され得、かつ許容される地球温暖化係数(Global Warming Potential、GWP)と併せて、優れた熱伝達特性、化学安定性、低毒性若しくは無毒性、不燃性、潤滑剤混和性、及び/又は潤滑剤適合性の所望の特性のモザイクを示す、冷媒組成物を提供する。
【解決手段】少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、前記ブレンドが、42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、冷媒とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、前記ブレンドが、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、冷媒。
【請求項2】
前記ブレンドが、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、請求項1に記載の冷媒。
【請求項3】
前記ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、請求項1又は2に記載の冷媒。
【請求項4】
少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、前記ブレンドが、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、冷媒。
【請求項5】
前記ブレンドが、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、請求項4に記載の冷媒。
【請求項6】
前記ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、請求項4又は5に記載の冷媒。
【請求項7】
前記冷媒が、少なくとも約98.5重量%の前記ブレンドを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の冷媒。
【請求項8】
前記冷媒が、少なくとも約99.5重量%の前記ブレンドを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の冷媒。
【請求項9】
前記冷媒が、前記ブレンドから本質的になる、請求項1~6のいずれか一項に記載の冷媒。
【請求項10】
前記冷媒が、前記ブレンドからなる、請求項1~6のいずれか一項に記載の冷媒。
【請求項11】
請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒を含む、熱伝達組成物。
【請求項12】
前記冷媒が、前記熱伝達組成物の40重量%超を構成する、請求項11に記載の熱伝達組成物。
【請求項13】
ジエン系化合物、又はジエン系化合物及びリン化合物、並びに/又は窒素化合物、並びに/又フェノール化合物から選択される安定化剤を更に含む、請求項11又は12に記載の熱伝達組成物。
【請求項14】
前記ジエン系化合物が、テレベン、レチナール、ゲラニオール、テルピネン、デルタ-3カレン、テルピノレン、フェランドレン、フェンケン、ミルセン、ファルネセン、ピネン、ネロール、シトラル、カンフル、メントール、リモネン、ネロリドール、フィトール、カルノシン酸、及びビタミンA1からなる群から選択されるテルペン、好ましくは、ファルネセンである、請求項13に記載の熱伝達組成物。
【請求項15】
前記ジエン系化合物が、約~約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に提供される、請求項13又は14に記載の熱伝達組成物。
【請求項16】
前記安定化剤組成物が、請求項14又は15に記載のジエン系、及びリン化合物を含み、前記リン化合物が、ジアリールホスファイト、ジアルキルホスファイト、トリアリールホスファイト、及び/若しくはトリアルキルホスファイトから選択される亜リン酸化合物、特に、ヒンダードホスファイト、トリス-(ジ-tert-ブチルフェニル)ホスファイト、ジ-n-オクチルホスファイト、イソ-デシルジフェニルホスファイト、及びジフェニルホスファイトから選択される1種以上の化合物、特にジフェニルホスファイト、並びに/又はトリアリールホスフェート、トリアルキルホスフェート、アルキルモノ酸ホスフェート、アリール二酸ホスフェート、アミンホスフェートから選択されるリン酸化合物、好ましくはトリアリールホスフェート及び/若しくはトリアルキルホスフェート、特にトリ-n-ブチルホスフェートである、請求項13に記載の熱伝達組成物。
【請求項17】
前記リン化合物が、ヒンダードホスファイト、トリス-(ジ-tert-ブチルフェニル)ホスファイト、ジ-n-オクチルホスファイト、イソ-デシルジフェニルホスファイト、及びジフェニルホスファイトからなる群から選択される亜リン酸化合物である、請求項16に記載の熱伝達組成物。
【請求項18】
前記リン化合物が、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.001重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に存在する、請求項13~17のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項19】
前記安定化剤組成物が、ファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む、請求項13~18のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項20】
前記窒素化合物が、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシ
ル]から選択される1種以上の化合物、好ましくはジニトロベンゼンである、請求項13~19のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項21】
前記窒素化合物が、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);アルキルジフェニルアミン、例えば、ビス(ノニルフェニルアミン)、ジアルキルアミン、例えば、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される1種以上の化合物である、請求項13~19のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項22】
前記窒素化合物が、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に提供される、請求項13~21のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項23】
前記フェノール化合物が、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択される1種以上の化合物、好ましくはB
HTである、請求項13~22のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項24】
請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物であって、前記安定化剤組成物が、前記熱伝達組成物の約0.001重量%~約5重量%の量のBHTを含む、熱伝達組成物。
【請求項25】
請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物であって、前記安定化剤組成物が、約0.001重量%~約5重量%の量のBHTからなる、熱伝達組成物。
【請求項26】
前記フェノール化合物が、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に提供される、請求項13~25のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項27】
請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物であって、前記安定化剤組成物が、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む、熱伝達組成物。
【請求項28】
請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物であって、前記安定化剤組成物が、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTからなる、熱伝達組成物。
【請求項29】
ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、PAG油、シリコーン油、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、ポリビニルエーテル(PVE)、及びポリ(アルファ-オレフィン)(PAO)からなる群から選択される潤滑剤を更に含む、請求項11~28のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項30】
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から選択される、請求項29に記載の熱伝達組成物。
【請求項31】
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から選択される、請求項29に記載の熱伝達組成物。
【請求項32】
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)、鉱物油、及びアルキルベンゼン(AB)から選択される、請求項29に記載の熱伝達組成物。
【請求項33】
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)である、請求項29に記載の熱伝達組成物。
【請求項34】
前記潤滑剤が、前記熱伝達組成物の重量に基づいて約10~約60重量%の量、好ましくは約30~約50重量%の量で前記熱伝達組成物中に存在する、請求項29~33のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項35】
前記熱伝達組成物が、請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒から本質的になる、請求項11に記載の熱伝達組成物。
【請求項36】
前記熱伝達組成物が、請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒と、請求項13~28のいずれか一項に記載の安定化剤と、から本質的になる、請求項11~35のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項37】
前記熱伝達組成物が、請求項1~10のいずれか一項に記載の冷媒と、請求項13~28のいずれか一項に記載の安定化剤と、請求項29~34のいずれか一項に記載の潤滑剤と、から本質的になる、請求項11~35のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項38】
750以下の地球温暖化係数(GWP)を有する、請求項11~37のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項39】
0.05以下、好ましくは0.02、より好ましくは約ゼロのオゾン破壊係数(ODP)を有する、請求項11~38のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項40】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項41】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項42】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項43】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項44】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項45】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項46】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項47】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項48】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項49】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項50】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項51】
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、請求項11~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
【請求項52】
蒸発器、凝縮器、及び圧縮機を備える熱伝達システムにおける冷却方法であって、前記プロセスが、i)請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物を凝縮するステップと、ii)冷却される本体又は物品の付近で前記組成物を蒸発させるステップと、を含み、前記熱伝達システムの前記蒸発器温度は、約-40℃~約-10℃の範囲内である、方法。
【請求項53】
蒸発器、凝縮器、及び圧縮機を備える熱伝達システムにおける加熱方法であって、前記プロセスが、i)加熱される本体又は物品の付近で、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物を凝縮するステップと、ii)前記組成物を蒸発させるステップと、を含み、前記熱伝達システムの前記蒸発器温度は、約-30℃~約5℃の範囲内である、方法。
【請求項54】
前記熱伝達システムが、空調システムである、請求項52又は53に記載の方法。
【請求項55】
前記空調システムが、モバイル空調システム、特に自動車用空調システム、モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ、冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器、住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、住宅用ヒートポンプ、住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム産業用空調システム、商用空調システム、特にパッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流(VRF)システム、及び商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステムである、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記空調システムが、住宅用空調システム(冷却のために約0~約10℃、特に約7℃、及び/又は加熱のために約-30~約5℃、特に約0.5℃の範囲の蒸発器温度を有する)、特に、往復動式、回転式(ローリングピストン若しくは回転弁)、又はスクロール式圧縮機を有する住宅用空調システムである、請求項54に記載の方法。
【請求項57】
前記空調システムが、空冷式冷却器(約0~約10℃範囲、特に約4.5℃の蒸発器温度を有する)、特に、容積型圧縮機を有する空冷式冷却器、とりわけ往復動式又はスクロール式圧縮機を有する空冷式冷却器である、請求項54に記載の方法。
【請求項58】
前記空調システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-20~約3℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、請求項54に記載の方法。
【請求項59】
前記空調システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、請求項54に記載の方法。
【請求項60】
前記空調システムが、中温冷凍システム(約-12~約0℃の範囲、特に約-8℃の蒸
発器温度を有する)である、請求項54に記載の方法。
【請求項61】
前記空調システムが、低温冷凍システム(約-40~約-12℃の範囲、特に約-23℃、又は好ましくは約-32℃の蒸発器温度を有する)である、請求項54に記載の方法。
【請求項62】
前記空調システムが、住宅用空調システム(約0~10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、請求項54に記載の方法。
【請求項63】
前記空調システムが、住宅用ヒートポンプシステム(約-20~約3℃又は約-30~約5℃の範囲の蒸発器温度を有するである、請求項54に記載の方法。
【請求項64】
前記空調システムが、商用空調システム(約0~約10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、請求項54に記載の方法。
【請求項65】
熱伝達システム中に収容された既存の冷媒を交換する方法であって、前記既存の冷媒の少なくとも一部を前記システムから取り出すことであって、前記既存の冷媒がR-410Aである、取り出すことと、請求項1~8のいずれか一項に記載の冷媒又は11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物を前記システム内に導入することによって、前記既存の冷媒の少なくとも一部を置き換えることと、を含む、方法。
【請求項66】
前記熱伝達システムが、モバイル空調システム、特に自動車用空調システム、モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ、冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器、住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、住宅用ヒートポンプ、住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム産業用空調システム、商用空調システム、特にパッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流システム、及び商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステムからなる群から選択される空調システムである、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
熱伝達システムであって、流体連通した圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物とを前記システム中に含み、前記凝縮器が、約+20℃~約+70℃の動作温度を有し、前記蒸発器が、約-40℃~約+10℃の動作温度を有する、熱伝達システム。
【請求項68】
前記熱伝達システムが、空調システム、モバイル空調システム、特に自動車用空調システム、モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ、冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器、住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、住宅用ヒートポンプ、住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム産業用空調システム、商用空調システム、特にパッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流システム、及び商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステムである、請求項67に記載の熱伝達システム。
【請求項69】
前記熱伝達システムが、住宅用空調システム(冷却のために約0~約10℃の範囲、特に約7℃、及び/又は加熱のために約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項70】
前記熱伝達システムが、空冷式冷却器(約0~約10℃範囲、特に約4.5℃の蒸発器温度を有する)、特に、容積型圧縮機を有する空冷式冷却器、とりわけ往復動式又はスクロール式圧縮機を有する空冷式冷却器である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項71】
前記熱伝達システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-20~約3℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項72】
前記熱伝達システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項73】
前記熱伝達システムが、中温冷凍システム(約-12~約0℃の範囲、特に約-8℃の蒸発器温度を有する)である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項74】
前記熱伝達システムが、低温冷凍システム(約-40~約-12℃の範囲、特に約-23℃、又は好ましくは約-32℃の蒸発器温度を有する)である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項75】
前記熱伝達システムが、住宅用空調システム(約0~10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項76】
前記熱伝達システムが、住宅用ヒートポンプシステム(約-20~約3℃又は約-30~約5℃の範囲の蒸発器温度を有するである、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項77】
前記熱伝達システムが、商用空調システム(約0~約10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、請求項67又は68に記載の熱伝達システム。
【請求項78】
冷却器における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項79】
容積型冷却器における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項80】
空冷式冷却器における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項81】
水冷直接膨張式冷却器における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項82】
定置型冷却器における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項83】
住宅用空調における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項84】
産業用空調における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項85】
商用空調における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項86】
商用冷凍における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項87】
商用冷蔵庫における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項88】
商用冷凍庫における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項89】
自動販売機における、請求項11~51のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
【請求項90】
前記冷媒が、
(a)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%の効率(COP)を有し、かつ
(b)ASHRAE Standard34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM E681-2009試験手順に従って判定した場合に、不燃性である、請求項1~9のいずれか一項に記載の冷媒。
【請求項97】
前記冷媒が、
(a)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM E681-2009試験手順に従って判定した場合に、不燃性である、請求項90に記載の冷媒。
【請求項92】
前記冷媒が、
(a)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM E681-2009試験手順に従って判定した場合、不燃性であり、
(d)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機吐出温度よりも10℃以上高くない圧縮機吐出温度を生成し、かつ
(e)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機圧力比の約95%~約105%の圧縮機圧力比を生成する、請求項90又は91に記載の冷媒。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2016年7月29日出願の米国仮出願第62/368,521号、2017年5月5日出願の米国仮出願第62/502,231号、及び2017年5月5日出願の米国仮出願第62/502,165号の各々の優先権利益を主張する。
【0002】
本発明は、空調及び冷凍用途を含む熱交換システムにおいて有益性を有する組成物、方法、及びシステムに関し、特定の態様では、冷媒R-410Aが使用されたであろう種類の熱伝達システムにおいて加熱及び冷却用途のための冷媒R-410Aの代替品として有用な組成物、並びにR-410Aとの使用のために設計されたシステムを含む熱交換システムの追加導入に関する。
【背景技術】
【0003】
産業用、商用、及び家庭用の使用について、機械冷凍システム、並びにヒートポンプ及び空調機などの関連する熱伝達デバイスが当該技術分野で周知である。クロロフルオロカーボン(chlorofluorocarbon、CFC)は、かかるシステムのための冷媒として1930年代に開発された。しかしながら、1980年代以降、成層圏オゾン層に対するCFCの影響が多くの注目を集めるようになった。1987年には、CFC製品の段階的削減のためのタイムテーブルを定めた、地球環境を保護するためのモントリオール議定書に多くの政府が署名した。水素を含有する、より環境的に許容される材料、すなわちヒドロクロロチアジフルオロカーボン(hydrochlorofluorocarbon、HCFC)がCFCに取って代わった。
【0004】
最も一般的に使用されたヒドロクロロフルオロカーボンの1つが、クロロジフルオロメタン(HCFC-22)であった。しかしながら、モントリオール議定書のその後の改正は、CFCの段階的削減を加速させ、HCFC-22を含むHCFCの段階的削減もスケジュールされた。
【0005】
CFC及びHCFCに代わる不燃性、非毒性の代替物の要求に応じて、業界では、オゾン破壊係数がゼロであるいくつかのヒドロフルオロカーボン(hydrofluorocarbon、HFC)が開発された。オゾン破壊に寄与しないため、空調及び冷却器用途におけるHCFC-22の産業用代替品としてR-410A(ジフルオロメタン(HFC-32)及びペンタフルオロエタン(HFC-125)の50:50w/wブレンド)が採用された。しかしながら、R-410Aは、R-22のドロップイン代替品ではない。したがって、R-410AでのR-22の置き換えは、R-22と比較した、R-410Aのより高い動作圧力及び容積に適用させるための圧縮機の置き換え及び再設計を含む、熱交換システム内の主要な構成要素の再設計を必要とした。
【0006】
R-410Aは、R-22よりも許容されるオゾン破壊係数(Ozone Depleting Potential、ODP)を有する一方、2088というその高い地球温暖化係数に起因して、R-410Aの継続使用には問題が伴う。したがって、より環境的に許容される代替品でのR-410Aの置き換えが当該技術分野で必要とされている。
【0007】
代替の熱伝達流体が、中でも優れた熱伝達特性、特に特定の用途の必要性に十分に適合する熱伝達特性、化学安定性、低毒性若しくは無毒性、不燃性、潤滑剤混和性、及び/又は潤滑剤適合性を含む、達成するのが困難な特性のモザイクを保有することが非常に望ましいことが当該技術分野で理解されている。更に、R-410Aの任意の代替品は、理想
的には、システムの修正又は再設計を回避するために、R-410Aの動作条件に対して良好な一致となるものである。その多くが予測できないものであるこれらの要求の全てを満たす熱伝達流体の開発は、大きな課題である。
【0008】
使用効率に関しては、冷媒の熱力学性能又はエネルギー効率の喪失は、電気エネルギーの需要の増加の結果として化石燃料の使用量の増加をもたらし得ることに留意することが重要である。したがって、かかる冷媒の使用は、環境に対して二次的な悪影響を有することになる。
【0009】
燃焼性は、多くの熱伝達用途について、重要な、かついくつかの場合には決定的な特性であると考えられている。したがって、可能であれば冷媒を達成するために、不燃性の化合物をかかる組成物に使用することがしばしば有益である。本明細書で使用される場合、「不燃性」という用語は、ASHRAE Standard 34-2013に記載され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載された条件でASTM standard E-681-2001に従って不燃性であると判定された組成物を指す。
【0010】
蒸気圧縮式熱伝達システム中を循環する潤滑剤がその意図される潤滑機能を行うために圧縮機に戻されることが、システム効率、及び圧縮機の適切かつ確実な働きについて重要である。そうでなければ、潤滑剤が堆積し、熱伝達部品中を含む、システムのコイル及びパイプの中に留まる可能性がある。更に、潤滑剤が蒸発器の内面に堆積すると、蒸発器の熱交換効率が低下し、それによりシステムの効率が低減される。
【0011】
R-410Aは、かかるシステムの使用中に生じる温度でポリオールエステル(polyol ester、POE)と混和性であるため、R-410Aは現在、空調用途においてPOE潤滑油と共に使用されている。しかしながら、R-410Aは、低温冷凍システム及びヒートポンプシステムの動作中に典型的に生じる温度ではPOEと非混和性である。したがって、この非混和性を軽減する対策が講じられない限り、POE及びR-410Aを低温冷凍又はヒートポンプシステムに使用することはできない。
【0012】
したがって、空調用途においてR-410Aの代替品として使用可能な組成物を提供することができることが望ましい。本発明の組成物を、例えば、ヒートポンプ及び低温冷凍システムにおいて使用することができることは、更なる利益であり、当該組成物は、これらのシステムの動作中に生じる温度でPOEとの非混和性の不利益を被らない。
【発明の概要】
【0013】
本発明は、R-410Aの代替品として使用され得、かつ許容される地球温暖化係数(Global Warming Potential、GWP)と併せて、優れた熱伝達特性、化学安定性、低毒性若しくは無毒性、不燃性、潤滑剤混和性、及び/又は潤滑剤適合性の所望の特性のモザイクを示す、冷媒組成物を提供する。
【0014】
本発明によると、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む、冷媒が提供される。
【0015】
本発明によると、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む、冷媒が提供される。
【0016】
本発明によると、少なくとも約99.5%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒であって、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく、冷媒が提供される。
【0017】
本発明によると、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒であって、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく、冷媒が提供される。
【0018】
本発明によると、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒であって、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく、冷媒が提供される。
【0019】
好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む、冷媒が提供される。
【0020】
好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む、冷媒が提供される。
【0021】
好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む、冷媒が提供される。
【0022】
好ましくは、冷媒は、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
36.5重量%~40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0023】
好ましくは、冷媒は、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
36.5重量%~40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0024】
より好ましくは、冷媒は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0025】
より好ましくは、冷媒は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0026】
より好ましくは、冷媒は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0027】
より好ましくは、冷媒は、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0028】
より好ましくは、冷媒は、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0029】
本発明の目的では、冷媒は、ジフルオロメタン(HFC-32)、ペンタフルオロエタン(HFC-125)、及びトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になるか、又はそれらからなることができる。
【0030】
本発明によると、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒が提供される。
【0031】
本発明によると、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒が提供される。
【0032】
本発明によると、少なくとも約99.5%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒が提供される。
【0033】
更に、本発明によると、冷媒は、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0034】
更に、本発明によると、冷媒は、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0035】
好ましくは、冷媒は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0036】
好ましくは、冷媒は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0037】
好ましくは、冷媒は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0038】
更に、本発明によると、冷媒は、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0039】
更に、本発明によると、冷媒は、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0040】
より好ましくは、冷媒は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0041】
より好ましくは、冷媒は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0042】
より好ましくは、冷媒は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む。
【0043】
更に、本発明によると、冷媒は、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【0044】
更に、本発明によると、冷媒は、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージはこれらの3種の化合物の総重量に基づく。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【
図1】実施例15による、R410AとPOE-32油との混和性を例証するチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0046】
本出願人らは、本発明の冷媒が、許容される地球温暖化係数(GWP)と併せて、熱伝達特性、化学安定性、低毒性若しくは無毒性、不燃性、及び/又は潤滑剤適合性から選択される2つ以上の特性の組み合わせと関連して、特に、R-410Aの代替品としての本発明の冷媒の使用に関連して、非常に有益な特性を提供することができることを見出した。
【0047】
本発明の目的では、重量パーセントで表される量に関する「約」という用語は、+/-2重量%、好ましくは+/-1重量%、より好ましくは0.5重量%の量で変動し得る成
分の量を意味する。温度に関する「約」という用語は、指定された温度が、+/-5℃、好ましくは+/-2℃、及びより好ましくは+/-1℃、最も好ましくは+/-0.5℃の量で変動し得ることを意味する。
【0048】
本発明の冷媒の特定の利点は、ASHRAE Standard34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM E681-2009試験手順に従って判定した場合に、それらが不燃性であることである。燃焼性は、発火及び/又は炎を広げる組成物の能力として定義される。冷媒の燃焼性が多くの重要な熱伝達用途のための重要な特徴であることは当業者には理解されるであろう。したがって、優れた熱伝達特性、化学安定性、低毒性若しくは無毒性、及び/又は潤滑剤適合性を有し、かつ使用中に不燃性を維持する、R-410Aの代替品として使用され得る冷媒組成物を提供することが、当該技術分野において望まれている。この要件は、本発明の冷媒によって達成される。
【0049】
冷媒は、熱伝達組成物中に組み込むことができる。したがって、熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、かつ
(b)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0050】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、かつ
(b)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0051】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、かかる冷媒は、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0052】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、かかる冷媒は、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0053】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、
(d)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機吐出温度よりも10℃以上高くない圧縮機吐出温度を生成し、かつ
(e)システム及び/又は方法において、R-410Aの圧縮機圧力比の約95%~約105%の圧縮機圧力比を生成すること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0054】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、
(d)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機吐出温度よりも10℃以上高くない圧縮機吐出温度を生成し、かつ
(e)システム及び/又は方法において、R-410Aの圧縮機圧力比の約95%~約105%の圧縮機圧力比を生成すること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0055】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、かつ
(b)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0056】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、かつ
(b)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0057】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、かかる冷媒は、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0058】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、かかる冷媒は、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0059】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、
(d)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機吐出温度よりも10℃以上高くない圧縮機吐出温度を生成し、かつ
(e)システム及び/又は方法において、R-410Aの圧縮機圧力比の約95%~約105%の圧縮機圧力比を生成すること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0060】
熱伝達組成物、方法、及びシステムであって、冷媒R-401Aと共に有用である熱伝達システムにおいて、当該システムにおいて及び/又は当該方法と関連して、
(a)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%、好ましくは約100%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)当該システム中の、及び/又は当該方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%、好ましくは約98%~105%の能力を有し、
(c)ASHRAE Standard 34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM
E681-2009試験手順に従って判定した場合に不燃性であり、
(d)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機吐出温度より
も10℃以上高くない圧縮機吐出温度を生成し、かつ
(e)システム及び/又は方法において、R-410Aの圧縮機圧力比の約95%~約105%の圧縮機圧力比を生成すること、を一度に提供する重要な特徴を有する冷媒を、冷媒R-410Aと共に有用である熱伝達システムにおいて利用する、熱伝達組成物、方法、及びシステムが提供され、かかる冷媒は、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0061】
冷媒は、熱伝達組成物中に組み込むことができる。
【0062】
本発明は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0063】
本発明は更に、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0064】
本発明は更に、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0065】
したがって、本発明は更に、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0066】
したがって、本発明は更に、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0067】
好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0068】
本発明は更に、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約95重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0069】
好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0070】
好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる。
【0071】
熱伝達組成物は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を更に含み得る。
【0072】
より好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を更に含み得る。
【0073】
より好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を更に含み得る。
【0074】
より好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を更に含み得る。
【0075】
より好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を更に含み得る。
【0076】
本発明は更に、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0077】
本発明は更に、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0078】
本発明は更に、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0079】
本発明は更に、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0080】
本発明は更に、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む熱伝達組成物に関する。
【0081】
好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0082】
好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0083】
好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含み、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0084】
好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0085】
好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0086】
より好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0087】
より好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0088】
より好ましくは、熱伝達組成物は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0089】
より好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0090】
より好ましくは、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒を含む。
【0091】
好ましくは、熱伝達組成物は、熱伝達組成物の40重量%超、又は熱伝達組成物の約50重量%超、又は熱伝達組成物の70重量%超、又は熱伝達組成物の80重量%超、又は熱伝達組成物の90重量%超の量の冷媒を含む。熱伝達組成物は、冷媒から本質的になってもよい。
【0092】
本発明の熱伝達組成物は、ある特定の機能性を増強させるか、又はそれを組成物に提供する目的で他の成分を含んでもよい。かかる他の成分又は添加剤には、潤滑剤、染料、可溶化剤、相溶化剤、安定化剤、抗酸化剤、腐食抑制剤、極圧添加剤、及び耐摩耗剤のうちの1つ以上が含まれ得る。
【0093】
本発明の熱伝達組成物は、特に、上記の冷媒と安定化剤とを含む。好ましい安定化剤の例としては、ジエン系化合物、及び/又はフェノール系化合物、及び/又はリン化合物、及び/又は窒素化合物、及び/又は芳香族エポキシド、アルキルエポキシド、アルケニルエポキシドからなる群から選択されるエポキシドが挙げられる。
【0094】
好ましくは、安定化剤は、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で熱伝達組成物中に提供される。各々の場合において、重量パーセンテージは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0095】
ジエン系化合物は、C3~C15ジエン、及び任意の2種以上のC3~C4ジエンの反応によって形成された化合物を含む。好ましくは、ジエン系化合物は、アリルエーテル、プロパジエン、ブタジエン、イソプレン、及びテルペンからなる群から選択される。ジエン系化合物は、好ましくはテルペンであり、これにはテレベン、レチナール、ゲラニオール、テルピネン、デルタ-3カレン、テルピノレン、フェランドレン、フェンケン、ミルセン、ファルネセン、ピネン、ネロール、シトラル、カンフル、メントール、リモネン、ネロリドール、フィトール、カルノシン酸、及びビタミンA1が含まれるがこれらに限定されない。好ましくは、安定化剤は、ファルネセンである。
【0096】
好ましいテルペン安定化剤は、参照により本明細書に組み込まれている、2004年12月12日出願の米国仮特許出願第60/638,003号に開示されている。
【0097】
ジエン系化合物は、約0.001重量%~約10重量%、好ましくは約0.01重量%~約5重量%、より好ましくは約0.1~約2.5重量%、更により好ましくは約1~約2.5重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量パーセンテージは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0098】
更に、ジエン系化合物は、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量パーセンテージは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0099】
ジエン系化合物は、好ましくは、リン化合物と組み合わせて提供される。
【0100】
リン化合物は、亜リン酸化合物又はリン酸化合物であり得る。本発明の目的では、亜リン酸化合物は、ジアリール、ジアルキル、トリアリール、及び/又はトリアルキルホスファイト、特にヒンダードホスファイト、トリス-(ジ-tert-ブチルフェニル)ホスファイト、ジ-n-オクチルホスファイト、イソ-デシルジフェニルホスファイト、トリフェニルホスファイト、及びジフェニルホスファイトから選択される1種以上の化合物、特にジフェニルホスファイトであり得る。
【0101】
リン酸化合物は、トリアリールホスフェート、トリアルキルホスフェート、アルキルモノ酸ホスフェート、アリール二酸ホスフェート、アミンホスフェート、好ましくはトリアリールホスフェート及び/又はトリアルキルホスフェート、特にトリ-n-ブチルホスフェートであり得る。
【0102】
好ましくは、安定化剤は、ファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0103】
リン化合物は、約0.001重量%~約10重量%、より好ましくは約0.01重量%~約5重量%、更により好ましくは約0.1~約2.5重量%、更により好ましくは約1~約2.5重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量によるは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0104】
更に、リン化合物は、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量によるは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0105】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、安定化剤組成物は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0106】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%又は少なくとも約98.57重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、安定化剤組成物は、テル
ペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0107】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、安定化剤組成物は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0108】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、安定化剤組成物は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0109】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、安定化剤組成物は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0110】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0111】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約1
1.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0112】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0113】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0114】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0115】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン、及びホスフェート又はホスファイトから選択されるリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0116】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエ
タン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン、及びホスフェート又はホスファイトから選択されるリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0117】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン、及びホスフェート又はホスファイトから選択されるリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0118】
更に、本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、テルペン、及びホスフェート又はホスファイトから選択されるリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0119】
更に、本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン、及びホスフェート又はホスファイトから選択されるリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0120】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルピン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0121】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0122】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0123】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0124】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0125】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0126】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0127】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0128】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0129】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0130】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、
好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0131】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0132】
更に、本発明の熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0133】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、かかる組成物中の安定化剤は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0134】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、テルペン及びリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。リン化合物は、好ましくは、ホスフェート又はホスファイトから選択される。好ましくは、安定化剤組成物は、テルペン及びホスファイト、より好ましくはファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む。
【0135】
好ましくは、熱伝達組成物は、上記の冷媒と、ファルネセン、並びにジアリールホスファイト、ジアルキルホスファイト、トリアリールホスフェート、又はトリアルキルホスフェート、より好ましくはジフェニルホスファイト及び/又はトリ-n-ブチルホスフェートから選択されるリン化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。より好ましくは、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、ファルネセン、及びジアリールホスファイト又はジアルキルホスファイトのうちの1種以上、より好ましくはジフェニルホスファイトを含む安定化剤組成物と、を含む。
【0136】
代替的には、又は更には、安定化剤は、窒素化合物である。本発明の目的では、窒素化合物は、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]から選択される1種以上の化合物であり得る。好ましくは、安定化剤は、ジニトロベンゼンである。
【0137】
代替的には、又は更には、窒素化合物は、アミン系化合物を含む。本発明の目的では、アミン系化合物は、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される1種以上の二級又は三級アミンであり得る。本発明の目的では、アミン系化合物は、アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体、特に、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノール;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、並びにヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc)から選択される1種以上のアミン抗酸化剤であり得る。本発明の目的では、アミン系化合物は、ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン又は(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミンであり得る。代替的には、又は更には、アミン系化合物は、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(phenyl-alpha-naphthyl amine、PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(alkyl-phenyl-alpha-naphthyl-amine、APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミンのうちの1種以上であり得る。好ましくは、アミン系化合物は、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミンのうちの1種以上、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)である。
【0138】
窒素化合物は、約0.001重量%~約10重量%、好ましくは約0.01重量%~約5重量%、より好ましくは約0.1~約2.5重量%、更により好ましくは約1~約2.5重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量パーセンテージは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0139】
更に、窒素化合物は、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量パーセンテージは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0140】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[
(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo
Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0141】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo
Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニ
ルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0142】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo
Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0143】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-
ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo
Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0144】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo
Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0145】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラ
メチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0146】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、
より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0147】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0148】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フ
ェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0149】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0150】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイ
ソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0151】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0152】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレン
ドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0153】
本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、
及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含み得る。
【0154】
本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含むか、又は好ましくは窒素化合物がジニトロベンゼンである、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0155】
したがって、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化
パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0156】
したがって、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0157】
したがって、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベ
ンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0158】
したがって、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニ
ル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0159】
したがって、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、TEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0160】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレ
ンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0161】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0162】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベ
ンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0163】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ
-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0164】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロソベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0165】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル
-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニイルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0166】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニイルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0167】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジ
ノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニイルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0168】
本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニイルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0169】
本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ジニトロベンゼ
ン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル、ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);ビス(ノニルフェニルアミン)などのアルキルジフェニルアミン、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミンなどのジアルキルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくは、フェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、より好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される窒素化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0170】
代替的には、又は更には、安定化剤は、フェノール、好ましくはヒンダードフェノールを含む。本発明の目的では、フェノールは、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0171】
フェノール化合物は、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量パーセンテージは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0172】
代替的には、フェノール化合物は、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.005重量%~約2重量%、より好ましくは約0.01~1重量%の量で熱伝達組成物中に提供され得る。各々の場合において、重量パーセンテージは、熱伝達組成物の重量を指す。
【0173】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0174】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール
;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0175】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0176】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6
-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0177】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0178】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニル
ジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0179】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0180】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約4
0.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0181】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0182】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷
媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0183】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブ
チルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0184】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0185】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2
’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0186】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0187】
本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレ
ゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0188】
本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0189】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレン
ビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0190】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0191】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオ
ールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0192】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0193】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量
%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0194】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0195】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷
媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0196】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル
-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0197】
更に、本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0198】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンド冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキ
シ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0199】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンド冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0200】
本発明の熱伝達組成物は、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンド冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)
;4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0201】
本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択され、好ましくはBHTである、フェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0202】
本発明の熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;
2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択される1種以上の化合物、好ましくはから選択されるフェノール化合物を含む安定化剤組成物と、を含む。
【0203】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0204】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0205】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0206】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0207】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0208】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0209】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0210】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0211】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0212】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に
基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0213】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0214】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0215】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0216】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0217】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0218】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約
12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0219】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0220】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0221】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0222】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0223】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0224】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか
1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0225】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0226】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0227】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0228】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0229】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0230】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0231】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0232】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0233】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0234】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0235】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷
媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0236】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0237】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0238】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0239】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0240】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成
物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0241】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0242】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0243】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0244】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0245】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0246】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つに
よる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0247】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0248】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0249】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0250】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0251】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)から本質的になる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0252】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0253】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0254】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0255】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0256】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0257】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%
のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0258】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0259】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0260】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0261】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0262】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTから本質的になる安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0263】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0264】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0265】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0266】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0267】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量
で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0268】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0269】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0270】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0271】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約
0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0272】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0273】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0274】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0275】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0276】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC
-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0277】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0278】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0279】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0280】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5
重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0281】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0282】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0283】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0284】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0285】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0286】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0287】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0288】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0289】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(C
F3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0290】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0291】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0292】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0293】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0294】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0295】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0296】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0297】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0298】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化
剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0299】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0300】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0301】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3Iから本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0302】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約
0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0303】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0304】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0305】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0306】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0307】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0308】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0309】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0310】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0311】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5
重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0312】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0313】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0314】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0315】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセ
ン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0316】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0317】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0318】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0319】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を
含み得る。
【0320】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0321】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0322】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含み得る。
【0323】
上記に定義される本発明の熱伝達組成物の各々は、潤滑剤を更に含み得る。一般に、熱伝達組成物は、熱伝達組成物の約5~60重量%、好ましくは熱伝達組成物の約10~約60重量%、好ましくは熱伝達組成物の約20~約50重量%、代替的には熱伝達組成物の約20~約40重量%、代替的には熱伝達組成物の約20~約30重量%、代替的には熱伝達組成物の約30~約50重量%、代替的には熱伝達組成物の約30~約40重量%の量の潤滑剤を含む。熱伝達組成物は、熱伝達組成物の約5~約10重量%、好ましくは熱伝達組成物の約8重量%程の量の潤滑剤を含み得る。
【0324】
冷凍機械に使用されている、ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(polyalkylene glycol、PAG)、シリコーン油、鉱物油、アルキルベンゼン(alkylbenzene、AB)、ポリビニルエーテル(polyvinyl ether、PVE)、及びポリ(アルファ-オレフィン)(poly(alpha-olefin)、PAO)などの一般的に使用される冷媒潤滑剤が、本発明の冷媒組成物と共に使用され得る。
【0325】
好ましくは、潤滑剤は、ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から、より好ましくはポリオールエステル(POE)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から、特にポリオールエステル(POE)、鉱物油、
及びアルキルベンゼン(AB)から、最も好ましくはポリオールエステル(POE)から選択される。
【0326】
市販の鉱物油には、WitcoのWitco LP 250(登録商標)、WitcoのSuniso 3GS、及びCalumetのCalumet R015が含まれる。市販のアルキルベンゼン潤滑剤には、Shrieve ChemicalのZerol 150(登録商標)及びZerol 300(登録商標)が含まれる。市販のエステルには、Emery 2917(登録商標)及びHatcol 2370(登録商標)として入手可能なジペラルゴン酸ネオペンチルグリコールが含まれる。他の有用なエステルには、リン酸エステル、二塩基酸エステル、及びフルオロエステルが含まれる。
【0327】
本発明の目的では、上記に開示される冷媒及び安定化剤と、ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から、より好ましくはポリオールエステル(POE)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から、特にポリオールエステル(POE)、鉱物油、及びアルキルベンゼン(AB)から、最も好ましくはポリオールエステル(POE)から選択される潤滑剤と、を含み得る。
【0328】
好ましい熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0329】
好ましい熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0330】
好ましい熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0331】
好ましい熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0332】
好ましい熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0333】
好ましい熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0334】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0335】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0336】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0337】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0338】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0339】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0340】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0341】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0342】
好ましい本発明の熱伝達組成物は更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0343】
好ましい熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0344】
好ましい熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む
冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0345】
好ましい熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0346】
好ましい熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0347】
好ましい熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0348】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0349】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0350】
好ましい熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.
5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0351】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0352】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0353】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0354】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0355】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0356】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤
滑剤と、を含む。
【0357】
好ましい本発明の熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%~のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む。
【0358】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0359】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0360】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0361】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物
の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0362】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0363】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0364】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0365】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0366】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0367】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0368】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0369】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0370】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0371】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%の
ジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0372】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0373】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0374】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0375】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0376】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量
%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0377】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0378】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0379】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0380】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0381】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~
約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0382】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0383】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0384】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0385】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0386】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0387】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒で
あって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、BHTを含む安定化剤組成物であって、当該BHTが、熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で存在する、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0388】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0389】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0390】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0391】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0392】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0393】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0394】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0395】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージ
で、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0396】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3Iから本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0397】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0398】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0399】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージ
で、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0400】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0401】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0402】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0403】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約
45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0404】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0405】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0406】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0407】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約42重量%~約
48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0408】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0409】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0410】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0411】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか
1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0412】
更に、本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0413】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0414】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0415】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセ
ンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0416】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0417】
本発明の熱伝達組成物は、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスファイトが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み得る。
【0418】
モバイル空調における使用のために本発明の組成物が提供される場合、潤滑剤は、ポリオールエステル(POE)潤滑剤又はポリアルキレングリコール潤滑剤、好ましくはポリオールエステル(POE)潤滑剤である。代替的に、定置型空調用途のために本発明の組成物が提供される場合、潤滑剤は、好ましくはポリオールエステル(POE)、アルキルベンゼン、又は鉱物油、より好ましくはポリオールエステル(POE)潤滑剤である。本発明の組成物は、本明細書に記載されるように、冷媒、安定化剤組成物、及び潤滑剤から本質的になるか、又はこれらからなり得る。
【0419】
驚くべきことに、本発明の冷媒組成物が、望ましい幅広い温度、例えば、-40℃~+80℃の温度でPOE潤滑剤と混和性であることが発見された。これにより、本発明の冷媒及び熱伝達組成物がR410Aよりも幅広い熱伝達用途に使用されることが可能となる。例えば、本発明の冷媒及び熱伝達組成物は、冷凍、空調、及びヒートポンプ用途に使用され得る。
【0420】
ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物が提供される。
【0421】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物が提供される。
【0422】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0423】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物から本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0424】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物からなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0425】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0426】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0427】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0428】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0429】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0430】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0431】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒
であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0432】
本発明は、以下に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0433】
本発明は、以下に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0434】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、上記の冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0435】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、上記の冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0436】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、上記の冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0437】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、上記の冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0438】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、上記の冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0439】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、上記の冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0440】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0441】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0442】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0443】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0444】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0445】
本発明は、以下に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0446】
本発明は、以下に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0447】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0448】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0449】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0450】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0451】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0452】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0453】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0454】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0455】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0456】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0457】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0458】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0459】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0460】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に提供する。
【0461】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に提供する。
【0462】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に提供する。
【0463】
本発明は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に提供する。
【0464】
本発明は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0465】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0466】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0467】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0468】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0469】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0470】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0471】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0472】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0473】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0474】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0475】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0476】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0477】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0478】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0479】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒
と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0480】
ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)を含む冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0481】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0482】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0483】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物から本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0484】
更に、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物からなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下の
パーセンテージで、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0485】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0486】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0487】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0488】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0489】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存
在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0490】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0491】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約42重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約6.5重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約39.5重量%~約45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0492】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0493】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0494】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0495】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0496】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0497】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で
存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0498】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0499】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0500】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0501】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0502】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0503】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0504】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0505】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0506】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0507】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0508】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0509】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、
以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0510】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0511】
本発明は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
からなる約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)から本質的になる冷媒と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0512】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0513】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0514】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0515】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0516】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、PO
E潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0517】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0518】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0519】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0520】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0521】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0522】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有
する。
【0523】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0524】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0525】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0526】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0527】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約97重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0528】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約98.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝
達組成物を提供する。
【0529】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、少なくとも約99.5重量%の以下の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0530】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドから本質的になる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0531】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは、以下の3種の化合物のブレンドからなる冷媒であって、以下の3種の化合物の総重量に基づく以下のパーセンテージで、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる潤滑剤と、
POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を提供する。
【0532】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0533】
本発明は、本明細書に記載される熱伝達組成物であって、潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物が、-40℃~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する、熱伝達組成物を更に含み得る。
【0534】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0535】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0536】
本発明の特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃の範囲及び/又は+50~+80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する。
【0537】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0538】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0539】
本発明の代替的な特に好ましい特徴では、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒と、POE潤滑剤と、を含み、潤滑剤は、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、混合物は、-40~-25℃及び/又は+50~+80℃の温度範囲にわたって1つの液体相を有する。
【0540】
本発明の新規及び基本的な特徴から逸脱することなく、本明細書に含まれる教示を考慮して、本明細書において言及されていない他の添加剤もまた含まれ得る。
【0541】
また、参照により組み込まれている米国特許第6,516,837号に開示されるように、油溶性を補助するために、界面活性剤及び可溶化剤の組み合わせが本発明の組成物に添加されてもよい。
【0542】
出願人らは、本発明の組成物が、とりわけ低いGWPを含む、達成するのが困難な特性の組み合わせを達成することができることを見出した。したがって、本発明の組成物は、約1500以下、好ましくは約1000以下、より好ましくは約750以下の地球温暖化係数(GWP)を有する。本発明の特に好ましい特徴では、本発明の組成物は、約750以下の地球温暖化係数(GWP)を有する。
【0543】
更に、本発明の組成物は、低いオゾン破壊係数(Ozone Depletion Potential、ODP)を有する。したがって、本発明の組成物は、約0.05以下、好ましくは約0.02以下、より好ましくは約ゼロのオゾン破壊係数(ODP)を有する。
【0544】
更に、本発明の組成物は、許容可能な毒性を示し、好ましくは約400より大きい職業暴露限界(Occupational Exposure Limit、OEL)を有する。
【0545】
本明細書に開示される組成物は、空調、冷凍、及びヒートポンプを含む熱伝達用途における使用のために提供される。
【0546】
本発明の熱伝達組成物のいずれかへの任意の言及は、本明細書に記載される熱伝達組成物の各々いずれかを指す。したがって、本発明の組成物の使用又は用途の以下の考察について、熱伝達組成物は、本明細書に記載される冷媒のいずれかを含み得るか、又はそれから本質的になり得る。
【0547】
本発明の目的では、本明細書に記載される熱伝達組成物は各々いずれも、空調システム、冷凍システム、又はヒートポンプなどの熱伝達システムにおいて使用され得る。本発明による熱伝達システムには、互いに接続した圧縮機、蒸発器、凝縮器、及び拡張デバイスが含まれ得る。
【0548】
一般的に使用される圧縮機の例としては、本発明の目的では、往復動式、回転式(ローリングピストン及び回転弁を含む)、スクロール式、ねじ式、及び遠心式圧縮機が挙げられる。したがって、本発明は、往復動式、回転式(ローリングピストン及び回転弁を含む)、スクロール式、ねじ式、又は遠心式圧縮機を含む熱伝達システムにおける使用のための、本明細書に記載される冷媒及び/又は熱伝達組成物の各々を提供する。
【0549】
一般的に使用される拡張デバイスの例としては、本発明の目的では、キャピラリーチューブ、固定オリフィス、温度膨張弁、及び電子膨張弁が挙げられる。したがって、本発明は、キャピラリーチューブ、固定オリフィス、温度膨張弁、及び電子膨張弁を含む熱伝達システムにおける使用のための、本明細書に記載される冷媒及び/又は熱伝達組成物の各々を提供する。
【0550】
本発明の目的では、蒸発器及び凝縮器は、好ましくはフィンチューブ型熱交換器、マイクロチャネル熱交換器、シェルアンドチューブ式、プレート式熱交換器、及びチューブインチューブ式(tube-in-tube)熱交換器から選択される熱交換器を一緒に形成する。したがって、本発明は、蒸発器及び凝縮器が、フィンチューブ型熱交換器、マイクロチャネル熱交換器、シェルアンドチューブ式、プレート式熱交換器、又はチューブインチューブ式熱交換器を一緒に形成する熱伝達システムにおける使用のための、本明細書に記載される冷媒及び/又は熱伝達組成物の各々を提供する。
【0551】
本発明の熱伝達組成物は、加熱及び冷却用途に使用することができる。
【0552】
本発明の特定の特徴では、熱伝達組成物は、熱伝達組成物を凝縮することと、その後冷却される物品又は本体の付近で当該組成物を蒸発させることとを含む冷却方法に使用することができる。
【0553】
したがって、本発明は、蒸発器及び圧縮機を含む熱伝達システムにおける冷却方法であって、i)本明細書に記載される熱伝達組成物を凝縮するステップと、
ii)冷却される本体又は物品の付近で組成物を蒸発させるステップと、を含み、
熱伝達システムの蒸発器温度が、約-40℃~約+10℃である、冷却方法に関する。
【0554】
代替的には、又は更には、熱伝達組成物は、加熱される物品又は本体の付近で熱伝達組成物を凝縮することと、その後、当該組成物を蒸発させることとを含む加熱方法に使用することができる。
【0555】
したがって、本発明は、蒸発器及び圧縮機を含む熱伝達システムにおける加熱方法であって、i)加熱される本体又は物品の付近で本明細書に記載される熱伝達組成物を凝縮するステップと、
ii)組成物を蒸発させるステップと、を含み、
熱伝達システムの蒸発器温度が、約-30℃~約+5℃の範囲内である、加熱方法に関する。
【0556】
本発明の熱伝達組成物は、モバイル及び定置型空調用途の両方を含む空調用途における使用のために提供される。したがって、本明細書に記載される熱伝達組成物は、
-モバイル空調、特に自動車用空調を含む、空調用途、
-モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ;
-冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器(モジュラー式であるか又は従来法で単独包装されているかのいずれか)
-住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、
-住宅用ヒートポンプ、
-住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム、
-産業用空調システム、
-パッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流(variable refrigerant flow、VRF)システム;
-商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステム、のうちのいずれか1つにおいて使用され得る。
【0557】
本発明の熱伝達組成物は、冷凍システムにおける使用のために提供される。「冷凍システム」という用語は、冷却を提供するために冷媒を用いる任意のシステム若しくは装置、又はかかるシステム若しくは装置の任意の部品若しくは部分を指す。したがって、本明細書に記載される熱伝達組成物は、
-低温冷凍システム、
-中温冷凍システム、
-商用冷蔵庫、
-商用冷凍庫、
-製氷機、
-自動販売機、
-輸送冷凍システム、
-家庭用冷凍庫、
-家庭用冷蔵庫、
-産業用冷凍庫、
-産業用冷蔵庫、及び
-冷却器、のうちのいずれか1つにおいてR10Aに代わるために使用され得る。
【0558】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、住宅用空調システム(冷却のために約0~約10℃の範囲、特に約7℃、及び/又は加熱のために約-20~約3℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)における使用のために特に提供される。代替的には、又は更には、本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、往復動式、回転式(ローリングピストン又は回転弁)、又はスクロール式圧縮機を有する住宅用空調システムにおける使用のために特に提供される。
【0559】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、空冷式冷却器(約0~約10℃範囲、特に約4.5℃の蒸発器温度を有する)、特に、容積型圧縮機を有する空冷式冷却器、とりわけ往復動式又はスクロール式圧縮機を有する空冷式冷却器における使用のために特に提供される。
【0560】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、住宅用空気-水温水システム(約-20~約3°Cの範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有するか、又は約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)における使用のために特に提供される。
【0561】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、中温冷凍システム(約-12~約0℃の範囲、特に約-8℃の蒸発器温度を有する)における使用のために特に提供される。
【0562】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、低温冷凍システム(約-40~約-12℃の範囲、特に約-23℃、又は好ましくは約-32℃の蒸発器温度を有する)における使用のために特に提供される。
【0563】
したがって、本発明の熱伝達組成物は、住宅用空調システムにおける使用のために提供され、住宅用空調システムは、例えば、夏季に冷気(当該空気は、例えば、約10℃~約17℃、特に約12℃の温度を有する)を建物に供給するために使用される。典型的なシステムの種類は、スプリット型、ミニスプリット型、及びウィンドウ型、ダクトスプリット型、ダクトレススプリット型、ウィンドウ型、及びポータブル型空調システムである。システムは通常、空気-冷媒蒸発器(室内コイル)、圧縮機、空気-冷媒凝縮器(室外コイル)、及び膨張弁を有する。蒸発器及び凝縮器は通常、丸管プレートフィン、フィンチューブ、又はマイクロチャネル熱交換器である。圧縮機は通常、往復動式、又は回転式(ローリングピストン又は回転弁)、又はスクロール式圧縮機である。膨張弁は通常、キャピラリーチューブ、温度膨張弁、又は電子膨張弁である。冷媒蒸発温度は、好ましくは0~10℃の範囲内である。凝縮温度は、好ましくは40~70℃の範囲内である。
【0564】
本発明の熱伝達組成物は、住宅用ヒートポンプシステムにおける使用のために提供され、住宅用ヒートポンプシステムは、冬季に温風(当該空気は、例えば、約18℃~約24℃、特に約21℃の温度を有する)を建物に供給するために使用される。これは通常、住宅用空調システムと同じシステムであるが、ヒートポンプシステムでは冷媒流が反転し、室内コイルが凝縮器となり、室外コイルが蒸発器となる。典型的なシステムの種類は、スプリット型及びミニスプリット型ヒートポンプシステムである。蒸発器及び凝縮器は通常、丸管プレートフィン、フィン式、又はマイクロチャネル熱交換器である。圧縮機は通常、往復動式、又は回転式(ローリングピストン又は回転弁)、又はスクロール式圧縮機である。膨張弁は通常、温度膨張弁又は電子膨張弁である。冷媒蒸発温度は、好ましくは約-20~約3℃又は約-30~約5℃の範囲内である。凝縮温度は、好ましくは約35~約50℃の範囲内である。
【0565】
本発明の熱伝達組成物は、商用空調システムにおける使用のために提供され、商用空調システムは、オフィス及び病院などの大きな建物に冷水(当該水は、例えば約7℃の温度を有する)を供給するために使用される冷却器であり得る。用途に応じて、冷却器システムは通年稼働している場合がある。冷却器システムは、空冷式又は水冷式であり得る。空冷式冷却器は通常、冷水を供給するためのプレート、チューブインチューブ式、又はシェルインチューブ式蒸発器、往復動式又はスクロール式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための丸管プレートフィン、フィンチューブ式、又はマイクロチャネル凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。水冷式システムは通常、冷水を供給するためのシェルアンドチューブ式蒸発器、往復動式、スクロール式、ねじ式、又は遠心式圧縮機、熱を冷却塔又は湖、海、及び他の天然源からの水と交換するためのシェルアンドチューブ式凝縮器、並びに温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、好ましくは約0~約10℃の範囲内である。凝縮温度は、好ましくは約40~約70℃の範囲内である。
【0566】
本発明の熱伝達組成物は、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システムにおける使用のために提供され、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システムは、冬季に床暖房又は同様の用途のために温水(当該水は、例えば、約50℃又は約55℃の温度を有する)を建物に供給するために使用される。温水システムは通常、熱を周囲空気と交換するための丸管プレートフィン、フィンチューブ式、又はマイクロチャネル蒸発器、往復動式、スクロール式、又は回転式圧縮機、水を加熱するためのプレート、チューブインチューブ式、又はシェルアンドチューブ式凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、好ましくは約-20~約3℃又は-30~約5℃の範囲内である。凝縮温度は、好ましくは約50~約90℃の範囲内である。
【0567】
本発明の熱伝達組成物は、中温冷凍システムにおける使用のために提供され、中温冷凍システムは、好ましくは、冷蔵庫又はボトルクーラーなどにおいて食べ物又は飲み物を冷やすために使用される。システムは通常、食べ物又は飲み物を冷やすための空気-冷媒蒸発器、往復動式、スクロール式、又はねじ式、又は回転式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための空気-冷媒凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、好ましくは約-12~約0°Cの範囲内である。凝縮温度は、好ましくは約40~約70℃又は約20~約70℃の範囲内である。
【0568】
本発明の熱伝達組成物は、低温冷凍システムにおける使用のために提供され、当該低温冷凍システムは、好ましくは、冷凍庫又はアイスクリーム製造機において使用される。システムは通常、食べ物又は飲み物を冷やすための空気-冷媒蒸発器、往復動式、スクロール式、又は回転式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための空気-冷媒凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、好ましくは約-40~約-12°Cの範囲内である。凝縮温度は、好ましくは約40~約70℃又は約20~約70℃の範囲内である。
【0569】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0570】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0571】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0572】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む
熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0573】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0574】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージは、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0575】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージは、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0576】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0577】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0578】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)か
らなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0579】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0580】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0581】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0582】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0583】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0584】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0585】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0586】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0587】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0588】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0589】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、フ
ァルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0590】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0591】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0592】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0593】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0594】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0595】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0596】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0597】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)か
らなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0598】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0599】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0600】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0601】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0602】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0603】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0604】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001
重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0605】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0606】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0607】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0608】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)か
らなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の冷却器における使用を提供する。
【0609】
本発明の目的では、上記の熱伝達組成物は、約0~約10℃の範囲の蒸発温度及び約40~約70℃の凝縮温度を有する冷却器における使用のために提供される。冷却器は、空調又は冷凍における使用のため、好ましくは冷凍のために提供される。冷却器は、好ましくは容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器(モジュラー式であるか又は従来法で単独包装されているかのいずれか)である。
【0610】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0611】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0612】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0613】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機にお
ける使用を提供する。
【0614】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0615】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージは、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0616】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージは、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0617】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0618】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0619】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0620】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0621】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0622】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0623】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0624】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱
伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0625】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0626】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0627】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0628】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0629】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調にお
ける使用を提供する。
【0630】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0631】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0632】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0633】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%
~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0634】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0635】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0636】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0637】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%
~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0638】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0639】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0640】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0641】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、フ
ァルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0642】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0643】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0644】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0645】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0646】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0647】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0648】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量
%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0649】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0650】
本発明は更に、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0651】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0652】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0653】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0654】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0655】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージは、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、定置型空調、特に住宅用空調、産業用空調、又は商用空調における使用を提供する。
【0656】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0657】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0658】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0659】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエ
タン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0660】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0661】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0662】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0663】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0664】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0665】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0666】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0667】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0668】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0669】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、熱
伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0670】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0671】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0672】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0673】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって
、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0674】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0675】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0676】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0677】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0678】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0679】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0680】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0681】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0682】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0683】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0684】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量
%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0685】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0686】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0687】
したがって、本発明は、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0688】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)か
らなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0689】
したがって、本発明は、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含む熱伝達組成物の、商用冷凍、特に商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、又は自動販売機における使用を提供する。
【0690】
上記の使用の目的では、安定化剤組成物は、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含み得る。代替的には、安定化剤組成物は、BHTを含み得る。好ましくは、安定化剤組成物は、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTから本質的になる。好ましくは、安定化剤組成物は、BHTから本質的になる。好ましくは、安定化剤組成物は、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTからなる。好ましくは、安定化剤組成物は、BHTからなる。
【0691】
本明細書に開示される熱伝達組成物は、冷媒R-410Aの低地球温暖化(GWP)代替品として提供される。したがって、熱伝達組成物は、既存のシステムの設計変更を必要とするなく、とりわけ凝縮器、蒸発器、及び/又は膨張弁の変更を伴わずに、R-410A冷媒を含有するように設計されているか、又はそれを含有する既存の熱伝達システムを追加導入する方法に使用することができる。
【0692】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を本発明の組成物又は冷媒に置き換えることを含む。
【0693】
既存の熱伝達システムがR-410Aとの使用に好適である場合、この方法は、任意の既存の冷媒(R-410Aであり得るがこれに限定されない)を取り出し、本発明の組成物又は冷媒を導入することを含む。
【0694】
代替的には、熱伝達組成物又は冷媒は、R410A冷媒を含有するように設計されているか又はそれを含有する既存の熱伝達システムを追加導入する方法に使用することができ、システムは、本発明の冷媒用に変更される。
【0695】
代替的には、熱伝達組成物又は冷媒は、R-410A冷媒との使用に好適である熱伝達システムにおいて使用することができる。
【0696】
熱伝達組成物がR-410Aの低地球温暖化代替品として使用されるか、又はR-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有する既存の熱伝達システムを追加導入する方法に使用されるか、又はR-410Aとの使用に好適である熱伝達システムに使用される場合、熱伝達組成物が本発明の冷媒から本質的になり得ることが理解されよう。代替的には、本発明は、R-410Aの低地球温暖化代替品としての本発明の冷媒の使用を包含するか、又はR-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有する既存の熱伝達システムを追加導入する方法に使用されるか、又は本明細書に記載されるようにR-410Aとの使用に好適である熱伝達システムに使用される。
【0697】
熱伝達組成物が上記のように既存の熱伝達システムを追加導入する方法における使用のために提供するとき、当業者であれば理解されよう。
【0698】
上記のように、この方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部をシステムから取り出すことを含む。好ましくは、この方法は、少なくとも約5重量%、約10重量%、約25重量%、約50重量%、又は約75重量%のR-410Aをシステムから取り出し、それを本発明の熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0699】
本発明の組成物は、既存の又は新規の熱伝達システムなどの、R-410A冷媒と共に使用されるか又はそれとの使用に好適であるシステムにおいて用いられ得る。
【0700】
本発明の組成物は、R-410Aの所望の特性の多くを示すが、R-410Aよりも実質的に低いGWPを有し、同時に、R-410Aと実質的に同様であるか又はそれと実質的に一致し、より好ましくはそれと同等に高いか又はそれよりも高い動作特性、すなわち能力及び/又は効率(capacity and/or efficiency、COP)を有する。これにより、例えば凝縮器、蒸発器、及び/又は膨張弁の大きなシステム変更を一切必要とすることなく、既存の熱伝達システムにおいて特許請求される組成物がR-410Aに代わることが可能となる。したがって、組成物は、R-410Aと共に使用されているか又はそれとの使用に好適である熱交換システムの追加導入において直接的な代替品として使用され得る。
【0701】
したがって、本発明の組成物がR-410Aに代わる熱伝達システムにおいて、本発明の組成物は、好ましくは、R-410Aと比較した動作特性を示し、
-組成物の効率(COP)は、R-410Aの効率の95~105%であり、かつ/又は
-能力は、R-410Aの能力の95~105%である。
【0702】
好ましくは、本発明の組成物がR-410Aに代わる熱伝達システムにおいて、本発明の組成物は、好ましくは、R-410Aと比較した動作特性を示し、
-組成物の効率(COP)は、R-410Aの効率の100~105%であり、かつ/又は
-能力は、R-410Aの能力の98~105%である。
【0703】
「COP」という用語は、エネルギー効率の尺度であり、冷凍又は冷却能力対冷凍システムのエネルギー必要量、すなわち圧縮機、ファンなどを動かすためのエネルギーの割合を意味する。COPは冷凍システムの有用な出力であり、この場合、冷凍能力又はどれ程の冷却が提供されているかを、この出力を得るために必要な電力で割ったものである。本
質的に、これはシステムの効率の尺度である。
【0704】
「能力」という用語は、冷凍システムにおいて冷媒によって提供される冷却の量(BTU/hr)である。これは、冷媒が蒸発器を通る際の冷媒のエンタルピー(BTU/lb)の変化を、冷媒の質量流量で乗じることによって実験的に決定される。エンタルピーは、冷媒の圧力及び温度の測定から決定することができる。凍システムの能力は、冷却される領域を特定の温度に維持する能力に関連する。
【0705】
「質量流量」という用語は、所与の時間で所与の大きさの導管を通過する冷媒の量(「ポンド」)である。
【0706】
熱伝達システムの信頼性を維持するために、本発明の組成物がR-410A冷媒に代わって使用される熱伝達システムにおいて、本発明の組成物がR-410と比較して以下の特性を更に示すことが好ましい:
-吐出温度は、R-410Aの吐出温度よりも10℃以上高くない、かつ/又は
-圧縮機圧力比は、R-410Aの圧縮機圧力比の95~105%である。
【0707】
R-410Aは、共沸様組成物であることが理解されよう。したがって、特許請求される組成物がR-410Aの動作特性について良好な一致となるために、特許請求される組成物は、低い勾配レベルを示すことが望ましい。したがって、特許請求される発明の組成物は、2℃未満、好ましくは1.5℃未満の蒸発器勾配を提供し得る。
【0708】
R-410Aと共に使用される既存の熱伝達組成物は、好ましくは、モバイル及び定置型空調システムの両方を含む空調熱伝達システムである。したがって、本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、
-モバイル空調システム、特に自動車用空調システムを含む、空調システム、
-モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ;
-冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器(モジュラー式であるか又は従来法で単独包装されているかのいずれか)
-住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、
-住宅用ヒートポンプ、
-住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム、
-産業用空調システム、並びに
-パッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流(VRF)システム;
-商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステム、のうちのいずれか1つにおいてR-410Aに代わるために使用され得る。
【0709】
本発明の組成物は、冷凍システムにおいてR410Aに代わるために代替的に提供される。したがって、本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、
-低温冷凍システム、
-中温冷凍システム、
-商用冷蔵庫、
-商用冷凍庫、
-製氷機、
-自動販売機、
-輸送冷凍システム、
-家庭用冷凍庫、
-家庭用冷蔵庫、
-産業用冷凍庫、
-産業用冷蔵庫、及び
-冷却器、のうちのいずれか1つにおいてR10Aに代わるために使用され得る。
【0710】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、住宅用空調システム(冷却のために約0~約10℃の範囲、特に約7℃、及び/又は加熱のために約-20~約3℃又は30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)においてR-410Aに代わるために特に提供される。代替的には、又は更には、本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、往復動式、回転式(ローリングピストン又は回転弁)、又はスクロール式圧縮機を有する住宅用空調システムにおいてR-410Aに代わるために特に提供される。
【0711】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、空冷式冷却器(約0~約10℃範囲、特に約4.5℃の蒸発器温度を有する)、特に、容積型圧縮機を有する空冷式冷却器、とりわけ往復動式又はスクロール式圧縮機を有する空冷式冷却器においてR-410Aに代わるために特に提供される。
【0712】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、住宅用空気-水温水システム(約-20~約3℃の範囲又は約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)においてR-410Aに代わるために特に提供される。
【0713】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、中温冷凍システム(約-12~約0℃の範囲、特に約-8℃の蒸発器温度を有する)においてR-410Aに代わるために特に提供される。
【0714】
本明細書に記載される熱伝達組成物の各々は、低温冷凍システム(約-40~約-12℃の範囲、特に約-23℃、又は好ましくは約-32℃の蒸発器温度を有する)においてR-410Aに代わるために特に提供される。
【0715】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0716】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、フ
ァルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0717】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0718】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0719】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを
含む。
【0720】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0721】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0722】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0723】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であ
って、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0724】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0725】
代替的には、したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0726】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物
に置き換えることを含む。
【0727】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0728】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0729】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0730】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0731】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0732】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0733】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0734】
したがって、R-410A冷媒を含有するように設計されているか若しくはそれを含有するか、又はR-410A冷媒との使用に好適である既存の熱伝達システムを追加導入する方法が提供され、当該方法は、既存のR-410A冷媒の少なくとも一部を、冷媒であって、3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、任意に、BHTを含む安定化組成物であって、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、を含む熱伝達組成物に置き換えることを含む。
【0735】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される
冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0736】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0737】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0738】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱
伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0739】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0740】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0741】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは少なくとも約98.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0742】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは少なくとも約99.5重量%の3種の化合物のブレンドを含み、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0743】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは3種の化合物のブレンドから本質的になり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。
【0744】
本発明は更に、流体連通している圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、当該システム中の熱伝達組成物と、を含む熱伝達システムを提供し、当該熱伝達組成物は、ここに記載される冷媒のうちのいずれか1つによる冷媒であるが、好ましくは3種の化合物のブレンドからなり、当該ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
これらのパーセンテージが、ブレンド中の3種の化合物の総重量に基づく、冷媒と、ファルネセン及びジフェニルホスファイト及び/又はBHTを含む安定化剤組成物であって、ファルネセンが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、ジフェニルホスフェートが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供され、BHTが熱伝達組成物の重量に基づいて約0.001重量%~約5重量%の量で提供される、安定化剤組成物と、熱伝達組成物の重量に基づいて10~60重量%のポリオールエステル(POE)潤滑剤と、を含み、当該凝縮器は、+20℃~+70℃の動作温度を有し、当該蒸発器は、-40℃~+10℃の動作温度を有する。熱伝達システムは、好ましくは、空調システム、例えば、モバイル空調システム、特に自動車用空調システム、モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ、冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器(これはモジュラー式であり得るか又は従来法で単独包装され得る)、住宅用空調システム、特にダクトスプリット型及びダクトレススプリット型空調システム、住宅用ヒートポンプ、住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム 産業用空調システム、商用空調システム、特にパッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流システム、並びに商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステムである。
【0745】
特に、熱伝達システムは、住宅用空調システム(冷却のために約0~約10℃の範囲、特に約7℃、及び/又は加熱のために約-20~約3℃若しくは約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である。
【0746】
特に、熱伝達システムは、空冷式冷却器(約0~約10℃範囲、特に約4.5℃の蒸発器温度を有する)、特に、容積型圧縮機を有する空冷式冷却器、とりわけ往復動式又はスクロール式圧縮機を有する空冷式冷却器である。
【0747】
特に、熱伝達システムは、住宅用空気-水温水システム(約-20~約3℃の範囲又は約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である。
【0748】
熱伝達システムは、冷凍システム、例えば、低温冷凍システム、中温冷凍システム、商用冷蔵庫、商用冷凍庫、製氷機、自動販売機、輸送冷凍システム、家庭用冷凍庫、家庭用冷蔵庫、産業用冷凍庫、及び冷却器であり得る。
【0749】
特に、熱伝達システムは、中温冷凍システム(約-12~約0℃の範囲、特に約-8℃の蒸発器温度を有する)である。
【0750】
特に、熱伝達システムは、低温冷凍システム(約-40~約-12℃の範囲、特に約-23℃、又は好ましくは約-32℃の蒸発器温度を有する)である。
【0751】
R-410Aの動作条件と一致する本発明の冷媒組成物の能力は、以下の非限定的な実施形態によって例証される。
実施例
【0752】
以下の冷媒組成物を、いくつかの冷凍システムにおけるそれらの性能について評価した。
【0753】
各組成物を熱力学的分析に供して、様々な冷凍システムにおいてR-410Aの動作特性と一致するその能力を判定した。二成分対の特性について収集した実験データを使用して分析を実施した。一連のHFC-32及びHFC-125との二成分対におけるCF3Iの気液平衡挙動を調査した。実験的評価において、各二成分対について組成物は0%~100%変動した。各二成分対の混合パラメータを実験で得られたデータに回帰させ、パラメータをNational Institute of Science and Technology(NIST)Reference Fluid Thermodynamic and Transport Properties Database(Refprop 9.1 NIST Std Database,2013)にも組み込んだ。Refprop 9.1で既に利用可能な標準混合パラメータを他の二成分対に使用した。分析を行うために使用した仮定は以下の通りである:全ての冷媒について同じ圧縮機容積、全ての冷媒について同じ動作条件、全ての冷媒について同じ圧縮機断熱効率及び容積効率。
【0754】
【0755】
【0756】
実施例1住宅用空調システム(冷却)
説明:
住宅用空調システムは、夏季に冷気(約12℃)を建物に供給するために使用される。典型的なシステムの種類は、スプリット型、ミニスプリット型、及びウィンドウ型空調システムである。システムは通常、空気-冷媒蒸発器(室内コイル)、圧縮機、空気-冷媒凝縮器(室外コイル)、及び膨張弁を有する。蒸発器及び凝縮器は通常、丸管プレートフィン又はマイクロチャネル熱交換器である。圧縮機は通常、往復動式又は回転式(ローリングピストン若しくはスクロール式)圧縮機である。膨張弁は通常、温度膨張弁又は電子膨張弁である。冷媒蒸発温度は、約0~約10℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約40~約70℃の範囲内である。
【0757】
動作条件:
1.凝縮温度=46℃、対応する室外周囲温度=35℃
2.凝縮器過冷却=5.5℃
3.蒸発温度=7℃、対応する室内周囲温度=26.7℃
4.蒸発器過熱=5.5℃
5.断熱効率=70%
6.容積効率=100%
7.吸気ライン中の温度上昇=5.5℃
【0758】
【0759】
→表3は、R-410Aシステムと比較した住宅用空調システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%以上の能力(±2%の不確実性を考慮)及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃以内の吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0760】
実施例2,住宅用ヒートポンプシステム(加熱)
説明:
住宅用ヒートポンプシステムは、冬季に温風(約21℃)を建物に供給するために使用される。これは通常、住宅用空調システムと同じシステムであるが、システムがヒートポンプモードにあるときには冷媒流が反転し、室内コイルが凝縮器となり、室外コイルが蒸発器となる。典型的なシステムの種類は、スプリット型及びミニスプリット型ヒートポンプシステムである。蒸発器及び凝縮器は通常、丸管プレートフィン又はマイクロチャネル熱交換器である。圧縮機は通常、往復動式又は回転式(ローリングピストン若しくはスクロール式)圧縮機である。膨張弁は通常、温度膨張弁又は電子膨張弁である。冷媒蒸発温度は、約-20~約3°Cの範囲内である一方、凝縮温度は、約35~約50℃の範囲内である。
【0761】
動作条件:
1.凝縮温度=41℃、対応する室内周囲温度=21.1℃
2.凝縮器過冷却=5.5℃
3.蒸発温度=0.5℃、対応する室外周囲温度=8.3℃
4.蒸発器過熱=5.5℃
5.断熱効率=70%
6.容積効率=100%
7.吸気ライン中の温度上昇=5.5℃
【0762】
【0763】
→表4は、R-410Aシステムと比較した住宅用ヒートポンプシステムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%の能力(±2%の不確実性を考慮)及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃以内の吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0764】
実施例3.商用空調システム-冷却器
説明:
商用空調システム(冷却器)は、オフィス、病院などの大きな建物に冷水(約7℃)を供給するために使用される。用途に応じて、冷却器システムは、通年稼働している場合がある。冷却器システムは、空冷式又は水冷式であり得る。空冷式冷却器は通常、冷水を供給するためのプレート又はシェルインチューブ式蒸発器、往復動式又はスクロール式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための丸管プレートフィン又はマイクロチャネル凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。水冷式システムは通常、冷水を供給するためのシェルアンドチューブ式蒸発器、往復動式又はスクロール式圧縮機、熱を冷却塔又は湖、海、及び他の天然源からの水と交換するためのシェルアンドチューブ式凝縮器、並びに温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約0~約10℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約40~約70℃の範囲内である。
【0765】
動作条件:
1.凝縮温度=46℃、対応する室外周囲温度=35℃
2.凝縮器過冷却=5.5℃
3.蒸発温度=4.5℃、対応する冷却退出水温度=7℃
4.蒸発器過熱=5.5℃
5.断熱効率=70%
6.容積効率=100%
7.吸気ライン中の温度上昇=2℃
【0766】
【0767】
→表5は、R-410Aシステムと比較した商用空冷式冷却器システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%以上の能力(±2%の不確実性を考慮)及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃以内の吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0768】
実施例4.住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム
説明:
住宅用空気-水ヒートポンプシステムは、冬季に床暖房又は同様の用途のために温水(約50℃)を建物に供給するために使用される。温水システムは通常、熱を周囲空気と交換するための丸管プレートフィン又はマイクロチャネル蒸発器、往復動式又は回転式圧縮機、水を加熱するためのプレート凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約-20~約3℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約50~約90℃の範囲内である。
【0769】
動作条件:
1.凝縮温度=60℃、対応する室内退出水温度=50℃
2.凝縮器過冷却=5.5℃
3.蒸発温度=0.5℃、対応する室外周囲温度=8.3℃
4.蒸発器過熱=5.5℃
5.断熱効率=70%
6.容積効率=100%
7.吸気ライン中の温度上昇=2℃
【0770】
【0771】
→表6は、R-410Aシステムと比較した住宅用空気-水ヒートポンプ温水システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R410Aと比較して、95%以上の能力及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、98%~99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃近くの吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0772】
実施例5.中温冷凍システム
説明:
中温冷凍システムは、冷蔵庫及びボトルクーラーなどにおいて食べ物又は飲み物を冷やすために使用される。システムは通常、食べ物又は飲み物を冷やすための空気-冷媒蒸発器、往復動式又は回転式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための空気-冷媒凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約-12~約0℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約40~約70℃の範囲内である。
【0773】
動作条件:
1.凝縮温度=45℃、対応する室外周囲温度=35℃
2.凝縮器過冷却=5.5℃
3.蒸発温度=-8℃、対応する庫内温度=1.7℃
4.蒸発器過熱=5.5℃
5.断熱効率=65%
6.容積効率=100%
7.吸気ライン中の温度上昇=10℃
【0774】
【0775】
→表7は、R-410Aシステムと比較した中温冷凍システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%以上の能力及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、98%~99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃近くの吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0776】
実施例6.低温冷凍システム
説明:
低温冷凍システムは、食べ物を冷凍するために、例えば冷凍庫又はアイスクリーム製造機において使用される。システムは通常、食べ物又は飲み物を冷やすための空気-冷媒蒸発器、往復動式又は回転式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための空気-冷媒凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約-40~約-12℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約40~約70℃の範囲内である。
【0777】
動作条件:
1.凝縮温度=55℃、対応する室外周囲温度=35℃
2.凝縮器過冷却=5℃
3.蒸発温度=-23℃、対応する庫内温度=1.7℃
4.蒸発器過熱=5.5℃
5.断熱効率=60%
6.容積効率=100%
7.吸気ライン中の温度上昇=1℃
【0778】
【0779】
→表8は、R-410Aシステムと比較した低温冷凍システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、98%以上の能力及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、97%~98%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0780】
実施例7-冷媒/潤滑剤用の安定化剤の熱安定性の例
説明:
安定化剤などの添加剤の使用は、冷媒及び潤滑剤の組成物が、それが充填される器具の通常動作を通して事実上変わらないことを確実にする。冷媒及び潤滑剤は典型的には、加速劣化をシミュレーションするために、ASHRAE標準97-「Sealed Glass Tube Method to Test the Chemical Stability of Materials for Use within Refrigerant Systems」に対して試験される。試験後、ハロゲン化物のレベルを使用して冷媒安定性を判断し、全酸価(total acid number、TAN)を使用して潤滑剤の安定性を判断する。更に、潤滑剤は無色透明であるべきであり、金属は光沢を有する(変わっていない)べきであり、かつ固体は存在しないべきである。
【0781】
冷媒/潤滑剤組成物への安定化剤の添加の効果を示すために、以下の実験を行った。
【0782】
封管試験条件:
1.封管は、50重量%の冷媒及び50重量%の潤滑剤を含有する
2.冷媒は、以下の表9に記載される通りである
3.潤滑剤は、ISO 68 POEである
4.冷媒及び潤滑剤は脱気されている
5.冷媒は、<10ppmの水分を含有する
6.潤滑剤は、<30ppmの水分を含有する
7.封管は、鋼鉄、銅、及びアルミニウムのクーポンを含有する
8.封管を175℃のオーブンに14日間置く
【0783】
【0784】
【0785】
【0786】
・封管試験を175℃で14日間行った。
・安定化剤が存在しない場合には熱安定性条件は満たされなかった。
・各0.75重量%又は2重量%のファルネセン及びジフェニルホスファイトでは、全ての試験条件が満たされた。冷媒、潤滑剤、及び安定化剤の組み合わせは、R-410Aなどの他の商用冷媒と同様の熱安定性を有する。
【0787】
【0788】
【0789】
実施例8.住宅用空調システム(冷却)
説明:
住宅用空調システムは、夏季に冷気(約12℃)を建物に供給するために使用される。典型的なシステムの種類は、ダクトスプリット型、ダクトレススプリット型、ウィンドウ型、及びポータブル型空調システムである。システムは通常、空気-冷媒蒸発器(室内コイル)、圧縮機、空気-冷媒凝縮器(室外コイル)、及び膨張デバイスを有する。蒸発器及び凝縮器は通常、フィンチューブ式又はマイクロチャネル熱交換器である。圧縮機は通常、往復動式、回転式(ローリングピストン若しくは回転弁)、又はスクロール式圧縮機である。膨張デバイスは通常、キャピラリーチューブ、温度膨張弁、又は電子膨張弁である。冷媒蒸発温度は、約0~約10℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約40~約70℃の範囲内である。
【0790】
動作条件:
8.凝縮温度=46℃、対応する室外周囲温度=35℃
9.凝縮器過冷却=5.5℃
10.蒸発温度=7℃、対応する室内周囲温度=26.7℃
11.蒸発器過熱=5.5℃
12.断熱効率=70%
13.容積効率=100%
14.吸気ライン中の温度上昇=5.5℃
【0791】
【0792】
→表14は、R-410Aシステムと比較した住宅用空調システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%以上の能力(±2%の不確実性を考慮)及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃以内の吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0793】
実施例9.住宅用ヒートポンプシステム(加熱)
説明:
住宅用ヒートポンプシステムは、冬季に温風(約21℃)を建物に供給するために使用される。これは通常、住宅用空調システムと同じシステムであるが、システムがヒートポンプモードにあるときには冷媒流が反転し、室内コイルが凝縮器となり、室外コイルが蒸発器となる。典型的なシステムの種類は、ダクトスプリット型及びダクトレススプリット型ヒートポンプシステムである。蒸発器及び凝縮器は通常、フィンチューブ式又はマイクロチャネル熱交換器である。圧縮機は通常、往復動式、又は回転式(ローリングピストン又は回転弁)、又はスクロール式圧縮機である。膨張デバイスは通常、キャピラリーチューブ、温度膨張弁、又は電子膨張弁である。冷媒蒸発温度は、約-30~約5℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約35~約50℃の範囲内である。
【0794】
動作条件:
8.凝縮温度=41℃、対応する室内周囲温度=21.1℃
9.凝縮器過冷却=5.5℃
10.蒸発温度=0.5℃、対応する室外周囲温度=8.3℃
11.蒸発器過熱=5.5℃
12.断熱効率=70%
13.容積効率=100%
14.吸気ライン中の温度上昇=5.5℃
【0795】
【0796】
→表15は、R-410Aシステムと比較した住宅用ヒートポンプシステムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%の能力(±2%の不確実性を考慮)及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃以内の吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0797】
実施例10.商用空調システム-冷却器
説明:
商用空調システム(冷却器)は、オフィス、病院などの大きな建物に冷水(約7℃)を供給するために使用される。用途に応じて、冷却器システムは、通年稼働している場合がある。冷却器システムは、空冷式又は水冷式であり得る。空冷式冷却器は通常、冷水を供給するためのプレート、チューブインチューブ式、又はシェルインチューブ式蒸発器、往復動式又はスクロール式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための丸管プレートフィン又はマイクロチャネル凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。水冷式システムは通常、冷水を供給するためのシェルアンドチューブ式蒸発器、往復動式又はスクロール式圧縮機、熱を冷却塔又は湖、海、及び他の天然源からの水と交換するためのシェルアンドチューブ式凝縮器、並びに温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約0~約10℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約40~約70℃の範囲内である。
【0798】
動作条件:
8.凝縮温度=46℃、対応する室外周囲温度=35℃
9.凝縮器過冷却=5.5℃
10.蒸発温度=4.5℃、対応する冷却退出水温度=7℃
11.蒸発器過熱=5.5℃
12.断熱効率=70%
13.容積効率=100%
14.吸気ライン中の温度上昇=2℃
【0799】
【0800】
→表16は、R-410Aシステムと比較した商用空冷式冷却器システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%以上の能力(±2%の不確実性を考慮)及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃以内の吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0801】
実施例11.住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム
説明:
住宅用空気-水ヒートポンプシステムは、冬季に床暖房又は同様の用途のために温水(約55°C)を建物に供給するために使用される。温水システムは通常、熱を周囲空気と交換するためのフィンチューブ式又はマイクロチャネル蒸発器、往復動式、回転式、又はスクロール式圧縮機、水を加熱するためのプレート、チューブインチューブ式、又はシェルアンドチューブ式凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約-30~約5℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約50~約90℃の範囲内である。
【0802】
動作条件:
8.凝縮温度=60℃、対応する室内退出水温度=50℃
9.凝縮器過冷却=5.5℃
10.蒸発温度=0.5℃、対応する室外周囲温度=8.3℃
11.蒸発器過熱=5.5℃
12.断熱効率=70%
13.容積効率=100%
14.吸気ライン中の温度上昇=2℃
【0803】
【0804】
→表17は、R-410Aシステムと比較した住宅用空気-水ヒートポンプ温水システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%以上の能力及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、98%~99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃近くの吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0805】
実施例12.中温冷凍システム
説明:
中温冷凍システムは、冷蔵庫及びボトルクーラーなどにおいて食べ物又は飲み物を冷やすために使用される。システムは通常、食べ物又は飲み物を冷やすための空気-冷媒蒸発器、往復動式、スクロール式、又はねじ式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための空気-冷媒凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約-12~約0℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約20~約70℃の範囲内である。
【0806】
動作条件:
8.凝縮温度=45℃、対応する室外周囲温度=35℃
9.凝縮器過冷却=5.5℃
10.蒸発温度=-8℃、対応する庫内温度=1.7℃
11.蒸発器過熱=5.5℃
12.断熱効率=65%
13.容積効率=100%
14.吸気ライン中の温度上昇=10℃
【0807】
【0808】
→表18は、R-410Aシステムと比較した中温冷凍システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、95%以上の能力及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、98%~99%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、10℃近くの吐出温度上昇を示す。これは、良好な圧縮機の信頼性を示し、オイルブレークダウン又はモータバーンアウトの危険性はない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0809】
実施例13.低温冷凍システム
説明:
低温冷凍システムは、食べ物を冷凍するために、例えば冷凍庫又はアイスクリーム製造機において使用される。システムは通常、空気-冷媒蒸発器、往復動式、スクロール式、又はねじ式圧縮機、熱を周囲空気と交換するための空気-冷媒凝縮器、及び温度膨張弁又は電子膨張弁を有する。冷媒蒸発温度は、約-40~約-12℃の範囲内である一方、凝縮温度は、約20~約70℃の範囲内である。
【0810】
動作条件:
8.凝縮温度=55℃、対応する室外周囲温度=35℃
9.凝縮器過冷却=5℃
10.蒸発温度=-23℃、対応する庫内温度=1.7℃
11.蒸発器過熱=5.5℃
12.断熱効率=60%
13.容積効率=100%
14.吸気ライン中の温度上昇=1℃
【0811】
【0812】
→表19は、R-410Aシステムと比較した低温冷凍システムの熱力学的性能を示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、98%以上の能力及び一致した効率を示す。これは、システム性能がR-410Aと同様であることを示す。
→組成物1及び2は、R-410Aと比較して、97%~98%の圧力比を示す。これは、圧縮機効率がR-410Aと同様であることを示し、R-410A圧縮機への変更は必要ない。
→組成物1及び2は、2℃未満の蒸発器勾配を示す。これは、蒸発器勾配がシステム性能に影響を及ぼさないことを示す。
【0813】
実施例7-冷媒/潤滑剤用の安定化剤の熱安定性の例
説明:
安定化剤などの添加剤の使用は、冷媒及び潤滑剤の組成物が、それが充填される器具の通常動作を通して事実上変わらないことを確実にする。冷媒及び潤滑剤は典型的には、加速劣化をシミュレーションするために、ASHRAE標準97-「Sealed Glass Tube Method to Test the Chemical Stability of Materials for Use within Refrigerant Systems」に対して試験される。試験後、ハロゲン化物のレベルを使用して冷媒安定性を判断し、全酸価(total acid number、TAN)を使用して潤滑剤の安定性を判断する。更に、潤滑剤は無色透明であるべきであり、金属は光沢を有する(変わっていない)べきであり、かつ固体は存在しないべきである。
【0814】
冷媒/潤滑剤組成物への安定化剤の添加の効果を示すために、以下の実験を行った。
【0815】
封管試験条件:
1.封管は、50重量%の冷媒及び50重量%の潤滑剤を含有する
2.冷媒は、以下の表9に記載される通りである
3.潤滑剤は、ISO 68 POEである
4.冷媒及び潤滑剤は脱気されている
5.冷媒は、<10ppmの水分を含有する
6.潤滑剤は、<30ppmの水分を含有する
7.封管は、鋼鉄、銅、及びアルミニウムのクーポンを含有する
8.封管を175℃のオーブンに14日間置く
【0816】
【0817】
【0818】
【0819】
・封管試験を175℃で14日間行った。
・安定化剤が存在しない場合には熱安定性条件は満たされなかった。
・各2重量%のファルネセン及びジフェニルホスファイトでは、全ての試験条件が満たされた。冷媒、潤滑剤、及び安定化剤の組み合わせは、R-410Aなどの他の商用冷媒と同様の熱安定性を有する。
【0820】
実施例15-POE油との混和性
POE油は、空調及び冷凍システムにおいて広く使用されている。
【0821】
以下の表23に記載され、
図1に例証されるように、R-410Aは、-22℃未満でPOE油と非混和性である。したがって、POE油が蒸発器内に留まり、堆積することになるため、R-410Aを低温冷凍用途に使用することはできない。
【0822】
更に、R-410Aは、50℃超でPOE油と非混和性であり、これは、高い周囲条件でR-410Aを使用する場合に凝縮器及び送液ラインにおいて問題を引き起こす(例えば、分離したPOE油が閉じ込められて堆積する)ことになる。
【0823】
逆に、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなる、本発明による冷媒は、以下の表23に記載されるように、-40℃~80℃の温度範囲にわたってPOE油と完全に混和する。
【0824】
【0825】
本発明は好ましい実施形態を参照して記載されているが、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変更を行うことができ、その要素に相当する等価物に置換することができることが当業者によって理解されよう。更に、特定の状況又は材料に適合させために、本発明の必須の範囲から出発して、本発明の教示に対する多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、開示される特定の実施形態に限定されるのではなく、本発明は、添付の特許請求の範囲又は後に追加される任意の特許請求の範囲に含まれる全ての実施形態を含むことが意図される。
【手続補正書】
【提出日】2022-04-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、前記ブレンドが、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF3I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、冷媒。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0825
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0825】
本発明は好ましい実施形態を参照して記載されているが、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変更を行うことができ、その要素に相当する等価物に置換することができることが当業者によって理解されよう。更に、特定の状況又は材料に適合させために、本発明の必須の範囲から出発して、本発明の教示に対する多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、開示される特定の実施形態に限定されるのではなく、本発明は、添付の特許請求の範囲又は後に追加される任意の特許請求の範囲に含まれる全ての実施形態を含むことが意図される。
本明細書は以下の発明の態様を包含する。
[1]
少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、前記ブレンドが、
42重量%~48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
6.5重量%~12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
39.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3
I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、冷媒。[2]
前記ブレンドが、
約43.5重量%~約48重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約10重量%~約12.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約40重量%~約44重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3
I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、[1]に記載の冷媒。
[3]
前記ブレンドが、
約46重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約12重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約42重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3
I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、[1]又は[2]に記載の冷媒。
[4]
少なくとも約97重量%の3種の化合物のブレンドを含む冷媒であって、前記ブレンドが、
43重量%~51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
3.5重量%~11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
37.5重量%~45.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3
I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、冷媒。[5]
前記ブレンドが、
約48重量%~約51重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約9.5重量%~約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約36.5重量%~約40.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3
I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、[4]に記載の冷媒。
[6]
前記ブレンドが、
約50重量%のジフルオロメタン(HFC-32)、
約11.5重量%のペンタフルオロエタン(HFC-125)、及び
約38.5重量%のトリフルオロヨードメタン(CF
3
I)からなり、
前記パーセンテージが、前記ブレンド中の前記3種の化合物の総重量に基づく、[4]又は[5]に記載の冷媒。
[7]
前記冷媒が、少なくとも約98.5重量%の前記ブレンドを含む、[1]~[6]のいずれか一項に記載の冷媒。
[8]
前記冷媒が、少なくとも約99.5重量%の前記ブレンドを含む、[1]~[6]のいずれか一項に記載の冷媒。
[9]
前記冷媒が、前記ブレンドから本質的になる、[1]~[6]のいずれか一項に記載の冷媒。
[10]
前記冷媒が、前記ブレンドからなる、[1]~[6]のいずれか一項に記載の冷媒。
[11]
[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒を含む、熱伝達組成物。
[12]
前記冷媒が、前記熱伝達組成物の40重量%超を構成する、[11]に記載の熱伝達組成物。
[13]
ジエン系化合物、又はジエン系化合物及びリン化合物、並びに/又は窒素化合物、並びに/又フェノール化合物から選択される安定化剤を更に含む、[11]又は[12]に記載の熱伝達組成物。
[14]
前記ジエン系化合物が、テレベン、レチナール、ゲラニオール、テルピネン、デルタ-3カレン、テルピノレン、フェランドレン、フェンケン、ミルセン、ファルネセン、ピネン、ネロール、シトラル、カンフル、メントール、リモネン、ネロリドール、フィトール、カルノシン酸、及びビタミンA
1
からなる群から選択されるテルペン、好ましくは、ファルネセンである、[13]に記載の熱伝達組成物。
[15]
前記ジエン系化合物が、約~約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に提供される、[13]又は[14]に記載の熱伝達組成物。
[16]
前記安定化剤組成物が、[14]又は[15]に記載のジエン系、及びリン化合物を含み、前記リン化合物が、ジアリールホスファイト、ジアルキルホスファイト、トリアリールホスファイト、及び/若しくはトリアルキルホスファイトから選択される亜リン酸化合物、特に、ヒンダードホスファイト、トリス-(ジ-tert-ブチルフェニル)ホスファイト、ジ-n-オクチルホスファイト、イソ-デシルジフェニルホスファイト、及びジフェニルホスファイトから選択される1種以上の化合物、特にジフェニルホスファイト、並びに/又はトリアリールホスフェート、トリアルキルホスフェート、アルキルモノ酸ホスフェート、アリール二酸ホスフェート、アミンホスフェートから選択されるリン酸化合物、好ましくはトリアリールホスフェート及び/若しくはトリアルキルホスフェート、特にトリ-n-ブチルホスフェートである、[13]に記載の熱伝達組成物。
[17]
前記リン化合物が、ヒンダードホスファイト、トリス-(ジ-tert-ブチルフェニル)ホスファイト、ジ-n-オクチルホスファイト、イソ-デシルジフェニルホスファイト、及びジフェニルホスファイトからなる群から選択される亜リン酸化合物である、[16]に記載の熱伝達組成物。
[18]
前記リン化合物が、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.001重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に存在する、[13]~[17]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[19]
前記安定化剤組成物が、ファルネセン及びジフェニルホスファイトを含む、[13]~[18]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[20]
前記窒素化合物が、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル]から選択される1種以上の化合物、好ましくはジニトロベンゼンである、[13]~[19]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[21]
前記窒素化合物が、ジニトロベンゼン、ニトロベンゼン、ニトロメタン、ニトロソベンゼン、及びTEMPO[(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-イル)オキシル];ジフェニルアミン、p-フェニレンジアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミン、及びトリイソブチルアミンから選
択される二級又は三級アミン;アミン抗酸化剤、例えば、置換ピペリジン化合物、すなわち、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリドン、2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジノールから選択される、アルキル置換ピペリジル、ピペリジニル、ピペラジノン、又はアルキオキシピペリジニルの誘導体;ビス-(1,2,2,6,6-ペンタメチルピペリジル)セバケート;ジ(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、ポリ(N-ヒドロキシエチル-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシ-ピペリジルスクシネート;アルキル化パラフェニレンジアミンン、例えば、N-フェニル-N’-(1,3-ジメチル-ブチル)-p-フェニレンジアミン又はN,N’-ジ-sec-ブチル-p-フェニレンジアミン、及びヒドロキシルアミン、例えば、獣脂アミン、メチルビス獣脂アミン、及びビス獣脂アミン、又はフェノール-アルファ-ナフチルアミン、若しくはTinuvin(登録商標)765(Ciba)、BLS(登録商標)1944(Mayzo Inc)、及びBLS(登録商標)1770(Mayzo Inc);アルキルジフェニルアミン、例えば、ビス(ノニルフェニルアミン)、ジアルキルアミン、例えば、(N-(1-メチルエチル)-2-プロピルアミン、又はフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)、アルキル-フェニル-アルファ-ナフチル-アミン(APANA)、及びビス(ノニルフェニル)アミン、好ましくはフェニル-アルファ-ナフチルアミン(PANA)から選択される1種以上の化合物である、[13]~[19]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[22]
前記窒素化合物が、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に提供される、[13]~[21]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[23]
前記フェノール化合物が、4,4’-メチレンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);4,4’-ビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール)を含む2,2-又は4,4-ビフェニルジオール;2,2-又は4,4-ビフェニルジオールの誘導体;2,2’-メチレンビス(4-エチル-6-tertブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-ブチリデンビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4-イソプロピリデンビス(2,6-ジ-tert-ブチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-ノニルフェノール);2,2’-イソブチリデンビス(4,6-ジメチルフェノール);2,2’-メチレンビス(4-メチル-6-シクロヘキシルフェノール);2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチルフェノール(BHT);2,6-ジ-tert-ブチル-4-エチルフェノール:2,4-ジメチル-6-tert-ブチルフェノール;2,6-ジ-tert-アルファ-ジメチルアミノ-p-クレゾール;2,6-ジ-tert-ブチル-4(N,N’-ジメチルアミノメチルフェノール);4,4’-チオビス(2-メチル-6-tert-ブチルフェノール);4,4’-チオビス(3-メチル-6-tert-ブチルフェノール);2,2’-チオビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);ビス(3-メチル-4-ヒドロキシ-5-tert-ブチルベンジル)スルフィド;ビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)スルフィド、トコフェロール、ヒドロキノン、2,2’6,6’-テトラ-tert-ブチル-4,4’-メチレンジフェノール、及びt-ブチルヒドロキノンから選択される1種以上の化合物、好ましくはBHTである、[13]~[22]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[24]
[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物であって、前記安定化剤組成物が、前記熱伝達組成物の約0.001重量%~約5重量%の量のBHTを含む、熱伝達組成物。
[25]
[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物
であって、前記安定化剤組成物が、約0.001重量%~約5重量%の量のBHTからなる、熱伝達組成物。
[26]
前記フェノール化合物が、約0.001重量%~約5重量%、好ましくは約0.01重量%~約2重量%、より好ましくは約0.1~1重量%の量で前記熱伝達組成物中に提供される、[13]~[25]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[27]
[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物であって、前記安定化剤組成物が、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTを含む、熱伝達組成物。
[28]
[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒と安定化剤組成物とを含む熱伝達組成物であって、前記安定化剤組成物が、ファルネセン、ジフェニルホスファイト、及びBHTからなる、熱伝達組成物。
[29]
ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、PAG油、シリコーン油、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、ポリビニルエーテル(PVE)、及びポリ(アルファ-オレフィン)(PAO)からなる群から選択される潤滑剤を更に含む、[11]~[28]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[30]
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)、ポリアルキレングリコール(PAG)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から選択される、[29]に記載の熱伝達組成物。
[31]
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)、鉱物油、アルキルベンゼン(AB)、及びポリビニルエーテル(PVE)から選択される、[29]に記載の熱伝達組成物。
[32]
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)、鉱物油、及びアルキルベンゼン(AB)から選択される、[29]に記載の熱伝達組成物。
[33]
前記潤滑剤が、ポリオールエステル(POE)である、[29]に記載の熱伝達組成物。
[34]
前記潤滑剤が、前記熱伝達組成物の重量に基づいて約10~約60重量%の量、好ましくは約30~約50重量%の量で前記熱伝達組成物中に存在する、[29]~[33]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[35]
前記熱伝達組成物が、[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒から本質的になる、[11]に記載の熱伝達組成物。
[36]
前記熱伝達組成物が、[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒と、[13]~[28]のいずれか一項に記載の安定化剤と、から本質的になる、[11]~[35]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[37]
前記熱伝達組成物が、[1]~[10]のいずれか一項に記載の冷媒と、[13]~[28]のいずれか一項に記載の安定化剤と、[29]~[34]のいずれか一項に記載の潤滑剤と、から本質的になる、[11]~[35]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[38]
750以下の地球温暖化係数(GWP)を有する、[11]~[37]のいずれか一項
に記載の熱伝達組成物。
[39]
0.05以下、好ましくは0.02、より好ましくは約ゼロのオゾン破壊係数(ODP)を有する、[11]~[38]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[40]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[41]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[42]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[43]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[44]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[45]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[46]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[47]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[48]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の範囲の少なくとも1つの温度の1つの液体相を有する、[11]~34及び37~39のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[49]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して5重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[50]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して20重量%の量で存在し、前記混
合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[51]
前記POE潤滑剤が、冷媒及び潤滑剤の総量に対して50重量%の量で存在し、前記混合物が、-40℃~-25℃及び/又は+40℃~80℃の全温度範囲にわたる1つの液体相を有する、[11]~[34]及び[37]~[39]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物。
[52]
蒸発器、凝縮器、及び圧縮機を備える熱伝達システムにおける冷却方法であって、前記プロセスが、i)[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物を凝縮するステップと、ii)冷却される本体又は物品の付近で前記組成物を蒸発させるステップと、を含み、前記熱伝達システムの前記蒸発器温度は、約-40℃~約-10℃の範囲内である、方法。
[53]
蒸発器、凝縮器、及び圧縮機を備える熱伝達システムにおける加熱方法であって、前記プロセスが、i)加熱される本体又は物品の付近で、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物を凝縮するステップと、ii)前記組成物を蒸発させるステップと、を含み、前記熱伝達システムの前記蒸発器温度は、約-30℃~約5℃の範囲内である、方法。
[54]
前記熱伝達システムが、空調システムである、[52]又は[53]に記載の方法。
[55]
前記空調システムが、モバイル空調システム、特に自動車用空調システム、モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ、冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器、住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、住宅用ヒートポンプ、住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム産業用空調システム、商用空調システム、特にパッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流(VRF)システム、及び商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステムである、[54]に記載の方法。
[56]
前記空調システムが、住宅用空調システム(冷却のために約0~約10℃、特に約7℃、及び/又は加熱のために約-30~約5℃、特に約0.5℃の範囲の蒸発器温度を有する)、特に、往復動式、回転式(ローリングピストン若しくは回転弁)、又はスクロール式圧縮機を有する住宅用空調システムである、[54]に記載の方法。
[57]
前記空調システムが、空冷式冷却器(約0~約10℃範囲、特に約4.5℃の蒸発器温度を有する)、特に、容積型圧縮機を有する空冷式冷却器、とりわけ往復動式又はスクロール式圧縮機を有する空冷式冷却器である、[54]に記載の方法。
[58]
前記空調システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-20~約3℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、[54]に記載の方法。
[59]
前記空調システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、[54]に記載の方法。
[60]
前記空調システムが、中温冷凍システム(約-12~約0℃の範囲、特に約-8℃の蒸発器温度を有する)である、[54]に記載の方法。
[61]
前記空調システムが、低温冷凍システム(約-40~約-12℃の範囲、特に約-23
℃、又は好ましくは約-32℃の蒸発器温度を有する)である、[54]に記載の方法。[62]
前記空調システムが、住宅用空調システム(約0~10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、[54]に記載の方法。
[63]
前記空調システムが、住宅用ヒートポンプシステム(約-20~約3℃又は約-30~約5℃の範囲の蒸発器温度を有するである、[54]に記載の方法。
[64]
前記空調システムが、商用空調システム(約0~約10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、[54]に記載の方法。
[65]
熱伝達システム中に収容された既存の冷媒を交換する方法であって、前記既存の冷媒の少なくとも一部を前記システムから取り出すことであって、前記既存の冷媒がR-410Aである、取り出すことと、[1]~[8]のいずれか一項に記載の冷媒又は[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物を前記システム内に導入することによって、前記既存の冷媒の少なくとも一部を置き換えることと、を含む、方法。
[66]
前記熱伝達システムが、モバイル空調システム、特に自動車用空調システム、モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ、冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器、住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、住宅用ヒートポンプ、住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム産業用空調システム、商用空調システム、特にパッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流システム、及び商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステムからなる群から選択される空調システムである、[65]に記載の方法。
[67]
熱伝達システムであって、流体連通した圧縮機、凝縮器、及び蒸発器と、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物とを前記システム中に含み、前記凝縮器が、約+20℃~約+70℃の動作温度を有し、前記蒸発器が、約-40℃~約+10℃の動作温度を有する、熱伝達システム。
[68]
前記熱伝達システムが、空調システム、モバイル空調システム、特に自動車用空調システム、モバイルヒートポンプ、特に電気自動車用ヒートポンプ、冷却器、特に容積型冷却器、とりわけ空冷又は水冷直接膨張式冷却器、住宅用空調システム、特にダクトスプリット型又はダクトレススプリット型空調システム、住宅用ヒートポンプ、住宅用空気-水ヒートポンプ/温水システム産業用空調システム、商用空調システム、特にパッケージ式ルーフトップユニット又は可変冷媒流システム、及び商用の空気熱源、水熱源、又は土壌熱源ヒートポンプシステムである、[67]に記載の熱伝達システム。
[69]
前記熱伝達システムが、住宅用空調システム(冷却のために約0~約10℃の範囲、特に約7℃、及び/又は加熱のために約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[70]
前記熱伝達システムが、空冷式冷却器(約0~約10℃範囲、特に約4.5℃の蒸発器温度を有する)、特に、容積型圧縮機を有する空冷式冷却器、とりわけ往復動式又はスクロール式圧縮機を有する空冷式冷却器である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[71]
前記熱伝達システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-20~約3℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[72]
前記熱伝達システムが、住宅用空気-水ヒートポンプ温水システム(約-30~約5℃の範囲、特に約0.5℃の蒸発器温度を有する)である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[73]
前記熱伝達システムが、中温冷凍システム(約-12~約0℃の範囲、特に約-8℃の蒸発器温度を有する)である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[74]
前記熱伝達システムが、低温冷凍システム(約-40~約-12℃の範囲、特に約-23℃、又は好ましくは約-32℃の蒸発器温度を有する)である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[75]
前記熱伝達システムが、住宅用空調システム(約0~10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[76]
前記熱伝達システムが、住宅用ヒートポンプシステム(約-20~約3℃又は約-30~約5℃の範囲の蒸発器温度を有するである、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[77]
前記熱伝達システムが、商用空調システム(約0~約10℃の範囲の蒸発器温度を有する)である、[67]又は[68]に記載の熱伝達システム。
[78]
冷却器における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[79]
容積型冷却器における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[80]
空冷式冷却器における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[81]
水冷直接膨張式冷却器における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[82]
定置型冷却器における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[83]
住宅用空調における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[84]
産業用空調における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[85]
商用空調における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。[86]
商用冷凍における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。[87]
商用冷蔵庫における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[88]
商用冷凍庫における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用
。
[89]
自動販売機における、[11]~[51]のいずれか一項に記載の熱伝達組成物の使用。
[90]
前記冷媒が、
(a)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%の効率(COP)を有し、かつ
(b)ASHRAE Standard34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM E681-2009試験手順に従って判定した場合に、不燃性である、[1]~[9]のいずれか一項に記載の冷媒。
[97]
前記冷媒が、
(a)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM E681-2009試験手順に従って判定した場合に、不燃性である、[90]に記載の冷媒。
[92]
前記冷媒が、
(a)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの効率の約95%~約105%の効率(COP)を有し、
(b)前記システム中の、及び/又は前記方法において使用されるR410Aの能力の約95%~約105%の能力を有し、かつ
(c)ASHRAE Standard34-2013によって要求され、かつASHRAE Standard 34-2013の付録B1に記載されるように、ASTM E681-2009試験手順に従って判定した場合、不燃性であり、
(d)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機吐出温度よりも10℃以上高くない圧縮機吐出温度を生成し、かつ
(e)前記システム及び/又は前記方法において、R-410Aの圧縮機圧力比の約95%~約105%の圧縮機圧力比を生成する、[90]又は[91]に記載の冷媒。
【外国語明細書】